JP2742853B2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP2742853B2 JP15436192A JP15436192A JP2742853B2 JP 2742853 B2 JP2742853 B2 JP 2742853B2 JP 15436192 A JP15436192 A JP 15436192A JP 15436192 A JP15436192 A JP 15436192A JP 2742853 B2 JP2742853 B2 JP 2742853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗浄水および洗剤を
選択的に噴出させて自動車等の車体を洗浄する洗車装置
に関し、特に洗剤タンクへ自動的に洗剤補給ができるよ
う改良した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の装置として、例えば特
開昭63−263154号公報および実開平1−167
382号公報に記載の装置が知られている。こうした装
置では、希釈して使用する高濃度の洗剤液を貯える洗剤
タンクを備えており、この洗剤タンクに備え付けの給水
管路より所定水位まで給水すると共に、適宜分量の洗剤
原液もしくは粉末洗剤を投入してこれらを撹拌する、と
いった洗剤液を補給する作業が必要であった。
【0003】ところで、この種の装置は、無人営業され
るコイン洗車場等で使用されることが多く、洗剤タンク
の洗剤液がなくなって洗剤を用いた洗車が不能となるこ
とがある。このため、管理者は1日1回位の頻度で装置
設置場所へ出向いて行き、上記のような洗剤補給作業を
行わなければならなかった。また、洗剤原液や粉末洗剤
の投入を誤って洗剤液を適正濃度に保つことができず、
十分効果的な洗車が提供できない可能性があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、洗剤を自動
的に補給する装置が望まれているが、粘度の高い洗剤原
液を自動供給するには特殊なポンプを必要とし、粉末洗
剤の自動供給には別途の粉体フィーダを必要とし、これ
に加えて洗剤投入後の撹拌を行う撹拌装置を必要とする
など、高価な追加設備を設けなければならなかった。従
って、この発明の課題とするところは、高価な追加設備
を必要とすることなく洗剤補給を自動的に行って、頻繁
な補給作業を不要とすると共に常に適正濃度の洗剤液を
確保することができないか、という点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、希釈使用す
る高濃度の洗剤液を貯える洗剤タンクを備え、高圧ポン
プの駆動に伴い洗浄水および前記洗剤液の希釈水を切り
換えてスプレーノズルより噴出させ、自動車をはじめと
する車体のスプレー洗浄に供する洗車装置において、高
圧ポンプの吐出側からスプレーノズルへ至る吐出管路を
分岐させて洗剤タンク内へ開口する分岐管路と、高圧ポ
ンプからの吐出流体を吐出管路または分岐管路へ切り換
えて送る管路切換手段と、希釈して前記洗剤液を作成す
る洗剤原液を貯えた原液タンクと、該原液タンクより洗
剤原液を分岐管路へ送る原液管路と、管路切換手段を分
岐管路側へ切り換えると共に原液管路を開いて高圧ポン
プを駆動する洗剤液作成動作を与える制御手段とを備え
て、上記課題の解決をはかったものである。
【0006】ここで、前記洗剤液作成動作に当たり制御
手段では、分岐管路へ洗浄水を導入し、この洗浄水に洗
剤原液を混入させて洗剤タンクへ送るよう制御すること
が望ましい。また、前記洗剤液作成動作に当たり制御手
段では、分岐管路を介して洗剤タンク内の洗剤液を循環
させ、この循環する洗剤液に洗剤原液を混入させるよう
制御することもできる。なお、前記洗剤タンクの液面レ
ベルを検出する手段を備えると共に、前記洗剤液作成動
作に当たり制御手段では、前記検出手段で洗剤タンクの
液面レベルが所定以上となるのを検出するまで、分岐管
路へ洗浄水を導入しこの洗浄水に洗剤原液を混入させて
洗剤タンクへ給水し、以後は分岐管路を介して洗剤タン
ク内の洗剤液を循環させこの循環する洗剤液に洗剤原液
を混入させて洗剤液の濃度調節を行うよう制御するよう
にしても良い。
【0007】更に、前記洗剤タンクの液面レベルを検出
する手段を備え、前記制御手段では、前記検出手段で洗
