JP2973065B2 - 洗車機における処理剤供給装置 - Google Patents
洗車機における処理剤供給装置Info
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- JP2973065B2 JP2973065B2 JP5091656A JP9165693A JP2973065B2 JP 2973065 B2 JP2973065 B2 JP 2973065B2 JP 5091656 A JP5091656 A JP 5091656A JP 9165693 A JP9165693 A JP 9165693A JP 2973065 B2 JP2973065 B2 JP 2973065B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄水供給源とノズル
間を接続する主配管と、処理剤タンク内の処理剤を前記
主配管へ送る処理剤配管の途中に装置した処理剤ポンプ
とを備えた洗車機における処理剤供給装置に関する。
間を接続する主配管と、処理剤タンク内の処理剤を前記
主配管へ送る処理剤配管の途中に装置した処理剤ポンプ
とを備えた洗車機における処理剤供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗車機に使用する洗剤や水性ワッ
クス等の処理剤は、原液を人手により水で5倍から20
倍に希釈して洗車機に備えた希釈液タンクに貯留し、こ
の希釈液をエゼクタで吸引して洗浄水に混入させ、ノズ
ルから車体面に噴射するようにしていた。最近は、処理
剤を希釈する手間を省くために、水ポンプで圧送される
洗浄水と、定量タイプの処理剤ポンプで圧送される処理
剤の原液とを混合器で混合させ、ノズルから車体面に噴
射することが行われている。
クス等の処理剤は、原液を人手により水で5倍から20
倍に希釈して洗車機に備えた希釈液タンクに貯留し、こ
の希釈液をエゼクタで吸引して洗浄水に混入させ、ノズ
ルから車体面に噴射するようにしていた。最近は、処理
剤を希釈する手間を省くために、水ポンプで圧送される
洗浄水と、定量タイプの処理剤ポンプで圧送される処理
剤の原液とを混合器で混合させ、ノズルから車体面に噴
射することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、処理剤の原
液使用量は5cc/分〜50cc/分と少ないため、処
理剤ポンプの1ストローク当たりの吐出量は比較的小さ
く設定されている。このため、洗車機を納入したときの
最初の立ち上り時、処理剤タンク内の原液がなくなって
処理剤ポンプ内及び吸入側の処理剤配管にエアーが入っ
た時、あるいは冬期における凍結を防止すべく処理剤配
管すなわち処理剤ポンプ及び吸入側と吐出側の処理剤配
管内の処理剤を排出した後の立ち上り時に、処理剤配管
内のエアー抜きの時間が長くかかる問題があった。
液使用量は5cc/分〜50cc/分と少ないため、処
理剤ポンプの1ストローク当たりの吐出量は比較的小さ
く設定されている。このため、洗車機を納入したときの
最初の立ち上り時、処理剤タンク内の原液がなくなって
処理剤ポンプ内及び吸入側の処理剤配管にエアーが入っ
た時、あるいは冬期における凍結を防止すべく処理剤配
管すなわち処理剤ポンプ及び吸入側と吐出側の処理剤配
管内の処理剤を排出した後の立ち上り時に、処理剤配管
内のエアー抜きの時間が長くかかる問題があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、エアー抜きを短時間で行える洗車機における処理剤
供給装置を提供することを目的とする。
で、エアー抜きを短時間で行える洗車機における処理剤
供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、洗浄水供給源とノズ
ル間を接続する主配管と、処理剤タンク内の処理剤を前
記主配管へ送る処理剤配管の途中に装置した処理剤ポン
プとを備えた洗車機において、前記処理剤ポンプより吐
出側の前記処理剤配管に、処理剤の流量を減少させる絞
りを設け、その処理剤ポンプ内に入ったエアーを該処理
剤ポンプの作動により前記絞りを通して排出することを
特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、洗浄水供給源とノズ
ル間を接続する主配管と、処理剤タンク内の処理剤を前
記主配管へ送る処理剤配管の途中に装置した処理剤ポン
プとを備えた洗車機において、前記処理剤ポンプより吐
出側の前記処理剤配管に、処理剤の流量を減少させる絞
りを設け、その処理剤ポンプ内に入ったエアーを該処理
剤ポンプの作動により前記絞りを通して排出することを
特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、洗浄水
供給源とノズル間を接続する主配管と、処理剤タンク内
の処理剤を前記主配管へ送る処理剤配管の途中に装置し
た処理剤ポンプとを備えた洗車機において、前記処理剤
