JP3098706B2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP3098706B2
JP3098706B2 JP08085950A JP8595096A JP3098706B2 JP 3098706 B2 JP3098706 B2 JP 3098706B2 JP 08085950 A JP08085950 A JP 08085950A JP 8595096 A JP8595096 A JP 8595096A JP 3098706 B2 JP3098706 B2 JP 3098706B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、装置本体より送水管
路を介して水または洗剤水からなる洗浄水を圧送し、洗
浄水をスプレー銃より高圧吐出させるスプレー洗浄と、
洗浄水をブラシ洗浄具より吐出させるブラシ洗浄とを可
能とした洗車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスプレー洗浄とブラシ洗浄とを
可能にした装置は、実公平4−3666号公報に記載さ
れており公知である。この従来の装置では、予め使用濃
度に希釈された洗剤水を貯える洗剤水タンクを備え、こ
のタンクの洗剤水をスプレー銃より高圧吐出させあるい
はブラシ洗浄具から低圧吐出させていた。
【0003】また、特公平1−17890号公報に記載
されるように、ブラシ洗浄具より起泡させた洗剤を吐出
してブラシ洗浄を行う装置も公知である。この装置で
は、送水管路に洗剤管路を接続して洗剤液を希釈混合し
て洗剤水を得た後、この送水管路に接続するエアー管路
より洗剤水中に圧縮空気を導入して起泡させ、この起泡
洗剤をブラシ洗浄具より吐出させるようにしている。
【0004】ところで、実公平4−3666号公報に記
載の装置では、スプレー洗浄およびブラシ洗浄で使用す
る洗剤水がいずれも同じ濃度とされており、効率の良い
運用ができない不都合がある。すなわち、スプレー洗浄
の場合は、比較的落ち易い汚れを水圧と水量とでスピー
ディーに洗い流すといった用途に向いており、洗剤は補
助的に添加されるだけであり比較的低い濃度で使用され
る。これに対しブラシ洗浄の場合は、洗剤の洗浄力にブ
ラシがけによる物理力を加えて落ちにくい汚れをある程
度の時間をかけて落とすていった用途に向いており、洗
剤が車体から容易に流れ落ちぬよう十分な起泡性を付与
できる比較的高い濃度で使用される。特に、特公平1−
17890号公報に記載されるような起泡洗剤の使用を
前提とした場合には、ある程度高い濃度の洗剤水を使用
する必要があった。
【0005】このように、スプレー洗浄とブラシ洗浄と
では洗剤の使い方やその期待される機能が異なり、従来
のような同じ洗剤を同じ濃度で使用する方法では、スプ
レー洗浄で洗剤を浪費してしまったり、あるいはブラシ
洗浄では車体へ十分に洗剤を作用させることができない
といった不具合を生じることが多かった。こうした点に
対処して、スプレー洗浄用の洗剤とブラシ洗浄用の洗剤
とを別々に使用することが考えられるが、2種類の洗剤
を別々に補充・管理しなければならず管理労力が倍増し
てしまい、また間違えて補充して洗剤の機能を発揮させ
ることができないといった不都合を生じ易い問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決すべき課題】したがって、この発明は、ス
プレー洗浄にもブラシ洗浄にも使用できる多用途で多機
能な洗剤が開発されている現状をふまえ、スプレー洗浄
とブラシ洗浄とを可能にした装置において、1種類の洗
剤をスプレー洗浄とブラシ洗浄とで共通使用する一方
で、それぞれの洗浄に適した濃度の洗剤水を切り換えて
作成できようにし、従来と変わらぬ管理労力でいずれの
洗浄をも効果的に行うことができる洗車装置が得られな
いか、という点を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、装置本体よ
り水または洗剤水からなる洗浄水を圧送し、洗浄水をス
プレー銃より高圧吐出させるスプレー洗浄と、洗浄水を
ブラシ洗浄具より吐出させるブラシ洗浄とを可能とした
洗車装置において、高圧ポンプを含む送水管路と、該送
