JPS59100038A - 車両用移動式洗車機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両が潜り抜けられるよう門型に形成された
門型走行フレームに、車体上面洗浄用の上面回転ブラシ
および車体上面乾燥用の上面送風ノスル等の各種処理装
置を設け、それら処理装置の作動を、車両の車体位置や
車高に応じて効率良く制御しうるようにした、車体位置
および車高検知装置を備えた洗車装置に関するものであ
る。

従来、このような洗車装置と［７ては、門型走行）ｌ、
’　＋＋　ｉｙの前面上部中央から検知棒を吊下し、こ
の検知棒を車体上面に接触させて糞ｘａｍ’ｖ車高を検
知するようにしたものがあるが、このようにすると検知
棒の折損等により検知された車体位置や車高に大久な誤
差を生じたり、検知棒により車体面を擦傷する等の慣れ
があり、またこれを回避するため光電スイッチを使用し
、たものでは、車体位置検出用の光電スイッチと車高ａ
ｍ検出用の光電スイッチとを必要とするため、高価な光
電スイッチを少なくとも２個以上用いなければならず製
造コストが嵩み、さらに光電スイッチの投光器や受光器
のレンズが洗車中に飛散する洗浄水や水垢の付着により
曇って誤作動を起こす不具合があった。

そこで本発明は、上記し７た検知棒や光電スイッチの代
わりに反射型超音波検知装置を用いて超音波を車体上面
に反射させて車両の車高および車体位置をＭＩ＆＠へ検
知することにより、上記従来のものの欠点を全て克服し
うる、安価な前記洗車装置を提供することを目的とする
ものである。

以下、図面により本発明の−へ実施例に９いで説明する
と、第１図には本発明装置の概略側面図が示されている
。この第１図において地上に敷設さｎる走行レール２に
門型走行フし・−ム１がそこに軸支される走行輪３を介
して走行可能に載１斜している９、この門型走行フレー
ム１には、上面回転ブラシ４および一対の側面回転ブラ
シ５，５が支持されている。

前記−に面回転ブラシ４は、門型走行フレーム１に横架
される横軸６に揺動腕７を介し７て揺動自在に支持され
、揺動腕７に設けた原動機８によりその揺動腕７内の伝
動機構をイ［７て回転駆動され、車両の車体−上面に接
触して該面をブランフグ洗浄することができる。前記横
軸６にはスブロケント９が固着され、またその横軸６の
下方において門型走行フレーム１に固着される中間軸１
０には他のスフ゛ロケット１１が自由に回転できるよう
に支持されており、ｉ（１記両スプロケット９，１１間
には無端ヂ：ｆ−７１２が懸回されている。無端チェノ
１２の途中には取付金具１３が固着され、この取付金具
１３には、下端を門型走行フレーム１に揺動可能に軸支
１４′シたエアシリンダ１４の上端が連結されている。

したがってエアシリンダ１４を加圧すれば、前記上面回
転ブラシ４を第１図鎖線に示すように上方格納位置に保
持することができる。また前記エアシリンダ１４が不作
動の状態にあるときは、上面回転ブラシ４は横軸６を中
心に門型走行フレーム１の前後に自由に揺動１”ること
かでへる。

前記門型走行〕ｌ／　＝−ム１の後部には、前記一対の
側面回転ブラシ５．５が吊設されるものでｔ）って、す
なわち門型走行フレーム１に横架ｔ、７′ｉ−案内レー
ル１５に一対の移動枠１ｆｉ、１Ｇが摺動できるように
係合され、それら移動枠１６．１６には一対の側面回転
ブラシ５．５を吊下（〜た垂直軸１７゜１７が装着され
ており、各移動枠１６と垂直軸１７とは案内レール１５
の支持軸１Ｂを支点と（７て門型走行フレーム１の走行
方向に揺動することができる。各移動枠１６には原動機
１９が支持され、この原動機１９によ′：）て側面回転
ブラシ５を回転させることができる。一対の側面回転ブ
ラン５゜５は案内レール１５に沿って開閉するように移
動できるよう制御され、車両の車体前面、両側面および
後面をブラシング洗浄することがで六る。而して前記上
面および一対の側面回転ブラシ４および５，５の支持お
よび作動機構は従来公知のものが使用されるも゛のであ
って詳細な説明を省略する。