剤タンクの液面レベルが所定以下となったのを検出する
と、前記高圧ポンプによる洗車動作の終了を待って前記
洗剤液作成動作を与えるようにすれば良い。また、洗車
の終業時刻および始業時刻を検出する手段を備え、終業
時刻になると洗車受付を停止し始業時刻になると洗車受
付を再開するものとし、前記制御手段では、この終業時
刻から始業時刻までの間に前記洗剤液作成動作を与える
ようにしても良い。
【0008】
【作用】これにより、洗剤液作成動作が実行されると、
分岐管路と原液管路が開かれ高圧ポンプが駆動されるの
で、分岐管路から高圧の液体が洗剤タンクへもたらされ
る。これにより分岐管路には高速の液流が発生し、この
液流に応じて原液管路側へ強い負圧を発生させることが
可能となり、分岐管路へ洗剤原液を吸引することができ
る。そして、分岐管路に吸引される洗剤原液の量は、液
流を発生させるポンプ圧と原液管路の開路度合が定まれ
ば略一定に維持できるから、洗剤液作成動作の時間を制
御することにより補給する洗剤液の濃度を一定に保つこ
とができる。また、洗剤タンク内には分岐管路から高圧
で液体が吐出されるから、内部の洗剤液を勢い良く巡回
させることができ、洗剤液作成動作の間、洗剤液が撹拌
されることになる。
【0009】ここで、分岐管路へ洗浄水を導入しこの洗
浄水に洗剤原液を混入させて洗剤タンクへ送るようにす
れば、洗剤タンクへ給水しながら洗剤液を作成でき、ま
た、分岐管路を介して洗剤タンク内の洗剤液を循環させ
この循環する洗剤液に洗剤原液を混入させれば、洗剤タ
ンクの洗剤液に洗剤原液を追加混入させることができ、
洗剤液の濃度を調節することができる。そして、この洗
剤タンクへの給水と濃度調節とを洗剤タンクの液面レベ
ルに応じて組み合わせて実行すれば、洗剤タンクへの洗
剤液の補給が素早く自動的に達成される。
【0010】更に、洗剤タンクの液面レベルが所定以下
となったのを検出すると、高圧ポンプによる洗車動作の
終了を待って洗剤液作成動作を実行させることにより、
洗剤タンクが空になる前に自動的に洗剤液が補給され
る。また、終業時刻から始業時刻までの間に洗剤液作成
動作を実行させることにより、始業時刻には洗剤タンク
に洗剤液が補給された状態となっており、高圧ポンプを
占有する洗剤液の補給動作を洗車営業中に行なわなくて
もよくなる。
【0011】
【実施例】以下、実施例について図面を基に説明する。
図1は本発明一実施例の構成説明図で、例えば特開昭6
1−98660号公報に記載されるタイプの本体装置1
に複数の端末装置2を接続した装置を示している。
【0012】31・32・・は吐出管路、4は電源線および
信号線からなるケーブルで、それぞれに本体装置1と端
末装置21・22・・とを接続している。端末装置21・22
・・にはそれぞれスプレーノズルとしての洗浄銃51・52
・・が設けられており、各端末位置21・22・・それぞれで
洗車開始入力等を受け付け高圧スプレーによる洗車作業
を行なえるよう構成されている。
【0013】本体装置1には、温水タンク6,洗剤タン
ク7,冷水タンク8,2回路式の温水装置9,高圧ポン
プ10および制御ボード11が設けられている。
【0014】温水タンク6は、水源に直結する管路12
および温水装置9の第1の温水回路を介する管路13に
よりボールタップ14・15を介して給水を受け、循環
ポンプ16を備えた循環管路17を介して温水装置9の
第2の温水回路と接続しており、温水装置9により適温
に加熱された温水を貯えている。洗剤タンク7は、管路
13より開閉弁18を介して給水を受けることができ、
希釈使用される洗剤液を貯える。L1・L2は洗剤タンク
7の液面レベルが上限または下限に達したことを検知す
るレベル検知器である。冷水タンク8は、前記管路12
よりボールタップ19を介して給水を受けている。
【0015】20は前記温水タンク6と連通する温水管
路で、電磁弁21を備え高圧ポンプ10の吸込側に接続
している。22は前記洗剤タンク7と連通する洗剤管路
で、電磁弁23および流量調節弁24を備え、混合器2
5において温水管路20と接続している。26は前記冷
水タンク8と連通する冷水管路で、電磁弁27を備え高
圧ポンプ10の吸込側に接続している。従って、各電磁
弁21・23・27によって適宜流路を形成して高圧ポ
ンプ10を駆動すれば、温水・冷水もしくは洗剤水を選
択的に前記吐出管路31・32・・へ圧送し、端末の洗浄銃