配管のエアー抜きを行わせるよう操作入力する操作入力
手段と、この操作入力手段の入力に基づいて、洗車のと
きよりも前記処理剤ポンプの単位時間当りの吐出量を増
加させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
供給源とノズル間を接続する主配管と、処理剤タンク内
の処理剤を前記主配管へ送る処理剤配管の途中に装置し
た処理剤ポンプとを備えた洗車機において、前記処理剤
配管のエアー抜きを行わせるよう操作入力する操作入力
手段と、この操作入力手段の入力に基づいて、洗車のと
きよりも前記処理剤ポンプの単位時間当りの吐出量を増
加させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0008】図1〜図5は、請求項1に記載された発明
に対応する第1実施例を示すもので、図1は洗車機の全
体側面図、図2は噴射制御部の配管図、図3は下処理剤
混合器の断面図、図4は水性ワックス混合器及び洗剤混
合器の断面図、図5は処理剤ポンプの断面図である。
に対応する第1実施例を示すもので、図1は洗車機の全
体側面図、図2は噴射制御部の配管図、図3は下処理剤
混合器の断面図、図4は水性ワックス混合器及び洗剤混
合器の断面図、図5は処理剤ポンプの断面図である。
【0009】図1に示すように、洗車機の門型走行フレ
ーム1は設置面に敷設した走行レール2,2上に前後の
走行輪3…によって支持され、前側の走行輪3,3に接
続された走行用モータ72の駆動力で往復走行する。門
型走行フレーム1には、車両の上面を洗浄するトップブ
ラシ4と、車両の前後面及び両側面を洗浄する左右一対
のサイドブラシ5,5と、複数のノズル27…を有する
門型の下処理剤噴射管26と、複数のノズル38…を有
する門型の清水噴射管37と、複数のノズル42…を有
する門型の水性ワックス噴射管40と、複数のノズル5
1…を有する門型の洗剤噴射管49と、車両の上面を乾
燥させるトップノズル22と、車両の両側面を乾燥させ
る左右一対のサイドノズル23,23とが設けられてい
る。
ーム1は設置面に敷設した走行レール2,2上に前後の
走行輪3…によって支持され、前側の走行輪3,3に接
続された走行用モータ72の駆動力で往復走行する。門
型走行フレーム1には、車両の上面を洗浄するトップブ
ラシ4と、車両の前後面及び両側面を洗浄する左右一対
のサイドブラシ5,5と、複数のノズル27…を有する
門型の下処理剤噴射管26と、複数のノズル38…を有
する門型の清水噴射管37と、複数のノズル42…を有
する門型の水性ワックス噴射管40と、複数のノズル5
1…を有する門型の洗剤噴射管49と、車両の上面を乾
燥させるトップノズル22と、車両の両側面を乾燥させ
る左右一対のサイドノズル23,23とが設けられてい
る。
【0010】門型走行フレーム1の一方のサイドブラシ
5の外側には、各種処理剤すなわち下処理剤、水性ワッ
クス及び洗剤、並びに清水を車両に噴射するための噴射
制御部FSが配設されている。
5の外側には、各種処理剤すなわち下処理剤、水性ワッ
クス及び洗剤、並びに清水を車両に噴射するための噴射
制御部FSが配設されている。
【0011】図2を併せて参照すると明らかなように、
噴射制御部FSの水ポンプPWに接続された分岐管60
の上部には、下処理剤用電磁弁34、清水用電磁弁3
9、水性ワックス用電磁弁47及び洗剤用電磁弁55が
接続されており、また分岐管60の下部には排水用電磁
弁61が接続されている。下処理剤用電磁弁34には下
処理剤混合器33を介して発泡器29が接続されてお
り、この発泡器29の入口はエアー電磁弁30を介して
エアー源Aに接続されている。発泡器29の出口29A
は、図示せぬ配管を介して前記下処理剤噴射管26の上
部水平部の中央に設けた継手26Aに接続されている。
噴射制御部FSの水ポンプPWに接続された分岐管60
の上部には、下処理剤用電磁弁34、清水用電磁弁3
9、水性ワックス用電磁弁47及び洗剤用電磁弁55が
接続されており、また分岐管60の下部には排水用電磁
弁61が接続されている。下処理剤用電磁弁34には下
処理剤混合器33を介して発泡器29が接続されてお
り、この発泡器29の入口はエアー電磁弁30を介して
エアー源Aに接続されている。発泡器29の出口29A
は、図示せぬ配管を介して前記下処理剤噴射管26の上
部水平部の中央に設けた継手26Aに接続されている。
【0012】清水用電磁弁39の出口39Aは、清水噴
射管37の上部水平部の中央に設けた継手37Aに接続
されており、また水性ワックス用電磁弁47は、水性ワ
ックス混合器46を介して水性ワックス噴射管40の上
部水平部の中央に設けた継手40Aに接続されている。
洗剤用電磁弁55は、洗剤混合器54を介して洗剤噴射
管49の上部水平部の中央に設けた継手49Aに接続さ
れている。
射管37の上部水平部の中央に設けた継手37Aに接続
されており、また水性ワックス用電磁弁47は、水性ワ
ックス混合器46を介して水性ワックス噴射管40の上
部水平部の中央に設けた継手40Aに接続されている。
