JPH08103997A - 印刷用スクリーンのクリーニングの方法と装置 - Google Patents
印刷用スクリーンのクリーニングの方法と装置Info
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- JPH08103997A JPH08103997A JP27823794A JP27823794A JPH08103997A JP H08103997 A JPH08103997 A JP H08103997A JP 27823794 A JP27823794 A JP 27823794A JP 27823794 A JP27823794 A JP 27823794A JP H08103997 A JPH08103997 A JP H08103997A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、裏面クリーニング装置の昇降用
の駆動源により、スクリーン印刷に用いられるスクリー
ンの裏面を効率よく清拭し、且つ、着脱可能なカセット
方式によるクリーニング装置の提供を主たる目的とす
る。 【構成】 上記目的達成のため、本発明に基づくクリ
ーニング装置は、剛性薄刃に布帛類体を被覆させたり、
布帛類体の更新手段を着脱可能なカセット方式により設
けて構成される。
の駆動源により、スクリーン印刷に用いられるスクリー
ンの裏面を効率よく清拭し、且つ、着脱可能なカセット
方式によるクリーニング装置の提供を主たる目的とす
る。 【構成】 上記目的達成のため、本発明に基づくクリ
ーニング装置は、剛性薄刃に布帛類体を被覆させたり、
布帛類体の更新手段を着脱可能なカセット方式により設
けて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン印刷に用
い、おもに電子回路基板上に電子部品が装着される前に
所定位置に半田ペースト等を載着させる等、スクリーン
印刷や厚膜塗布印刷に用いられるスクリーンのクリーニ
ングの方法と装置に関するものである。
い、おもに電子回路基板上に電子部品が装着される前に
所定位置に半田ペースト等を載着させる等、スクリーン
印刷や厚膜塗布印刷に用いられるスクリーンのクリーニ
ングの方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子回路基板上のスクリーン印刷に用い
られるスクリーンのクリーニングの方法ないし装置とし
ては、大別して以下の3種のものがある。一つは、印刷
終了後のスクリーンの主表下面としての裏面(以下、裏
面と略称)に液状溶剤を直接吹き掛けて該裏面に廻った
不要な印刷材料を除去するものである。二番目のもの
は、ロール状の合成紙ないし布帛(以下、布帛類体と総
称)の円周表面で前記裏面を清掃し不要物質を拭き取る
(以下、清拭と略称)ものである。三番目のものは、主
に肉厚の合成ブレードを前記裏面に押し当て、不要残渣
としての半田粒等を掻き落とすものである。更に、三番
目のものでは、クリーニング方向の前後に各1枚計2枚
のクリーニングブレードを結合させて、スクリーン上の
印刷画像パターン部分(以下、印刷版と略称)を目詰ま
りさせている印刷材料を、上記結合された2枚のブレー
ド間に、圧搾空気を使って吹き落としたり、真空引きで
吸い取ったりすることを併用する場合もある。
られるスクリーンのクリーニングの方法ないし装置とし
ては、大別して以下の3種のものがある。一つは、印刷
終了後のスクリーンの主表下面としての裏面(以下、裏
面と略称)に液状溶剤を直接吹き掛けて該裏面に廻った
不要な印刷材料を除去するものである。二番目のもの
は、ロール状の合成紙ないし布帛(以下、布帛類体と総
称)の円周表面で前記裏面を清掃し不要物質を拭き取る
(以下、清拭と略称)ものである。三番目のものは、主
に肉厚の合成ブレードを前記裏面に押し当て、不要残渣
としての半田粒等を掻き落とすものである。更に、三番
目のものでは、クリーニング方向の前後に各1枚計2枚
のクリーニングブレードを結合させて、スクリーン上の
印刷画像パターン部分(以下、印刷版と略称)を目詰ま
りさせている印刷材料を、上記結合された2枚のブレー
ド間に、圧搾空気を使って吹き落としたり、真空引きで
吸い取ったりすることを併用する場合もある。
【0003】尚、上記従来のクリーニング方法ないし装
置が適用されるのは、主に、メタルスクリーンである
が、印刷画像パターンの高精細化が進むにつれて、メッ
シュスクリーンに於いても使われることがある。
置が適用されるのは、主に、メタルスクリーンである
が、印刷画像パターンの高精細化が進むにつれて、メッ
シュスクリーンに於いても使われることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン裏面を清拭
すべきクリーニング方法ないし装置の従来例は、いずれ
も、一長一短である。例えば、最初の例では、吹き付け
られた溶剤に溶け込み前記裏面直下に落ち込んだ不要残
渣としての印刷材料の後処理が必要となり面倒である。
二番目のものでは、印刷材料中の溶剤や微量の油類等は
比較的除去されやすいのであるが、固形物としての微小
な半田粒等が残りがちとなる。三番目では、逆に、印刷
版の開口部にある、半田を含め高粘性のものゝ除去はス
ムースに行なわれるが、液状のものが除去され難い。液
状のものの除去のため特願平6−184229が考案さ
れているが、より精細な印刷パターンの印刷を実現する
ため清明なスクリーン板の裏面クリーニングの必要性が
増している。以下、クリーニングの対象物を、全て、残
渣と総称する。
すべきクリーニング方法ないし装置の従来例は、いずれ
も、一長一短である。例えば、最初の例では、吹き付け
られた溶剤に溶け込み前記裏面直下に落ち込んだ不要残
渣としての印刷材料の後処理が必要となり面倒である。
二番目のものでは、印刷材料中の溶剤や微量の油類等は
比較的除去されやすいのであるが、固形物としての微小
