JP2002310639A - 板材検査システム - Google Patents

板材検査システム

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JP2002310639A
JP2002310639A JP2001119731A JP2001119731A JP2002310639A JP 2002310639 A JP2002310639 A JP 2002310639A JP 2001119731 A JP2001119731 A JP 2001119731A JP 2001119731 A JP2001119731 A JP 2001119731A JP 2002310639 A JP2002310639 A JP 2002310639A
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Japan
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inspection
plate
transport
transport unit
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JP2001119731A
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English (en)
Inventor
Takashi Sakurai
隆 桜井
Michio Suzuki
陸夫 鈴木
Masayuki Shinkai
正幸 新海
Masayuki Anada
正幸 穴田
Osamu Sakurai
修 桜井
Tsuyoshi Chikuma
剛志 筑間
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CHIKUMA TEKKOSHO KK
Corning Japan KK
Original Assignee
CHIKUMA TEKKOSHO KK
Corning Japan KK
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Publication date
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】設置床面積を広く必要としないようにする。検
査機構の設備に制約がないようにする。板材の全ての検
査を短時間で完了する。 【解決手段】搬送方向に沿って配置され搬送される板材
Pに流体を噴射して板材Pを起立させる流体噴射機構1
1と流体噴射機構11の下方に配置され板材Pを下端面
で下支えしながら搬送方向へ移動させる移動機構12と
を備えた搬送ユニット1と、板材Pを検査する検査機構
2とからなる。搬送ユニット1は、搬送方向へ複数台が
連結されている。検査機構2は、種類の異なる検査を行
うものが搬送ユニット1ごとに設備されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、液晶ガラス基板
等の脆弱性の板材の欠陥を検査する板材検査システムに
係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、クリーンルームの内部で行わ
れる液晶ガラス基板からなる板材の検査では、板材の内
部の欠陥の検査、板材のエッジ(端縁)の欠陥の検査、
板材の表面(裏面)の欠陥の検査等が連続的に行われて
いる。
【0003】従来、板材の検査技術としては、例えば、
板材を専用カセットに収容して各検査工程の間を搬送
し、各検査工程で板材を専用カセットから取出して作業
員が板材を手に持って検査作業を実施することが知られ
ている。
【0004】この従来の板材の検査技術によると、各検
査工程の間を搬送される板材の脆弱性が専用カセットで
保護されるため、検査のための搬送途中での板材の損
傷,破損が防止されるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の板材の
検査技術では、専用カセットに対して板材の収容,取出
しを行わなければならず、しかも各検査工程で作業員が
板材を手に持って検査作業を実施するため、板材の全て
の検査を完了するのにかなり時間が掛かるという問題点
がある。
【0006】なお、板材の検査の時間を短縮するには、
例えば、特開2000−62950号公報に記載の搬送
技術を利用することが考えられる。
【0007】この搬送技術は、浮上装置によって下方と
側方とから空気を噴射して板材を定位置で水平状態に浮
上させておき、板材を浮上させた浮上装置をレールに沿
って搬送方向へ移動させるものである。従って、この搬
送技術の搬送ラインの途中に各検査工程で使用される検
