JPH10278754A - 洗車機のブラシの水切り方法 - Google Patents

洗車機のブラシの水切り方法

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JPH10278754A
JPH10278754A JP9087084A JP8708497A JPH10278754A JP H10278754 A JPH10278754 A JP H10278754A JP 9087084 A JP9087084 A JP 9087084A JP 8708497 A JP8708497 A JP 8708497A JP H10278754 A JPH10278754 A JP H10278754A
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rocker
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トップブラシと両サイドブラシとの水切れを
良好にする。 【解決手段】 所定の洗車行程を終了した後、トップブ
ラシ7をロッカーブラシ6aの上端レベルL1 とサイド
ブラシ5aの上端レベルL2 との間に位置させ、両サイ
ドブラシ5aをトップブラシ7の後方で左右両側部位置
へ離間させた状態で、トップブラシ7のサイドブラシ5
a側が下から上向きへ回転するようにトップブラシ7を
回転させて水滴を飛散させ、両サイドブラシ5aと両ロ
ッカーブラシ6aとを回転させて水滴を飛散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドブラシとロ
ッカーブラシとトップブラシとで車両の表面を洗車する
洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機としては例えば図
12,図13に示すように、車両81をローラコンベヤ
82で搬送しながら地上側に据付け固定された洗車機本
体83の内部で洗車する形式のものがある。
【0003】上記洗車機本体83の内部には、左右一対
の回動自在なサイドブラシ84a,84bと、両サイド
ブラシ84a,84bよりも前方に位置する左右一対の
回動自在なロッカーブラシ85a,85bと、上記両サ
イドブラシ84a,84bと両ロッカーブラシ85a,
85bとの前後間に位置する回動自在なトップブラシ8
6と、両サイドブラシ84a,84bよりも後方に位置
する左右一対の回動自在なワックス塗布用ロッカーブラ
シ87a,87bと、上記両サイドブラシ84a,84
bと両ワックス塗布用ロッカーブラシ87a,87bと
の前後間に位置する回動自在なワックス塗布用トップブ
ラシ88とが備えられている。
【0004】上記両ロッカーブラシ85a,85bは車
幅に応じて左右方向へ開閉しながら車両81の側下部と
車輪の側面とを洗浄し、上記トップブラシ86は車両8
1の上面形状に応じて昇降しながら車両81の上面を洗
浄し、上記両サイドブラシ84a,84bは車幅に応じ
て左右方向へ開閉しながら車両81の側面および前後面
を洗浄する。さらに、上記ワックス塗布用トップブラシ
88は車両81の上面形状に応じて昇降しながら車両8
1の上面にワックスを塗付し、上記両ワックス塗布用ロ
ッカーブラシ87a,87bは車幅に応じて左右方向へ
開閉しながら車両81の側面にワックスを塗付する。
【0005】また、洗車機本体83の内部の後端部に
は、車両81の表面を乾燥させるトップノズル89と左
右一対のサイドノズル90a,90bとが設けられてい
る。これによると、車両81は、ローラコンベヤ82で
搬送されながら、洗車機本体83の内部で、各ブラシ8
5a,85b,86,84a,84bにより洗浄され、
各ワックス塗布用ブラシ88,87a,87bによりワ
ックス塗布される。この際、図12に示すように、サイ
ドブラシ84a,84bとロッカーブラシ85a,85
bとワックス塗布用ロッカーブラシ87a,87bとは
それぞれ正転A(すなわち、上記各ブラシ84a,84
b,85a,85b,87a,87bの内側が車両81
の搬送方向91とは逆方向へ回転する方向)し、さら
に、図13に示すように、トップブラシ86とワックス
塗布用トップブラシ88はそれぞれ正転A(すなわち、
上記各ブラシ86,88の下側が車両81の搬送方向9
1とは逆方向へ回転する方向)する。
【0006】その後、車両81は、各乾燥用ノズル8
9,90a,90bにより乾燥されて、洗車機本体83
の後方へ搬出される。これにより、洗車行程が終了し、
この際、両サイドブラシ84a,84bと両ロッカーブ
ラシ85a,85bと両ワックス塗布用ロッカーブラシ
87a,87bとはそれぞれ図12の実線で示すように
全開位置で停止し、トップブラシ86とワックス塗布用
トップブラシ88とはそれぞれ図13の実線で示すよう
に上限位置で停止した状態で待機する。
【0007】このようにして洗車が終了した後、図14
〜図16に示すように、各ブラシ84a,84b,85