な半田粒等が残りがちとなる。三番目では、逆に、印刷
版の開口部にある、半田を含め高粘性のものゝ除去はス
ムースに行なわれるが、液状のものが除去され難い。液
状のものの除去のため特願平6−184229が考案さ
れているが、より精細な印刷パターンの印刷を実現する
ため清明なスクリーン板の裏面クリーニングの必要性が
増している。以下、クリーニングの対象物を、全て、残
渣と総称する。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、従来例の有する長所を矯めることなくその短所を
取り除いたクリーニングの方法とそれに基づくクリーニ
ングのユニットや装置とを提供するものである。以下、
単に、方法ないしユニットや装置と言う時は、本発明に
基づく、印刷用スクリーン裏面クリーニングのための方
法ないしユニットや装置をそれぞれ指すものとする。
ので、従来例の有する長所を矯めることなくその短所を
取り除いたクリーニングの方法とそれに基づくクリーニ
ングのユニットや装置とを提供するものである。以下、
単に、方法ないしユニットや装置と言う時は、本発明に
基づく、印刷用スクリーン裏面クリーニングのための方
法ないしユニットや装置をそれぞれ指すものとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に基づく方法は、印刷用スクリーンの張力に
負けない剛性を持つ充分刃厚の薄いブレードの該スクリ
ーン裏面に接する側の先端部が布帛類体により長さ方向
に一様に密着・被覆せしめられているものをクリーニン
グブレードとして使用する。またクリーニングブレード
を単一にまた複数枚使用する。また洗浄液を雰霧し、布
帛を必要に応じて新しくしこれら一連の動作をより簡便
・確実に行なうため布帛を有するクリーニングブレード
部を脱着可能なカセット式とし、カセット側のクリーニ
ングブレード上の布帛類をカセット側の圧接ローラーに
よって、布帛類を介して非カッセト側の送りローラーに
よる一定のピッチ駆動により布帛類を介して圧接ローラ
ーを駆動することによつて更新されるところにある。ス
キージーブレードによる布帛の残渣が一回のクリーニン
グにより更新されて新しい布帛で行なわれるが、清明の
経渦途中で一回のクリーニングの途中から、クリーニン
グにより滞積した布帛上の残渣がそれ以後の残渣と共
に、新たな二次的残渣となりクリーニングを妨げる結果
となるため布帛清拭前に残渣を低減しつつ布帛のクリー
ニングブレードを行なう必要がある。二次残渣を防止し
つつクリーニングを行なうことにより、毎次、布帛の更
新と共にクリーニングを為しうるところにある。又本体
ユニット部からのエアー吸引も残渣を低減に寄与し吸引
中の雰霧はスクリーン板開口部への侵入を防ぎ所謂版離
れの弊害を防止しつつ雰霧溶剤の効果を発揮することが
できる。1印刷でクリーニングを往復で行い往路に雰霧
とクリーニングブレードによりクリーニングをおこない
復路に布帛の更新にいるクリーニングブレードによりク
リーニングを行なうことにより、十分な安定した清拭効
果をあげられ、該諸要素の構成の組合せ使用にいり精細
パターンの連続印刷が容易に可能になった。
に、本発明に基づく方法は、印刷用スクリーンの張力に
負けない剛性を持つ充分刃厚の薄いブレードの該スクリ
ーン裏面に接する側の先端部が布帛類体により長さ方向
に一様に密着・被覆せしめられているものをクリーニン
グブレードとして使用する。またクリーニングブレード
を単一にまた複数枚使用する。また洗浄液を雰霧し、布
帛を必要に応じて新しくしこれら一連の動作をより簡便
・確実に行なうため布帛を有するクリーニングブレード
部を脱着可能なカセット式とし、カセット側のクリーニ
ングブレード上の布帛類をカセット側の圧接ローラーに
よって、布帛類を介して非カッセト側の送りローラーに
よる一定のピッチ駆動により布帛類を介して圧接ローラ
ーを駆動することによつて更新されるところにある。ス
キージーブレードによる布帛の残渣が一回のクリーニン
グにより更新されて新しい布帛で行なわれるが、清明の
経渦途中で一回のクリーニングの途中から、クリーニン
グにより滞積した布帛上の残渣がそれ以後の残渣と共
に、新たな二次的残渣となりクリーニングを妨げる結果
となるため布帛清拭前に残渣を低減しつつ布帛のクリー
ニングブレードを行なう必要がある。二次残渣を防止し
つつクリーニングを行なうことにより、毎次、布帛の更
新と共にクリーニングを為しうるところにある。又本体
ユニット部からのエアー吸引も残渣を低減に寄与し吸引
中の雰霧はスクリーン板開口部への侵入を防ぎ所謂版離
れの弊害を防止しつつ雰霧溶剤の効果を発揮することが
できる。1印刷でクリーニングを往復で行い往路に雰霧
とクリーニングブレードによりクリーニングをおこない
復路に布帛の更新にいるクリーニングブレードによりク
リーニングを行なうことにより、十分な安定した清拭効
果をあげられ、該諸要素の構成の組合せ使用にいり精細
パターンの連続印刷が容易に可能になった。
【0007】次いで、本発明に基づくユニットは、前項
の方法の具現に所要な各要素の他に、ループ状の布帛類
体をガイドローラー(側板部)により保持すると共に、
送りローラーと圧接ローラーの円周面で布帛類体を挟持
する機構を持つ。上記各要素の軸長方向の両端を支持す
べく、側板や支持部材に溝や取り付け板を設ける。外部
駆動手段の駆動レバーに結合させるべき一方向クラッチ
が上記送りローラーの一端に設けられていて、上記各要
素の全体が、上記側板ないし支持部材を連結させること
により、一種のユニットとなる。
の方法の具現に所要な各要素の他に、ループ状の布帛類
体をガイドローラー(側板部)により保持すると共に、
送りローラーと圧接ローラーの円周面で布帛類体を挟持
する機構を持つ。上記各要素の軸長方向の両端を支持す
べく、側板や支持部材に溝や取り付け板を設ける。外部
駆動手段の駆動レバーに結合させるべき一方向クラッチ
