JPH0274381A - スクリーンマスクの洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば、クリームはんだをプリント回路基
板に中欄するスクリーン印刷用のスクリーンマスクの洗
浄装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のスクリーンマスクの洗浄装置として、特開昭６３
−５１１４０号公報に示されたものがある。

この装置では、溶剤を塗布したクリーニングペーパーで
スクリーンマスク（スクリーン版）を拭き取るだけのた
め、スクリーンマスクの開口部に詰まったクリームはん
だの除去が不完全となり、目詰りを完全に除去すること
はできなかった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように、従来のスクリーンマスクの洗浄装置で
は、洗浄が不完全でスクリーンマスクの目詰りを完全に
除去することはできなかった。

本発明は、このような点に鑑み成されたもので、スクリ
ーンマスクの目詰りを完全に除去することができるスク
リーンマスクの洗浄装置を提供しようとするものである
。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明のスクリーンマスクの洗浄装置は、上部を開口し
た洗浄液槽１と、この洗浄液槽１の内部に配設され先端
の開口部３を洗浄液槽１の上部に突出させたノズル２と
、このノズル２に洗浄液槽１内の洗浄液８を送り込ｌν
でノズル２先端の間口部３に押出すポンプ７と、上記ノ
ズル２先喘の開口部３に配設されたブラシ１１と、上記
洗浄液（ａｌの側部に配設された拭き取り体２４．２５
とを具備したものである。

（作用） 本発明のスクリーンマスクの洗浄装置は、洗浄液槽１内
の洗浄液８をポンプ７でノズル２に送り込ｌυで、ノズ
ル２先端の開口部３に押出し、このノズル２０間口部３
にスクリーンマスク３１を移動し、この際に、スクリー
ンマスク３１をノズル２の開口部３のブラシ１１に擦り
ながら洗浄液８で洗浄し、ついで、スクリーンマスク３
１を拭き取り体２４、２５に移動し、スクリーンマスク
３１を拭き取り体２４．２５に擦って拭き取るものＣあ
る。

（実施例） 本発明のスクリーンマスクの洗浄Ｈ４の一実施例を図面
を参照して説明する。

第１図において、１は上部を開口した直方体形状の洗浄
液槽で、この洗浄液（Ｉ！１１の内部には上下を間口し
かつ中間部から上側の先端部側の幅を狭くした矩形筒状
のノズル２が配設され、このノズル２の先端の開口部３
が洗浄液槽１の上部に突設されている。

そして、上記ノズル２の下端の間口部６に図示しないモ
ータによって駆動するポンプ７が配設され、このポンプ
７により、洗浄液槽１内の洗浄液８が、洗浄液槽１の底
部からノズル２の下端の開口部６を介して、ノズル２の
内部に送り込まれ、この洗浄液８がノズル２の先端の開
口部３に押出され、洗浄液槽１の上部に循環するように
なっている。

また、上記ノズル２の先端の開口部３には１ラシ１１が
上１）に向けて設けられ、このブラシ１１と上記ポンプ
７の間に超音波発揚器１２が設けられＣいる。

また、上記洗浄液槽１の上側間口部の前後位置にそれぞ
れ弾性を有する押付は用のローラ１６゜１７が設けられ
、この各ローラ１６．１７がそれぞれの軸を介してエア
シリンダ１８．１９により昇降するようになっており、
そして、この各ローラ１６．１７の下方には杏取り用の
シャツ１−２０．２１が設けられ、この各シャフト２０
．２１がそれぞれのモータ２２（−方のみ図示〉により
所定の方向に回動するようになっており、さらに、この
各シャフト２０．２１の外側上部に不織布から成る拭き
取り体としてのクリニング布２４．２５を渦巻状に巻回
した〔１−ル２６゜２７が配設され、このロール２６．
２７の状態から引出されたクリーニング布２４．２５が
、上記押倒は用のローラ１６．１７の外側から上部を介
して内側に掛けられた上で、上記巻取り用のシャフト２
０．２１に図示しない巻回等を介して固定されている。

なお、３１はスクリーンマスクで、このスクリーンマス
ク３１は、クリームはんだをプリン１−回路基板に印刷
するスクリーン印刷用のもので、金属板に１ツブングに
より所定のパターンの小孔を形成したメタルマスクであ
り、枠３２に支持されている。