査機構を設備することによって、板材の全ての検査を完
了するのに掛かる時間を短縮することができるはずであ
る。
【0008】然しながら、この搬送技術では、板材を水
平に浮上させる浮上装置の設置床面積が広く必要になる
ため、板材が大型化すると設置が困難になるという問題
点がある。また、浮上装置の複数方向の多数箇所から空
気を噴射しないと、浮上した板材が撓んだり水平方向へ
滑動してしまうため、板材の裏面,側端面の周囲が空気
を噴射するノズル等で覆われて検査機構の設備が不能に
なってしまうという問題点がある。
【0009】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、設置床面積を広く必要とせず、検査機構
の設備に制約がなく、板材の全ての検査を短時間で完了
することのできる板材検査システムを提供することを課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る板材検査システムは、次のような手
段を採用する。
【0011】即ち、請求項1では、搬送方向に沿って配
置され搬送される板材に流体を噴射して板材を起立させ
る流体噴射機構と流体噴射機構の下方に配置され板材を
下端面で下支えしながら搬送方向へ移動させる移動機構
とを備えた搬送ユニットと、板材を検査する検査機構と
からなり、搬送ユニットは搬送方向へ複数台が連結さ
れ、検査機構は種類の異なる検査を行うものが搬送ユニ
ットごとに設備されている。
【0012】この手段では、板材を起立状態で搬送する
ことで設置床面積を狭くし、板材に流体噴射機構のみを
対面させることで板材の周囲を広く開放して検査機構の
設備を容易にし、搬送ユニット,検査機構を搬送方向へ
並設することで板材を連続的に検査可能にする。
【0013】また、請求項2では、請求項1の板材検査
システムにおいて、連結の最前部の搬送ユニットは板材
が供給される供給側から板材を受取る専用台とされ、連
結の最後部の搬送ユニットは板材が回収される回収側へ
板材を渡す専用台とされ、連結の最前部の搬送ユニット
と供給側との間に板材の受渡しを行う供給受渡機構が配
置され、連結の最後部の搬送ユニットと回収側との間に
板材の受渡しを行う回収受渡機構が配置されていること
を特徴とする。
【0014】この手段では、供給受渡機構,回収受渡機
構により板材を供給,回収する。
【0015】また、請求項3では、請求項1または2の
板材検査システムにおいて、検査機構は隣接する搬送ユ
ニットの間に設備されていることを特徴とする。
【0016】この手段では、検査機構が搬送ユニットの
間のスペースを利用して設備される。
【0017】また、請求項4では、請求項1〜3のいず
れかの板材検査システムにおいて、少なくとも2台の搬
送ユニットの流体噴射機構の上下位置を異ならせたこと
を特徴とする。
【0018】この手段では、板材に対する流体噴射機構
の対面位置の異なる搬送ユニットが連結される。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る板材検査シ
ステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1〜図9は、本発明に係る板材検査シス
テムの実施の形態(1)を示すものである。
【0021】この実施の形態では、液晶ガラス基板から
なる板材Pをクリーンルームの内部で検査するものを示
してある。
【0022】この実施の形態は、図1に示すように、搬
送ユニット1,検査機構2で構成されている。
【0023】搬送ユニット1は、図2〜図5に詳細に示
されるように、流体Aを板材Pに噴射する流体噴射機構
11と、板材Pの下端面を下支えして板材Pを移動させ
る移動機構12とを主要部として構成されている。
【0024】流体噴射機構11は、加圧された流体Aが
流通する角筒形の本体部11aの1つの面に一定間隔を
介して流体Aが噴射される流体噴射孔1bが複数列に多
数設けられている。本体部11aには、ホース11c,
フィルターを介して流体Aの供給源であるエアブロアー
11dが接続されている。
【0025】この流体噴射機構11は、方形のフレーム
部材13の上下のほぼ中央部に取付ブラケット14で取
付けられ、搬送方向(横方向)に沿って一部がフレーム
部材13から突出して配置されている。フレーム部材1
3は、設置床面Fに設置されるフレーム構造の架台15
に約5度の傾斜した角度aを形成して支持されている。
なお、流体噴射機構11のエアブロアー11dは、架台
15に設置されている。
【0026】移動機構12は、モータ12aによって回
転駆動される駆動プーリ12bと駆動プーリ12bから
離れた従動プーリ12cとの間に搬送ベルト12dがエ
ンドレスに掛渡されている。搬送ベルト12dの表面の
長さ方向には、板材Pの下端面の滑落を阻止するための