が上記送りローラーの一端に設けられていて、上記各要
素の全体が、上記側板ないし支持部材を連結させること
により、一種のユニットとなる。
【0008】続いて、本発明に基づくユニットは、前記
のループ状の布帛類体に代わって、新しい布帛類体の供
給手段と使用済みの該布帛類体の回収手段とを設ける。
のループ状の布帛類体に代わって、新しい布帛類体の供
給手段と使用済みの該布帛類体の回収手段とを設ける。
【0009】そして、本発明に基づく装置では、前項迄
のユニットを昇降させるエアシリンダーを設け、上記外
部駆動手段により、本装置の動力源とする。
のユニットを昇降させるエアシリンダーを設け、上記外
部駆動手段により、本装置の動力源とする。
【0010】
【作用】本発明に基づく方法では、十分薄くて高剛性の
ブレードの先端部が柔らかな布帛類体で被覆されたもの
をクリーニングブレードとして使うので、該ブレードの
スクリーン裏面への接触が密着、かつ鋭角に行なわれる
と共に、前記布帛類体主面の更新が、送りローラーと押
さえローラーにより定ピッチで行なわれる結果、残渣の
除去は容易にかつ効率よく行なわれる。
ブレードの先端部が柔らかな布帛類体で被覆されたもの
をクリーニングブレードとして使うので、該ブレードの
スクリーン裏面への接触が密着、かつ鋭角に行なわれる
と共に、前記布帛類体主面の更新が、送りローラーと押
さえローラーにより定ピッチで行なわれる結果、残渣の
除去は容易にかつ効率よく行なわれる。
【0011】次いで、本発明に基づくユニットでは、前
記の方法を具現する構成要素を支持し組み立てるべき構
造部材を連結できるので全体として、ユニット化され相
手の印刷装置を選ぶことなく、残渣除去を可能にする。
記の方法を具現する構成要素を支持し組み立てるべき構
造部材を連結できるので全体として、ユニット化され相
手の印刷装置を選ぶことなく、残渣除去を可能にする。
【0012】続いて、本発明に基づくユニットでは、前
項のループ状の布帛類体の供給と回収の手段がスキージ
ーと共にカセット式に脱着し容易に新しい布帛とスキー
ジーを交換しうる事から比較的長期に亙る残渣除去を可
能にする。
項のループ状の布帛類体の供給と回収の手段がスキージ
ーと共にカセット式に脱着し容易に新しい布帛とスキー
ジーを交換しうる事から比較的長期に亙る残渣除去を可
能にする。
【0013】そして、本発明に其づく装置では、上記ユ
ニットを昇降させるエアシリンダーが下降すると、その
動きを外部駆動源として、送りローラーの一つの軸端に
設けられた一方向クラッチが働き、該シャフトを所定の
ピッチ分だけ回転させ、それによって、クリーニングブ
レードを被覆しているスクリーン裏面清拭用布帛類体の
主面が更新される。従って、エアシリンダーがユニット
を上昇させ該ブレードがスクリーン裏面に接する時は、
それを密着・被覆している布帛類体は、常に新しくなっ
ている。
ニットを昇降させるエアシリンダーが下降すると、その
動きを外部駆動源として、送りローラーの一つの軸端に
設けられた一方向クラッチが働き、該シャフトを所定の
ピッチ分だけ回転させ、それによって、クリーニングブ
レードを被覆しているスクリーン裏面清拭用布帛類体の
主面が更新される。従って、エアシリンダーがユニット
を上昇させ該ブレードがスクリーン裏面に接する時は、
それを密着・被覆している布帛類体は、常に新しくなっ
ている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の要旨について、実施例に基づ
き、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に基
づくクリーニングの方法の構成と機能を説明するため
の、一種のコンセプト図面で、クリーニングの方向に垂
直で、残渣除去に最も直接的に作用するクリーニングブ
レードとそのスクリーン裏面側先端部を被覆する布帛類
体とに共通な長さ方向から眺めた要部構成横断面図を意
味する。同図に於いて、矢印Sはクリーニング対象とし
てのスクリーン裏面を、同じくCはクリーニング方向
を、1は送りローラーを、2は該送りローラーと自らの
円周面とで布帛類体(P)を挟持する押さえローラー
を、3はPを一定の張力を持たせるべく保持しそのその
動きをガイドするローラー押圧バネを、4はスクリーン
裏面のクリーニング対象域の巾を十分カバーする長さと
0.1mmからせいぜい0.2mm程度の厚みを有しS
に向かっての巾は数mmから十数mm程度の高剛性(例
えば、鋼板製)のクリーニングブレードを、5は該ブレ
ードの保持具をそれぞれ表す。尚、符号dは1の送りロ
ーラーの回転ピッチを、dの添字としての数字はピッチ
の間隔を表し、3は2を1に向かって押し当てる加圧手
段、11は1の一端に取り付けられた一方向クラッチを
図示している。同図では、送りローラー(1)が時計廻
りに回転し、布帛類体(P)が反時計廻りに送られるこ
とが示されているが、尚用途により、相互にこの逆向き
でも良い。更に、図では4に対するPの密着度は極めて
ゆるく見えるが、図示を分かり易くした結果であって、
実際にはクリーニングに所要な先端部の巾の分に対して
は一様に密着されている。4のSに対する傾きには格別
の制限はないが、クリーニングの状況により図の如くC
の方向に向かってやゝ前傾しているが垂直でも良い。d
については、送りローラー1の回転角度によりスキージ
4の1の布帛の送りの長さを表している、送りの長さは
支点19とdの距離より定まる。該送りローラー(1)
と押さえローラー2の周面で挟まれ一回の回転で送られ
るPの長さはこれにより定められる。更に、図示の略さ
れている、2に対する加圧手段については、スプリング
の先に取り付けた押さえ板を、軸長に沿って一様に加圧
されるよう、左右両端部もしくは、中央部に長めに、摺
動可能なように押し当てれば良いものである。本方法の
骨子は、高々0.2mm程度の超薄刃の剛性ブレードの
先端が、剛性ブレード単独で、又は復数枚で、又布帛類