a,85b,86,87a,87b,88に付着してい
る水滴を飛散させる水切り動作が行われる。この際、図
15の仮想線で示すように、全開位置P1 でサイドブラ
シ84a,84bとロッカーブラシ85a,85bとワ
ックス塗布用ロッカーブラシ87a,87bを回転させ
ると、これらブラシ84a,84b,85a,85b,
87a,87bが洗車機本体83の側部と干渉するた
め、図15の実線で示すように、両サイドブラシ84
a,84bを全閉位置P2 に移動させ、両ロッカーブラ
シ85a,85bと両ワックス塗布用ロッカーブラシ8
7a,87bとそれぞれ閉側に移動させていた。同様
に、図14の仮想線で示すように、上限位置Uでトップ
ブラシ86とワックス塗布用トップブラシ88を回転さ
せると、これらブラシ86,88が洗車機本体83の上
部と干渉するため、図14の実線で示すようにトップブ
ラシ86とワックス塗布用トップブラシ88とを下限位
置Dまで移動させていた。
【0008】そして、図15に示すように、両サイドブ
ラシ84a,84bと両ロッカーブラシ85a,85b
と両ワックス塗布用ロッカーブラシ87a,87bとを
洗浄時と同様に正転Aさせ、さらに、図14に示すよう
に、トップブラシ86とワックス塗布用トップブラシ8
8とを洗浄時と同様に正転Aさせることにより、上記各
ブラシ84a,84b,85a,85b,86,87
a,87b,88に付着していた水滴が飛散して、各ブ
ラシ84a,84b,85a,85b,86,87a,
87b,88の水切りが行われ、これにより冬期の各ブ
ラシ84a,84b,85a,85b,86,87a,
87b,88の凍結を防止していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、水切りを行う際、図15の実線で示すよ
うに左右一対のサイドブラシ84a,84bはトップブ
ラシ86の後方中央部でかつワックス塗布用トップブラ
シ88の前方中央部に位置しているため、図14に示す
ように、上記両サイドブラシ84a,84bから飛散し
た水滴イがトップブラシ86とワックス塗布用トップブ
ラシ88に大量に降りかかり、これらトップブラシ86
とワックス塗布用トップブラシ88との水切れが悪くな
った。
【0010】また、図15の実線で示すように、両サイ
ドブラシ84a,84bは全閉位置P2 で互いに干渉し
ているため、両サイドブラシ84a,84bの水切れが
悪く、さらに、両サイドブラシ84a,84bが摩耗し
た。
【0011】また、図14の実線で示すように、正転A
するトップブラシ86は、そのサイドブラシ84a,8
4bの側が上から下に向かって回転することになるた
め、トップブラシ86から飛散した水滴ロが両サイドブ
ラシ84a,84bの下部に大量に降りかかり、両サイ
ドブラシ84a,84bの水切れがさらに悪くなった。
【0012】また、トップブラシ86を下限位置Dまで
下降しているため、トップブラシ86の下端部が両ロッ
カーブラシ85a,85bの上端部に干渉し、トップブ
ラシ86の水切れが悪く、さらに、トップブラシ86が
摩耗した。
【0013】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、第1のトップブラシと両サイドブラシとの水切れを
良好にすることを目的とし、さらに、請求項2記載の発
明は、第2のトップブラシの水切れを良好にすることを
目的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、洗車機
本体に、左右一対のサイドブラシと、両サイドブラシよ
りも前方に位置する左右一対の第1のロッカーブラシ
と、上記両サイドブラシと両第1のロッカーブラシとの
前後間に位置する第1のトップブラシとを、それぞれ回
動自在に備え、車両と洗車機本体とのいずれかを前後方
向へ移動させながら洗車を行う洗車機のブラシの水切り
方法であって、上記各ブラシを作動させて車両に対して
洗車行程を終了した後、上記第1のトップブラシを第1
のロッカーブラシの上端レベルとサイドブラシの上端レ
ベルとの間に位置させ、上記両サイドブラシを第1のト
ップブラシの後方で両側部位置へ離間させた状態で、上
記第1のトップブラシのサイドブラシ側が下から上向き
へ回転するように第1のトップブラシを回転させて第1
のトップブラシから水滴を飛散させ、上記両サイドブラ
シを回転させて両サイドブラシから水滴を飛散させ、上
記両第1のロッカーブラシを回転させて両第1のロッカ
ーブラシから水滴を飛散させることを特徴としたもので
ある。
【0015】これによると、車両に対して洗車行程を終
了した後、各ブラシに付着している水滴を飛散させる水
切り動作が行われる。この際、両サイドブラシは第1の
トップブラシの後方で両側部位置へ離間しているため、
両サイドブラシから飛散して第1のトップブラシに降り
かかる水滴の量を低減することができ、これにより、第
1のトップブラシの水切れが良好になる。また、両サイ
ドブラシは開方向へ離間しているため、互いに干渉する
