JPH062642Y2 - 内視鏡用洗浄装置 - Google Patents

内視鏡用洗浄装置

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JPH062642Y2
JPH062642Y2 JP18807885U JP18807885U JPH062642Y2 JP H062642 Y2 JPH062642 Y2 JP H062642Y2 JP 18807885 U JP18807885 U JP 18807885U JP 18807885 U JP18807885 U JP 18807885U JP H062642 Y2 JPH062642 Y2 JP H062642Y2
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JP
Japan
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cleaning
water
endoscope
tap
tap water
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JP18807885U
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JPS6297602U (ja
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五月雄 永井
和彦 大関
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、内視鏡を洗浄するための内視鏡用洗浄装置
に関する。
〔従来の技術〕
特開昭59−32435号公報で示されるように、従来
の内視鏡用洗浄装置は、水道栓から供給される洗浄液と
しての水を貯水タンクに一旦貯水し、これをウォータポ
ンプにより内視鏡の各チャンネル内に送るようになって
いる。このように、水道栓から供給される水を一旦貯水
するのは、一般に内視鏡のチャンネルの耐圧が水道栓か
ら流出する水圧よりも低く、直接に水道水圧をチャンネ
ル内に送り込むとチャンネルチューブが破裂するためで
あり、また、各噴射ノズルに直接水道水を送り込むと水
道水圧の低い場合には充分なノズル噴射が望めないため
である。したがって、一旦貯水タンクに貯水し、ウォー
タポンプにより一定水圧で水を送り出すようにしてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の内視鏡用洗浄装置は、水道栓から供給される水を
一旦貯水する大きなタンクが必要であり、このため構造
が複雑になるとともに、装置全体が大型化し、さらに高
価なウォータポンプが必要であった。また、貯水タンク
に貯水された水や長時間の使用により生じた水垢等によ
りタンクを含めた管路内が微生物によって汚染される可
能性があった。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、貯水タンクを使用することなく、
洗浄に必要な充分な水圧が得られるとともに、構造的に
簡単で、また管路系が微生物によって汚染される問題を
解消することができる内視鏡用洗浄装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この考案は、水道栓からの水道水を内視鏡のチャンネル
内に送る洗浄用管路と、前記洗浄用管路に加圧空気を供
給する加圧手段と、前記洗浄用管路を通して送られてき
た前記水道水と、前記加圧手段によって供給された加圧
空気とを混合する混合手段と、この混合手段と前記水道
栓との間に設けられ、前記洗浄用管路を流れる水道水の
圧力が設定値以上に上昇した場合に、前記圧力をこの前
記設定値内まで減圧する減圧手段とを具備したことにあ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において1は内視鏡用洗浄装置の洗浄槽であり、
この底部には排水口2が設けられている。洗浄槽1の内
部には被洗浄物である内視鏡3を載置する載置棚4が設
けられている。すなわち、この載置棚4は全体を洗浄可
能な内視鏡3においてはその全体が載置され、外装部と
しての挿入部のみが洗浄可能な内視鏡3においてはその
挿入部が載置されるようになっている。前記洗浄槽1の
底部における中央部には洗浄液供給室5が設けられ、こ
の洗浄液供給室5には噴射ノズル体6が回転自在に軸支
されている。この噴射ノズル体6は中空パイプによって
形成され、内部に流通路7を有しており、上端には前記
載置棚4の上方から下方に向かって洗浄液を噴射する上
部ノズル8が、中途部には載置棚4の下方から上方に向
