JP2002210924A - スクリーン印刷機におけるスクリーン版清掃装置 - Google Patents

スクリーン印刷機におけるスクリーン版清掃装置

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JP2002210924A
JP2002210924A JP2001049413A JP2001049413A JP2002210924A JP 2002210924 A JP2002210924 A JP 2002210924A JP 2001049413 A JP2001049413 A JP 2001049413A JP 2001049413 A JP2001049413 A JP 2001049413A JP 2002210924 A JP2002210924 A JP 2002210924A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリーン版に付着した印刷ペーストの残渣を
能率的かつ効果的に除去する。。 【解決手段】スクリーン版Sの下面S1に付着した残渣
R1を摺動除去する第1残渣除去手段Aとスクリーン版
Sのパターン開孔S2の残渣R2を噴出空気流の力で除
去する第2残渣除去手段Bを具備する。第2残渣除去手
段は螺旋状空吹出孔7Bを有する中空円筒状のロータ7
とその外側に配設された中空円筒状の空気噴射ノズル1
1とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷物に対しス
クリーン版を介して印刷ペーストを印刷するスクリーン
印刷機におけるスクリーン版清掃装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のスクリーン印刷機にあっては、
スキージをスクリーン版の上面と接触した状態で直線的
に移動させ、その移動によって半田ペースト等の印刷ペ
ーストをプリント回路基板等の被印刷物に印刷するもの
であるから、どうしても、印刷ペーストがスクリーン版
のパターン開孔より漏れ出してその開孔の下部周辺のス
クリーン版下面にペースト残渣となって付着したり、開
孔の内側面に付着残留して目詰まりを起こしたりするの
を避けることができない。このようにスクリーン版をペ
ースト残渣で汚れた状態に放置してスクリーン印刷を続
行すると、被印刷物がプリント回路基板である場合には
それに印刷されるペーストのパターンに、にじみ、かす
れ、断線等の印刷不良が発生するので、上記の如き残渣
による汚れを除去してスクリーン版を清掃してやらなけ
ればならない。。
【0003】従来、この種のスクリーン印刷機における
スクリーン版清掃装置としては、スクリーン版の下面に
直接、又は清掃シートを介して間接的に接触した状態で
移動させると、その移動に伴って該スクリーン版下面に
付着した印刷ペーストの残渣を摺動除去し得るように構
成した第1の残渣除去手段例えば、クリーニング用スキ
ージ、スクレーパ・ブレード或いはその他のタイプの摺
動体と、該第1残渣除去手段と一体に移動し、該スクリ
ーン版のパターン開孔の内側面に付着した印刷ペースト
の残渣を該スクリーン版の下方から空気を噴射しその空
圧により除去し得るように構成した第2の残渣除去手
段、例えば、空気吸出しノズルないし空気噴出ノズルと
を具備するタイプのものや、これに上記清掃シートに溶
剤を含浸させる溶剤塗布手段を付加すると共に、溶剤を
含浸させた清掃シートの使用によつて濡れたスクリーン
版を前記ノズルからの噴出空気流によって乾燥させるよ
うにしたタイプのもの等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したタイプのスク
リーン版清掃装置は、スクリーン版の下面に付着したペ
ースト残渣のみならず、そのパターン開孔の内側面に付
着したペースト残渣をも同一のクリーニング工程におい
て同時に除去し得るようになっているので、現在でもス
クリーン版の清掃に広く使用されている。
【0005】しかし乍ら、この種のスクリーン版清掃装
置にあっては、前記の如き第2残渣除去手段としての空
