JPH03114965A

JPH03114965A - 洗車機による洗車方法

Info

Publication number: JPH03114965A
Application number: JP24661690A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Takeuchi; 竹内　茂夫
Original assignee: Takeuchi Tekko KK
Current assignee: Takeuchi Tekko KK
Priority date: 1990-09-17
Filing date: 1990-09-17
Publication date: 1991-05-16
Also published as: JPH0512181B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ０発明の目的（１）　　産業上の利用分野本発明は、洗車方法、特に車両を跨いでその前後方向に
走行し得る門型走行フレームにトップブラシ及びトップ
ノズルを装備した形式の洗車機による洗車方法に関する
。

（２）従来の技術上記門型走行フレームの一方への走行時たとえば往行時
にトップブラシの作動により車両表面をブラッシング処
理するブラッシング工程を行い、またそれに引き続く門
型走行フレームの他方への走行時たとえば復行時にトッ
プノズルの作動により車両表面を乾燥処理する乾燥工程
を行うようにした洗車方法は、従来公知である（例えば
特公昭５８−４６５７号公報や特開昭５９−１６０６４
６号公報参照）。

（３）　　発明が解決しようとする課題上記従来の洗車
方法では、ブラッシング工程が終了すると乾燥工程に移
行するようになっているので、その乾燥工程中にトップ
ブラシより水滴が車両表面に直接落下することがあり、
その水滴落下に起因して次のような不具合を生じる。

即ち、上記乾燥工程でトップブラシがトップノズルより
も門型走行フレームの進行方向前側に位置するような洗
車機を用いた場合には、上記水滴の落下によりそれだけ
車両表面の水残りが多くなり、その水残りの多い面をト
ップノズルで乾燥処理するので乾燥効果が悪く、またト
ップブラシがトップノズルよりも門型走行フレームの進
行方向後側に位置するような洗車機を用いた場合には、
トップノズルによる乾燥処理を行った直後の車両表面に
上記水滴が落下することになるため、これまた乾燥効果
が悪いのである。

本発明は上記に鑑み提案されたもので、上記不具合を解
決し得る、洗車機による洗車方法を提供することを目的
とする。

Ｂ０発明の構成（１）　　課題を解決するための手段上記目的を達成するために本発明は、車両を跨いでその
前後方向に走行し得る門型走行フレームにトップブラシ
及びトップノズルを装備した洗車機を用いて、その門型
走行フレームの一方への走行時にトップブラシの作動に
より車両表面をブラッシング処理し、また前記一方への
走行に引き続く門型走行フレームの他方への走行時にト
ップノズルの作動により車両表面を乾燥処理するように
した、洗車機による洗車方法において、前記ブラッシン
グ処理の終了後、前記乾燥処理の前に前記トップブラシ
を回転させて水切り動作する作業を含むことを特徴とす
る。

（２）作用前記ブラッシング処理の終了後、前記乾燥処理の前にト
ップブラシを回転させて該ブラシの水切りを行うことに
より、乾燥処理中にトップブラシから水滴が落下するの
を効果的に防止することができるから、その水滴落下の
ために車両表面に対する乾燥効果が低下する慮れはなく
なる。

（３）実施例以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
先ず第１図において、洗車機１の門型走行フレーム２は
、自動車（図示せず）を跨いでその前後方向、すなわち
第１図の紙面に垂直な方向に往復移動可能であり、この
門型走行フレーム２には、洗車に必要な各種処理装置と
、制御盤３と、情報表示装置４と、アナウンス装置５と
、カウント装置６と、報知装置としてのシャボン玉発生
装置７とが設けられる。

前記各種処理装置として、門型走行フレーム２には、報
知装置としての機能をも有する回転ブラシ装置８、乾燥
装置９などが配設される０回転ブラシ装置８は、自動車
の側面をブラッシング洗浄するための一対のサイドブラ
シ１０．１１と、自動車の上面をブラッシング洗浄する
ためのトップブラシ１２とを備える。また乾燥装置９は
、自動車の側面に圧縮空気を吹付けて乾燥するための一
対のサイドノズル１３．１４と、自動車の上面に圧縮空
気を吹付けて乾燥するためのトップノズル１５とを備え
る。