かって洗浄液を噴射する下部ノズル9が設けられてい
る。さらに、前記噴射ノズル体6の下端部には前記洗浄
液供給槽5内に開口する導入口10が設けられていると
ともに、下端には円板状の従動マグネット11が固着さ
れている。また、この従動マグネット11と対向する洗
浄液供給室5の底部外面には駆動モータ12の回転軸1
3に固着された円板状の駆動マグネット14が固着され
ている。そして、この駆動マグネット14と従動マグネ
ット11とによってマグネットカップリング15を構成
しており、駆動モータ12の回転を前記噴射ノズル体6
に伝達させ、上部ノズル8および下部ノズル9を洗浄槽
1内で回転させるようになっている。さらに、前記洗浄
液供給室5の一部には導入口体16が、洗浄槽1の縁部
には洗浄チューブ(図示しない)を介して内視鏡3のチ
ャンネルと接続するためのジョイント17が設けられて
いる。
一方、18は水道栓で、この水道栓18には洗浄用管路
19の一端が接続されている。この洗浄用管路19の中
途部には水道水を濾過するフィルタ20および減圧弁2
1が設けられている。この減圧弁21は水道水圧が高い
場合に一定圧力まで減圧するものであり、この下流側に
は水道栓18側への逆流を防止する逆止弁22が設けら
れている。この逆止弁22の下流側は第1の分岐管23
と第2の分岐管24とに分岐されていて、この管路の途
中には電磁バルブからなる第1の開閉弁25と第2の開
閉弁26が設けられている。さらに、第1の開閉弁25
の下流側は第1の洗浄用管路27を介して前記洗浄液供
給室5の導入口体16に接続され、第2の開閉弁26の
下流側は混合ヘッダ28に接続されている。そして、こ
の混合ヘッダ28は第2の洗浄用管路29を介して前記
ジョイント17に接続されている。また、前述のように
配管された第1、第2の洗浄用管路27,29には加圧
手段30が設けられている。すなわち、31は加圧エア
ポンプであり、この吐出側には逆止弁32を備えた加圧
空気管路33が設けられている。この逆止弁32の下流
側は第3の分岐管路34と第4の分岐管路35とに分岐
されていて、この管路の途中には電磁バルブからなる第
3の開閉弁36および第4の開閉弁37が設けられてい
る。そして、第3の開閉弁36の下流側は前記第1の洗
浄用管路27に接続され、第4の開閉弁37の下流側は
前記混合ヘッダ28に接続されている。そして、この混
合ヘッダ28は洗浄液としての水道水とエアとを混合し
て気泡流を作り、この気泡流を第2の洗浄用管路29に
供給するようになっている。
つぎに、前述のように構成された内視鏡用洗浄装置の作
用について説明する。まず、洗浄槽1内の載置棚4に内
視鏡3を載置し、チャンネルを洗浄チューブによってジ
ョイント17に接続する。水道栓18を開くとともに、
第1〜第4の開閉弁25,26,36,37を開くと、
洗浄液としての水道水は洗浄用管路19を介して第1と
第2の分岐管路23,24とに分流され、一方は第1の
洗浄用管路27に、他方は混合ヘッダ28に導入され
る。このとき、加圧エアポンプ31が同時に作動してい
るため、加圧エアは加圧空気管路33を介して第3の分
岐管路34と第4の分岐管路35とに分流され、一方は
前記第1の洗浄用管路27に導入され、他方は混合ヘッ
ダ28に導入される。したがって、第1の洗浄用管路2
7を流通する水道水は加圧エアによって加圧されて洗浄
液供給室5に導入される。そして、加圧された水道水は
導入口10から流通路7を介して上部ノズル8および下
部ノズル9に導かれ、内視鏡3の外装部に向かって噴射
される。このとき、駆動モータ12は洗浄開始と同時に
作動されるため、その回転はマグネットカップリング1
5を介して噴射ノズル体6に伝達され、一定の回転速度
で回転しているため、内視鏡3の外装部は均一に洗浄さ
れる。
前記第2の分岐管路24によって混合ヘッド28に導入
された水道水および第4の分岐管路35によって混合ヘ
ッド28に導入された加圧エアは混合ヘッド28の内部
において気液二相いわゆる気泡流となって第2の洗浄用
管路29を流通し、ジョイント17から洗浄チューブを
介して内視鏡3のチャンネル内に供給されることにな
る。したがって、内視鏡3の外装部およびチャンネル内
は同時に洗浄され、洗浄後の水道水は排水口2から排出
される。
なお、この洗浄中に水道栓18からの水道水圧が設定値
以上に上昇したときには減圧弁21が設定値以内に自動
的に減圧することができ、内視鏡3のチャンネルの破裂
を未然に防止することができる。
洗浄工程が完了すると、内視鏡3のチャンネル内を除水
する必要があるが、チャンネル内に気泡流を送り込んで
洗浄しているため、このままで除水用エアを送り込んで
も除水効果が充分に得られない。そのため、チャンネル