門型走行フレーム１の前部には、乾燥装置りが装備され
ており、すなわち門型走行フレーム１０両側には、その
内方に向けて開口する一対の側面送風ノズル２１．２１
が設けられると＼もに、その上面に同じく内方に向けて
開Ｅコする上面送風ノズル２２が平行リンク機構２４を
介して昇降可能に枢支２５．２６され、その平？−Ｊ”
）ンク機構２４は昇降用シリンダ２７の伸縮作動により
枢支２５゜２６点回りに上下方向に回動制御される。こ
れらの側面および上面送風７′ズル２１．２１および２
２は門型走行フ）／−ム１の両側丁端に装設した送風機
２３に連通されている。而してこの乾燥装置りも寸だ従
来公知の構造のものであるので、その詳細な説明を省略
する。

門Ｗ　走行フレート１の、前記側面回転ブラン５゜５よ
りも外側にはリンス水を車両の車体面に噴射し得るリン
ス水噴射装置Ｒが設けられる。次にこのリンス水噴射装
置Ｒの構造を、主に第２図を参照して説明すると、門型
走行フレーム１の背面に延設される支持枠２８には、門
型のリンス水噴射管３１が門型走行フレーム１を横切っ
て配設されており、とのリンス水噴射管３１には門型走
行フレーム１の内方に噴口を向けた複数個のノズル３２
が間隔をあけて設けられる。リンス水噴射管３１の途中
には、電磁弁３３を介してす；／ス水供給管３４が接続
され、このリンス水供給管３４は、門型走行フレーム１
に支持される水ポンプＰに接続され、前記電磁弁３３０
開弁によってノズル３２上り清水を噴射することができ
る。

゛まだ前記支持枠２８には、前記リンス水噴射装置Ｒ，
の内側にワックス塗布装置Ｗが設けられている。このワ
ックス塗布装置Ｗは、前記リンス水噴射管３１と略平行
に配設された門型の水性ワックス噴射管３Ｔを有し、こ
の水性ワックス噴射管３７には、門型走行フｌ／−ム１
の内方に噴口を向けた複数個のノズル３８が間隔をあけ
て設けられる。水性ワックス噴射管３７の途中には、水
性ワックス供給管３９が接続され、この供給管３９はエ
ゼクタ４０および電磁弁４１を介して水供給管４２に接
続され、この水供給管４２は水ポンプＰに接続されてい
る。前記エゼクタ４０には、ワックスタンクＴに連なる
ワックス原液供給管４３が接続されている。したがって
水ポンプＰの駆動後、電磁弁４１を開弁ずれば、圧力水
はエゼクタ４０に至り、ここでエゼクタ効果によりワッ
クス原液供給管４３より水性ワンクス原液を吸引し、水
と混合した水性ワックスを複数個のノズル３８より噴射
することができる。

さらに前記門型走行フレーム１において上面回転ブラシ
４とｍ一対の側面回転ブラシ５，５０間には、洗浄水を
正画の車体面に噴射し得る洗浄水噴射装置Ｃが設けられ
ている。この洗浄水噴射装置Ｃは、前記ワックス噴射装
置Ｗと同じように門型の洗浄水噴射管４５を門型走行フ
レ・−ム１を横切って配設し、この洗浄水噴射管４５に
門型走行フレ・−ム１の内方に噴口を向けた複数個のノ
ズル４６を間隔をあけて設けることにより構成される。

。 洗浄水噴射管４５は水道等の給水源、５に連なる水供給
管４７に接続され、その水供給管４γの途中には電磁弁
４８が介挿され、この電磁弁４８が開いたときノズル４
６より洗浄水が噴射される。

