JP4621392B2 - システム洗車機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば有料式洗車場などに設置され、本体装置と複数の端末装置からなり、該端末装置にて自動車の洗浄を行うシステム洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種のシステム洗車機では、洗車場のスペースを有効に使うため、洗車を行う端末装置と洗浄液を送り出す本体装置がかなり離れた場所に設けられ、また、それぞれの端末装置から本体装置までの距離も異なっているのが普通である。それ故、本体装置で洗浄液の切り替えが行われても、各端末装置のスプレー銃からその洗浄液が噴射されるまではかなりの時間差が生じてしまう。その対策として、予め洗浄液の種類、噴射順位、噴射時間が決められた複数のコースがあり、そのコースのうちの一つを選択し、洗車を行う所謂コース式のものではその時間差を見越し、端末装置での洗浄液の切り替わり報知タイミングよりも早く本体装置側での洗浄液切り替えを行い、報知と同時に指定洗浄液がスプレー銃から噴射されるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、洗浄液の種類を利用者が自由に選択切り換えできる所謂フリー式のものでは、端末装置側で洗浄液の切り替えが指定されてから初めて本体装置側での洗浄液の切り替えが行われるため、どうしてもかなりの時間差を生じてしまう結果となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、各種洗浄液供給を行なう本体装置と、洗車客が任意に洗浄液を切り替えてスプレー銃により洗車作業を行なう複数の端末装置とを、各々送液管路と信号線及び電源線からなるケーブルとを介して接続したシステム洗車機において、前記本体装置に、洗浄液の送液圧を少なくとも高・適正圧2段階に可変する送液圧可変手段と、前記送液管路に供給する薬液の量を少なくとも多量・適量2段階に可変する薬液量可変手段と、水噴射時は前記送液圧可変手段を終始高圧側とし、薬液噴射時は薬液がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記薬液量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を適正圧側、前記薬液量可変手段を適量側にする制御手段とを備えたシステム洗車機を提供することを要旨とするものである。
また、本発明は、各種洗浄液供給を行なう本体装置と、洗車客が任意に洗浄液を切り替えてスプレー銃により洗車作業を行なう複数の端末装置とを、各々送液管路と信号線及び電源線からなるケーブルとを介して接続したシステム洗車機において、前記本体装置に、洗浄液の送液圧を少なくとも高・中・低3段階に可変する送液圧可変手段と、前記送液管路に供給する洗剤水の量を少なくとも多量・適量2段階に可変する洗剤水量可変手段と、前記送液管路に供給するワックス水の量を少なくとも多量・適量2段階に可変するワックス水量可変手段と、水噴射時は前記送液圧可変手段を終始高圧側とし、洗剤水噴射時は洗剤水がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記洗剤水量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を低圧側、前記洗剤水量可変手段を適量側にし、ワックス水噴射時はワックス水がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記ワックス水量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を中圧側、前記ワックス水量可変手段を適量側にする制御手段とを備えたシステム洗車機を提供することを要旨とするものである。