気吸出しノズルないし空気噴出ノズルは、一般にコンプ
レッサ等の圧縮空気供給源から送気回路を介して給送さ
れる圧縮空気を単にその噴出口から噴射させるに過ぎな
い構造となっており、そのため該ノズルからの噴出空気
流の流速ないし圧力は基本的にはノズルに給送され圧縮
空気の圧力によって左右されることとなる。。
【0006】スクリーン印刷において、近時、プリント
回路基板の小型化が促進され、それにつれて、狭小ない
し微少寸法のパターン開孔を有するスクリーン版をもっ
てする高密度、高精度の印刷が要求されている。かかる
微細なパターン開孔内に半田ペーストの如き粘性の高い
ペーストが付着して残存している場合や、寸法が比較的
大きい開孔でもその内側面にペースト残渣が強くこびり
ついているような場合にあっては、前記したタイプの装
置では、一般に、その汚れの清掃が困難であった。従っ
て、前記の如き従来公知の装置をもってこのような場合
に有効に対処し得るようにするためには、ノズルからの
噴流の速度ないし圧力を大幅に高めてやらなければなら
ないが、コンプレッサ等の圧縮空気供給源の大型化や配
管の径大化等各種の対策を講じなければならず、コスト
高となるばかりでなく、ひいては装置全体の大型化を招
来することとなる。
【0007】本発明は、従来技術の有する上記の如き問
題を解決すべくなされたものであって、スクリーン版の
下面に付着したペースト残渣のみならず、そのパターン
開孔の内側面に付着した残渣をも能率的かつ効果的に除
去し得るようにしたスクリーン印刷機におけるスクリー
ン版清掃装置を提供することをその主たる目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るスクリーン版清掃装置は、被
印刷物に対しスクリーン版を介して印刷ペーストを印刷
するスクリーン印刷機におけるスクリーン版清掃装置で
あって、スクリーン版の下面に直接、又は清掃シートを
介して間接的に接触した状態で移動させると、その移動
に伴って該スクリーン版下面に付着した印刷ペーストの
残渣を摺動除去し得るように構成した第1の残渣除去手
段と、該第1残渣除去手段と一体に移動し、該スクリー
ン版のパターン開孔の内側面に付着した印刷ペーストの
残渣を該スクリーン版の下方から空気を噴射しその噴流
により除去し得るように構成した第2の残渣除去手段と
を具備するスクリーン版清掃装置において、前記第2残
渣除去手段がその筒壁に螺旋状の空気吹出し孔を穿設し
た中空円筒状のロータと、該ロータを回転駆動する駆動
機構と、該ロータの一端からその内部に圧縮空気を給送
する送気回路と、該ロータの筒壁の外側に該筒壁外周面
との間に環状の間隙を形成した態様で配設されていて、
該ロータの回転に伴ってその螺旋状空気吹き出し孔から
吹き出される空気を前記スクリーン版下面に向けて噴出
させる単一又は複数個のスリット状の空気噴出口を有す
る中空円筒状の空気噴射ノズルとからなつていることを
特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明に係るスクリーン版
清掃装置は、被印刷物に対しスクリーン版を介して印刷
ペーストを印刷するスクリーン印刷機におけるスクリー
ン版清掃装置であって、スクリーン版の下面に直接、又
は清掃シートを介して間接的に接触した状態で移動させ
ると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着した
印刷ペーストの残渣を摺動除去し得るように構成した第
1の残渣除去手段と、該第1残渣除去手段と一体に移動
し、該スクリーン版のパターン開孔の内側面に付着した
印刷ペーストの残渣を該スクリーン版の下方から空気を
噴射しその噴流により除去し得るように構成した第2の
残渣除去手段とを具備するスクリーン版清掃装置におい
て、前記第1残渣除去手段を前記第2残渣除去手段の移
動方向前方に後者と所定の間隔をおいて配設したこと、
及び前記第2残渣除去手段がその筒壁に螺旋状の空気吹
出し孔を穿設した中空円筒状のロータと、該ロータを回
転駆動する駆動機構と、該ロータの一端からその内部に