また門型走行フレーム１の前部上方には、洗浄或は艶出
しすべき車両Ｖの車体位置および車高を検知する本発明
反射型超音波検知装置５０が配設されており、この超音
波検知装置５０は、超音波を車両Ｖの車体上面に向けて
下方に発射し、車体面からの反射波を受信して車体の少
なくとも一部が門型走行フレーム１内に存在するか否か
（即ち車体位置）および車体の高さが一部レベルよりも
大へいか否か（即ち車高の大きさ）を検知し得るように
なっており、検知された車体位置や車高に応じて、後述
する制御装置５１を介して洗車装置の作動を制御するよ
うになっている。

次に前記制御装置５１について説明すると、第１図にお
いて、門型走行フレーム１のｍ個部前面に取付けられた
制御盤５２には、予め定められた洗車プログラムを選択
するための洗車方法選択スイッチ５３および洗車装置の
走行川原動機（図示せず）を始動するスタートボタン５
４が設けられており、またその制御盤５２内には、予め
定められた制御プログラムに従って洗車装置を作動させ
る制御回路（図示せず）が内蔵されている。

前記制御回路は、車体の洗浄および乾燥を行なう第１制
御プログラムとワックス塗布、リンスおよび乾燥を行な
う第２制御プログラムとからなり、第１制御プログラム
が選択されると、門型走行フレート１の往行時に、洗浄
水噴射装置ｉｃを作動させて洗浄水噴射管４５から洗浄
水を噴射して上面および側面回転ブラシ４，５．５によ
りブラシングを行ないながら車体面を洗浄し、また門型
走行フレーム１の復行時に、乾燥装置りを作動させて上
面および側面送風ノズル２２．２１から噴射される圧力
風により洗浄後の濡れた車体面を乾燥させ、他方第２制
御プログラムが選択されると、門型走行フレーム１の往
行時に、ワックス塗布装置Ｗおよびリンス水噴射装置Ｒ
を作動させて、水性ワックス噴射管３７から水性ワック
スを車体面に塗布した後、リンス水噴射管３１から清水
を吹付けて余分なワックスを洗い流し、１だ門型走行フ
レーム１の復行時に、乾燥装置りの作動によりワックス
塗布およびリンス後の車体面を乾燥させるようになって
いる。

次に第３図を参照して本発明装置の作用について説明す
ると、先ず洗車方法選択スイッチ５３により第１．第２
制御プログラムのいずれか一部、例えば第１制御プログ
ラムを選択してからスタートボタン５４を押すと、図示
しない走行用原動機が始動されて門型走行フレーム１が
車両■に対して往行を開始する。門型走行フレーム１が
車両Ｖの前端部に到達したと傘、第３図（イ）に示すよ
うに、反射型超音波検知装置５０は車体が門型走行フレ
ーム１に入ったこと、即ち車高が第ルベルＨＩヨりも大
きいことを検出して原動機８，１９を作動させ、上面お
よび側面回転ブラシ４　、５　、’５を回転駆動させる
とともに洗浄水噴射装置Ｃの電磁弁４８を開弁させ、洗
浄水噴射管４５のノズル４６から洗浄水を噴射させる。