更に、本発明は、各種洗浄液供給を行なう本体装置と、洗車客が任意に洗浄液を切り替えてスプレー銃により洗車作業を行なう複数の端末装置とを、各々高・低圧送液管路と信号線及び電源線からなるケーブルとを介して接続したシステム洗車機において、前記端末装置に、前記低圧送液管路に圧縮空気を供給し洗剤水を発泡させる圧縮空気供給手段と、前記高・低圧送液管路に可撓性ホースを介して接続され、先端に口径の小さい拡散ノズル及び口径の大きい発泡洗剤水用ノズルを設けたスプレー銃とを備え、前記本体装置に、洗浄液の送液圧を少なくとも高・中2段階に可変する送液圧可変手段と、前記高圧送液管路に供給するワックス水の量を少なくとも多量・適量2段階に可変するワックス水量可変手段と、水又はワックス水を前記高圧送液管路に供給する高圧ポンプと、洗剤水を低圧で前記低圧送液管路に供給する低圧ポンプと、水噴射時は前記送液圧可変手段を終始高圧側とし、ワックス水噴射時はワックス水がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記ワックス水量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を中圧側、前記ワックス水量可変手段を適量側にし、発泡洗剤水噴射時は前記可撓性ホース内の残留洗浄水が前記スプレー銃の発泡洗剤水用ノズルより排出される時間までは前記圧縮空気供給手段から低圧送液管路に圧縮空気のみを供給し、その時間経過後は、前記低圧ポンプを駆動し、洗剤水を低圧送液管路に供給して、圧縮空気と混合し発泡洗剤水として前記スプレー銃の発泡洗剤水用ノズルより噴射させる制御手段とを備えたシステム洗車機を提供することを要旨とするものである。
【0005】
【作用】
スプレー銃での薬液噴射は薬液を効率良く車両に作用させるため、適正圧で行うのが普通である。そこで請求項1の発明では、利用者が洗浄液の切り替えを端末装置側で自由に実行するタイプのスプレー式のシステム洗車機で、適正圧の薬液(ワックス水や洗剤水)を噴射する場合に、切り替え指示が端末装置側から出された時点で本体装置側の送液圧可変手段を高圧側として、送液管路に高圧水と薬液を供給する。ところでこの時の薬液の供給量は適量よりも多い多量としているため、高圧水に希釈された薬液は結局ほぼ規定濃度となっているのである。そしてその後、高圧薬液がスプレー銃に到達した時点で送液圧可変手段を適正圧側とする。そうすることにより、切り替え指示開始から適正圧で薬液を送液管路に供給するよりも、かなり早く薬液がスプレー銃に到達することになると共に、実際にスプレー銃から噴射される薬液は適正圧で濃度が規定濃度であるため、通常の適正圧での薬液噴射がそれほど時間差を感じることなく可能となる。
また、請求項2の発明によると、ノズルから大気を引き込んでスプレー銃に低圧で供給される洗剤水を発泡させて噴射したり、ノズルにメッシュ状の邪魔板を介在させ、同じくスプレー銃に低圧で供給される洗剤水を発泡させて噴射したりする洗車機では、洗剤水がスプレー銃に到達するまでは高圧で多量の洗剤水を送液管路に供給し、スプレー銃から噴射される時には低圧で適量の洗剤水を送液管路に供給することにより、噴射される洗剤水の濃度及び圧力は常に規定どおりであると共に、切り替えに要する時間差もかなり小さくできる。そしてワックス水噴射切り替えの場合は請求項1の場合と同じ作用となる。
また、請求項3の発明によると、口径の小さい拡散ノズルと口径の大きい発泡洗剤水用ノズルを備えたスプレー銃により、高圧水又はワックス水を拡散ノズルから、専用に設けた低圧送液管路の端末装置側に圧縮空気を供給し低圧送液管路に供給される洗剤水を発泡させ、発泡洗剤水として発泡洗剤水用ノズルからそれぞれ噴射させるタイプの洗車機では、元々低圧送液管路を設けてあり、端末装置までは常時洗剤水が供給されているため、水・ワックス水から発泡洗剤水への切り替えは、本体装置から各端末装置までにあっては差はない。しかし、発泡洗剤水切り替え前に、噴射していた洗浄水が高圧水であった場合には、スプレー銃につないである可撓性ホース内に水が残留したままとなっている。よってこの残留水を可能な限り素速く排出するため、発泡洗剤水に切り替え指示が出された時点で圧縮空気のみをスプレー銃へ供給し、可撓性ホース内の残留水を口径の大きい発泡洗剤水用ノズルから効率良く排出させた後、発泡洗剤水を同じノズルから噴射させる。これにより、発泡洗剤水への切り替えがスムースに、より時間差を感じることなく行える。そして、ワックス水噴射切り替えの場合は請求項1の場合と同じ作用となる。
【0006】
【実施例】
以下、その実施例について図面を基に説明する。