洗剤用電磁弁55は、洗剤混合器54を介して洗剤噴射
管49の上部水平部の中央に設けた継手49Aに接続さ
れている。
【0013】而して水ポンプPWは本発明の洗浄水供給
源を構成する。またその水ポンプPWから分岐管60、
各電磁弁34,47,55および各混合器33,46,
54を経て各ノズル27,42,51に至る管路が本発
明の主配管を構成する。
源を構成する。またその水ポンプPWから分岐管60、
各電磁弁34,47,55および各混合器33,46,
54を経て各ノズル27,42,51に至る管路が本発
明の主配管を構成する。
【0014】前記各混合器33,46,54は、それぞ
れ下処理剤ポンプP1、水性ワックスポンプP2及び洗
剤ポンプP3を介して、下処理剤タンクT1、水性ワッ
クスタンクT2及び洗剤タンクT3内に設けたフィルタ
F1,F2,F3に接続されている。下処理剤ポンプP
1、水性ワックスポンプP2及び洗剤ポンプP3には、
エアー電磁弁K1,K2,K3と圧力調整手段62とを
介してエアー源Aが接続されている。
れ下処理剤ポンプP1、水性ワックスポンプP2及び洗
剤ポンプP3を介して、下処理剤タンクT1、水性ワッ
クスタンクT2及び洗剤タンクT3内に設けたフィルタ
F1,F2,F3に接続されている。下処理剤ポンプP
1、水性ワックスポンプP2及び洗剤ポンプP3には、
エアー電磁弁K1,K2,K3と圧力調整手段62とを
介してエアー源Aが接続されている。
【0015】図3に示すように、下処理剤混合器33
は、中央に設けた水量を適切にする絞り孔33Aと、絞
り孔33Aの出口側に設けられたテーパー部33Bと、
絞り孔33Aの略中央に開口し、下処理剤ポンプP1に
接続されている注入口33Cとにより構成されている。
注入口33Cは、絞り孔33Aを水が通るときに吸引力
が働かない位置に設定されている。
は、中央に設けた水量を適切にする絞り孔33Aと、絞
り孔33Aの出口側に設けられたテーパー部33Bと、
絞り孔33Aの略中央に開口し、下処理剤ポンプP1に
接続されている注入口33Cとにより構成されている。
注入口33Cは、絞り孔33Aを水が通るときに吸引力
が働かない位置に設定されている。
【0016】図4に示すように、水性ワックス混合器4
6は、中央に設けた水量を適切にする絞り孔46Aと、
絞り孔46Aの出口側に設けられたテーパー部46B
と、テーパー部46Bに開口し、水性ワックスポンプP
2に接続されている注入口46Cとにより構成されてい
る。注入口46Cは、絞り孔46Aを水が通るときに吸
引力が働かない位置に設定されている。
6は、中央に設けた水量を適切にする絞り孔46Aと、
絞り孔46Aの出口側に設けられたテーパー部46B
と、テーパー部46Bに開口し、水性ワックスポンプP
2に接続されている注入口46Cとにより構成されてい
る。注入口46Cは、絞り孔46Aを水が通るときに吸
引力が働かない位置に設定されている。
【0017】洗剤混合器54は、図4に示す水性ワック
ス混合器46と同一の構造であるため、その重複する説
明は省略する。
ス混合器46と同一の構造であるため、その重複する説
明は省略する。
【0018】図5に示すように、下処理剤ポンプP1の
ポンプ室100は、外周を固定されたダイヤフラム10
1で液室100Aと空気室100Bとに仕切られてい
る。液室100Aには、途中に吸入チェック弁102と
吐出チェック弁103とをそれぞれ設けた吸入路104
と吐出路105とが設けられており、また空気室100
Bには、ダイヤフラム101の中央に固定されたばね座
106と、ダイヤフラム101の外周に固定されたばね
座107と、両ばね座106,107間に縮設された圧
縮ばね108と、エアー路109とが設けられている。
エアー路109には、前記エアー電磁弁K1が接続され
ており、吐出路105の出口には下処理剤の流量を減少
させる絞りとしてのオリフィスO1が設けられている。
ポンプ室100は、外周を固定されたダイヤフラム10
1で液室100Aと空気室100Bとに仕切られてい
る。液室100Aには、途中に吸入チェック弁102と
吐出チェック弁103とをそれぞれ設けた吸入路104
と吐出路105とが設けられており、また空気室100
Bには、ダイヤフラム101の中央に固定されたばね座
106と、ダイヤフラム101の外周に固定されたばね
座107と、両ばね座106,107間に縮設された圧
縮ばね108と、エアー路109とが設けられている。
エアー路109には、前記エアー電磁弁K1が接続され
ており、吐出路105の出口には下処理剤の流量を減少
させる絞りとしてのオリフィスO1が設けられている。
【0019】下処理剤ポンプP1は図5に示す姿勢、す
なわち吸入路104が下側で吐出路105が上側になる
ように取り付けられており、液室100Aの上部に斜め
上方に向けて吐出路105に通ずるエアー抜き通路10
5Aが設けられている。これにより、気泡の排出を確実
に行うことが可能となり、下処理剤ポンプP1の吐出量
が不安定になるのを防止できる。