水管路をバイパスし高圧ポンプの吐出側と吸込側とを接
続する帰還管路とを備え、前記送水管路の高圧ポンプよ
り下流側を分岐してスプレー銃およびブラシ洗浄具にそ
れぞれ接続し、前記帰還管路の開閉に略同期して送水管
路をスプレー銃側またはブラシ洗浄具側へ連通させるよ
うにして、帰還管路を閉じた状態の送水管路により高圧
の洗浄水をスプレーノズルへ送り、帰還管路を開いた状
態の送水管路により低圧の洗浄水をブラシ洗浄具へ送る
ものとし、更に、前記スプレー洗浄およびブラシ洗浄に
共通使用される洗剤液を貯える洗剤タンクと、該洗剤タ
ンクの洗剤液を前記送水管路へ送る第1の洗剤管路と、
同じく洗剤液を前記帰還管路へ送る第2の洗剤管路とを
備え、スプレー洗浄の際には第1の洗剤管路から洗剤液
を供給して高圧吐出用の洗剤水とし、ブラシ洗浄の際に
は第2の洗剤管路から洗剤液を供給して低圧吐出用の洗
剤水とし、低圧吐出用の洗剤水の希釈濃度が高圧吐出用
の洗剤水の希釈濃度より高くなるよう構成して、上記課
題の解決をはかったものである。
【0008】また、この発明は、装置本体と、該装置本
体と離れた洗車作業エリアへ水または洗剤水からなる洗
浄水を圧送し、前記洗車作業エリアで洗浄水をスプレー
銃より高圧吐出させるスプレー洗浄と洗浄水をブラシ洗
浄具より吐出させるブラシ洗浄とを可能とした洗車装置
において、前記装置本体には、高圧ポンプを含む送水管
路と、該送水管路をバイパスし高圧ポンプの吐出側と吸
込側とを接続する帰還管路と、前記スプレー洗浄および
ブラシ洗浄に共通使用される洗剤液を貯える洗剤タンク
と、該洗剤タンクの洗剤液を前記送水管路へ送る第1の
洗剤管路と、同じく洗剤液を前記帰還管路へ送る第2の
洗剤管路とを備え、前記洗車作業エリアでは、前記送水
管路を分岐してスプレー銃およびブラシ洗浄具にそれぞ
れ接続し、前記帰還管路の開閉に略同期して送水管路を
スプレー銃側またはブラシ洗浄具側へ連通させるように
して、帰還管路を閉じた状態の送水管路により高圧の洗
浄水をスプレーノズルへ送り、帰還管路を開いた状態の
送水管路により低圧の洗浄水をブラシ洗浄具へ送るもの
とし、スプレー洗浄の際には第1の洗剤管路から洗剤液
を供給して高圧吐出用の洗剤水とし、ブラシ洗浄の際に
は第2の洗剤管路から洗剤液を供給して低圧吐出用の洗
剤水とし、低圧吐出用の洗剤水の希釈濃度が高圧吐出用
の洗剤水の希釈濃度より高くなるよう構成して、上記課
題の解決をはかったものである。
【0009】更に、装置本体と、該装置本体と離れた洗
車作業エリアへ水または洗剤水からなる洗浄水を圧送
し、前記洗車作業エリアで洗浄水をスプレー銃より高圧
吐出させるスプレー洗浄と洗浄水をブラシ洗浄具より吐
出させるブラシ洗浄とを可能とした洗車装置において、
前記装置本体には、高圧ポンプを含む送水管路と、該送
水管路をバイパスし高圧ポンプの吐出側と吸込側とを接
続する帰還管路と、前記ブラシ洗浄に使用される洗剤液
を貯える洗剤タンクと、該洗剤タンクの洗剤液を前記帰
還管路へ送る洗剤管路とを備え、前記洗車作業エリアで
は、前記送水管路を分岐してスプレー銃およびブラシ洗
浄具にそれぞれ接続し、前記帰還管路の開閉に略同期し
て送水管路をスプレー銃側またはブラシ洗浄具側へ連通
させるようにして、帰還管路を閉じた状態の送水管路に
より高圧の洗浄水をスプレーノズルへ送り、帰還管路を
開いた状態の送水管路により低圧の洗浄水をブラシ洗浄
具へ送るものとし、前記送水管路のブラシ洗浄具側へ分
岐させた管路には圧縮空気を導入するエアー管路を接続
してあり、ブラシ洗浄の際には、装置本体において前記
洗剤管路から洗剤液を供給して洗剤水を低圧吐出させる
と共に、洗車作業エリアでは前記エアー管路より圧縮空
気を導入して前記洗剤水を起泡させてブラシ洗浄具より
吐出させることにより、効果の高いブラシ洗浄ができ
る。
【0010】
【作用効果】これにより、スプレー洗浄およびブラシ洗
浄に共通使用される洗剤液を洗剤タンクに貯えておき、
同じ洗剤タンクの洗剤液を、スプレー洗浄では比較的低
い濃度に希釈して高圧で使用し、それぞれの洗浄に合っ
た適正な濃度で洗剤を有効に使用し、効果の高い洗車を
行うことができ、また、1種類の洗剤をスプレー洗浄と
ブラシ洗浄のそれぞれに適した濃度で使い分けること
