JPH0994197A - 無人清掃車の制御方法 - Google Patents

無人清掃車の制御方法

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JPH0994197A
JPH0994197A JP7276316A JP27631695A JPH0994197A JP H0994197 A JPH0994197 A JP H0994197A JP 7276316 A JP7276316 A JP 7276316A JP 27631695 A JP27631695 A JP 27631695A JP H0994197 A JPH0994197 A JP H0994197A
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JP
Japan
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vehicle body
passage
cleaning
vehicle
rotating brush
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7276316A
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English (en)
Inventor
Satoshi Sakai
聰 酒井
Izumi Yamamoto
泉 山本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物内部の通路を往復走行しながら洗浄する
にあたって、洗浄水を無駄にしない無人清掃車の制御方
法を提供する。 【解決手段】 車体11が転回開始位置Aに到達したと
きに洗浄水の供給が中断するように、車体11が壁面3
1に対する所定位置Cに到達したときに制御部15が洗
浄水の供給経路を閉鎖する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無人清掃車の制御方
法に係り、さらに詳しく言えば、例えば建物内部の通路
を往復走行しながら洗浄するにあたって、洗浄水に生ず
る無駄を少なくする無人清掃車の制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、建物内部における通路を洗浄する
ために、無人清掃車の導入が進められている。例えば無
人清掃車は、車体の前方を検知する超音波距離センサ
と、車体と通路との間を昇降可能、かつ、通路に接触し
た状態で回転可能に設けられた回転ブラシと、超音波距
離センサの出力値に基づいて車体を走行させるととも
に、回転ブラシに洗浄水を供給するCPU等の制御部と
を有し、超音波距離センサの出力値が所定値以下になっ
たとき、制御部が車体を180度転回走行させることに
より通路を往復走行しながら洗浄するようになってい
る。
【0003】洗浄水は、車体に内蔵されたタンクに貯留
されていて、電磁弁が設けられたホースを介して回転ブ
ラシに供給される。そして、通路の洗浄に用いられた洗
浄水は、車体の走行方向後側に設けられた吸取部に吸引
され、通路上に残留することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、制御部は、
車体を転回走行させている間、通路の洗浄を一時中断す
るようになっている。具体的には、超音波距離センサの
出力値が所定値以下になったとき、換言すれば車体が転
回走行を開始する位置に到達したとき、制御部が回転ブ
ラシを停止させるとともに上昇させ、かつ、電磁便を閉
鎖することにより洗浄水の供給を中断する。そして、車
体が転回走行を終了して直進走行に移行するとき、制御
部が回転ブラシを通路に接触するように下降させるとと
もに起動させ、かつ、電磁弁を開放することにより洗浄
水を回転ブラシに供給する。
【0005】ところが、従来では、車体が転回走行を開
始する位置に到達したときに制御部が電磁弁を閉鎖する
ため、電磁弁と回転ブラシとの間のホース内や、あるい
は回転ブラシのパイル間に含まれている洗浄水が車体の
転回走行中に通路に滴り落ち、洗浄水が無駄になるとい
う問題があった。この問題は、無人清掃車の車体を18
0度転回走行させる場合だけでなく、例えば90度転回
走行させる場合にも生じている。本発明は、このような
従来の問題を解決するためになされたもので、その目的
は、建物内部の通路を往復走行しながら洗浄するにあた
って、洗浄水を無駄にしない無人清掃車の制御方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、車体の前方を検知する超音波距離センサ
と、前記車体と通路との間を昇降可能、かつ、前記通路
に接触した状態で回転可能に設けられた回転ブラシと、
前記超音波距離センサの出力値に基づいて前記車体を走
行させるとともに、前記回転ブラシに洗浄水を供給する
制御部とを有し、前記超音波距離センサの出力値が所定
値以下になったとき、前記制御部が前記回転ブラシを停
止させるとともに前記通路から離間するように上昇さ
せ、かつ、前記洗浄水の供給を中断した状態で前記車体
を転回走行させる無人清掃車の制御方法であって、前記
車体が前記転回走行を開始する位置に到達したときに前
記洗浄水の供給が中断するように、前記車体が前記転回
走行を開始する位置よりも手前側の所定位置に到達した
ときに前記制御部が前記洗浄水の供給経路を閉鎖するこ
とを特徴としている。
【0007】この場合、制御部が洗浄水の供給経路を閉
鎖する位置としては、車体が転回走行を開始する位置に
到達したときに、例えば電磁弁と回転ブラシとの間のホ
ース内や、あるいは回転ブラシのパイル間の洗浄水が完
全に無くなるような位置を適宜設定すればよく、制御部
が超音波距離センサにより壁面に対する車体の位置を検
知して電磁弁を閉鎖すればよい。このような本発明にお
いては、車体が転回走行を開始するとき、例えば電磁弁
と回転ブラシとの間のホース内や、あるいは回転ブラシ
のパイル間に洗浄水が含まれていない状態となるため、
従来のように、車体の転回走行中に洗浄水が通路に滴り
落ちる虞れがなく、これにより前記目的が達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1には、本発明に係る一実施例の無
