JPH0889912A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0889912A
JPH0889912A JP25487494A JP25487494A JPH0889912A JP H0889912 A JPH0889912 A JP H0889912A JP 25487494 A JP25487494 A JP 25487494A JP 25487494 A JP25487494 A JP 25487494A JP H0889912 A JPH0889912 A JP H0889912A
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JP
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cleaning
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JP25487494A
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Inventor
Masatoshi Takahashi
昌俊 高橋
Masafumi Maruyama
理文 丸山
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークを先端支持部で支持して塗装させるワ
ーク支持体の該先端支持部に付着した塗料を、塗装装置
を停止させることなく、自動的にかつ比較的連続状に落
とすことができる洗浄装置の提供にある。 【構成】 ワークWを支持する先端支持部1を有すると
共に基部にはさみ首部10を形成した複数のワーク支持体
2の該先端支持部1を洗浄する洗浄装置である。ワーク
支持体2のはさみ首部10が挾持される一対の平行な保持
レール22,23を有する複数の支持体搬送用枠体21と、複
数の支持体搬送用枠体21をその長手方向と直交する方向
にエンドレス状に搬送する搬送手段30と、ワーク支持体
2の搬送中に先端支持部1が倒立状態で洗浄液Lに浸漬
する洗浄槽45と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボール等を塗装する場合、一般に
は、ワーク(被塗装物)をワーク支持体の先端支持部に
支持させ、この状態で、該ワークを塗装していた。ま
た、この塗装には、資源節約及び公害防止さらには品質
向上等の面から静電塗装が多く行なわれている。
【0003】しかして、ワーク支持体にて支持されてい
るワークを、静電塗装する場合、該ワーク支持体がアー
スされるので、ワーク支持体の支持部に塗料が付着して
いた。
【0004】ところで、支持部に塗料が付着すれば、ワ
ークへの塗料の付着が妨げられて製品の品質が低下する
と共に、ワークを支持部に支持させることが不安定乃至
困難となっていた。
【0005】従って、支持部を洗浄して該支持部から塗
料を十分除去する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかして、従来の洗浄
方法としては、先端支持部をワーク支持体から取外し、
その取外した先端支持部を洗浄する方法があった。
【0007】しかしながら、支持部を取外す方法では、
塗装工程作業を一旦停止して支持部を取外さなければな
らず、塗装機の稼働率を低下させるとともに洗浄に人手
を必要とし、しかも、人手による洗浄(掃除)のため支
持部が変形する虞れもあった。さらに、自動化を図るこ
とができず、連続型の塗装機の場合には不便な方法であ
った。
【0008】また、支持部を取外さない方法として、特
公昭57−43064 号公報に記載の被塗装物体の塗装支持台
洗浄装置があった。この装置は、ワーク支持部を支持し
ている支持台を、走行方向に対して横方向(側方)に旋
回させる旋回機構を備え、支持台が旋回した後、支持部
が洗浄タンク内の洗浄液に浸って該支持部が洗浄される
ものである。
【0009】従って、この洗浄装置では、支持台は走行
方向に対して横方向(側方)に旋回するための旋回スペ
ースを搬送路の横(側方)部に設ける必要があり、装置
全体のコンパクトを図ることができず、また、支持台を
旋回させる旋回機構が複雑であって、製造しにくくかつ
コスト高となる欠点があった。
【0010】そこで、本発明では、先端支持部を取外す
ことなく、順次、先端支持部を洗浄することができ、し
かも、装置全体の簡素化及び製作容易化とコンパクトを