で、2種類の洗剤を補充・管理する必要がなく、少ない
管理労力でより効果の高いスプレー洗浄とブラシ洗浄と
を行うことができる。
【0011】なお、送水管路の下流を洗車作業エリアで
分岐してスプレー銃およびブラシ洗浄具に接続するよう
にして、送水管路の大部分をスプレー洗浄とブラシ洗浄
とで共通使用するようにすれば、従来のようにスプレー
洗浄用の高圧管路とブラシ洗浄用の低圧管路とを別々に
設ける場合に比べて配管が簡単になり、特に装置本体に
複数のスプレー銃およびブラシ洗浄具を接続した場合に
有効である。
【0012】ここで、洗車作業エリアで送水管路を分岐
してブラシ洗浄具へ至る分岐管路に圧縮空気を導入する
エアー管路を接続し、ブラシ洗浄具へもたらされる低圧
の洗剤水を洗車作業エリアで起泡させて吐出するように
すれば、起泡された直後の泡立ち豊かな洗剤がブラシ洗
浄具から供給され、洗剤を車体へ有効に作用させること
ができると共に、スプレー銃側へ起泡洗剤が吐出される
ことがなく、スムーズにスプレー洗浄とブラシ洗浄との
切換ができる。
【0013】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。図1は本発明一実施例の構成説明図で、ここでは、
送水管路31〜33へ水または洗剤水等(以下総称して洗
浄水という)を切り換えて圧送する装置本体1と、該本
体1と送水管路31〜33を介して接続し、洗浄水を高圧
吐出させるスプレー銃4と、先端に洗浄ブラシ6を備え
洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具5とを、適宜設け
た複数(本例では3台)の端末装置21〜23とからな
り、端末装置21〜23はそれぞれ洗車作業エリアに設置
され高圧のスプレー洗浄と前記ブラシ洗浄具6を用いた
ブラシ洗浄とを実行可能とした、コイン洗車場向けの洗
車装置を例示している。
【0014】装置本体1には、給水管路7より送られる
水を貯える水タンク8、洗剤液を貯える洗剤タンク9、
水タンク8の水を加熱するボイラ10、送水管路31へ
洗浄水を圧送する高圧ポンプ11の他、以下の構成を備
えている。なお、洗剤タンク9には濃縮された洗剤原液
が貯えられ、この洗剤原液は、その濃縮の度合に応じて
も異なるが、本例ではスプレー洗浄やブラシ洗浄といっ
た用途に応じて10倍〜1500倍に希釈されて使用さ
れる。また、ボイラ10は主に冬期に使用されるもの
で、冬期には温水を放出させて車体が凍り付くことを防
止すると共に、洗剤使用時の洗浄効果の維持をはかって
いる。
【0015】12は水タンク8に貯えた水を電磁弁13
を介して高圧ポンプ11の吸込側へ送る水管路、14は
洗剤タンク9の洗剤をやはり電磁弁15を介して接続し
水管路12に設けた混合器16へ送る第1の洗剤管路、
17は電磁弁18を開くことにより高圧ポンプ11吐出
側の送水管路31の洗浄水の一部を水管路12へ帰還さ
せ送水管路31の水圧および水量を低下させる帰還管
路、19は洗剤タンク9と電磁弁20を介して接続し貯
えた洗剤を帰還管路17に設けた混合器21へ送る第2
の洗剤管路である。ここで、帰還管路17を閉じて高圧
ポンプ11を駆動すれば、送水管路31は高圧管路とし
て使用され、一方、帰還管路17を開けば減圧されて送
水管路31は低圧管路として使用される。22は高圧ポ
ンプ11よりも低圧で送水する低圧ポンプ23を備え水
タンク8の水を電磁弁24a,24b,25を介して送
水管路31側へ送出する凍結防止管路である。
【0016】第1の洗剤管路14は、スプレー洗浄にお
いて洗剤水を高圧吐出させる場合に使用され、第2の洗
剤水管路19は、ブラシ洗浄において洗剤水を低圧吐出
させる場合に使用される。33aは第1の洗剤管路に設
けられる流量調節弁であり、この弁を開閉調節すること
により、混合器16において洗剤タンク9の洗剤液を希
釈率500倍〜1500倍に混合させる。33bは第2
の液剤管路に設けられる流量調節弁で、その開閉調節に
より、混合器21において洗剤タンク9の洗剤液を10
倍〜100倍に希釈できるよう混合させる。なお、混合
器16は帰還管路17を閉じた高水流下で洗剤を混合さ
せ、混合器21は帰還管路17を開いた低水流下で洗剤
を混合させ、しかもそれぞれの混合濃度が著しく異なる