溝12eが刻設されている。駆動プーリ12b,従動プ
ーリ12c,搬送ベルト12dの間には、搬送ベルト2
dの撓みを防止するガイド12fが設けられている。
【0027】この移動機構12は、前述のフレーム部材
13の下端部付近に取付ブラケット16で取付けられ、
搬送方向(横方向)に沿って一部がフレーム部材13か
ら突出(流体噴射機構11とほぼ同長)して配置されて
いる。
【0028】この搬送ユニット1は、図1に示すよう
に、架台15の間に連結ブラケット17を取付けて少し
のスペースを介して搬送方向に複数台が連結され、板材
Pを長距離搬送することのできる検査のための搬送ライ
ン(検査ライン)が構成される。なお、隣接する搬送ユ
ニット1の流体噴射機構11同士,移動機構12同士の
間にもスペースが確保されている。また、構成された搬
送ラインの4番目の搬送ユニット1と5番目の搬送ユニ
ット1とは、流体噴射機構11の上下位置が異なってい
る。
【0029】なお、搬送ラインの連結の最前部の搬送ユ
ニット1は、図6に示すように、板材Pが供給される供
給側3から搬送ラインに板材Pを受取る専用台とされて
いる。搬送ラインの連結の最後部の搬送ユニット1は、
図7に示すように、搬送ラインから板材Pが回収される
回収側4へ板材Pを渡す専用台とされている。搬送ライ
ンの連結の最前部の搬送ユニット1と供給側3との間に
は、図8に示すように、板材Pの受渡しを行う多軸ロボ
ットからなる供給受渡機構5が配置されている。搬送ラ
インの連結の最後部の搬送ユニット1と回収側4との間
には、図8に示すように、板材Pの受渡しを行う回収受
渡機構6が配置されている。
【0030】検査機構2は、内部検査機構21,エッジ
検査機構22,表面検査機構23の3種類で構成されて
いる。
【0031】内部検査機構21は、板材Pの内部の欠陥
の検査を行うもので、板材Pに光を透過させるキセノン
ランプ21aと、板材Pを透過した光により板材Pの像
を投影するスクリーン21bと、スクリーン21に投影
された板材Pの像を撮像するカメラ21cとを備えてい
る。
【0032】この内部検査機構21は、板材Pが搬送ユ
ニット1(流体噴射機構11同士,移動機構12同士)
の間を搬送され板材Pの周囲に障害物の存在しない位置
で板材Pに光を透過する。
【0033】エッジ検査機構22は、板材Pのエッジ
(端縁)の欠陥の検査を行うもので、搬送される板材P
の搬送方向のエッジに固定位置からレーザ光を照射して
検査する第1検査機構22aと、搬送の停止された板材
Pの搬送方向と直交するエッジに板材Pの搬送方向と直
交する方向に走行しながらレーザ光を照射して検査する
第2検査機構22bとを備えている。
【0034】このエッジ検査機構22は、搬送ユニット
1の間のスペースを利用して設備されている。従って、
エッジ検査機構22の設備によって板材Pの搬送を阻害
することがない。
【0035】表面検査機構23は、板材Pの表面(裏
面)の欠陥の検査を行うもので、板材Pの表面(裏面)
に光を照射するハロゲンランプ23aと、ハロゲンラン
プ23を板材Pに対して移動させる移動部23bと、移
動部23b掴んで操作する取手23cとを備えている。
【0036】この表面検査機構23は、ハロゲンランプ
23aを作業員の手作業により移動させて目視による検
査を行うもので、流体噴射機構11の上下位置が異なっ
ている搬送ラインの4番目,5番目の搬送ユニット1に
設備されている(図9参照)。搬送ラインの4番目,5
番目の搬送ユニット1では、表面検査機構23で異なる
領域X,Yを分担して検査し、検査する領域X,Yから
流体噴射機構11を排除して目視の邪魔にならないよう
にしている。なお、この搬送ラインの4番目,5番目の
搬送ユニット1には、先の内部検査機構21,エッジ検
査機構22で欠陥が発見された板材Pについての無用の
検査作業を避けるため、作業員に視覚的,聴覚的に告知
するための表示部7が備えられている。
【0037】この実施の形態によると、搬送ユニット1
がフレーム構造等からなるため、安価,軽量に製造する
ことができるとともに、検査機構2の設備のための取付
構造が簡素化される。また、搬送ユニット1が少しのス
ペースを介して連結され板材Pに対して流体噴射機構1
1のみが対面する構造であるため、検査機構2の設備に
制約がなくなる。
【0038】この実施の形態では、供給側3から供給さ
れた板材Pが供給受渡機構5によって搬送ラインの最前
部の搬送ユニット1に載せられ、板材Pが搬送ユニット
1で構成される搬送ラインを搬送される間に検査機構2
によって検査され、検査の完了した板材Pが搬送ライン
の最後部の搬送ユニット1から回収受渡機構6によって
回収側4に回収される。従って、搬送ラインで板材Pを
搬送しながら(一時的な停止はあるが)、板材Pについ
て種類の異なる検査を連続的に実行することができ、板