図ることができる洗浄装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る一の洗浄装置は、ワークを支持する
先端支持部を有すると共に基部にはさみ首部を形成した
複数のワーク支持体の該先端支持部を洗浄する洗浄装置
であって、一対の平行な保持レールを有すると共に該保
持レール間にその長手方向に沿って複数の上記ワーク支
持体が搬入・搬出されて搬入状態では該ワーク支持体の
はさみ首部が該保持レールに挾持される複数の支持体搬
送用枠体と、複数の該支持体搬送用枠体をその長手方向
と直交する方向にエンドレス状に搬送する搬送手段と、
該搬送手段による上記ワーク支持体の搬送中に上記先端
支持部が倒立状態で洗浄液に浸漬する洗浄槽と、を備え
たものである。
【0012】また、本発明に係る他の洗浄装置は、ワー
クを支持する先端支持部を有すると共に基部にはさみ首
部を形成した複数のワーク支持体の該先端支持部を洗浄
する洗浄装置であって、一対の平行な保持レールを有す
ると共に該保持レール間にその長手方向に沿って複数の
上記ワーク支持体が搬入・搬出されて搬入状態では該ワ
ーク支持体のはさみ首部が該保持レールに挾持される複
数の支持体搬送用枠体と、複数の該支持体搬送用枠体を
その長手方向と直交する方向にエンドレス状に搬送する
搬送手段と、該搬送手段による上記ワーク支持体の搬送
中の上記先端支持部が倒立状態で洗浄液に浸漬する洗浄
槽と、静電塗装装置からのワーク支持体を上記支持体搬
送用枠体の長手方向に沿って該支持体搬送用枠体へ搬入
するための搬入案内路と、洗浄後のワーク支持体を上記
支持体搬送用枠体の長手方向に沿って該支持体搬送用枠
体から搬出して上記静電塗装装置へ供給するための搬出
案内路と、を備えたものである。
【0013】
【作用】塗装装置からのワーク支持体(ワークが支持部
から除去されている。)は、搬入案内路から支持体搬送
用枠体へ搬入される。支持体が枠体へ搬入されれば、支
持体のはさみ首部が該枠体の一対の保持レールに挾持さ
れ、該支持体は枠体に支持される。また、一つの枠体に
は複数個の支持体が支持される。
【0014】そして、複数個の支持体を支持している枠
体は、搬送手段にて、その長手方向に直交する方向にエ
ンドレス状に搬送される。つまり、支持体が枠体の長手
方向と直交する方向にエンドレス状に搬送される。
【0015】ワーク支持体の搬送中に、支持体の先端支
持部が倒立状態となり、その倒立状態で、先端支持部が
洗浄槽の洗浄液に浸漬し、これにより、先端支持部が洗
浄される。
【0016】そして、洗浄中及び洗浄後も、各枠体は搬
送手段にて搬送され、洗浄後のワーク支持体は支持体搬
送用枠体の長手方向に沿って該枠体から搬出案内路に搬
出され、(先端支持部にワークが支持された後)ワーク
支持体は塗装装置へ供給される。
【0017】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0018】図1は本発明に係る洗浄装置を示し、この
装置は、先端支持部1を有するワーク支持体2…の各先
端支持部1…を洗浄するものである。先端支持部1に、
ゴルフボール等のワークW(図2参照)が支持され、こ
の状態で静電塗装装置S(図7参照)に供給され、該ワ
ークWが静電塗装される。なお、塗装方法としては、静
電塗装に限るものではなく、ワークWとしても、先端支
持部1に支持されれば、ゴルフボールに限るものではな
い。
【0019】しかして、支持体2は、図2に示すよう
に、シャフト3と、該シャフト3にスペーサ4を介して
外筒される胴部5と、該胴部5に外嵌される上下一対の
軸受6,7と、を備え、さらに、シャフト3の上端部に
は鍔部材8が取付けられると共に該シャフト3の上端面
に支持部1の基端が埋設される頭部9が取付けられる。
【0020】従って、上下一対の軸受6,7間にはさみ
首部10が形成される。また、下方の軸受7の下方には、
突出片部11が設けられ、この突出片部11に、ボルト12を
介して、円盤体からなる一対の嵌合体13,13が、図4に
示すように、付設されている。なお、スペーサ4と胴部
5との間には軸受14,14が介装される。
【0021】また、支持部1は、周方向に沿って所定ピ
ッチ(図例では 120°ピッチ)に配設される複数本の爪
1a…からなり、この複数本の爪1a…にゴルフボール
等のワークWが把持されて支持される。
【0022】しかして、複数本(図例では6本)の支持
体2が、図3に示すように、連結部材18を介して連結さ