ため、この混合濃度の調節は流量調節弁33a,33b
だけによらず、混合器16,21をそれぞれの使用条件
(水圧と濃度)に合わせた構造とすることが望ましい。
【0017】凍結防止管路22は、低圧ポンプ23の下
流で三方へ分岐し、このうち分岐管路26a,26bは
それぞれ第1および第2の洗剤管路14,19へ接続
し、もう一方の分岐管路27が送水管路31へ接続して
いる。このうち、分岐管路26a,26bは主に洗剤管
路14,19のクリーニング用に設けられており、洗剤
の固化により電磁弁15,20や混合器16,21での
機能不良や管路詰りが生じるのを防止する目的を持つ。
なお、図1では主に一つの端末装置21へ接続する管路
だけを示しているが、高圧ポンプ11および各管路1
2,14,17,19,22はいずれも端末装置21〜
23に対応した数だけ分岐して設けられる。
【0018】装置本体1外において、28はエアー管路
で、空圧源29のエアー(圧縮空気)をブラシ洗浄具5
を備えた端末装置21,22へ供給する。端末装置23は
高圧スプレー洗浄専用の端末であり、他の端末と同様に
ブラシ洗浄も可能にしたければ、図2のような端末配管
を追加してブラシ洗浄具5を接続すれば良い。
【0019】30は制御部で、端末装置21〜23に設け
られる端末制御部311〜313とデータ伝送ライン32
を介して接続され、端末装置21〜23で受け付けた洗車
入力に応じて高圧ポンプ11,低圧ポンプ23および電
磁弁13,15,18,20,24a,24b,25等
を制御し洗車動作を与える。制御部30で与える洗浄動
作は、予めプログラムされたシーケンスに従って実行さ
れ、例えば「スプレー洗浄2分〜ブラシ洗浄4分〜スプ
レー洗浄2分」といったように、スプレー銃4を使用し
たスプレー洗浄とブラシ洗浄具5を使用したブラシ洗浄
とを所定時間づつ組み合わせ、一連の動作として与えら
れる。また、制御部30では、図示しない温度センサー
で与える気温に基づき凍結防止措置の要否を判定し、必
要と認められれば低圧ポンプ23を駆動して凍結防止措
置を与える。
【0020】図2は端末装置21の構成を示す説明図で
ある。送水管路31からの水は、三方電磁弁34により
ポジションP1,P2のいずれかに切り換えられて、スプ
レー銃4へ至る第1の分岐送水管路35もしくはブラシ
洗浄具5へ至る第2の分岐送水管路36のいずれかに送
られる。第2の分岐送水管路36に送られる水は、三方
電磁弁37においてポジションP3,P4のいずれかに切
り換えられて、ブラシ洗浄具5へ送られるか排水管路3
8へ排出される。エアー管路28は、第2の分岐送水管
路34の三方電磁弁34,37間に接続され、電磁弁3
9を開くことにより第2の分岐送水管路36内へエアー
を導入する。
【0021】41はブラシ洗浄具5を先端の吐出口およ
びブラシ6から挿入させて保持するホルダー槽で、ブラ
シ洗浄具5のブラシ6を浸水させて清浄な状態に保つも
のである。42はオーバーフロー管で、所定水位を越え
てブラシ洗浄具5の吐出口から放水があると溢流させて
ホルダー槽41を所定水位に保っている。
【0022】端末制御部311には、洗車料金の投入,
洗車メニューの選択,洗車開始入力といった洗車入力を
受け付ける操作部44が接続され、この洗車入力がある
と、端末制御部311では、受け付けた洗車メニューを
含む洗車要求データを制御部30へ出力し、これに基づ
き装置本体1で洗車動作が開始されると、制御部30か
ら出力される制御信号に応じて三方電磁弁34,37お
よび電磁弁39を制御する。
【0023】図3および図4は上記実施例における洗浄
動作例を示すタイムチャート図で、この図を用いて実施
例の動作を説明する。
【0024】図3では、使用する端末の操作部44で
「スプレー洗浄(水)〜ブラシ洗浄(洗剤)〜スプレー
洗浄(水)」の順でシーケンスが設定された洗車メニュ
ーが選択され実行された場合を例としている。
【0025】作業者は、操作部44においてまず洗車
料金の投入と洗車メニューの選択を行い、この後スプレ
ー銃4を持って洗車開始入力をするように操作する。洗
車開始入力があると、装置本体1においてまず電磁弁1
3が開き一定時間t1遅れて高圧ポンプ11が駆動する
と共に、端末装置2では三方電磁弁34を第1の分岐送