材Pの全ての検査を短時間で完了することができる。
【0039】搬送ラインでは、搬送ユニット1の移動機
構12の搬送ベルト12dに載せられた板材Pが流体噴
射機構11の流体噴射孔11bから噴射される流体Aに
よって転倒を阻止されながら搬送されることになる。従
って、板材Pが起立状態で搬送されるため、設置床面積
を狭くすることができ、板材Pが大型化しても設置が困
難になることはない。また、搬送される板材Pは、下端
面で荷重の大部分が下支えされ裏面で流体Aの噴射圧力
で荷重の一部分(転倒力)が側支えされるため、板材P
の撓み,転倒が防止される。従って、流体Aの噴射圧力
を単に板材Pの転倒が阻止されるように調整するだけで
よく、流体Aの噴射圧力を精密に調整しなくてもすむた
め、板材Pの大きさに対応する運転調整が容易になる。
なお、板材Pが下端面を支持する周囲部材以外と非接触
となるため、搬送途中での板材Pの損傷,破損が防止さ
れる。
【0040】図10は、本発明に係る板材検査システム
の実施の形態(2)を示すものである。
【0041】この実施の形態は、搬送ユニット1の流体
噴射機構11,フレーム部材13を水平方向へ相対して
配置した構成になっている。なお、搬送ユニット1の移
動機構12は、一方のフレーム部材13に取付けられて
いる。また、搬送ユニット1の架台15は、背高の低い
台車型に形成されている。
【0042】この実施の形態によると、板材Pの表面,
裏面の両面に流体Aをほぼ直交する角度で噴射して、板
材Pを垂直の起立状態に維持しておき、起立した板材P
を下端面で下支えしながら移動させることになる。従っ
て、板材Pの表面,裏面の両面側に流体Aの噴射圧力が
掛かって垂直の起立状態が強力に維持されるため、搬送
中の板材Pがクリーンルームの空調の気流等によってぶ
れ等を生ずることがなくなる。
【0043】以上、図示した実施の形態の外に、液晶ガ
ラス基板以外の材質からなる板材Pの搬送に適用するこ
とも可能である。
【0044】さらに、板材Pの材質に対応して噴射され
る流体Aを不活性ガス等の他の気体や水等の液体とする
ことも可能である。
【0045】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る板材検査
システムは、板材を起立状態で搬送するため、設置床面
積が狭くなる効果がある。また、この効果により、板材
が大型化しても設置が困難になることがない効果が生ず
る。
【0046】また、搬送される板材に搬送ユニットの流
体噴射機構のみを対面させて板材の周囲を広く開放して
いるため、検査機構の設備の制約がなくなる効果があ
る。
【0047】また、搬送ユニット,検査機構を搬送方向
へ並設して板材を連続的に検査できるようにしたため、
板材の全ての検査を短時間で完了することができる効果
がある。
【0048】また、起立した板材の荷重を下支えし板材
の転倒を流体の噴射圧力で阻止するため、精密な調整を
行うことなく搬送される板材の撓み,滑動が防止される
効果がある。また、この効果により、板材の大きさに対
応する運転調整が容易になる効果が生ずる。
【0049】さらに、請求項2として、供給受渡機構,
回収受渡機構により板材を供給,回収するため、板材を
供給,回収段階を含めて板材の全ての検査を短時間で完
了することができる効果がある。
【0050】さらに、請求項3として、検査機構が搬送
ユニットの間のスペースを利用して設備されるため、板
材の搬送を阻害することなく検査機構を設備することが
できる効果がある。
【0051】さらに、請求項4として、板材に対する流
体噴射機構の対面位置の異なる搬送ユニットが連結され
るため、検査の領域を分担することで流体噴射機構が検
査の邪魔にならなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る板材検査システムの実施の形態
(1)を示す正面図である。
【図2】 図1の拡大側面図である。
【図3】 図2の要部の拡大図である。
【図4】 図2の他の要部の拡大断面図である。
【図5】 図2の正面図である。
【図6】 図1への板材の供給例を示す側面図である。
【図7】 図1からの板材の回収例を示す側面図であ
る。
【図8】 図6,図7の平面図である。
【図9】 図1の要部の拡大図である。
【図10】 本発明に係る板材検査システムの実施の形
態(2)を示す側面図である。
【符号の説明】
1 搬送ユニット 11 流体噴射機構 12 移動機構 2 検査機構 3 供給側 4 回収側 5 供給受渡機構 6 回収受渡機構 A 流体 P 板材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月19日(2001.4.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 板材検査システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、液晶ガラス基板
