JP3042978B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP3042978B2
JP3042978B2 JP8096168A JP9616896A JP3042978B2 JP 3042978 B2 JP3042978 B2 JP 3042978B2 JP 8096168 A JP8096168 A JP 8096168A JP 9616896 A JP9616896 A JP 9616896A JP 3042978 B2 JP3042978 B2 JP 3042978B2
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眞 金児
正永 吉川
光春 和田
光 須山
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧送される洗浄水に
液剤原液を混入させた散布液剤を散布ノズルより自動車
車体に向けて散布する液剤散布装置と、洗車機本体もし
くは自動車の走行を可変速制御する手段とを設けた洗車
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機における液剤散布
装置は、洗浄水を圧送する洗浄水管路と、該洗浄水管路
へ液剤原液を送る液剤管路と、洗浄水管路に設けられる
と共に液剤管路と接続して圧送される洗浄水に液剤原液
を混入させる混合器とを備え、液剤管路を電磁弁等で開
くことにより洗浄水に液剤を混入させて液剤を作り、洗
浄水管路の先端に設けられる散布ノズルより噴射させて
いた。ここで、液剤原液の流量は、液剤管路に設けられ
るニードル弁等の流量調節弁により流路を適宜に絞ると
いった手調整で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、洗車中にそ
の洗車条件に応じて流量調節するといった操作が実質的
に不可能であり、例えば洗車機の走行速度に応じて液剤
流量を加減することができず、洗車品質に差が生じてし
まうといった不都合があった。すなわち、洗車機の走行
速度が低いときには多量の液剤が使用され、速度が高く
なると相対的に使用量が減少するため、洗浄効果やワッ
クス仕上げに差が生じてしまうのである。また、液剤原
液は比較的粘度が高く管路詰りを生じ易く、特に流量調
節弁のような流路が絞られた部分で目詰りを起こし易
く、目詰りを防止するには流量調節弁をできるだけ絞ら
ないように使用することが望ましい。このため、流量調
節弁を絞らず常時一定以上の量が流れるよう、低濃縮度
の液剤原液を使用する必要があり、液剤原液を貯える大
型タンクあるいは頻繁な液剤原液の補給が必要となる不
都合があった。
【0004】従って、この発明の課題とするところは、
洗車中に走行速度の高低に応じて液剤の流量を自動的に
可変でき、また液剤原液の流量を少なくしても管路詰り
を生じない液剤散布装置が得られないか、という点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧送される
洗浄水に液剤原液を混入させた散布液剤を散布ノズルよ
り自動車車体に向けて散布する液剤散布装置と、洗車機
本体もしくは自動車の走行を可変速制御する手段とを設
けた洗車機において、圧送される洗浄水に液剤原液を混
入させる手段と、該液剤混入手段へ液剤原液を送る液剤
管路を開閉する弁手段と、該弁手段を液剤散布に際して
周期的に開閉操作すると共に、弁手段の開閉周期におけ
る開弁時間を洗車機本体もしくは自動車の走行速度に応
じて変えるよう制御する制御手段とを備えて、上記課題
の解決をはかったものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明実施例の構成説明図である。1
は洗車機本体もしくは自動車を走行させるモータを可変
速制御するインバータで、制御部10からの信号に応じ
てモータの回転を8段階に変化させる。すなわちR0〜
R7の8段階で、R0(走行停止)>R1>R2‥‥>R
7なる関係にある。2・3は液剤散布ノズルで、洗浄水
槽4よりポンプ5を介して圧送される洗浄水に液剤タン
ク6・7に貯えた液剤原液を混入させた希釈液を放出す
る。8・9は液剤の流量を調節する流量調節弁、10・
11は液剤管路を開閉する電磁弁、12・13は液剤混
合器、14・15はポンプ5から混合器12・13へ至
る洗浄水管路を開閉する電磁弁である。液剤タンク6に
は洗剤液が貯えられ、ポンプ5駆動に伴い電磁弁10を
開弁させると、散布ノズル2より洗剤水が放出される。
また、液剤タンク7にはワックス液が貯えられ、ポンプ
5駆動に伴い電磁弁11を開弁させると、散布ノズル3
よりワックス水が放出される。
【0007】制御部20は、マイクロコンピュータを含
み、操作パネル21における操作入力に応じてインバー
タ1および電磁弁10・11をはじめとする洗車機各部
の制御を行う。この制御部20には、電磁弁10・11
を開閉操作することにより液剤の流量を調節する流量制
御部20aが設けられている。流量制御部20aでは所
定の開閉周期To(例えば1秒)のうち開弁タイマTで与
える時間だけ電磁弁10・11を開弁させるよう制御す
る。すなわち、図2に示されるように、電磁弁10・1
1は一定周期毎に開閉が繰り返され、各周期の開弁時間
Tにより液剤流量の増減が調節される。なお、開弁時間
Tは前記インバータ1において可変される走行速度R0
〜R7に応じて設定され、高速である程時間Tは長く、
低速である程時間Tは短くなる。
【0008】操作パネル21には、所定の洗車コースA
・Bのうちから希望のコースを選択するコース選択キー
22、選択したコースを希望の洗車速度で開始させる速
度設定機能を備えたスタートキー23を備えている。コ
ース選択キー22においてコースAが選択されると、洗
剤水放出を伴う洗浄工程を含んだ洗車が実行され、一方
コースBが選択されると、洗剤水放出を伴う洗浄工程と
ワックス水放出を伴うワックス工程とを含む洗車が実行
される。
【0009】図3はスタートキー23が押されたときの
制御部20の処理動作を示すフローチャートである。ス
