JP3512289B2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP3512289B2
JP3512289B2 JP34675195A JP34675195A JP3512289B2 JP 3512289 B2 JP3512289 B2 JP 3512289B2 JP 34675195 A JP34675195 A JP 34675195A JP 34675195 A JP34675195 A JP 34675195A JP 3512289 B2 JP3512289 B2 JP 3512289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高圧ポンプ等を内設
した装置本体と送水管路を介して接続するスプレー銃お
よびブラシ洗浄具を備え、スプレー銃を用いた高圧スプ
レー洗浄とブラシ洗浄具を用いたブラシ洗浄とを行い得
る洗車装置に関し、特に冬期の凍結防止をはかる機能を
備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公平2−36422号公報
に見られるように、高圧ポンプ等を内設した装置本体に
それぞれ送水管路を介して複数のスプレー銃を接続し、
複数個所での洗車作業を可能にした装置が知られてお
り、いわゆるコイン洗車場向けに広く使用されている。
こうした装置は、冬期の冷え込む時期になると外気温等
により凍結防止の要否を検出し、低圧の凍結防止水を送
水管路を介してスプレー銃より吐出させ、管路やスプレ
ー銃の凍結を防止するようになっている。
【0003】また、実公平4−3666号公報に見られ
るように、スプレー銃とブラシ洗浄具とを備えて高圧ス
プレー洗浄とブラシ洗浄とを行い得る装置が公知であ
る。こうした装置は、高圧スプレーの洗浄に加えてブラ
シによる洗浄が可能なため、スプレーだけでは落とせな
い車体塗装面に吸着された微細な汚れの膜を除去するこ
とができるという利点があり、近年普及の足を早めてい
る。当然、この種のブラシ洗浄を可能にした装置を、上
記の特公平2−36422号公報に見られるような洗車
場向け装置に適用する試みがなされたが、以下のような
問題が提起されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】凍結防止に際しては、
高圧スプレー用の送水管路とブラシ洗浄用の送水管路と
にそれぞれ凍結防止水を送らなければならなくなり、単
純に計算すれば従来の高圧スプレー専用の装置に比べて
2倍の凍結防止水が消費されてしまう。しかも、装置本
体から高圧スプレー用の送水管路とブラシ洗浄用の送水
管路とを複数組引き出す必要があり、管路が極めて複雑
になりまた高価な装置になってしまう。また、凍結防止
に際しては、管路部分だけでなくブラシ部分の凍結防止
も必要とされるが、従来の方法ではブラシ部分の凍結防
止にまで対処できなかった。更に、ブラシ洗浄具は鉤形
に曲がったパイプ材の先端部分にブラシが取り付けられ
る形式のものが多く、ブラシを下方に垂下させても先端
の曲がった部分に水が残留して凍結し易い問題もある。
【0005】従って、この発明の課題とするところは、
凍結防止水の消費が少なく、ブラシ洗浄具の凍結防止を
実現でき、しかも、できるだけ少ない追加設備で洗車場
向け装置においても高圧スプレー洗浄とブラシ洗浄とを
可能にする洗車装置が得られないか、という点にある。
なお、この発明は、上記のように高圧スプレー洗浄とブ
ラシ洗浄とを複数個所で行うことができる洗車場向け装
置への実施を主に意図しているが、上記実公平4−36
66号のように、1台の装置本体に1組のスプレー銃と
ブラシ洗浄具とを備える独立機能の装置にも何の支障も
なく実施可能である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、高圧ポンプ
等を内設した装置本体と送水管路を介して接続するスプ