ことはなく、これにより、両サイドブラシの水切れが良
好になり、さらに、両サイドブラシの摩耗を防止するこ
とができる。
【0016】また、第1のトップブラシのサイドブラシ
側が下から上向きへ回転するように第1のトップブラシ
を回転させるため、第1のトップブラシから飛散した水
滴はサイドブラシとは反対側(すなわち第1のロッカー
ブラシ側)に落下するため、サイドブラシが第1のトッ
プブラシから受ける水滴の量を低減することができ、サ
イドブラシの水切れがさらに良好になる。
【0017】また、第1のトップブラシを第1のロッカ
ーブラシの上端レベルとサイドブラシの上端レベルとの
間に位置させるため、第1のトップブラシが第1のロッ
カーブラシに干渉することはなく、これにより、第1の
トップブラシの水切れが良好になり、さらに、第1のト
ップブラシの摩耗を防止することができる。
【0018】請求項2記載の発明は、洗車機本体に、両
サイドブラシよりも後方に位置する左右一対の第2のロ
ッカーブラシと、上記両サイドブラシと両第2のロッカ
ーブラシとの前後間に位置する第2のトップブラシと
を、それぞれ回動自在に備え、上記第2の各ブラシを作
動させて車両に対して洗車行程を終了した後、上記第2
のトップブラシを昇降させて第2のロッカーブラシの上
端レベルとサイドブラシの上端レベルとの間に位置させ
た状態で、上記第2のトップブラシのサイドブラシ側が
下から上向きへ回転するように第2のトップブラシを回
転させて第2のトップブラシから水滴を飛散させ、上記
両第2のロッカーブラシを回転させて両第2のロッカー
ブラシから水滴を飛散させることを特徴としたものであ
る。
【0019】これによると、車両に対して洗車行程を終
了した後、各ブラシに付着している水滴を飛散させる水
切り動作が行われる。この際、両サイドブラシは第2の
トップブラシの前方かつ両側部位置まで開方向へ離間し
ているため、両サイドブラシから飛散して第2のトップ
ブラシに降りかかる水滴の量を低減することができ、こ
れにより、第2のトップブラシの水切れが良好になる。
【0020】また、第2のトップブラシのサイドブラシ
側が下から上向きへ回転するように第2のトップブラシ
を回転させるため、第2のトップブラシから飛散した水
滴はサイドブラシとは反対側(すなわち第2のロッカー
ブラシ側)に落下するため、サイドブラシが第2のトッ
プブラシから受ける水滴の量を低減することができ、サ
イドブラシの水切れがさらに良好になる。
【0021】また、第2のトップブラシを第2のロッカ
ーブラシの上端レベルとサイドブラシの上端レベルとの
間に位置させるため、第2のトップブラシが第2のロッ
カーブラシに干渉することはなく、これにより、第2の
トップブラシの水切れが良好になり、さらに、第2のト
ップブラシの摩耗を防止することができる。
【0022】請求項3記載の発明は、車両を搬送装置で
搬送しながら地上側に据付け固定された洗車機本体内で
洗車した後、各ブラシの水切りを行うことを特徴とした
ものである。
【0023】請求項4記載の発明は、洗車機本体を前後
方向へ移動させながら停止した車両を洗車した後、各ブ
ラシの水切りを行うことを特徴としたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9に基づいて説明する。図4,図5に示すように、
1は洗車機であり、地上側に据付け固定された洗車機本
体2と、車両3を前方から洗車機本体2内に搬入すると
ともに洗車機本体2内から後方へ搬出する左右一対のロ
ーラコンベヤ装置4a,4b(搬送装置に相当)とで構
成されている。
【0025】上記洗車機本体2内には、左右一対のサイ
ドブラシ5a,5bと、両サイドブラシ5a,5bより
も前方に位置する左右一対のロッカーブラシ6a,6b
(第1のロッカーブラシに相当)と、上記両サイドブラ
シ5a,5bと両ロッカーブラシ6a,6bとの前後間
に位置するトップブラシ7(第1のトップブラシに相
当)と、上記両サイドブラシ5a,5bよりも後方に位
置する左右一対のワックス塗布用ロッカーブラシ8a,
8b(第2のロッカーブラシに相当)と、上記両サイド
ブラシ5a,5bと両ワックス塗布用ロッカーブラシ8
a,8bとの前後間に位置するワックス塗布用トップブ
ラシ9(第2のトップブラシに相当)と、上記ワックス
塗布用ロッカーブラシ8a,8bの後方に位置する乾燥
用のトップノズル10および左右一対のサイドノズル1
1a,11bとが設けられている。
【0026】図6〜図8に示すように、上記両サイドブ
ラシ5a,5bはそれぞれ、レール部材12に支持案内
されて左右方向へ移動自在な左右一対の移動体13a,
13bに、縦軸心14を中心に回動自在に設けられてい
る。上記レール部材12は、洗車機本体2の上部に設け
られた前後方向Cへ移動自在な可動架台15に取付けら
れている。尚、上記可動架台15はシリンダ装置(図示
せず)等で前後方向Cへ移動する。また、上記両移動体
13a,13bにはそれぞれ縦軸心14を中心にして各
サイドブラシ5a,5bを正逆回転させるサイドブラシ