図1は請求項1に関する本発明一実施例の全体構成図で、ここでは、送液管路1〜3へ水、洗剤水、ワックス水等(以下総称して洗浄水という)を切り換えて圧送する本体装置4と、該本体装置4と送液管路1〜3を介して接続し、可撓性ホース5〜7に取り付けられた洗浄水を吐出させるスプレー銃8〜10を適宜設けた複数(本例では3台)の端末装置11〜13とからなり、各端末装置11〜13でのスプレー洗浄を実行可能とした、コイン洗車場向けの洗車装置を例示している。尚、スプレー銃8〜10は、先端に高圧水又は中圧ワックス水を拡散噴射するためのノズルが設けられているものである。
【0007】
装置本体4には、給水管路14より送られる水を貯える水タンク15、ワックス水を貯えるワックス水タンク16、洗剤水を貯える洗剤水タンク17、水タンク15の水を加熱するボイラ18、送水管路1へ洗浄水を圧送する高圧ポンプ19の他、以下の構成を備えている。なお、ボイラ18は冬期には温水を放出させて車体が氷付くことを防止すると共に、洗剤使用時の洗浄効果の維持をはかっている。
【0008】
20は水タンク15に貯えた水を電磁弁21を介して高圧ポンプ19の吸込側へ送る水管路、22は洗剤水タンク17の洗剤水を電磁弁23を介して接続し水管路20に設けた混合器24へ送る洗剤管路、25はワックス水タンク16のワックス水を薬液量可変手段たるリングポンプ26を介して接続し水管路20に送るワックス管路、27は電磁弁28を開くことにより高圧ポンプ19吐出側の送液管路1の洗浄水の一部を水管路20へ帰還させ送液管路1の水圧および水量を低下させ中圧とする送液圧可変手段たる帰還管路である。
【0009】
なお、図1では主に一つの端末装置11へ接続する管路だけを示しているが、高圧ポンプ19および各管路20、22、25はいずれも端末装置11〜13に対応した数だけ分岐して設けられる。
【0010】
29は制御手段で、端末装置11〜13に設けられる端末制御部30〜32とデータ伝送ライン33を介して接続され、端末装置11〜13で受け付けた洗車入力に応じて高圧ポンプ19,リングポンプ26および電磁弁21、23、28等を制御し洗車動作を与える。
【0011】
以下、実施例の動作について図1に基づき説明する。
洗車客が代表的な洗車、つまり、高圧水による予洗、高圧洗剤水による本洗、高圧水による濯ぎ、中圧ワックス水によるワックス掛けの順で洗車を行う場合(ここでは端末装置11で洗車を行うこととする)であるが、洗車客はまずスプレー銃8を車体に向け、図示しないスプレー銃8に装備されたリモコンで水を選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、電磁弁21を開くと共に、高圧ポンプ19を駆動させる。これにより、水タンク15の水が水管路20、送液管路1、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8から高圧水として噴射され、予洗が行えるようになる。
【0012】
予洗が終了したら洗車客はリモコンで洗剤を選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、新たに電磁弁23を開く。これにより、洗剤水タンク17の洗剤水が高圧ポンプ19の吸込圧により引かれ、洗剤管路22、混合器24に流れて、希釈された高圧の洗剤水が送液管路1、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8から高圧洗剤水として噴射され、本洗が行えるようになる。ところで洗剤水は高圧でスプレー銃8まで送液されているので、リモコンによる洗浄液の切り替え指示に対し、ほんの数秒程度の時間差をもって切り替わるため、問題とはならない。
【0013】
本洗が終了したら洗車客はリモコンで再び水を選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、電磁弁23を閉じる。これにより、水タンク15の水が水管路20、送液管路1、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8から高圧水として噴射され、濯ぎが行えるようになる。この場合も水は高圧で送液されているので、切り替わる時間は問題とならない。
【0014】
