JPH026664B2 - - Google Patents

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JPH026664B2
JPH026664B2 JP57208966A JP20896682A JPH026664B2 JP H026664 B2 JPH026664 B2 JP H026664B2 JP 57208966 A JP57208966 A JP 57208966A JP 20896682 A JP20896682 A JP 20896682A JP H026664 B2 JPH026664 B2 JP H026664B2
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traveling frame
vehicle
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Shigeo Takeuchi
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Takeuchi Tekko KK
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Takeuchi Tekko KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S3/00Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles
    • B60S3/04Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles for exteriors of land vehicles
    • B60S3/06Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles for exteriors of land vehicles with rotary bodies contacting the vehicle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗車機、特に車両を跨いでその前後
を往復走行し得る門型走行フレームには、その走
行フレームの走行に伴い前記車両の車体面に洗
浄、ワツクス塗布、リンス、乾燥等の処理を施す
ための各種処理装置が装備された形式の車両用移
動式洗車機に関するものである。
上記洗車機により車体洗浄を行う場合におい
て、各処理装置の作動を車両の位置や車高等の情
報に応じて制御すべく、それら情報を検知して洗
車機の制御回路に送るための検知装置を門型走行
フレームに設ける必要があつた。
従来、このような検知装置としては、門型走行
フレームの前面上部中央から検知棒を吊下し、こ
の検知棒を車体上面に接触させて車高を検知する
ようにしたものがあるが、このようにすると検知
棒の折損等により検知された車体位置や車高に大
きな誤差を生じたり、検知棒により車体面を擦傷
する等の惧れがあり、またこれを回避するため光
源スイツチ或いは透過型超音波検知装置を使用し
たものでは、車体位置検出用のものと車高検出用
のものとも必要とするため、高価な光電スイツチ
或いは透過型超音波検知装置を少なくとも2個以
上用いなければならず、洗車機の構造が複雑で製
造コストが嵩むと共に、各検知装置の組付けや調
整、点検等も面倒でそれらの作業能率が悪い等の
不具合があつた。
そこで本発明は、上記問題を全て解決し得る構
造簡単な車両用移動式洗車機を提供することを目
的とするものである。そしてこの目的を達成する
ために本発明は、車両を跨いでその前後を往復走
行し得る門型走行フレームには、その走行フレー
ムの走行に伴い前記車両の車体面に洗浄、ワツク
ス塗布、リンス、乾燥等の処理を施すための各種
処理装置が装備されてなる、車両用移動式洗車機
において、前記門型走行フレームの上部に設置さ
れ、その設置位置の下方において被検知物が第1
設定レベル以下となつた時に第1の検知信号を、