レー銃およびブラシ洗浄具を備え、スプレー銃を用いた
高圧スプレー洗浄とブラシ洗浄具を用いたブラシ洗浄と
を行い得る洗車装置において、前記装置本体より前記送
水管路へ洗車時より低水量の凍結防止水を送水する手段
と、前記凍結防止水を前記スプレー銃へ接続する送水管
路と前記ブラシ洗浄具へ接続する送水管路とのいずれか
へ切り換えて送る管路切換手段と、凍結防止措置に際
し、前記送水手段を作動させて凍結防止水を送水させる
と共に、前記管路切換手段を所定時間おきに切換動作さ
せて前記スプレー銃およびブラシ洗浄具へ交互に凍結防
止水を送出するように制御する手段とを備えて、上記課
題の解決をはかったものである。
【0007】なお、前記装置本体にそれぞれスプレー銃
およびブラシ洗浄具を設けた複数の端末装置を接続した
洗車場向け装置の場合には、装置本体と各端末装置とは
1本の送水管路で接続され、各端末装置では送水管路を
スプレー銃とブラシ洗浄具とに分岐させて接続し、前記
管路切換手段は送水管路で送られる凍結防止水をいずれ
かの分岐送水管路へ切り換えて送るよう構成するのが望
ましい。このとき、前記装置本体および各端末装置にそ
れぞれ制御手段を備え、本体制御手段では前記送水手段
を作動させて凍結防止水を送水させ、端末制御手段では
前記管路切換手段を所定時間おきに切換動作させて前記
スプレー銃およびブラシ洗浄具へ交互に凍結防止水を送
出するように制御することができる。
【0008】更に、前記ブラシ洗浄具へ接続する送水管
路をブラシ洗浄具の手前で分岐させてなる排水管路と、
前記送水管路の送水をブラシ洗浄具へ送るか排水管路へ
送るかを切り換える第2の管路切換手段とを備え、前記
制御部では、スプレー洗浄からブラシ洗浄に移行する際
に、前記第2の管路切換手段により排水管路を開いて洗
車に不要な水を排出するよう制御し、凍結防止措置に際
しては、第2の管路切換手段を所定時間おきに切換動作
させて前記ブラシ洗浄具および排水管路へ交互に凍結防
止水を送出するように制御するようにしても良い。
【0009】また、前記スプレー銃を保持し少なくとも
その先端の吐出口を浸水させ得る第1のホルダー槽と、
前記ブラシ洗浄具を保持し少なくともその先端の吐出口
とブラシとを浸水させ得る第2のホルダー槽とを備え、
この第1および第2のホルダー槽は相互に連通されて同
水位の水を受容可能であることが望ましい。なお、前記
スプレー銃とブラシ洗浄具とを保持し少なくとも双方の
先端吐出口とブラシ洗浄具のブラシとを浸水させ得るホ
ルダー槽を備えるようにしても良い。
【0010】またこの発明は、高圧ポンプ等を内設した
装置本体と送水管路を介して接続するスプレー銃および
ブラシ洗浄具を備え、スプレー銃を用いた高圧スプレー
洗浄とブラシ洗浄具を用いたブラシ洗浄とを行い得る洗
車装置において、前記装置本体より前記送水管路へ洗車
時より低水量の凍結防止水を送水する手段と、前記ブラ
シ洗浄具に接続する送水管路に圧縮空気を導入するエア
ー管路と、該エアー管路を開閉する電磁弁と、ブラシ洗
浄に際し、前記電磁弁を開いて前記送水管路によりブラ
シ洗浄具に送られる洗剤水にエアーを混入させて起泡洗
剤を供給するよう制御し、凍結防止措置に際しては、前
記送水手段を作動させて凍結防止水を送水させると共に
前記電磁弁を開いてブラシ洗浄具内エアーを導入する
よう制御する手段とを備えて、上記課題の解決をはかっ
たものである。
【0011】
【作用】これにより、所定時間おきにスプレー銃および
ブラシ洗浄具へ交互に凍結防止水を送出するから、スプ
レー銃およびブラシ洗浄具へそれぞれ連続通水する場合
に比べて凍結防止水の消費を少なく抑えることができ
る。しかも、管路切換手段において管路切換されるまで
は1本の管路で凍結防止水を給送することができ、管路
の簡略化がはかれる。
【0012】また、装置本体に複数の端末装置を接続し
た場合には、装置本体と各端末装置とを1本の送水管路
で接続すれば良く、装置本体から高圧スプレー用の送水