体で密着・被覆された状態で、残渣除去対象としてのス
クリーン裏面に押し当てられられ、クリーニングの一工
程毎に、上記被覆面が更新される所にある。
き、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に基
づくクリーニングの方法の構成と機能を説明するため
の、一種のコンセプト図面で、クリーニングの方向に垂
直で、残渣除去に最も直接的に作用するクリーニングブ
レードとそのスクリーン裏面側先端部を被覆する布帛類
体とに共通な長さ方向から眺めた要部構成横断面図を意
味する。同図に於いて、矢印Sはクリーニング対象とし
てのスクリーン裏面を、同じくCはクリーニング方向
を、1は送りローラーを、2は該送りローラーと自らの
円周面とで布帛類体(P)を挟持する押さえローラー
を、3はPを一定の張力を持たせるべく保持しそのその
動きをガイドするローラー押圧バネを、4はスクリーン
裏面のクリーニング対象域の巾を十分カバーする長さと
0.1mmからせいぜい0.2mm程度の厚みを有しS
に向かっての巾は数mmから十数mm程度の高剛性(例
えば、鋼板製)のクリーニングブレードを、5は該ブレ
ードの保持具をそれぞれ表す。尚、符号dは1の送りロ
ーラーの回転ピッチを、dの添字としての数字はピッチ
の間隔を表し、3は2を1に向かって押し当てる加圧手
段、11は1の一端に取り付けられた一方向クラッチを
図示している。同図では、送りローラー(1)が時計廻
りに回転し、布帛類体(P)が反時計廻りに送られるこ
とが示されているが、尚用途により、相互にこの逆向き
でも良い。更に、図では4に対するPの密着度は極めて
ゆるく見えるが、図示を分かり易くした結果であって、
実際にはクリーニングに所要な先端部の巾の分に対して
は一様に密着されている。4のSに対する傾きには格別
の制限はないが、クリーニングの状況により図の如くC
の方向に向かってやゝ前傾しているが垂直でも良い。d
については、送りローラー1の回転角度によりスキージ
4の1の布帛の送りの長さを表している、送りの長さは
支点19とdの距離より定まる。該送りローラー(1)
と押さえローラー2の周面で挟まれ一回の回転で送られ
るPの長さはこれにより定められる。更に、図示の略さ
れている、2に対する加圧手段については、スプリング
の先に取り付けた押さえ板を、軸長に沿って一様に加圧
されるよう、左右両端部もしくは、中央部に長めに、摺
動可能なように押し当てれば良いものである。本方法の
骨子は、高々0.2mm程度の超薄刃の剛性ブレードの
先端が、剛性ブレード単独で、又は復数枚で、又布帛類
体で密着・被覆された状態で、残渣除去対象としてのス
クリーン裏面に押し当てられられ、クリーニングの一工
程毎に、上記被覆面が更新される所にある。
【0015】図2は、本発明に基づくクリーニングのユ
ニットの構成と機能を説明するための、図1の場合の反
対な方向から眺めた、要部構成横断面図である。各符号
・記号の意味は、図1の場合と全く同様である。Gは図
1に示すGのカセット方式のカセットを図示し側板ない
し支持部材にて設けられ、該側板ないし支持部材からな
るカセットの構成要素である2や3・4・5・12・1
3・P1・P2等で構成され、各構成要素の軸方向の両
端部にある上記側板ないし支持部材を連結して組み立て
たものを表し、Gで一種のユニットを形成する。各要素
の働きも、当然、前項で説明したものと同様である送り
ローラー(1)の一端に取り付けられる一方向クラッチ
や1に対する加圧手段の図示の省略も、その具体例につ
いても、図1で説明した通りである。本装置は、Uを全
体の本ユニットとし、本ユニットに連結ないし装着する
カセット部Gにより構成され該ユニット(U)の外部に
設けられる駆動源によって働かせる本ユニット(U)
は、同じ駆動源によりカセット部を駆動し、全体とし
て、持ち運び可能で、取り付け相手の印刷装置を選ぶこ
となく、取り付け具ないし支持具を介して、スクリーン
印刷装置のスクリーン裏面のクリーニングユニットとし
て、取り付け可能なものである。
ニットの構成と機能を説明するための、図1の場合の反
対な方向から眺めた、要部構成横断面図である。各符号
・記号の意味は、図1の場合と全く同様である。Gは図
1に示すGのカセット方式のカセットを図示し側板ない
し支持部材にて設けられ、該側板ないし支持部材からな
るカセットの構成要素である2や3・4・5・12・1
3・P1・P2等で構成され、各構成要素の軸方向の両
端部にある上記側板ないし支持部材を連結して組み立て
たものを表し、Gで一種のユニットを形成する。各要素
の働きも、当然、前項で説明したものと同様である送り
ローラー(1)の一端に取り付けられる一方向クラッチ
や1に対する加圧手段の図示の省略も、その具体例につ
いても、図1で説明した通りである。本装置は、Uを全
体の本ユニットとし、本ユニットに連結ないし装着する
カセット部Gにより構成され該ユニット(U)の外部に
設けられる駆動源によって働かせる本ユニット(U)
は、同じ駆動源によりカセット部を駆動し、全体とし
て、持ち運び可能で、取り付け相手の印刷装置を選ぶこ
となく、取り付け具ないし支持具を介して、スクリーン
印刷装置のスクリーン裏面のクリーニングユニットとし
て、取り付け可能なものである。
【0016】尚、図2のカセットを複数個で構成する事
も可能であり、本装置は外部に設けられる駆動源によっ
て働かせる代わりに内部に駆動部を設けることも可能で
あり、同様にユニットとして活用できる。
も可能であり、本装置は外部に設けられる駆動源によっ
て働かせる代わりに内部に駆動部を設けることも可能で
あり、同様にユニットとして活用できる。
【0017】図2に例示した及び前項説明のユニット
を、実際に該ユニットの外部に設けられる駆動源によっ
て働かせる仕組みを説明するための要部構成横断面図で
ある。6は支持台(B)に取り付けられたエアシリンダ
ーを、7は支持板で8の伝達棒を介してユニット(U)
を支持することを、9は連結棒を、10け願動レバー
