JPH0976885A - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
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- JPH0976885A JPH0976885A JP26228295A JP26228295A JPH0976885A JP H0976885 A JPH0976885 A JP H0976885A JP 26228295 A JP26228295 A JP 26228295A JP 26228295 A JP26228295 A JP 26228295A JP H0976885 A JPH0976885 A JP H0976885A
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Abstract
と判断し、洗車開始時に適切な解氷動作を行うことで、
凍り付いた洗浄ブラシを自動車車体に擦り付けて洗車を
行って自動車車体を傷つけてしまう恐れを無くす。 【構成】 洗浄ブラシ,散水ノズル等の洗車処理装置を
備えた門型洗車機において、洗車開始時に、洗浄ブラシ
に散水するとともに洗浄ブラシを回転させる解氷動作を
行う。洗浄ブラシの回転過負荷を検出する手段を設け、
過負荷が検出されると回転を一時停止させる。気温を測
定する手段を設け、解氷動作を測定された気温に応じて
行う。解氷動作の有無を設定する手段を設け、解氷動作
を設定に応じて行う。解氷動作を行う期間を設定する手
段と、設定された期間か否かを判別する手段を備え、解
氷動作を設定された期間に応じて行う。時間を計測する
手段を備え、前回の洗車からの時間に応じて解氷動作の
時間を変更する。解氷動作時に洗浄ブラシに散水する水
を温水とする。
Description
機本体内に、洗浄ブラシ,散水ノズル等の洗車処理装置
を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い、自動車
車体に対して洗浄等の処理を順次施す洗車機に関する。
体に対して散水ノズルより洗浄水を散布しながら、洗浄
ブラシを自動車車体に擦り付けて洗車を行っている。こ
の種の洗車機を寒冷地に設置した場合、厳冬期には、洗
車終了後の待機状態において、洗浄ブラシに付着した洗
浄水が凍結し、洗浄ブラシが凍り付く恐れがある。
と、凍り付いて硬くなった洗浄ブラシを自動車車体に擦
り付けることになり、自動車車体を傷つける恐れがあ
る。このためこの種の洗車機では、洗車終了後の待機状
態において、洗浄ブラシを回転させる等の動作を行い、
洗浄ブラシの水切りをして、洗浄ブラシが凍結するのを
防いでいる。
うな凍結防止処理を行った場合でも、洗浄ブラシに付着
した洗浄水を完全に取り除くことができない恐れがあ
る。特に、自動車車体への軟らかな接触を目的として用
いられる布製のブラシでは、ブラシが水を含んだり、布
表面に水が付着したりし、その状態で凍結すると、ブラ
シが板状となり、洗車に支障をきたす。
るために本発明は、門型に形成された洗車機本体内に、
洗浄ブラシ,散水ノズル等の洗車処理装置を備え、洗車
機本体または自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄等
の処理を行う洗車機において、洗車開始時に、洗浄ブラ
シに散水するとともに洗浄ブラシを回転させる解氷動作
を行う。
転過負荷を検出する手段を設け、洗浄ブラシの回転中に
過負荷が検出されると、洗浄ブラシの回転を一時停止さ
せる。
る手段を設け、洗車開始時の解氷動作を測定された気温
に応じて行う。
を設定する手段を設け、洗車開始時の解氷動作を設定に
応じて行う。
期間を設定する手段と、設定された期間か否かを判別す
る手段を備えて、洗車開始時の解氷動作を設定されT期
間に応じて行う。
手段を備えて、前回の洗車終了からの経過時間に応じて
洗車開始時の解氷動作の時間を変更する。
ブラシに散水する水を温水とする。
していると思われるときに、適切な解氷動作を行うこと
ができるので、凍り付いた洗浄ブラシを自動車車体に擦
