JP3261419B2 - 洗車機の洗車方法 - Google Patents

洗車機の洗車方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を搬送手段で
搬送しながらブラシ装置を用いて洗浄する洗車機の洗車
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記洗車機の一例を図面に基づい
て説明する。図3,図4に示すように、正面視門形状に
形成された据置型の洗車機本体1と、被洗浄車両2を前
方から洗車機本体1内に搬入するとともに洗車機本体2
内から後方へ搬出する左右一対のローラコンベヤ3(搬
送装置の一例)から構成される洗車機4が床面5に設け
られている。
【0003】上記洗車機本体1の内部には、リンス(洗
浄水)やシャンプー液をスプレーしながら被洗浄車両2
を洗浄するためのロッカーブラシ6とトップブラシ7と
サイドブラシ8とが設けられ、またワックス液をスプレ
ーしながら被洗浄車両2にワックスを塗布するトップブ
ラシ9とロッカーブラシ10が設けられ、さらに空気を吹
きつけて被洗浄車両2を乾燥するトップノズル11とサイ
ドノズル12とが設けられている。上記ロッカーブラシ
6,7とサイドブラシ8は図3に2点鎖線で示すように
左右方向に移動自在に構成されている。
【0004】また、洗車機本体1の先端にプレリンス用
のノズル21、トップブラシ7の後部にフォイナルリンス
用のノズル22が配置され、ブラシ6,7,8の前方に被
洗浄車両2へシャンプー液をスプレーするノズル23が配
置され、また各ブラシ6,7,8,9,10本体を洗浄す
るためにシャンプー液(ワックス除去剤)を各本体へス
プレーするノズル24,25,26,27,28が配置され、さら
にワックス塗布用のトップブラシ9の前方に下地ワック
ス(ポリッシュ)液をスプレーするノズル29が配置さ
れ、ロッカーブラシ10の上方に仕上げワックス(フィニ
ッシュ)液をスプレーするノズル30とフッソコート液を
スプレーするノズル31が配置されている。
【0005】また図5の洗車機本体1内に配設された配
管図に示すように、水タンク41と、シャンプー液タンク
42と、ポリッシュ液タンク43と、フィニッシュ液タンク
44と、フッソコート液タンク45が設けられ、水タンク41
内に設けられた水中ポンプ51に水配管ライン52が接続さ
れ、シャンプー液タンク42とポリッシュ液タンク43とフ
ィニッシュ液タンク44とフッソコート液タンク45は、そ
れぞれ水配管ライン52にノズル53,54,55,56を通して
接続されている。なお、これらノズル53,54,55,56に
水が流れると、各液が吸い出されて水に混合されて供給
される。
【0006】また水配管ライン52は、電磁弁61を介し
て、上記プレリンス用のノズル21とファイナルリンス用
のノズル22に接続されている。またシャンプー液の配管
ライン62は、電磁弁63を介して上記シャンプー液をスプ
レーするノズル23に接続され、電磁弁64を介して、上記
ブラシ本体洗浄用のノズル24,25,26,27,28に接続さ
れている。また、ポリッシュ液の配管65は電磁弁66を介
してポリッシュ液をスプレーするノズル29に接続され、
フィニッシュ液の配管67は電磁弁68を介してフィニッシ
ュ液をスプレーするノズル30に接続され、またフッソコ
ート液の配管69は電磁弁70を介してフッソコートスプレ
ー用のノズル31に接続されている。また、上記ノズル2
9,30,31は、電磁弁71を介して上記水配管ライン52に
接続されている。
【0007】また図4に示すように、洗車機本体1の前
面には、表面に操作パネルを設けた制御装置13が設けら
れている。制御装置13は、マイクロコンピュータから構
成され、各ブラシ6〜10、ノズル11,12、ローラコンベ
ヤ3、水中ポンプ51および電磁弁61,63,64,66,68,
70が接続され、制御装置13はこれら装置を制御する。
【0008】また上記ローラコンベヤ3は、4分割され
ており、洗車機本体1から被洗浄車両2を搬出する最終
のコンベヤ14には、被洗浄車両2が搬出されたことを検
出する光電スイッチ15が設けられている。また洗車機本
体1の正面上部に被洗浄車両2の有無および車高を検出