を、11は一方向クラッチが送りローラーの一端に取り
付けられていることを、それぞれ表す。U内の送りロー
ラーの一端に対する駆動レバーの配置から、図1の反対
方向から眺めた横断面図であると知れる。図2が示す全
ての要素が、本発明に基づく装置を構成する必須要素で
ある。即ち、その動作は、エアシリンダー(6)が下降
すると支持板(7)と伝達棒(8)を介して、ユニット
(U)が下がり、それにつれてSに接していた4ないし
その先端を被覆するPもSから離れる。所定の位置迄の
上記下降動作が終了する間に、連結棒(9)を介して、
駆動レバー(10)が作動し、一方向クラッチ(11)
を介して送りローラーを定ピッチだけ回転させる。図
1,2で説明した通り、この過程でクリーニングブレー
ドを被覆していた布帛類体(P)の主面が更新される。
そして、次の上昇動作では、11の機構から上記シャフ
トは固定されたまゝで、従って、Pも移送されず、更新
面としてSの残渣除去に寄与する。即ち、図1に示す全
体が本発明の装置たる所以である。
を、実際に該ユニットの外部に設けられる駆動源によっ
て働かせる仕組みを説明するための要部構成横断面図で
ある。6は支持台(B)に取り付けられたエアシリンダ
ーを、7は支持板で8の伝達棒を介してユニット(U)
を支持することを、9は連結棒を、10け願動レバー
を、11は一方向クラッチが送りローラーの一端に取り
付けられていることを、それぞれ表す。U内の送りロー
ラーの一端に対する駆動レバーの配置から、図1の反対
方向から眺めた横断面図であると知れる。図2が示す全
ての要素が、本発明に基づく装置を構成する必須要素で
ある。即ち、その動作は、エアシリンダー(6)が下降
すると支持板(7)と伝達棒(8)を介して、ユニット
(U)が下がり、それにつれてSに接していた4ないし
その先端を被覆するPもSから離れる。所定の位置迄の
上記下降動作が終了する間に、連結棒(9)を介して、
駆動レバー(10)が作動し、一方向クラッチ(11)
を介して送りローラーを定ピッチだけ回転させる。図
1,2で説明した通り、この過程でクリーニングブレー
ドを被覆していた布帛類体(P)の主面が更新される。
そして、次の上昇動作では、11の機構から上記シャフ
トは固定されたまゝで、従って、Pも移送されず、更新
面としてSの残渣除去に寄与する。即ち、図1に示す全
体が本発明の装置たる所以である。
【0018】尚、上記実施例の他にも、本発明の要旨か
ら逸脱しない限りに於いて、様々な構成・構造が許され
るもので、特に、上記実施例の図面等に限定されるもの
ではない。例えば、従来から上記清拭用布帛類体に、残
渣除去用の溶剤を染み込ませること及びそのための該溶
剤の供給手段設置の有無については、本発明は何らの制
限を受けるものでもなく、その故に各図に共通にその図
示が略されているものである。
ら逸脱しない限りに於いて、様々な構成・構造が許され
るもので、特に、上記実施例の図面等に限定されるもの
ではない。例えば、従来から上記清拭用布帛類体に、残
渣除去用の溶剤を染み込ませること及びそのための該溶
剤の供給手段設置の有無については、本発明は何らの制
限を受けるものでもなく、その故に各図に共通にその図
示が略されているものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から容易に理解さ
れるように、スクリーン印刷に於いて下記のような効果
を有するものである。
れるように、スクリーン印刷に於いて下記のような効果
を有するものである。
【0020】本発明に基づくクリーニングの方法では、
超薄刃剛性ブレードの、スクリーン裏面に向かう先端部
が、合成紙を含めた布帛類体で密着・被覆されたもの
を、前記スクリーン裏面のクリーニングブレードとして
使用するので、該スクリーン裏面に付着した不要残渣
は、全て、スムースに除去される。そして、クリーニン
グの一工程毎に上記布帛類体が更新されるので、常に、
効率よく該クリーニングがなされることになる。
超薄刃剛性ブレードの、スクリーン裏面に向かう先端部
が、合成紙を含めた布帛類体で密着・被覆されたもの
を、前記スクリーン裏面のクリーニングブレードとして
使用するので、該スクリーン裏面に付着した不要残渣
は、全て、スムースに除去される。そして、クリーニン
グの一工程毎に上記布帛類体が更新されるので、常に、
効率よく該クリーニングがなされることになる。
【0021】本発明に基づくクリーニングユニットは、
前項の効果を発揮しうると共に、狭小・微細なパターン
の印刷を実現するために、印刷用材によってはスクリー
ン板の裏面に容易に残渣を除去することが困難な上に除
去できても、その実現が容易でなく、又クリーニングの
布帛類体の交換が容易でないため、など多くの課題を有
しているが、消耗品である布帛類体のカセット化による
交換の簡便化と薄刃スキージブレード、溶剤雰霧、布帛
密着によるスキージブレードの使用による総合的な機能
の総合によるクリーニング効果により安定した狭小・微
細なパターンの印刷を実現することが連続的に可能とな
り、ユニット化という利便性の故に多様な印刷装置に柔
軟に対応でき、活用され得ることになる。
前項の効果を発揮しうると共に、狭小・微細なパターン
の印刷を実現するために、印刷用材によってはスクリー
ン板の裏面に容易に残渣を除去することが困難な上に除
去できても、その実現が容易でなく、又クリーニングの
布帛類体の交換が容易でないため、など多くの課題を有
しているが、消耗品である布帛類体のカセット化による
交換の簡便化と薄刃スキージブレード、溶剤雰霧、布帛
密着によるスキージブレードの使用による総合的な機能
の総合によるクリーニング効果により安定した狭小・微
細なパターンの印刷を実現することが連続的に可能とな
り、ユニット化という利便性の故に多様な印刷装置に柔
軟に対応でき、活用され得ることになる。
【0022】本発明に基づくクリーニング装置は、ユニ
ット外に設けられた駆動源として、エアシリンダーを用