り付けて洗車を行って自動車車体を傷つけてしまう恐れ
を無くすことができる。
て説明する。図1は本発明の実施例の要部斜視図であ
る。1は洗車機本体で、地面に敷設されたレール2・2
上を、洗車機本体1内に備えられた図示しない走行用電
動機で車輪を回転させて往復走行し、レール2・2間に
停車された自動車の車体をブラッシング洗浄する。
方に横架されたレール4上を走行するキャリア5・5よ
り吊り下げられ、キャリア5・5の走行に伴い開閉動作
すると共に、キャリア5・5に支持されたモータ6・6
により回転駆動される。7・7はサイドブラシ3・3を
閉じる方向に付勢するウェイト、8はループ9を介して
サイドブラシ3・3を開く方向に作動するエアーシリン
ダで、キャリア5・5は止片10・10においてループ
9と連動し、エアーシリンダ8の作動によりサイドブラ
シ3・3が開き、エアーシリンダ8の作動を解くとウェ
イト7・7の付勢によりサイドブラシ3・3が閉じる。
通常、サイドブラシ3・3はエアーシリンダ8の作動に
伴い開いた状態に保持されている。
3は前後に揺動可能に支持され、サイドブラシ3・3が
車体に接して揺動すると、これに伴うマグネット11・
11の変位をリードスイッチ12・12が検出する。1
3・13はエアーシリンダ8のピストン位置を検出する
リードスイッチで、前記ピストンに内蔵されたマグネッ
トに応動しサイドブラシが所定の閉位置および開位置に
達したのを検出する。
5,15の一端にその両側を支持され、ブラシアーム1
5,15の揺動に従って上下動する。ブラシアーム1
5,15に一体に設けられた支軸16,16は、洗車機
本体1の内方両側に固定される軸受17,17により支
持されている。支軸16の一方には、エアシリンダ18
が連結され、上面洗浄ブラシ14は、エアシリンダ18
の作動に伴い上昇する。エアシリンダ18の作動が解か
れると、上面洗浄ブラシ14は重力バランスにより下降
し、この状態で自動車車体に接触すると、ブラシアーム
15,15が上方に揺動して、上面洗浄ブラシ14は自
動車車体上面をなぞるように移動する。
ラシ14を支持する側と支軸16に対して反対の側に、
上面洗浄ブラシ14を駆動する正逆回転可能なモータ1
9が取り付けられている。なお、図示しないが、このブ
ラシアーム15内には、上面洗浄ブラシ14およびモー
タ19のそれぞれと連結するスプロケットと、この両ス
プロケットに掛け渡されたチェーンとが備えられてい
る。他方のブラシアーム15には、やはり上面洗浄ブラ
シ14を支持する側と反対の側に、ウエイト20が取り
付けられており、上面洗浄ブラシ14の揺動負荷を軽く
している。
ン位置を検出するリードスイッチで、前記ピストンに内
蔵されたマグネットに応動しトップブラシが所定の上昇
位置および下降位置に達したのを検出する。
けられる左右一対のロッカーブラシで、スイングアーム
22,22に支持され主に車のタイヤ及び側面下半部の
洗浄を行うもので、モータ23,23により回転駆動さ
れる。スイングアーム22,22に一体に設けられた支
軸24,24は、洗車機本体1の内方両側に固定される
軸受25,25により支持されている。支軸24,24
の一方には、エアシリンダ26,26とスプリング2
7,27が連結されている。ロッカーブラシ21,21
は、通常エアシリンダ26,26を作動させてスプリン
グ27,27の附勢に抗して開かれ、洗車時エアシリン
ダ26,26の作動を解いてスプリング27,27の附
勢により自動車車体に向けて閉じられる。
ン位置を検出するリードスイッチで、前記ピストンに内
蔵されたマグネットに応動しロッカーブラシが所定の開
位置および閉位置に達したのを検出するもので、左右の
エアシリンダー26・26の両方に備えられている。
ルで、水源から供給される水を適宜位置に設けられた噴
射口より自動車車体に向けて散布する。散水ノズル2
8,28は、ロッカーブラシ21,21の近傍に、散水
ノズル29はトップブラシ14の上方に、散水ノズル3
0,31はサイドブラシ3,3の近傍にそれぞれ備えら
れる。散水ノズルから散布される水は、水源から供給さ
れる水をボイラー等で加熱して温水としたものにするこ
ともできる。