また前記第1設定レベルよりも高い第2設定レベ
ル以上になつた時に第2の検知信号をそれぞれ出
力し得る一個の反射型超音波検知装置と、前記第
2の検知信号に基づいて少なくとも一部の処理装
置の作動高さを切換制御し、また前記第1の検知
信号に基づいて少なくとも一部の処理装置の作動
を停止させる制御装置とを備えることを特徴とす
る。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、第1図には本発明洗車機の概略側面図
が示されている。この第1図において地上に敷設
される走行レール2に門型走行フレーム1がそこ
に軸支される走行輪3を介して走行可能に載置さ
れている。この門型走行フレーム1には、上面回
転ブラシ4および一対の側面回転ブラシ5,5が
支持されている。
前記上面回転ブラシ4は、門型走行フレーム1
に横架される横軸6に揺動腕7を介して揺動自在
に支持され、揺動腕7に設けた原動機8によりそ
の揺動腕7内の伝動機構を介して回転駆動され、
車両の車体上面に接触して該面をブラシング洗浄
することができる。前記横軸6にはスプロケツト
9が固着され、またその横軸6の下方において門
型走行フレーム1に固着される中間軸10には他
のスプロケツト11が自由に回転できるように支
持されており、前記両スプロケツト9,11間に
は無端チエン12が懸回されている。無端チエン
12の途中には取付金具13が固着され、この取
付金具13には、下端を門型走行フレーム1に揺
動可能に軸支14′したエアシリンダ14の上端
が連結されている。したがつてエアシリンダ14
を加圧すれば、前記上面回転ブラシ4を第1図鎖
線に示すように上方格納位置に保持することがで
きる。また前記エアシリンダ14が不作動の状態
にあるときは、上面回転ブラシ4は横軸6を中心
に門型走行フレーム1の前後に自由に揺動するこ
とができる。
前記門型走行フレーム1の後部には、前記一対
の側面回転ブラシ5,5が吊設されるものであつ
て、すなわち門型走行フレーム1に横架した案内
レール15に一対の移動枠16,16が摺動でき
るように係合され、それら移動枠16,16には
一対の側面回転ブラシ5,5を吊下した垂直軸1
7,17が装着されており、各移動枠16と垂直
軸17とは案内レール15の支持軸18を支点と
して門型走行フレーム1の走行方向に揺動するこ
とができる。各移動枠16には原動機19が支持
され、この原動機19によつて側面回転ブラシ5
を回転させることができる。一対の側面回転ブラ
シ5,5は案内レール15に沿つて開閉するよう
に移動できるよう制御され、車両の車体前面、両
側面および後面をブラシング洗浄することができ
る。而して前記上面および一対の側面回転ブラシ
4および5,5の支持および作動機構は従来公知
のものが使用されるものであつて詳細な説明を省
略する。
門型走行フレーム1の前部には、乾燥装置Dが
装備されており、すなわち門型走行フレーム1の
両側には、その内方に向けて開口する一対の側面
送風ノズル21,21が設けられると共に、その
上面に同じく内方に向けて開口する上面送風ノズ
ル22が平行リンク機構24を介して昇降可能に
枢支25,26され、その平行リンク機構24は
昇降用シリンダ27の伸縮作動により枢支25,
26点回りに上下方向に回動制御される。これら
の側面および上面送風ノズル21,21および2
2は門型走行フレーム1の両側下端に装設した送
風機23に連通されている。而してこの乾燥装置
Dもまた従来公知の構造のものであるので、その
詳細な説明を省略する。
門型走行フレーム1の、前記側面回転ブラシ
5,5よりも外側にはリンス水を車両の車体面に
噴射し得るリンス水噴射装置Rが設けられる。次
にこのリンス水噴射装置Rの構造を、主に第2図
を参照して説明すると、門型走行フレーム1の背
面に延設される支持枠28には、門型のリンス水
噴射管31が門型走行フレーム1を横切つて配設
されており、このリンス水噴射管31には門型走
行フレーム1の内方に噴口を向けた複数個のノズ
ル32が間隔をあけて設けられる。リンス水噴射
管31の途中には、電磁弁33を介してリンス水