いるが、他の駆動源でも良く、クリーニングユニットの
全体を昇降させることにより、クリーニングブレードの
スクリーン裏面との接離を行なわしめ、該離面毎に、上
記ブレードを密着・被覆していた布帛類体の主面が更新
されるので、効率よくクリーニングが行なわれ、延いて
は、良好な版結果をもたらし、良好な連続印刷が可能と
なる
ット外に設けられた駆動源として、エアシリンダーを用
いるが、他の駆動源でも良く、クリーニングユニットの
全体を昇降させることにより、クリーニングブレードの
スクリーン裏面との接離を行なわしめ、該離面毎に、上
記ブレードを密着・被覆していた布帛類体の主面が更新
されるので、効率よくクリーニングが行なわれ、延いて
は、良好な版結果をもたらし、良好な連続印刷が可能と
なる
【図1】クリーニング方法の実施例を示す要部構成横断
面図である。本体ユニット部、カセット部
面図である。本体ユニット部、カセット部
【図2】クリーニングユニットの実施例を示す要部構成
横断面図である。本体ユニット部と駆動部及び省略され
たカセット部
横断面図である。本体ユニット部と駆動部及び省略され
たカセット部
1 送りローラー 2 押さえローラー(圧接ローラー) 3 ローラー加圧バネ 4 ブレード 4−1 カセット内布帛類体被覆スキージブレ
ード(単一部) 4−2 本体ユニット内スキージブレード(単
一部) 4−3 本体ユニット内スキージブレード(単
一部) 4−1−2 カセット内布帛類体被覆スキージブレ
ード(複数枚) 4−2−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚) 4−3−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚) 5 ブレード保持具 5−1 カセット内ブレード保持部(単一部) 5−2 本体内ブレード保持部(単一部) 5−3 本体内ブレード保持部(単一部) 5−1−2 カセット内ブレード保持部(複数枚ス
キージ保持部) 5−2−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚スキージ保持部) 5−3−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚スキージ保持部) 6 エアシリンダー 7 本体ユニット支持板 7−1 本体ユニット支持板 7−2 送りローラー兼クラッチベアリング
駆動部支持板(シリンダー結合) 7−3 ユニット本体部送りローラー兼クラ
ッチベアリング駆動部支持板 8 シリンダー伝達棒 9 弾性連結棒 10 駆動レバー 11 一方向クラッチ 12−1〜6 駆動ローラー 13 駆動ベルト 14 スキージ駆動ギア 15 スキージ駆動ギア 16 溶剤雰霧管 17−1〜2 エアパイプ 17−3 エア排出口 18 雰霧用溶剤パイプ 19 ピッチ可変用支点 20 クリーニングスキージー水平(2ス
キジー同時使用)、上下駆動部 21 上記回転支持部 C−1・2 クリーニング方向(往路・復路) S スクリーン P 布帛類体 P−1 布帛類体送出部(供給側) P−2 布帛類体排出部(巻取り側) G カセット部(側壁・囲繞) G−1 カセット挿入取出開口部 G−2・4・5 スキージ開口部(エアー通気孔) 6 スキージ部エアー(エアー通気孔) G−7 通気孔開閉部 G−3 カセット部押圧ローラー開口部(送
りローラー接面開口部) U 本体ユニット部 d 送りピッチ d−1〜5 可変用送りピッチ
ード(単一部) 4−2 本体ユニット内スキージブレード(単
一部) 4−3 本体ユニット内スキージブレード(単
一部) 4−1−2 カセット内布帛類体被覆スキージブレ
ード(複数枚) 4−2−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚) 4−3−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚) 5 ブレード保持具 5−1 カセット内ブレード保持部(単一部) 5−2 本体内ブレード保持部(単一部) 5−3 本体内ブレード保持部(単一部) 5−1−2 カセット内ブレード保持部(複数枚ス
キージ保持部) 5−2−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚スキージ保持部) 5−3−2 本体ユニット内スキージブレード(複
数枚スキージ保持部) 6 エアシリンダー 7 本体ユニット支持板 7−1 本体ユニット支持板 7−2 送りローラー兼クラッチベアリング
駆動部支持板(シリンダー結合) 7−3 ユニット本体部送りローラー兼クラ
ッチベアリング駆動部支持板 8 シリンダー伝達棒 9 弾性連結棒 10 駆動レバー 11 一方向クラッチ 12−1〜6 駆動ローラー 13 駆動ベルト 14 スキージ駆動ギア 15 スキージ駆動ギア 16 溶剤雰霧管 17−1〜2 エアパイプ 17−3 エア排出口 18 雰霧用溶剤パイプ 19 ピッチ可変用支点 20 クリーニングスキージー水平(2ス
キジー同時使用)、上下駆動部 21 上記回転支持部 C−1・2 クリーニング方向(往路・復路) S スクリーン P 布帛類体 P−1 布帛類体送出部(供給側) P−2 布帛類体排出部(巻取り側) G カセット部(側壁・囲繞) G−1 カセット挿入取出開口部 G−2・4・5 スキージ開口部(エアー通気孔) 6 スキージ部エアー(エアー通気孔) G−7 通気孔開閉部 G−3 カセット部押圧ローラー開口部(送
りローラー接面開口部) U 本体ユニット部 d 送りピッチ d−1〜5 可変用送りピッチ
Claims (14)
- 【請求項1】円筒周面で圧接しうる押さえローラーと該
ローラーへの加圧手段と超薄刃のクリーニングブレード
と複数個のガイドローラーと供給ローラーと巻取りロー
ラーとからなり、押さえローラーの周面で接面挟持さ