濯ぎが終了したら洗車客はリモコンでワックスを選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、リングポンプ26を規定より高回転で駆動させる。これによりワックス水タンク16のワックス水が規定より多く(中圧の場合と同じ濃度となる量)高圧水と共に送液管路1に送液される。この間、制御手段29では時間をカウントしており、予め設定されていた時間(ワックス水がスプレー銃8まで到達する時間)がカウントされると、電磁弁28を開き、高圧ポンプ19の吐出圧を中圧とすると共に、リングポンプ26を規定回転数に落とし、ワックス水を規定量送液する。これにより、ワックス水はスプレー銃8に到達するまでは高圧で流れているので、切り替わる時間は問題とならない。また、ワックス水はスプレー銃8に到達するまで及びスプレー銃8から噴射されてからも規定濃度であり、顧客は安心して使用できる。尚、ここではワックス水の場合を述べたが、ワックス水を備えていない洗車機であって、洗剤水を低圧で噴射する洗車機にも同様の制御(中圧と低圧の違いはあるが)が可能であることは明白である。
【0015】
次に、図2は請求項2に関する本発明一実施例の全体構成図で、図1と異なる部分のみ説明すると、スプレー銃8〜10は、高圧水又は中圧ワックス水を拡散噴射するための拡散ノズルと、低圧で送液される洗剤水を発泡させるためのメッシュ状の邪魔板を設けた発泡洗剤水用ノズルとが設けられ、レバーにより切り替えが可能になっている(洗浄液の送液圧により自動的にノズルが切り替わるものでも良い)。洗剤管路22には電磁弁23、混合器24の代わりに洗剤水タンク17の洗剤水を洗剤水量可変手段たるリングポンプ34を介した。高圧ポンプ19の前後に電磁弁35を介した送液圧可変手段たる帰還管路36を設け、送水管路1の洗浄水の一部を水管路20へ帰還させ送液管路1の水圧および水量を低下させ中圧もしくは低圧とすることを可能とした。その他は同一である。
【0016】
以下、実施例の動作について図2に基づき説明する。
ここでは洗車客が、高圧水による予洗、低圧発泡洗剤水を噴射して手洗いを行う本洗、高圧水による濯ぎ、中圧ワックス水によるワックス掛けの順で洗車を行う場合(ここでは端末装置11で洗車を行うこととする)について説明する。洗車客はまずスプレー銃8を車体に向け、図示しないスプレー銃8に装備されたリモコンで水を選択し、スプレー銃8のレバーを操作してノズルを拡散ノズルにする。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、電磁弁21を開くと共に、高圧ポンプ19を駆動させる。これにより、水タンク15の水が水管路20、送液管路1、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8に送液されるので、洗車客はスプレー銃8から高圧水として噴射され、予洗が行えるようになる。
【0017】
予洗が終了したら洗車客はリモコンで洗剤を選択し、スプレー銃8のレバーを操作してノズルを発泡洗剤水用ノズルに切り替える。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、リングポンプ34を規定より高回転で駆動させる。これにより洗剤水タンク17の洗剤水が規定より多く(低圧の場合と同じ濃度となる量)高圧水と共に送液管路1に送液される。この間、制御手段29では時間をカウントしており、予め設定されていた時間(洗剤水がスプレー銃8まで到達する時間)がカウントされると、電磁弁28、35を開き、高圧ポンプ19の吐出圧を低圧とすると共に、リングポンプ34を規定回転数に落とし、洗剤水を規定量送液する。これにより、洗剤水はスプレー銃8に到達するまでは高圧で流れているので、切り替わる時間は問題とならない。また、洗剤水はスプレー銃8に到達するまで及びスプレー銃8から噴射されてからも規定濃度であり、顧客は安心して使用できる。このようにして洗剤水が発泡洗剤水用ノズルから噴射されるので、洗車客は発泡した洗剤水を車体に万遍なく噴き付けた後、リモコンの停止を選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送され、高圧ポンプ19及びリングポンプ34の駆動を停止する共に、電磁弁21、28、35を閉じ、待機状態とする。この間に洗車客はスプレー銃8からスポンジ等の払拭具に持ち替え、車体の手洗いを行う。
【0018】