パネルで、洗車コースの選択や洗車方法の指定,洗車開
始などの洗車機の操作を行う。33は温度センサーで、
洗車機本体1前面に備えられ、外気温を測定して所定温
度以下の検出でスイッチングし、検出信号を出力する。
動するモーター6,6に設けられる電流検出器で、モー
ター6,6の負荷により変動する電流を検出し、過負荷
を検出して検出信号を出力する。35はトップブラシ1
4を回転駆動するモーター19に設けられる電流検出器
で、モーター19の負荷により変動する電流を検出し、
過負荷を検出して検出信号を出力する。36,36はロ
ッカーブラシ21,21を回転駆動するモーター22,
22に設けられる電流検出器で、モーター22,22の
負荷により変動する電流を検出し、過負荷を検出して検
出信号を出力する。電流検出器34,34,35,3
6,36は、本発明の洗浄ブラシの回転過負荷を検出す
る手段を構成する。
置にあるときに、サイドブラシ3が洗車機本体1に接触
する辺りの、洗車機本体1側に設けられている。ヒータ
ー58は、左右のサイドブラシ3・3の両方の、洗車機
本体1側に設けられている。59はヒーターで、トップ
ブラシ14が上昇位置にあるときに、トップブラシ14
が洗車機本体1に接触する辺りの洗車機本体1側に設け
られている。60はヒーターで、ロッカーブラシ21・
21が開位置にあるときに、ロッカーブラシ21・21
が洗車機本体1に接触する辺りの洗車機本体1側に設け
られている。ヒーター60は、左右のロッカーブラシ2
1・21の両方の、洗車機本体1側に設けられている。
を、サイドブラシ3を例に示した説明図である。毛材と
する布37は、図2(a)に示すように所定の幅にカッ
トされた長尺な布地に所定寸法毎に切り込み38が入れ
られており、この各切り込み38の先端部には、切り込
みの拡張を防止するためのストップホール38hが穿孔
されている。この切り込み38の間毎に切り込み側の縁
を山折り(図2における点線部)と谷折り(図2におけ
る一点鎖線部)とを交互に繰り返して折り重ね、それぞ
れ扇状とした上で折り重ねた部分を図2(b)のように
ブラシの心材となるパイプ39にリベット止めされてい
る。
度おきに4カ所でリベット止めされており、またリベッ
ト止め箇所は所定寸法づつ上下にずらしてパイプ39に
対し螺旋状に配され、この結果、連続した長尺の布地が
パイプ39に対して螺旋状に巻き付けられ、図2(c)
のように完成される。このように、布37を螺旋状にす
ることにより、ブラシが回転すると、布37の外周を形
成する端縁が車体に対し連続した軌跡を描いて接するこ
とになり、洗い残しの無いブラッシングが可能になる。
トップブラシ14,ロッカーブラシ21も、同様に構成
されている。
操作パネル32には、洗車機の操作ガイドなどを表示す
るLCD表示器47、洗車コースを選択するコースキー
48、洗浄する自動車車体に取り付けられた突起物等の
回避動作を指定する突起物キー49、洗車中にブラシ,
ノズルの回避動作を手動で行う手動操作キー50、ブラ
シの解氷動作を指定する解氷キー51、洗車を開始する
スタートキー52、洗車を中止するストップキー53、
各種データを入力するテンキー61、洗車料金として公
知のプリペイドカードを受け付けるカードリーダーライ
ター54、コインを投入するコインメック55、電源の
入切や管理モード,運転モードを切り換えるキースイッ
チ62を備えている。
ムデータやカレンダーデータなどの各種データを入力し
たり、洗車機各部の動作を確認したり、洗車台数の集計
の表示を行ったりする。運転モードでは、洗車を希望す
る顧客が洗車の受け付け操作や洗車を行う。テンキー6
1は管理モードのみで受け付けるものとし、通常は運転
モードにして運用する。
ック図である。40はマイクロコンピューターで、演算
処理を行うCPU41、プログラム及び各種データを記
憶するメモリ42、及び入出力インターフェース43,
43、カレンダー機能部63から成る。入出力インター
フェース43には、操作パネル32、温度センサー3
3、電流検出器34,34,35,36,36、散水ノ
ズル28,28,29,30,31、インバーター4
4,44,45,46,46、リードスイッチ13,1
