JPH06261729A - 漬物用野菜の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

漬物用野菜の洗浄方法及び洗浄装置

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JPH06261729A
JPH06261729A JP8281493A JP8281493A JPH06261729A JP H06261729 A JPH06261729 A JP H06261729A JP 8281493 A JP8281493 A JP 8281493A JP 8281493 A JP8281493 A JP 8281493A JP H06261729 A JPH06261729 A JP H06261729A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】漬物用野菜の洗浄が、ムラなく確実に行うこと
ができ、特に、漬け菜類の株元のゴミや砂を確実に除去
できる洗浄装置を開示する。 【構成】噴気管2によって奔流が渦巻いている洗浄槽1
と、この洗浄槽1に沿って並設された搬送チェーン6と
搬送ベルト7から成る漬物用野菜の搬送手段とを有し、
これらの搬送チェーンと搬送ベルトとを、相対した状態
で、同一方向に駆動し、搬送ベルト7を、コイルバネに
よって付勢されている押圧転子8、8、…により、対面
する搬送チェーン6に向けて押圧付勢した構成により、
漬け菜をこれらの搬送ベルトとチェーンとの間に1株づ
つ挟持して、洗浄槽を移動させて洗浄することを特徴と
する漬物用野菜の洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漬物用野菜の洗浄方法
及びこの洗浄方法に用いる洗浄装置に関するものであ
り、特に、漬け菜類の洗浄に好適な方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】野沢菜や高菜などの洗浄装置を例にとる
と、従来の洗浄装置100は、図10に示すように、箱
形の水槽101の中に、一端に上方に大きく開口するホ
ッパー103を有する円筒形の洗浄胴105を横にして
設け、この洗浄胴105の周面底部に、孔107、…を
軸方向に沿って穿設し、該孔107、…の夫々に、一端
がポンプ(図示せず)に連結する噴水管110から所定
の角度で分岐させて設けた噴水ノズル112、…を臨ま
しめた構成を有している。120は、コンベヤ装置で、
網目状のベルト122が、水中の野菜を水きりしなが
ら、上方に運び出すように成っている。
【0003】この装置は、ホッパー103から、漬け菜
200を投入すると、噴水ノズル112、…からの水流
により、洗浄胴105内の水が撹拌されて、漬け菜に付
着する砂やゴミなどを除去する。又、噴水ノズルは、斜
め上方に向けて設けられているので、水流は、漬け菜類
をコンベヤ装置120に向けて移動させ、ベルト122
により、洗浄済みの漬け菜として、槽外に搬出される。
【0004】
【問題点】この装置は、漬け菜類が、洗浄胴105を通
過する際、互いにランダムに重なった状態で、通り抜け
るため、噴水ノズル112の水流が直接ぶつかって、よ
く洗われるものと、水流が殆ど届かないで、汚れが落ち
ないまま通過してしまうものとが混在するので、どうし
ても人手による手直しが必要であった。また、単一の株
でも、汚れが残っている部分があり、チェックするのに
手間がかかる欠点があった。
【0005】特に、漬け菜類は、茎が密に重なりあう株
元は、必ず、砂やゴミが溜まっているが、従来の装置で
は、この株元の洗浄を完全に行うことは、極めて困難
で、一旦、洗浄装置100を通したものを、タライ状の
洗浄槽に移して、人手により、株元を開いて、水ですす
ぐなどの操作が必要であった。この洗浄操作は、時間が
かかるので、多くの人手を必要とし、菜類の漬物製造工
程におけるネックとなっており、又、コスト上昇の要因
となっている。
【0006】
【発明の目的】本発明は、漬物用野菜の洗浄が、ムラな
く確実に行うことができ、特に、漬け菜類の株元のゴミ
や砂を確実に除去できる洗浄方法と洗浄装置とを開示す