供給管34が接続され、このリンス水供給管34
は、門型走行フレーム1に支持される水ポンプP
に接続され、前記電磁弁33の開弁によつてノズ
ル32より清水を噴射することができる。
また前記支持枠28には、前記リンス水噴射装
置Rの内側にワツクス塗布装置Wが設けられてい
る。このワツクス塗布装置Wは、前記リンス水噴
射管31と略平行に配設された門型の水性ワツク
ス噴射管37を有し、この水性ワツクス噴射管3
7には、門型走行フレーム1の内方に噴口を向け
た複数個のノズル38が間隔をあけて設けられ
る。水性ワツクス噴射管37の途中には、水性ワ
ツクス供給管39が接続され、この供給管39は
エゼクタ40および電磁弁41を介して水供給管
42に接続され、この水供給管42は水ポンプP
に接続されている。前記エゼクタ40には、ワツ
クスタンクTに連なるワツクス原液供給管43が
接続されている。したがつて水ポンプPの駆動
後、電磁弁41を開弁すれば、圧力水はエゼクタ
40に至り、ここでエゼクタ効果によりワツクス
原液供給管43より水性ワツクス原液を吸引し、
水と混合した水性ワツクスを複数個のノズル38
より噴射することができる。
さらに前記門型走行フレーム1において上面回
転ブラシ4と一対の側面回転ブラシ5,5の間に
は、洗浄水を車両の車体面に噴射し得る洗浄水噴
射装置Cが設けられている。この洗浄水噴射装置
Cは、前記ワツクス噴射装置Wと同じように門型
の洗浄水噴射管45を門型走行フレーム1を横切
つて配設し、この洗浄水噴射管45に門型走行フ
レーム1の内方に噴口を向けた複数個のノズル4
6を間隔をあけて設けることにより構成される。
洗浄水噴射管45は水道等の給水源Sに連なる水
供給管47に接続され、その水供給管47の途中
には電磁弁48が介挿され、この電磁弁48が開
いたときノズル46より洗浄水が噴射される。
また門型走行フレーム1の前部上方には、洗浄
或いは艶出しすべき車両Vの車体位置および車高
を検知する本発明反射型超音波検知装置50が配
設されている。この超音波検知装置50は、超音
波を車両Vの車体上面に向けて下方に発射し、車
体面からの反射波を受信して、該装置50の直下
において車体が第1設定レベルH1以下に在るか
否かにより門型走行フレーム1内の車体の存否を
検知することができ、また車体が第1設定レベル
H1とそれよりも高い第2設定レベルH2との間に
在るか又は該第2設定レベルH2以上に在るかに
より車高の高低を検知することができるようにな
つており、それらの検知信号を次に述べる制御装
置51に出力して洗車機の作動を制御することが
できる。
次に前記制御装置51について説明すると、第
1図において、門型走行フレーム1の一側部前面
に取付けられた制御盤52には、予め定められた
洗車プログラムを選択するための洗車方法選択ス
イツチ53および洗車機の走行用原動機(図示せ
ず)を始動するスタートボタン54が設けられて
おり、またその制御盤52内には、予め定められ
た制御プログラムに従つて洗車機を作動させる制
御回路(図示せず)が内蔵されている。
前記制御回路は、車体の洗浄および乾燥を行な
う第1制御プログラムとワツクス塗布、リンスお
よび乾燥を行なう第2制御プログラムとからな
り、第1制御プログラムが選択されると、門型走
行フレーム1の往行時に、洗浄水噴射装置Cを作
動させて洗浄水噴射管45から洗浄水を噴射して
上面および側面回転ブラシ4,5,5によりブラ
シングを行ないながら車体面を洗浄し、また門型
走行フレーム1の復行時に、乾燥装置Dを作動さ
せて上面および側面送風ノズル22,21から噴
射される圧力風により洗浄後の濡れた車体面を乾
燥させ、他方第2制御プログラムが選択される
と、門型走行フレーム1の往行時に、ワツクス塗
布装置Wおよびリンス水噴射装置Rを作動させ
て、水性ワツクス噴射管37から水性ワツクスを
車体面に塗布した後、リンス水噴射管31から清
水を吹付けて余分なワツクスを洗い流し、また門
型走行フレーム1の復行時に、乾燥装置Dの作動
によりワツクス塗布およびリンス後の車体面を乾
燥させるようになつている。
次に第3図を参照して本発明洗車機の作用につ
