JPH10100388A - 印刷用マスク清掃装置及び方法 - Google Patents
印刷用マスク清掃装置及び方法Info
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- JPH10100388A JPH10100388A JP8261660A JP26166096A JPH10100388A JP H10100388 A JPH10100388 A JP H10100388A JP 8261660 A JP8261660 A JP 8261660A JP 26166096 A JP26166096 A JP 26166096A JP H10100388 A JPH10100388 A JP H10100388A
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- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
- B41F35/003—Cleaning arrangements or devices for screen printers or parts thereof
- B41F35/005—Cleaning arrangements or devices for screen printers or parts thereof for flat screens
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Screen Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷材料を高い除去率で清掃することのでき
る清掃装置及び清掃方法を提供する。 【解決手段】 エアー吸引部17の移動方向Vにおいて
吸引穴17aの後部にクリーニングペーパー11を介し
てマスク5の裏面5bに接触する主ふき取り部111を
設けることで、マスクの裏面に付着したクリーム半田4
及び上記吸引穴による吸引によりマスクの開口部6から
排出されたクリーム半田4の両方をクリーニングペーパ
ーにふき取らせることができ、マスク5におけるクリー
ム半田を高い除去率にて清掃することができる。
る清掃装置及び清掃方法を提供する。 【解決手段】 エアー吸引部17の移動方向Vにおいて
吸引穴17aの後部にクリーニングペーパー11を介し
てマスク5の裏面5bに接触する主ふき取り部111を
設けることで、マスクの裏面に付着したクリーム半田4
及び上記吸引穴による吸引によりマスクの開口部6から
排出されたクリーム半田4の両方をクリーニングペーパ
ーにふき取らせることができ、マスク5におけるクリー
ム半田を高い除去率にて清掃することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクリーム半
田や導体ペースト、又は絶縁体ペースト等の各種印刷材
料を被印刷面上に印刷、塗布する印刷用マスクを清掃す
る印刷用マスク清掃装置、及び印刷用マスクの清掃方法
に関する。
田や導体ペースト、又は絶縁体ペースト等の各種印刷材
料を被印刷面上に印刷、塗布する印刷用マスクを清掃す
る印刷用マスク清掃装置、及び印刷用マスクの清掃方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子回路基板の製造におい
て、プリント基板上にチップ部品などの電子部品を半田
付けする際には、一般にクリーム半田が用いられるが、
このクリーム半田を所望のパターンに印刷、塗布するた
めにクリーム半田印刷機が用いられている。従来のクリ
ーム半田印刷は、以下のような方法及び装置で行われて
いた。図15及び図16において、1はプリント基板、
2はクリーム半田4が印刷されるランド、3はソルダー
レジスト、5は所望の上記ランド2へクリーム半田4を
印刷可能とするパターンにて開口部6が形成された金属
製のマスク、7はマスク5の表面5aを直線移動する印
刷用のスキージである。プリント基板1へのクリーム半
田4の印刷は、プリント基板1上にマスク5を位置決め
して重ね合わせ、スキージ7をマスク5に適正な印圧で
接触させた状態で直線移動させることでマスク5上に塗
られたクリーム半田4をマスク5の開口部6に充填させ
た後、プリント基板1からマスク5を離して、マスク5
を介してプリント基板1上にクリーム半田4を所望のパ
ターンに印刷、塗布することにより行われる。
て、プリント基板上にチップ部品などの電子部品を半田
付けする際には、一般にクリーム半田が用いられるが、
このクリーム半田を所望のパターンに印刷、塗布するた
めにクリーム半田印刷機が用いられている。従来のクリ
ーム半田印刷は、以下のような方法及び装置で行われて
いた。図15及び図16において、1はプリント基板、
2はクリーム半田4が印刷されるランド、3はソルダー
レジスト、5は所望の上記ランド2へクリーム半田4を
印刷可能とするパターンにて開口部6が形成された金属
製のマスク、7はマスク5の表面5aを直線移動する印
刷用のスキージである。プリント基板1へのクリーム半
田4の印刷は、プリント基板1上にマスク5を位置決め
して重ね合わせ、スキージ7をマスク5に適正な印圧で
接触させた状態で直線移動させることでマスク5上に塗
られたクリーム半田4をマスク5の開口部6に充填させ
た後、プリント基板1からマスク5を離して、マスク5
を介してプリント基板1上にクリーム半田4を所望のパ
ターンに印刷、塗布することにより行われる。
【0003】このようなクリーム半田印刷を連続して行
うと、図16に示すようにマスク5の裏面5bにクリー
ム半田4が回り込んで付着する。そこで通常、印刷機に
は、マスク5の裏面5bに付着したクリーム半田4を除
去できるように、図17に示すようなクリーナー9が設
けられている。同図において10はクリーニングスキー
ジ、11はクリーニングペーパー、12はクリーニング
ペーパー供給部、13はクリーニングペーパー巻取部で
ある。なお、8はマスクフレームである。このようなク
リーナー9に於けるクリーム半田4の除去動作は以下の
ように行われる。まず、クリーナー9全体を位置Iに移
動させてクリーニングスキージ10を上昇させ、クリー
ニングペーパー11を介してマスク5の裏面5bに接触
させる。この状態を維持しながらクリーナー9を位置II
の方向へ移動させる。クリーナー9を位置IIまで移動さ
せるとクリーニングスキージ10を下降させ、次にクリ
ーニングペーパー巻取部13によりクリーニングを行っ
たクリーニングペーパー11を巻き取り、それに伴い、
クリーニングペーパー供給部12より新たなクリーニン
グペーパー11を供給する。その後、再びクリーニング
スキージ10を上昇させ、上述の場合と同様にして位置
IIから位置Iの方向へクリーナー9を移動させる。クリ
ーナー9が位置Iまで移動するとクリーニングスキージ
10を下降させて、クリーナー9を初期の位置に戻し、
除去動作を終了する。
うと、図16に示すようにマスク5の裏面5bにクリー
ム半田4が回り込んで付着する。そこで通常、印刷機に
は、マスク5の裏面5bに付着したクリーム半田4を除
去できるように、図17に示すようなクリーナー9が設
けられている。同図において10はクリーニングスキー
ジ、11はクリーニングペーパー、12はクリーニング
ペーパー供給部、13はクリーニングペーパー巻取部で
ある。なお、8はマスクフレームである。このようなク
リーナー9に於けるクリーム半田4の除去動作は以下の
ように行われる。まず、クリーナー9全体を位置Iに移
動させてクリーニングスキージ10を上昇させ、クリー
ニングペーパー11を介してマスク5の裏面5bに接触
させる。この状態を維持しながらクリーナー9を位置II
の方向へ移動させる。クリーナー9を位置IIまで移動さ
せるとクリーニングスキージ10を下降させ、次にクリ
ーニングペーパー巻取部13によりクリーニングを行っ
たクリーニングペーパー11を巻き取り、それに伴い、
クリーニングペーパー供給部12より新たなクリーニン
グペーパー11を供給する。その後、再びクリーニング
スキージ10を上昇させ、上述の場合と同様にして位置
IIから位置Iの方向へクリーナー9を移動させる。クリ
ーナー9が位置Iまで移動するとクリーニングスキージ
10を下降させて、クリーナー9を初期の位置に戻し、
除去動作を終了する。
【0004】又、近年では、図18に示すように、クリ
ーナー9の上記構成に加えて、エアー噴射機構14に接
続されたエアー噴射部15とエアー吸引機構16に接続
されたエアー吸引部17とを備えたクリーニング手段を
設けたクリーナー30が提案されている。尚、18はエ
アー吸引部17に設けられたフィルタである。このよう
なクリーナー30におけるクリーニング動作時には、エ
アー噴射部15とエアー吸引部17を位置Iに移動さ
せ、エアー噴射部15を下降させ、エアー吸引部17を
上昇させてそれぞれの先端を接触部20、21でマスク
5に接触させる。尚、エアー吸引部17における接触部
20、21は、マスク5の裏面5bにクリーニングペー
パー11を介して接触することで、この接触部分から吸
引穴17a内へエアーが流入することなくマスク5の開
口部6を介してのみエアーが吸引穴17aへ吸引される
ようにするものである。この状態を維持しながらエアー
噴射部15及びエアー吸引部17をマスク5に沿って位
置IIに向けて両者を同期させながら移動させ、マスク5
の開口部6及び裏面5bに付着したクリーム半田4を除
去する。即ち、まずエアー吸引機構16に接続している