水管路35側P1に開放させスプレー洗浄が開始され
る。遅れ時間t1は、ポンプ11の駆動に伴う圧力が電
磁弁13の開閉に影響を及ぼさないように考慮したもの
で、確実な弁の開閉を可能にしている。
【0026】こうしてスプレー洗浄が行われプログラ
ムされた所定時間が経過すると電磁弁18が開弁され、
スプレーの吐出圧が低下されスプレー洗浄を終了する。
電磁弁18の開弁と同時に電磁弁20が開弁され、送水
管路31側へタンク9の洗剤液を希釈した洗剤水が送ら
れ、所定の短時間(5〜10秒)の後に高圧ポンプ11
が停止され電磁弁13が閉じられて、スプレー銃4から
のスプレーが停止する。スプレー洗浄の停止時に電磁弁
18を開くのは、高圧スプレー状態からいきなりポンプ
11を停止するとスプレー銃4に強い反動が生じるた
め、まず電磁弁18を開き吐出圧を低下させてからポン
プ11を止めるようにし、スプレー銃4の操作性を向上
させる目的がある。また、電磁弁18と共に電磁弁20
を開き、次のブラシ洗浄工程に備えて送水管路31側へ
洗剤水を送り出しておくことにより、ブラシ洗浄工程の
開始と同時に洗剤水を吐出させることができる。
【0027】スプレー洗浄が終了すると、所定の短時
間をおいて三方電磁弁32を第2の分岐送水管路36側
P2に開放させておく。ここで作業者はスプレー銃4か
らブラシ洗浄具5に持ち変えてから、操作パネル44に
おいて再度洗車開始入力を行えばブラシ洗浄工程を始め
ることができる。洗車開始入力があると、電磁弁13,
39を開き前記遅れ時間t1後にポンプ11を駆動す
る。ポンプ11が駆動されると、ステップで電磁弁1
8,20が開かれているため、送水管路31に洗剤タン
ク9の洗剤を10から100倍に希釈した洗剤水が低圧
で送られて分岐送水管路36へもたらされる。この管路
36では、三方電磁弁37が排水管路38側P4へ開か
れているので、エアー管路28からのエアーが導入され
起泡された洗剤水が排水管路38へ排出される。所定の
待機時間t2が経過すると、三方電磁弁37が切り換え
られて起泡洗剤水がブラシ洗浄具5側へ送られ、ブラシ
洗浄が開始される。ここで、開始当初の短時間の間は起
泡洗剤が排水管路38へ排出されるため、洗剤濃度やエ
アーの混合が安定しないままブラシ洗浄具5より吐出さ
れ、エアー圧で洗剤が飛散したり洗剤がボタボタと垂れ
落ちて作業者の着衣を濡らす等の不都合がない。
【0028】こうしてブラシ洗浄が行われ、プログラ
ムされた所定時間が経過するとポンプ11が停止されブ
ラシ洗浄が終了する。ここで、所定時間が経過するt3
+t4手前で電磁弁20を閉じて洗剤の供給を停止し、
更にt3手前で電磁弁39を閉じて洗剤起泡用のエアー
の供給を停止する。この時間t3は、装置本体1で電磁
弁20が開閉されてからブラシ洗浄具5で吐出される洗
浄水が実際に水と洗剤水との間で切り換えられるまでの
遅れ時間であり、送水管路3の長さに応じて予め設定さ
れている。また、時間t4は、ブラシ洗浄終了直前にブ
ラシ洗浄具5に付着する洗剤の洗い流しを可能にするた
めの時間であり、適宜定数(本例では30秒)で設定さ
れている。こうしてブラシ洗浄が終了すると、低圧ポン
プ23が駆動され凍結防止管路22を用いて所定時間t
5の管路クリーニングが行われる。端末では三方電磁弁
37が排水管路38側P3へ切り換えられ電磁弁39が
閉じられるため、低圧ポンプ23からの水は各管路に残
留した洗剤水を押し流して排水管路38へ排出される。
この管路クリーニング中、凍結防止管路22では、まず
電磁弁24bだけが開かれ第2の液剤管路19を経由し
て帰還管路17へ低圧水を送ることにより同液剤管路1
9のクリーニングを行い、遅れて電磁弁25を開いて低
圧水の多くを直接送水管路31へ送るように操作され
る。管路クリーニング開始後遅れ時間t1をおいて電磁
弁13が閉じられ、更に帰還管路17のクリーニングが
済んだと思われるタイミングで電磁弁18が閉じられ
る。
【0029】この後所定のクリーニング時間t5(本
例では30秒)が経過すると、ポンプ23が停止され電
磁弁24b,25が閉じられ、同時に三方電磁弁34を
切り換えてスプレー銃4側P1の管路を開く。作業者は
この間にブラシ洗浄具5からスプレー銃に持ち変えてか