1・52・・より放出させることができる。
【0016】なお、温水管路20,洗剤管路22および
冷水管路26は、本体1に接続された端末装置21・22
・・の数に応じて分岐され、高圧ポンプ10および電磁弁
21・23・27も端末装置21・22・・と同数だけ備え
られることになる。温水管路20,洗剤管路22および
冷水管路26が分岐される手前の上流側には、それぞれ
手動開閉弁28・29・30が設けられ、必要に応じこ
の開閉弁を閉じて管路および管路機器の保守・修理等を
行うことができる。
【0017】複数設けられる吐出管路31・32・・のうち
いずれか一つの管路31を分岐して分岐管路31が形成
される。吐出管路31の分岐部下流には電磁弁32が、
また分岐管路31には電磁弁33がそれぞれ設けられ、
高圧ポンプ10からの吐出流体を洗浄銃51側もしくは
分岐管路31側のいずれかに切り換えることができる。
分岐管路31は、洗剤タンク7へ至り同タンクの底近く
(前記レベル検知器L2で与える下限レベル以下)に開
口し、後述の洗剤補給時に使用される。
【0018】また、吐出管路31の高圧ポンプ10の上
流側には、流量調節弁24および混合器25を介するこ
となく洗剤タンク7へ連通する洗剤循環管路34が接続
されている。洗剤循環管路34は、電磁弁35を備え、
後述する洗剤補給動作時に開路され、洗剤タンク7の洗
剤液を高圧ポンプ10の駆動に伴い分岐管路31へ送
り、洗剤液を循環させるために設けられる。
【0019】36は洗剤原液を貯える原液タンクで、原
液管路37と連通し、この原液管路37は混合器38に
おいて分岐管路31と接続する。39は洗剤管路35に
設けられ原液の流量を加減する流量調節弁、40は同じ
く電磁弁である。
【0020】制御ボード11は、端末装置21・22・・に
備える端末ボード411・412・・とケーブル4を介して
接続し、端末ボード411・412・・で洗車入力を受け付
けるとリレーボード42を介して高圧ポンプ10や電磁
弁21・23・27等を作動させ、入力のあった端末の
洗浄銃より放水を開始させ洗車作業を可能にする。制御
ボード11には操作パネル43が備えられ、端末ボード
で受け付ける洗車のシーケンスや料金等の登録や制御ボ
ードに記憶される洗車実績データの呼出し等を行うこと
ができる。操作パネル43には、「洗剤撹拌」キー44
が設けられ、このキー44が押されると、端末21での
洗車終了を待って電磁弁33・35が開、電磁弁32が
閉となり高圧ポンプ10が一定時間駆動され、洗剤タン
ク7内の洗剤液を循環させて撹拌することができる。
【0021】端末ボード411・412・・には、モニター
ランプとして、洗車受付ができない状態を示す「洗車停
止」ランプ45、および洗剤を使用した洗車ができない
状態を示す「洗剤切れ」ランプ46が備えられている。
前記レベル検知器L2で洗剤タンク7の洗剤レベルが下
限に達したのを検知すると、各端末ボードでは「洗剤切
れ」ランプ46が点灯され洗剤使用を伴う洗車の受付が
禁止される。
【0022】図2および図3は制御ボード11で実行す
る制御プログラムの要部を示すフローチャートで、以下
この図を用いて実施例の動作を説明する。
【0023】図2は定期的に繰返し実行されるゼネラル
フローで、制御ボード11に内蔵する時計において時刻
をカウントし、洗車営業の始業時刻あるか終業時刻ある
かを監視する。始業時刻にあれば(1)、端末ボード41
1・412・・へ洗車シーケンス設定および料金等のデータ
を伝送したり、端末ボード411・412・・における洗車
受付の再開操作をしたりする始業処理ルーチンを実行す
る(2)。
【0024】終業時刻にあれば(3)、受付中の洗車が終
了するのを待って順次端末ボード411・412・・におけ
る洗車受付を停止(「洗車停止」ランプ45が点灯)す
る終業処理ルーチンを実行する(4)。更に終業時には、
洗車に伴う洗剤使用時間をカウントする洗剤使用カウン
タT0の内容を確認し(5)、所定値を越えていれば、洗
剤タンク7内の液面レベルが翌日の営業に必要なレベル
まで達していないと判断して、洗剤補給ルーチンを実行
する(6)。
【0025】また、このゼネラルフローでは、レベル検
知器L2からの信号により洗剤タンク7が下限レベルに
達したことを検知すると(7)、まず端末装置21におい
て洗車作業中か否かを確認し、洗車中であればその終了
を待って、端末21の「洗車停止」ランプ45を点灯し