門型走行フレーム１がさらに前進して、反射型超音波検
知装置５０が車両の前部上面に達したとき（第３図（ロ
））、車両Ｖの車高が普通乗用自動車のように比較的低
く、第２レベルＨ２と第２レベルＨ２との間にあれば、
反射型超音波検知装置５０はこれを検知してエアシリン
ダ１４を伸長作動して上面回転ブラシ４を上限位置（第
３図鎖純水）から下限位置（第３図点純水）まで下降さ
せ、またパン型自動車等のように車高が第２レベルＨ２
を超えると、エアシリンダ１４を収縮作動して上面回転
ブラシ４を上限位置に保持する。その後門型走行フレー
ム１の前進に従い、車高が第２レベルＨ２よりも低い乗
用自動車等の車両Ｖ（第３図実純水）に対しては、上面
回転ブラシ４は車両Ｖの上面の形状に沿ってブランング
しながら洗浄を行ない、他方車高が第２レベルＨ２より
も高いパン型自動車等の車両Ｖ（第３図鎖純水）に対し
ては、上面回転ブラシ４を上限位置に保持した状態のま
ま車体上面をブラシフグ洗浄していき、これと同時に側
面回転ブラン５゜５は横方向に開閉しながら車体前面、
両側面および後面に沿って移動してそれら面をブランン
グ洗浄する。門型走行フレーム１の前部が車体の後端部
を通過したとき（第３図（ハ））、反射型超音波検知装
置５０は車高が第ルベルＨ０以下になったことを検出し
て図示しないタイマを作動して一定時間経過後、即ち門
型走行フレーム１の後端部が車両■の後端部を通過した
後、電磁弁４８を閉弁式せて洗浄水噴射管４５のノズル
４６がらの洗浄水の噴射を停止させるとともに、走行用
原動機（図示せず）およびブラシ駆動用の原動機８．１
’９を不作動にして門型走行フレーム１の走行を停止さ
せるとともに上面回転ブラシ４および側面回転グラフ５
，５０回転を停止させる。

続いて乾燥工程に入り、門型走行フレーム１は上面回転
ブラシ４を上限位置に跳ね上げたまま復行を開始し、車
両Ｖの後部が門型走行フレーム１内に進入したとき、反
射型超音波検知装置５０が車両■の高さが第２レベルＨ
２よりも大きいことを検知して送風機２３を駆動すると
同時に、車高が第２レベルＨ２と第２１ノベル躯との間
にあるとき、昇降用ンリノダ２７を伸長作動して上面送
風ノズル２２を一坦下限位置に下降させた後車体上面に
沿って昇降させながら、また車高が第２レベルＨ２より
も犬へいときには、上面送風ノズル２２を上限位置に保
持した状態で、門型走行フレーム１の復行に従って上面
送風ノズル２２および側面送風ノズル２１より車体上面
および側面に圧カッ虱を吹付けて車体面を効率良く乾燥
する。門型走行フレーム１がさらに復行を続けて車両Ｖ
の前端部から離れるとき（第３図（イ））、反射型超音
波検知装置５０がそれを検知して送風機２３を不作動に
して、送風ノズル２１．２１．２２からの送風を停止さ
せ、門型走行フレーム１が左端位置に達したら走行用原
動機（図示せず）を不作動にして該フレーム１０走行を
イギ止させて、乾燥工程を終える。

また、既に洗浄を終えた車両に対して水性ワックスを塗
布した後乾燥を行なう場合のように、第２制御プログラ
ムを選択すると、洗車装置は以下のように作動制御され
る。即ち、スタートボタン５４を押すと、門型走行フレ
ーム１は車両Ｖに対して往行な始め、このとき上面回転
ブラシ４は上限位置に保持されるとともにブラシの回転
駆動用の原動機８，１９も不作動状態に保たれる。門型
走行フレーム１の前進により車両Ｖの前端部がその門型
走行フレーム１内に入ったと缶、反射型超音波検知装置
５０はそれを検知して図示しないタイマを作動し、一定
時間経過後、水性ワンクス噴射管３γおよびり／ス水噴
射管３１が車体前部に到達したとき、該タイマにより電
磁弁３３．４１が開弁されて水性ワックス噴射管３γの
ノズル３８より水性ワックスを車体面に吹付けた後、リ
ンス水噴射管３１のノズル３２より清水を車面に吹付け
て余剰のワンクス液を洗い流し、門型走行フレーム１が
車体の後端部を通過したとき、反射型超音波検知装置５
０がそれを検知して図示しないタイマを作動させて、そ
のタイマにより水性ワンクス噴射管３Ｔおよびリンス水
噴射管３１が車体後部を過ぎたとき電磁弁３３．４１を
閉弁して水性ワックスおよびリンス水の噴射を停止させ
、同時に図示しない走行用原動機の作動を止めて門型走
行フレーム１の往行を停止させる。続いて乾燥工程に入
り、門型走行フレーム１が復行を始めると、往行時に反
射型超音波検知装置５０により車高が第２レベルＨ２よ
りも大きいことを検知していた場合には、上面送風ノズ
ル２２は上限位置に保持され、また車高が第１．レベル
Ｈ１と第２レベルＨ２の間にあることを検知していた場
合には、引降用シリンダ２７の伸長作動により上面送風
ノズル２２は下降されて車体上面に沿って昇降される。