情報表示装置４およびアナウンス装置５は、報知装置と
しての機能をも備える。情報表示装置４は、門型走行フ
レーム２の前面上部に取付けられた表示パネル１６を備
え、該表示パネル１６には、洗浄および乾燥などの処理
過程がそれぞれ表示されると七もに、たとえば「アタリ
」とかｒＦＥＶＥＲ，などの報知をするためのメンセー
ジ表示がなされる、またアナウンス装置５は走行門型走
行フレーム２の前面上部に設けられるスピーカ１７を備
え、このスピーカ１７がらは洗車の各処理過程がアナウ
ンスされるとともに、報知をするためにたとえばファン
ファーレ音が出力される。

第２図および第３図において、シャボン玉発生装置７は
門型走行フレーム２の一方の側部に配設され、報知時に
門型走行フレーム２の内方側に向けてシャボン玉１８を
連続的に発生せしめるものである。

シャボン玉発生装置７のケーシング１９は、門型走行フ
レーム２の内方側に臨んだ開口部２０を有して箱状に形
成されており、門型走行フレーム２に固定される。二〇
ケーシング１９内において、開口部２０寄りの下部には
、上部が開放した貯槽２１が固定配置されており、この
貯槽２１内にはシャボン溶液２２が入れられる。

開口部２０とは反対側の貯槽２１の上部には支持板２３
が固着されており、この支持板２３上にはモータ２４を
含む駆動機構２５が固定、支持される。しかもこの駆動
機構２５は、その出力軸２６が開口部２０に向かうにつ
れて下方となるように傾斜して支持板２３上に支持され
ており、出力軸２６には円板２７が固定される０円板２
７はその下部が貯槽２１内のシャボン溶液２２内に浸漬
する程度の大きさを有しており、この円板２７には大小
複数の孔２８が穿設される。しかもこれらの孔２８の内
周面は鋸状の凹凸形状とされる。

ケーシング１９内には、円板２７の上部に向けて後方側
すなわち第２図の左上方から空気を吹付けるための噴出
口２９を有するノズル３０が配設される。このノズル３
０は、オリフィス３１および電磁弁３２を経て、図示し
ない空気源に接続される。ノズル３０およびオリフィス
３１はケーシング１９内にあり、支持板３３を介してケ
ーシング１９に固定される。

このようなシャボン玉発生装置７では電磁弁３２を開弁
し且つ駆動機構２５を作動させることにより、シャボン
玉１８が発生する。すなわち、円板２７の回転に応じて
各孔２日はシャボン溶液２２の薄膜で塞がれた状態で上
方に至り、そこに後方側から空気が吹付けられることに
より、開口部２０から前方、すなわち走行門型走行フレ
ーム２の内方側に向けてシャボン玉１８が発生する。

再び第１図において、シャボン玉発生装置ｆ７とは反対
側の門型走行フレーム２の前面には制御盤３が設けられ
ており、この制御盤３は門型走行フレーム２、回転ブラ
シ装置８、乾燥装置９、情報表示装置４およびアナウン
ス装置５などの作動を制御するとともに、シャボン玉発
生装置７の駆動をも制御する。

制御盤３内には、カウント装置６が設けられており、こ
のカウント装置６は、洗車台数を任意に設定する設定カ
ウンタ３４と、洗車台数を積算する積算カウンタ３５と
を備える。

第４図において、カウント装置６は制御盤３に含まれる
制御回路３６に接続されており、設定カウンタ３４およ
び積算カウンタ３５のカウント数が一致したときに、カ
ウント装置６からは一致信号が制御回路３６に入力され
る。制御回路３６は、その−敗信号の入力に応じて、回
転ブラシ装置８、情報表示装置４、アナウンス装置５お
よびシャボン玉発生装置７を作動せしめる。

次にこの実施例の作用について第５図を参照しながら説
明すると、洗車開始にあたって、制御盤３に設けられた
図示しないスタートキーを押圧操作すると、先ず第１ス
テツプＳｌにおいて、門型走行フレーム２の往行と回転
ブラシ装置８の作動とが開始されて、回転ブラシ装置８
による従来周知のブラッシング洗浄処理が行なわれ、第
２ステツプＳ２で門型走行フレーム２の往行と回転ブラ
シ装置８の作動とが終了して、ブラッシング洗浄工程が
終わる。

次いで、第３ステツプＳ３では、乾燥装置９の各ノズル
１３〜１５の作動が開始されて乾燥工程に入るが、それ
と同時に第４ステツプＳ４で積算カウンタ３５に洗車１
台分のカウントが入力加算される。