て洗車の受付を禁止し、更に端末21以外の端末22・・の
「洗剤切れ」ランプ46を点灯して洗剤を使用する洗車
の受付を禁止してから(8)、洗剤補給ルーチンを実行す
る(6)。ただし、この洗剤補給ルーチン中でも、端末2
2・・では温水または冷水のみを使用する洗車であれば実
行することができる。
【0026】以上のように、終業時または洗剤タンクの
レベルが下限に達したタイミングをとらえて、自動的に
洗剤補給ルーチンを実行し、洗剤補給動作を行う。次
に、洗剤補給ルーチンにおける動作を図3を用いて説明
する。
【0027】まず、電磁弁32を開き電磁弁33を閉じ
て分岐管路31を連通し、電磁弁21・40を開くと共
に吐出管路31に対応する高圧ポンプ10を駆動して温
水タンク6内の温水を高圧給送する(11)。これにより、
混合器38において原液タンク36より洗剤原液を吸入
し、原液と温水とが混合した洗剤液が洗剤タンク7へ供
給される。この洗剤液供給開始に伴い、時間カウンタT
において供給時間のカウントを開始する(12)。
【0028】こうして洗剤液が供給され、洗剤タンク7
の液面が上限に達し、これをレベル検知器L1で検出す
ると(13)、高圧ポンプ10を停止し電磁弁21を閉じて
供給を停止する(14)。続いて、時間カウンタTのカウン
トを停止し、このカウンタTで与える時間データに基づ
いてタンク7内の洗剤液が適正濃度になるまでに必要な
洗剤液循環時間を算定しタイマT1へセットし(15)、電
磁弁35を開いて再び高圧ポンプ10を駆動する(16)。
洗剤タンク7内の洗剤液は、洗剤循環管路34−高圧ポ
ンプ10−分岐管路31を経由して循環し、洗剤液の濃
度が適正値Cpまで高められる。
【0029】前記ステップ(15)で算定される洗剤液循環
時間T1は次式で求められる。 T1=Cp/Cc×T ただし、Ccは高圧ポンプ10の駆動に伴い分岐管路3
1へ水を1回通して得られる洗剤液の濃度を表し、混合
器38の原液吸入性能および流量調節弁39の開度に応
じて予め設定される。すなわち、通常洗剤原液は粘度が
高く混合器38において十分な量を吸い上げることが難
しく、分岐管路へ1回通水しただけでは適正濃度Cpが
得られないことが多いので、濃度に応じて複数回通水し
ようとするものである。なお、1回の通水で適正濃度C
c以上の濃度が得られれば、少なくともステップ(15)〜
(17)の処理は不要とできる。
【0030】洗剤液が循環され循環時間T1が経過する
と(17)、高圧ポンプ10の駆動を停止し電磁弁33・3
5・40を閉じ電磁弁32を開いて循環を停止する(1
8)。更に、洗剤使用カウンタT0をリセットし(19)、現
在時刻が営業時間帯にあれば(20)、端末装置において点
灯中の「洗車停止」ランプ45および「洗剤切れ」ラン
プ46を消灯し通常状態に復帰させて(21)、洗剤補給動
作を終了する。
【0031】以上のように洗剤補給ルーチンでは、分岐
管路31を開き高圧ポンプ10を用いて洗剤タンク7へ
洗剤を補給することができる。なお、洗剤原液がなく粉
末洗剤を希釈して洗剤液を作りたいときは、開閉弁18
を開いて洗剤タンク7へ給水すると共に適宜量の粉末洗
剤を投入してから「洗剤撹拌」キー44を押せば、手動
で洗剤の補給ができる。
【0032】なお、上記実施例では特に記載していない
が、原液タンク36に液面スイッチを備えてタンク残量
が所定以下になったときに管理者に報知する手段を備え
るのが好ましい。更に、残量管理をロードセル等の計器
を用いて行えば、洗剤補給時の原液使用量を計測して洗
剤液の濃度を正確に把握することができ、厳密な濃度管
理を必要とする場合に好都合である。
【0033】上記実施例では、特開昭61−98660
号公報に記載されるタイプの本体装置1と端末装置2と
を分離した装置に実施した例を示したが、本体装置から
直接洗浄銃が延出されるタイプの公知のスプレー洗車装
置や、洗剤スプレーして自動洗浄するタイプの門型洗車
機やコンベヤ式洗車機等にも適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば、
洗剤液作成動作により高圧ポンプが駆動され、分岐管路
には高速の液流が発生して洗剤原液を吸引混合させるの
で、従来のように洗剤タンクへ洗剤原液を手動で投入す
る必要がない。また、分岐管路において吸引混合される
洗剤原液の量は略一定に維持され、洗剤液作成動作の時