等の脆弱性の板材の欠陥を検査する板材検査システムに
係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、クリーンルームの内部で行わ
れる液晶ガラス基板からなる板材の検査では、板材の内
部の欠陥の検査、板材のエッジ(端縁)の欠陥の検査、
板材の表面(裏面)の欠陥の検査等が連続的に行われて
いる。
【0003】従来、板材の検査技術としては、例えば、
板材を専用カセットに収容して各検査工程の間を搬送
し、各検査工程で板材を専用カセットから取出して作業
員が板材を手に持って検査作業を実施することが知られ
ている。
【0004】この従来の板材の検査技術によると、各検
査工程の間を搬送される板材の脆弱性が専用カセットで
保護されるため、検査のための搬送途中での板材の損
傷,破損が防止されるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の板材の
検査技術では、専用カセットに対して板材の収容,取出
しを行わなければならず、しかも各検査工程で作業員が
板材を手に持って検査作業を実施するため、板材の全て
の検査を完了するのにかなり時間が掛かるという問題点
がある。
【0006】なお、板材の検査の時間を短縮するには、
例えば、特開2000−62950号公報に記載の搬送
技術を利用することが考えられる。
【0007】この搬送技術は、浮上装置によって下方と
側方とから空気を噴射して板材を定位置で水平状態に浮
上させておき、板材を浮上させた浮上装置をレールに沿
って搬送方向へ移動させるものである。従って、この搬
送技術の搬送ラインの途中に各検査工程で使用される検
査機構を設備することによって、板材の全ての検査を完
了するのに掛かる時間を短縮することができるはずであ
る。
【0008】然しながら、この搬送技術では、板材を水
平に浮上させる浮上装置の設置床面積が広く必要になる
ため、板材が大型化すると設置が困難になるという問題
点がある。また、浮上装置の複数方向の多数箇所から空
気を噴射しないと、浮上した板材が撓んだり水平方向へ
滑動してしまうため、板材の裏面,側端面の周囲が空気
を噴射するノズル等で覆われて検査機構の設備が不能に
なってしまうという問題点がある。
【0009】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、設置床面積を広く必要とせず、検査機構
の設備に制約がなく、板材の全ての検査を短時間で完了
することのできる板材検査システムを提供することを課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る板材検査システムは、次のような手
段を採用する。
【0011】即ち、請求項1では、搬送方向に沿って配
置され搬送される板材に流体を噴射して板材を起立させ
る流体噴射機構と流体噴射機構の下方に配置され板材を
下端面で下支えしながら搬送方向へ移動させる移動機構
とを備えた搬送ユニットと、板材を検査する検査機構と
からなり、搬送ユニットは搬送方向へ複数台が連結さ
れ、検査機構は種類の異なる検査を行うものが搬送ユニ
ットごとに設備されている。
【0012】この手段では、板材を起立状態で搬送する
ことで設置床面積を狭くし、板材に流体噴射機構のみを
対面させることで板材の周囲を広く開放して検査機構の
設備を容易にし、搬送ユニット,検査機構を搬送方向へ
並設することで板材を連続的に検査可能にする。
【0013】また、請求項2では、請求項1の板材検査
システムにおいて、連結の最前部の搬送ユニットは板材
が供給される供給側から板材を受取る専用台とされ、連
結の最後部の搬送ユニットは板材が回収される回収側へ
板材を渡す専用台とされ、連結の最前部の搬送ユニット
と供給側との間に板材の受渡しを行う供給受渡機構が配
置され、連結の最後部の搬送ユニットと回収側との間に
板材の受渡しを行う回収受渡機構が配置されていること
を特徴とする。
【0014】この手段では、供給受渡機構,回収受渡機
構により板材を供給,回収する。
【0015】また、請求項3では、請求項1または2の
板材検査システムにおいて、検査機構は隣接する搬送ユ
ニットの間に設備されていることを特徴とする。
【0016】この手段では、検査機構が搬送ユニットの
間のスペースを利用して設備される。
【0017】また、請求項4では、請求項1〜3のいず
れかの板材検査システムにおいて、少なくとも2台の搬
送ユニットの流体噴射機構の上下位置を異ならせたこと
を特徴とする。
【0018】この手段では、板材に対する流体噴射機構