なわち吸入路104が下側で吐出路105が上側になる
ように取り付けられており、液室100Aの上部に斜め
上方に向けて吐出路105に通ずるエアー抜き通路10
5Aが設けられている。これにより、気泡の排出を確実
に行うことが可能となり、下処理剤ポンプP1の吐出量
が不安定になるのを防止できる。
【0020】水性ワックスポンプP2及び洗剤ポンプP
3は、図5に示す下処理剤ポンプP1と同一の構造であ
るため、その重複する説明は省略する。但し、各ポンプ
P1,P2,P3の出口側に設けられたオリフィスO
1,O2,O3の内径は、後述するようにそれぞれ別個
に設定されている。
3は、図5に示す下処理剤ポンプP1と同一の構造であ
るため、その重複する説明は省略する。但し、各ポンプ
P1,P2,P3の出口側に設けられたオリフィスO
1,O2,O3の内径は、後述するようにそれぞれ別個
に設定されている。
【0021】尚、図2における符号E1,E2,E3
は、各タンクT1,T2,T3と各ポンプP1,P2,
P3とを接続するチユーブH1,H2,H3を着脱する
ための脱着器であり、符号68,69,70はそれぞれ
電磁弁、チェック弁及びチェック弁であり、符号71は
温度検出手段である。
は、各タンクT1,T2,T3と各ポンプP1,P2,
P3とを接続するチユーブH1,H2,H3を着脱する
ための脱着器であり、符号68,69,70はそれぞれ
電磁弁、チェック弁及びチェック弁であり、符号71は
温度検出手段である。
【0022】而して前記主配管と各ポンプP1,P2,
P3とを接続するチユーブと、前記各チユーブH1,H
2,H3とにより、本発明の処理剤配管が構成される。
P3とを接続するチユーブと、前記各チユーブH1,H
2,H3とにより、本発明の処理剤配管が構成される。
【0023】図1に示すように、門型走行フレーム1に
設けた制御盤63には、洗車機の作動を制御する制御手
段64が内装されている。
設けた制御盤63には、洗車機の作動を制御する制御手
段64が内装されている。
【0024】制御盤63には、凍結防止の操作入力を行
う凍結防止スイッチ65と、各ポンプP1,P2,P3
によるエアー抜きを同時に行うエアー抜きスイッチ66
と、各ポンプP1,P2,P3によるエアー抜きをそれ
ぞれ別個に行うエアー抜きスイッチ67A,67B,6
7Cとが設けられている。
う凍結防止スイッチ65と、各ポンプP1,P2,P3
によるエアー抜きを同時に行うエアー抜きスイッチ66
と、各ポンプP1,P2,P3によるエアー抜きをそれ
ぞれ別個に行うエアー抜きスイッチ67A,67B,6
7Cとが設けられている。
【0025】次に、各ポンプP1,P2,P3の作用を
説明する。
説明する。
【0026】エアー源Aからの圧力を圧力調整手段62
で例えば4kg/m2 に調整し、処理剤(下処理剤、水性
ワックス、洗剤)を圧送するときは、制御手段64より
対応するエアー電磁弁K1,K2,K3に0.5秒O
N、1.0秒OFFのパルス電圧を印加する。これによ
り、空気室100Bのエアー圧が加圧と減圧とを繰り返
してダイヤフラム101が往復運動し、吸入チェック弁
102から吸入された処理剤が吐出チェック弁103か
ら間欠的に吐出される。このとき、各ポンプP1,P
2,P3の能力は1ストローク当たり最大10ccの吐
出量に設定されているが、1分間(40ストローク)当
たりの実際の吐出量が洗剤は5cc、下処理剤は20c
c、水性ワックスは40ccとなるように、前記各オリ
フィスO1,O2,O3の内径が設定されている。
で例えば4kg/m2 に調整し、処理剤(下処理剤、水性
ワックス、洗剤)を圧送するときは、制御手段64より
対応するエアー電磁弁K1,K2,K3に0.5秒O
N、1.0秒OFFのパルス電圧を印加する。これによ
り、空気室100Bのエアー圧が加圧と減圧とを繰り返
してダイヤフラム101が往復運動し、吸入チェック弁
102から吸入された処理剤が吐出チェック弁103か
ら間欠的に吐出される。このとき、各ポンプP1,P
2,P3の能力は1ストローク当たり最大10ccの吐
出量に設定されているが、1分間(40ストローク)当
たりの実際の吐出量が洗剤は5cc、下処理剤は20c
c、水性ワックスは40ccとなるように、前記各オリ
フィスO1,O2,O3の内径が設定されている。
【0027】洗剤を車体面に噴射する場合は、門型走行
フレーム1を走行させながら水ポンプPWを駆動し、エ
アー電磁弁K3にパルス電圧を送って洗剤ポンプP3を
駆動り、電磁弁55を開弁すれば、洗剤混合器54で混
合した洗剤混合水を洗剤噴射管49のノズル51…より
噴射することができる。
フレーム1を走行させながら水ポンプPWを駆動し、エ
アー電磁弁K3にパルス電圧を送って洗剤ポンプP3を
駆動り、電磁弁55を開弁すれば、洗剤混合器54で混
合した洗剤混合水を洗剤噴射管49のノズル51…より
噴射することができる。
【0028】また、下処理剤を車体面に噴射する場合
は、門型走行フレーム1を走行させながら、水ポンプP
Wを駆動し、エアー電磁弁K1にパルス電圧を送って下