する超音波センサ16が設けられている。
【0009】上記構成の洗車機では、制御装置13におい
てローラコンベヤ3が駆動されることにより被洗浄車両
2は搬送され、各ブラシ6〜10、ノズル11,12が駆動さ
れ、さらに被洗浄車両2の洗車コースに従って上記電磁
弁が開閉されることにより、リンス、シャンプー液など
が被洗浄車両2へスプレーされ、被洗浄車両2が洗車さ
れる。洗車後、被洗浄車両2はローラコンベヤ14の終端
部まで搬出される。
【0010】また、洗車後、各ブラシ6〜10本体を洗浄
するために、電磁弁64を開動作してシャンプー液をスプ
レーしながら各ブラシ6〜10を一定時間回転させる。な
お、次の被洗浄車両2の洗車が設定されると、またはロ
ーラコンベヤ3により次の被洗浄車両2が洗車機本体1
内に搬送されてくると、次の被洗浄車両2の運転者に安
心感を与えるために、電磁弁64を閉動作し、各ブラシ6
〜10本体の洗浄を中止している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、ワックス塗布用のトップブラシ9とロッ
カーブラシ10は特に汚れがひどいために、洗浄が中止さ
れると、汚れの除去が難しくなり、ブラシを交換する時
期を早くすることになるという問題があった。
【0012】そこで本発明は、ワックス塗布用のブラシ
装置の汚れを完全に除去し、メンテナンスの時期を遅く
することを可能とした洗車機の洗車方法を提供すること
を目的としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、据置型の洗車機本体と、車両を前方
から前記洗車機体内に搬入するとともに洗車機本体内か
ら後方へ搬出する搬送手段と、前記車両の洗車の設定を
行う設定器を備え、前記洗車機本体内の前方に前記車両
の洗浄用のブラシ装置を設け、前記洗車機本体内の後方
に前記車両のワックス塗布用のブラシ装置を設けた洗車
機の洗車方法であって、前記洗浄用ブラシ装置とワック
ス塗布用ブラシ装置による前記車両の洗浄が終了する
と、これらブラシ装置にワックス除去剤をスプレーして
ブラシ装置自体を洗浄し、前記設定器による次に洗浄を
行う車両の洗車の設定、または前記搬送手段による洗車
機本体内への車両の搬送を確認すると、前記洗浄用ブラ
シ装置のブラシ装置自体の洗浄を中断し、前記ワックス
塗布用のブラシ装置自体の洗浄を続行するものである。
【0014】この方法によると、ブラシ装置本体の洗浄
中に、次に洗浄を行う車両の洗車が設定されても、また
は搬送手段により次の車両が洗車機本体内に搬送されて
きても、ワックス塗布用ブラシ装置自体の洗浄が中断さ
れることがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来例と同一の構成には同
一の符号を付して説明を省略する。
【0016】図2に本発明の実施の形態における洗車機
の洗車機本体内に配設された配管図を示す。図2に示す
ように、シャンプー液の配管ライン62に新たに電磁弁73
を設け、ワックス塗布用の左右一対のロッカーブラシ本
体スプレー用のノズル27、およびワックス塗布用のトッ
プブラシ本体スプレー用のノズル28はこの電磁弁73を介
して、シャンプー液の配管ライン62に接続されている。
【0017】以下、本発明の要部である被洗浄車両2の
洗浄後の制御装置13による駆動方法を図1のフローチャ
ートに従って説明する。なお、水中ポンプ31は駆動され
ているものとする。
【0018】洗車工程が実行され、洗車が終了し(ステ
ップ−1,2)、光電スイッチ15により最終コンベヤ14
から被洗浄車両2が排出されたことを検出すると(ステ
ップ−3)、第1タイマーのカウントを開始し(ステッ
プ−4)、所定時間、たとえば10秒が経過すると(ス
テップ−5)、第2タイマーのカウントを開始し(ステ
ップ−6)、電磁弁64,73を励磁して弁を開き、シャン
プー液を、洗浄用の左右一対のロッカーブラシ本体スプ
レー用のノズル24、洗浄用の左右一対のサイドブラシ本
体スプレー用のノズル25、トップブラシ本体スプレー用
のノズル26、ワックス塗布用の左右一対のロッカーブラ
シ本体スプレー用のノズル27、およびワックス塗布用の
トップブラシ本体スプレー用のノズル28へ供給し(ステ
ップ−7)、各ブラシ6〜10を空回転する(ステップ−