回転用モータ16が設けられている。
【0027】上記可動架台15には、両サイドブラシ5
a,5bを左右方向へ移動させて、図5に示すように全
開位置P1 と全閉位置P2 との間で開閉させる開閉装置
18が設けられている。すなわち、上記開閉装置18
は、両サイドブラシ5a,5bを閉側へ付勢する左右一
対のブラシ付勢手段19a,19bと、これらブラシ付
勢手段19a,19bに抗して両サイドブラシ5a,5
bを開側へ移動させる左右一対のブラシ移動手段20
a,20bとで構成されている。
【0028】上記ブラシ付勢手段19a,19bはそれ
ぞれ、各移動体13a,13bに連結されたワイヤ21
と、各ワイヤ21に吊下げられたウェイト22とで構成
されている。また、上記両ワイヤ21はそれぞれ上記可
動架台15の左右両側部に設けられた案内輪体23によ
り水平方向から垂直方向へ案内されている。
【0029】上記両ブラシ移動手段20a,20bはそ
れぞれ、可動架台15に設けられた左右一対のスプロケ
ット24,25と、これら両スプロケット24,25間
に巻回された移動用チェン26と、いずれか一方のスプ
ロケット24を回転させるサイドブラシ開閉用モータ2
7と、上記移動用チェン26に一体的に設けられた押し
部材28とから構成されている。上記押し部材28は、
両移動体13a,13bに設けられた各受動部材29に
当接して上記ブラシ付勢手段19a,19bの付勢力に
抗して両サイドブラシ5a,5bを開側へ押し移動させ
る。尚、上記移動用チェン26は受動部材29に形成さ
れた貫通孔32に移動自在に貫通されている。
【0030】尚、図7に示すように、両サイドブラシ開
閉用モータ27の回転に応じてパルスを発生するパルス
エンコーダ30と、発生したパルス数を計数するカウン
ター装置31とが設けられ、図7の仮想線で示すよう
に、両サイドブラシ5a,5bの全開位置P1 を基準に
して、上記パルスエンコーダ30から発生したパルス数
をカウンター装置31で計数することによって、両サイ
ドブラシ5a,5bの左右方向の位置が求められる。
【0031】上記トップブラシ7は、図4,図9に示す
ように上限位置Uと下限位置Dとの間で昇降するもので
あり、左右方向の水平軸心34を中心にして上下に揺動
自在な左右一対の支持アーム35の遊端間に設けられて
いる。これら両支持アーム35の基端部には、上記水平
軸心34を中心にして回転自在な回転軸36が左右一対
取付けられている。これら両回転軸36は洗車機本体2
に設けられた軸受装置(図示せず)により回転自在に支
持されている。両回転軸36は、伝動装置37を介し
て、洗車機本体2の上部に設けられてトップブラシ7の
上方に位置するトップブラシ昇降用モータ38によって
正逆回転される。
【0032】上記伝動装置37は、トップブラシ昇降用
モータ38によって回転される駆動スプロケット39
と、この駆動スプロケット39の前方に設けられた従動
スプロケット40と、駆動スプロケット39と従動スプ
ロケット40とに巻回される中間部チェン41と、上記
従動スプロケット40に挿通された左右方向の駆動軸4
2と、この駆動軸42の両端部に設けられた上部スプロ
ケット43と、上記両回転軸36に設けられた下部スプ
ロケット44と、上下で対向する上部スプロケット43
と下部スプロケット44とに巻回される左右一対の側部
チェン45とで構成されている。
【0033】尚、上記トップブラシ昇降用モータ38の
出力軸と駆動スプロケット39とは傘歯車46,47を
介して連動連結されている。また、上記洗車機本体2の
両側部にはそれぞれ、側部チェン45の延びを調整する
テークアップ用スプロケット48が設けられている。ま
た、トップブラシ昇降用モータ38の回転に応じてパル
スを発生するパルスエンコーダ49と、発生したパルス
数を計数するカウンター装置50とが設けられ、トップ
ブラシ7の上限位置Uを基準にして、上記パルスエンコ
ーダ49から発生したパルス数をカウンター装置50で
計数することによって、トップブラシ7の上下方向の位
置が求められる。また、上記いずれか一方の支持アーム
35には、左右方向の水平軸心51を中心にしてトップ
ブラシ7を正逆回転させるトップブラシ回転用モータ5
2が設けられている。
【0034】また、上記ワックス塗布用トップブラシ9
も、上記トップブラシ7と同様な構成で洗車機本体2に
設けられている。図4,図5に示すように、上記左右一
対のロッカーブラシ6a,6bはそれぞれ、洗車機本体
2に設けられた揺動自在な平行リンク装置54の遊端部
に取付けられ、これら平行リンク装置54の揺動によっ
て左右方向へ開閉自在に構成されている。上記平行リン
ク装置54はシリンダ装置(図示せず)によって揺動さ
れる。また、上記平行リンク装置54の遊端部には、上
記ロッカーブラシ6a,6bを正逆回転させるロッカー
ブラシ回転用モータ56が設けられている。
【0035】上記ワックス塗布用ロッカーブラシ8a,
8bも、上記ロッカーブラシ6a,6bと同様な構成で
洗車機本体2に設けられている。一方のローラコンベヤ