ることを目的としている。
【0007】
【発明の構成】本発明の第1の要旨は、水噴射装置等を
備えた洗浄槽に沿って、一対の巻掛け伝導装置を並設
し、漬物用野菜を、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻掛け
られた無端チェーンや無端ベルト等の無端条体間におい
て挟圧保持して前記洗浄槽を移動させることを特徴とす
る漬物用野菜の洗浄方法にある。
【0008】本発明の第2の要旨は、水流発生装置等を
備えた洗浄槽と、該洗浄槽の開口部に沿って並設された
一対の巻掛け伝導装置から成る漬物用野菜の搬送手段と
を有し、該搬送手段は、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻
掛けられた無端条体の搬送方向に移動する側を互いに対
面させて設けると共に、前記相対する無端条体の一方
を、弾発的に支持された複数の押圧転子により、対面す
る他方の無端条体に向けて押圧付勢した構成を有するこ
とを特徴とする漬物用野菜の洗浄装置にある。
【0009】本発明の第3の要旨は、上述の第2要旨に
おいて規定される漬物用野菜の洗浄装置において、搬送
手段が、第一及び第二の2基の搬送手段を配設したもの
から成り、第一搬送手段の搬送方向に対して、第二搬送
手段の搬送方向が鋭角をなして設けられており、且つ、
前記第一搬送手段の搬送終端付近に、前記第二搬送手段
の搬送始端を臨ましめてあることを特徴とする洗浄装置
にある。
【0010】本発明の第4の要旨は、前述の第2要旨若
しくは第3要旨によって、規定される洗浄装置におい
て、押圧転子が、無端条体に圧接係合する転輪と、該転
輪を回動自在に支持すると共に無端条体の移動方向に対
して交差する方向に揺動自在な支承腕と、該支承腕を無
端条体に向けて付勢するバネ部材とによって構成されて
いることを特徴とする洗浄装置にある。
【0011】上記において、無端条体とは、無端チェー
ン,無端ベルト,無端ロープ等に代表されるループ状の
巻掛け伝導可撓条体を意味するものであり、洗浄槽とし
ては、ポンプや撹拌翼等によって、水流を発生する装
置、被洗浄物に対して、水を噴射する水噴射装置、或い
は、被洗浄物の移動域に沿って設けられた回転ブラシ装
置を備えている洗浄槽も含まれる。以下、実施例に基づ
いて詳細に説明する。
【0012】
【実施例1】図1〜3は、本発明を、漬け菜の洗浄用装
置として具現した第1実施例を示すものである。洗浄槽
1は、箱状の左右に長い水槽で、該水槽の底部付近に
は、噴気管2が、その長手方向に沿って左右一杯に伸長
して設けられている。噴気管2の一端は、槽外に突出し
てブロワPに接続している。3は、水補給管で、一端
は、水道管に直結しており、他端は、洗浄槽1の水面に
向けて放射状に噴射する噴水ノズルとなっている。4
は、消毒液タンクで、適量の消毒液を水補給管3内に放
出する。1dは、排水口である。
【0013】このような洗浄槽1の長手方向に沿って、
洗浄槽の縁に近接してパネル状の支持フレーム5が、設
けられている。この支持フレーム5の左右両端付近に
は、洗浄槽1の上縁の高さとほぼ同じ高さに、駆動スプ
ロケット6aと従動スプロケット6bとが、支持されて
おり、これに、無端条体としての搬送チェーン6が巻掛
けられて巻掛け伝導装置を形成している。この巻掛け伝
導装置の直上に、該伝導装置と平行して、駆動プーリ7
aと従動プーリ7bに無端の搬送ベルト7を巻掛けて成
る巻掛け伝導装置が設けられている。これらの駆動スプ
ロケット6a及び駆動プーリ7aは、図示を省略したギ
アドモータにより、回転駆動される。
【0014】搬送チェーン6の緊張側(上側)は、図1
において、右から左へ移動するように、又、搬送ベルト
7の緊張側(下側)も、同様に、右から左へ駆動される
ように、夫々設定され、且つ、チェーンの移動域に近接
して左右一対あて設けられた変向プーリ7c、7cによ
り、これらチェーン及びベルトの緊張側は、わずかの間
隙を隔てて対面している。変向プーリの位置は、洗浄さ
れるべき野菜の種類に応じて、上下に位置を変えて設定
できるようにしておくことが望ましい。7d、7dは、
テンションプーリである。
【0015】搬送ベルト7の緊張側には、多数の押圧転
