JP3595241B2 - 薬剤散布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スラリー状の薬剤を散布する装置、特に配管、タンク内に残溜すると閉塞を起こし易い固化する性質を有する薬剤を散布するのに適した薬剤散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種のスラリーを散布する種々な構造の散布装置は従来から公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スラリーの散布を終わってスラリータンクが空になったら、スラリータンク、スラリータンクから散布ノズルに至るまでの配管、上記配管の途中に設けられたポンプや弁、散布ノズルなどを洗浄水等で洗浄し、残溜するスラリーを除去することが必要であるが、これは人手と時間を要する面倒な作業であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬剤散布装置は、主に上述した問題点を解消するために開発されたもので、スラリータンクと散布ノズルとを接続する管路に、前記スラリータンク側から順にスラリーポンプ、開閉弁を設けたタンク薬剤散布手段と、前記スラリーポンプと前記開閉弁との間の前記管路に一端が接続され、他端が洗浄水タンクに接続された洗浄水取出管に、洗浄水ポンプを設けた前記薬剤散布手段を洗浄する洗浄手段と、この洗浄手段、前記スラリーポンプおよび前記開閉弁を制御して前記管路と前記洗浄水取出管との接続部分より上流側の前記管路と下流側の前記管路とを前記洗浄手段で洗浄する制御手段とを備えていることを特徴とする。
そして、前記洗浄手段は、前記管路と前記洗浄水取出管との接続部分と前記スラリーポンプとの間の前記管路に設けた三方弁と、この三方弁の残りの口に一端が接続され、洗浄ノズルが他端側に接続された洗浄管とを備え、前記制御手段は前記洗浄手段、前記スラリーポンプおよび前記開閉弁を制御して前記スラリータンクをも前記洗浄手段で洗浄するのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
11は、清水、薬品を供給することができるスラリータンクで、その高さの中程にはタンク外のモータ、減速機によって回転駆動される水平軸の回りに軸に対しては直角の放射状で、直角及び/又は一定角度がついた攪拌翼を取付けた攪拌機Aが設けられている。スラリータンクの底部の横向きの抜出管12には流路切替え可能な第1三方弁V−1の一方の横向き口を取付け、該弁の他方の横向き口には排出管13、下向き口にはスラリー導管14の一端を接続する。この第1三方弁は、図示の矢印のように流路を切替えて抜出管12と排出管13を連通したり、抜出管12とスラリー導管14を連通したりすることができ、抜出管12と排出管13を連通するとスラリータンク内の液(スラリー)が排出管から外に排出される。
【0006】
スラリー導管14の途中には正逆転可能なスラリーポンプPが設けてあり、該管14の他端は流路切替え可能な第2三方弁V−2の一方の横向き口に接続する。上記スラリーポンプPには開閉弁V−5を有する排水管が接続している。
【0007】
21は清水が供給される洗浄水タンクで、その底部に一端を連結した洗浄水取出管22の途中には洗浄水ポンプP、その下流に逆止弁V−6が設けてある。この洗浄水取出管22の他端には前記第2三方弁の下向き口に上端が接続した連絡管23の下端と、該取出管22から延長状に延びるスラリー供給管15の一端とが連結してある。つまり、洗浄水取出管22とスラリー供給管15と連絡管23とは逆T字形に接続されている。スラリー供給管15の一端部近くには開閉弁V−4が設けてある。
【0008】
前記第2三方弁V−2の他方の横向き口には洗浄管24の一端が接続する。この第2三方弁V−2は、図示の矢印のように流路を切替えて連絡管23とスラリー導管14とを連通したり、連絡管23と洗浄管24とを連通したりすることができる。
【0009】
上記洗浄管24の下流はスラリータンク11の上方に導かれ、その他端部にはスラリータンクの内部で上下動したり、回転して噴出する方向を変化したりする洗浄ノズル26を下端に取付けた下向きの複数の枝管25が設けてある。又、必要に応じてスラリータンクの上壁にある投入口の周辺や、投入口の蓋11′に洗浄ノズルを設けても構わない。
【0010】
前記スラリー供給管15の他端は流路切替え可能な第3三方弁V−3の下向き口に接続する。この第3三方弁の二つの横向き口の一方には散布ノズル17を先端に取付けた取付管16が接続し、他方の横向き口にはスラリータンクの内部上方に連通した循環管18が接続する。この第3三方弁V−3は、図示の矢印のように流路を切替えてスラリー供給管15と取付管16とを連通したり、スラリー供給管15と循環管18とを連通したりすることができる。