3,56,56,57,57,57,57、ヒーター5
8,58,59,60,60が接続されている。
転駆動するモーター6に供給する電源の周波数を変更し
て、モーター6の回転数を変え、サイドブラシの回転速
度を適宜変更する。インバーター45は、トップブラシ
14を回転駆動するモーター19に供給する電源の周波
数を変更して、モーター19の回転数を変え、トップブ
ラシの回転速度を適宜変更する。インバーター46は、
ロッカーブラシ21を回転駆動するモーター23に供給
する電源の周波数を変更して、モーター23の回転数を
変え、ロッカーブラシの回転速度を適宜変更する。
・分等を計時し、CPU41,メモリ42とともに、本
発明の実施例の解氷動作を行う期間か否かを判別する手
段、および前回洗車からの時間を計測する手段を構成す
る。
する。図5は本発明の実施例のフローチャート図、図6
は本発明の実施例の動作説明図である。図6(a)に示
す待機状態において、洗車機は、洗車の受け付けを行
い、作業者は操作パネル32のLCD表示器47に表示
される操作ガイドに従って、コースキー48、突起物キ
ー49で洗車コースおよび洗車方法を選択する。通常は
ここでスタートキー52を押し洗車を開始させるが、ブ
ラシが凍結しているようであれば、解氷キー51を押し
て解氷動作を指定した後にスタートキー52を押す。ス
タートキー52が押されると、洗車機は洗車を開始し、
まず、解氷キー51が押されたかをチェックし(図5…
1)、解氷キー51が押されていないときは、洗車動作
を開始する。
(b)に示すように、エアシリンダ8を作動させてサイ
ドブラシ3,3を閉じ、エアシリンダ18を作動させて
トップブラシ14を下降させ、エアシリンダ26,26
の作動を解いてロッカーブラシ21,21を閉じる(図
5…2)。ここで、エアシリンダー8に設けられたリー
ドスイッチ13,13の検出状態をチェックし、サイド
ブラシ3,3が閉じられたかをチェックする。同様に、
エアシリンダ18に備えられたリードスイッチ56,5
6の検出状態をチェックしてトップブラシが下降したか
を、また、エアシリンダ26,26に備えられたリード
スイッチ57,57,57,57の検出状態を確認して
ロッカーブラシが閉じられたかを確認する(図5…
3)。各ブラシが閉じられている、あるいは下降してい
るときは、散水ノズルから水を噴射する(図5…7)。
させ、ロッカーブラシを閉じたにもかかわらず、リード
スイッチがそれぞれの閉状態,下降状態を検出できない
ときは、洗車機はブラシが洗車機本体に接触したまま凍
り付いているものと判断し、洗車機本体の各ブラシが接
触する辺りに設けられているヒーター58,58,5
9,60,60のうち、該当するブラシの部分のヒータ
ーを通電して暖め、洗車機とブラシの凍結状態を解消を
図る(図5…4)。引き続いてリードスイッチの状態を
検出し(図5…5)、ブラシが閉じた、あるいは下降し
たのを確認したら、ヒーターの通電を切り(図5…
6)、散水ノズルから水を噴射する(図5…7)。
降、ロッカーブラシの閉じの各状態を確認した後、図6
(c)に示すように、散水ノズル28,28,29,3
0,31から水を噴射し(図5…7)、ブラシに水を掛
ける。このときの水は、水源から供給される水を用いて
も良いし、水源から供給される水をボイラー等で加熱し
た温水を用いても良い。次いで、図6(d)に示すよう
に、モーター6,6を駆動してサイドブラシ3,3を回
転させ、モーター19を駆動してトップブラシ14を回
転させ、モーター36,36を駆動させてロッカーブラ
シ21,21を回転させる(図5…8)。
の電流検出器34,34,35,36,36により各モ
ーターの電流値を検出するが、モーター起動時の電流は
大きいので、所定時間の経過を待って(図5…9)、各
モーターの電流を検出する(図5…10)。ここで、全
てのモーターの電流値が所定値より小さい場合、ブラシ
を回転させても想定以上の負荷がかかってないものと判
断して、ブラシに水を掛けながら回転させ続けて解氷動
作を行い、所定時間の経過を待って(図5…11)洗車
動作に入る。
きかった場合、ブラシを回転させたときに想定以上の負