装置4aの前方には、洗車内容を複数の洗車メニューの
中から選択する操作パネル57が設置されている。ま
た、洗車機本体2の前面には、ブラシの水切りを実施さ
せるための水切り用操作スイッチ58が設けられてい
る。
【0036】以下、上記構成における作用を説明する。
運転者は、操作パネル57を操作して洗車内容を選択し
た後、図4の仮想線で示すように、車両3を両ローラコ
ンベヤ装置4a,4bの始端部に乗り込ませて停止させ
る。その後、両ローラコンベヤ装置4a,4bが駆動し
て、車両3を洗車機本体2内へ搬送する。
【0037】そして、車両3に向かって洗浄水が噴射さ
れ、図5に示すように、両ロッカーブラシ回転用モータ
56が駆動して両ロッカーブラシ6a,6bが正転A
(すなわちロッカーブラシ6a,6bの内側が車両3の
搬送方向59とは逆方向へ回転する回転方向)し、両平
行リンク装置54がシリンダ装置(図示せず)により揺
動されるため、両ロッカーブラシ6a,6bが車幅に応
じて左右方向へ開閉し車両3の側下部および車輪を洗浄
する。
【0038】さらに、図4に示すように、トップブラシ
回転用モータ52が駆動してトップブラシ7が正転A
(すなわちトップブラシ7の下側が車両3の搬送方向5
9とは逆方向へ回転する回転方向)し、図9に示すよう
に、トップブラシ昇降用モータ38が駆動することによ
って、傘歯車46,47と各スプロケット39,40,
43,44と各チェン41,45と駆動軸42とを介し
て両回転軸36が回転し、両支持アーム35が上下に揺
動するため、トップブラシ7が車両3の上面形状に応じ
て昇降し車両3の上面を洗浄する。
【0039】さらに、図5に示すように、両サイドブラ
シ回転用モータ16が駆動して両サイドブラシ5a,5
bが正転A(すなわちサイドブラシ5a,5bの内側が
車両3の搬送方向59とは逆方向へ回転する回転方向)
し、さらに、両サイドブラシ5a,5bが車幅に応じて
左右方向へ開閉するとともに前後方向へも移動するた
め、両サイドブラシ5a,5bが車両3の両側面および
前後面を洗浄する。
【0040】上記両サイドブラシ5a,5bの移動は以
下のようにして行われる。すなわち、図7に示すよう
に、両サイドブラシ開閉用モータ27が正回転して移動
用チェン26が一方に回動し、両押し部材28がそれぞ
れ洗車機本体2の中心側へ移動することにより、両移動
体13a,13bが両ウェイト22の付勢力により洗車
機本体2の中心側へ移動するため、図7の実線で示すよ
うに両サイドブラシ5a,5bが閉側へ移動する。これ
とは逆に、図6に示すように、両サイドブラシ開閉用モ
ータ27が逆回転して移動用チェン26が他方に回動
し、両押し部材28がそれぞれ洗車機本体2の中心から
離間する方向へ移動する。これにより、両押し部材28
がそれぞれウェイト22の付勢力に抗して受動部材29
を押し、両移動体13a,13bが洗車機本体2の中心
から離間する方向へ移動するため、図6の実線で示すよ
うに両サイドブラシ5a,5bが開側へ移動する。ま
た、図8に示すように、可動架台15が前後方向Cへ移
動することによって、両サイドブラシ5a,5bが前後
方向Cへ移動する。
【0041】そして、図4,図5に示すように、ワック
ス塗布用トップブラシ9が車両3の上面形状に応じて昇
降し車両3の上面にワックスを塗布し、両ワックス塗布
用ロッカーブラシ8a,8bが車幅に応じて左右方向へ
開閉し車両3の両側面にワックスを塗布する。尚、上記
ワックス塗布用トップブラシ9の動作は上記トップブラ
シ7と同じであり、上記ワックス塗布用ロッカーブラシ
8a,8bの動作は上記ロッカーブラシ6a,6bと同
じである。
【0042】そして、車両3は、トップノズル10とサ
イドノズル11a,11bとから噴射される空気で乾燥
された後、図4の実線で示すように洗車機本体2の後方
へ搬出される。そして、車両3を両ローラコンベヤ装置
4a,4bの終端部から出走させることにより、通常の
洗車行程が終了する。
【0043】洗車行程終了時には、各ブラシ5a,5
b,6a,6b,7,8a,8b,9の回転が停止し、
図2の仮想線で示すように、両サイドブラシ5a,5b
と両ロッカーブラシ6a,6bと両ワックス塗布用ロッ
カーブラシ8a,8bとがそれぞれ全開位置P1 まで移
動し、図1の仮想線で示すようにトップブラシ7とワッ
クス塗布用トップブラシ9とが上限位置Uまで上昇して
待機する。
【0044】その後、適当な時に、作業員が水切り用操
作スイッチ58をオンすることにより、水切り行程が実
施される。すなわち、トップブラシ昇降用モータ38が
駆動することによって、伝動装置37を介して、両支持
アーム35が上限位置Uから下方へ揺動するため、上限
位置Uで待機していたトップブラシ7が下降して、図1
の実線で示すようにロッカーブラシ6a,6bの上端レ
ベルL1 とサイドブラシ5a,5bの上端レベルL2
の間で停止する。この際のトップブラシ7の位置は、上
限位置Uを基準にして図9に示したトップブラシ昇降用
モータ38の回転によりパルスエンコーダ49から発生