れる。連結部材18は、例えば、図3と図4に示す如く、
相隣位する支持体2,2の突出片部11,11を挾持する一
対の連結板19,19と、該連結板19,19を連結する枢支ピ
ン20,20と、からなり、一方の枢支ピン20が一方の支持
体2の突出片部11に挿通され、他方の枢支ピン20が他方
の支持体2の突出片部11に挿通されることにより、相隣
位する支持体2,2が連結される。
【0023】ところで、ワーク支持体2…は、支持体搬
送用枠体21に搬入される。支持体搬送用枠体21は、図2
に示すように、一対の平行な保持レール22,23を有し、
このレール22,23間に、ワーク支持体2のはさみ首部10
が挾持される。
【0024】即ち、枠体21は、平板体からなる基板24
と、平板体からなる上記一対の保持レール22,23と、基
板24と一方の保持レール22とを連結する複数本の支柱25
…と、基板24と他方の保持レール23とを連結する複数本
の支柱26…と、を備える。支柱25,26は、夫々、保持レ
ール22,23の長手方向に沿って所定ピッチに配設され
る。そして、一方の保持レール22と他方の保持レール23
との間に、所定間隔の隙間27が形成され、この隙間27に
ワーク支持体2のはさみ首部10がスライド自在に嵌合す
る。
【0025】しかして、枠体21は、搬送手段30にて、そ
の長手方向と直交する方向にエンドレス状に搬送され
る。搬送手段30は、図1と図5と図6等に示すように、
一対のシャフト31,32と、該シャフト31,32の両端部に
付設されるスプロケット33…と、一方のシャフト31のス
プロケット33と、他方のシャフト32のスプロケット33と
に掛け回されるエンドレス状の連繋部材34,34と、一方
のシャフト31を回転駆動させるモータ35と、を備える。
なお、モータ35の出力軸と一方のシャフト31とは連動連
結具36を介して連結される。また、シャフト31,32は、
夫々、両端部が軸受29…にて回転自在に枢支されてい
る。
【0026】また、連繋部材34は、図2と図3に示すよ
うに、相対面する第1リングプレート37,37…と、相対
面する第2リングプレート38,38…と、相隣位する第1
・第2リングプレート37,37,38,38を連結するピン39
…とからなるチェーンにて構成され、リングプレート3
7,38の上端に連結片40,40が連設され、この連結片4
0,40が枠体21の基板24に取付けられる。
【0027】なお、一つの枠体21の基板24に対応するす
べての連結片40を基板24に取付ける必要はなく、一つの
連結片40を基板24に取付けておけばよい。これは、すべ
ての連結片40を基板24に取付ければ、連繋部材34の弯曲
部34a,34bをうまく走行することができないからであ
る。
【0028】従って、モータ35を駆動させて一方のシャ
フト31を回転させれば、一対の連繋部材34,34がエンド
レス状に走行し、連繋部材34,34に取付けられている枠
体21…は、この走行にともなって、枠体21の長手方向と
直交する方向に搬送されることになる。
【0029】また、連繋部材34,34の外周側には、図1
と図5と図6に示すように、長円形状のガイド枠体41,
42が付設され、このガイド枠体41,42にてガイドされつ
つ各枠体21は搬送される。各ガイド枠体41,42には、欠
落部が設けられ、一方のガイド枠体41の欠落部が、ワー
ク支持体2が枠体21に搬入される搬入口43となり、他方
のガイド枠体42の欠落部がワーク支持体2が枠体21から
搬出される搬出口44となる。
【0030】しかして、図1に示すように、連繋部材3
4,34の下方位置には、洗浄液Lが入った洗浄槽45が配
設される。
【0031】従って、枠体21に搬入されて該枠体21に保
持されているワーク支持体2は、枠体21のエンドレス状
の搬送により、その進行方向X(枠体21の長手方向と直
交する方向)に沿って 180°反転され、先端支持部1…
が倒立状となって、図例の如く、この先端支持部1…が
洗浄槽45の洗浄液Lに浸漬する。
【0032】即ち、各支持体2…が搬送されて連繋部材
34,34の弯曲部34a,34a(図6参照)を通過すること
により、支持部1が下方に配置されれば、支持部1が洗
浄槽45内の洗浄液Lに浸かり、この状態で支持体2はさ
らに進行方向Xに沿って走行する。従って、各支持体2
の支持部1は洗浄液Lに浸かることにより洗浄される。
【0033】そして、支持体2がさらに進行方向Xに沿
って走行すれば、上述の弯曲部34aとは逆の弯曲部34b
