JP3467506B2 - 印刷用スクリーンのクリーニング装置とクリーニング方法 - Google Patents

印刷用スクリーンのクリーニング装置とクリーニング方法

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JP3467506B2
JP3467506B2 JP14526094A JP14526094A JP3467506B2 JP 3467506 B2 JP3467506 B2 JP 3467506B2 JP 14526094 A JP14526094 A JP 14526094A JP 14526094 A JP14526094 A JP 14526094A JP 3467506 B2 JP3467506 B2 JP 3467506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路基板等の被印
刷物に対し複数の画像パターン開孔を有する印刷用スク
リーンを介して半田ペースト等の印刷材料を印刷するス
クリーン印刷機における印刷用スクリーンクリーニング
装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ状電子部品の実装作業に先行して
行われる電子回路基板に対するスクリーン印刷において
用いられるスクリーンのクリーニング装置としては、大
別して以下の3種のものがある。一つは、印刷終了後の
スクリーンの下面に液状溶剤を直接吹き掛けて該下面に
廻り込んだ印刷材料による汚れを除去するものである。
二番目のものは、ロール状の合成紙ないし布(以下、清
掃シートという)を介して前記下面を清掃し前記汚れを
拭き取る。この際、該清掃シートに上記溶剤を滲み込ま
せてクリーニングすることも少なくない。三番目のもの
は、クリーニング用スキージないしへら状体を前記下面
に直接押し当てて、汚れを構成する残渣とし ての半田
粒子等を掻き落とすものである。
【0003】なお、前述した従来公知のクリーニング装
置が使用されるのは、主に、メタルスクリーンである
が、印刷材料が充填される画像パターン開孔の高精細化
が進むにつれて、メッシュスクリーンに使われることも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン下面を清掃
すべきクリーニング装置の上記従来例には、いずれも、
一長一短な側面がある。例えば、最初の例では、吹き付
けられた溶剤が溶け込み前記スクリーン下面直下に落ち
込んだ残渣としての印刷材料の後処理が必要となり面倒
である。二番目のものでは、清掃シートを使用するので
印刷材料中の溶剤や微量の油類等は比較的除去されやす
いのであるが、固形物としての微小な半田粒子等が残り
がちとなる。三番目では、逆に、半田ペーストを含め粘
性の高いものの除去は比較的スムーズに行なわれるが、
フラックス等の液状のものは除去され難い。また、クリ
ーニング用スキージ、へら状体等によるクリーニング
は、前述したように、それらをスクリーン下面に押し当
てて行うものであるから、その押圧力ないし接触圧によ
りスクリーンが上方へ湾曲したり変形したりして歪みが
生じやすく、そのため、クリーニング圧をスクリーンに
均一に作用させることが困難であった。
【0005】本発明は、上記の如き問題点に鑑みてなさ
れたもので、クリーニング工程中、スクリーンに加わる
クリーニング圧を全体的に均一ならしめ、スクリーンの
下面に付着した印刷材料の残渣ないし汚れをそれが液状
のものであれ、固形物であれ円滑かつ能率的に除去する
ことのできる優れたスクリーンクリーニング装置とそれ
を活用したクリーニング方法とを提供することをその主
たる目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る印刷用スクリーンのクリーニ
ンク装置は、被印刷物に対し複数の画像パターン開孔を
有する印刷用スクリーンを介して印刷材料を印刷するス
クリーン印刷機における印刷用スクリーンクリーニング
装置であって、前記スクリーンの下面に付着した印刷材
料による汚れを該スクリーン下面に沿って移動しながら
清掃シートを介して拭き取るためのクリーニングブレー
ドと、該清掃シートに前記汚れを除去する溶剤を滲み込
ませるための溶剤供給手段と、前記汚れの拭き取りによ
って汚れた清掃シートの面をその新しい面と交換するた