れ、上記ブレード先端の表面を密着・被覆しうるように
前記ローラーによりガイドされかつ保持された印刷用ス
クリーン裏面清拭用布帛類体の主面が、上記送りローラ
ーの送りピッチに対応する角度ずつ該シャフトが回転す
る毎に、更新されて行くよう構成され、該更新面を上記
ブレード先端を介して上記スクリーン裏面に押し当てゝ
クリーニングを行なう、印刷用スクリーンのクリーニン
グ方法 - 【請求項2】 一方向クラッチを軸の一端に有する送り
ローラーと該ローラーをその円筒周面で圧接しうる押さ
えローラーと該ローラーへの加圧手段と超薄刃のクリー
ニングブレードと複数個のガイドローラーとループ状の
印刷用スクリーン裏面清拭用布帛類体と上記各要素の軸
長方向の両端を支持するための溝ないし取り付け板が設
けられた側板ないし支持部材とからなり、外部駆動手段
の駆動レバーを上記一方向クラッチと連結させることに
より、請求項1記載の上記布帛類体更新の機構に基づ
き、前記布帛類体主面の更新が可能な如く構成されて成
る印刷用スクリーンのクリーニングユニット - 【請求項3】 ループ状の布帛類体に代わって、新規な
印刷用スクリーン裏面清拭用布帛類体を供給しうる供給
手段と使用済みの該布帛類体を回収しうる回収手段とを
具える請求項2記載の印刷用スクリーンのクリーニング
ユニット - 【請求項4】 請求項2ないし3記載のクリーニングユ
ニットと支持板と伝達棒を介して請求項2のクリーニン
グユニットを昇降しうる支持台に載置されたエアーシリ
ンダーと上記クリーニングユニット中の送りローラーの
駆動部に取り付けられた一方向クラッチと結合される駆
動レバーと上記支持板と該駆動レバーとをつなぐ連結棒
とから成り、上記ユニットの外部に設けられる駆動手段
とを具備し、先端が布帛類体により密着・被覆された超
薄刃のクリーニングブレードの該先端を印刷用スクリー
ン裏面に接離させるための上記エアシリンダーによる上
記クリーニングユニットの昇降の一動作毎に、上記布帛
類体の主面が更新されるよう構成された印刷用スクリー
ンのクリーニング装置 - 【請求項5】 請求項2ないし4記載のクリーニングユ
ニットと支持板と伝達棒を介して請求項2のクリーニン
グユニットを昇降しうる支持台に載置されたエアーシリ
ンダーと上記クリーニングユニット中の送りローラーの
駆動部に取り付けられた一方向クラッチと結合される駆
動レバーと上記支持板と該駆動レバーとをつなぐ送りロ
ーラーの回転ピッチを可変可能な連結棒とからなり上記
ユニットの外部に設けられる駆動手段とを具備し、先端
が布帛類体により密着・被覆された超薄刃のクリーニン
グブレードの該先端を印刷用スクリーン裏面に接離させ
るための上記エアシリンダーによる上記クリーニングユ
ニットの昇降の一動作毎に、上記布帛類体の主面が更新
されるよう構成された印刷用スクリーンのクリーニング
装置 - 【請求項6】 上記超薄刃のクリーニングブレード上に
布帛類体を有するクリーニングブレードと上記超薄刃の
クリーニングブレードを単一又は複数枚により構成し上
記送りローラーの駆動により上下し単一又は複数のクリ
ーニングブレードを布帛類体を有するクリーニングブレ
ードと共にスクリーン裏面をクリーニングする様に構成
された印刷用スクリーンのクリーニング装置 - 【請求項7】 上記超薄刃のクリーニングブレード上に
布帛類体を有するクリーニングブレードと上記超薄刃の
クリーニングブレードを脱着可能に構成し布帛類体を有
するクリーニングブレードと共に又はクリーニングブレ
ードを単一に使用しうる様に構成された印刷用スクリー
ンのクリーニング装置 - 【請求項8】 上記脱着可能な超薄刃のクリーニングブ
レード部の中間部ないし前後に洗浄液雰霧機構を有する
様に構成された印刷用スクリーンのクリーニング装置 - 【請求項9】 上記超薄刃のクリーニングブレード上に
布帛類体を有するクリーニングブレードと上記超薄刃の
クリーニングブレードを脱着可能に構成し布帛類体を有
するクリーニングブレードと共に又はクリーニングブレ
ードを各々単一に使用しうる様に構成されたクリーニン
グ機構において上記機構を布帛類体を被覆する超薄刃ス
キージーと布帛類体の送出・巻取り機構部と送りローラ
ー駆動部、送りローラーピッチ可変部と脱着可変スキー
ジー部と該駆動部を個別に構成し布帛類体スキージー部
を脱着可能に構成された印刷用スクリーンのクリーニン
グ装置 - 【請求項10】 上記交換可能な布帛類体スキージー部
の布帛類の駆動及び送りピッチの制御を非脱着側の送り
ローラーにより行い該送りローラーの駆動によって脱着
可能なクリーニングブレードの駆動を行なうよう構成さ
れた印刷用スクリーンのクリーニング装置 - 【請求項11】 裏面クリーニング装置のスクリーン板
に接面する上下動の駆動部の駆体に連結して駆動する一
方向クラッチにより、上方向に又は下方に稼働するスキ
ージブレードとユニット本体部の上下動の駆動部の駆体
に連結して駆動する一方向クラッチへの駆動伝達手段に
一方向クラッチの回転ピッチを可変させる機構部を持ち
該機能により回転する一方向クラッチに連結した回転ロ
ーラー(送りローラー)により該回転ローラーに接面挟
持される布帛類体を挟持する加圧ローラー(押さえロー
ラー)により、該布帛類体を布帛類体送出部よりスキー
ジブレードへ送出・密着・被覆し、裏面クリーニング
後、該装置の下降により回転ローラーが回転し、一定の
ピッチにより該布帛類体を布帛類体排出部に排出するこ
とにより裏面クリーニングを行い、裏面クリーニング装
置の上下動の駆動部の駆動により、スキージ面の布帛類
体の更新を行うことが可能な如く構成された印刷用スク
リーンのクリーニング装置。 - 【請求項12】 上記裏面クリーニング装置のスクリー
ン板に接面する上下動の駆動部の駆体に連結して駆動す
る一方向クラッチにより、上方向に又は下方に稼働する
スキージブレードと上下動の駆動部の駆体に連結して駆
動する一方向クラッチへの伝達過程に一方向クラッチの
回転ピッチを可変させる機構部を持ち該機能により回転