8)。
【0019】次に、洗車機の設定器(図示せず)により
次の被洗浄車両2の設定が行われたか、あるいは超音波
センサ16により次の被洗浄車両2の搬入が検出されたか
を判断し(ステップ−9,10)、設定、あるいは搬入が
検出されると、電磁弁64を無励磁として弁を閉じ(ステ
ップ−11)、洗浄用のロッカーブラシ6、トップブラシ
7、およびサイドブラシ9の回転を停止する(ステップ
−12)。設定、あるいは搬入が検出されないと、第2タ
イマーのカウント値が所定時間、たとえば20秒が経過
したかを判断し(ステップ−13)、経過を判断すると、
電磁弁64,73をともに無励磁として弁を閉じ(ステップ
−14)、各ブラシ6〜10の回転を停止する(ステップ−
15)。
【0020】このように、次の被洗浄車両2の実行が開
始されても、ワックス塗布用の左右一対のロッカーブラ
シ本体スプレー用のノズル27、およびワックス塗布用の
トップブラシ本体スプレー用のノズル28へのシャンプー
液の供給が停止されないことにより、必ずワックス塗布
用のブラシ9,10をシャンプー液、すなわちワックス除
去剤により洗浄することができ、よって、洗浄の中止に
より汚れの除去が難しくなるという不具合を解消でき、
ブラシを交換する時期を遅くすること、すなわちメンテ
ナンスの時期を遅くすることができる。また、洗浄用の
ロッカーブラシ6、トップブラシ7、およびサイドブラ
シ8の洗浄は従来通りに洗浄の中止が行われることによ
り、被洗浄車両2の運転者に安心感を与えることができ
る。
【0021】なお、上記実施の形態では、ワックス除去
剤としてシャンプー液を使用しているが、シャンプー液
に限ることはない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブラシ装置自体の洗浄中に、搬送手段により次の車両が
洗車機本体内に搬送されてきても、ワックス塗布用ブラ
シ装置自体の洗浄が中断されることを無くすことがで
き、よって洗浄の中止により汚れの除去が難しくなると
いう不具合を解消でき、ブラシを交換する時期を遅くす
ること、すなわちメンテナンスの時期を遅くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機の制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図2】同洗車機の洗車機本体内に配設された配管図で
ある。
【図3】洗車機の一部切欠き平面図である。
【図4】洗車機の一部切欠き側面図である。
【図5】従来の洗車機の洗車機本体内に配設された配管
図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 被洗浄車両 3 ローラコンベヤ装置 4 洗車機 9 ワックス塗布用トップブラシ 10 ワックス塗布用ロッカーブラシ 13 制御装置 27 ワックス塗布用ロッカーブラシ本体洗浄ノズル 28 ワックス塗布用トップブラシ本体洗浄ノズル 41 水タンク 42 シャンプー液タンク 64,73 電磁弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据置型の洗車機本体と、車両を前方から
    前記洗車機体内に搬入するとともに洗車機本体内から後
    方へ搬出する搬送手段と、前記車両の洗車の設定を行う
    設定器を備え、前記洗車機本体内の前方に前記車両の洗
    浄用のブラシ装置を設け、前記洗車機本体内の後方に前
    記車両のワックス塗布用のブラシ装置を設けた洗車機の
    洗車方法であって、 前記洗浄用ブラシ装置とワックス塗布用ブラシ装置によ
    る前記車両の洗浄が終了すると、これらブラシ装置にワ
    ックス除去剤をスプレーしてブラシ装置自体を洗浄し、
    前記設定器による次に洗浄を行う車両の洗車の設定、ま
    たは前記搬送手段による洗車機本体内への車両の搬送を
    確認すると、前記洗浄用ブラシ装置のブラシ装置自体の
    洗浄を中断し、前記ワックス塗布用のブラシ装置自体の
    洗浄を続行することを特徴とする洗車機の洗車方法。
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