処理剤ポンプP1を駆動し、電磁弁30,34を開弁す
れば、下処理剤混合器33で混合した下処理剤混合水を
発泡器29で泡状にして下処理剤噴射管26のノズル2
7…より噴射することができる。
は、門型走行フレーム1を走行させながら、水ポンプP
Wを駆動し、エアー電磁弁K1にパルス電圧を送って下
処理剤ポンプP1を駆動し、電磁弁30,34を開弁す
れば、下処理剤混合器33で混合した下処理剤混合水を
発泡器29で泡状にして下処理剤噴射管26のノズル2
7…より噴射することができる。
【0029】また、水性ワックスを車体面に噴射する場
合は、門型走行フレーム1を走行させながら、水ポンプ
PWを駆動し、エアー電磁弁K2にパルス電圧を送って
水性ワックスポンプP2を駆動し、電磁弁47を開弁す
れば、水性ワックス混合器46で混合した水性ワックス
混合水を水性ワックス噴射管40のノズル42…より噴
射することができる。
合は、門型走行フレーム1を走行させながら、水ポンプ
PWを駆動し、エアー電磁弁K2にパルス電圧を送って
水性ワックスポンプP2を駆動し、電磁弁47を開弁す
れば、水性ワックス混合器46で混合した水性ワックス
混合水を水性ワックス噴射管40のノズル42…より噴
射することができる。
【0030】冬季に凍結防止を行う場合は、脱着器E
1,E2,E3からチユーブH1,H2,H3を外して
制御盤63に設けた凍結防止スイッチ65を押すと、エ
アー電磁弁K1,K2,K3にパルス電圧が送られて各
ポンプP1,P2,P3が駆動され、処理剤配管内の処
理剤が排出される。処理剤が排出し終る所定時間後に水
ポンプPWを駆動し、電磁弁30,34,47,55を
同時に開閉するか、あるいは電磁弁30に続いて電磁弁
34,47,55を開閉し、水ポンプPWを停止する。
次に、配管内の水をエアー源Aからのエアーを用いて排
出すべく、電磁弁68を開弁した後に、電磁弁61,3
0と電磁弁34,47,55,39,61とを順次開閉
し、次にエアー電磁弁K1,K2,K3,68を閉弁し
て凍結防止操作を終る。
1,E2,E3からチユーブH1,H2,H3を外して
制御盤63に設けた凍結防止スイッチ65を押すと、エ
アー電磁弁K1,K2,K3にパルス電圧が送られて各
ポンプP1,P2,P3が駆動され、処理剤配管内の処
理剤が排出される。処理剤が排出し終る所定時間後に水
ポンプPWを駆動し、電磁弁30,34,47,55を
同時に開閉するか、あるいは電磁弁30に続いて電磁弁
34,47,55を開閉し、水ポンプPWを停止する。
次に、配管内の水をエアー源Aからのエアーを用いて排
出すべく、電磁弁68を開弁した後に、電磁弁61,3
0と電磁弁34,47,55,39,61とを順次開閉
し、次にエアー電磁弁K1,K2,K3,68を閉弁し
て凍結防止操作を終る。
【0031】洗車機を新規に納入した際の立ち上がり
時、あるいは前述の凍結防止を行った後の立ち上がり時
等には、処理剤配管内のエアーを排出するためにエアー
抜きを行う必要がある。エアー抜きを行うべく制御盤6
3のエアー抜きスイッチ66を押すと、エアー電磁弁K
1,K2,K3にパルス電圧が送られ、個々のエアー抜
きに必要な時間だけ各ポンプP1,P2,P3が駆動さ
れた後、順次パルス電圧の印加が停止される。
時、あるいは前述の凍結防止を行った後の立ち上がり時
等には、処理剤配管内のエアーを排出するためにエアー
抜きを行う必要がある。エアー抜きを行うべく制御盤6
3のエアー抜きスイッチ66を押すと、エアー電磁弁K
1,K2,K3にパルス電圧が送られ、個々のエアー抜
きに必要な時間だけ各ポンプP1,P2,P3が駆動さ
れた後、順次パルス電圧の印加が停止される。
【0032】各ポンプP1,P2,P3によって処理剤
配管内のエアーを押し出すとき、そのエアーは各ポンプ
P1,P2,P3の吐出側に設けたオリフィスO1,O
2,O3を通過するが、処理剤に比べて遙かに粘性が低
いエアーはオリフィスO1,O2,O3を容易に通過で
きる。従って、1ストローク当たりのエアーの排出量は
各ポンプP1,P2,P3の最大能力である10ccに
近い値となり、極めて短時間でエアー抜きを完了させる
ことができる。
配管内のエアーを押し出すとき、そのエアーは各ポンプ
P1,P2,P3の吐出側に設けたオリフィスO1,O
2,O3を通過するが、処理剤に比べて遙かに粘性が低
いエアーはオリフィスO1,O2,O3を容易に通過で
きる。従って、1ストローク当たりのエアーの排出量は
各ポンプP1,P2,P3の最大能力である10ccに
近い値となり、極めて短時間でエアー抜きを完了させる
ことができる。
【0033】尚、エアー抜きスイッチ67A,67B,
67Cを操作すれば、各ポンプP1,P2,P3による
エアー抜きをそれぞれ別個に行うことができる。
67Cを操作すれば、各ポンプP1,P2,P3による
エアー抜きをそれぞれ別個に行うことができる。
【0034】また、ポンプP1,P2,P3や吸入側の
配管にエアーが混入したまま洗車を行ってしまった場合
でも、そのエアーを短時間で排出することができるの
で、エアーの混入による処理剤の供給不足を可及的に回