めの手段とを備えたものにおいて、前記クリーニングプ
レードが高剛性を有する0.1〜0.2mm程度の肉厚
の薄い鋼板で作られていて、その先端部が前記清掃シー
トによって密接に被覆されていること、及び、少なくと
も前記画像パターン領域を全面的にカバーし得る面積を
有し、前記スクリーン下面のクリーニング工程中、該ス
クリーンの上面に変位不能に当接させておくことにより
該スクリーンの湾曲ないし変形を防止し得るようにした
高剛性を有する平板状の当て板と該当て板の該スクリー
ン上面への脱着機構とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】次いで、請求項2の発明に係るスクリーン
クリーニング装置は、請求項1に記載の印刷用スクリー
ンクリーニング装置において、前記クリーニングブレー
ドの移動方向前方の位置に、該クリーニングブレードに
よる前記清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除去
に先行して該汚れを掻き落とすためのその先端部が清掃
シートによって被覆されていない高剛性の掻き落としブ
レードを備えたことを特徴とするものである。
【0008】続いて、請求項3の発明に係るスクリーン
クリーニング装置は、請求項1に記載の印刷用スクリー
ンクリーニング装置において、前記クリーニングブレー
ドの移動方向後方の位置に、該クリーニングブレードに
よる前記清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除去
に引き続いて該汚れの残りを掻き落とすためのその先端
部が清掃シートによって被覆されていない高剛性の掻き
落としブレードを設けたことを特徴とするものである。
【0009】そして、請求項4の発明に係るスクリーン
装置は、請求項2又は3に記載の印刷用スクリーンクリ
ーニング装置において、前記掻き落としブレードと前記
クリーニングブレードの先端部を被覆する清掃シートと
の間に形成される空隙を通して印刷用スクリーンの画像
パターン開孔内に付着して残留する印刷材料を吸引除去
するための真空装置を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0010】更に、請求項5の発明に係るスクリーンク
リーニング装置は、請求項1に記載の印刷用スクリーン
クリーニング装置において、前記クリーニングブレード
の移動方向前方の位置に、該クリーニングブレードによ
る前記清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除去に
先行して該汚れを掻き落とすためのその先端部が清掃シ
ートによって被覆されていない第1の高剛性の掻き落と
しブレードと該クリーニングブレードの移動方向後方の
位置に、該クリーニングブレードによる該清掃シートを
介しての前記汚れの拭き取り除去に引き続いて該汚れの
残残りを掻き落とすためのその先端部が清掃シートによ
って被覆されていない第2の高剛性の掻き落としブレー
ドを備えていて、その前後方向への往復移動によりクリ
ーニング動作を行わせる構成としたことを特徴とするも
のである。
【0011】また、請求項6の発明に係るスクリーンク
リーニング装置は、請求項5に記載の印刷用スクリーン
クリーニング装置において、前記第1の高剛性掻き落と
しブレードと前記清掃シートとの間及び前記第2の高剛
性掻き落としブレードと前記清掃シートとの間にそれぞ
れ形成される空隙を通して印刷用スクリーンの画像パタ
ーン開孔内に付着して残留する印刷材料を吸引除去する
ための真空装置を備えたことを特徴とするものである。
【0012】さらにまた、請求項7の発明に係る印刷用
スクリーンのクリーニング方法は、被印刷物に対し複数
の画像パターン開孔を有する印刷用スクリーンを介して
印刷材料を印刷するスクリーン印刷機における印刷用ス
クリーンクリーニング装置であって、前記スクリーンの
下面に付着した印刷材料による汚れを該スクリーン下面
に沿って移動しながら清掃シートを介して拭き取るため
のクリーニングブレードと、該清掃シートに前記汚れを
除去する溶剤を滲み込ませるための溶剤供給手段と、前
記汚れの拭き取りによって汚れた清掃シートの面をその
新しい面と交換するための手段と、少なくとも前記スク
リーンの画像パターン領域を全面的にカバーし得る面積