いて説明すると、先ず洗車方法選択スイツチ53
により第1、第2制御プログラムのいずれか一
方、例えば第1制御プログラムを選択してからス
タートボタン54を押すと、図示しない走行用原
動機が始動されて門型走行フレーム1が車両Vに
対して往行を開始する。門型走行フレーム1が車
両Vの前端部に到達したとき、第3図イに示すよ
うに、反射型超音波検知装置50は車体が門型走
行フレーム1に入つたこと、即ち車高が第1レベ
ルH1よりも大きいことを検出して、その検出信
号を制御装置51の制御回路(図示せず)に送
り、これにより該制御回路は原動機8,19を作
動させ、上面及び側面回転ブラシ4,5,5を回
転駆動させるとともに洗浄水噴射装置Cの電磁弁
48を開弁させ、洗浄水噴射管45のノズル46
から洗浄水を噴射させる。
門型走行フレーム1がさらに前進して、反射型
超音波検知装置50が車両の前部上面に達したと
き(第3図ロ)、車両Vの車高が普通乗用自動車
のように比較的低く、第2レベルH2以下にあれ
ば、エアシリンダ14は伸長作動して上面回転ブ
ラシ4を上限位置(第3図鎖線示)から下限位置
(第3図点線示)まで下降させ、一方、バン型自
動車等のように車高が第2レベルH2を超えてい
る場合には、反射型超音波検知装置50はこれを
検知して、その検出信号を前記制御回路に送り、
これによりエアシリンダ14は収縮作動して上面
回転ブラシ4を上限位置に保持する。
その後門型走行フレーム1の前進に従い、車高
が第2レベルH2よりも低い乗用自動車等の車両
V(第3図実線示)に対しては、上面回転ブラシ
4は車両Vの上面の形状に沿つてブラシングしな
がら洗浄を行ない、一方、車高が第2レベルH2
よりも高いバン型自動車等の車両V(第3図鎖線
示)に対しては、上面回転ブラシ4を上限位置に
保持した状態のまま車体上面をブラシング洗浄し
ていき、これと同時に側面回転ブラシ5,5は横
方向に開閉しながら車体前面、両側面および後面
に沿つて移動してそれら面をブラシング洗浄する
ことができる。
そして門型走行フレーム1の前部が車体の後端
部を通過したとき(第3図ハ)、反射型超音波検
知装置50は車高が第1レベルH1以下になつた
ことを検出して、その検出信号を前記制御回路に
送り、この検出信号に基づき該制御回路では図示
しないタイマを作動して一定時間経過後、即ち門
型走行フレーム1の後端部が車両Vの後端部を通
過した後、電磁弁48を閉弁させて洗浄水噴射管
45のノズル46からの洗浄水の噴射を停止させ
るとともに、走行用原動機(図示せず)およびブ
ラシ駆動用の原動機8,19を不作動にして門型
走行フレーム1の走行を停止させるとともに上面
回転ブラシ4および側面回転ブラシ5,5の回転
を停止させる。
続いて乾燥工程に入り、門型走行フレーム1は
上面回転ブラシ4を上限位置に跳ね上げたまま復
行を開始し、車両Vの後部が門型走行フレーム1
内に進入したとき、反射型超音波検知装置50が
車両Vの高さが第1レベルH1よりも大きいこと
を検知して、その検出信号を前記制御回路に送
り、これにより送風機23を駆動する。このとき
車高が第2レベルH2以下である場合には、昇降
用シリンダ27が伸長作動して上面送風ノズル2
2を一旦下限位置に下降させた後、同ノズル22
を門型走行フレーム1の復行に従がい車体上面に
沿つて昇降させながら、上面送風ノズル22およ
び側面送風ノズル21より車体上面および側面に
圧力風を吹付けて車体面を効率良く乾燥する。ま
た車高が第2レベルH2よりも大きいときには、
超音波検知装置50の検知信号が前記制御回路に
送られることにより、上面送風ノズル22を上限
位置に保持した状態で上記各ノズル22,21に
よる車体面に対する乾燥が行われる。
門型走行フレーム1がさらに復行を続けて車両
Vの前端部から離れるとき(第3図イ)、反射型
超音波検知装置50により車体面が第1レベル
H1以下になつたことを検知され、その検出信号
が前記制御回路に送られることにより送風機23
が不作動にされて、送風ノズル21,21,22
からの送風を停止させる。門型走行フレーム1が
左端位置に達したら走行用原動機(図示せず)を