避して未処理部分を減少させることができる。
配管にエアーが混入したまま洗車を行ってしまった場合
でも、そのエアーを短時間で排出することができるの
で、エアーの混入による処理剤の供給不足を可及的に回
避して未処理部分を減少させることができる。
【0035】門型走行フレーム1の走行速度により処理
剤の吐出量を変えるときは、走行用モータ72の回転数
を制御するとともに、所定エアー圧力になるように制御
手段64から圧力調整手段62に信号を送ってエアー圧
を変えるか、または0.5秒ON、1.0秒OFFのパ
ルス電圧を1.0秒ON、0.5秒OFFのように変え
れば良い。これにより、時間当りの吐出量を走行速度に
比例させることができる。
剤の吐出量を変えるときは、走行用モータ72の回転数
を制御するとともに、所定エアー圧力になるように制御
手段64から圧力調整手段62に信号を送ってエアー圧
を変えるか、または0.5秒ON、1.0秒OFFのパ
ルス電圧を1.0秒ON、0.5秒OFFのように変え
れば良い。これにより、時間当りの吐出量を走行速度に
比例させることができる。
【0036】また、温度による粘性変化で吐出量が変化
するのを防止するために、ポンプP1,P2,P3の近
傍に設けた温度検出手段71の検出信号に基づいて、予
め実験により定められたエアー圧になるよう制御手段6
4から圧力調整手段62に信号を送るか、またはパルス
電圧を予め実験により定められたパルス電圧に変えるよ
うにしても良い。この場合、噴射制御部FSに洗浄水が
かからないようにカバーをする。
するのを防止するために、ポンプP1,P2,P3の近
傍に設けた温度検出手段71の検出信号に基づいて、予
め実験により定められたエアー圧になるよう制御手段6
4から圧力調整手段62に信号を送るか、またはパルス
電圧を予め実験により定められたパルス電圧に変えるよ
うにしても良い。この場合、噴射制御部FSに洗浄水が
かからないようにカバーをする。
【0037】次に、請求項2に記載された発明に対応す
る第2実施例を説明する。
る第2実施例を説明する。
【0038】第2実施例では、1ストロークで車両1台
分の処理剤(例えば、下処理剤ポンプP1は10cc/
台、水性ワックスポンプP2は30cc/台、洗剤ポン
プP3は10cc/台)を圧送できるように、各ポンプ
P1,P2,P3の1ストローク当たりの吐出量が設定
される。各ポンプP1,P2,P3の吐出側には、第1
実施例のオリフィスO1,O2,O3は設けられない。
図6に示すように、ポンプP1,P2,P3とエアー電
磁弁K1,K2,K3との間に設けられたエアー流量調
整手段110は、エアー電磁弁K1,K2,K3からポ
ンプP1,P2,P3へのエアーの流通を規制するチェ
ック弁111と、エアー電磁弁K1,K2,K3とポン
プP1,P2,P3間に設けられた可変絞り112と、
エアー電磁弁K1,K2,K3とポンプP1,P2,P
3間を連通または遮断する電磁弁113とを備える。
分の処理剤(例えば、下処理剤ポンプP1は10cc/
台、水性ワックスポンプP2は30cc/台、洗剤ポン
プP3は10cc/台)を圧送できるように、各ポンプ
P1,P2,P3の1ストローク当たりの吐出量が設定
される。各ポンプP1,P2,P3の吐出側には、第1
実施例のオリフィスO1,O2,O3は設けられない。
図6に示すように、ポンプP1,P2,P3とエアー電
磁弁K1,K2,K3との間に設けられたエアー流量調
整手段110は、エアー電磁弁K1,K2,K3からポ
ンプP1,P2,P3へのエアーの流通を規制するチェ
ック弁111と、エアー電磁弁K1,K2,K3とポン
プP1,P2,P3間に設けられた可変絞り112と、
エアー電磁弁K1,K2,K3とポンプP1,P2,P
3間を連通または遮断する電磁弁113とを備える。
【0039】而して、この第2実施例によれば、通常の
洗車時には前記電磁弁113が図示位置に保持され、エ
アー電磁弁K1,K2,K3からポンプP1,P2,P
3に供給されるエアーが可変絞り112を通過すること
により減圧され、洗車速度に見合うように単位時間当た
りの流量が小さい状態で処理剤が圧送される。一方、エ
アー抜きを行うべくエアー抜きスイッチ66を押すと、
制御手段64からの指令でエアー流量調整手段110の
電磁弁113が作動し、エアー電磁弁K1,K2,K3
から供給されるエアーは可変絞り112を通過すること
なく電磁弁113を介してポンプP1,P2,P3に供
給される。その結果、ポンプP1,P2,P3のダイヤ
フラム101が高速で作動して単位時間当たりの吐出量
が増加し、処理剤配管内のエアーを速やかに排出して短
時間でエアー抜きを完了させることができる。
洗車時には前記電磁弁113が図示位置に保持され、エ
アー電磁弁K1,K2,K3からポンプP1,P2,P
3に供給されるエアーが可変絞り112を通過すること
により減圧され、洗車速度に見合うように単位時間当た
りの流量が小さい状態で処理剤が圧送される。一方、エ
アー抜きを行うべくエアー抜きスイッチ66を押すと、