子8、8、…が、設けられており、ベルト7を搬送チェ
ーン6の緊張側に向けて押圧付勢している。押圧転子8
の押圧機構は、煩雑を避けるため、図1においては省略
したが、これは、図3に示すように、支持フレーム5に
植設した軸8aにより、上下方向に揺動自在に支持され
た支承腕8bの先端に、転輪8cを回動自在に取り付け
ると共に、支承腕8bの中途に突設したバネ固定用突起
8dと、支承腕より上方において、支持フレーム5に固
着したバネ受け部材8eとの間に、圧縮バネ8fを介設
した構成を有するものである。勿論、これは支承腕8b
より下方に設けた引っ張りバネにより、転輪8cを搬送
ベルト7に圧接する構成でもよい。
【0016】
【作用】実施例1の洗浄装置は、以上に述べたようなベ
ルト及びチェーン巻掛け伝導装置の一対から成る搬送手
段と、洗浄槽と、及び、洗浄槽1の入り口側1bに臨ん
で設けられた搬入ベルトコンベヤ9とから構成される。
尚、この装置は、ベルトコンベヤ9、搬送チェーン6、
搬送ベルト7は、共に、同一の速度で、移動するように
設定されている。作業者が、搬入ベルトコンベヤ9に隣
接しておかれた台(図示せず)などから、漬け菜200
を、その株元201付近が搬送チェーン上にくるように
して、1株づつ、搬入コンベヤ上に置いていくと、漬け
菜は、ベルトコンベヤ9上を移動し、変向プーリ7c付
近に到達する。
【0017】すると、漬け菜の株元201は、チェーン
6とベルト7に挟持されて搬送され、洗浄槽1内に入
り、ゆっくり洗浄槽の出口側1cに向かって移動する。
漬け菜200は、夫々、太さや株の大きさが、少しづつ
異なるが、所定のピッチで設けられている押圧転子8、
…が、搬送ベルト7を搬送チェーンに向けて押し付けて
いるので、漬け菜が、ベルトから外れてしまうことはな
い。洗浄槽1内では、噴気管2から噴出する気泡が、株
元付近から葉先に向かって、回転する奔流を生起し漬け
菜を洗う。
【0018】槽内には、水供給管からは、一定の新鮮な
水が放射状に噴射されて供給されるので、この水供給管
付近を通過した漬け菜には、奔流に混じって付着した泡
が消されて、出口側付近では、水面においても殆ど、泡
が見られなくなる。出口側1cにおいて、変向プーリ7
cを通過した漬け菜は、搬送チェーン及びベルトによる
挟持から解放される。漬け菜は、作業者により、適宜、
出口側1c付近に置かれた水きり台(図示せず)にのせ
て水を切ってから、次工程に回される。
【0019】
【実施例2】図4〜7は、本発明の第2実施例である。
第1実施例においては、株元201は、搬送手段によっ
て、挟持されているので、株元付近を洗うことは、でき
ない。したがって、第1実施例の装置で、株元を洗うに
は、漬け菜の、中間部付近、若しくは、葉先よりの部分
を挟持して、再度洗浄槽を通すか、又は、図2におい
て、搬送手段の取り付け位置を、洗浄槽の縁辺から上面
中央付近に移して、漬け菜の中央付近をベルトとチェー
ンで挟持して洗浄槽1を通す以外にない。
【0020】第2実施例はこの点を1行程で行うように
したものであって、以下、第1実施例と同一の機能を有
する部材には、同一の番号を付して説明を省略する。図
4において、略ヘ字形に屈曲する箱形水槽に噴気管2、
20を設けて成る洗浄槽10の、入り口側10bから中
央付近の屈曲部10aに至る部分に沿って設けられた第
一搬送手段20は、その構成が、実施例1の搬送手段と
全く同じで、チェーン6の緊張側とベルト7の緊張側と
で、漬け菜200の株元を挟持して、洗浄槽の一半を入
り口側10bから屈曲部10a付近まで移動させ、その
間に漬け菜の株元付近を除いて、噴気管2により生成す
る奔流により洗浄を行うのも、全く同じである。
【0021】第2実施例の特徴は、このような第一搬送
手段20の搬送方向に対して、鋭角をなして、交差する
ように、第二搬送手段30が設けられている点にある。
第二搬送手段30は、その搬送始端31を、第一搬送手
段20の終端21若しくはその少し前の付近に臨ましめ
て設けられており、且つ、洗浄槽10に関して、第一搬
送手段が設けられている側と反対側の縁に沿って設けら
れている。
【0022】第二搬送手段30は、図5に示すように、
角パイプ状の下部フレーム35の両端付近を切り欠い