次の第５ステツプＳ５では、予め設定しである設定カウ
ンタ３４のカウント数に積算カウンタ３５のカウント数
が一致したかどうかが判定され、一致していなければ、
第６ステツプＳ６で門型走行フレーム２の復行動作が開
始され、その復行に伴いトップブラシ１２が車両表面の
真上に来たときに該ブラシ１２による車両表面に対する
乾燥処理が行われ、その後、第７ステツプＳ７で門型走
行フレーム２の復行と乾燥装置９の作動とが終了して、
乾燥工程が終了する。

また第５ステツプＳ５で両カウンタ３４，３５のカウン
ト数が一致したときには、カウント装置６から制御回路
３６に一致信号が入力される。これに応じて、第８ステ
ツプＳ８では回転ブラシ装置８における各ブラシ１０〜
１２が回転して水切り動作が行なわれる。

次いで第９ステツプＳ９で門型走行フレーム２の復行動
作が開始され、その復行に伴いトップブラシ１２が車両
表面の真上に来たときに該ブラシ１２による車両表面に
対する乾燥処理が行われる。

斯かる乾燥処理中においては、既に第８ステツプＳ８に
おいて各ブラシＩＯ〜１２の水切り動作がなされている
ため、トップブラシ１２から水滴が落下するのを効果的
に防止することができ、従ってその水滴落下のために車
両表面に対する乾燥効果が低下する虞れはない、その後
、第１０ステツプＳＩＯで門型走行フレーム２の復行と
乾燥装置９の作動とが終了して、乾燥工程が終了する。

更に次の第１１ステツプＳｌｌでは、報知動作が行なわ
れる。即ち、回転ブラシ装置８では各ブラシ１０．１１
．１２が空転し、アナウンス装置５のスピーカ１７から
はファンファーレ音が出力され、情報表示装置４の表示
パネル１６には、「アタリ」あるいはｒＦＥＶＥＲＪな
とのメツセージ表示が行なわれ、シャボン玉発生装置７
からはシャボン玉１８が発生する。

このようにして、設定洗車台数と積算洗車台数とが一致
したときに、顧客はニーモアのある報知により精神的な
サービスを受けることができる。

また、この際予め定めた他のサービスや特典を付与すれ
ば、洗車に対する興味を一段と深めることができる。

前述の各実施例では、門型走行フレーム２の往行による
ブラッシング洗浄と、門型走行フレーム２の復行による
乾燥とを組合せた洗車ＷＡ１について説明したが、本発
明はそのような洗車機１に限定されることなく、各種洗
車機に広く適用され得るものである。

また前記実施例では、カウント数が一致したときに、回
転ブラシ装置８、情報表示装置４、アナウンス装置５お
よびシャボン玉発生装置７による報知を行なうようにし
たが、これに限定されることなく、それらの内の１つあ
るいは複数の組合せで報知するようにしてもよく、さら
に他の報知装置を設けるようにしてもよい。

Ｃ０発明の効果以上のように本発明によれば、門型走行フレームの一方
への走行時にトップブラシの作動により車両表面をブラ
ッシング処理し、また前記一方への走行に引き続く門型
走行フレームの他方への走行時にトップノズルの作動に
より車両表面を乾燥処理するようにした、洗車機による
洗車方法において、前記ブラッシング処理の終了後、前
記乾燥処理の前に前記トップブラシを回転させて水切り
動作する作業を含むので、その水切り動作により、乾燥
処理中にトップブラシから水滴が落下するのを効果的に
防止することができ、従ってトップノズルによる車両表
面に対する乾燥効果を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は洗車機の正面図、第２図はシャボン玉発生装置の拡
大縦断面図、第３図は第２図の■矢視図、第４図はブロ
ック図、第５図は洗車動作手順を示すフローチャートで
ある。１・・・洗車機、２・・・門型走行フレーム、１２・・・トツブブラシ、５・・・トップノズル特許出願人竹内鉄工株式会社代理人ツを理士落ム健代理人弁理士仁木明第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

車両を跨いでその前後方向に走行し得る門型走行フレー
ム（２）にトップブラシ（１２）及びトップノズル（１
５）を装備した洗車機を用いて、その門型走行フレーム
（２）の一方への走行時にトップブラシ（１２）の作動
により車両表面をブラッシング処理し、また前記一方へ
の走行に引き続く門型走行フレーム（２）の他方への走
行時にトップノズル（１５）の作動により車両表面を乾
燥処理するようにした、洗車機による洗車方法において
、前記ブラッシング処理の終了後、前記乾燥処理の前に
前記トップブラシ（１２）を回転させて水切り動作する
作業を含むことを特徴とする、洗車機による洗車方法。