エアー吸引部17をクリーニングペーパー11を介して
マスク5の裏面5bに接触させ、かつエアー吸引部17
に対応させてエアー噴射部15をマスク5の表面5aに
接触させる。そして、エアー噴射部15からのエアー噴
射及びエアー吸引部17による吸引により、マスク5の
開口部6内及びその周囲面に付着したクリーム半田4を
飛散あるいはマスク5の裏面5b側へ流出させる。よっ
て、上記飛散したクリーム半田4はクリーニングペーパ
ー11にて捕獲され、又、上記流出して裏面5bに付着
したクリーム半田4は、クリーナー30が位置Iから位
置IIへ移動するときには、接触部20でクリーニングペ
ーパー11へ捕獲される。このようにして開口部6に付
着したクリーム半田4の除去を終了した後、エアー噴射
機構14及びエアー吸引機構16によるエアー噴射、及
び吸引を停止する。そして、エアー噴射部15を上昇さ
せ、エアー吸引部17を下降させた後、初期状態に戻っ
てクリーニング動作を終了する。このようなエアーの噴
射、吸引する方法を用いたクリーニング方法によれば、
図17に示すクリーニング方法に比べて、マスク5の開
口部6の内部及びその内周面に付着したクリーム半田4
を除去可能であり、クリーム半田4の除去率を向上させ
ることができる。
ーナー9の上記構成に加えて、エアー噴射機構14に接
続されたエアー噴射部15とエアー吸引機構16に接続
されたエアー吸引部17とを備えたクリーニング手段を
設けたクリーナー30が提案されている。尚、18はエ
アー吸引部17に設けられたフィルタである。このよう
なクリーナー30におけるクリーニング動作時には、エ
アー噴射部15とエアー吸引部17を位置Iに移動さ
せ、エアー噴射部15を下降させ、エアー吸引部17を
上昇させてそれぞれの先端を接触部20、21でマスク
5に接触させる。尚、エアー吸引部17における接触部
20、21は、マスク5の裏面5bにクリーニングペー
パー11を介して接触することで、この接触部分から吸
引穴17a内へエアーが流入することなくマスク5の開
口部6を介してのみエアーが吸引穴17aへ吸引される
ようにするものである。この状態を維持しながらエアー
噴射部15及びエアー吸引部17をマスク5に沿って位
置IIに向けて両者を同期させながら移動させ、マスク5
の開口部6及び裏面5bに付着したクリーム半田4を除
去する。即ち、まずエアー吸引機構16に接続している
エアー吸引部17をクリーニングペーパー11を介して
マスク5の裏面5bに接触させ、かつエアー吸引部17
に対応させてエアー噴射部15をマスク5の表面5aに
接触させる。そして、エアー噴射部15からのエアー噴
射及びエアー吸引部17による吸引により、マスク5の
開口部6内及びその周囲面に付着したクリーム半田4を
飛散あるいはマスク5の裏面5b側へ流出させる。よっ
て、上記飛散したクリーム半田4はクリーニングペーパ
ー11にて捕獲され、又、上記流出して裏面5bに付着
したクリーム半田4は、クリーナー30が位置Iから位
置IIへ移動するときには、接触部20でクリーニングペ
ーパー11へ捕獲される。このようにして開口部6に付
着したクリーム半田4の除去を終了した後、エアー噴射
機構14及びエアー吸引機構16によるエアー噴射、及
び吸引を停止する。そして、エアー噴射部15を上昇さ
せ、エアー吸引部17を下降させた後、初期状態に戻っ
てクリーニング動作を終了する。このようなエアーの噴
射、吸引する方法を用いたクリーニング方法によれば、
図17に示すクリーニング方法に比べて、マスク5の開
口部6の内部及びその内周面に付着したクリーム半田4
を除去可能であり、クリーム半田4の除去率を向上させ
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
クリーナー30における、マスク5の裏面5bに接触す
るエアー吸引部17の接触部20、21は、上述のよう
に、開口部6を介してのみエアーが吸引穴17aへ吸引
されるようにするため、単に吸引穴17aを形成するた
めのものである。よって、従来においては、接触部2
0、21にてマスク5の裏面5bを積極的に清掃すると
いう技術的思想は存在しない。したがって、図19の
(a)に示すように、クリーナー30の移動方向に沿っ
た接触部20、21の幅寸法IIIは、それぞれわずか1
mmにて設計されている。尚、クリーナー30におい
て、クリーナー30の移動方向に沿った吸引穴17aの
幅寸法IVは3mmである。又、図19では、エアー噴射
部15の図示を省略している。
クリーナー30における、マスク5の裏面5bに接触す
るエアー吸引部17の接触部20、21は、上述のよう
に、開口部6を介してのみエアーが吸引穴17aへ吸引
されるようにするため、単に吸引穴17aを形成するた
めのものである。よって、従来においては、接触部2
0、21にてマスク5の裏面5bを積極的に清掃すると
いう技術的思想は存在しない。したがって、図19の
(a)に示すように、クリーナー30の移動方向に沿っ
た接触部20、21の幅寸法IIIは、それぞれわずか1
mmにて設計されている。尚、クリーナー30におい
て、クリーナー30の移動方向に沿った吸引穴17aの
幅寸法IVは3mmである。又、図19では、エアー噴射
部15の図示を省略している。
【0006】したがって、従来の構成のクリーナー30
においては、接触部20、21がクリーニングペーパー
11を介してマスク5に接触する面積は小さい。よっ
て、図19の(a)ないし(c)に示すように、エアー
吸引部17が上記位置Iから位置IIへ移動するに伴い、
クリーニングペーパー11においてマスク5の裏面5b
と接触部20、21とによって挟まれる部分11a、1
1bの表面及びその近傍部分は、すぐにクリーム半田4
で覆われてしまう。よって、クリーム半田4で覆われた
クリーニングペーパー11では、マスク5の裏面5bに
付着したクリーム半田4の回収ができなくなり、クリー
ニング動作終了後にあっても、マスク5の開口部6及び
裏面5bにクリーム半田4が残留してしまう結果とな
る。したがって、その後の印刷工程において、上述した
ような版抜け不良や、半田ボール・ブリッジ等の印刷不
良が発生するという問題点がある。尚、図19では、ク
リーム半田4についてさらに細かく図示してクリーム半
田4に含まれる球形状の半田の粒を拡大して図示してい
る。本発明はこのような問題点を解決するためになされ
たもので、クリーニング開始位置からクリーニング終了
位置までの全範囲において、例えばクリーム半田等の印
刷材料を高い除去率で清掃することのできる清掃装置及
び清掃方法を提供することを目的とする。
においては、接触部20、21がクリーニングペーパー
11を介してマスク5に接触する面積は小さい。よっ
て、図19の(a)ないし(c)に示すように、エアー
吸引部17が上記位置Iから位置IIへ移動するに伴い、
クリーニングペーパー11においてマスク5の裏面5b
と接触部20、21とによって挟まれる部分11a、1
1bの表面及びその近傍部分は、すぐにクリーム半田4
で覆われてしまう。よって、クリーム半田4で覆われた
クリーニングペーパー11では、マスク5の裏面5bに
付着したクリーム半田4の回収ができなくなり、クリー
ニング動作終了後にあっても、マスク5の開口部6及び
裏面5bにクリーム半田4が残留してしまう結果とな
る。したがって、その後の印刷工程において、上述した
ような版抜け不良や、半田ボール・ブリッジ等の印刷不
良が発生するという問題点がある。尚、図19では、ク
リーム半田4についてさらに細かく図示してクリーム半
田4に含まれる球形状の半田の粒を拡大して図示してい
る。本発明はこのような問題点を解決するためになされ
たもので、クリーニング開始位置からクリーニング終了
位置までの全範囲において、例えばクリーム半田等の印
刷材料を高い除去率で清掃することのできる清掃装置及
び清掃方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の清掃
装置は、所定パターンの開口部が形成され該開口部を介
して被印刷面に印刷材料を印刷するための印刷用マスク
を使用して印刷を行った後、上記印刷用マスクを清掃す
るため、上記被印刷面に接触する印刷用マスクの裏面に
対して清掃時にはクリーニングシートを介して接触した
状態にて移動し、かつ上記印刷用マスクの裏面に対向し
て開口する吸引穴を有し、かつ上記移動方向に対して直
交方向に延在する吸引部と、上記印刷用マスクの開口部
内に付着した上記印刷材料を上記裏面側へ排出させるた
め上記吸引部が上記クリーニングシートを介して上記印
刷用マスクの裏面に接触した状態にて上記開口部及び上
記吸引部の吸引穴を介して気体を吸引する吸引装置と、
を備えた印刷用マスクの清掃装置であって、さらに、上
記吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後部に
設けられ、上記印刷用マスクの裏面に対して清掃時には
上記クリーニングシートを介して押圧接触した状態にて
上記吸引部の移動方向へ移動して上記印刷用マスクの裏
面に付着した印刷材料及び上記吸引により上記開口部か
ら排出された印刷材料を上記クリーニングシートにふき
取る主ふき取り部を備えたことを特徴とする。
装置は、所定パターンの開口部が形成され該開口部を介
して被印刷面に印刷材料を印刷するための印刷用マスク
を使用して印刷を行った後、上記印刷用マスクを清掃す
るため、上記被印刷面に接触する印刷用マスクの裏面に
対して清掃時にはクリーニングシートを介して接触した
状態にて移動し、かつ上記印刷用マスクの裏面に対向し