(図6参照)を支持体2が通過することになる。即ち、
弯曲部34bにて、支持部1を、下方に配置された状態か
ら上方に配置される状態に戻し、洗浄槽45から支持部1
を離間させる。
【0034】ところで、洗浄槽45は、図1に示すよう
に、断面V字状の底壁45aと、該底壁45aから立設され
る側壁45bと、からなり、底壁45aに車輪46…が付設さ
れ、この車輪46,46がレール47,47上を転動する。
【0035】また、洗浄液Lとしては、使用する塗料に
より相違するが、例えば、有機溶剤等を使用する。
【0036】しかして、各枠体21…へは、図7に示すよ
うに、搬入案内路48から搬入口43を介して支持体2が搬
入され、枠体21からは、搬出口44を介して搬出案内路49
へ搬出される。
【0037】搬入案内路48は、静電塗装装置Sからのワ
ーク支持体2を該支持体2の長手方向に沿って搬入する
ためのものであって、支持体2の嵌合体13,13がスライ
ド自在に嵌合する嵌合溝を有するガイドレールを備え
る。また、このガイドレールには、支持体2の軸受6,
7が転動する。
【0038】従って、静電塗装装置Sからのワーク支持
体2は、搬入案内路48のガイドレールにガイドされつつ
搬送され、搬入口43から枠体21に搬入される。なお、ワ
ーク支持体2の駆動方法としては、インデックスモータ
等を使用する。ところで、搬入案内路48から枠体21へワ
ーク支持体2を搬入する際には、図示省略のスプリング
や、シリンダ等の押圧手段にて、複数個を矢印Aの如く
押圧することにより搬入する。
【0039】なお、静電塗装装置Sから出てきたワーク
支持体2には、その支持部1にワークWが支持されてい
るが、図7のZ1 で示すゾーンでワークWが支持部1か
ら取外され、搬入口43から枠体21に搬入する際には、ワ
ークWが支持部1に支持されていない。
【0040】また、搬出案内路49は、洗浄後のワーク支
持体2を支持体搬送用枠体21の長手方向に沿って該枠体
21から搬出して、静電塗装装置Sへ供給するためのもの
であって、搬入案内路48と同様、支持体2の嵌合体13,
13がスライド自在に嵌合する嵌合溝を有すると共に支持
体2の軸受6,7が転動するガイドレールを備える。
【0041】従って、枠体21から搬出口44を介して搬出
された支持体2は、搬出案内路48のガイドレールにガイ
ドされつつ搬送され、静電塗装装置Sへ供給される。ま
た、枠体21から搬出案内路49へは、図示省略のスプリン
グ又はシリンダ等の押圧手段にて、複数個を矢印Bの如
く押圧することに搬出される。
【0042】なお、洗浄されて出てきた支持体2の支持
部1には、図7のZ2 で示すゾーンで、塗装されるべき
ゴルフボール等のワークWが支持され、この状態で、支
持体2は直列状に静電塗装装置Sに入り、ここで、ワー
クWは塗装される。
【0043】従って、搬入案内路48と搬出案内路49とは
連続配設され、一の枠体21に複数個のワーク支持体2…
が搬入された後は、枠体21…が進行方向Xに搬送され、
次の枠体21が搬入口43に対応し、この枠体21にワーク支
持体2…が搬入され、そして、ワーク支持体2が搬入さ
れた枠体21は、進行方向Xに沿って搬送されてその支持
体2…の支持部1が洗浄槽45の洗浄液Lに浸漬されて洗
浄され、搬出口44に対応し、この搬出口44から、洗浄さ
れた支持体2が搬出案内路49に送り出される。
【0044】つまり、枠体21の搬送(移動)は、いわゆ
るタクト運転にて行なって、「移動」「停止」を繰り返
す。
【0045】従って、この洗浄装置によれば、ワークW
を支持するワーク支持体2の先端支持部1は、ワーク塗
装後洗浄され、洗浄後は再びワークWを支持して該ワー
クWが塗装されることになり、ワークWを塗装する際に
は、ワーク支持体2の先端支持部1が洗浄されており、
ワークWへの塗料の付着が妨げられず、ワークWを支持
させることが不安定乃至困難になることがない。
【0046】なお、上述の実施例では、複数個のワーク
支持体2…を連結部材18にて連結しているが、連結させ
なくてもよく、また、一つの枠体21に支持されるワーク
支持体2の数の増減も自由である。
【0047】また、支持部1が洗浄液に浸漬している際
に、該支持部1を回転(自転)するように設定して、洗
浄をより確実ならしめるようにするも自由であるが、自
転させなくても支持部1が洗浄液Lに浸漬されることに
より、付着した塗料を十分落とすことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0049】 ワーク支持体2を横倒しすることなく