そうして、このような構成において、スクリーンマスク
３１を洗浄する際には、まず、ポンプ７及び超音波光１
ｊｉｉ鼎１２を駆動し、ボングアにより、洗浄液槽１内
の洗浄液８を、洗浄ｆｉ槽１の底部からノズル２の下端
の開口部６を介しＣ、ノズル２の先端の間口部３のブラ
シ１１の間に押出し、洗浄液槽１の上部に循環させると
ともに、超音波光１ｉ器１２により、ブラシ１１に１胃
する洗浄液８に超音波振動を与える。

この状態で、スクリーンマスク３１を前後の押付は用の
ローラ１６．１７の一ツノに向かって他１）の側から水
平に移動し、この際に、第２図に示すように、手前側に
あるローラ１１はエアシリンダ１９により下げておくと
ともに、向こう側にあるローラ１６はエアシリンダ１８
により１臂させておき、適当なタイミングで、向こう側
にある谷取り用のシＩＩフト２０をモータ２２により図
示反時工１方向に回転させる。

すると、スクリーンマスク３１は、ローラ１７の上方を
通過して、ノズル２の開口部３に移動し、この際に、ス
クリーンマスク３１がノズル２の開口部３から押出され
る洗浄液８にさらされながらブラシ１１を擦り、これに
よって、スクリーンマスク３１の下面及びパターンの小
孔に付着したクリームはんだが、ブラシ１１によって剥
がされるとともに、洗浄液８によって洗い流され、つい
で、スクリーンマスク３１は、ローラ１６の上部のクリ
ーニング布２４に接触し、この際に、クリーニング布２
４が、ローラ１Ｇ上でスクリーンマスク３１と反対の方
向に移動し、常に新しい部分でスクリーンマスク３１を
擦って、スクリーンマスク３１に残った洗浄液及びクリ
ームはｌυだを拭き取り、スクリーンマスク３１の洗浄
が行なわれる。

つぎに、スクリーンマスク３１を移動方向を反転し、こ
の際に、第３図に示すように、新たに字曲側になったロ
ーラ１６はエアシリング１８により下げておくとともに
、新たに向こう側になったローラ１７はエアシリンダ１
９により１冒させておき、適当なタイミングで、向こう
側にある巻取り用のシャフト２１を図示しないモータに
より図示時に１方向に回転させる。

すると、スクリーンマスク３１は、ローラ１６の上方を
通過しで、ノズル２の開口部３に移動し、再び、ノズル
２の開口部３から押出される洗浄液８にさらされながら
ブラシ１１を擦り、ついで、ローラ１７の上部のクリー
ニング布２５に接触し、この際に、クリーニング布２５
が、ローラ１１上でスクリーンマスク３１と反対の方向
に移動し、常に新しい部分でスクリーンマスク３１を擦
り、２度目の洗浄が行なわれる。

そして、上記の洗浄に際して、スクリーンマスク３１を
洗い流す洗浄液８には超富波振動が付与されているので
、洗浄液８がスクリーンマスク３１のパターンの小孔の
隅々まで浸透し、洗浄効果を高いものとしている。

なお、上記の作動では、スクリーンマスク３１を１往復
させ往路と復路で２回の洗浄を行なっているが、これに
限らず、１回でも３回以上でもよい。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、スクリーンマスクを
ノズルの開口部から押出される洗浄液にさらしながらブ
ラシに擦ることができるので、スクリーンマスクの下面
及びパターンの小孔に付着したクリームはんだやインキ
笠が、ブラシによって剥がされるとともに、洗浄液によ
って洗い流され、ついで、スクリーンマスクを、拭き取
り体に接触して、スクリーンマスクに残ったよごれを拭
き取ることができるので、スクリーンマスクの洗浄が確
実に行なわれ、目詰りを除去することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスクリーンマスクの洗浄装置の一実施
例を示す斜視図、第２図及び第３図はその作動説明図で
ある。 １・・洗浄液槽、２・・ノズル、３・・開口部、７・・
ポンプ、８・・洗浄液、１１・・ブラシ、２４、２５・
・拭き取り体としてのクリーニング布、３１・・スクリ
ーンマスク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スクリーン印刷用のスクリーンマスクの洗浄装置
   であって、 上部を開口した洗浄液槽と、この洗浄液槽の内部に配設
   され先端の開口部を洗浄液槽の上部に突出させたノズル
   と、このノズルに洗浄液槽内の洗浄液を送り込んでノズ
   ル先端の開口部に押出すポンプと、上記ノズル先端の開
   口部に配設されたブラシと、上記洗浄液槽の側部に配設
   された拭き取り体とを具備したことを特徴とするスクリ
   ーンマスクの洗浄装置。