の対面位置の異なる搬送ユニットが連結される。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る板材検査シ
ステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1〜図9は、本発明に係る板材検査シス
テムの実施の形態(1)を示すものである。
【0021】この実施の形態では、液晶ガラス基板から
なる板材Pをクリーンルームの内部で検査するものを示
してある。
【0022】この実施の形態は、図1に示すように、搬
送ユニット1,検査機構2で構成されている。
【0023】搬送ユニット1は、図2〜図5に詳細に示
されるように、流体Aを板材Pに噴射する流体噴射機構
11と、板材Pの下端面を下支えして板材Pを移動させ
る移動機構12とを主要部として構成されている。
【0024】流体噴射機構11は、加圧された流体Aが
流通する角筒形の本体部11aの1つの面に一定間隔を
介して流体Aが噴射される流体噴射孔1bが複数列に多
数設けられている。本体部11aには、ホース11c,
フィルター11dを介して流体Aの供給源であるエアブ
ロアー11が接続されている。
【0025】この流体噴射機構11は、方形のフレーム
部材13の上下のほぼ中央部に取付ブラケット14で取
付けられ、搬送方向(横方向)に沿って一部がフレーム
部材13から突出して配置されている。フレーム部材1
3は、設置床面Fに設置されるフレーム構造の架台15
に約5度の傾斜した角度aを形成して支持されている。
なお、流体噴射機構11のエアブロアー11は、架台
15に設置されている。
【0026】移動機構12は、モータ12aによって回
転駆動される駆動プーリ12bと駆動プーリ12bから
離れた従動プーリ12cとの間に搬送ベルト12dがエ
ンドレスに掛渡されている。搬送ベルト12dの表面の
長さ方向には、板材Pの下端面の滑落を阻止するための
溝12eが刻設されている。駆動プーリ12b,従動プ
ーリ12c,搬送ベルト12dの間には、搬送ベルト2
dの撓みを防止するガイド12fが設けられている。
【0027】この移動機構12は、前述のフレーム部材
13の下端部付近に取付ブラケット16で取付けられ、
搬送方向(横方向)に沿って一部がフレーム部材13か
ら突出(流体噴射機構11とほぼ同長)して配置されて
いる。
【0028】この搬送ユニット1は、図1に示すよう
に、架台15の間に連結ブラケット17を取付けて少し
のスペースを介して搬送方向に複数台が連結され、板材
Pを長距離搬送することのできる検査のための搬送ライ
ン(検査ライン)が構成される。なお、隣接する搬送ユ
ニット1の流体噴射機構11同士,移動機構12同士の
間にもスペースが確保されている。また、構成された搬
送ラインの4番目の搬送ユニット1と5番目の搬送ユニ
ット1とは、流体噴射機構11の上下位置が異なってい
る。
【0029】なお、搬送ラインの連結の最前部の搬送ユ
ニット1は、図6に示すように、板材Pが供給される供
給側3から搬送ラインに板材Pを受取る専用台とされて
いる。搬送ラインの連結の最後部の搬送ユニット1は、
図7に示すように、搬送ラインから板材Pが回収される
回収側4へ板材Pを渡す専用台とされている。搬送ライ
ンの連結の最前部の搬送ユニット1と供給側3との間に
は、図8に示すように、板材Pの受渡しを行う多軸ロボ
ットからなる供給受渡機構5が配置されている。搬送ラ
インの連結の最後部の搬送ユニット1と回収側4との間
には、図8に示すように、板材Pの受渡しを行う回収受
渡機構6が配置されている。
【0030】検査機構2は、内部検査機構21,エッジ
検査機構22,表面検査機構23の3種類で構成されて
いる。
【0031】内部検査機構21は、板材Pの内部の欠陥
の検査を行うもので、板材Pに光を透過させるキセノン
ランプ21aと、板材Pを透過した光により板材Pの像
を投影するスクリーン21bと、スクリーン21に投影
された板材Pの像を撮像するカメラ21cとを備えてい
る。
【0032】この内部検査機構21は、板材Pが搬送ユ
ニット1(流体噴射機構11同士,移動機構12同士)
の間を搬送され板材Pの周囲に障害物の存在しない位置
で板材Pに光を透過する。
【0033】エッジ検査機構22は、板材Pのエッジ
(端縁)の欠陥の検査を行うもので、搬送される板材P
の搬送方向のエッジに固定位置からレーザ光を照射して
検査する第1検査機構22aと、搬送の停止された板材
Pの搬送方向と直交するエッジに板材Pの搬送方向と直
交する方向に走行しながらレーザ光を照射して検査する
第2検査機構22bとを備えている。
【0034】このエッジ検査機構22は、搬送ユニット
1の間のスペースを利用して設備されている。従って、
エッジ検査機構22の設備によって板材Pの搬送を阻害
することがない。
【0035】表面検査機構23は、板材Pの表面(裏
面)の欠陥の検査を行うもので、板材Pの表面(裏面)
