JPH037247Y2 - - Google Patents

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JPH037247Y2
JPH037247Y2 JP13079386U JP13079386U JPH037247Y2 JP H037247 Y2 JPH037247 Y2 JP H037247Y2 JP 13079386 U JP13079386 U JP 13079386U JP 13079386 U JP13079386 U JP 13079386U JP H037247 Y2 JPH037247 Y2 JP H037247Y2
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water supply
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車を跨いで走行しその車体を洗
浄する方式の洗車機に関し、特にその給水を行う
ホースの水抜き構造に関する。
一般にこの種の装置はそのほとんどが屋外に設
置されるため、冬期には水管路の凍結防止対策が
不可欠である。通常は凍結防止対策として水管路
内にエアーを吹き込み水抜きを行うが、このうち
給水ホースは洗車機本体に対し立ち上げられるこ
とになるため、エアーを吹き込んでホース内の水
の大半を排出したとしても、残留した水がホース
の谷部に溜まつて凍結し給水不能に陥つてしま
う。従つてこの谷部には水抜き用のコツクを設け
て排水するよう対策しているが、寒冷地では一回
洗車する毎に凍結防止の必要が有り、その度にコ
ツクを開いたり閉じたりしなければならない不都
合があつた。
この考案はこうした問題点に対処して成され、
自動動作で完全な水抜きを成し得る装置を提供す
るものである。
以下、その具体例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明に基づく実施例の正面外観図で
ある。1は門形に形成された洗車機本体で、レー
ル2,2′上を往復走行し、該レール2,2′間に
停車された車を洗浄するよう構成されている。
3,3′は本体両側に配される一対のサイドブラ
シで、本体内に上記レールと直交する方向に水平
に渡されたブラシレール上を走行するよう吊下さ
れ、洗浄すべき車体の側面形状に従つて移動し開
閉を行なう。4は本体1の前後方向に揺動するブ
ラシアーム5,5′に支持されるトツプブラシで、
車の上面形状に従つてアーム5,5′を介して上
下に移動する。6,6′は本体両側下方に設けら
れる一対のロツカーブラシで、略水平方向に回動
するアームに支持されて開閉し、主に車のタイヤ
及び車体側面下半部を洗浄する。7は前方の天部
及び両側に備えられるブロワノズルで、車体に高
圧の空気を吹き付けて車体面の水滴を飛散させ乾
燥させるもので、特に天部ノズルはリンクアーム
を介して車体上面形状に従い上下動する。8は本
体前面に備えられる操作パネルで、主にこの洗車
機の運転操作を行う。
第2図は本実施例の主に給水系路を示す説明図
である。10は貯水槽で、水道口11より給水を
受け常時一定水位の貯水を行うと共に、給水ポン
プ12を内蔵し、給水ホース13を介して本体1
へその貯えた水を圧送する。14は貯水槽10内
のより立ち上げられた給水管で、給水ポンプ12
の吐出側と連通すると共に、途中で二方に分岐
し、一方で逆止弁15を介して給水ホース13と
接続し、他方の上端には常時大気開放し給水圧に
より閉弁される水抜き弁16を備えている。17
はエアータンクで、コンプレツサー(図示しな
い)と連通しエアホース18,18′を介して本
体1及び給水ホース13と接続している。エアホ
ース18を介して本体1へ送られる圧縮空気は、
洗浄に使用する洗剤水の発泡及び種々液剤管路の
液抜き等に用いられる。エアホース18′を介し
て給水ホース13へ送られる圧縮空気は、給水ホ
ース13及び後述する本体1内の給水管路30〜
35の水抜きを行う。19はこのエアホース1
8′と接続し給水ホース13内への圧縮空気の導
入を断通する電磁弁である。20は給水スタンド
で、本体1の走行に伴い傾動し、給水ホース1
3、エアホース18及び電気コード21をガイド
する。22,23は給水ホース13の谷部に設け
られるリリーフ弁で、給水ホース13の給水時に
は閉弁保持され、ホース13内に圧縮空気が導入
され一定圧以上になると開弁される。すなわち、
通常前記給水ポンプ12による給水圧は約4Kg/
cm2であり、前記エアータンク17より与えられる
圧縮空気は6Kg/cm2以上であるから、このリリー