て開口する吸引穴を有し、かつ上記移動方向に対して直
交方向に延在する吸引部と、上記印刷用マスクの開口部
内に付着した上記印刷材料を上記裏面側へ排出させるた
め上記吸引部が上記クリーニングシートを介して上記印
刷用マスクの裏面に接触した状態にて上記開口部及び上
記吸引部の吸引穴を介して気体を吸引する吸引装置と、
を備えた印刷用マスクの清掃装置であって、さらに、上
記吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後部に
設けられ、上記印刷用マスクの裏面に対して清掃時には
上記クリーニングシートを介して押圧接触した状態にて
上記吸引部の移動方向へ移動して上記印刷用マスクの裏
面に付着した印刷材料及び上記吸引により上記開口部か
ら排出された印刷材料を上記クリーニングシートにふき
取る主ふき取り部を備えたことを特徴とする。
【0008】又、本発明の第2態様の清掃方法は、所定
パターンの開口部が形成され該開口部を介して被印刷面
に印刷材料を印刷するための印刷用マスクを使用して印
刷を行った後の上記印刷用マスクの清掃を行うため、上
記被印刷面に接触する印刷用マスクの裏面に対して清掃
時にはクリーニングシートを介して接触した状態にて移
動し、かつ上記印刷用マスクの裏面に対向して開口する
吸引穴を有し、かつ上記移動方向に対して直交方向に延
在する吸引部と、上記印刷用マスクの開口部内に付着し
た上記印刷材料を上記裏面側へ排出させるため上記吸引
部が上記クリーニングシートを介して上記印刷用マスク
の裏面に接触した状態にて上記開口部及び上記吸引部の
吸引穴を介して気体を吸引する吸引装置と、を備えた印
刷用マスクの清掃装置にて実行される清掃方法であっ
て、上記吸引により上記印刷用マスクの開口部内に付着
した上記印刷材料を上記裏面側へ排出させた後、上記吸
引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後部に設け
られ、上記印刷用マスクの裏面に対して清掃時には上記
クリーニングシートを介して押圧接触した状態にて上記
吸引部の移動方向へ移動する主ふき取り部にて上記印刷
用マスクの裏面に付着した印刷材料及び上記吸引により
上記開口部から排出された印刷材料を上記クリーニング
シートにふき取ることを特徴とする。
パターンの開口部が形成され該開口部を介して被印刷面
に印刷材料を印刷するための印刷用マスクを使用して印
刷を行った後の上記印刷用マスクの清掃を行うため、上
記被印刷面に接触する印刷用マスクの裏面に対して清掃
時にはクリーニングシートを介して接触した状態にて移
動し、かつ上記印刷用マスクの裏面に対向して開口する
吸引穴を有し、かつ上記移動方向に対して直交方向に延
在する吸引部と、上記印刷用マスクの開口部内に付着し
た上記印刷材料を上記裏面側へ排出させるため上記吸引
部が上記クリーニングシートを介して上記印刷用マスク
の裏面に接触した状態にて上記開口部及び上記吸引部の
吸引穴を介して気体を吸引する吸引装置と、を備えた印
刷用マスクの清掃装置にて実行される清掃方法であっ
て、上記吸引により上記印刷用マスクの開口部内に付着
した上記印刷材料を上記裏面側へ排出させた後、上記吸
引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後部に設け
られ、上記印刷用マスクの裏面に対して清掃時には上記
クリーニングシートを介して押圧接触した状態にて上記
吸引部の移動方向へ移動する主ふき取り部にて上記印刷
用マスクの裏面に付着した印刷材料及び上記吸引により
上記開口部から排出された印刷材料を上記クリーニング
シートにふき取ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である印刷用
マスクの清掃装置及び清掃方法について、図を参照して
以下に説明する。尚、各図において、同一または同様の
機能を果す構成部分については同じ符号を付している。
又、上記清掃方法は、上記清掃装置にて実行されるもの
である。又、各実施形態では、被印刷体としてプリント
基板を例に採るがこれに限定されるものではない。又、
印刷材料としてクリーム半田を例に採るがこれに限定さ
れるものではなく、導体ペースト、又は絶縁体ペースト
等の各種印刷材料が使用可能である。又、各実施形態で
使用する印刷用マスク5は、0.14mmの厚みにてな
るステンレス製であり、該マスク5に形成されている開
口部6は幅0.15mm、長さ1.4mmの長穴形状で
ある。又、クリーム半田4に含まれる半田の粒径は10
〜30μmである。又、クリーニングシートの一実施形
態であるクリーニングペーパー11は、厚み0.5mm
〜1mmの綿の不織布である。
マスクの清掃装置及び清掃方法について、図を参照して
以下に説明する。尚、各図において、同一または同様の
機能を果す構成部分については同じ符号を付している。
又、上記清掃方法は、上記清掃装置にて実行されるもの
である。又、各実施形態では、被印刷体としてプリント
基板を例に採るがこれに限定されるものではない。又、
印刷材料としてクリーム半田を例に採るがこれに限定さ
れるものではなく、導体ペースト、又は絶縁体ペースト
等の各種印刷材料が使用可能である。又、各実施形態で
使用する印刷用マスク5は、0.14mmの厚みにてな
るステンレス製であり、該マスク5に形成されている開
口部6は幅0.15mm、長さ1.4mmの長穴形状で
ある。又、クリーム半田4に含まれる半田の粒径は10
〜30μmである。又、クリーニングシートの一実施形
態であるクリーニングペーパー11は、厚み0.5mm
〜1mmの綿の不織布である。
【0010】第1実施形態;上述したように従来のクリ
ーナー30におけるエアー吸引部17の接触部20、2
1には、マスク5の裏面5bを積極的に清掃するという
技術的思想は存在しない。そこで第1実施形態の清掃装
置101では、図1に示すように、清掃装置101の移
動方向Vにおいてエアー吸引部17の吸引穴17aの後
方に、積極的にマスク5の裏面5bを清掃するための主
ふき取り部111をエアー吸引部17とは別に設けた。
主ふき取り部111は、上記移動方向Vに対して直交方
向に延在するエアー吸引部17の延在方向に沿って延在
する細長い板状体であり、その材質はエアー吸引部17
の接触部20、21と同一である。このような主ふき取
り部111は、エアー吸引機構16、エアー吸引部1
7、クリーニングペーパー供給部12、クリーニングペ
ーパー巻取部13等を配設した移動台121に設置する
ことができる。よって、マスク5の裏面5bの清掃時に
は、主ふき取り部111の接触部111aはクリーニン
グペーパー11を介して上記裏面5bに押圧され、例え
ばモータである駆動装置122にて移動方向Vへ移動台
121が移動することでエアー吸引部17等とともに移
動方向Vへ移動する。又、主ふき取り部111の接触部
111aにおける上記移動方向Vに沿った長さは、図1
3に示すように、クリーニングペーパー11にてマスク
5の裏面5bからクリーム半田4を除去する除去率が9
0%以上であることを目標としたとき、5mm以上であ
る。尚、図13から明らかなように上記長さが約30m
mを越えると除去率の向上は殆どなくなることから、上
記長さは最大でも40mm程度までが好ましい。尚、図
13において上記除去率は、エアー吸引部17が吸引を
行いながらマスク5の裏面5bを主ふき取り部111が
位置I(以下、「クリーニング開始位置」とする)から
位置II(以下、「クリーニング終了位置」とする)まで
片道移動するという条件で測定したものである。又、第
1実施形態の清掃装置101では、従来設けていたエア
ー噴射部15は設けていない。
ーナー30におけるエアー吸引部17の接触部20、2
1には、マスク5の裏面5bを積極的に清掃するという
技術的思想は存在しない。そこで第1実施形態の清掃装
置101では、図1に示すように、清掃装置101の移
動方向Vにおいてエアー吸引部17の吸引穴17aの後
方に、積極的にマスク5の裏面5bを清掃するための主
ふき取り部111をエアー吸引部17とは別に設けた。
主ふき取り部111は、上記移動方向Vに対して直交方
向に延在するエアー吸引部17の延在方向に沿って延在
する細長い板状体であり、その材質はエアー吸引部17
の接触部20、21と同一である。このような主ふき取
り部111は、エアー吸引機構16、エアー吸引部1
7、クリーニングペーパー供給部12、クリーニングペ
ーパー巻取部13等を配設した移動台121に設置する
ことができる。よって、マスク5の裏面5bの清掃時に
は、主ふき取り部111の接触部111aはクリーニン
グペーパー11を介して上記裏面5bに押圧され、例え
ばモータである駆動装置122にて移動方向Vへ移動台
121が移動することでエアー吸引部17等とともに移
動方向Vへ移動する。又、主ふき取り部111の接触部
111aにおける上記移動方向Vに沿った長さは、図1
3に示すように、クリーニングペーパー11にてマスク
5の裏面5bからクリーム半田4を除去する除去率が9
0%以上であることを目標としたとき、5mm以上であ
る。尚、図13から明らかなように上記長さが約30m
mを越えると除去率の向上は殆どなくなることから、上
記長さは最大でも40mm程度までが好ましい。尚、図
13において上記除去率は、エアー吸引部17が吸引を
行いながらマスク5の裏面5bを主ふき取り部111が
位置I(以下、「クリーニング開始位置」とする)から
位置II(以下、「クリーニング終了位置」とする)まで
片道移動するという条件で測定したものである。又、第