に光を照射するハロゲンランプ23aと、ハロゲンラン
プ23を板材Pに対して移動させる移動部23bと、移
動部23b掴んで操作する取手23cとを備えている。
【0036】この表面検査機構23は、ハロゲンランプ
23aを作業員の手作業により移動させて目視による検
査を行うもので、流体噴射機構11の上下位置が異なっ
ている搬送ラインの4番目,5番目の搬送ユニット1に
設備されている(図9参照)。搬送ラインの4番目,5
番目の搬送ユニット1では、表面検査機構23で異なる
領域X,Yを分担して検査し、検査する領域X,Yから
流体噴射機構11を排除して目視の邪魔にならないよう
にしている。なお、この搬送ラインの4番目,5番目の
搬送ユニット1には、先の内部検査機構21,エッジ検
査機構22で欠陥が発見された板材Pについての無用の
検査作業を避けるため、作業員に視覚的,聴覚的に告知
するための表示部7が備えられている。
【0037】この実施の形態によると、搬送ユニット1
がフレーム構造等からなるため、安価,軽量に製造する
ことができるとともに、検査機構2の設備のための取付
構造が簡素化される。また、搬送ユニット1が少しのス
ペースを介して連結され板材Pに対して流体噴射機構1
1のみが対面する構造であるため、検査機構2の設備に
制約がなくなる。
【0038】この実施の形態では、供給側3から供給さ
れた板材Pが供給受渡機構5によって搬送ラインの最前
部の搬送ユニット1に載せられ、板材Pが搬送ユニット
1で構成される搬送ラインを搬送される間に検査機構2
によって検査され、検査の完了した板材Pが搬送ライン
の最後部の搬送ユニット1から回収受渡機構6によって
回収側4に回収される。従って、搬送ラインで板材Pを
搬送しながら(一時的な停止はあるが)、板材Pについ
て種類の異なる検査を連続的に実行することができ、板
材Pの全ての検査を短時間で完了することができる。
【0039】搬送ラインでは、搬送ユニット1の移動機
構12の搬送ベルト12dに載せられた板材Pが流体噴
射機構11の流体噴射孔11bから噴射される流体Aに
よって転倒を阻止されながら搬送されることになる。従
って、板材Pが起立状態で搬送されるため、設置床面積
を狭くすることができ、板材Pが大型化しても設置が困
難になることはない。また、搬送される板材Pは、下端
面で荷重の大部分が下支えされ裏面で流体Aの噴射圧力
で荷重の一部分(転倒力)が側支えされるため、板材P
の撓み,転倒が防止される。従って、流体Aの噴射圧力
を単に板材Pの転倒が阻止されるように調整するだけで
よく、流体Aの噴射圧力を精密に調整しなくてもすむた
め、板材Pの大きさに対応する運転調整が容易になる。
なお、板材Pが下端面を支持する周囲部材以外と非接触
となるため、搬送途中での板材Pの損傷,破損が防止さ
れる。
【0040】図10は、本発明に係る板材検査システム
の実施の形態(2)を示すものである。
【0041】この実施の形態は、搬送ユニット1の流体
噴射機構11,フレーム部材13を水平方向へ相対して
配置した構成になっている。なお、搬送ユニット1の移
動機構12は、一方のフレーム部材13に取付けられて
いる。また、搬送ユニット1の架台15は、背高の低い
台車型に形成されている。
【0042】この実施の形態によると、板材Pの表面,
裏面の両面に流体Aをほぼ直交する角度で噴射して、板
材Pを垂直の起立状態に維持しておき、起立した板材P
を下端面で下支えしながら移動させることになる。従っ
て、板材Pの表面,裏面の両面側に流体Aの噴射圧力が
掛かって垂直の起立状態が強力に維持されるため、搬送
中の板材Pがクリーンルームの空調の気流等によってぶ
れ等を生ずることがなくなる。
【0043】以上、図示した実施の形態の外に、液晶ガ
ラス基板以外の材質からなる板材Pの搬送に適用するこ
とも可能である。
【0044】さらに、板材Pの材質に対応して噴射され
る流体Aを不活性ガス等の他の気体や水等の液体とする
ことも可能である。
【0045】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る板材検査
システムは、板材を起立状態で搬送するため、設置床面
積が狭くなる効果がある。また、この効果により、板材
が大型化しても設置が困難になることがない効果が生ず
る。
【0046】また、搬送される板材に搬送ユニットの流
体噴射機構のみを対面させて板材の周囲を広く開放して
いるため、検査機構の設備の制約がなくなる効果があ
る。
【0047】また、搬送ユニット,検査機構を搬送方向
へ並設して板材を連続的に検査できるようにしたため、
板材の全ての検査を短時間で完了することができる効果
がある。
【0048】また、起立した板材の荷重を下支えし板材
の転倒を流体の噴射圧力で阻止するため、精密な調整を