するパルスをカウンター装置50で計数することによっ
て求められ、所定のパルス数に達した時にトップブラシ
昇降用モータ38が停止することにより、トップブラシ
7がロッカーブラシ6a,6bの上端レベルL1 とサイ
ドブラシ5a,5bの上端レベルL2 との間で停止する
ことになる。
【0045】そして、トップブラシ回転用モータ52が
駆動して、図1に示すようにトップブラシ7を逆転B
(すなわちトップブラシ7のサイドブラシ5a,5b側
が下から上向きへ回転する回転方向)させる。
【0046】さらに、両サイドブラシ開閉用モータ27
が駆動して、図2の実線で示すように、両サイドブラシ
5a,5bがトップブラシ7の後方で左右両側部位置へ
離間する。この時、全開位置P1 に待機していた両サイ
ドブラシ5a,5bは全開位置P1 よりもわずかに閉側
へ移動した所定位置P3 に停止する。この所定位置P 3
は、全開位置P1 を基準にして、図7に示すように、サ
イドブラシ開閉用モータ27の回転によりパルスエンコ
ーダ30から発生するパルスをカウンター装置31で計
数することによって求められ、所定のパルス数に達した
時に両サイドブラシ開閉用モータ27が停止することに
より、図2に示すように、サイドブラシ5a,5bが上
記所定位置P3 に停止することになる。
【0047】そして、両サイドブラシ回転用モータ16
が駆動して、図2に示すように、両サイドブラシ5a,
5bを逆転B(すなわちサイドブラシ5a,5bの内側
が車両3の搬送方向59へ回転する回転方向)させる。
【0048】さらに、両シリンダ装置(図示せず)が駆
動して、図2の仮想線で示す全開位置P1 で待機してい
た両ロッカーブラシ6a,6bが実線で示すように閉側
へ移動し、両ロッカーブラシ回転用モータ56が駆動し
て両ロッカーブラシ6a,6bを逆転B(すなわちロッ
カーブラシ6a,6bの内側が車両3の搬送方向59へ
回転する回転方向)させる。
【0049】また、図1の仮想線で示す上限位置Uに待
機していたワックス塗布用トップブラシ9も、トップブ
ラシ7と同様な動作によって、実線で示すように下降し
てワックス塗布用ロッカーブラシ8a,8bの上端レベ
ルL3 とサイドブラシ5a,5bの上端レベルL2 との
間に停止し、正転A(すなわちワックス塗布用トップブ
ラシ9のサイドブラシ5a,5b側が下から上向きへ回
転する回転方向)される。
【0050】さらに、図2の仮想線で示す全開位置P1
で待機していた両ワックス塗布用ロッカーブラシ8a,
8bも、ロッカーブラシ6a,6bと同様な動作によっ
て、実線で示すように閉側へ移動し、正転A(すなわち
ワックス塗布用ロッカーブラシ8a,8bの内側が車両
3の搬送方向59とは逆方向へ回転する回転方向)され
る。
【0051】上述したように、両サイドブラシ5a,5
bは図2に示すようにトップブラシ7の後方で左右両側
部に離間しているため、回転する両サイドブラシ5a,
5bから飛散してトップブラシ7に降りかかる水滴の量
を低減することができ、これにより、トップブラシ7の
水切れが良好になる。また、両サイドブラシ5a,5b
は開方向へ離間しているため、互いに干渉することはな
く、これにより、両サイドブラシ5a,5bの水切れが
良好になり、さらに、両サイドブラシ5a,5bの摩耗
を防止することができる。
【0052】また、図1の実線で示すように、トップブ
ラシ7を逆転Bさせるため、トップブラシ7から飛散し
た水滴ロはサイドブラシ5a,5bとは反対側(すなわ
ちロッカーブラシ6a,6b側)に落下し、これによ
り、サイドブラシ5a,5bがトップブラシ7から受け
る水滴の量を低減することができ、サイドブラシ5a,
5bの水切れがさらに良好になる。尚、図2の実線で示
すように、両ロッカーブラシ6a,6bはトップブラシ
7の前方で左右方向へ離間してトップブラシ7の左右両
側部に位置しているため、両ロッカーブラシ6a,6b
がトップブラシ7から受ける水滴の量は少なく、両ロッ
カーブラシ6a,6bの水切りにほとんど影響しない。
【0053】また、図1の実線で示すように、トップブ
ラシ7をロッカーブラシ6a,6bの上端レベルL1
サイドブラシ5a,5bの上端レベルL2 との間に位置
させるため、トップブラシ7の下端がロッカーブラシ6
a,6bの上端に干渉することはなく、これにより、ト
ップブラシ7の水切れが良好になり、さらに、トップブ
ラシ7の摩耗を防止することができる。
【0054】さらに、図2の実線で示すように、両サイ
ドブラシ5a,5bは、同様に、ワックス塗布用トップ
ブラシ9の前方で左右両側部に離間しているため、回転
する両サイドブラシ5a,5bから飛散してワックス塗
布用トップブラシ9に降りかかる水滴の量を低減するこ
とができ、これにより、ワックス塗布用トップブラシ9
の水切れが良好になる。
【0055】また、図1の実線で示すように、ワックス
塗布用トップブラシ9を正転Aさせるため、ワックス塗
布用トップブラシ9から飛散した水滴はサイドブラシ5
a,5bとは反対側(すなわちワックス塗布用ロッカー