管路とブラシ洗浄用の送水管路とを複数組引き出す必要
がなくなり、凍結防止水は端末装置において切り換えら
れてスプレー銃とブラシ洗浄具とへ送水される。この場
合に、凍結防止水の送水を装置本体側で行い、管路切換
を端末装置側で行うように分散制御すれば、電気配線が
きわめて容易になる。
【0013】なお、スプレー洗浄からブラシ洗浄に移行
する際に、排水管路を開いて洗車に不要な水を排出する
ようにし、スプレー銃からブラシ洗浄具に持ち変える際
にいずれの側からも放水させずに作業者に水をはねかけ
る不都合を防止する一方で、排水管路から水を放出させ
て、例えば水から洗剤水に切り換える場合に送水管路の
長さに応じて生じる切り替わりまでの遅れ時間等を吸収
することができる。そして、この場合には、ブラシ洗浄
具側と排水管路側とで管路を交互に切り換えて凍結防止
水を流すようにすれば、水量を特に増やすことなく排水
管路の凍結防止を講じることができる。
【0014】更に、スプレー銃とブラシ洗浄具とをホル
ダー槽に保持して、双方の先端吐出口とブラシ洗浄具の
ブラシとを浸水させるようにすれば、スプレー銃または
ブラシ洗浄具から常に凍結防止水が吐出され、ホルダー
槽内の水が常に流動してブラシを含めた双方の先端吐出
部の凍結を防止することができる。
【0015】また、エアー管路を使用して洗剤水にエア
ーを混入させブラシ洗浄具に起泡洗剤を供給し、起泡さ
れて車体への付着性が高められた洗剤を使ってブラシ洗
浄ができ高い洗浄効果が得られ、また凍結防止措置に際
しては、ブラシ洗浄具へ凍結防止水を送ると同時にエア
ー管路からのエアーを導入して、ブラシ洗浄具から凍結
防止水をエアー圧により勢い良く吐出させることがで
き、少量の水で確実な凍結防止ができる。特に、ブラシ
部分で複数の口から分散して水が吐出されるなど複雑な
管路構成を備える場合にも好適に機能し、更に第1の発
明の実施により凍結防止水の通水が間歇的に行われ吐出
口部分が凍り始めた状態であっても、エアー圧で確実に
通水させることができる。
【0016】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。図1は本発明一実施例の構成説明図で、ここでは、
送水管路31〜33へ水または洗剤水等(以下総称して洗
浄水という)を切り換えて圧送する装置本体1と、該本
体1と送水管路31〜33を介して接続し、洗浄水を高圧
吐出させるスプレー銃4と、先端に洗浄ブラシ6を備え
洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具5とを、適宜設け
た複数(本例では3台)の端末装置21〜23とからな
り、各端末装置21〜23で高圧のスプレー洗浄と前記洗
浄ブラシ6を用いたブラシ洗浄とを実行可能とした、コ
イン洗車場向けの洗車装置を例示している。
【0017】装置本体1には、給水管路7より送られる
水を貯える水タンク8、洗剤液を貯える洗剤タンク9、
水タンク8の水を加熱するボイラ10、送水管路31
洗浄水を圧送する高圧ポンプ11の他、以下の構成を備
えている。なお、ボイラ10は主に冬期に使用されるも
ので、冬期には温水を放出させて車体に水が氷付くこと
を防止すると共に、洗剤使用時の洗浄効果の維持をはか
っている。
【0018】12は水タンク8に貯えた水を電磁弁13
を介して高圧ポンプ11の吸込側へ送る水管路、14は
洗剤タンク9の洗剤をやはり電磁弁15を介して接続し
水管路12に設けた混合器16へ送る第1の洗剤管路、
17は電磁弁18を開くことにより高圧ポンプ11吐出
側の送水管路31の洗浄水の一部を水管路12へ帰還さ
せ送水管路31の水圧および水量を低下させる帰還管
路、19は洗剤タンク9と電磁弁20を介して接続し貯
えた洗剤を帰還管路17に設けた混合器21へ送る第2
の洗剤管路、22は高圧ポンプ11よりも低圧で送水す
る低圧ポンプ23を備え水タンク8の水を電磁弁24
a,24b,25を介して送水管路31側へ送出する凍