制御手段64からの指令でエアー流量調整手段110の
電磁弁113が作動し、エアー電磁弁K1,K2,K3
から供給されるエアーは可変絞り112を通過すること
なく電磁弁113を介してポンプP1,P2,P3に供
給される。その結果、ポンプP1,P2,P3のダイヤ
フラム101が高速で作動して単位時間当たりの吐出量
が増加し、処理剤配管内のエアーを速やかに排出して短
時間でエアー抜きを完了させることができる。
【0040】次に、請求項2に記載された発明に対応す
る第3実施例を説明する。
る第3実施例を説明する。
【0041】第3実施例においても、第2実施例と同様
に1ストロークで車両1台分の処理剤を圧送できるよう
に、ポンプP1,P2,P3の1ストローク当たりの吐
出量が設定される。各ポンプP1,P2,P3の吐出側
には、洗車速度に見合った小さな流量で処理剤を圧送す
べく、第1実施例と同様のオリフィスO1,O2,O3
が設けられている。
に1ストロークで車両1台分の処理剤を圧送できるよう
に、ポンプP1,P2,P3の1ストローク当たりの吐
出量が設定される。各ポンプP1,P2,P3の吐出側
には、洗車速度に見合った小さな流量で処理剤を圧送す
べく、第1実施例と同様のオリフィスO1,O2,O3
が設けられている。
【0042】而して、この第3実施例によれば、通常の
洗車時にはポンプP1,P2,P3が車両1台当たりに
1ストロークしか駆動されないのに対し、エアー抜きス
イッチ66を押した場合には、制御手段64からの指令
でエアー電磁弁K1,K2,K3に例えば1.0秒O
N、1.0秒OFFのパルス電圧が印加される。その結
果、ポンプP1,P2,P3が連続的にストロークして
単位時間当たりの吐出量が増加し、処理剤配管内のエア
ーを速やかに排出して短時間でエアー抜きを完了させる
ことができる。
洗車時にはポンプP1,P2,P3が車両1台当たりに
1ストロークしか駆動されないのに対し、エアー抜きス
イッチ66を押した場合には、制御手段64からの指令
でエアー電磁弁K1,K2,K3に例えば1.0秒O
N、1.0秒OFFのパルス電圧が印加される。その結
果、ポンプP1,P2,P3が連続的にストロークして
単位時間当たりの吐出量が増加し、処理剤配管内のエア
ーを速やかに排出して短時間でエアー抜きを完了させる
ことができる。
【0043】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
【0044】例えば、各ポンプP1,P2,P3は実施
例のダイヤフラムポンプに限定されず、ダイヤフラムの
代わりにピストンを用いたポンプであっても良いし、エ
アーの代わりに電磁力で作動するポンプであっても良
い、また、オリフィスO1,O2,O3を設ける位置も
適宜変更可能であり、混合器33,46,54の注入口
33C,46C,54Cの近傍であっても良い。
例のダイヤフラムポンプに限定されず、ダイヤフラムの
代わりにピストンを用いたポンプであっても良いし、エ
アーの代わりに電磁力で作動するポンプであっても良
い、また、オリフィスO1,O2,O3を設ける位置も
適宜変更可能であり、混合器33,46,54の注入口
33C,46C,54Cの近傍であっても良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、処理剤ポンプより吐出側の処理剤配管に、
処理剤の流量を減少させる絞りを設け、その処理剤ポン
プ内に入ったエアーを該処理剤ポンプの作動により絞り
を通して排出するので、通常の洗車時には絞りで処理剤
の流量を必要量に制限できる一方、エアー抜き時には、
処理剤に比べて粘性の小さいエアーを抵抗なく通過させ
ることにより、処理剤ポンプの最大吐出量に近い流量で
エアーが絞りを通過するため、処理剤配管からエアーを
速やかに排出し、短時間でエアー抜きを完了させること
ができる。
明によれば、処理剤ポンプより吐出側の処理剤配管に、
処理剤の流量を減少させる絞りを設け、その処理剤ポン
プ内に入ったエアーを該処理剤ポンプの作動により絞り
を通して排出するので、通常の洗車時には絞りで処理剤
の流量を必要量に制限できる一方、エアー抜き時には、
処理剤に比べて粘性の小さいエアーを抵抗なく通過させ
ることにより、処理剤ポンプの最大吐出量に近い流量で
エアーが絞りを通過するため、処理剤配管からエアーを
速やかに排出し、短時間でエアー抜きを完了させること
ができる。
【0046】また請求項2に記載された発明によれば、
処理剤配管のエアー抜きを行わせるよう操作入力する操
作入力手段と、この操作入力手段の入力に基づいて、洗
車のときよりも処理剤ポンプの単位時間当りの吐出量を
増加させる制御手段とを備えるので、エアー抜き時にお
ける処理剤ポンプの単位時間当りの吐出量を、通常の洗
車時におけるそれよりも増加させ、短時間でエアー抜き
を完了させることができる。
処理剤配管のエアー抜きを行わせるよう操作入力する操
作入力手段と、この操作入力手段の入力に基づいて、洗
車のときよりも処理剤ポンプの単位時間当りの吐出量を