を有するとともに、高剛性を有する平板状の当て板と該
当て板の該スクリーン上面への脱着機構とを備え、かつ
前記クリーニングブレードが高剛性を有する0.1〜
0.2mm程度の肉厚の薄い鋼板で作られていて、その
先端部が前記清掃シートによって密接に被覆されている
ものを用いてする印刷用スクリーンのクリーニング方法
であって、該スクリーン下面のクリーニング工程中、該
スクリーンの湾曲ないし変形を防止すべく前記当て板を
該スクリーンの上面に変位不能に当接させておくことを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明によれば、スクリーン下面
のクリーニング工程中、前記の如き広い面積と高剛性を
有する平板状の当て板を該スクリーン上面に変位不能に
当接させておくことによりクリーニングブレードの下か
らの押しつけに起因する該スクリーンの湾曲、変形等の
歪みの発生を有効に防止できるため、該スクリーンに加
わるクリーニング圧、すなわち、該スクリーンに対する
該クリーニングブレードの接触圧を全体的に均一化なら
しめることが可能となるばかりでなく、高剛性を有する
0.1〜0.2mm程度の肉厚の薄い鋼板で作られてい
て、その先端部が溶剤を滲み込ませた清掃シートによっ
て密接に被覆されているブレードをクリーニングブレー
ドとして使うので、スクリーン下面に付着した残渣が液
状のものである場合はもちろん、それが半田粒子の如き
微小な固形物である場合もそれらを恰も鋭い刃先で削ぎ
取るような態様で極めて効率的に拭き取ることが可能と
なる。
【0014】次に、請求項2に係る発明にあっては、前
記クリーニングブレードの移動方向前方の位置に先端部
が清掃シートによって被覆されていない高剛性の掻き落
としブレードを備えているので、前記クリーニングブレ
ードによる清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除
去に先行して該掻き落としブレードで該汚れを掻き落と
すことができる。この構成は、除去されるべき汚れが乾
いた半田粒子等のような容易に拭き取り難い固形残渣で
ある場合に特に有効である。
【0015】また、請求項3に係る発明にあっては、前
記クリーニングブレードの移動方向後方の位置に前記と
同様の高剛性掻き落としブレードを備えているので、前
記クリーニングブレードによる清掃シートを介しての前
記汚れの拭き取り除去によっては除去しきれなかった該
汚れの残りを掻き落とすことができる。この構成も、除
去されるべき汚れが乾いた半田粒子等のような容易に拭
き取り難い固形残渣である場合に特に有効である。
【0016】さらにまた、請求項5に係る発明にあって
は、請求項2の発明の構成と請求項3の発明の構成とを
併有するとともに、前後方向への往復移動によりクリー
ニング動作を行わせる構成としたので、一往復で2回ク
リーニングできるという利点を有すると共に、クリーニ
ング効果をより一層高めることができる。
【0017】そして、請求項4及び6に係る各発明にお
いては、真空装置を備え付けて掻き落としブレードと清
掃シートとの間の空隙を通して、真空引きを行い得るの
で、スクリーンの画像パターン開孔に目詰まりを生じさ
せているブレードでは除去し難い印刷材料残渣の除去も
たやすく行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明について、その実施例を示した
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るク
リーニング装置とクリーニング方法の構成と機能を説明
するため、一種のコンセプト図面で、スクリーンの幅方
向から眺めた要部縦断面略図である。図面において、符
号Sはクリーニングの対象となるスクリーン印刷で用い
られる複数の画像パターン開孔を有する印刷用スクリー
ンの下面を、Cはクリーニング方向を、1はスクリーン
の幅方向の長さに対応する長さと0.1mm程度からせ
いぜい0.2mm程度の厚みを有しスクリーン下面に向
かっての幅はmmから十数mm程度の高剛性を有する鋼
板製のクリーニングブレードを、2は該クリーニングブ
レード1のスクリーン下面Sに対しての先端部を上記幅
方向に亘り密接に被覆する厚みが高々1mm程度の柔軟
な紙又は布からなる清掃シートを、Pは該ブレード1が