ブラシ8a,8b側)に落下し、これにより、サイドブ
ラシ5a,5bがワックス塗布用トップブラシ9から受
ける水滴の量を低減することができ、サイドブラシ5
a,5bの水切れがさらに良好になる。尚、両ワックス
塗布用ロッカーブラシ8a,8bはワックス塗布用トッ
プブラシ9の後方で左右方向へ離間してワックス塗布用
トップブラシ9の左右両側部に位置しているため、両ワ
ックス塗布用ロッカーブラシ8a,8bがワックス塗布
用トップブラシ9から受ける水滴の量は少なく、両ワッ
クス塗布用ロッカーブラシ8a,8bの水切りにほとん
ど影響しない。
【0056】また、図1の実線で示すように、ワックス
塗布用トップブラシ9をワックス塗布用ロッカーブラシ
8a,8bの上端レベルL3 とサイドブラシ5a,5b
の上端レベルL2 との間に位置させるため、ワックス塗
布用トップブラシ9がワックス塗布用ロッカーブラシ8
a,8bに干渉することはなく、これにより、ワックス
塗布用トップブラシ9の水切れが良好になり、さらに、
ワックス塗布用トップブラシ9の摩耗を防止することが
できる。
【0057】そして、水切りを充分に行った後、作業員
が水切り用操作スイッチ58をオフすることにより、各
ブラシ5a,5b,6a,6b,7,8a,8b,9の
回転が停止し、図2の仮想線で示すように、両サイドブ
ラシ5a,5bと両ロッカーブラシ6a,6bと両ワッ
クス塗布用ロッカーブラシ8a,8bとがそれぞれ全開
位置P1 まで移動し、図1の仮想線で示すようにトップ
ブラシ7とワックス塗布用トップブラシ9とが上限位置
Uまで上昇して停止する。
【0058】上記実施の形態では、図5に示すように、
車両3の左右の車輪を左右一対のローラコンベヤ装置4
a,4bでそれぞれ支持搬送しているが、左右の車輪の
間隔よりも幅の広い一本のローラコンベヤ装置で車両3
を支持搬送してもよい。また、ローラコンベヤ装置に限
らず、ベルトコンベヤ装置やチェンコンベヤ装置あるい
はスラットコンベヤ装置を用いてもよい。
【0059】上記実施の形態では、図4に示すように、
洗車機本体2に、ロッカーブラシ6a,6bとトップブ
ラシ7とサイドブラシ5a,5bとワックス塗布用トッ
プブラシ9とワックス塗布用ロッカーブラシ8a,8b
とを設けているが、ワックス塗布用トップブラシ9とワ
ックス塗布用ロッカーブラシ8a,8bとを設けていな
い形式のものであってもよい。
【0060】上記実施の形態では、洗車行程が終了した
後、作業員が水切り用操作スイッチ58をオンすること
で、水切り行程が実施されるが、タイマーを用いて、適
当な時間間隔で自動的に水切り行程を実施してもよい。
この際、水切り行程の開始から終了までの時間もタイマ
ーで自動的に設定すればよい。
【0061】上記実施の形態では、車両3をローラコン
ベヤ装置4a,4bで搬送しながら地上側に据付け固定
された洗車機本体2内で洗車する洗車機1を挙げたが、
他の実施の形態として図10,図11に示すように、自
走式の洗車機本体67を前後方向Cへ移動させながら停
止した車両68を洗車する洗車機69についても、同様
にして、両ロッカーブラシ70a,70bとトップブラ
シ71と両サイドブラシ72a,72bとの水切りを行
うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、水切り動作の際には、両サイ
ドブラシから飛散して第1のトップブラシに降りかかる
水滴の量を低減することができ、これにより、第1のト
ップブラシの水切れが良好になる。また、両サイドブラ
シは互いに干渉することはなく、これにより、両サイド
ブラシの水切れが良好になり、さらに、両サイドブラシ
の摩耗を防止することができる。
【0063】また、第1のトップブラシから飛散した水
滴はサイドブラシとは反対側(すなわち第1のロッカー
ブラシ側)に落下するため、サイドブラシが第1のトッ
プブラシから受ける水滴の量を低減することができ、サ
イドブラシの水切れがさらに良好になる。
【0064】また、第1のトップブラシが第1のロッカ
ーブラシに干渉することはなく、これにより、第1のト
ップブラシの水切れが良好になり、さらに、第1のトッ
プブラシの摩耗を防止することができる。
【0065】請求項2記載の発明によると、水切り動作
の際には、両サイドブラシから飛散して第2のトップブ
ラシに降りかかる水滴の量を低減することができ、これ
により、第2のトップブラシの水切れが良好になる。
【0066】また、第2のトップブラシから飛散した水
滴はサイドブラシとは反対側(すなわち第2のロッカー
ブラシ側)に落下するため、サイドブラシが第2のトッ
プブラシから受ける水滴の量を低減することができ、サ
イドブラシの水切れがさらに良好になる。
【0067】また、第2のトップブラシが第2のロッカ
ーブラシに干渉することはなく、これにより、第2のト
ップブラシの水切れが良好になり、さらに、第2のトッ
プブラシの摩耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機のブラシの