荷がかかり、ブラシが凍結して回転ができなくなってい
るものと判断し、各モーターの回転を止め(図5…1
2)、所定時間の間ブラシの回転を止めた状態で水を掛
け続け、ブラシの回転軸の凍結の解消を図る(図5…1
3)。所定時間経過の後、再度ブラシを回転させる(図
5…8)。
る。図7は本発明の他の実施例のフローチャート図であ
る。待機状態において、作業者は操作パネル32のLC
D表示器47に表示される操作ガイドに従って、コース
キー48、突起物キー49で洗車コースおよび洗車方法
を選択し、スタートキー52を押し洗車を開始させる。
スタートキー52が押されると、洗車機は洗車を開始
し、まず、温度センサー33で気温を測定し(図7…
1)、所定温度以下が検出されていないときは、洗車動
作を開始する。温度センサー33が所定温度以下を検出
していると、前述の実施例と同様に、サイドブラシ3,
3を閉じ、トップブラシ14を下降させ、ロッカーブラ
シ21,21を閉じ(図7…2)、各ブラシの閉じ,下
降の状態を確認して(図7…3)、散水ノズルから水を
噴射し(図7…7)、各ブラシを回転して(図7…8)
解氷動作を行う。ブラシが閉じ,下降の状態にならない
とき、あるいは各ブラシの回転時に過負荷が検出された
ときの動作も、前述の実施例と同様である。
る。図8は本発明の他の実施例の動作説明図、図9は本
発明の他の実施例のフローチャート図である。待機状態
において、作業者は操作パネル32のキースイッチ62
を「管理」に切り替える。LCD表示器47には、図8
(a)に示す管理モードメニューが表示され、作業者は
テンキー61の「0」キーを押して、「0」のメニュー
である「解氷登録」を選択する。「解氷登録」が選択さ
れると、図8(b)に示す解氷登録メニューが表示さ
れ、作業者はテンキー61を操作して、「0」の解氷動
作無しか、「1」の解氷動作有りかを選択し、「登録」
キーで確定し登録する。洗車機は、解氷動作の有無の登
録をメモリ42に登録する。
イッチ62を「運転」に切り替えて待機状態に戻し、操
作パネル32のLCD表示器47に表示される操作ガイ
ドに従って、コースキー48、突起物キー49で洗車コ
ースおよび洗車方法を選択し、スタートキー52を押し
洗車を開始させる。スタートキー52が押されると、洗
車機は洗車を開始し、まず、メモリ42に記憶された解
氷動作の有無の登録データを読み出し、(図9…1)、
解氷動作無しの登録がされていれば、洗車動作を開始す
る。解氷動作有りの登録がされていると、前述の実施例
と同様に、サイドブラシ3,3を閉じ、トップブラシ1
4を下降させ、ロッカーブラシ21,21を閉じ(図9
…2)、各ブラシの閉じ,下降の状態を確認して(図9
…3)、散水ノズルから水を噴射し(図9…7)、各ブ
ラシを回転して(図9…8)解氷動作を行う。ブラシが
閉じ,下降の状態にならないとき、あるいは各ブラシの
回転時に過負荷が検出されたときの動作も、前述の実施
例と同様である。
る。図10は本発明の他の実施例のフローチャート図で
ある。待機状態において、作業者は操作パネル32のキ
ースイッチ62を「管理」に切り替える。LCD表示器
47には、図8(a)に示す管理モードメニューが表示
され、作業者はテンキー61の「0」キーを押して、
「0」のメニューである「解氷登録」を選択する。「解
氷登録」が選択されると、図8(c)に示す解氷登録メ
ニューが表示され、作業者はテンキー61を操作して、
解氷期間の開始月日、終了月日を入力する。また、同様
に解氷時間の開始時分、終了時分を入力し、「登録」キ
ーで確定し登録する。洗車機は、解氷期間の月日時分を
メモリ42に登録する。
イッチ62を「運転」に切り替えて待機状態に戻し、操
作パネル32のLCD表示器47に表示される操作ガイ
ドに従って、コースキー48、突起物キー49で洗車コ
ースおよび洗車方法を選択し、スタートキー52を押し
洗車を開始させる。スタートキー52が押されると、洗
車機は洗車を開始し、まず、メモリ42に記憶された解
氷期間の開始月日、終了月日の登録データを読み出し、
(図10…1)、カレンダー機能部63より月日のデー
タを読み出して比較し、解氷期間外であれば、洗車動作