タートキー23のいずれかのキーが押されると、まず洗
車中かそれとも洗車開始前かを確認する(1)。洗車開始
前で「標準」のキーが押されていると(2)、インバータ
1に速度データを与えるメモリRRに、前記8段階の速
度のうち標準速度R4を示す速度データをセットする
(3)。「高速」キーが押されていると(4)、メモリRR
へ速度R6に相当するデータをセットし(5)、「低速」
キーが押されていると(4)、メモリRRへ速度R2に相
当するデータをセットする(6)。こうして走行速度が設
定されると、コース選択キー22で選択されたコースの
洗車を設定通りの速度で開始するよう開始処理する
(7)。
【0010】ステップ(1)で洗車中と判断され「標準」
キーが押されていると(8)、走行速度のセット値RRは
標準速度R4に戻される(9)。「高速」キーが押されて
いると(10)、設定されている走行速度RRを1段階高速
側にステップアップし(11)、「低速」キーが押されてい
ると(11)、走行速度RRを1段階落とす(12)。
【0011】最後に、設定された走行速度RRに応じて
前記開弁時間Tをセットして(13)、リタンする。ここで
開弁時間Tは、制御部20のROMに書き込まれたテー
ブルに応じて設定され、このテーブルには走行速度R1
〜R7に対応する開弁時間のデータが予め用意されてい
る。開弁時間Tは、走行速度RRに比例して長くなる
が、液剤それぞれの使用濃度を考慮し、散布ノズル2・
3から放出される液剤希釈水が有効に作用できる範囲の
濃度となるよう考慮して設定されなければならない。
【0012】こうして設定された走行速度RRは、洗車
が開始し洗車機本体または自動車を走行させるタイミン
グになるとインバータ1へ出力され、設定通りの速度で
走行することになる。また、開弁時間Tは流量制御部2
0aに与えられ、液剤散布のタイミングになると一定周
期To毎に開弁時間Tだけ電磁弁10・11を開くよう
制御する。
【0013】この実施例は以上のように構成され、スタ
ートキー23における選択入力に応じて走行速度が設定
され、急ぎの客には高速で洗車し、汚れた車は低速でじ
っくり洗うといったように使い分けができる。洗車中に
スタートキーを押せば、走行速度を標準値に戻したり1
段階刻みに速度の増減ができ、きめ細かい速度選択がで
きる。また、こうして設定される走行速度に応じて電磁
弁10・11の開弁率を可変し、液剤の流量を加減でき
る。
【0014】なお、上記した液剤原液の流量調節は、洗
車機の走行速度に応じて行うだけでなく、工程に応じて
使用洗剤の濃度を変えたり(例えば予洗浄工程では低濃
度、泡立ちを必要とする洗浄工程では高濃度で使用す
る)、洗車コースに応じてワックス使用量を加減する
(例えばワックス工程を含む洗車コースではワックスが
けに十分な量のワックスを使用し、ワックス工程を含ま
ないものでは少量のワックスを仕上げに使用し乾燥工程
時の撥水剤として使用する)などの種々のケースで使用
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通りこの発明によれば、弁
手段の開閉周期における開弁時間を洗車機本体もしくは
自動車の走行速度に応じて変えることにより、走行速度
が速くても遅くても使用する液剤の量を平均化し、洗車
品質と洗車に要するコストを平準化することができる。
また、弁手段の開弁時間で流量調節できるから、従来の
ように流量調節弁を絞って流量を調節する必要がなく、
液剤原液の流量を少なくしても管路詰りを生じることが
なく、しかも弁手段として通常使用される開閉弁を利用
できるから、特別なコストをかけることなく安価に発明
を実施できる。更に、圧送される洗浄水に液剤原液を混
入させる手段を設け、この液剤混入手段へ液剤原液を送
る液剤管路において弁手段を周期的に開閉するようにし
たので、液剤管路において液剤原液だけを周期的に開閉
するため散布ノズルからの噴射水への影響も小さくてす
み、洗浄水の管路を直接開閉する場合に比べて激しい脈
流を生じるといった不都合がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成説明図である。
【図2】実施例要部の動作を示すタイムチャート図であ
る。
【図3】実施例の動作要部を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 走行速度可変手段たるインバータ 2・3 液剤散布手段たる液剤散布ノズル 10・11 流量可変手段として動作する電磁弁 12・13 液剤混入手段として機能する液剤混合器 20 制御手段たる制御部 20a 流量可変手段として機能する流量制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−241239(JP,A) 実開 昭62−127059(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧送される洗浄水に液剤原液を混入させ
    た散布液剤を散布ノズルより自動車車体に向けて散布す
    液剤散布装置と、洗車機本体もしくは自動車の走行を
    可変速制御する手段とを設けた洗車機において、圧送さ
    れる洗浄水に液剤原液を混入させる手段と、該液剤混入
    手段へ液剤原液を送る液剤管路を開閉する弁手段と、該
    弁手段を液剤散布に際して周期的に開閉操作すると共
    に、弁手段の開閉周期における開弁時間を洗車機本体も
    しくは自動車の走行速度に応じて変えるよう制御する制
    御手段とを備えることを特徴とする洗車機。
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JP2014008918A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Daifuku Co Ltd 洗車機
CN110803133A (zh) * 2019-11-19 2020-02-18 天津捷强动力装备股份有限公司 一种自适应调节的龙门洗消系统

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