【0011】
上記各弁V−1、V−2、V−3、V−4、V−5、ポンプP、P、攪拌機Aはいずれも油圧で操作される。そして、三方弁V−1、V−2、V−3は三方向のうち、二方向を連通状態にするために流路を切替える弁である。
【0012】
本発明の薬剤散布手段10は、散布すべき薬剤スラリーを入れたスラリータンク11、抜出管12、第1三方弁V−1、途中にスラリーポンプPが設けられたスラリー導管14、第2三方弁V−2、連絡管23、スラリー供給管15、第3三方弁V−3、取付管16、散布ノズル17とからなり、第1三方弁により抜出管12とスラリー導管14とを連通状態、第2三方弁によりスラリー導管14と連絡管23を連通状態にし、スラリー供給管15の途中の開閉弁V−4を開にし、第3三方弁によりスラリー供給管15と取付管16を連通状態にし、スラリーポンプP1を正転することによりスラリータンク内の薬剤スラリーを散布ノズル17から散布できる。尚、スラリー導管14、連絡管23を流れたスラリーは逆止弁V−6で阻止されて洗浄水取出管22には流入できず、スラリー供給管15に流入する(スラリー散布工程)。
【0013】
又、洗浄手段20は、洗浄水タンク21、洗浄水取出管22、連絡管23、第2三方弁V−2までが共通で、その後、洗浄管24、枝管25、洗浄ノズル26からなるスラリータンク洗浄用と、上記第2三方弁V−2の後、スラリー導管14、第1三方弁V−1、抜出管12からなるスラリーポンプ吸込側洗浄用の二手と、洗浄水タンク21、洗浄水取出管22、スラリー供給管15、第3三方弁V−3までが共通で、その後、取付管16からなるスラリーポンプ吐出側、散布ノズル洗浄用と、上記三方弁V−3の後、循環管18からなるスラリーポンプ吐出側、循環洗浄用の二手とからなる。
【0014】
前記スラリータンク洗浄用の洗浄手段でスラリータンクを洗浄するには、第2三方弁V−2を切替えて連絡管23と洗浄管24とを連通状態にし、スラリー供給管15の開閉弁V−4を閉にして洗浄水が開閉弁V−4から先にスラリー供給管に浸入するのを停め、洗浄水ポンプPをONにして行う。これにより洗浄水タンク内の洗浄水(清水)は洗浄水取出管22、逆止弁V−6、連絡管23、洗浄管24、枝管25を経てスラリータンク内の洗浄ノズル26からタンク内に噴出し、スラリータンクの内部を洗浄する。このときスラリータンクの抜出管12に取付けた第1三方弁V−1はそのまゝなので抜出管12とスラリー導管14が連通状態になっている。従って、スラリータンク内の液は抜出管12からスラリー導管14を通ってスラリーポンプPに流れて行き、スラリーポンプPが逆流を防ぐ構造であればスラリーポンプPで、又、スラリーポンプがそのような構造でなくても連絡管23と洗浄管24とを連通状態にした第2三方弁V−2で行き止まる(スラリータンク洗浄工程)。尚、第3三方弁はこの工程に関係ないので流路切替えはどちらでもよい。又、この工程中、洗浄ノズル26はタンク11内で上下動や、回転することにより、スラリータンク内が清浄にされる。
【0015】
前記スラリーポンプ吸込側洗浄用の洗浄手段で洗浄を行うには、前記開閉弁V−4を閉にし、第2三方弁V−2を切替えて連絡管23とスラリー導管14とを連通状態にし、第1三方弁V−1によりスラリー導管14と抜出管12とを連通状態にし、洗浄水ポンプPをON、スラリーポンプPを逆転ONにする。これにより洗浄水タンク内の洗浄水は洗浄水ポンプで洗浄水取出管22から開閉弁V−4の閉でスラリー供給管15には流入せず、連絡管23からスラリー導管14に流入し、逆転するスラリーポンプPにより第1三方弁V−1から抜出管12を通ってスラリータンク11に流入する(スラリーポンプ吸込側洗浄工程)。尚、第3三方弁はこの工程に関係ないので流路切替えはどちらでもよい。
【0016】
前記スラリーポンプ吐出側、散布ノズル洗浄用の洗浄手段で洗浄を行うには、スラリーポンプPはOFF、第1三方弁V−1は切替えて抜出管12と排出管13とを連通状態にし、第2三方弁V−2により連絡管23とスラリー導管14とを連通状態にし、開閉弁V−4は開、第3三方弁V−3によりスラリー供給管15と取付管16とを連通状態にし、洗浄水ポンプPをONにする。これにより洗浄水タンク内の洗浄水は洗浄水ポンプPの運転で洗浄水取出管22の逆止弁V−6を通ってスラリー供給管15に流入し、第3三方弁V−3によって取付管16に流入し、散布ノズル17から噴出する。従って、スラリー供給管15、取付管16、散布ノズル17を洗浄水で洗浄できる(スラリーポンプ吐出側、散布ノズル洗浄工程)。このとき、逆止弁V−6を通過した一部の洗浄水は連絡管23から第2三方弁V−2を通りスラリー導管14、スラリーポンプPに逆流するが、この洗浄水はスラリーポンプPが逆流を防ぐ構造であればスラリーポンプPで、スラリーポンプがそのような構造でなくても抜出管12と排出管13を連通状態にした第1三方弁V−1で行き止まる。