圧縮空気を給送する送気回路と、該ロータの筒壁の外側
に該筒壁外周面との間に環状の間隙を形成した態様で配
設されていて、該ロータの回転に伴ってその螺旋状空気
吹出し孔から吹き出される空気を前記スクリーン版下面
に向けて噴出させる単一又は複数個のスリット状の空気
噴出口を有する中空円筒状の空気噴射ノズルとからなつ
ていることを特徴とするものである。
【0010】さらにまた、請求項3の発明に係るスクリ
ーン版清掃装置は、被印刷物に対しスクリーン版を介し
て印刷ペーストを印刷するスクリーン印刷機におけるス
クリーン版清掃装置であって、スクリーン版の下面に清
掃シートを介して間接的に接触した状態で移動させる
と、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着した印
刷ペーストの残渣を摺動除去し得るように構成した第1
の残渣除去手段と、該第1残渣除去手段と一体に移動
し、該スクリーン版のパターン開孔の内側面に付着した
印刷ペーストの残渣を該スクリーン版の下方から空気を
噴射しその噴流により除去し得るように構成した第2の
残渣除去手段とを具備するスクリーン版清掃装置におい
て、前記第1残渣除去手段を前記第2残渣除去手段の移
動方向前方に後者と所定の間隔をおいて配設すると共
に、、該第1残渣除去手段に前記清掃シートに溶剤を塗
布する溶剤塗布手段を一体に設けたこと、及び前記第2
残渣除去手段がその筒壁に螺旋状の空気吹出し孔を穿設
した中空円筒状のロータと、該ロータを回転駆動する駆
動機構と、該ロータの一端からその内部に圧縮空気を給
送する送気回路と、該ロータの筒壁の外側に該筒壁外周
面との間に環状の間隙を形成した態様で配設されてい
て、該ロータの回転に伴ってその螺旋状空気吹出し孔か
ら吹き出される空気を前記スクリーン版下面に向けて噴
出させる単一又は複数個のスリット状の空気噴出口を有
する中空円筒状の空気噴射ノズルとからなつていること
を特徴とするものである。
【0011】本発明に係るスクリーン印刷機におけるス
クリーン版清掃装置の他の構成上の特徴については請求
項4〜8の各記載事項を参照されたい。
【0012】以下、本発明につき、その一実施形態を具
体的に図示した添付図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】図面において、1はスクリーン版
清掃装置の要部を構成する印刷ペーストの残渣の除去手
段等を支持する枠体であり、該枠体1はスクリーン印刷
機(図示してない)にスクリーンホルダーを介してセッ
トされたスクリーン版Sの下面S1側に昇降可能かつ前
後方向に往復移動可能に設けられている。
【0014】上記枠体1は、左右一対の側板1A、1B
及び該側板上に水平に支持された台板1Cを具備し、該
台板1C上には、スクリーン版Sの下面S1に直接、又
は後述する状態で移動させると、その移動に伴って該ス
クリーン版下面S1に付着した半田ペースト等の印刷ペ
ースト(以下、ペーストという)の残渣R1を摺動除去
し得るようにした摺動除去手段としての第1残渣除去手
段Aと、該第1残渣除去手段Aに追従してこれと一体に
移動し、該スクリーン版Sのパターン開孔S2の内側面
に付着したペーストの残渣R2を該スクリーン版の下方
から空気を噴射しその噴流により除去し得るようにした
空気圧式除去手段としての第2の残渣除去手段Bとが、
それぞれ支持体を介して、枠体1の移動方向と直交する
方向に互いに平行かつ所定の間隔を置いてそれぞれ延設
されている。
【0015】前記した残渣R1の摺動除去手段としての
第1残渣除去手段Aは、図示の例にあっては、細長くて
比較的扁平な直方形状のヘッド2からなっていて、その
上面には直接、又は清掃シート3を介してスクリーン版
下S1に当接する当接面4かぎ形成されている。そし
て、該ヘッド2には清掃シート3に溶剤を含浸させる溶
剤含浸手段5が一体的に形成されている。この溶剤含浸
手段5は、図示の例にあっては、ヘッド2内部の空所に
供給される溶剤を吐出する多数の小さな吐出口6からな
っており、それら吐出口6は、図1に示すように、ヘッ