本洗が終了したら洗車客はリモコンで再び水を選択し、スプレー銃8のレバーを操作してノズルを拡散ノズルに切り替える。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、高圧ポンプ19を駆動すると共に、電磁弁21を開く。これにより、水タンク15の水が水管路20、送液管路1、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8の拡散ノズルから高圧水として噴射され、濯ぎが行えるようになる。この場合も水は高圧で送液されているので、切り替わる時間は問題とならない。
【0019】
濯ぎが終了したら洗車客はリモコンでワックスを選択し、レバーはそのままとする。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、リングポンプ26を規定より高回転で駆動させる。これによりワックス水タンク16のワックス水が規定より多く(中圧の場合と同じ濃度となる量)高圧水と共に送液管路1に送液される。この間、制御手段29では時間をカウントしており、予め設定されていた時間(ワックス水がスプレー銃8まで到達する時間)がカウントされると、電磁弁28を開き、高圧ポンプ19の吐出圧を中圧とすると共に、リングポンプ26を規定回転数に落とし、ワックス水を規定量送液する。これにより、ワックス水はスプレー銃8に到達するまでは高圧で流れているので、切り替わる時間は問題とならない。また、ワックス水はスプレー銃8に到達するまで及びスプレー銃8から噴射されてからも規定濃度であり、顧客は安心して使用できる。
【0020】
次に、図3は請求項3に関する本発明一実施例の全体構成図で、図1と異なる部分のみ説明すると、洗剤管路22には電磁弁23及び混合器24の代わりに洗剤水タンク17の洗剤水を低圧で送液するための低圧ポンプ37が設けられ、水、ワックス水を送液するための高圧送液管路38〜40とは別に、本体装置4から端末装置11〜13まで洗剤原液を送液するための低圧送液管路41〜43に接続されている。そして、高・低圧送液管路38〜40・41〜43には洗浄液を異なる管路に逆流させないために逆止弁44〜46・47〜49が設けられている。また、圧縮空気供給源50、圧縮空気供給管路51、電磁弁52〜54からなる圧縮空気供給手段が各端末装置11〜13に引き込まれ、低圧送液管路41〜43に接続され、さらに高圧送液管路38〜40に接続されている。スプレー銃8〜10は、高圧水又は中圧ワックス水を拡散噴射するための口径の小さい拡散ノズルと、口径の大きい発泡洗剤水用ノズルとが設けられ、レバーにより切り替えが可能になっている(洗浄液の送液圧により自動的にノズルが切り替わるものでも良い)。他は同一である。
【0021】
以下、実施例の動作について図3に基づき説明する。
ここでは洗車客が、高圧水による予洗、低圧発泡洗剤水を噴射して手洗いを行う本洗、高圧水による濯ぎ、中圧ワックス水によるワックス掛けの順で洗車を行う場合(ここでは端末装置11で洗車を行うこととする)について説明する。洗車客はまずスプレー銃8を車体に向け、図示しないスプレー銃8に装備されたリモコンで水を選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、電磁弁21を開くと共に、高圧ポンプ19を駆動させる。これにより、水タンク15の水が水管路20、高圧送液管路38、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8から高圧水として噴射され、予洗が行えるようになる。
【0022】
予洗が終了したら洗車客はリモコンで洗剤を選択し、スプレー銃8のレバーを操作してノズルを発泡洗剤水用ノズルに切り替える。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、電磁弁21を閉じると共に高圧ポンプ19を停止し、電磁弁52を開き、まず圧縮空気のみを可撓性ホース5に送る。すると可撓性ホース5内に残留していた水が口径の大きい発泡洗剤水用ノズルから速やかに押し出される(この時口径の大きい拡散ノズルから残留水を排出しようとするとかなりの時間がかかってしまう)。この間、制御手段29では時間をカウントしており、予め設定されていた時間(可撓性ホース5内の水が排出されるまでの時間)がカウントされると、低圧ポンプ37を駆動し、洗剤水を送液する。