門型走行フレーム１の復行により反射型超音波検知装置
５０が車体後端部を検知したとき、送風機２３が駆動さ
れて上面送風ノズル２２および側面送風ノズル２１．２
１から圧力風が車体上面および側面に噴射され、これら
面を効率良く乾燥する。門型走行フレーム１の復行時に
それが車両■の前端部より離れたとき、反射型超音波検
知装置５０がそれを検知して送風機２３を不作動にして
上面および側面送風ノズル２２，２１．２１からの送風
を止ｙ入門型走行フレーム１が左端位置に達したら走行
用原動機（図示せず）を不作動にして該フレーム１０走
行を停止させ、乾燥工程を終了する。

以上のように本発明によれば、１個の反射型超音波検知
装置により車両の車体位置および車高を正確に検知する
ことができ、従来のように比較的高価な充電スイッチを
２個以上用いる場合に較べて大巾なコストダウンが可能
になり、また超音波を車体面に反射させて検知を行なう
ので、検知装置が車体面と接触することは全くなく、従
って車体面を傷つける惧もない。

さらに、上面回転ブラシや上面送風ノズル等を含む各種
処理装置は、車両が門型走行フレーム内に存在するとき
にのみ選択的に作動され、車両が門型走行フレーム外に
あるときには不作動状態になっているので、動ツバ洗浄
水、ワックス等の浪費を可及的に減少させることができ
経済的であるとともに洗浄、ワックス塗布、乾燥等の処
理に要する時間も短縮することができる。

【図面の簡単な説明】 図面は本発明装置の一実施例を表わすもので、第１図は
その概略側面図、第２図はそのリンス水噴射装置、ワッ
クス塗布装置および洗浄水噴射装置の概略斜視図、第３
図は本発明装置の作動状態を表わす作用図である。 １・・・門型走行フレーム、２・・・走行レール、４・
・・上面回転ブラシ、２２・・・上面送風ノズル、５０
・・・反射型超音波検知装置、 Ｃ・・・洗浄水噴射装置、Ｄ・・・乾燥装置、■・・・
車両、Ｗ・・・ワックス塗布装置、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 検装置およびワックス塗布装置等の各種処理装置を備え
   た門型走行フレームを、地上に敷設された走行レール上
   に往復走行可能に載置してなる洗車装置において、前記
   門型走行フレームの上部に、超音波を車体」二面に反射
   させて車両の車体位置および車高を検知する反射型超音
   波検知装置を設け、その検知装置により車両が門型走行
   フレーム内に存在することを検知したとき、前記各種処
   理装置を選択的に作動させ、他方門型走行フレームが車
   両から離れたことを検知したときその門型走行フレーム
   の走行を停止させると同時に前記各種処理装置の作動を
   総て停止させ、また車両の高さが一定レベル以下のとき
   、前記上面回転ブラシおよび上面送風ノズルを下限位置
   まで下降させ、車両の高さが前記一定レベル以上のとき
   、前記上面回転プランおよび上面送風ノズルを上限位置
   に上昇させてそこに保持するようにしたことを特徴とす
   る車体位置および車高検知装置を備えた洗車装置。