JP2707179B2 - 洗車方法 - Google Patents

洗車方法

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JP2707179B2 JP35839591A JP35839591A JP2707179B2 JP 2707179 B2 JP2707179 B2 JP 2707179B2 JP 35839591 A JP35839591 A JP 35839591A JP 35839591 A JP35839591 A JP 35839591A JP 2707179 B2 JP2707179 B2 JP 2707179B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の洗浄に発泡性の洗
剤液を使用する洗車方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スプレー式の洗車装置を設置した洗車場
では利用客を増加させる為のアピール材料として車両に
泡状の洗剤液を噴射して利用客に洗車意欲を掻き立てる
方法が知られている。その洗車装置の洗車方法は発泡性
の洗剤液を噴射する「フォーミング工程」の後に車両を
手洗いする「手洗い工程」を行ない、その手洗い作業が
が終了したら車両に付着した洗剤液を洗い流す「リンス
工程」を順次実行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、「手洗い工
程」が終了してから車両に付着した発泡性の洗剤液を洗
い流した後の洗車エリアに洗剤液の泡が残留し、その泡
洗剤がなかなか消えなかった。従って、続いて洗車を行
なう利用客は泡洗剤の残る洗車エリアに入りづらく、泡
洗剤の存在は洗車場より利用客を遠ざける要因でもあっ
た。また、車両に付着した泡洗剤を洗い流す「リンス工
程」においては大量の濯ぎ液が必要となり、リンス時間
を大幅に費やす不都合があった。本発明はこのような問
題点に対処して成され、車両に付着した洗剤液の泡を容
易に消去すると共にリンス時間の短縮を図ることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】このような問題点を解決す
る為に本発明は、少なくとも発泡性の洗剤液を噴射する
フォーミング工程と、車両を手洗いする手洗い工程と、
濯ぎ液を噴射して前記洗剤液を洗い流すリンス工程とを
順次実行し、前記リンス工程中に前記フォーミング工程
で噴射した洗剤液の泡を消去する消泡剤を噴射するもの
である。
【0005】
【実施例】以下、図面を基に本発明の実施例について説
明する。図1に本発明の洗車方法を実現する為のスプレ
ー式の洗車装置の全体構成図を示し、1は洗車装置本体
で、2本のホース2,3を延出し、一方のホース2の先
端に噴射ノズル4を備え、その噴射ノズル4より高圧の
洗浄水を噴射し、他方のホース3の先端にそのホース3
の口径と略同じ放水ノズル5を備え、その放水ノズル5
より低圧の発泡性の洗剤液を放出している。また、洗車
装置本体1は温水,消泡剤,非発泡性の洗剤及び発泡性
の洗剤をそれぞれ貯える温水タンク6,消泡剤タンク
7,洗剤タンク8及び発泡洗剤タンク9と、吐出圧が50
〜100kgf/cm2の能力を有する高圧ポンプ10をそれぞれ
内蔵している。前記温水タンク6は水道等の水源11よ
り給水管路12及びボールタップ13を介して一定量の
給水を受け、内蔵したヒーター14により水を適宜温度
に加熱保持している。また、前記高圧ポンプ10は吸入
側に吸入管路15を介して温水タンク6と連通すると共
に吐出側に接続した吐出管路16を前記ホース2の一端
に接続している。
【0006】17,18,19は吸入管路15,消泡剤
タンク7と前記吸入管路15を接続する吸入管路20,
洗剤タンク8と前記吸入管路15を接続する吸入管路2
1にそれぞれ介挿した電磁弁、22,23は前記吸入管
路20,21にそれぞれ介挿した流量調節弁で、電磁弁
17,18,19の開閉及び流量調節弁22,23の調
節により高圧ポンプ10より吸引した温水と消泡剤及び
温水と洗剤をそれぞれ混合して所定濃度の液体に希釈し
ている。24は前記給水管路12とホース3を接続する
送水管路で、電磁弁25,混合器26及び発泡器27を
順次介挿している。前記混合器26は発泡洗剤タンク9
より電磁弁28及び流量調節弁29を介挿した吸入管路
30を接続し、混合器26を通過する水道水に発泡性の
洗剤を混入して所定濃度の液体に希釈している。また、
前記発泡器27はエアコンプレッサ等の空圧源31より
電磁弁32を介挿した圧縮空気導入管路33を接続し、
上流に位置する混合器26により希釈された洗剤液に圧
縮空気を吹き込んで洗剤液を起泡している。放水ノズル
5から放出される泡状の洗剤液は水道圧3〜5kgf/cm2
低圧で放出している。
【0007】続いて、図2に洗車装置の制御系のブロッ
ク図を示し、34はマイクロコンピュータを内蔵した制
御部で、洗車装置本体1の前面に備えた操作表示部35
と高圧ポンプ10,各電磁弁17,18,19,25,
28,32等の制御機器をそれぞれ接続し、操作表示部
35における操作入力に応じてマイクロコンピュータに
記憶されたプログラムを実行し、高圧ポンプ10及び各
電磁弁17,18,19,25,28,32等の動作を
制御している。前記操作表示部35は洗車料金を受付,
検銭するコインメック36と、洗車コースA及びB
(A:「水洗」−「洗剤」−「リンス」の各工程から成
るスプレー洗浄コース,B:「水洗」−「フォーミン
グ」−「手洗い」−「リンス」の各工程から成る手洗い
コース」)の選択をスイッチ入力により行なう洗車コー