増加させる制御手段とを備えるので、エアー抜き時にお
ける処理剤ポンプの単位時間当りの吐出量を、通常の洗
車時におけるそれよりも増加させ、短時間でエアー抜き
を完了させることができる。
【図1】洗車機の全体側面図
【図2】噴射制御部の配管図
【図3】下処理剤混合器の断面図
【図4】水性ワックス混合器及び洗剤混合器の断面図
【図5】処理剤ポンプの断面図
【図6】調整手段の説明図
T1 下処理剤タンク(処理剤タンク) T2 水性ワックスタンク(処理剤タンク) T3 洗剤タンク(処理剤タンク) P1 下処理剤ポンプ(処理剤ポンプ) P2 水性ワックスポンプ(処理剤ポンプ) P3 洗剤ポンプ(処理剤ポンプ)PW 水ポンプ(洗浄水供給源) O1 オリフィス(絞り) O2 オリフィス(絞り) O3 オリフィス(絞り) 27 ノズル 42 ノズル 51 ノズル 66 エアー抜きスイッチ(操作入力手段) 67A エアー抜きスイッチ(操作入力手段) 67B エアー抜きスイッチ(操作入力手段) 67C エアー抜きスイッチ(操作入力手段) 64 制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄水供給源(PW)とノズル(27,
42,51)間を接続する主配管と、処理剤タンク(T
1,T2,T3)内の処理剤を前記主配管へ送る処理剤
配管の途中に装置した処理剤ポンプ(P1,P2,P
3)とを備えた洗車機において、前記 処理剤ポンプ(P1,P2,P3)より吐出側の前
記処理剤配管に、処理剤の流量を減少させる絞り(O
1,O2,O3)を設け、その処理剤ポンプ(P1,P
2,P3)内に入ったエアーを該処理剤ポンプ(P1,
P2,P3)の作動により前記絞り(O1,O2,O
3)を通して排出することを特徴とする、洗車機におけ
る処理剤供給装置。 - 【請求項2】 洗浄水供給源(PW)とノズル(27,
42,51)間を接続する主配管と、処理剤タンク(T
1,T2,T3)内の処理剤を前記主配管へ送る処理剤
配管の途中に装置した処理剤ポンプ(P1,P2,P
3)とを備えた洗車機において、前記処理剤 配管のエアー抜きを行わせるよう操作入力す
る操作入力手段(66,67A,67B,67C)と、
この操作入力手段(66,67A,67B,67C)の
入力に基づいて、洗車のときよりも前記処理剤ポンプ
(P1,P2,P3)の単位時間当りの吐出量を増加さ
せる制御手段(64)とを備えたことを特徴とする、洗
車機における処理剤供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091656A JP2973065B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 洗車機における処理剤供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091656A JP2973065B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 洗車機における処理剤供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298050A JPH06298050A (ja) | 1994-10-25 |
JP2973065B2 true JP2973065B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14032553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091656A Expired - Fee Related JP2973065B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 洗車機における処理剤供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973065B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5176435B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2013-04-03 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
KR101354319B1 (ko) * | 2011-12-07 | 2014-01-22 | 현대자동차주식회사 | 워셔액 모터 제어 방법 |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP5091656A patent/JP2973065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06298050A (ja) | 1994-10-25 |
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