結防止管路である。第1の洗剤管路14は、スプレー洗
浄において洗剤水を高圧吐出させる場合に使用され、第
2の洗剤水管路19は、ブラシ洗浄において洗剤水を低
圧吐出させる場合に使用される。
【0019】凍結防止管路22は、低圧ポンプ23の下
流で三方へ分岐し、このうち分岐管路26a,26bは
それぞれ第1および第2の洗剤管路14,19へ接続
し、もう一方の分岐管路27が送水管路31へ接続して
いる。このうち、分岐管路26a,26bは主に洗剤管
路14,19のクリーニング用に設けられており、洗剤
の固化により電磁弁15,20や混合器16,21での
機能不良や管路詰りが生じるのを防止する目的を持つ。
なお、図1では主に一つの端末装置21へ接続する管路
だけを示しているが、高圧ポンプ11および各管路1
2,14,17,19,22はいずれも端末装置21
3に対応した数だけ分岐して設けられる。
【0020】装置本体1外において、28はエアー管路
で、空圧源29のエアー(圧縮空気)をブラシ洗浄具5
を備えた端末装置21,22へ供給する。端末装置23
高圧スプレー洗浄専用の端末であり、他の端末と同様に
ブラシ洗浄も可能にしたければ、図2のような端末配管
を追加してブラシ洗浄具5を接続すれば良い。
【0021】30は制御部で、端末装置21〜23に設け
られる端末制御部311〜313とデータ伝送ライン32
を介して接続され、端末装置21〜23で受け付けた洗車
入力に応じて高圧ポンプ11,低圧ポンプ23および電
磁弁13,15,18,20,24a,24b,25等
を制御し洗車動作を与える。制御部30で与える洗浄動
作は、予めプログラムされたシーケンスに従って実行さ
れ、例えば「スプレー洗浄2分〜ブラシ洗浄4分〜スプ
レー洗浄2分」といったように、スプレー銃4を使用し
たスプレー洗浄とブラシ洗浄具5を使用したブラシ洗浄
とを所定時間づつ組み合わせ、一連の動作として与えら
れる。33は外気温度を検出する温度センサーで、制御
部30では温度センサー33で与える温度に基づき凍結
防止措置の要否を判定し、必要と認められれば低圧ポン
プ23を駆動して凍結防止措置を与える。また、制御部
30には温度センサー33の他に凍結防止スイッチ(図
示しない)が設けられており、このスイッチをオンする
ことにより温度センサー33で与える温度に関係なく凍
結防止措置を実行することができる。
【0022】図2は端末装置21の構成を示す説明図で
ある。送水管路31からの水は、三方電磁弁34により
ポジションP1,P2のいずれかに切り換えられて、スプ
レー銃4へ至る第1の分岐送水管路35もしくはブラシ
洗浄具5へ至る第2の分岐送水管路36のいずれかに送
られる。第2の分岐送水管路36に送られる水は、三方
電磁弁37においてポジションP3,P4のいずれかに切
り換えられて、ブラシ洗浄具5へ送られるか排水管路3
8へ排出される。エアー管路28は、第2の分岐送水管
路34の三方電磁弁34,37間に接続され、電磁弁3
9を開くことにより第2の分岐送水管路36内へエアー
を導入する。40は大気開放弁で、三方電磁弁37にお
いて排水管路38側が閉じられると管路38を大気に開
放し、管路内の水等を流下させ排出させるもので冬期の
凍結防止に寄与する。
【0023】41はスプレー銃4をその先端の吐出口4
aから挿入させて保持する第1のホルダー槽、42はブ
ラシ洗浄具5をやはり先端の吐出口5aおよびブラシ6
から挿入させて保持する第2のホルダー槽で、両ホルダ
ー槽41,42は水面下で相互に連通されており同水位
の水を貯えてスプレー銃4およびブラシ洗浄具5を浸水
させ、それぞれを清浄な状態に保つものである。43は
オーバーフロー管で、所定水位を越えてスプレー銃4お
よびブラシ洗浄具5の吐出口4a,5a等から放水があ
ると溢流させてホルダー槽41,42を所定水位に保っ
ている。
【0024】端末制御部311には、洗車料金の投入,
洗車メニューの選択,洗車開始入力といった洗車入力を