1実施形態の清掃装置101では、従来設けていたエア
ー噴射部15は設けていない。
【0011】このような第1実施形態の清掃装置101
の動作を以下に説明する。印刷用マスク5を用いてプリ
ント基板上にクリーム半田を所望のパターンに印刷した
後、清掃装置101全体がクリーニング開始位置Iに移
動する。そして、エアー吸引部17及び主ふき取り部1
11が印刷用マスク5側へ上昇して、クリーニングペー
パー11を介してマスク5の裏面5bに押圧接触した
後、エアー吸引機構16によりマスク5の開口部6を介
してエアー吸引を開始する。この状態を維持しながら、
クリーニング終了位置IIに向けて駆動装置122にて清
掃装置101が設置された移動台121を移動方向Vへ
移動させ、マスク5の開口部6及び裏面5bに付着した
クリーム半田4を除去する。即ち、図2の(a)に示す
ように、上記エアー吸引によりマスク5の開口部6内か
らマスク5の裏面5b側に排出されたクリーム半田4、
及び上記裏面5bに付着していたクリーム半田4がエア
ー吸引部17の接触部20と上記裏面5bとに挟まれた
クリーニングペーパー11のVI部分に付着する。ところ
が上述のように移動方向Vに沿った接触部20の長さが
1mmであるので、クリーニングペーパー11の上記VI
部分はクリーム半田4で飽和した状態となってしまい、
図2の(b)に示すように、ふき取られないクリーム半
田112が生じる。
の動作を以下に説明する。印刷用マスク5を用いてプリ
ント基板上にクリーム半田を所望のパターンに印刷した
後、清掃装置101全体がクリーニング開始位置Iに移
動する。そして、エアー吸引部17及び主ふき取り部1
11が印刷用マスク5側へ上昇して、クリーニングペー
パー11を介してマスク5の裏面5bに押圧接触した
後、エアー吸引機構16によりマスク5の開口部6を介
してエアー吸引を開始する。この状態を維持しながら、
クリーニング終了位置IIに向けて駆動装置122にて清
掃装置101が設置された移動台121を移動方向Vへ
移動させ、マスク5の開口部6及び裏面5bに付着した
クリーム半田4を除去する。即ち、図2の(a)に示す
ように、上記エアー吸引によりマスク5の開口部6内か
らマスク5の裏面5b側に排出されたクリーム半田4、
及び上記裏面5bに付着していたクリーム半田4がエア
ー吸引部17の接触部20と上記裏面5bとに挟まれた
クリーニングペーパー11のVI部分に付着する。ところ
が上述のように移動方向Vに沿った接触部20の長さが
1mmであるので、クリーニングペーパー11の上記VI
部分はクリーム半田4で飽和した状態となってしまい、
図2の(b)に示すように、ふき取られないクリーム半
田112が生じる。
【0012】しかし、移動方向Vにおいてエアー吸引部
17の吸引穴17aの後方には、主ふき取り部111を
設けているので、図2の(c)に示すように、主ふき取
り部111とマスク5の裏面5bとによって挟まれたク
リーニングペーパー11のVII部分にて、上記ふき取ら
れないクリーム半田112は再度ふき取られる。尚、本
実施形態の清掃装置の開発のための試験により、エアー
吸引部17の吸引穴17aのエッジ17bから、上記移
動方向Vに対する反移動方向に向かい約2mm程度の範
囲は、クリーニングペーパー11がクリーム半田4にて
飽和した状態となる領域であり、上記エッジ17bから
上記反移動方向に2mmを越えて離れた領域はクリーム
半田4をふき取るのに十分な状態であることが確認され
ている。よって、第1実施形態にて設けた主ふき取り部
111における上記移動方向Vに沿った長さは、上述の
ように最低5mmの長さを有するように設計している。
尚、主ふき取り部111の上記長さを15mm〜25m
mとすることにより、主ふき取り部111を設けない従
来の清掃装置の場合でエアー吸引部17の接触部20に
おける上記長さが2mmである場合に比べて、除去率は
約10%向上する。
17の吸引穴17aの後方には、主ふき取り部111を
設けているので、図2の(c)に示すように、主ふき取
り部111とマスク5の裏面5bとによって挟まれたク
リーニングペーパー11のVII部分にて、上記ふき取ら
れないクリーム半田112は再度ふき取られる。尚、本
実施形態の清掃装置の開発のための試験により、エアー
吸引部17の吸引穴17aのエッジ17bから、上記移
動方向Vに対する反移動方向に向かい約2mm程度の範
囲は、クリーニングペーパー11がクリーム半田4にて
飽和した状態となる領域であり、上記エッジ17bから
上記反移動方向に2mmを越えて離れた領域はクリーム
半田4をふき取るのに十分な状態であることが確認され
ている。よって、第1実施形態にて設けた主ふき取り部
111における上記移動方向Vに沿った長さは、上述の
ように最低5mmの長さを有するように設計している。
尚、主ふき取り部111の上記長さを15mm〜25m
mとすることにより、主ふき取り部111を設けない従
来の清掃装置の場合でエアー吸引部17の接触部20に
おける上記長さが2mmである場合に比べて、除去率は
約10%向上する。
【0013】クリーニング終了位置IIまで清掃装置10
1が移動するとエアー吸引機構16によるエアー吸引を
停止、エアー吸引部17及び主ふき取り部111を下降
する。又、このとき、モータ123を駆動してクリーニ
ングペーパー巻取部13により汚れたクリーニングペー
パー11を巻き取り、クリーニングペーパー供給部12
から新しいクリーニングペーパー11を供給する。この
後、駆動装置122により清掃装置101は再びクリー
ニング開始位置Iへ戻され、マスク5のクリーニング動
作を終了する。このように、第1実施形態の清掃装置1
01では、主ふき取り部111を設けたことより、クリ
ーニング開始位置Iからクリーニング終了位置IIまでの
全範囲において、マスク5におけるクリーム半田4を高
い除去率で除去することができる。
1が移動するとエアー吸引機構16によるエアー吸引を
停止、エアー吸引部17及び主ふき取り部111を下降
する。又、このとき、モータ123を駆動してクリーニ
ングペーパー巻取部13により汚れたクリーニングペー
パー11を巻き取り、クリーニングペーパー供給部12
から新しいクリーニングペーパー11を供給する。この
後、駆動装置122により清掃装置101は再びクリー
ニング開始位置Iへ戻され、マスク5のクリーニング動
作を終了する。このように、第1実施形態の清掃装置1
01では、主ふき取り部111を設けたことより、クリ
ーニング開始位置Iからクリーニング終了位置IIまでの
全範囲において、マスク5におけるクリーム半田4を高
い除去率で除去することができる。
【0014】次に、図3に示すように、清掃装置101
の移動方向Vにおいてエアー吸引部17の吸引穴17a
の前方に、さらに、副ふき取り部113を設けた清掃装
置102がより好ましい。この副ふき取り部113は、
上述した主ふき取り部111と同様に、上記移動方向V
に対して直交方向に延在するエアー吸引部17の延在方
向に沿って延在する細長い板状体であり、移動台121
に設置され、その材質は主ふき取り部111と同一であ
る。よって、マスク5の裏面5bの清掃時には、副ふき
取り部113の接触部113aはクリーニングペーパー
11を介して上記裏面5bに押圧され、移動台121が
移動することでエアー吸引部17等とともに移動方向V
へ移動する。副ふき取り部113の接触部113aにお
ける上記移動方向Vに沿った長さは、図3に示すよう
に、主ふき取り部111の接触部111aの上記移動方
向Vに沿った長さよりも短くすることができる。何故な
らば、副ふき取り部113は、移動方向Vにおいて上記
吸引穴17aよりも前方に配置されるので、マスク5の
開口部6から排出されたクリーム半田4を回収すること
はなく、マスク5の裏面5bに付着しているクリーム半
田4のみをクリーニングペーパー11で回収するように
すればよいからである。
の移動方向Vにおいてエアー吸引部17の吸引穴17a
の前方に、さらに、副ふき取り部113を設けた清掃装
置102がより好ましい。この副ふき取り部113は、
上述した主ふき取り部111と同様に、上記移動方向V
に対して直交方向に延在するエアー吸引部17の延在方
向に沿って延在する細長い板状体であり、移動台121
に設置され、その材質は主ふき取り部111と同一であ
る。よって、マスク5の裏面5bの清掃時には、副ふき
取り部113の接触部113aはクリーニングペーパー
11を介して上記裏面5bに押圧され、移動台121が
移動することでエアー吸引部17等とともに移動方向V
へ移動する。副ふき取り部113の接触部113aにお
ける上記移動方向Vに沿った長さは、図3に示すよう
に、主ふき取り部111の接触部111aの上記移動方
向Vに沿った長さよりも短くすることができる。何故な
らば、副ふき取り部113は、移動方向Vにおいて上記
吸引穴17aよりも前方に配置されるので、マスク5の
開口部6から排出されたクリーム半田4を回収すること
はなく、マスク5の裏面5bに付着しているクリーム半
田4のみをクリーニングペーパー11で回収するように
すればよいからである。
【0015】このように副ふき取り部113及び主ふき
取り部111の両方を設けた場合、副ふき取り部113
の接触部113aにおける上記移動方向Vに沿った長さ
は、主ふき取り部111の接触部111aの上記移動方
向Vに沿った長さよりも短くすることができ、又、上述
したように主ふき取り部111の上記長さは2mmを越
える必要があることから、主ふき取り部111及び副ふ
き取り部113の両者の上記長さを加算した値は、少な