間を制御することにより洗剤液の濃度を一定に保つこと
ができる。しかも、分岐管路からの高圧で液体で洗剤タ
ンク内の洗剤液を勢い良く巡回させ撹拌するので、撹拌
装置を設ける必要もない。この結果、高価な追加設備を
必要とすることなく洗剤補給を自動的に行うことが可能
となり、安価な改良で大幅な省力化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の構成説明図である。
【図2】実施例の動作を説明するフローチャート図であ
る。
【図3】実施例の動作を説明するフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 本体装置 21・22・・ 端末装置 31・32・・ 吐出管路 51・52・・ スプレーノズルたる洗浄銃 6 温水タンク 7 洗剤タンク 10 高圧ポンプ 11 制御手段たる制御ボード 31 分岐管路 32・33 管路切換手段たる電磁弁 36 原液タンク 37 原液管路 L1・L2 液面レベルの検出手段たるレベル検知器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希釈使用する高濃度の洗剤液を貯える洗
    剤タンクを備え、高圧ポンプの駆動に伴い洗浄水および
    前記洗剤液の希釈水を切り換えてスプレーノズルより噴
    出させ、自動車をはじめとする車体のスプレー洗浄に供
    する洗車装置において、高圧ポンプの吐出側からスプレ
    ーノズルへ至る吐出管路を分岐させて洗剤タンク内へ開
    口する分岐管路と、高圧ポンプからの吐出流体を吐出管
    路または分岐管路へ切り換えて送る管路切換手段と、希
    釈して前記洗剤液を作成する洗剤原液を貯えた原液タン
    クと、該原液タンクより洗剤原液を分岐管路へ送る原液
    管路と、管路切換手段を分岐管路側へ切り換えると共に
    原液管路を開いて高圧ポンプを駆動する洗剤液作成動作
    を与える制御手段とを備えることを特徴とする洗車装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    洗剤液作成動作に当たり制御手段では、分岐管路へ洗浄
    水を導入し、この洗浄水に洗剤原液を混入させて洗剤タ
    ンクへ送るよう制御することを特徴とする洗車装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    洗剤液作成動作に当たり制御手段では、分岐管路を介し
    て洗剤タンク内の洗剤液を循環させ、この循環する洗剤
    液に洗剤原液を混入させるよう制御することを特徴とす
    る洗車装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    洗剤タンクの液面レベルを検出する手段を備えると共
    に、前記洗剤液作成動作に当たり制御手段では、前記検
    出手段で洗剤タンクの液面レベルが所定以上となるのを
    検出するまで、分岐管路へ洗浄水を導入しこの洗浄水に
    洗剤原液を混入させて洗剤タンクへ給水し、以後は分岐
    管路を介して洗剤タンク内の洗剤液を循環させこの循環
    する洗剤液に洗剤原液を混入させて洗剤液の濃度調節を
    行うよう制御することを特徴とする洗車装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の洗車装置において、前記
    洗剤タンクの液面レベルを検出する手段を備え、前記制
    御手段では、前記検出手段で洗剤タンクの液面レベルが
    所定以下となったのを検出すると、前記高圧ポンプによ
    る洗車動作の終了を待って前記洗剤液作成動作を与える
    ことを特徴とする洗車装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の洗車装置において、洗車
    の終業時刻および始業時刻を検出する手段を備え、終業
    時刻になると洗車受付を停止し始業時刻になると洗車受
    付を再開するものとし、前記制御手段では、この終業時
    刻から始業時刻までの間に前記洗剤液作成動作を与える
    ことを特徴とする洗車装置。
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