を開始する。続いてメモリ42に記憶された解氷時間の
開始時分、終了時分の登録データを読み出し、(図10
…2)、カレンダー機能部63より時分のデータを読み
出して比較し、解氷時間外であれば、洗車動作を開始す
る。解氷期間内であり、かつ、解氷時間外であれば、前
述の実施例と同様に、サイドブラシ3,3を閉じ、トッ
プブラシ14を下降させ、ロッカーブラシ21,21を
閉じ(図10…3)、各ブラシの閉じ,下降の状態を確
認して(図10…4)、散水ノズルから水を噴射し(図
10…8)、各ブラシを回転して(図10…9)解氷動
作を行う。ブラシが閉じ,下降の状態にならないとき、
あるいは各ブラシの回転時に過負荷が検出されたときの
動作も、前述の実施例と同様である。
る。図11は本発明の他の実施例のフローチャート図で
ある。待機状態において、作業者は操作パネル32のL
CD表示器47に表示される操作ガイドに従って、コー
スキー48、突起物キー49で洗車コースおよび洗車方
法を選択し、スタートキー52を押し洗車を開始させ
る。スタートキー52が押されると、洗車機は洗車を開
始し、まず、解氷動作を行う時間Tを設定する(図11
…1)。この時間Tは、まず、前回の洗車が終わったと
きにメモリ42に記憶された洗車終了時間を読み出し
(図11…15)、カレンダー機能部63より読み出し
た現在の時間と比較して、例えば前回の洗車からの時間
が10分以内であったら30秒、10分から15分の間
であれば60秒、15分以上であれば120秒といった
ように、前回洗車からの時間に応じて決められる。
ックし(図11…2)、解氷キー51が押されていない
ときは、洗車動作を開始する。解氷キーが押されている
と、前述の実施例と同様に、サイドブラシ3,3を閉
じ、トップブラシ14を下降させ、ロッカーブラシ2
1,21を閉じ(図11…3)、各ブラシの閉じ,下降
の状態を確認して(図11…4)、散水ノズルから水を
噴射し(図11…8)、各ブラシを回転して(図11…
9)解氷動作を行う。ブラシが閉じ,下降の状態になら
ないとき、あるいは各ブラシの回転時に過負荷が検出さ
れたときの動作も、前述の実施例と同様である。
のではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、種々
の設計変更が可能である。例えば、洗浄ブラシの回転過
負荷を検出する手段は、モーターの電流値を検出してモ
ーターの負荷のかかり具合を見るのではなく、各モータ
ーにエンコーダーを設け、モーターの回転数をカウント
して、所定回転数以下ならブラシに過負荷がかかってい
るものと判断するようにしてもよい。また、解氷動作の
期間の設定は、月日のみ、時分のみとしても良い。さら
に、解氷動作の有無の設定と解氷期間の時間の設定を組
み合わせ、解氷動作の有りの設定とき、設定された時間
の間解氷動作を行わせることもできる。
散水ノズル等の洗車処理装置を備えた門型洗車機におい
て、洗車開始時に、洗浄ブラシに散水するとともに洗浄
ブラシを回転させる解氷動作を行うので、凍り付いた洗
浄ブラシを自動車車体に擦り付けて洗車を行って自動車
車体を傷つけてしまう恐れを無くすことができる。
転過負荷を検出する手段を設け、洗浄ブラシの回転中に
過負荷が検出されると、洗浄ブラシの回転を一時停止さ
せるので、洗浄ブラシが凍り付いて回転ができないよう
な場合に、無理に回転動作を続けて回転用モータが焼き
付くようなことを防げ、安全な解氷動作を行うことがで
きる。
る手段を設け、洗車開始時の解氷動作を測定された気温
に応じて行ったり、洗車機に解氷動作の有無を設定する
手段を設け、洗車開始時の解氷動作を設定に応じて行っ
たり、洗車機に解氷動作を行う期間を設定する手段と、
設定された期間か否かを判別する手段を備えて、洗車開
始時の解氷動作を設定されT期間に応じて行うもので、
これにより解氷動作を行う条件の設定ができ、解氷動作
が必要なときに自動的に解氷動作を行うことができる。
手段を備えて、前回の洗車からの時間に応じて洗車開始
時の解氷動作の時間を変更するので、洗車間隔が短く凍
結がそれほど進んでいないときには解氷動作を短く、洗