くとも5mmとすることができる。例えば、主ふき取り
部111の上記長さは3mm以上、副ふき取り部113
の上記長さは2mm以上とすることができる。尚、清掃
装置102がクリーニング開始位置Iとクリーニング終
了位置IIとの間で往復移動する場合には、主ふき取り部
111及び副ふき取り部113の区別は必要なくなるこ
とから、主ふき取り部111及び副ふき取り部113の
上記長さは等しくなる。
取り部111の両方を設けた場合、副ふき取り部113
の接触部113aにおける上記移動方向Vに沿った長さ
は、主ふき取り部111の接触部111aの上記移動方
向Vに沿った長さよりも短くすることができ、又、上述
したように主ふき取り部111の上記長さは2mmを越
える必要があることから、主ふき取り部111及び副ふ
き取り部113の両者の上記長さを加算した値は、少な
くとも5mmとすることができる。例えば、主ふき取り
部111の上記長さは3mm以上、副ふき取り部113
の上記長さは2mm以上とすることができる。尚、清掃
装置102がクリーニング開始位置Iとクリーニング終
了位置IIとの間で往復移動する場合には、主ふき取り部
111及び副ふき取り部113の区別は必要なくなるこ
とから、主ふき取り部111及び副ふき取り部113の
上記長さは等しくなる。
【0016】このように主ふき取り部111に加えてさ
らに副ふき取り部113を設けることで、マスク5の裏
面5bに付着したクリーム半田4の一部を回収すること
ができるので、より上記除去率を向上させることができ
る。
らに副ふき取り部113を設けることで、マスク5の裏
面5bに付着したクリーム半田4の一部を回収すること
ができるので、より上記除去率を向上させることができ
る。
【0017】第2実施形態;上述した第1実施形態にお
ける清掃装置101、102では、エアー吸引部17と
は別体にて主ふき取り部111、又は、主ふき取り部1
11及び副ふき取り部113を設けたが、第2実施形態
の清掃装置では、主ふき取り部111をエアー吸引部1
7と一体的に、又は主ふき取り部111及び副ふき取り
部113をエアー吸引部17と一体的に構成したクリー
ニングノズル131を設ける。図4に示す清掃装置10
3は、クリーニング開始位置Iとクリーニング終了位置I
Iとの間で往復移動するタイプであり、よってクリーニ
ングノズル131は、主ふき取り部111及び副ふき取
り部113をエアー吸引部17と一体的に構成した形態
であり、主ふき取り部111及び副ふき取り部113に
おける、清掃装置の移動方向に沿った長さはそれぞれ等
しい。
ける清掃装置101、102では、エアー吸引部17と
は別体にて主ふき取り部111、又は、主ふき取り部1
11及び副ふき取り部113を設けたが、第2実施形態
の清掃装置では、主ふき取り部111をエアー吸引部1
7と一体的に、又は主ふき取り部111及び副ふき取り
部113をエアー吸引部17と一体的に構成したクリー
ニングノズル131を設ける。図4に示す清掃装置10
3は、クリーニング開始位置Iとクリーニング終了位置I
Iとの間で往復移動するタイプであり、よってクリーニ
ングノズル131は、主ふき取り部111及び副ふき取
り部113をエアー吸引部17と一体的に構成した形態
であり、主ふき取り部111及び副ふき取り部113に
おける、清掃装置の移動方向に沿った長さはそれぞれ等
しい。
【0018】このようなクリーニングノズル131は、
図6に示すように、往復移動方向VIIIに直交するマスク
5の幅方向に沿ってほぼマスク5の幅寸法を同一長さに
て延在する細長い板状体であり、その中央部にはクリー
ニングノズル131の長手方向に沿って平面長穴形状の
吸引穴132が一つ形成されている。尚、吸引穴132
は、エアー吸引機構16に接続されている。このような
クリーニングノズル131において、清掃装置103の
往復移動方向VIIIにおいて吸引穴132の前後に位置す
る接触部133、134のそれぞれが主ふき取り部11
1及び副ふき取り部113のそれぞれに相当する。又、
接触部133、134において往復移動方向VIIIに沿っ
た両者の長さを加算した値は、上述したように少なくと
も5mmとすることができる。
図6に示すように、往復移動方向VIIIに直交するマスク
5の幅方向に沿ってほぼマスク5の幅寸法を同一長さに
て延在する細長い板状体であり、その中央部にはクリー
ニングノズル131の長手方向に沿って平面長穴形状の
吸引穴132が一つ形成されている。尚、吸引穴132
は、エアー吸引機構16に接続されている。このような
クリーニングノズル131において、清掃装置103の
往復移動方向VIIIにおいて吸引穴132の前後に位置す
る接触部133、134のそれぞれが主ふき取り部11
1及び副ふき取り部113のそれぞれに相当する。又、
接触部133、134において往復移動方向VIIIに沿っ
た両者の長さを加算した値は、上述したように少なくと
も5mmとすることができる。
【0019】又、吸引穴132における往復移動方向VI
IIの開口幅XIの寸法は、以下のように定められる。即
ち、吸引穴の面積は、当該吸引穴を通過するエアー吸引
流量と上記吸引穴を通過するエアー吸引流速とを乗じた
値が最大となるように設定される。より詳しく説明する
と、エアーブローの力Fを表す式として、F=P×Q×
V/gがある。ここで、Pは流体の密度、Qは流体の流
量、Vは流体の流速、gは重力加速度である。吸引力を
表す場合においても上記の式を用いることができ、上記
式で表される力Fが最大値となる吸引穴面積を有する吸
引穴は、マスク5の開口部6及びその裏面5bに付着し
たクリーム半田4を吸引除去する力が最大となる。この
ような理論から、図14に示すように、吸引穴の上記開
口幅XIと、吸引力と、クリーム半田4の除去率との関係
を測定した。図14から明らかなように、除去率及び吸
引力Fの値はクリーニングノズルの吸引穴の開口幅XIが
6mmのとき最大値となる。よって、本実施形態のクリ
ーニングノズル131の吸引穴132の開口幅XIは6m
mとしている。しかしながら、開口幅XIは5mm〜9m
mであっても同様の効果がある。尚、このようなクリー
ニングノズル131を備えた清掃装置103の動作は上
述した例えば清掃装置102の場合と同一であるので、
説明を省略する。
IIの開口幅XIの寸法は、以下のように定められる。即
ち、吸引穴の面積は、当該吸引穴を通過するエアー吸引
流量と上記吸引穴を通過するエアー吸引流速とを乗じた
値が最大となるように設定される。より詳しく説明する
と、エアーブローの力Fを表す式として、F=P×Q×
V/gがある。ここで、Pは流体の密度、Qは流体の流
量、Vは流体の流速、gは重力加速度である。吸引力を
表す場合においても上記の式を用いることができ、上記
式で表される力Fが最大値となる吸引穴面積を有する吸
引穴は、マスク5の開口部6及びその裏面5bに付着し
たクリーム半田4を吸引除去する力が最大となる。この
ような理論から、図14に示すように、吸引穴の上記開
口幅XIと、吸引力と、クリーム半田4の除去率との関係
を測定した。図14から明らかなように、除去率及び吸
引力Fの値はクリーニングノズルの吸引穴の開口幅XIが
6mmのとき最大値となる。よって、本実施形態のクリ
ーニングノズル131の吸引穴132の開口幅XIは6m
mとしている。しかしながら、開口幅XIは5mm〜9m
mであっても同様の効果がある。尚、このようなクリー
ニングノズル131を備えた清掃装置103の動作は上
述した例えば清掃装置102の場合と同一であるので、
説明を省略する。
【0020】さらに又、図18に示すようなエアー噴射
機構14に接続されたエアー噴射部15を清掃装置10
3にさらに設けた、図5に示すような清掃装置104を
構成することもできる。この場合、クリーニングノズル
131の接触部133、134をエアー噴射部15が押
圧することで上記接触部133、134におけるクリー
ム半田4の除去がより効果的に行えるように、エアー噴
射部15はクリーニングノズル131の接触部133、
134に対応する肉厚を有するのが好ましい。又、以下
に説明する各クリーニングノズルに対しても、エアー噴
射機構14を有するエアー噴射部15を設けてもよい。
機構14に接続されたエアー噴射部15を清掃装置10
3にさらに設けた、図5に示すような清掃装置104を
構成することもできる。この場合、クリーニングノズル
131の接触部133、134をエアー噴射部15が押
圧することで上記接触部133、134におけるクリー
ム半田4の除去がより効果的に行えるように、エアー噴
射部15はクリーニングノズル131の接触部133、
134に対応する肉厚を有するのが好ましい。又、以下
に説明する各クリーニングノズルに対しても、エアー噴
射機構14を有するエアー噴射部15を設けてもよい。
【0021】以下に、クリーニングノズルの変形例を説
明する。図7に示すように、クリーニングノズルの長手
方向に沿って互いに平行に2本の吸引穴132a、13
2bを設けたクリーニングノズル135を形成すること
もできる。尚、吸引穴132a,132bの開口幅XIは
例えば上述した6mmである。このようなクリーニング
ノズル135において、上記往復移動方向VIIIにおいて
それぞれの吸引穴132a,132bの前後に位置する
接触部135a、135b、135cの内、接触部13
5bは常に主ふき取り部111に相当し接触部135
a、135cのそれぞれは主ふき取り部111又は副ふ
き取り部113のそれぞれに相当する。このように上記
往復移動方向VIIIに沿って吸引穴を2つ設けることで、