て、これに駆動スプロケット36aと従動スプロケット
36bとを設け、これに、ループ状の搬送チェーン36
を巻掛け、その緊張側を下部フレーム35の上面35a
に沿って張り、緩み側を下部フレームの内部35bを通
して張ってある。この下部フレーム35は、ボルト等の
固着具により、洗浄槽10の縁に固定されている。この
下部フレームの直上に近接して、コ字形の枠材34bに
角パイプから成る支柱34aを横架して成る上部フレー
ム34が、下部フレーム35と平行に、被洗浄体の性状
によって定められる若干の間隙をあけて、設けられてい
る。31、31は、床上に立脚し、上部フレーム34の
枠材34bに固着して、該フレームを所定の位置に支持
固定するコ字形の脚体である。
【0023】上部フレーム34には、支柱34aの両端
付近下部に駆動プーリ37a及び従動プーリ37bが設
けられている。この両プーリには、無端の歯付ベルトか
ら成る搬送ベルト37が巻掛けられている。このベルト
の緊張側は、支柱34aに支持された押圧転子40、4
0、…により、前記搬送チェーン36に圧接されてい
る。押圧転子40は、図6に示すように、支柱34aを
挟んで上下に摺動自在に外接する又状の支承腕42の下
端に、転輪41を回動自在に支持し、支承腕42の頂部
には、孔43aを穿設して、該孔の周囲に円筒部43を
設ける一方、支柱34aの頂部に立設した案内ロッド4
5を、前記円筒部43に貫通させて、該ロッド45の上
端に設けたバネ圧調節ナット46と軸受アーム頂部との
間にコイルバネ44を介設して、転輪41を搬送チェー
ンに向けて付勢する構造を有するものである。
【0024】押圧転子は、又、図8に示すように、又状
の支承腕52の上端から直角にレバーアーム52aを延
設し、該レバーアームの端部を支柱34aに枢支すると
共に、支承腕52の頂部52bにU字形の切欠53を設
けて、これに、案内ロッド45を挿通し、ナット46と
頂部52bとの間に介設したコイルバネ44で、転輪4
1を付勢するものでもよい。上記において、駆動スプロ
ケット及び駆動プーリの駆動機構の図示を省略したが、
これは、例えば、上部フレームに付設したギアドモータ
により、チェーンやギヤ列等を介して、両者を等速に回
転駆動する駆動機構でよい。
【0025】
【作用】第2実施例にかかる装置は、搬送ベルトコンベ
ヤ9に供給された、漬け菜200が、第1実施例の場合
と同様にして、第1搬送手段によって搬送されつつ洗浄
されて、その搬送終端付近にくると、第2搬送手段30
の搬送始端31が、第1搬送手段にごく近接して臨まし
めてあるので、漬け菜200は、その株元201付近を
第1搬送手段に、中央部付近を第2搬送手段に夫々挟持
される。そして、株元が、屈曲部10a付近の変向プー
リ7cを通過すると、漬け菜200は、第1搬送手段か
ら解放され、その中央部付近を挟持する第2搬送手段に
よって出口側10cに向けて搬送される。このとき、漬
け菜200は、図7に示すように、株元201側が洗浄
槽に浸かり、第2搬送手段30の直下に設けられている
噴気管20の奔流により、株元を押し広げるようにし
て、株元のゴミや砂を洗い流す。15は、水流を株元に
向ける変向板であり、16は、溢流水を受ける樋でる。
このようにして、出口側に到達すると、水切り台18上
に、取り出される。
【0026】上記第1及び第2実施例では、無端条体と
して、チェーンとベルトとを対にして用いた例を示した
が、これは、チェーンのみでも、又、ベルトのみでもよ
く、被洗浄物の性状により、ロープを併用することもで
きる。洗浄は、気泡の噴出によるほか、循環ポンプを用
いて水を直接噴射するものや、回転ブラシなどを併用し
てもよい。さらに、搬送手段の設置位置は、洗浄槽の端
縁に限られるものでなく、中央部に設けてもよいことは
言うまでもない。また、搬送手段は、図9に示すよう
に、上部巻掛け伝動装置51と下部巻掛け伝動装置52
の対から成る搬送手段50を、洗浄槽90の水中を通過
するように、曲折して設けることもできる。漬け菜類
は、取り扱いの便のため、洗浄前に、一旦塩漬けして、
しなやかにしたものを、洗浄装置にかける場合が多い
が、その場合、水中に没する部分の部材は、さびに強