行うことなく搬送される板材の撓み,滑動が防止される
効果がある。また、この効果により、板材の大きさに対
応する運転調整が容易になる効果が生ずる。
【0049】さらに、請求項2として、供給受渡機構,
回収受渡機構により板材を供給,回収するため、板材を
供給,回収段階を含めて板材の全ての検査を短時間で完
了することができる効果がある。
【0050】さらに、請求項3として、検査機構が搬送
ユニットの間のスペースを利用して設備されるため、板
材の搬送を阻害することなく検査機構を設備することが
できる効果がある。
【0051】さらに、請求項4として、板材に対する流
体噴射機構の対面位置の異なる搬送ユニットが連結され
るため、検査の領域を分担することで流体噴射機構が検
査の邪魔にならなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る板材検査システムの実施の形態
(1)を示す正面図である。
【図2】 図1の拡大側面図である。
【図3】 図2の要部の拡大図である。
【図4】 図2の他の要部の拡大断面図である。
【図5】 図2の正面図である。
【図6】 図1への板材の供給例を示す側面図である。
【図7】 図1からの板材の回収例を示す側面図であ
る。
【図8】 図6,図7の平面図である。
【図9】 図1の要部の拡大図である。
【図10】 本発明に係る板材検査システムの実施の形
態(2)を示す側面図である。
【符号の説明】 1 搬送ユニット 11 流体噴射機構 12 移動機構 2 検査機構 3 供給側 4 回収側 5 供給受渡機構 6 回収受渡機構 A 流体 P 板材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 H01L 21/68 A (72)発明者 鈴木 陸夫 静岡県小笠郡大須賀町大渕12117 コーニ ングジャパン株式会社静岡工場内 (72)発明者 新海 正幸 静岡県小笠郡大須賀町大渕12117 コーニ ングジャパン株式会社静岡工場内 (72)発明者 穴田 正幸 静岡県小笠郡大須賀町大渕12117 コーニ ングジャパン株式会社静岡工場内 (72)発明者 桜井 修 静岡県小笠郡大須賀町大渕12117 コーニ ングジャパン株式会社静岡工場内 (72)発明者 筑間 剛志 千葉県松戸市飛台504番地 株式会社筑間 鉄工所内 Fターム(参考) 2F065 AA49 BB13 BB22 CC25 DD06 FF02 FF04 GG02 GG03 GG04 JJ12 JJ14 JJ19 JJ26 MM07 PP11 SS11 2F069 AA60 BB13 CC06 DD15 GG04 GG07 JJ06 JJ13 JJ19 MM02 MM31 RR01 5F031 CA05 FA02 FA12 FA15 FA18 GA15 GA24 GA30 GA45 GA51 GA63 JA40 LA13 MA03 MA09 MA33 NA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に沿って配置され搬送される板
    材に流体を噴射して板材を起立させる流体噴射機構と流
    体噴射機構の下方に配置され板材を下端面で下支えしな
    がら搬送方向へ移動させる移動機構とを備えた搬送ユニ
    ットと、板材を検査する検査機構とからなり、搬送ユニ
    ットは搬送方向へ複数台が連結され、検査機構は種類の
    異なる検査を行うものが搬送ユニットごとに設備されて
    いる板材検査システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の板材検査システムにおいて、
    連結の最前部の搬送ユニットは板材が供給される供給側
    から板材を受取る専用台とされ、連結の最後部の搬送ユ
    ニットは板材が回収される回収側へ板材を渡す専用台と
    され、連結の最前部の搬送ユニットと供給側との間に板
    材の受渡しを行う供給受渡機構が配置され、連結の最後
    部の搬送ユニットと回収側との間に板材の受渡しを行う
    回収受渡機構が配置されていることを特徴とする板材検
    査システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の板材検査システムに
    おいて、検査機構は隣接する搬送ユニットの間に設備さ
    れていることを特徴とする板材検査システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの板材検査シス
    テムにおいて、少なくとも2台の搬送ユニットの流体噴
    射機構の上下位置を異ならせたことを特徴とする板材検
    査システム。
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