ら、操作パネル44において洗車開始入力を行えばスプ
レー洗浄の工程を始めることができる。洗車開始入力が
あれば、ステップと同様にまず電磁弁13が開き遅れ
時間t1後に高圧ポンプ11が駆動されスプレー洗浄が
開始される。
【0030】こうしてスプレー洗浄が行われプログラ
ムされた所定時間が経過するとポンプ11が停止されス
プレー洗浄を終了する。ポンプ11停止から遅れ時間t
1後には電磁弁13が閉じ、一連の動作を終了する。
【0031】なお、図3において低圧ポンプ23および
弁25,37のタイムチャートにおける点線部分は、凍
結防止措置中のものであり、高圧ポンプ11の休止時に
低圧ポンプ23が駆動され電磁弁25が開弁され、各ケ
ースに応じて適宜にスプレー銃4,ブラシ洗浄具5もし
くは排水管路38のいずれかに吐出される。また、凍結
防止措置中において洗車動作が終了すると、電磁弁25
が開弁されると共に、三方電磁弁34が所定時間おきに
切り換えられて、低圧の凍結防止水がスプレー銃4とブ
ラシ洗浄具5とへ交互に吐出され、送水管路31〜33か
らスプレー銃4およびブラシ洗浄具5までの管路の凍結
防止がはかられる。
【0032】図4では、使用する端末の操作部44で
「スプレー洗浄(水)〜スプレー洗浄(洗剤)〜スプレ
ー洗浄(水)」の順でシーケンスが設定された洗車メニ
ューが選択され実行された場合を例としている。
【0033】図3と同様に、作業者は、操作部44に
おいてまず洗車料金投入と洗車メニュー選択を行い、ス
プレー銃4を持って洗車開始入力をする。洗車開始入力
があると、装置本体1においてまず電磁弁13が開き一
定時間t1遅れて高圧ポンプ11が駆動すると共に、端
末装置2では三方電磁弁34を第1の分岐送水管路35
側P1に開放させスプレー洗浄が開始される。
【0034】こうして水によるスプレー洗浄が行われ
プログラムされた所定時間が経過すると電磁弁18が一
定時間t6だけ開弁され、スプレーの吐出圧が低下され
水によるスプレー洗浄を終了する。電磁弁18の開弁と
同時に電磁弁15が開弁され、送水管路31側へタンク
9の洗剤液を500倍〜1500倍に希釈した洗剤水が
送られ、時間t6が経過すると電磁弁18が閉じられて
洗剤によるスプレー洗浄を開始する。スプレー洗浄の停
止時に電磁弁18を開くのは、洗浄水が水から洗剤水に
切り替わるのを作業者に報知する目的があり、また、電
磁弁18の開弁と同時に電磁弁15を開き、次の洗剤ス
プレー洗浄工程に備えて送水管路31側へ洗剤水を送り
出しておくことにより、洗剤スプレー洗浄工程の開始と
同時に洗剤水を吐出させることができる。
【0035】こうして洗剤によるスプレー洗浄が行わ
れプログラムされた所定時間が経過すると電磁弁18が
一定時間t6だけ開弁され、スプレーの吐出圧が低下さ
れ洗剤によるスプレー洗浄を終了する。ここで、所定時
間が経過するt3手前で電磁弁15が閉じられ洗剤の供
給が停止されている。この時間t3は、装置本体1で電
磁弁15が開閉されてからスプレー銃4で吐出される洗
浄水が実際に水と洗剤水との間で切り換えられるまでの
遅れ時間であり、送水管路3の長さに応じて予め設定さ
れている。この後電磁弁18が開いてから時間t6が経
過すると電磁弁18が閉じられて続く水によるスプレー
洗浄を開始する。
【0036】こうして再度水によるスプレー洗浄が行
われプログラムされた所定時間が経過すると電磁弁18
が開弁されスプレー洗浄を終了する。電磁弁18が開い
てから遅れ時間t1後には電磁弁13が閉じ、同じく一
定時間t6が経過すると高圧ポンプ11が停止される。
この後、一定時間t7の間だけ低圧ポンプ23が駆動さ
れると共に電磁弁24aが開弁され、第1の洗剤管路1
4のクリーニングが行われて一連の動作が終了する。こ
の終了時、スプレー銃4からの吐出圧は、洗車時間の経
過と同時に帰還管路17が開いて低下し、時間t6後に
高圧ポンプ11が停止し低圧ポンプ23の吐出に切り替
わって更に低下し、時間t7後に放水が停止される、と
いったように徐々に減圧される。このため、高圧スプレ
ーが瞬時に遮断される場合に生じるスプレー銃4での大
きな反動がなく、反動によりスプレー銃4を思わず車体
と接触させるといったトラブルを防止できる。
【0037】なお、図4における低圧ポンプ23および