ス選択部37と、洗車の開始及び一時停止を行なうスタ
ートスイッチ38と、実行中の工程の残り時間をLED
の点灯数の割合により示す残り時間表示部39と、実行
中の工程をLEDの点灯により示す工程表示部40から
成る。
【0008】次に、図3に示す制御機器の動作タイムチ
ャートを基に洗車装置の動作について説明する。(a)
はコインメック36に洗車料金を投入してスプレー洗浄
コース:Aを選択した場合のタイムチャートを示し、ス
タートスイッチ38が押下されると、電磁弁17を開弁
してから高圧ポンプ10を駆動して噴射ノズル4より温
水を高圧噴射する「水洗工程」を実行し、その「水洗工
程」が所定時間t11経過すると、電磁弁19を開弁して
噴射ノズル4より温水と洗剤を混合希釈した温洗剤液を
高圧噴射する「洗浄工程」を実行し、その「洗浄工程」
が所定時間t12経過したら、電磁弁19を閉弁して噴射
ノズル4より温水を高圧噴射する「リンス工程」を実行
し、その「リンス工程」が所定時間t13経過したら、高
圧ポンプ10の駆動を停止してから電磁弁17を閉弁し
てスプレー洗浄コース:Aを終了する。
【0009】一方、スプレー洗浄コース:Aを選択した
作業者はスタートスイッチ38を押したら噴射ノズル4
を握って、車両に向けて温水を高圧噴射して車両に付着
した砂,泥等の汚れを洗い落し、続いて温洗剤液を高圧
噴射して水洗で落しきれない油分の汚れを洗い落し、最
後に温水を高圧噴射して車両に付着した洗剤液を洗い流
す。
【0010】(B)はコインメック36に洗車料金を投
入して手洗いコース:Bを選択した場合のタイムチャー
トを示し、スタートスイッチ38が押下されると、電磁
弁17を開弁してから高圧ポンプ10を駆動して噴射ノ
ズル4より温水を高圧噴射する「水洗工程」を実行し、
その「水洗工程」が所定時間t21経過すると、電磁弁1
7を閉弁してから電磁弁25,28,32をそれぞれ開
弁し発泡器27で起泡した洗剤液を放水ノズル5より低
圧噴射する「フォーミング工程」を実行し、その「フォ
ーミング工程」が所定時間t22経過したら、電磁弁2
5,28,32をそれぞれ閉弁すると共にポンプ10の
駆動を一時停止し、「手洗い工程」に移る。手洗い作業
がt23時間経過してスタートスイッチ38が押下される
と、所定時間t24(数秒あるいは数十秒間)電磁弁1
7,18をそれぞれ開弁して噴射ノズル4より温水と消
泡剤を混合希釈した消泡剤液を高圧噴射してから電磁弁
18を閉弁して噴射ノズル4より温水(濯ぎ液)を高圧
噴射する「リンス工程」を実行し、その「リンス工程」
が所定時間t25経過したら、高圧ポンプ10の駆動を停
止してから電磁弁17を閉弁して手洗いコース:Bを終
了する。
【0011】一方、手洗いコース:Bを選択した作業者
はスタートスイッチ38を押したら噴射ノズル4を握っ
て、車両に向けて温水を高圧噴射して車両に付着した
砂,泥等の汚れを洗い落し、続いて起泡した洗剤液を放
水ノズル5より車両に向けて低圧噴射してからスポンジ
等を使用して車両の表面を手洗いし、最後に噴射ノズル
4より消泡剤を数秒あるいは数十秒間噴射して車両に付
着した発泡洗剤液及び車両から流れ落ちた発泡洗剤液の
泡を消去してから温水を高圧噴射して車両に付着した洗
剤液を洗い流す。車両に向けて噴射された消泡剤は車両
に付着した洗剤液の泡を消去すると共に車両より流れ落
ちて洗車エリアに残留した洗剤の泡を消去している。
【0012】尚、上記実施例にはスプレー式の洗車装置
の洗車方法について述べたがこれに限らず、門型状に形
成され車両に洗浄水を噴射しながら回転ブラシにより車
両の洗浄を行なう所謂門型洗車装置にも適用される。即
ち、門型洗車装置の第1往行時に「水洗工程」,第1復
行時に「フォーミング工程」,第2往行時に「リンス工
程」,第2復行時に「乾燥工程」を順次実行し、前記
「リンス工程」中に消泡剤を噴射して車両に付着した洗
剤の泡を消去しながら洗剤を洗い流す。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は構成され、少なく
とも発泡性の洗剤液を噴射するフォーミング工程と、車
両を手洗いする手洗い工程と、濯ぎ液を噴射して前記洗
剤液を洗い流すリンス工程とを順次実行し、前記リンス
工程中に前記フォーミング工程で噴射した洗剤液の泡を
消去する消泡剤を噴射することにより、車両に付着した
洗剤液の泡及び車両から流れ落ちた洗剤液の泡が容易に
消去でき、洗車エリアを常に清潔に保つことができる。
また、消泡剤を噴射することにより、車両に付着した泡
洗剤が短時間で消去でき、リンス時間の短縮に寄与し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗車方法を実現する為の洗車装置の配
管系統図である。
【図2】同洗車装置の制御系のブロック図である。
【図3】同洗車装置の動作を示すタイムチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 洗車装置本体 6 温水タンク 7 消泡剤タンク 9 発泡洗剤タンク 10 高圧ポンプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも発泡性の洗剤液を噴射するフ
    ォーミング工程と、車両を手洗いする手洗い工程と、濯
    ぎ液を噴射して前記洗剤液を洗い流すリンス工程とを順
    次実行し、前記リンス工程中に前記フォーミング工程で
    噴射した洗剤液の泡を消去する消泡剤を噴射することを
    特徴とする洗車方法。
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