フ弁22,23の開弁圧は4.5〜5Kg/cm2に設定
されている。
第3図は本体1内に備えられる散水ノズル等の
配管機器の配置を示す説明図。第4図は配管の接
続を示す説明図で、以下この図を基に各管路を説
明する。図中30〜35はいずれも噴水ノズルで
あり、このうち30〜35はその途中に複数のノ
ズル口を有した管材より構成されている。ノズル
30,31は本体前側に位置する散水用ノズルで
主に30は車体上面、31は車体側面に対し散水
を行う。ノズル32,34は洗剤の水溶液を散布
する洗剤用ノズルで、特にノズル34では発泡性
洗剤を空圧の導入と伴に散布して車体への付着
性・顧客へのデイスプレイ効果等の向上を計つて
いる。33はワツクス用ノズルでワツクス剤水溶
液を散布する。35は本体後側の散水ノズルであ
る。36は前記給水ホース13と接続し本体1各
部に配される噴水ノズル30〜35へ分岐給水を
行う分岐管で、この各ノズルへ至る給水管37〜
41には電磁弁42〜46がそれぞれ備えられ、
各ノズルへの給水が断通される。47〜49は本
体1内に備えられる液剤容器で、48にはワツク
ス液、47,49には洗剤液がそれぞれ貯えられ
ている。50〜52は該容器47〜49内の液剤
を送液する液剤管で、給水管38〜40に設けら
れる混合器53〜55へ接続しており、この混合
器はデイフユーザ状に絞られた給水流路内に液剤
管の出口端を臨ませた構造を成し、該流路内の流
水圧により液剤を吸入し給水路内に混合させてい
る。56〜58は液剤管50〜52の途中に設け
られる液剤流量調節弁で、それぞれに具備される
調節ツマミにより各液剤の供給量を調節できる。
59〜61は同じく液剤管50〜51の途中に設
けられる電磁弁である。62は前記エアホース1
8と接続する空圧管路で、電磁弁64を介してノ
ズル34と混合器55の間で給水管40と接続
し、その空圧を導入するデイフユザー65内に給
水管40よりもたらされる洗剤混合液を発泡させ
てノズル34より吐出させるよう作用する。
第5図は実施例の制御系を示すブロツク図であ
る。70はマイクロコンピユーターで、CPU7
1,ROM72及びRAM73を備え、入出力回
路74を介して各部と信号の授受を行う。75は
駆動回路で、マイクロコンピユーター70からの
信号に応じ、本体1の走行、前記各ブラシ3,
3′,4,6,6′の駆動、ブロワノズル7からの
空気の吹出しをはじめ、前記給水ポンプ12の駆
動及び電磁弁19,42〜46,59〜60,6
4の開閉を行う。操作パネル8には洗車のコース
選択・運転開始命令等の各操作を行う入力キーが
備えられており、入力キーの一つとして凍結防止
動作命令を入力する凍結防止キー76が備えられ
ている。77は外気温を検出する温度センサー
で、本体1の適宜位置に具備され、凍結防止措置
の要否判断に用いられる。
第6図a,bは上記マイクロコンピユーター7
0による要部プログラム動作を表すフローチヤー
ト図で、以下この図を基にその動作を説明する。
(a)はメインルーチンを表し、操作パネル8にお
いて洗車動作入力があれば(1)、洗車ルーチンを実
行して洗車動作し(2)、洗車終了後温度センサー7
7で検出する温度Tが凍結防止措置が必要な所定
温度T1(0〜5℃)以下であれば(3)、凍結防止ル
ーチンを実行して凍結防止措置を行う(4)。また洗
車休止中に操作パネル8において凍結防止キー7
6が押されると(5)、やはり凍結防止ルーチンを実
行して凍結防止措置を行う(6)。
(b)は前記凍結防止ルーチンの内容を示してい
る。まず電磁弁19,45,46を所定時間t1
(約10秒)だけ開弁し(11)、圧縮空気により噴水
ノズル34,35から給水管路内の水抜きを行
う。続いて弁34,35のみを開弁させたまま所
定時間t2(約40秒)の間待機し(12)、給水管路内
に残留した空圧により水抜きを継続すると共にエ
アータンク17内の空圧の回復を待つ。続いて電
磁弁19,42,43,44をやはり所定時間t1
だけ開弁し(13)、噴水ノズル30〜33より水
抜きを行う。この後弁42,43,44のみを開
弁したまま更に電磁弁59〜61を開弁し所定時
間t2の間待機して(14)、噴水ノズル30〜33
からの水抜きを継続すると共に液剤管50〜52
内に残留した液剤を各液剤容器47〜49へ流下
させ、一方この間にエアータンク17内の空圧を
回復する。次に、電磁弁19のみを所定時間t1
け開弁し(15)、給水ホース13に残留した水を
前記リリーフ弁22,23より排出する。すなわ
ち前記(11)(13)の各ステツプで水抜きを行う
際には、給水ホース13内に圧縮空気が導入され