該清掃シート2を介してスクリーン下面Sと接触する接
触位置を、Tは少なくとも前記画像パターンの領域を全
面的にカバーし得る面積を有し、前記スクリーン下面の
クリーニング工程中、該スクリーンの上面に変位不能に
当接させておくことにより該スクリーンの湾曲ないし変
形を防止し得るようにした高剛性を有する平板状の当て
板をそれぞれ表す。この当て板Tのスクリーン上面への
装着は、不図示の脱着機構の操作によって行われる。な
お、図では、クリーニングブレード1の先端部に対する
清掃シート2の被覆状態は極めてゆるく表されている
が、これは図示を簡略にした結果であって、実際には、
清掃シート2は該先端部に密接に被覆されている。
【0019】図2は本発明の第2の実施例を略示したも
ので、この例においては、クリーニングブレードがスク
リーンの幅方向に延在する回転軸を有する回転体Rに放
射状に取り付けられた複数枚の薄い高剛性ブレード1−
、1−、1−、1−からなる回転式クリーニン
グブレードとして構成されている。この回転式クリーニ
ングブレードの外周には、同図に図示されているよう
に、清掃シート2が巻き掛けられており、スクリーン下
面Sに付着した汚れは、順次各ブレードの先端部により
該清掃シート2を介して拭き取り除去される。したがっ
て、清掃シート2の汚れた面と新しい面とは各ブレード
のクリーニング動作毎に交換されることになる。
【0020】図3は前記した本発明の第1の実施例の第
1の改変例を示したもので、この例にあっては、前記ク
リーニングブレード1の前方にあって前記したクリーニ
ングブレード1のサイズと同程度のサイズを有し常にそ
れに先行してスクリーン下面Sに付着した残渣を掻き落
とし除去しうる高剛性の掻き落とし用ブレード3を備え
ている。このブレード3の先端部は前記クリーニングブ
レード1のそれと異なり清掃シートによって被覆されて
いない。そして、この例においては、該掻き落とし用ブ
レード3と清掃用シート2との間に形成される空隙Vを
通して前記画像パターン開孔内に付着して残留する印刷
材料を吸引除去するための不図示の真空装置を備えてい
る。
【0021】図4は前記した本発明の第1の実施例の第
2の改変例を示したもので、この例は、前記クリーニン
グブレード1の移動方向後方の位置に、該ブレードによ
る前記清掃シート2を介しての前記汚れの拭き取り除去
に引き続いて該汚れの残りを直接掻き落とす高剛性の第
2の掻き落とし用ブレード3Bを付加した点で前記第1
の改変例と異なっているとともに、該第1の改変例にお
ける前記掻き落とし用ブレード3に相当する第1の掻き
落とし用ブレード3Aと清掃シート2との間及び前記第
2の掻き落とし用ブレード3Bと清掃シート2との間に
それぞれ形成される空隙VA、を通して前記画像パ
ターン開孔内の残渣を吸引除去するための不図示の真空
装置を備えている点及び前後方向C、Cへの往復移
動によりクリーニング動作を行わせる構成とした点で異
なっている。
【0022】図2、3及び4に図示の例も図1に示した
当て板Tと同一構成の当て板及びその脱着機構をそなえ
ているがいずれも図示を省略してある。また、本発明に
係るクリーニング装置や方法の構成要素である清掃シー
トの供給や回収のための装置や該清掃シートに浸み込ま
せるべき溶剤の供給装置や吸引除去用の真空装置は、従
来公知のもので良いのでその図示は省略してある。な
お、図中、Q、Q、Qは上記各掻き落とし用ブレー
ド3、3A、3Bとスクリーン下面Sとの接触位置を示
す。
【0023】尚、上記実施例ないし改変例の他にも、本
発明の要旨から逸脱しない限りに於いて、様々な構成・
構造がゆるされるもので、図示の実施例に限定されるも
のではない。例えば、本発明による装置の要素であるク
リーニングブレード1、清掃シート2、掻き落とし用ブ
レード3とそれらの支持台をクリーニングの方向に移動
する手段・方法については全く何らの制限はなく、基板
保持台ないしスクリーン保持台(枠)周辺に設けられた
ガイドに沿って、モーター等により動かせばよく“当て
板”Tのスクリーンの表面への脱着の手段・方法につい
ても同様であり、いずれも、本発明のスピリットに直接
かかわるものでは無いのでそれらの図示が略されている
ものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上記の如く構成されているの
で、これによれば、クリーニング工程中、前記の如き広