すると洗剤水は圧縮空気と混合され充分に発泡されて発泡洗剤水用ノズルから噴射されることになる。ところで洗剤水は常時端末装置11〜13に至る低圧送液管路41〜43内に充満しており、各端末装置11〜13まで送液される時間は一切かからず、可撓性ホース5内に送液される時間だけがかかることになる。よって切り替えの時間差は可撓性ホース5内に残留していた水を排出する時間プラス可撓性ホース5内に洗剤水を送液する時間のみで、この時間は僅かであり、洗車客は切り替えに際しそれほど時間差を感じることはない。このようにして洗剤水が発泡洗剤水用ノズルから噴射されるので、洗車客は発泡洗剤水を車体に万遍なく噴き付けた後、リモコンの停止を選択する。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送され、低圧ポンプ37の駆動を停止する共に、電磁弁52を閉じ、待機状態とする。この間に洗車客はスプレー銃5からスポンジ等の払拭具に持ち替え、車体の手洗いを行う。
【0023】
ところで前記では、ノズルの切り替えはスプレー銃8のレバーによる手動切り替えの場合を例にして説明しているが、洗浄水の圧力や流量の違いにより自動的に切り替わるタイプでは、圧縮空気のみを送って可撓性ホース5内の残留水を抜く場合、ノズルの切り替え機構によっては、その圧力、流量によって拡散ノズル側に切り替わってしまい、結果、口径の小さい拡散ノズルからの残留水の排出となり、かなり排出に時間がかかってしまうことが考えられる。その場合には、圧縮空気を連続して送り込むのではなく、所定時間間隔で電磁弁52の開閉を繰り返し、断続して送り込むことにより、圧力、流量によるノズルの切り替えを抑制しながら、常に口径の大きい発泡洗剤水用ノズルから残留水を排出させることが可能となる。
【0024】
本洗が終了したら洗車客はリモコンで再び水を選択し、スプレー銃8のレバーを操作してノズルを拡散ノズルに切り替える。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、高圧ポンプ19を駆動すると共に、電磁弁21を開く。これにより、水タンク15の水が水管路20、高圧送液管路38、可撓性ホース5を通ってスプレー銃8の拡散ノズルから高圧水として噴射され、濯ぎが行えるようになる。この場合も水は高圧で送液されているので、切り替わる時間は問題とならない。
【0025】
濯ぎが終了したら洗車客はリモコンでワックスを選択し、レバーはそのままとする。すると、その信号が端末装置11の制御部30からデータ伝送ライン33を介して本体装置4の制御手段29に伝送される。その信号により制御手段29では、リングポンプ26を規定より高回転で駆動させる。これによりワックス水タンク16のワックス水が規定より多く(中圧の場合と同じ濃度となる量)高圧水と共に送液管路1に送液される。この間、制御手段29では時間をカウントしており、予め設定されていた時間(ワックス水がスプレー銃8まで到達する時間)がカウントされると、電磁弁28を開き、高圧ポンプ19の吐出圧を中圧とすると共に、リングポンプ26を規定回転数に落とし、ワックス水を規定量送液する。これにより、ワックス水はスプレー銃8に到達するまでは高圧で流れているので、切り替わる時間は問題とならない。また、ワックス水はスプレー銃8に到達するまで及びスプレー銃8から噴射されてからも規定濃度であり、顧客は安心して使用できる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によると、システム洗車機において、端末装置やスプレー銃に装備されたリモコン等により、洗浄液の切り替えが自由に行えるタイプのもので、従来問題となっていた管路長による洗浄液の切り替え時間差を、どの洗浄液に切り替えた場合であっても極力小さくすることができ、使用者の不信をかうことなく適正な作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシステム洗車機の全体構成図である。
【図2】本発明の他の実施例であるシステム洗車機の全体構成図である。
【図3】本発明の他の実施例であるシステム洗車機の全体構成図である。
【符号の説明】
1〜3 送液管路
4 本体装置
5〜7 可撓性ホース
8〜10 スプレー銃
11〜13 端末装置
19 高圧ポンプ