先端支持部1を洗浄液Lに浸漬して洗浄することができ
るので、複雑な横倒し機構等を必要とせず、かつ、各支
持体2は枠体21の保持レール22,23にて支持されて搬送
されるので、各支持体2…を複雑な連結部材にて連結す
る必要がない。つまり、ワーク支持体2の先端支持部1
の洗浄を行なうことができ、しかも装置全体の簡略化及
び製作容易化とコンパクト化を図ることができる。
【0050】 ワーク支持体2の搬送中に、支持部1
が洗浄液Lに浸かり、該支持部1が確実に洗浄され、し
かも、支持部1から剥離した塗料は洗浄槽45内に残り、
洗浄槽45内の洗浄液Lを取り替えることにより、洗浄槽
45の塗料を確実にかつ簡単に廃棄することができ、塗料
が他の部位に付着することを有効に防止できる。
【0051】 ワークWを先端支持部1で支持して塗
装させるワーク支持体2の該先端支持部1に付着した塗
料を、塗装装置を停止させることなく、自動的にかつ比
較的連続状に落とすことができ、作業能率の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の側面図である。
【図2】要部拡大断面図である。
【図3】ワーク支持体の搬入状態を示す側面図である。
【図4】ワーク支持体の平面図である。
【図5】要部平面図である。
【図6】要部簡略正面図である。
【図7】全体の簡略平面図である。
【符号の説明】
1 先端支持部 2 ワーク支持体 10 はさみ首部 21 支持体搬送用枠体 22 保持レール 23 保持レール 30 搬送手段 45 洗浄槽 48 搬入案内路 49 搬出案内路 S 静電塗装装置 W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークWを支持する先端支持部1を有す
    ると共に基部にはさみ首部10を形成した複数のワーク支
    持体2…の該先端支持部1を洗浄する洗浄装置であっ
    て、一対の平行な保持レール22,23を有すると共に該保
    持レール22,23間にその長手方向に沿って複数の上記ワ
    ーク支持体2…が搬入・搬出されて搬入状態では該ワー
    ク支持体2のはさみ首部10が該保持レール22,23に挾持
    される複数の支持体搬送用枠体21…と、複数の該支持体
    搬送用枠体21…をその長手方向と直交する方向にエンド
    レス状に搬送する搬送手段30と、該搬送手段30による上
    記ワーク支持体2の搬送中に上記先端支持部1が倒立状
    態で洗浄液Lに浸漬する洗浄槽45と、を備えたことを特
    徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 ワークWを支持する先端支持部1を有す
    ると共に基部にはさみ首部10を形成した複数のワーク支
    持体2…の該先端支持部1を洗浄する洗浄装置であっ
    て、一対の平行な保持レール22,23を有すると共に該保
    持レール22,23間にその長手方向に沿って複数の上記ワ
    ーク支持体2…が搬入・搬出されて搬入状態では該ワー
    ク支持体2のはさみ首部10が該保持レール22,23に挾持
    される複数の支持体搬送用枠体21…と、複数の該支持体
    搬送用枠体21…をその長手方向と直交する方向にエンド
    レス状に搬送する搬送手段30と、該搬送手段30による上
    記ワーク支持体2の搬送中の上記先端支持部1が倒立状
    態で洗浄液Lに浸漬する洗浄槽45と、静電塗装装置Sか
    らのワーク支持体2を上記支持体搬送用枠体21の長手方
    向に沿って該支持体搬送用枠体21へ搬入するための搬入
    案内路48と、洗浄後のワーク支持体2を上記支持体搬送
    用枠体21の長手方向に沿って該支持体搬送用枠体21から
    搬出して上記静電塗装装置Sへ供給するための搬出案内
    路49と、を備えたことを特徴とする洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007083232A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 General Electric Co <Ge> コンポーネントを製造するための方法および装置
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