車間隔があき凍結が進んでいると思われるときには解氷
動作を長くすることができ、無駄のない効率的な解氷動
作ができる。
ブラシに散水する水を温水とするので、冷水を用いるよ
りも解氷効果を高めることができる。
ある。
る。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 門型に形成された洗車機本体内に、洗浄
ブラシ,散水ノズル等の洗車処理装置を備え、洗車機本
体または自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄等の処
理を行う洗車機において、洗車開始時に、洗浄ブラシに
散水するとともに洗浄ブラシを回転させる解氷動作を行
うことを特徴とする洗車機。 - 【請求項2】 請求項1記載の洗車機において、洗浄ブ
ラシの回転過負荷を検出する手段を備え、洗浄ブラシの
回転中に過負荷が検出されると、洗浄ブラシの回転を一
時停止することを特徴とする洗車機。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の洗車機に
おいて、気温を測定する手段を備え、洗車開始時の解氷
動作を測定された気温に応じて行うことを特徴とする洗
車機。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載の洗車機にお
いて、解氷動作の有無を設定する手段を備え、洗車開始
時の解氷動作を設定に応じて行うことを特徴とする洗車
機。 - 【請求項5】 請求項1〜3いずれか記載の洗車機にお
いて、解氷動作を行う期間を設定する手段と、前記設定
手段により設定された期間か否かを判別する手段を備
え、洗車開始時の解氷動作を設定された期間に応じて行
うことを特徴とする洗車機。 - 【請求項6】 請求項1〜5いずれか記載の洗車機にお
いて、時間を計測する手段を備え、前回の洗車終了から
の経過時間に応じて解氷動作の時間を変更することを特
徴とする洗車機。 - 【請求項7】 請求項1〜6いずれか記載の洗車機にお
いて、洗浄ブラシに散水する水は温水であることを特徴
とする洗車機。
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JP3159904B2 JP3159904B2 (ja) | 2001-04-23 |
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Family Applications (1)
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JP26228295A Expired - Fee Related JP3159904B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 洗車機 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10278754A (ja) * | 1997-04-07 | 1998-10-20 | Daifuku Co Ltd | 洗車機のブラシの水切り方法 |
EP2033861A1 (fr) * | 2007-09-10 | 2009-03-11 | Financière Clairac | Dispositif de nettoyage des brosses d'un portique de lavage du véhicule |
JP2014172512A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Mk Seiko Co Ltd | 洗車機 |
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JP2014172512A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Mk Seiko Co Ltd | 洗車機 |
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