受け付ける操作部44が接続され、この洗車入力がある
と、端末制御部311では、受け付けた洗車メニューを
含む洗車要求データを制御部30へ出力し、これに基づ
き装置本体1で洗車動作が開始されると、制御部30か
ら出力される制御信号に応じて三方電磁弁34,37お
よび電磁弁39を制御する。
【0025】図3は上記実施例における洗浄動作の一例
を示すタイムチャート図で、この図を用いて実施例の動
作を説明する。ここでは使用する端末の操作部44で
「スプレー洗浄〜ブラシ洗浄〜スプレー洗浄」の順でシ
ーケンスが設定された洗車メニューが選択され実行され
た場合を例としている。
【0026】作業者は、操作部44においてまず洗車
料金の投入と洗車メニューの選択を行い、この後スプレ
ー銃4を持って洗車開始入力をするように操作する。洗
車開始入力があると、装置本体1においてまず電磁弁1
3が開き一定時間t1遅れて高圧ポンプ11が駆動する
と共に、端末装置2では三方電磁弁34を第1の分岐送
水管路35側P1に開放させスプレー洗浄が開始され
る。遅れ時間t1は、ポンプ11の駆動に伴う圧力が電
磁弁13の開閉に影響を及ぼさないように考慮したもの
で、確実な弁の開閉を可能にしている。
【0027】こうしてスプレー洗浄が行われプログラ
ムされた所定時間に経過すると電磁弁18が開弁され、
スプレーの吐出圧が低下されスプレー洗浄を終了する。
電磁弁18の開弁と同時に電磁弁20が開弁され、送水
管路31側へタンク9の洗剤液を希釈した洗剤水が送ら
れ、所定の短時間(5〜10秒)の後に高圧ポンプ11
が停止され電磁弁13が閉じられて、スプレー銃4から
のスプレーが停止する。スプレー洗浄の停止時に電磁弁
18を開くのは、高圧スプレー状態からいきなりポンプ
11を停止するとスプレー銃4に強い反動が生じるた
め、まず電磁弁18を開き吐出圧を低下させてからポン
プ11を止めるようにし、スプレー銃4の操作性を向上
させる目的がある。また、電磁弁18と共に電磁弁20
を開き、次のブラシ洗浄工程に備えて送水管路31側へ
洗剤水を送り出しておくことにより、ブラシ洗浄工程の
開始と同時に洗剤水を吐出させることができる。
【0028】スプレー洗浄が終了すると、所定の短時
間をおいて三方電磁弁32を第2の分岐送水管路36側
2に開放させておく。ここで作業者はスプレー銃4か
らブラシ洗浄具5に持ち変えてから、操作パネル44に
おいて再度洗車開始入力を行えばブラシ洗浄工程を始め
ることができる。洗車開始入力があると、電磁弁13,
39を開き前記遅れ時間t1後にポンプ11を駆動す
る。ポンプ11が駆動されると、ステップで電磁弁1
8,20が開かれているため、送水管路31に洗剤水が
低圧で送られ分岐送水管路36へもたらされる。この管
路36では、三方電磁弁報37が排水管路38側P4
開かれているので、エアー管路28からのエアーが導入
され起泡された洗剤水が排水管路38へ排出される。所
定の待機時間t2が経過すると、三方電磁弁37が切り
換えられて起泡洗剤水がブラシ洗浄具5側へ送られ、ブ
ラシ洗浄が開始される。ここで、開始当初の短時間の間
は起泡洗剤が排水管路38へ排出されるため、洗剤濃度
やエアーの混合が安定しないままブラシ洗浄具5より吐
出され、エアー圧で洗剤が飛散したり洗剤がボタボタと
垂れ落ちて作業者の着衣を濡らす等の不都合がない。
【0029】こうしてブラシ洗浄が行われ、プログラ
ムされた所定時間が経過するとポンプ11が停止されブ
ラシ洗浄が終了する。この終了と同時に、低圧ポンプ2
3が駆動され凍結防止管路22を用いて管路クリーニン
グが行われる。端末では三方電磁弁37が排水管路38
側P3へ切り換えられ電磁弁39が閉じられるため、低
圧ポンプ23からの水は各管路に残留した洗剤水を押し
流して排水管路38へ排出される。この管路クリーニン
グ中、凍結防止管路22では、まず電磁弁24bだけが
開かれ液剤管路19を経由して帰還管路17へ低圧水を
送ることにより液剤管路19のクリーニングを行い、遅