それぞれの吸引穴132a,132bの直後にそれぞれ
主ふき取り部111に相当する接触部が位置することに
なるので、クリーニングノズル135における接触部1
35a、135b、135cのそれぞれの上記往復移動
方向VIIIに沿った長さは、クリーニングノズル131の
場合に比べ、短くすることができる。よって、クリーニ
ングノズル135においても、接触部135a、135
b、135cにおける上記往復移動方向VIIIに沿ったそ
れぞれの長さを加算した値は、上述のように5mm以
上、約40mm以下とすることができる。このように2
つの吸引穴132a,132bを設けることで、その結
果、進行方向において主ふき取り部111に相当する接
触部が2つ設けられることになることから、クリーニン
グノズル135は、クリーニングノズル131に比べて
よりクリーム半田4の除去率を向上させることができ
る。
明する。図7に示すように、クリーニングノズルの長手
方向に沿って互いに平行に2本の吸引穴132a、13
2bを設けたクリーニングノズル135を形成すること
もできる。尚、吸引穴132a,132bの開口幅XIは
例えば上述した6mmである。このようなクリーニング
ノズル135において、上記往復移動方向VIIIにおいて
それぞれの吸引穴132a,132bの前後に位置する
接触部135a、135b、135cの内、接触部13
5bは常に主ふき取り部111に相当し接触部135
a、135cのそれぞれは主ふき取り部111又は副ふ
き取り部113のそれぞれに相当する。このように上記
往復移動方向VIIIに沿って吸引穴を2つ設けることで、
それぞれの吸引穴132a,132bの直後にそれぞれ
主ふき取り部111に相当する接触部が位置することに
なるので、クリーニングノズル135における接触部1
35a、135b、135cのそれぞれの上記往復移動
方向VIIIに沿った長さは、クリーニングノズル131の
場合に比べ、短くすることができる。よって、クリーニ
ングノズル135においても、接触部135a、135
b、135cにおける上記往復移動方向VIIIに沿ったそ
れぞれの長さを加算した値は、上述のように5mm以
上、約40mm以下とすることができる。このように2
つの吸引穴132a,132bを設けることで、その結
果、進行方向において主ふき取り部111に相当する接
触部が2つ設けられることになることから、クリーニン
グノズル135は、クリーニングノズル131に比べて
よりクリーム半田4の除去率を向上させることができ
る。
【0022】又、クリーニングノズル135では、吸引
穴132a,132bのそれぞれはクリーニングノズル
135の長手方向に沿って直線状にて連続的に延在する
が、図8に示すように長手方向に沿って所定間隔に吸引
穴137を配列し、かつ各吸引穴137を千鳥状に配列
したクリーニングノズル136を形成することもでき
る。尚、クリーニングノズル136においても、往復移
動方向VIIIに沿って吸引穴137は2つ配列されてい
る。又、吸引穴137の開口幅XIは上述した6mmであ
る。吸引穴137を千鳥状に配列する理由を以下に示
す。即ち、クリーニングノズルの材質が軟質材料、例え
ばジュラコンの場合、図7に示すクリーニングノズル1
35では、吸引穴132aと吸引穴132bとの間の接
触部135bの幅が狭く、クリーニングノズルの強度不
足が生じ、クリーニングペーパー11を介してマスク5
の裏面5bと接触部135bとが接触しなくなる可能性
がある。そこで、吸引穴を千鳥状に配列することで上記
強度不足の発生を抑え、クリーニングペーパー11を介
してクリーニングノズルと上記裏面5bとが確実に接触
するようにすることができる。尚、上記ジュラコンと
は、ポリアセタールの通称である。
穴132a,132bのそれぞれはクリーニングノズル
135の長手方向に沿って直線状にて連続的に延在する
が、図8に示すように長手方向に沿って所定間隔に吸引
穴137を配列し、かつ各吸引穴137を千鳥状に配列
したクリーニングノズル136を形成することもでき
る。尚、クリーニングノズル136においても、往復移
動方向VIIIに沿って吸引穴137は2つ配列されてい
る。又、吸引穴137の開口幅XIは上述した6mmであ
る。吸引穴137を千鳥状に配列する理由を以下に示
す。即ち、クリーニングノズルの材質が軟質材料、例え
ばジュラコンの場合、図7に示すクリーニングノズル1
35では、吸引穴132aと吸引穴132bとの間の接
触部135bの幅が狭く、クリーニングノズルの強度不
足が生じ、クリーニングペーパー11を介してマスク5
の裏面5bと接触部135bとが接触しなくなる可能性
がある。そこで、吸引穴を千鳥状に配列することで上記
強度不足の発生を抑え、クリーニングペーパー11を介
してクリーニングノズルと上記裏面5bとが確実に接触
するようにすることができる。尚、上記ジュラコンと
は、ポリアセタールの通称である。
【0023】又、上述のクリーニングノズル131、1
35、136では、吸引穴132、137は、平面形状
にて長穴状であるが、図9に示すように、平面形状が円
形状の吸引穴139であってもよい。クリーニングノズ
ル138は、このような吸引穴139を千鳥状に配列し
たものであり、クリーニングノズル138においても、
往復移動方向VIIIに沿って吸引穴139は2つずつ配列
されている。尚、吸引穴139の直径は3〜5mmであ
る。
35、136では、吸引穴132、137は、平面形状
にて長穴状であるが、図9に示すように、平面形状が円
形状の吸引穴139であってもよい。クリーニングノズ
ル138は、このような吸引穴139を千鳥状に配列し
たものであり、クリーニングノズル138においても、
往復移動方向VIIIに沿って吸引穴139は2つずつ配列
されている。尚、吸引穴139の直径は3〜5mmであ
る。
【0024】さらに又、図10に示すクリーニングノズ
ル140のように、マスク5の裏面5bとクリーニング
ペーパー11を介して接触する接触面141を、クリー
ニングノズル140の延在方向に沿って凸状に湾曲させ
てもよい。このように湾曲した接触面141を有するク
リーニングノズル140を用いることで、清掃時にてク
リーニングペーパー11を介してマスク5の裏面5bに
クリーニングノズル140が接触したとき、マスク5は
強制的に上記接触面141に沿って凹状に湾曲すること
になる。よって、クリーニングペーパー11を介してマ
スク5の裏面5bとクリーニングノズル140の接触面
141との密接度を高めることができ、よりクリーム半
田4の除去率を高めることができる。尚、クリーニング
ノズル140は、クリーニングノズル131のように1
本の吸引穴を有するタイプであるが、クリーニングノズ
ル135、クリーニングノズル136、又はクリーニン
グノズル138に形成されているような吸引穴を有する
タイプであってもよい。
ル140のように、マスク5の裏面5bとクリーニング
ペーパー11を介して接触する接触面141を、クリー
ニングノズル140の延在方向に沿って凸状に湾曲させ
てもよい。このように湾曲した接触面141を有するク
リーニングノズル140を用いることで、清掃時にてク
リーニングペーパー11を介してマスク5の裏面5bに
クリーニングノズル140が接触したとき、マスク5は
強制的に上記接触面141に沿って凹状に湾曲すること
になる。よって、クリーニングペーパー11を介してマ
スク5の裏面5bとクリーニングノズル140の接触面
141との密接度を高めることができ、よりクリーム半
田4の除去率を高めることができる。尚、クリーニング
ノズル140は、クリーニングノズル131のように1
本の吸引穴を有するタイプであるが、クリーニングノズ
ル135、クリーニングノズル136、又はクリーニン
グノズル138に形成されているような吸引穴を有する
タイプであってもよい。
【0025】尚、上述の説明では各クリーニングノズル
131、135、136、138、140は往復移動す
る清掃装置に使用するものとしたが、クリーニング開始
位置Iからクリーニング終了位置IIまでの片道移動する
清掃装置に使用してもよい。又、清掃装置が片道移動す
る場合、例えばクリーニングノズル131を例に採ると
図11に示すように、吸引穴132の前方及び後方に位
置する接触部133、134におけるクリーニングペー
パー11との接触面133a、134aのそれぞれを反
移動方向に向かいわずかに上り傾斜としてもよいし、
又、例えばクリーニングノズル136を例に採ると図1
2に示すように、クリーニングノズル136の接触面1
36aの全面を反移動方向に向かいわずかに上り傾斜と
してもよい。このようにクリーニングペーパー11との
接触面を反移動方向に向かって上り傾斜とすることで、
清掃時においてクリーニングノズルがクリーニングペー
パー11を介してマスク5の裏面5bに押圧された時、
上記反移動方向に向かい徐々に押圧力が増すので、クリ
ーニングノズルは、より効果的にクリーム半田4をふき
取ることができる。
131、135、136、138、140は往復移動す
る清掃装置に使用するものとしたが、クリーニング開始
位置Iからクリーニング終了位置IIまでの片道移動する
清掃装置に使用してもよい。又、清掃装置が片道移動す
る場合、例えばクリーニングノズル131を例に採ると
図11に示すように、吸引穴132の前方及び後方に位
置する接触部133、134におけるクリーニングペー
パー11との接触面133a、134aのそれぞれを反
移動方向に向かいわずかに上り傾斜としてもよいし、
又、例えばクリーニングノズル136を例に採ると図1