水切り方法を示す概略側面図である。
【図2】同、洗車機のブラシの水切り方法を示す概略平
面図である。
【図3】同、洗車機のブラシの水切り方法を示す概略正
面図である。
【図4】同、洗車機の構成を示す側面視での概略断面図
である。
【図5】同、洗車機の構成を示す平面視での概略断面図
である。
【図6】同、洗車機の両サイドブラシを開閉させる開閉
装置の正面図である。
【図7】同、洗車機の両サイドブラシを開閉させる開閉
装置の正面図である。
【図8】同、洗車機の両サイドブラシの上部の構成を示
す側面図である。
【図9】同、洗車機のトップブラシを昇降させる構成を
示す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施の形態における洗車機のブ
ラシの水切り方法を示す概略側面図である。
【図11】同、洗車機のブラシの水切り方法を示す概略
平面図である。
【図12】従来の洗車機の構成を示す平面視での概略断
面図である。
【図13】従来の洗車機の構成を示す側面視での概略断
面図である。
【図14】従来の洗車機のブラシの水切り方法を示す概
略側面図である。
【図15】従来の洗車機のブラシの水切り方法を示す概
略平面図である。
【図16】従来の洗車機のブラシの水切り方法を示す概
略正面図である。
【符号の説明】
1 洗車機 2 洗車機本体 3 車両 4a,4b ローラコンベヤ装置(搬送装置) 5a,5b サイドブラシ 6a,6b ロッカーブラシ(第1のロッカーブラ
シ) 7 トップブラシ(第1のトップブラシ) 8a,8b ワックス塗布用ロッカーブラシ(第2の
ロッカーブラシ) 9 ワックス塗布用トップブラシ(第2のトップブラ
シ) 67 洗車機本体 68 車両 69 洗車機 70a,70b ロッカーブラシ(第1のロッカーブ
ラシ) 71 トップブラシ(第1のトップブラシ) 72a,72b サイドブラシ L1 ロッカーブラシの上端レベル L2 サイドブラシの上端レベル L3 ワックス塗布用ロッカーブラシの上端レベル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車機本体に、左右一対のサイドブラシ
    と、両サイドブラシよりも前方に位置する左右一対の第
    1のロッカーブラシと、上記両サイドブラシと両第1の
    ロッカーブラシとの前後間に位置する第1のトップブラ
    シとを、それぞれ回動自在に備え、車両と洗車機本体と
    のいずれかを前後方向へ移動させながら洗車を行う洗車
    機のブラシの水切り方法であって、上記各ブラシを作動
    させて車両に対して洗車行程を終了した後、上記第1の
    トップブラシを第1のロッカーブラシの上端レベルとサ
    イドブラシの上端レベルとの間に位置させ、上記両サイ
    ドブラシを第1のトップブラシの後方で両側部位置へ離
    間させた状態で、上記第1のトップブラシのサイドブラ
    シ側が下から上向きへ回転するように第1のトップブラ
    シを回転させて第1のトップブラシから水滴を飛散さ
    せ、上記両サイドブラシを回転させて両サイドブラシか
    ら水滴を飛散させ、上記両第1のロッカーブラシを回転
    させて両第1のロッカーブラシから水滴を飛散させるこ
    とを特徴とする洗車機のブラシの水切り方法。
  2. 【請求項2】 洗車機本体に、両サイドブラシよりも後
    方に位置する左右一対の第2のロッカーブラシと、上記
    両サイドブラシと両第2のロッカーブラシとの前後間に
    位置する第2のトップブラシとを、それぞれ回動自在に
    備え、上記第2の各ブラシを作動させて車両に対して洗
    車行程を終了した後、上記第2のトップブラシを昇降さ
    せて第2のロッカーブラシの上端レベルとサイドブラシ
    の上端レベルとの間に位置させた状態で、上記第2のト
    ップブラシのサイドブラシ側が下から上向きへ回転する
    ように第2のトップブラシを回転させて第2のトップブ
    ラシから水滴を飛散させ、上記両第2のロッカーブラシ
    を回転させて両第2のロッカーブラシから水滴を飛散さ
    せることを特徴とする請求項1記載の洗車機のブラシの
    水切り方法。
  3. 【請求項3】 車両を搬送装置で搬送しながら地上側に
    据付け固定された洗車機本体内で洗車した後、各ブラシ
    の水切りを行うことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の洗車機のブラシの水切り方法。
  4. 【請求項4】 洗車機本体を前後方向へ移動させながら
    停止した車両を洗車した後、各ブラシの水切りを行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗車機のブラシの水切り
    方法。
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