れて電磁弁25を開いて低圧水の多くを直接送水管路3
1へ送るように操作される。管路クリーニング開始後遅
れ時間t1をおいて電磁弁13が閉じられ、更に帰還管
路17のクリーニングが済んだと思われるタイミングで
電磁弁18が閉じられる。
【0030】この後所定のクリーニング時間t3(約
30秒)が経過すると、ポンプ23が停止され電磁弁2
4b,25が閉じられ、同時に三方電磁弁34を切り換
えてスプレー銃4側P1の管路を開く。作業者はこの間
にブラシ洗浄具5からスプレー銃に持ち変えてから、操
作パネル44において洗車開始入力を行えばスプレー洗
浄の工程を始めることができる。洗車開始入力があれ
ば、ステップと同様にまず電磁弁13が開き遅れ時間
t1後に高圧ポンプ11が駆動されスプレー洗浄が開始
される。
【0031】こうしてスプレー洗浄が行われプログラ
ムされた所定時間が経過するとポンプ11が停止されス
プレー洗浄を終了する。ポンプ11停止から遅れ時間t
1後には電磁弁13が閉じ、一連の動作を終了する。
【0032】なお、図3において低圧ポンプ23および
電磁弁25のタイムチャートにおける点線部分は、凍結
防止措置中のものであり、高圧ポンプ11の休止時に低
圧ポンプ23が駆動され電磁弁25が開弁され、各ケー
スに応じて適宜にスプレー銃4,ブラシ洗浄具5もしく
は排水管路38のいずれかに吐出される。
【0033】図4は実施例の洗車休止期間における凍結
防止措置を説明するタイムチャートである。制御部30
では温度センサー33を介して外気温を常に監視し、凍
結防止が必要な温度まで低下すると、この図4に示す凍
結防止措置が実行される。また、制御部30に設けられ
る凍結防止スイッチがオンされると、同様に図4の凍結
防止措置を行う。
【0034】凍結防止措置の開始と同時に低圧ポンプ2
3が駆動され電磁弁25が開弁されて送水管路31〜33
へ凍結防止水が送出される。なお、冬期には装置本体1
の水タンク8の水はボイラ10により所定温度以上に加
熱されており、凍結防止水として温水が送られることに
なる。端末装置21〜23において、まず所定時間T1
間は三方電磁弁34をスプレー銃4側P1へ接続し、凍
結防止水をスプレー銃4へ吐出させ、続く所定時間T2
の間は三方電磁弁34をブラシ洗浄具5側P2へ接続
し、凍結防止水をブラシ洗浄具5へ吐出させ、これを凍
結防止が不要と判断されるまで繰返し行う。三方電磁弁
37は、凍結防止措置の開始と同時にブラシ洗浄具5側
3に開弁され、排水管路38は大気開放弁40により
大気開放されて水抜きされる。
【0035】以上のように、この実施例によれば、凍結
防止水がスプレー銃4側とブラシ洗浄具5側とへ交互に
送出され、双方へ接続する管路の凍結防止をはかること
ができる。特に、凍結防止水として温水が吐出されるか
ら、各管路に間歇的にしか通水されなくとも十分な凍結
防止効果が得られる。なお、所定時間T1,T2は、ここ
ではT1=T2=10〜20秒に設定されているが、必要
に応じてT1,T2を別々に設定しても良い。
【0036】図5は他の実施例における凍結防止措置を
説明するタイムチャートである。凍結防止措置の開始と
同時に低圧ポンプ23が駆動され電磁弁25が開弁され
て送水管路31〜33へ凍結防止水が送出される。端末装
置21〜23において、まず所定時間T1の間は、三方電
磁弁34をスプレー銃4側P1へ接続し、凍結防止水を
スプレー銃4へ吐出させる。続く所定時間T2の間は、
三方電磁弁34をブラシ洗浄具5側P2へ接続し、ここ
で三方電磁弁37は排水管路38側P4へ開いているの
で、凍結防止水は排水管路38へ吐出される。更に続く
所定時間T3の間は、三方電磁弁37がブラシ洗浄具5
側P3へ開かれ、凍結防止水をブラシ洗浄具5へ吐出さ
せる。このT3の工程において、T3より短い所定時間T
4の間だけ電磁弁39が開弁され、凍結防止水と共にエ
アーがブラシ洗浄具5より吐出される。こうして実行さ
れるT1〜T3の工程を凍結防止が不要と判断されるまで