26 リングポンプ
27 帰還管路
28 電磁弁
29 制御手段
30〜32 端末装置
33 データ伝送ライン
34 リングポンプ
35 電磁弁
36 帰還管路
37 低圧ポンプ
38〜40 高圧送液管路
41〜43 低圧送液管路
50 圧縮空気供給源
51 圧縮空気供給管路

Claims (3)

  1. 各種洗浄液供給を行なう本体装置と、洗車客が任意に洗浄液を切り替えてスプレー銃により洗車作業を行なう複数の端末装置とを、各々送液管路と信号線及び電源線からなるケーブルとを介して接続したシステム洗車機において、
    前記本体装置に、洗浄液の送液圧を少なくとも高・適正圧2段階に可変する送液圧可変手段と、前記送液管路に供給する薬液の量を少なくとも多量・適量2段階に可変する薬液量可変手段と、水噴射時に前記送液圧可変手段を終始高圧側とし、薬液噴射時は薬液がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記薬液量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を適正圧側、前記薬液量可変手段を適量側にする制御手段とを備えたことを特徴とするシステム洗車機。
  2. 各種洗浄液供給を行なう本体装置と、洗車客が任意に洗浄液を切り替えてスプレー銃により洗車作業を行なう複数の端末装置とを、各々送液管路と信号線及び電源線からなるケーブルとを介して接続したシステム洗車機において、
    前記本体装置に、洗浄液の送液圧を少なくとも高・中・低3段階に可変する送液圧可変手段と、前記送液管路に供給する洗剤水の量を少なくとも多量・適量2段階に可変する洗剤水量可変手段と、前記送液管路に供給するワックス水の量を少なくとも多量・適量2段階に可変するワックス水量可変手段と、水噴射時は前記送液圧可変手段を終始高圧側とし、洗剤水噴射時は洗剤水がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記洗剤水量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を低圧側、前記洗剤水量可変手段を適量側にし、ワックス水噴射時はワックス水がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記ワックス水量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を中圧側、前記ワックス水量可変手段を適量側にする制御手段とを備えたことを特徴とするシステム洗車機。
  3. 各種洗浄液供給を行なう本体装置と、洗車客が任意に洗浄液を切り替えてスプレー銃により洗車作業を行なう複数の端末装置とを、各々高・低圧送液管路と信号線及び電源線からなるケーブルとを介して接続したシステム洗車機において、
    前記端末装置に、前記低圧送液管路に圧縮空気を供給し洗剤水を発泡させる圧縮空気供給手段と、前記高・低圧送液管路に可撓性ホースを介して接続され、先端に口径の小さい拡散ノズル及び口径の大きい発泡洗剤水用ノズルを設けたスプレー銃とを備え、
    前記本体装置に、洗浄液の送液圧を少なくとも高・中2段階に可変する送液圧可変手段と、前記高圧送液管路に供給するワックス水の量を少なくとも多量・適量2段階に可変するワックス水量可変手段と、水又はワックス水を前記高圧送液管路に供給する高圧ポンプと、洗剤水を低圧で前記低圧送液管路に供給する低圧ポンプと、水噴射時は前記送液圧可変手段を終始高圧側とし、ワックス水噴射時はワックス水がスプレー銃に到達する時間までは前記送液圧可変手段を高圧側、前記ワックス水量可変手段を多量側として送液し、その時間経過後は前記送液圧可変手段を中圧側、前記ワックス水量可変手段を適量側にし、発泡洗剤水噴射時は前記可撓性ホース内の残留洗浄水が前記スプレー銃の発泡洗剤水用ノズルより排出される時間までは前記圧縮空気供給手段から低圧送液管路に圧縮空気のみを供給し、その時間経過後は、前記低圧ポンプを駆動し、洗剤水を低圧送液管路に供給して、圧縮空気と混合し発泡洗剤水として前記スプレー銃の発泡洗剤水用ノズルより噴射させる制御手段とを備えたことを特徴とするシステム洗車機。
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