【0017】
又、前記スラリーポンプ吐出側、循環管洗浄用の洗浄手段で洗浄を行うには、スラリーポンプPをOFF、第1三方弁V−1は抜出管12とスラリー導管14とを連通状態、第2三方弁V−2もスラリー導管14と連絡管23とを連通状態、第3三方弁V−3はスラリー供給管15と循環管18とを連通状態、開閉弁V−4は開にし、洗浄水ポンプPをONにする。これにより洗浄水タンクの洗浄水は洗浄水取出管22、スラリー供給管15、循環管18を流れてスラリータンク11に流入し、スラリー供給管15、循環管18を洗浄することができる(スラリーポンプ吐出側、循環管洗浄工程)。このとき、第1三方弁V−1により抜出管12とスラリー導管14とは連通状態にあるので、スラリータンク内のスラリーは抜出管12からスラリー導管14に流入してスラリーポンプに向かって流れ、同時に第2三方弁V−2により連絡管23とスラリー導管14は連通状態にあるので、洗浄水取出管22の逆止弁V−6を通過した洗浄水の一部は連絡管23からスラリー導管14に流入するが、これらの抜出管12からスラリー導管14に流入したスラリーや、連絡管23からスラリー導管14に流入した洗浄水は配管を満たす状態になる。
【0018】
上記したように洗浄水ポンプのON、スラリーポンプの逆転ON、第1、第2、第3各三方弁の流路の切替え、開閉弁V−4の開閉を制御し、洗浄手段によって薬剤散布手段を洗浄水で洗浄し、薬剤散布手段に残溜するスラリーを除去してスラリーの固化による閉塞を防止できる。
【0019】
図示の装置による薬剤散布までの工程と、散布後の工程を概略説明する。尚、攪拌機は第1工程の水張り、最終工程の洗浄終了を除き、常時、回転させておく。又、スラリーポンプPの排水管の開閉弁V−5はスラリータンクブロー工程のときのみ開で、他の工程では閉である。
【0020】
第1工程(スラリータンク水張り)
スラリータンク11内に清水を所定のレベルまで導入する。このときスラリーポンプP、洗浄水ポンプPはともにOFF、第1三方弁V−1は抜出管12とスラリー導入管14とを連通し、開閉弁V−4は閉であり、第2三方弁V−2、第3三方弁V−3はこの工程に関係ないので流路切替えはどちらでもよい。
【0021】
第2工程(薬品投入)
スラリータンクの上壁にある投入口の蓋11′を開き、タンクの内部に薬品を、内部の水量に応じて所定量投入する。このときスラリーポンプPはON、洗浄水ポンプPはOFF、第1三方弁は抜出管12とスラリー導管14とを連通し、第2三方弁はスラリー導管14と連絡管23とを連通し、第3三方弁はスラリー供給管15と循環管18とを連通し、開閉弁V−4は開にする。
【0022】
第3工程(高速攪拌、循環)
上記第2工程をそのまゝ例えば5分間続ける。これによりスラリータンク内の水と薬品は攪拌で混合され、抜出管12、スラリー導管14、連絡管23、スラリー供給管15、循環管18を流れてスラリータンクに戻り、循環することによりスラリー固化(固着)防止を図っている。
【0023】
第4工程
段落0017で述べたスラリーポンプ吐出側、循環管洗浄工程の第1回目を行う。このとき、スラリータンクには洗浄廃水が入り、タンク内のスラリーと混合するが、時間、水量が少なく、スラリー濃度にほとんど影響を与えないため、そのまゝ混合され、散布される。
【0024】
第5工程
段落0012で述べたスラリー散布工程を行う。
【0025】
第6工程(スラリータンク内の残スラリーブロー)
第1三方弁V−1は抜出管12と排出管13を連通状態にしてスラリータンク内の残スラリーを排出管13から外に排出する。このときスラリーポンプPの排水管の開閉弁V−5を開にする。その理由はスラリーポンプ内に薬液が溜まり、固化(固着)することを防ぐためである。尚、このとき第2三方弁、第3三方弁、開閉弁V−4はこの工程に関係ないので流路切替えや、開閉はどちらでもよい。又、スラリーポンプP、洗浄水ポンプPはともにOFFにしておく。
【0026】
第7工程
段落0014で述べたスラリータンク洗浄工程の第1回目を行う。
【0027】
第8工程
段落0015で述べたスラリーポンプ吸込側洗浄工程の第1回目を行う。
【0028】
第9工程
段落0025で述べたのと同じスラリータンクブロー工程の第1回目を行う。