繰返し行う。
【0037】このように、スプレー銃4へ至る第1の分
岐送水管路35,ブラシ洗浄具5へ至る第2の分岐送水
管路36および排水管路38へ時分割で送水し、それぞ
れの凍結防止をはかることができる。特に、ブラシ洗浄
具5へ通水する際には、エアー管路28からのエアーを
導入して加圧し、凍結防止水を勢い良く吐出させること
ができるから、吐出口部が複数に分岐していたり複雑な
形状になっていたとしても、確実に通水させ凍結防止を
はかることができる。さらに、エアーはブラシ洗浄具5
の先端からホルダー槽42内に放出され、槽内の水を流
動させるため、槽内の水の凍結防止にも寄与することが
でき、これによりブラシ6の凍結を確実に防止すること
ができる。なおこの実施例では、排水管路38へも通水
されるため図2に示す大気開放弁40を特に備える必要
がない。
【0038】図4および図5で説明した実施例は、必ず
しもスプレー銃4およびブラシ洗浄具5をホルダー槽4
1,42へ保持させることを意図したものではない。ホ
ルダー槽41,42内になくても確実に管路の凍結防止
がはかれるよう意図されている。なぜなら、使用された
スプレー銃4またはブラシ洗浄具5が必ずホルダー槽に
戻されるとは限らないからである。なお、上記実施例で
は、ホルダー槽41,42が別々に設けられているが、
共通1個のホルダー槽にスプレー銃4およびブラシ洗浄
具5を保持させるようにしても良い。いずれの場合も、
スプレー銃4またはブラシ洗浄具5のいずれか一方から
凍結防止水が吐出されていれば、槽内に水流が生じて槽
内の水とブラシ6の凍結防止に有効に作用するのであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、少ない凍結防止水の消費でブラシ洗浄具の凍結防止
をも可能にする洗車装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成説明図である。
【図2】実施例要部の構成説明図ある。
【図3】実施例の動作の一例を説明するタイムチャート
図である。
【図4】実施例の凍結防止措置の動作を説明するタイム
チャート図である。
【図5】他の実施例の凍結防止措置の動作を説明するタ
イムチャート図である。
【符号の説明】
1 装置本体 21〜23 端末装置 31〜33 送水管路 4 スプレー銃 5 ブラシ洗浄具 6 洗浄ブラシ 8 水タンク 11 高圧ポンプ 22 凍結防止管路 23 低圧ポンプ 28 エアー管路 30 制御部 311〜313 端末制御部 32 データ伝送ライン 34 三方電磁弁 35 第1の分岐送水管路 36 第2の分岐送水管路 37 三方電磁弁 38 排水管路 41 第1のホルダー槽 42 第2のホルダー槽
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−229407(JP,A) 特開 平6−254513(JP,A) 特開 平6−298050(JP,A) 特開 平1−153365(JP,A) 実開 昭62−111270(JP,U) 実開 平6−75933(JP,U) 特公 平2−36422(JP,B2) 特公 平1−17890(JP,B2) 実公 平4−3666(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ポンプ等を内設した装置本体と送水
    管路を介して接続するスプレー銃およびブラシ洗浄具を
    備え、スプレー銃を用いた高圧スプレー洗浄とブラシ洗
    浄具を用いたブラシ洗浄とを行い得る洗車装置におい
    て、 前記装置本体より前記送水管路へ洗車時より低水量の凍
    結防止水を送水する手段と、前記凍結防止水を前記スプ
    レー銃へ接続する送水管路と前記ブラシ洗浄具へ接続す
    る送水管路とのいずれかへ切り換えて送る管路切換手段
    と、凍結防止措置に際し、前記送水手段を作動させて凍