する一方向クラッチに連結した回転ローラー(送りロー
ラー)により該回転ローラーに接面挟持される布帛類体
を挟持する加圧ローラー(押さえローラー)により、該
布帛類体を布帛類体送出部よりスキージブレードへ送出
・密着・被覆し、裏面クリーニング後、該装置の下降に
より回転ローラーが回転し、一定のピッチにより該布帛
類体を布帛類体排出部に排出することにより裏面クリー
ニングを行い、裏面クリーニング装置の上下動の駆動部
の駆動により、スキージ面の布帛類体の更新を行うこと
が可能な如く構成された印刷用スクリーンのクリーニン
グ装置において、押さえローラーにより送出される布帛
類体とその送排出部と布帛類体にかかるスキージブレー
ドと、これらの駆動ローラー部などと上記各要素の軸長
方向の両端を支持するための溝ないし取り付け板が設け
られた側板ないし支持部材で構成し、当部を交換可能な
カセット形式とし、他の構成要素及び駆動部を本体ユニ
ットとして構成し、上記布帛類体の連続印刷中の更新と
布帛類体の交換の機構に基づく布帛類体主面の更新が可
能な如く構成されて成る印刷用スクリーンのクリーニン
グ装置。 - 【請求項13】 上記スクリーン板裏面クリーニング装
置の交換可能なカセット部と本体ユニット部との構成に
おいて両部の連結部の一部を通気可能に開口し又本体ユ
ニット部に通気機構部を設けて排気機構として交換可能
なカセット部と本体ユニット部各部に設けられたスキー
ジブレード突出し部の狭間開口部よりエアーを吸気して
上記裏面クリーニングによる残渣をスキージブレード先
端部よりの除去を行い得るようにその他の機構部分を密
閉構造とし構成して残渣の除去・滞積防止の可能な如く
構成されたカセット部と本体ユニット部からなるカセト
方式により構成されたエアーによる印刷用スクリーンの
クリーニング装置 - 【請求項14】上記超薄刃のクリーニングブレード上に
布帛類体を有するクリーニングブレードと上記超薄刃の
クリーニングブレードの脱着可能に構成されている各ク
リーニングブレードを複数枚の構成としてクリーニング
ブレード部をユニットとして簡便に交換しうる機構とし
て単一の又は複数枚の簡便に交換しうる脱着可能力なス
キージー部により構成された印刷用スクリーンのクリー
ニング装置
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27823794A JP2908992B2 (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 印刷用スクリーンのクリーニングの方法と装置 |
TW085101890A TW317538B (ja) | 1994-10-04 | 1996-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27823794A JP2908992B2 (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 印刷用スクリーンのクリーニングの方法と装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103997A true JPH08103997A (ja) | 1996-04-23 |
JP2908992B2 JP2908992B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17594535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27823794A Expired - Fee Related JP2908992B2 (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 印刷用スクリーンのクリーニングの方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908992B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102092188A (zh) * | 2010-10-20 | 2011-06-15 | 天津市中环高科技有限公司 | 高精密丝网印刷网版清理工艺 |
WO2014030212A1 (ja) * | 2012-08-21 | 2014-02-27 | 富士機械製造株式会社 | 印刷マスククリーニング装置およびマスククリーニング装置用ロールカセット |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP27823794A patent/JP2908992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102092188A (zh) * | 2010-10-20 | 2011-06-15 | 天津市中环高科技有限公司 | 高精密丝网印刷网版清理工艺 |
WO2014030212A1 (ja) * | 2012-08-21 | 2014-02-27 | 富士機械製造株式会社 | 印刷マスククリーニング装置およびマスククリーニング装置用ロールカセット |
CN104582966A (zh) * | 2012-08-21 | 2015-04-29 | 富士机械制造株式会社 | 印刷掩模清洁装置及掩模清洁装置用辊盒 |
JPWO2014030212A1 (ja) * | 2012-08-21 | 2016-07-28 | 富士機械製造株式会社 | 印刷マスククリーニング装置およびマスククリーニング装置用ロールカセット |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2908992B2 (ja) | 1999-06-23 |
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