【0029】
第10工程
段落0016で述べたスラリーポンプ吐出側、散布ノズル洗浄工程を行う。
【0030】
第11工程
段落0014で述べたスラリータンク洗浄工程の第2回目を行う。
【0031】
第12工程
段落0025で述べたスラリータンクブロー工程の第2回目を行う。
【0032】
第13工程
段落0014で述べたスラリータンク洗浄工程の第3回目を行う。
【0033】
第14工程
段落0017で述べたスラリーポンプ吐出側、循環管洗浄工程の第2回目を行う。段落0017では、第3三方弁V−3はスラリー供給管15と循環管18とを連通状態にするとしたが、この第14工程では第3三方弁V−3はスラリー供給管15と取付管16とを連通状態にして、散布ノズル17から噴出させるようにして使用しても構わない。
【0034】
第15工程
段落0015で述べたスラリーポンプ吸込側洗浄工程の第2回目を行う。
【0035】
第16工程
段落0025で述べたのと同じスラリータンクブロー工程の第3回目を行う。
【0036】
第17工程(洗浄終了)
攪拌機を停め、スラリーポンプ、洗浄水ポンプP,PはともにOFF、第1三方弁V−1は抜出管12と排出管13とを連通状態、第2三方弁V−2は連絡管23と洗浄管24とを連通状態、開閉弁V−4を開、スラリーポンプの排水管の開閉弁V−5を開にする。尚、第3三方弁はこの工程に関係ないので流路切替えはどちらでもよい。これにより次回作業準備前迄は、系内水抜き状態として凍結防止を図り、洗浄が終了する。
【0037】
第6工程から第16工程まではシーケンサー等を利用することにより自動で行うことができる。更に、一連の工程には直接関係ないものゝ、図示のように、スラリー供給管15の開閉弁V−4の手前の位置に圧力指示警報計PIAを設けて配管閉塞トラブルに対応したり、洗浄水タンク21に水位計を設けて洗浄水ポンプPの空転トラブルに対応したりする安全対策を付加することが好ましい。
【0038】
【発明の効果】
以上で明らかのように、本発明によれば、スラリータンクと散布ノズルとを接続する管路に、前記スラリータンク側から順にスラリーポンプ、開閉弁を設けた薬剤散布手段と、前記スラリーポンプと前記開閉弁との間の前記管路に一端が接続され、他端が洗浄水タンクに接続された洗浄水取出管に、洗浄水ポンプを設けた前記薬剤散布手段を洗浄する洗浄手段、この洗浄手段、前記洗浄手段、前記スラリーポンプおよび前記開閉弁を制御して前記管路と前記洗浄水取出管との接続部分より上流側の前記管路と下流側の前記管路とを前記洗浄手段で洗浄する制御手段を設けたので、薬剤散布手段を容易に洗浄し、薬剤散布手段に残溜すると固化するスラリーなどを確実に除去することができる。
さらに、前記洗浄手段は、前記管路と前記洗浄水取出管との接続部分と前記スラリーポンプとの間の前記管路に設けた三方弁と、この三方弁の残りの口に一端が接続され、洗浄ノズルが他端側に接続された洗浄管とを備え、前記制御手段は前記洗浄手段、前記スラリーポンプおよび前記開閉弁を制御して前記スラリータンクをも前記洗浄手段で洗浄するので、スラリータンク内に薬剤が溜まり、固化(固着)するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本発明による薬剤散布装置の一実施形態のフローシートである。
【符号の説明】
10 薬剤散布手段
20 洗浄手段

Claims (2)

  1. スラリータンクと散布ノズルとを接続する管路に、前記スラリータンク側から順にスラリーポンプ、開閉弁を設けたタンク薬剤散布手段と、
    前記スラリーポンプと前記開閉弁との間の前記管路に一端が接続され、他端が洗浄水タンクに接続された洗浄水取出管に、洗浄水ポンプを設けた前記薬剤散布手段を洗浄する洗浄手段と、
    この洗浄手段、前記スラリーポンプおよび前記開閉弁を制御して前記管路と前記洗浄水取出管との接続部分より上流側の前記管路と下流側の前記管路とを前記洗浄手段で洗浄する制御手段とを備えていることを特徴とする薬剤散布装置。
  2. 請求項1に記載の薬剤散布装置において、
    前記洗浄手段は、前記管路と前記洗浄水取出管との接続部分と前記スラリーポンプとの間の前記管路に設けた三方弁と、この三方弁の残りの口に一端が接続され、前記スラリータンクを洗浄する洗浄ノズルが他端側に接続された洗浄管とを備え、
    前記制御手段は前記洗浄手段、前記スラリーポンプおよび前記開閉弁を制御して前記スラリータンクをも前記洗浄手段で洗浄することを特徴とする薬剤散布装置。
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