人清掃車10が示されている。この無人清掃車10は、
車体11の前方(図中左側)を検知する超音波距離セン
サ12と、車体11に設けられた回転ブラシ13と、超
音波距離センサ12の出力値に基づいて車体11を走行
させるとともに、回転ブラシ13に洗浄水14を供給す
るCPU等の制御部15とを有している。
【0009】回転ブラシ13は、略円盤状の基部13A
に多数植設されたパイル13Bが通路30と対面するよ
うに配置されていて、シリンダ16により車体11と通
路30との間を昇降可能、かつ、無端ベルト17を介す
るモータ18により通路30に接触した状態で回転可能
とされている。この回転ブラシ13は、上昇,下降およ
び起動,停止が制御部15に制御されている。
【0010】洗浄水14は、車体11に内蔵されたタン
ク19に貯留されていて、電磁弁20が設けられたホー
ス21を介して回転ブラシ13に供給される。この洗浄
水14は、通路30の洗浄に用いられた後、車体11の
走行方向後側(図中右側)に設けられた吸取部22に吸
引され、通路30上に残留することはない。具体的に
は、吸取部22は、通路30に接触して洗浄水14を集
水する吸引部23と、車体11に内蔵された回収タンク
24とが吸引ホース25を介して連通されていて、制御
部15が吸引ホース24に設けられた吸引ポンプ26を
起動させることにより、通路30上の洗浄水14を回収
タンク24に回収するようになっている。
【0011】図2に示すように、この無人清掃車10
は、通路30を壁面31に向かって直進走行し、超音波
距離センサ12の出力値が所定値以下になったとき、制
御部15が通路30の洗浄を一時中断した状態で車体1
1を180度転回走行させることにより、通路30を往
復走行しながら洗浄するようになっている。すなわち、
制御部15は、超音波距離センサ12の出力値が所定値
以下になったとき、換言すれば車体11が転回走行を開
始する転回開始位置Aに到達したとき、回転ブラシ13
を停止させるとともに上昇させ、かつ、洗浄水14の供
給を中断する。次に、制御部15は、車体11が転回走
行を終了して直進走行を開始する直進開始位置Bに到達
したとき、回転ブラシ13を通路30に接触するように
下降させるとともに起動させ、かつ、洗浄水14を回転
ブラシ13に供給する。
【0012】そして、本実施例においては、車体11が
転回開始位置Aに到達したときに、電磁弁20と回転ブ
ラシ13との間のホース21内や、あるいは回転ブラシ
13のパイル13B間の洗浄水14が完全に無くなるよ
うに、超音波距離センサ12により車体11が壁面31
に対する所定位置Cに到達したことを示す検出値を出力
したときに制御部15が電磁弁20を閉鎖するようにな
っている。この電磁弁20を閉鎖する所定位置Cは、例
えば壁面31に対して車体11が2m以内に接近したと
きに設定されている。
【0013】本実施例によれば、通路30の洗浄に用い
られた洗浄水14が車体11の走行方向後側に設けられ
た吸取部22により吸引され、従来と同様に、通路30
上に洗浄水14が残留することはない。そして、本実施
例によれば、車体11が転回開始位置Aに到達したとき
には、電磁弁20と回転ブラシ13との間のホース21
内や、あるいは回転ブラシ13のパイル13B間の洗浄
水14が完全に無くなっているため、従来のように、車
体11が転回走行中に洗浄水14が通路30に滴り落ち
ることがなく、洗浄水14に無駄が生じない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、通路の洗浄に用いられ
た洗浄水が吸取部に吸引されて通路上に残留せず、か
つ、車体が転回走行を開始する位置に到達したときに洗
浄水の供給が中断されるため、従来のように転回走行中
に洗浄水の無駄が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】制御部が電磁弁を閉鎖する位置を示す模式平面
図である。
【符号の説明】
10 無人清掃車 11 車体 12 超音波距離センサ 13 回転ブラシ 14 洗浄水 15 制御部 30 通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前方を検知する超音波距離センサ
    と、前記車体と通路との間を昇降可能、かつ、前記通路
    に接触した状態で回転可能に設けられた回転ブラシと、
    前記超音波距離センサの出力値に基づいて前記車体を走
    行させるとともに、前記回転ブラシに洗浄水を供給する
    制御部とを有し、前記超音波距離センサの出力値が所定
    値以下になったとき、前記制御部が前記回転ブラシを停
    止させるとともに前記通路から離間するように上昇さ
    せ、かつ、前記洗浄水の供給を中断した状態で前記車体
    を転回走行させる無人清掃車の制御方法であって、前記
    車体が前記転回走行を開始する位置に到達したときに前
    記洗浄水の供給が中断するように、前記車体が前記転回
    走行を開始する位置よりも手前側の所定位置に到達した
    ときに前記制御部が前記洗浄水の供給経路を閉鎖するこ
    とを特徴とする無人清掃車の制御方法。
JP7276316A 1995-09-29 1995-09-29 無人清掃車の制御方法 Withdrawn JPH0994197A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104224062A (zh) * 2014-09-03 2014-12-24 深圳市大疆创新科技有限公司 Uav及其清洁墙体的方法、采用该uav的墙体清洁系统
US10518881B2 (en) 2014-09-03 2019-12-31 SZ DJI Technology Co., Ltd. UAV, method and system for cleaning a wall body
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JP2020151476A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 寧波富佳実業股▲分▼有限公司Ningbo Fujia Industrial Co., Ltd. 床清掃装置
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