ても噴水ノズル側において空圧が解放されるか
ら、リリーフ弁22,23を開弁させるまで空気
圧が上昇しないことが多く給水ホース13内に残
つた水を完全に排出できないため、弁42〜46
を全て閉じてからリリーフ弁22,23より排水
を行うものである。この後、上記ステツプ(11)
〜(15)の作業を1サイクルとし、1回目のサイ
クルが終了すると(16)、前記ブラシ3,3′,
4,6,6′をやはりt1の間だけ回転してブラシ
の水切りを行い(17)、以後エアータンク17の
空圧回復を待つて(18)ステツプ(11)〜(15)
のサイクルを所定回数(4〜6回)くり返して
(19)前記メインルーチン(a)へリタンする。
従つて、本実施例では外気温により凍結防止措
置の要否を検出し、措置が必要であれば1回の洗
車が終了する毎に自動的に水抜きを行い、また操
作パネル8における任意操作によつても水抜きを
実行することができる。凍結防止措置は、本体1
内の水管路の水抜き、給水ホース13の水抜き、
ブラシの水切りの順に成され、水抜き動作は数回
くり返される。また本体1の水管路の水抜きがス
テツプ(11)と(13)との2回に分けて行われる
のは、電磁弁42〜46を一度に開いて水抜きし
ようとすると、極めて大容量の圧縮空気を必要と
し、大形のエアータンクが必要となり、しかも管
路抵抗等の関係で全管路が均一に水抜きできない
点に対処して、分割して行うものである。尚、凍
結防止ルーチン中に操作パネル8において洗車入
力があれば、そのルーチンは中断され直ちに洗車
動作を行うことができる。
この考案は以上のように構成され、洗車機本体
へ給水を行うホースと、該ホース内へエアーを導
入する水抜き手段と、ホースの配管の谷部に備え
られ、少なくとも給水圧では閉弁保持し水抜き時
に導入されるエアー圧により開弁するリリーフ弁
とを備えたので、給水ホース内にエアーを導入す
ることによりリリーフ弁より自動的に水抜きが成
され、従来のように水抜きの度にコツクの開閉を
行うと云つた操作が不要となり、大幅な省力化が
可能であると共に、水抜きをし忘れる危険もない
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の正面外観図。第2図
は実施例の主に給水系路を示す説明図。第3図は
実施例の噴水ノズルの配置説明図。第4図は実施
例の管路説明図。第5図は実施例の制御系を示す
ブロツク図。第6図a,bは実施例のプログラム
要部を示すフローチヤート図。 1は洗車機本体、13は給水ホース、17はエ
アータンク、18,18′はエアー導入を行うエ
アーホース、22,23はリリーフ弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車を跨いで走行しその車体を洗浄する方式
    の洗車機において、洗車機本体へ給水を行うホー
    スと、該ホース内へエアーを導入する水抜き手段
    と、ホースの配管の谷部に備えられ、少なくとも
    給水圧では閉弁保持し水抜き時に導入されるエア
    ー圧により開弁するリリーフ弁とを備えたことを
    特徴とする洗車機。
JP13079386U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH037247Y2 (ja)

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JP13079386U JPH037247Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP13079386U JPH037247Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP13079386U Expired JPH037247Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JPH10278754A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Daifuku Co Ltd 洗車機のブラシの水切り方法

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JPH10278754A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Daifuku Co Ltd 洗車機のブラシの水切り方法

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