電磁弁25のタイムチャートにおける点線部分は、やは
り凍結防止措置中のものであり、洗浄動作時以外には、
電磁弁25が開弁されると共に、三方電磁弁34が所定
時間おきに切り換えられて、低圧の凍結防止水がスプレ
ー銃4とブラシ洗浄具5とへ交互に吐出され、送水管路
31〜33からスプレー銃4およびブラシ洗浄具5までの
管路の凍結防止がはかられる。
【0038】この実施例は以上のように構成され、スプ
レー洗浄およびブラシ洗浄に共通使用される洗剤液を洗
剤タンク9に貯えておき、第1の洗剤管路14によりス
プレー洗浄用の高圧管路へ洗剤液を送り、第2の洗剤管
路19によりブラシ洗浄用の低圧管路へ洗剤液を送るよ
うにして、同じ洗剤タンク9の洗剤液を、高圧管路では
必要最低限の濃度である500倍〜1500倍に希釈し
て使用し、低圧管路では高い起泡性が得られる濃度であ
る10倍〜100倍に希釈して使用する。このように、
それぞれの洗浄に合った適正な濃度で洗剤を無駄なく有
効に使用し、効果の高い洗車を行うことができる。ま
た、洗剤液の補給等は共通使用される洗剤タンク9の1
ヵ所だけで行えば良く、スプレー洗浄とブラシ洗浄を実
行可能としながら単機能装置と変わらぬ労力で保守管理
できる。
【0039】なお、高圧ポンプ11をバイパスする帰還
管路17により、高圧ポンプ11の吐出側と吸込側とを
接続し、帰還管路17を閉じた状態の送水管路により高
圧管路を形成でき、帰還管路17を開いた状態の送水管
路により低圧管路を形成できる。また、送水管路の下流
を分岐してスプレー銃4およびブラシ洗浄具5に接続
し、帰還管路17の開閉に略同期して送水管路をスプレ
ー銃4またはブラシ洗浄具5へ連通させるので、これに
より送水管路の大部分を高圧管路と低圧管路とで共通使
用でき、高圧管路と低圧管路とを別々独立に設けた場合
に比べて配管が簡単になり、装置本体に複数の端末装置
21〜23を接続することも容易にできる。
【0040】更に、送水管路の下流とブラシ洗浄具5と
を接続する分岐管路36に圧縮空気を導入するエアー管
路28を接続し、分岐管路36へもたらされる洗浄水を
起泡させてブラシ洗浄具5より吐出させるので、起泡さ
れた直後の泡立ち豊かな洗剤がブラシ洗浄具5より供給
され、洗剤を車体へ有効に作用させることができると共
に、スプレー銃4側へ起泡洗剤が吐出されることがな
く、スムーズにスプレー洗浄とブラシ洗浄との切換がで
きる。また、スプレー洗浄およびブラシ洗浄において洗
剤を使用した後は、使用した洗剤管路14,19へ凍結
防止管路22の低圧水を流して同管路14,19のクリ
ーニングを行うので、同管路14,19に設けられた流
量調節弁33a,33bおよび混合器16,21(流量
調節弁も混合器も内部に流路を絞ったオリフィスを形成
するので管路詰りを生じ易い)の管路詰りを確実に防止
し、長期にわたり安定した使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成説明図である。
【図2】実施例要部の構成説明図ある。
【図3】実施例の動作例を説明するタイムチャート図で
ある。
【図4】実施例の他の動作例を説明するタイムチャート
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 31〜33 送水管路 4 スプレー銃 5 ブラシ洗浄具 6 洗浄ブラシ 8 水タンク 9 洗剤タンク 11 高圧ポンプ 14 第1の洗剤管路 17 帰還管路 19 第2の洗剤管路 20 洗浄水の切換手段たる電磁弁 28 エアー管路 30 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06 B08B 3/02 B08B 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体より水または洗剤水からなる洗
    浄水を圧送し、洗浄水をスプレー銃より高圧吐出させる
    スプレー洗浄と、洗浄水をブラシ洗浄具より吐出させる
    ブラシ洗浄とを可能とした洗車装置において、 高圧ポンプを含む送水管路と、該送水管路をバイパスし
    高圧ポンプの吐出側と吸込側とを接続する帰還管路とを
    備え、前記送水管路の高圧ポンプより下流側を分岐して