い面積と高剛性を有する平板状の当て板を該スクリーン
上面に変位不能に当接させておくことによりクリーニン
グブレードの下からの押しつけに起因する該スクリーン
の湾曲、変形等の歪みの発生を有効に防止できるため、
該スクリーンに加わるクリーニング圧、すなわち、該ス
クリーンに対する該クリーニングブレードの接触圧を全
体的に均一化ならしめることが可能となるばかりでな
く、高剛性を有する0.1〜0.2mm程度の肉厚の薄
い鋼板で作られていて、その先端部が溶剤を滲み込ませ
た清掃シートによって密接に被覆されているブレードを
クリーニングブレードとして使うので、スクリーン下面
に付着した残渣が液状のものである場合はもちろん、そ
れが半田粒子の如き微小な固形物である場合もそれらを
恰も鋭い刃先で削ぎ取るような態様で極めて効率的に拭
き取ることを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】。本発明に係るスクリーンクリーニング装置の
第1の実施例を示す要部縦断側面略図である。
【図2】同上クリーニング装置の第2の実施例を示す要
部縦断側面略図である。
【図3】同上クリーニング装置の第1実施例の第1の改
変例を示す要部縦断側面略図である。
【図4】同上クリーニング装置の第1実施例の第2の改
変例を示す要部縦断側面略図である。
【符号の説明】
1、1−1、−2、−3、−4 クリーニングブレ
ード 2 清掃シート 3、3A、 掻き落としブレー
ド C、C、C クリーニング方向 S スクリーン下面 P、Q スクリーンとの接
触位置 V、V、V 真空引き空隙 T 当て板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−318712(JP,A) 特開 平2−80250(JP,A) 特開 平4−28544(JP,A) 特開 平5−246019(JP,A) 特開 昭63−296942(JP,A) 特開 平4−62058(JP,A) 特開 平6−122190(JP,A) 特開 平5−200992(JP,A) 特開 平5−229108(JP,A) 特開 平5−42669(JP,A) 特公 平6−28960(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 35/00 B41F 15/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被印刷物に対し複数の画像パターン開孔を
    有する印刷用スクリーンを介して印刷材料を印刷するス
    クリーン印刷機における印刷用スクリーンクリーニング
    装置であって、前記スクリーンの下面に付着した印刷材
    料による汚れを該スクリーン下面に沿って移動しながら
    清掃シートを介して拭き取るためのクリーニングブレー
    ドと、該清掃シートに前記汚れを除去する溶剤を滲み込
    ませるための溶剤供給手段と、前記汚れの拭き取りによ
    って汚れた清掃シートの面をその新しい面と交換するた
    めの手段とを備えたものにおいて、前記クリーニングブ
    レードが高剛性を有する0.1〜0.2mm程度の肉厚
    の薄い鋼板で作られていて、その先端部が前記清掃シー
    トによって密接に被覆されていること、及び、少なくと
    も前記画像パターン領域を全面的にカバーし得る面積を
    有し、前記スクリーン下面のクリーニング工程中、該ス
    クリーンの上面に変位不能に当接させておくことにより
    該スクリーンの湾曲ないし変形を防止し得るようにした
    高剛性を有する平板状の当て板と該当て板の該スクリー
    ン上面への脱着機構とを備えたことを特徴とする印刷用
    スクリーンクリーニング装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の印刷用スクリーンクリー
    ニング装置において、前記クリーニングブレードの移動
    方向前方の位置に、該クリーニングブレードによる前記
    清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除去に先行し
    て該汚れを掻き落とすためのその先端部が清掃シートに
    よって被覆されていない高剛性の掻き落としブレードを