2に示すように、クリーニングノズル136の接触面1
36aの全面を反移動方向に向かいわずかに上り傾斜と
してもよい。このようにクリーニングペーパー11との
接触面を反移動方向に向かって上り傾斜とすることで、
清掃時においてクリーニングノズルがクリーニングペー
パー11を介してマスク5の裏面5bに押圧された時、
上記反移動方向に向かい徐々に押圧力が増すので、クリ
ーニングノズルは、より効果的にクリーム半田4をふき
取ることができる。
【0026】さらに又、上述した各清掃装置101、1
02、103、104では、クリーニングペーパー11
によるクリーム半田4のふき取りが終了しエアー吸引部
17及びふき取り部111、113、又はクリーニング
ノズル131等が下降した後、クリーニングペーパー巻
取部13をモータ123が駆動することで汚れたクリー
ニングペーパー11を巻取り、新たなクリーニングペー
パー11を供給した。しかしながらこのような動作に限
らず、クリーニングペーパー11とマスク5の裏面5b
とが接触している清掃状態において、クリーニングペー
パー巻取部13をモータ123にて駆動してクリーニン
グペーパー11を巻き取りながら、清掃装置を移動させ
てもよい。このように動作させることで、ふき取り部1
11、113、又はクリーニングノズル131等の接触
部133、134等と、マスク5の裏面5bとによって
挟まれた部分に、汚れていない新しいクリーニングペー
パー11を供給することができるので、より高い上記除
去率にてマスク5からクリーム半田4を除去することが
できる。尚、クリーニングペーパー巻取部13がクリー
ニングペーパー11を巻き取るタイミングとしては、上
述したように、例えばクリーニングノズル131がクリ
ーニングペーパー11を介してマスク5の裏面5bと接
触した状態を維持しながら移動する間は常にクリーニン
グペーパー11を巻き取るようにしてもよいし、清掃装
置が一定距離を移動するごとに上記巻き取りを行うよう
にしてもよい。
02、103、104では、クリーニングペーパー11
によるクリーム半田4のふき取りが終了しエアー吸引部
17及びふき取り部111、113、又はクリーニング
ノズル131等が下降した後、クリーニングペーパー巻
取部13をモータ123が駆動することで汚れたクリー
ニングペーパー11を巻取り、新たなクリーニングペー
パー11を供給した。しかしながらこのような動作に限
らず、クリーニングペーパー11とマスク5の裏面5b
とが接触している清掃状態において、クリーニングペー
パー巻取部13をモータ123にて駆動してクリーニン
グペーパー11を巻き取りながら、清掃装置を移動させ
てもよい。このように動作させることで、ふき取り部1
11、113、又はクリーニングノズル131等の接触
部133、134等と、マスク5の裏面5bとによって
挟まれた部分に、汚れていない新しいクリーニングペー
パー11を供給することができるので、より高い上記除
去率にてマスク5からクリーム半田4を除去することが
できる。尚、クリーニングペーパー巻取部13がクリー
ニングペーパー11を巻き取るタイミングとしては、上
述したように、例えばクリーニングノズル131がクリ
ーニングペーパー11を介してマスク5の裏面5bと接
触した状態を維持しながら移動する間は常にクリーニン
グペーパー11を巻き取るようにしてもよいし、清掃装
置が一定距離を移動するごとに上記巻き取りを行うよう
にしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
清掃装置、及び第2態様の清掃方法によれば、吸引穴を
有する吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後
部に主ふき取り部を設け、印刷用マスクの開口部及び裏
面に付着している印刷材料を上記主ふき取り部にて除去
するようにしたことにより、より高い除去率でマスクに
付着した印刷材料を清掃することができる。従って、清
掃後の印刷工程において、版抜け不良や、半田ボール・
ブリッジ等の印刷不良の発生を抑えることができる。
清掃装置、及び第2態様の清掃方法によれば、吸引穴を
有する吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後
部に主ふき取り部を設け、印刷用マスクの開口部及び裏
面に付着している印刷材料を上記主ふき取り部にて除去
するようにしたことにより、より高い除去率でマスクに
付着した印刷材料を清掃することができる。従って、清
掃後の印刷工程において、版抜け不良や、半田ボール・
ブリッジ等の印刷不良の発生を抑えることができる。
【図1】 本発明の第1実施形態である清掃装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 (a)ないし(c)は、図1に示す清掃装置
にてクリーム半田が除去されていく状態を順に説明した
図である。
にてクリーム半田が除去されていく状態を順に説明した
図である。
【図3】 図1の清掃装置の変形例における構成を示す
図である。
図である。
【図4】 本発明の第2実施形態である清掃装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 図4に示す清掃装置の変形例における構成を
示す図である。
示す図である。
【図6】 図4に示す清掃装置のクリーニングノズルの
斜視図である。
斜視図である。
【図7】 図6に示すクリーニングノズルの変形例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】 図6に示すクリーニングノズルの他の変形例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】 図6に示すクリーニングノズルのさらに他の
変形例を示す斜視図である。
変形例を示す斜視図である。
【図10】 図6に示すクリーニングノズルの別の変形
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図11】 図6に示すIX−IX線における断面図であ
る。
る。
【図12】 図8に示すX−X線における断面図である。
【図13】 主ふき取り部及び副ふき取り部の接触幅と
除去率との関係を示すグラフである。
除去率との関係を示すグラフである。
【図14】 吸引穴の開口幅と、吸引力と、除去率との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図15】 マスクを用いてクリーム半田を基板へ印刷
する動作を示した断面図である。
する動作を示した断面図である。
【図16】 印刷後、マスクを基板から離した時のマス
ク及び基板の状態を示す図である。
ク及び基板の状態を示す図である。
【図17】 従来の清掃装置の構造を示す図である。
【図18】 従来の清掃装置の構造を示す図である。
【図19】 図18に示す清掃装置にてクリーム半田が
除去されていく状態を順に説明した図である。
除去されていく状態を順に説明した図である。
4…クリーム半田、5…マスク、5b…裏面、6…開口
部、11…クリーニングペーパー、12…クリーニング
ペーパー供給部、13…クリーニングペーパー巻取部、
16…エアー吸引機構、17…エアー吸引部、17a…
吸引穴、101、102、103、104…清掃装置、
111…主ふき取り部、111a…接触部、113…副
ふき取り部、131、135、136、138、140
…クリーニングノズル、132、132a、132b…
吸引穴、133、134…接触部。
部、11…クリーニングペーパー、12…クリーニング
ペーパー供給部、13…クリーニングペーパー巻取部、
16…エアー吸引機構、17…エアー吸引部、17a…
吸引穴、101、102、103、104…清掃装置、
111…主ふき取り部、111a…接触部、113…副
ふき取り部、131、135、136、138、140
…クリーニングノズル、132、132a、132b…
吸引穴、133、134…接触部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石本 一美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 賢 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 内藤 孝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 光城 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (18)
- 【請求項1】 所定パターンの開口部(6)が形成され
該開口部を介して被印刷面に印刷材料(4)を印刷する
ための印刷用マスク(5)を使用して印刷を行った後、
上記印刷用マスクを清掃するため、 上記被印刷面に接触する印刷用マスクの裏面(5b)に
対して清掃時にはクリーニングシート(11)を介して
接触した状態にて移動し、かつ上記印刷用マスクの裏面
に対向して開口する吸引穴(17a)を有し、かつ上記
移動方向に対して直交方向に延在する吸引部(17)
と、 上記印刷用マスクの開口部内に付着した上記印刷材料を
上記裏面側へ排出させるため上記吸引部が上記クリーニ
ングシートを介して上記印刷用マスクの裏面に接触した
状態にて上記開口部及び上記吸引部の吸引穴を介して気
体を吸引する吸引装置(16)と、を備えた印刷用マス