    結防止水を送水させると共に、前記管路切換手段を所定
    時間おきに切換動作させて前記スプレー銃およびブラシ
    洗浄具へ交互に凍結防止水を送出するように制御する手
    段とを備えたことを特徴とする洗車装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    装置本体にそれぞれスプレー銃およびブラシ洗浄具を設
    けた複数の端末装置を接続し、装置本体と各端末装置と
    は1本の送水管路で接続され、各端末装置では送水管路
    をスプレー銃とブラシ洗浄具とに分岐させて接続し、前
    記管路切換手段は送水管路で送られる凍結防止水をいず
    れかの分岐送水管路へ切り換えて送るよう構成したこと
    を特徴とする洗車装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の洗車装置において、前記
    装置本体および各端末装置にそれぞれ制御手段を備え、
    本体制御手段では前記送水手段を作動させて凍結防止水
    を送水させ、端末制御手段では前記管路切換手段を所定
    時間おきに切換動作させて前記スプレー銃およびブラシ
    洗浄具へ交互に凍結防止水を送出するように制御するこ
    とを特徴とする洗車装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    ブラシ洗浄具へ接続する送水管路をブラシ洗浄具の手前
    で分岐させてなる排水管路と、前記送水管路の送水をブ
    ラシ洗浄具へ送るか排水管路へ送るかを切り換える第2
    の管路切換手段とを備え、前記制御部では、スプレー洗
    浄からブラシ洗浄に移行する際に、前記第2の管路切換
    手段により排水管路を開いて洗車に不要な水を排出する
    よう制御し、凍結防止措置に際しては、第2の管路切換
    手段を所定時間おきに切換動作させて前記ブラシ洗浄具
    および排水管路へ交互に凍結防止水を送出するように制
    御することを特徴とする洗車装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    スプレー銃を保持し少なくともその先端の吐出口を浸水
    させ得る第1のホルダー槽と、前記ブラシ洗浄具を保持
    し少なくともその先端の吐出口とブラシとを浸水させ得
    る第2のホルダー槽とを備え、この第1および第2のホ
    ルダー槽は相互に連通されて同水位の水を受容可能であ
    ることを特徴とする洗車装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    スプレー銃とブラシ洗浄具とを保持し少なくとも双方の
    先端吐出口とブラシ洗浄具のブラシとを浸水させ得るホ
    ルダー槽を備えたことを特徴とする洗車装置。
  7. 【請求項7】 高圧ポンプ等を内設した装置本体と送水
    管路を介して接続するスプレー銃およびブラシ洗浄具を
    備え、スプレー銃を用いた高圧スプレー洗浄とブラシ洗
    浄具を用いたブラシ洗浄とを行い得る洗車装置におい
    て、 前記装置本体より前記送水管路へ洗車時より低水量の凍
    結防止水を送水する手段と、前記ブラシ洗浄具に接続す
    る送水管路に圧縮空気を導入するエアー管路と、該エア
    ー管路を開閉する電磁弁と、ブラシ洗浄に際し、前記電
    磁弁を開いて前記送水管路によりブラシ洗浄具に送られ
    る洗剤水にエアーを混入させて起泡洗剤を供給するよう
    制御し、凍結防止措置に際しては、前記送水手段を作動
    させて凍結防止水を送水させると共に前記電磁弁を開い
    てブラシ洗浄具内エアーを導入するよう制御する手段
    とを備えたことを特徴とする洗車装置。
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