い、プラスチック製プーリやベルト装置を用いればよ
い。
【0027】
【効果】本願装置及び本願洗浄方法は、洗浄されるべき
野菜が重なる事なく個々に供給されて、洗浄されるの
で、従来のように、洗いむらがなく、均一に洗浄でき
る。特に、漬け菜類は、株元のゴミや砂を除去する作業
を、従来は、人手に頼らざるを得ず、作業のネックとな
っていたが、本願装置及び方法によれば、従来の方法に
比べて、人手が1/3で済み、製造コストを大幅に低減
できると共に、食品として致命的な砂やゴミなどを完全
に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面方向から見た説
明図である。
【図2】図1の実施例を、平面方向からみた一部省略説
明図である。
【図3】図1に示した第1実施例の押圧転子の詳細を示
す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す平面方向からみた説
明図である。
【図5】図4の第2実施例における第二搬送手段を正面
方向からみた一部省略説明図である。
【図6】図5のB−B断面説明図である。
【図7】図4のA−A断面説明図である。
【図8】押圧転子の他の実施例を示す説明図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例の要部を示す説明図
である。
【図10】従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、10 洗浄槽 2、20 噴気管 5 支持フレー
ム 6 搬送チェー
ン 7 搬送ベルト 8、40 押圧転子 9 搬入ベルト
コンベヤ 20 第一搬送手
段 30 第二搬送手
段 200 漬け菜 201 漬け菜の株
元 P ブロワ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽に沿って、一対の巻掛け伝導装置を
    並設し、漬物用野菜を、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻
    掛けられた一対の無端条体間において挟圧保持して前記
    洗浄槽を移動させることを特徴とする漬物用野菜の洗浄
    方法。
  2. 【請求項2】無端条体が、無端チェーン,無端ベルト又
    は無端ロープである請求項1の洗浄方法。
  3. 【請求項3】洗浄槽が、水流発生装置、及び/又は、水
    噴射装置、及び/又は、回転ブラシ装置を備えている請
    求項1又は2の洗浄方法。
  4. 【請求項4】洗浄槽と、該洗浄槽の開口部に沿って並設
    された一対の巻掛け伝導装置から成る漬物用野菜の搬送
    手段とを有し、該搬送手段は、前記巻掛け伝導装置の夫
    々に巻掛けられた無端条体の搬送方向に移動する側を互
    いに対面させると共に、該相対する無端条体の一方を、
    弾発的に支持された1以上の押圧転子により、対面する
    他方の無端条体に向けて押圧付勢した構成を有すること
    を特徴とする漬物用野菜の洗浄装置。
  5. 【請求項5】搬送手段が、第一搬送手段とこれに接続す
    る第二搬送手段とから成り、第一搬送手段の搬送方向に
    対して、第二搬送手段の搬送方向が鋭角をなして設けら
    れており、且つ、前記第一搬送手段の搬送終端付近に、
    前記第二搬送手段の搬送始端を臨ましめてあることを特
    徴とする請求項4の洗浄装置。
  6. 【請求項6】押圧転子が、無端条体に圧接係合する転輪
    と、該転輪を回動自在に支持すると共に無端条体の移動
    方向に対して交差する方向に揺動自在な支承腕と、該支
    承腕を無端条体に向けて付勢するバネ部材とによって構
    成されている請求項4又は5の洗浄装置。
  7. 【請求項7】無端条体が、無端チェーン,無端ベルト又
    は無端ロープであり、洗浄槽が、水流発生装置、及び/
    又は、水噴射装置、及び/又は、回転ブラシ装置を備え
    ている請求項4〜6のいづれかに記載の洗浄装置。
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