内を水で満たす必要があるが、この場合には加圧エアポ
ンプ31を停止させるとともに、第4の開閉弁37を閉
塞する。そして、第2の分岐管路24から混合ヘッド2
8を介して第2の洗浄用管路29に水道水を導入するこ
とにより、ジョイント17を介してチャンネル内に水道
水を送り込むことができる。このようにチャンネル内の
水満し工程後、第2の開閉弁26を閉じ、第4の開閉弁
37を開き、加圧エアポンプ31を作動させることによ
り、加圧エアつまり除水用エアをジョイント17を介し
てチャンネル内に送り込んで除水することができ、この
除水工程を内視鏡3の外装部の洗浄中に行なうことがで
きる。
また、洗浄時において水道水圧が高い場合には第3の開
閉弁36を閉じ、水道水圧のみで内視鏡3の外装部を洗
浄することが可能であり、この切換えを選択スイッチに
よってマニュアル制御してもよく、第1の洗浄用管路2
7の途中に圧力センサを設け、圧力によって第3の開閉
弁36を自動的に開閉するようにしてもよい。
なお、この考案は、前記一実施例に限定されず、第2図
または第3図に示すように内視鏡3のチャンネル内のみ
を加圧流体によって洗浄するように構成してもよい。す
なわち、第2図に示すものは、加圧エアポンプ31を逆
止弁32を有する加圧空気管路33を介して混合ヘッダ
28に接続し、第2の分岐管路24から導入される水道
水と加圧エアとを混合ヘッダ28によって混合して気泡
流を作り、この気泡流をジョイント17を介して内視鏡
3のチャンネル内に送り込むように構成したものであ
る。また、第3図に示すものは、気泡流を内視鏡3のチ
ャンネル内に送り込む第2の洗浄管路29の中途部に減
圧弁21を設け、チャンネル内に送り込む気泡流の圧力
を調整できるように構成したものである。なお、第2図
および第3図において、前述した一実施例と同一構成部
分は同一番号を付して説明を省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、水道栓と接続
して水道水を供給する洗浄用管路に加圧空気を送り込む
加圧エアポンプを設け、洗浄液としての水に加圧エアポ
ンプによって加圧しながら内視鏡の外装部およびチャン
ネル内を洗浄できるように構成したから、貯水タンクを
使用することなく、洗浄に必要な充分な水圧が得られる
とともに、構造的に簡単で、また管路系が微生物によっ
て汚染される問題を解消することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す内視鏡用洗浄装置の
概略的構成図、第2図および第3図はこの考案の内視鏡
用洗浄装置の他の実施例を示す概略的構成図である。 1…洗浄槽、18…水道栓、19,27,29…洗浄用
管路、31…加圧エアポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水道栓からの水道水を内視鏡のチャンネル
    内に送る洗浄用管路と、 前記洗浄用管路に加圧空気を供給する加圧手段と、 前記洗浄用管路を通して送られてきた前記水道水と、前
    記加圧手段によって供給された加圧空気とを混合する混
    合手段と、 この混合手段と前記水道栓との間に設けられ、前記洗浄
    用管路を流れる水道水の圧力が設定値以上に上昇した場
    合に、前記圧力を前記設定値内まで減圧する減圧手段
    と、 を具備したことを特徴とする内視鏡用洗浄装置。
JP18807885U 1985-12-06 1985-12-06 内視鏡用洗浄装置 Expired - Lifetime JPH062642Y2 (ja)

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JP18807885U JPH062642Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06 内視鏡用洗浄装置

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JP18807885U JPH062642Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06 内視鏡用洗浄装置

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JPS6297602U JPS6297602U (ja) 1987-06-22
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JPS6297602U (ja) 1987-06-22

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