不作動にして該フレーム1の走行を停止させて、
乾燥工程を終える。
また、既に洗浄を終えた車両に対して水性ワツ
クスを噴射塗布した後乾燥を行なう場合のよう
に、第2制御プログラムを選択すると、洗車機は
以下のように作動制御される。即ち、スタートボ
タン54を押すと、門型走行フレーム1は車両V
に対して往行を始め、このとき上面回転ブラシ4
は上限位置に保持されるとともにブラシの回転駆
動用の原動機8,19も不作動状態に保たれる。
門型走行フレーム1の前進により車両Vの前端部
がその門型走行フレーム1内に入つたとき、反射
型超音波検知装置50は車体面が第1レベルH1
以上となつたことを検知して、その検出信号を前
記制御回路に送ることにより、該制御回路内の図
示しないタイマ装置を作動させ、それから所定時
間経過して水性ワツクス噴射管37およびリンス
水噴射管31が車体前端部に順次到達したとき、
該タイマ装置により電磁弁41,33が順次開弁
されて水性ワツクスおよびリンス水の噴射を順次
開始させる。即ち上記タイマ装置の、電磁弁41
を開弁させるための設定時間は、水性ワツクス噴
射管37および超音波検知装置50間の距離を門
型走行フレーム1が走行するのに要する所要時間
に等しくなるように、また同タイマ装置の、電磁
弁33を開弁させるための設定時間は、リンス水
噴射管31および超音波検知装置50間の距離を
門型走行フレーム1が走行するのに要する所要時
間に等しくなるようにそれぞれ決められている。
かくして水性ワツクス噴射管37のノズル38よ
り水性ワツクスを車体面に噴射塗布した後、リン
ス水噴射管31のノズル32よりリンス水を車体
面に噴射した余剰のワツクス液を洗い流すことが
できる。
門型走行フレーム1が車体の後端部を通過した
とき、反射型超音波検知装置50は車体面が第1
レベルH1以下となつたことを検知して、その検
出信号を前記制御回路に送ることにより、該制御
回路内の図示しないタイマ装置を作動させ、それ
から所定時間経過して水性ワツクス噴射管37お
よびリンス水噴射管31が車体後端部を順次通過
する際に、該タイマ装置により電磁弁41,33
が順次閉弁されて水性ワツクスおよびリンス水の
噴射を順次停止させる。即ち上記タイマ装置の、
電磁弁41を閉弁させるための設定時間は、水性
ワツクス噴射管37および超音波検知装置50間
の距離を門型走行フレーム1が走行するのに要す
る所要時間に等しくなるように、また同タイマ装
置の、電磁弁33を閉弁させるための設定時間
は、リンス水噴射管31および超音波検知装置5
0間の距離を門型走行フレーム1が走行するのに
要する所要時間に等しくなるようにそれぞれ決め
られている。そして上記リンス水の噴射停止と同
時に図示しない走行用原動機の作動を止めて門型
走行フレーム1の往行を停止させる。
続いて乾燥工程に入り、門型走行フレーム1が
復行を始めると、往行時に反射型超音波検知装置
50により車高が第2レベルH2よりも大きいこ
とを検知していた場合には、上面送風ノズル22
は上限位置に保持され、またそうでない場合に
は、昇降用シリンダ27の伸長作動により上面送
風ノズル22は下降されて車体上面に沿つて昇降
される。門型走行フレーム1の復行により反射型
超音波検知装置50が車体後端部を検知したと
き、即ち車体面が第1レベルH1以上になつたこ
とを検知したときには、その検知信号が前記制御
回路に送られることにより、送風機23が駆動さ
れて上面送風ノズル22および側面送風ノズル2
1,21から圧力風が車体上面および側面に噴射
され、これら面を効率良く乾燥する。その後、門
型走行フレームの復行に伴い、そのフレーム1が
車両Vの前端部より離れた時には、反射型超音波
検知装置50は車体面が第1レベルH1以下にな
つことを検知してその検知信号を前記制御回路に
送ることにより、送風機23を不作動にして上面
および側面送風ノズル22,21,21からの送
風を止める。門型走行フレーム1が左端位置に達
したら走行用原動機(図示せず)を不作動にして
該フレーム1の走行を停止させ、乾燥工程を終了
する。
以上のように本発明によれば、車両を跨いでそ
の前後を往復走行し得る門型走行フレームには、