クの清掃装置であって、さらに、 上記吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後部
に設けられ、上記印刷用マスクの裏面に対して清掃時に
は上記クリーニングシートを介して押圧接触した状態に
て上記吸引部の移動方向へ移動して上記印刷用マスクの
裏面に付着した印刷材料及び上記吸引により上記開口部
から排出された印刷材料を上記クリーニングシートにふ
き取る主ふき取り部(111)を備えたことを特徴とす
る印刷用マスク清掃装置。 - 【請求項2】 上記主ふき取り部における上記移動方向
に沿った長さは、5mm以上である、請求項1記載の印
刷用マスク清掃装置。 - 【請求項3】 上記主ふき取り部は、上記吸引部と一体
的に成形されている、請求項1又は2記載の印刷用マス
ク清掃装置。 - 【請求項4】 上記吸引部の移動方向において上記吸引
穴の開口の前部に設けられ、上記印刷用マスクの裏面に
対して清掃時には上記クリーニングシートを介して押圧
接触した状態にて上記吸引部の移動方向へ移動して上記
印刷用マスクの裏面に付着した印刷材料を上記クリーニ
ングシートにふき取る副ふき取り部(113)をさらに
備えた、請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷用マ
スク清掃装置。 - 【請求項5】 上記主ふき取り部は、上記副ふき取り部
に比べて、上記吸引部の移動方向に沿った長さが長い、
請求項4記載の印刷用マスク清掃装置。 - 【請求項6】 上記主ふき取り部における上記移動方向
に沿った長さと上記副ふき取り部における上記移動方向
に沿った長さとの加算値は、5mm以上である、請求項
4又は5に記載の印刷用マスク清掃装置。 - 【請求項7】 上記主ふき取り部及び上記副ふき取り部
は、上記吸引部と一体的に成形されている、請求項4な
いし6のいずれかに記載の印刷用マスク清掃装置。 - 【請求項8】 上記吸引部の上記吸引穴の開口部面積
は、上記吸引により上記吸引穴を通過する気体の流量及
び流速を乗じた値が最大となる面積である、請求項1な
いし7のいずれかに記載の印刷用マスク清掃装置。 - 【請求項9】 上記吸引部は、上記吸引部の移動方向に
沿って複数の上記吸引穴を備え、上記移動方向に沿って
各吸引穴の開口の後部及び前部にふき取り部を備えた、
請求項1ないし8のいずれかに記載の印刷用マスク清掃
装置。 - 【請求項10】 上記吸引部の上記吸引穴は、該吸引部
の延在方向に沿って千鳥状に配置され、上記移動方向に
沿って各吸引穴の開口の後部及び前部にふき取り部を備
えた、請求項1ないし9のいずれかに記載の印刷用マス
ク清掃装置。 - 【請求項11】 上記印刷用マスクの裏面に対してクリ
ーニングシートを介して接触する上記吸引部の接触面
は、上記吸引部の延在方向に沿って凸状に湾曲してい
る、請求項1ないし10のいずれかに記載の印刷用マス
ク清掃装置。 - 【請求項12】 上記クリーニングシートは、上記吸引
部の移動に対して相対的に移動する、請求項1ないし1
1のいずれかに記載の印刷用マスク清掃装置。 - 【請求項13】 上記吸引部が上記印刷用マスクの裏面
を往復移動する場合、上記主ふき取り部及び上記副ふき
取り部における上記吸引部の移動方向に沿った長さは等
しく形成され、上記副ふき取り部は、上記印刷用マスク
の裏面に付着した印刷材料及び上記吸引により上記開口
部から排出された印刷材料を上記クリーニングシートに
てふき取る主ふき取り部と同一の機能を果たす、請求項
4ないし12のいずれかに記載の印刷用マスク清掃装
置。 - 【請求項14】 所定パターンの開口部(6)が形成さ
れ該開口部を介して被印刷面に印刷材料(4)を印刷す
るための印刷用マスク(5)を使用して印刷を行った後
の上記印刷用マスクの清掃を行うため、 上記被印刷面に接触する印刷用マスクの裏面(5b)に
対して清掃時にはクリーニングシート(11)を介して
接触した状態にて移動し、かつ上記印刷用マスクの裏面
に対向して開口する吸引穴(17a)を有し、かつ上記
移動方向に対して直交方向に延在する吸引部(17)
と、 上記印刷用マスクの開口部内に付着した上記印刷材料を
上記裏面側へ排出させるため上記吸引部が上記クリーニ
ングシートを介して上記印刷用マスクの裏面に接触した
状態にて上記開口部及び上記吸引部の吸引穴を介して気
体を吸引する吸引装置(16)と、を備えた印刷用マス
クの清掃装置にて実行される清掃方法であって、 上記吸引により上記印刷用マスクの開口部内に付着した
上記印刷材料を上記裏面側へ排出させた後、 上記吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口の後部
に設けられ、上記印刷用マスクの裏面に対して清掃時に
は上記クリーニングシートを介して押圧接触した状態に
て上記吸引部の移動方向へ移動する主ふき取り部(11
1)にて上記印刷用マスクの裏面に付着した印刷材料及
び上記吸引により上記開口部から排出された印刷材料を
上記クリーニングシートにふき取る、ことを特徴とする
印刷用マスクの清掃方法。 - 【請求項15】 上記吸引により上記印刷用マスク開口
部内に付着した上記印刷材料を上記裏面側へ排出させる
前に、上記吸引部の移動方向において上記吸引穴の開口
の前部に設けられ、上記印刷用マスクの裏面に対して清
掃時には上記クリーニングシートを介して押圧接触した
状態にて上記吸引部の移動方向へ移動する副ふき取り部
(113)にて上記印刷用マスクの裏面に付着した印刷
材料を上記クリーニングシートにふき取る、請求項14
記載の印刷用マスクの清掃方法。 - 【請求項16】 上記主ふき取り部における上記吸引部
の移動方向に沿った長さが上記副ふき取り部における上
記吸引部の移動方向に沿った長さに比べて長い、請求項
15記載の印刷用マスクの清掃方法。 - 【請求項17】 上記吸引部は、上記吸引部の移動方向
に沿って複数の上記吸引穴を備え、上記移動方向に沿っ
て各吸引穴の開口の後部及び前部にふき取り部を備え
た、請求項14ないし16のいずれかに記載の印刷用マ
スク清掃方法。 - 【請求項18】 上記吸引部の上記吸引穴は、該吸引部
の延在方向に沿って千鳥状に配置され、上記移動方向に
沿って各吸引穴の開口の後部及び前部にふき取り部を備
えた、請求項14ないし17のいずれかに記載の印刷用
マスク清掃方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26166096A JP3272612B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 印刷用マスク清掃装置及び方法 |
US08/942,111 US5976269A (en) | 1996-10-02 | 1997-10-01 | Printing mask cleaning apparatus and method |
EP97117101A EP0838979B1 (en) | 1996-10-02 | 1997-10-02 | Printing mask cleaning apparatus and method |
DE69726240T DE69726240T2 (de) | 1996-10-02 | 1997-10-02 | Vorrichtung und Verfahren zum Reinigen von Druckmasken |
KR1019970050936A KR100293497B1 (ko) | 1996-10-02 | 1997-10-02 | 프린팅마스크세척장치및방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26166096A JP3272612B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 印刷用マスク清掃装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100388A true JPH10100388A (ja) | 1998-04-21 |
JP3272612B2 JP3272612B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=17364999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26166096A Expired - Fee Related JP3272612B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 印刷用マスク清掃装置及び方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5976269A (ja) |
EP (1) | EP0838979B1 (ja) |
JP (1) | JP3272612B2 (ja) |
KR (1) | KR100293497B1 (ja) |
DE (1) | DE69726240T2 (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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KR100848887B1 (ko) | 2007-08-27 | 2008-07-29 | 삼성전기주식회사 | 메탈 마스크의 표면처리방법 및 이를 이용한 범핑 방법 |
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