    スプレー銃およびブラシ洗浄具にそれぞれ接続し、前記
    帰還管路の開閉に略同期して送水管路をスプレー銃側ま
    たはブラシ洗浄具側へ連通させるようにして、帰還管路
    を閉じた状態の送水管路により高圧の洗浄水をスプレー
    ノズルへ送り、帰還管路を開いた状態の送水管路により
    低圧の洗浄水をブラシ洗浄具へ送るものとし、 更に、前記スプレー洗浄およびブラシ洗浄に共通使用さ
    れる洗剤液を貯える洗剤タンクと、該洗剤タンクの洗剤
    液を前記送水管路へ送る第1の洗剤管路と、同じく洗剤
    液を前記帰還管路へ送る第2の洗剤管路とを備え、スプ
    レー洗浄の際には第1の洗剤管路から洗剤液を供給して
    高圧吐出用の洗剤水とし、ブラシ洗浄の際には第2の洗
    剤管路から洗剤液を供給して低圧吐出用の洗剤水とし、
    低圧吐出用の洗剤水の希釈濃度が高圧吐出用の洗剤水の
    希釈濃度より高くなるよう構成されたことを特徴とする
    洗車装置。
  2. 【請求項2】 装置本体と、該装置本体と離れた洗車作
    業エリアへ水または洗剤水からなる洗浄水を圧送し、前
    記洗車作業エリアで洗浄水をスプレー銃より高圧吐出さ
    せるスプレー洗浄と洗浄水をブラシ洗浄具より吐出させ
    るブラシ洗浄とを可能とした洗車装置において、 前記装置本体には、高圧ポンプを含む送水管路と、該送
    水管路をバイパスし高圧ポンプの吐出側と吸込側とを接
    続する帰還管路と、前記スプレー洗浄およびブラシ洗浄
    に共通使用される洗剤液を貯える洗剤タンクと、該洗剤
    タンクの洗剤液を前記送水管路へ送る第1の洗剤管路
    と、同じく洗剤液を前記帰還管路へ送る第2の洗剤管路
    とを備え、 前記洗車作業エリアでは、前記送水管路を分岐してスプ
    レー銃およびブラシ洗浄具にそれぞれ接続し、前記帰還
    管路の開閉に略同期して送水管路をスプレー銃側または
    ブラシ洗浄具側へ連通させるようにして、帰還管路を閉
    じた状態の送水管路により高圧の洗浄水をスプレーノズ
    ルへ送り、帰還管路を開いた状態の送水管路により低圧
    の洗浄水をブラシ洗浄具へ送るものとし、 スプレー洗浄の際には第1の洗剤管路から洗剤液を供給
    して高圧吐出用の洗剤水とし、ブラシ洗浄の際には第2
    の洗剤管路から洗剤液を供給して低圧吐出用の洗剤水と
    し、低圧吐出用の洗剤水の希釈濃度が高圧吐出用の洗剤
    水の希釈濃度より高くなるよう構成されたことを特徴と
    する洗車装置。
  3. 【請求項3】 装置本体と、該装置本体と離れた洗車作
    業エリアへ水または洗剤水からなる洗浄水を圧送し、前
    記洗車作業エリアで洗浄水をスプレー銃より高圧吐出さ
    せるスプレー洗浄と洗浄水をブラシ洗浄具より吐出させ
    るブラシ洗浄とを可能とした洗車装置において、 前記装置本体には、高圧ポンプを含む送水管路と、該送
    水管路をバイパスし高圧ポンプの吐出側と吸込側とを接
    続する帰還管路と、前記ブラシ洗浄に使用される洗剤液
    を貯える洗剤タンクと、該洗剤タンクの洗剤液を前記帰
    還管路へ送る洗剤管路とを備え、 前記洗車作業エリアでは、前記送水管路を分岐してスプ
    レー銃およびブラシ洗浄具にそれぞれ接続し、前記帰還
    管路の開閉に略同期して送水管路をスプレー銃側または
    ブラシ洗浄具側へ連通させるようにして、帰還管路を閉
    じた状態の送水管路により高圧の洗浄水をスプレーノズ
    ルへ送り、帰還管路を開いた状態の送水管路により低圧
    の洗浄水をブラシ洗浄具へ送るものとし、前記送水管路
    のブラシ洗浄具側へ分岐させた管路には圧縮空気を導入
    するエアー管路を接続してあり、 ブラシ洗浄の際には、装置本体において前記洗剤管路か
    ら洗剤液を供給して洗剤水を低圧吐出させると共に、洗
    車作業エリアでは前記エアー管路より圧縮空気を導入し
    て前記洗剤水を起泡させてブラシ洗浄具より吐出させる
    ようにしたことを特徴とする洗車装置。
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