    備えたことを特徴とする印刷用スクリーンクリーニング
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の印刷用スクリーンクリー
    ニング装置において、前記クリーニングブレードの移動
    方向後方の位置に、該クリーニングブレードによる前記
    清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除去に引き続
    いて該汚れの残りを掻き落とすためのその先端部が清掃
    シートによって被覆されていない高剛性の掻き落としブ
    レードを設けたことを特徴とする印刷用スクリーンクリ
    ーニング装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載の印刷用スクリーン
    クリーニング装置において、前記掻き落としブレードと
    前記クリーニングブレードの先端部を被覆する清掃シー
    トとの間に形成される空隙を通して印刷用スクリーンの
    画像パターン開孔内に付着して残留する印刷材料を吸引
    除去するための真空装置を備えたことを特徴とする印刷
    用スクリーンクリーニング装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の印刷用スクリーンクリー
    ニング装置において、前記クリーニングブレードの移動
    方向前方の位置に、該クリーニングブレードによる前記
    清掃シートを介しての前記汚れの拭き取り除去に先行し
    て該汚れを掻き落とすためのその先端部が清掃シートに
    よって被覆されていない第1の高剛性の掻き落としブレ
    ードと該クリーニングブレードの移動方向後方の位置
    に、該クリーニングブレードによる該清掃シートを介し
    ての前記汚れの拭き取り除去に引き続いて該汚れの残り
    を掻き落とすためのその先端部が清掃シートによって被
    覆されていない第2の高剛性の掻き落としブレードとを
    備えていて、その前後方向への往復移動によりクリーニ
    ング動作を行わせる構成としたことを特徴とする印刷用
    スクリーンクリーニング装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の印刷用スクリーンクリー
    ニング装置において、前記第1の高剛性掻き落としブレ
    ードと前記清掃シートとの間及び前記第2の高剛性掻き
    落としブレードと前記清掃シートとの間にそれぞれ形成
    される空隙を通して印刷用スクリーンの画像パターン開
    孔内に付着して残留する印刷材料を吸引除去するための
    真空装置を備えたことを特徴とする印刷用スクリーンの
    クリーニンク装置。
  7. 【請求項7】被印刷物に対し複数の画像パターン開孔を
    有する印刷用スクリーンを介して印刷材料を印刷するス
    クリーン印刷機における印刷用スクリーンクリーニンク
    装置であって、前記スクリーンの下面に付着した印刷材
    料による汚れを該スクリーン下面に沿って移動しながら
    清掃シートを介して拭き取るためのクリーニングブレー
    ドと、該清掃シートに前記汚れを除去する溶剤を滲み込
    ませるための溶剤供給手段と、前記汚れの拭き取りによ
    って汚れた清掃シートの面をその新しい面と交換するた
    めの手段と、少なくとも前記スクリーンの画像パターン
    領域を全面的にカバーし得る面積を有するとともに、高
    剛性を有する平板状の当て板と該当て板の該スクリーン
    上面への脱着機構とを備え、かつ前記クリーニングブレ
    ードが高剛性を有する0.1〜0.2mm程度の肉厚の
    薄い鋼板で作られていて、その先端部が前記清掃シート
    によって密接に被覆されているものを用いてする印刷用
    スクリーンのクリーニング方法であって、該スクリーン
    下面のクリーニング工程中、該スクリーンの湾曲ないし
    変形を防止すべく前記当て板を該スクリーンの上面に変
    位不能に当接させておくことを特徴とする印刷用スクリ
    ーンのクリーニング方法。
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