その走行フレームの走行に伴い前記車両の車体面
に洗浄、ワツクス塗布、リンス、乾燥等の処理を
施すための各種処理装置が装備されてなる、車両
用移動式洗車機において、前記門型走行フレーム
の上部に設置され、その設置位置の下方において
被検知物が第1設定レベル以下となつた時に第1
の検知信号を、また前記第1設定レベルよりも高
い第2設定レベル以上になつた時に第2の検知信
号をそれぞれ出力し得る一個の反射型超音波検知
装置と、前記第2の検知信号に基づいて少なくと
も一部の処理装置の作動高さを切換制御し、また
前記第1の検知信号に基づいて少なくとも一部の
処理装置の作動を停止させる制御装置とを備える
ので、前記第2の検知信号の有無によつて被洗浄
車両の車高の高低を判断して、その判断結果に基
づき少なくとも一部の処理装置の作動高さを的確
に切換制御することができ、一方、前記第1の検
知信号によつて被洗浄車両の端部が門型走行フレ
ーム内の所定位置に到達したか否かを判断して、
その判断結果に基づき少なくとも一部の処理装置
の作動停止時期を的確に設定することができ、以
上の結果、全体として各処理装置の作動効率向上
に大いに寄与し得る。しかも唯1個の反射型超音
波検知装置により被洗浄車両の車高の高低と、門
型走行フレームに対する相対位置とを同時に且つ
正確に検知することができるから、従来のように
比較的高価な光電スイツチや超音波検知装置を2
組以上用いる場合に比べて大幅なコストダウンが
可能になると共に、組付けや調整、点検等の作業
能率も向上する。更に超音波を車体面に反射させ
て検知を行なうから、検知装置が車体面と接触す
ることは全くなく、従つて車体面を傷付ける惧れ
もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を表すもので、第
1図はその概略側面図、第2図はそのリンス水噴
射装置、ワツクス塗布装置および洗浄水噴射装置
の概略斜視図、第3図は本発明装置の作動状態を
表す作用図である。 1……門型走行フレーム、4……上面回転ブラ
シ、5……側面回転ブラシ、21……側面送風ノ
ズル、22……上面送風ノズル、50……反射型
超音波検知装置、51……制御装置、C……洗浄
水噴射装置、D……乾燥装置、R……リンス水噴
射装置、V……車両、W……ワツクス塗布装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車両を跨いでその前後を往復走行し得る門型
    走行フレーム1には、その走行フレーム1の走行
    に伴い前記車両の車体面に洗浄、ワツクス塗布、
    リンス、乾燥等の処理を施すための各種処理装置
    4,5,21,22,C,D,Wが装備されてな
    る、車両用移動式洗車機において、前記門型走行
    フレーム1の上部に設置され、その設置位置の下
    方において被検知物が第1設定レベルH1以下と
    なつた時に第1の検知信号を、また前記第1設定
    レベルH1よりも高い第2設定レベルH2以上とな
    つた時に第2の検知信号をそれぞれ出力し得る一
    個の反射型超音波検知装置50と、前記第2の検
    知信号に基づいて少なくとも一部の処理装置4,
    22の作動高さを切換制御し、また前記第1の検
    知信号に基づいて少なくとも一部の処理装置4,
    5,21,22,C,D,Wの作動を停止させる
    制御装置51とを備えることを特徴とする、車両
    用移動式洗車機。
JP20896682A 1982-11-29 1982-11-29 車両用移動式洗車機 Granted JPS59100038A (ja)

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JP20896682A JPS59100038A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 車両用移動式洗車機

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