ド2の当接面4に開口している。
【0016】本発明に係るスクリーン版清掃装置におい
ては、前記した空気圧式除去手段としての第2残渣除去
手段Bは、その筒壁7Aに螺旋状の空気吹出し孔7Bを
穿設した中空円筒状のロータ7と、該ロータ7を回転駆
動する駆動機構8と、該ロータの一端からその内部に圧
縮空気を給送する送気回路9と、該ロータの筒壁7Aの
外側に該筒壁外周面との間に環状の間隙10を形成した
態様で配設されていて、該ロータ7の回転に伴ってその
螺旋状空気吹出し孔7Bから吹き出される空気を前記ス
クリーン版下面S1に向けて噴出させる単一又は複数個
のスリット状の空気噴出口11Aを有する中空円筒状の
空気噴射ノズル11とからなつており、前記駆動機構8
はその動力源として前記送気回路9に接続された空気モ
ーター8Aとその回転を前記ロータ7に伝達する巻掛け
伝動装置8Bとから構成されていて、スクリーン版Sの
クリーニングに当たって溶剤を使用した場合に溶剤に引
火する危険を防止できる構成としてある。
【0017】上記第2の残渣除去手段Bは上述の如く構
成されているので、圧縮空気供給源から送気回路を介し
て給送される一定の圧力を有する圧縮空気を圧力を付加
することなく単にその噴出口から噴出させるに過ぎない
構造の空気圧式除去手段としての従来公知のノズルとは
異なり、前記中空円筒状ロータ7の空気入口としてのそ
の一端からその内部に導入される圧縮空気は、該ロータ
7の回転に伴って、空気出口としての前記空気噴射ノズ
ル11の噴出口11Aに達する流動過程で速度エネルギ
ーが増大せしめられ、その圧力を格段と高められた状態
において該噴出口11Aから噴出せしめられる結果、そ
の噴出空気流の流速ないし圧力は上記の如き従来公知の
ノズルからの噴出空気流のそれより格段と高められるこ
ととなる。因みに、空気噴射ノズル11の噴出口11A
から噴出する圧力空気は、ロータ7の螺旋状空気吸出し
孔7Bから吹き出されて環状間隙10を経由して噴出せ
しめられるものと、ロータ7の回転に伴って該螺旋状空
気吹出し孔7Bが空気噴射ノズル11の噴出口11Aの
内側を連続的に通過する際に該該螺旋状空気吹出し孔7
Bから該ノズル11の噴出口11Aに向けてその下方か
ら吹き出されるものとが混合したものであるから、その
噴流から生じる圧力は単純な圧縮空気の噴流から生じる
圧力よりも遥かに強大となる。
【0018】清掃シート3としてはロール紙又はコット
ン等の柔軟な繊維からなるロール状に巻いた不織布を使
用するとよい。図中、12は清掃シート3の供給ロー
ラ、13はその巻き取りローラであり、清掃シート3を
使用するときは、図3に示すように、清掃シート3を供
給ローラ12から繰り出してヘッド2を経由して巻き取
りローラ13に巻き付けておき、周知の駆動機構を介し
て該ローラ13を間欠的に回転させ、これに該シートを
間欠的に所定の長さだけ巻き取らせるようにする。印刷
ペーストとして半田ペーストを使用する場合には、鉛を
含まない半田合金粉末とその結合媒体としての液状フラ
ックスとを練り合わせてクリーム状にしたものを使用す
ることが望ましい。
【0019】次に、上記の如く構成されたスクリーン版
清掃装置において、清掃シート3を使用すると共に、該
シートに溶剤含浸手段5により溶剤を含浸させてスクリ
ーン版Sを清掃する場合の該装置の作用について説明す
る。
【0020】図9に示すように溶剤を含浸させた清掃シ
ート3を第1残渣除去手段Aとしてのヘッド2の当接面
でスクリーン版下面S1に当接させた状態で駆動機構
(図示してない)を作動させて枠体1をクリーニング方
向である矢印Xの方向、すなわち前方に移動させると、
該清掃シート3はスクリーン版下面S1に溶剤を塗布し
ながら該スクリーン版下面に沿って摺動し、その摺動に
よって該スクリーン版下面S1に付着したペースト残渣
R1を拭き取ると共に、スクリーン版の開孔S2の内側
面に付着したペースト残渣R2に溶剤を滲みこませる。
この場合、該残渣R2は酸化しないフラックスの蒸発に
よって固まりかけている場合でも溶剤を滲み込ませるこ
とによって軟化する。この状態においてヘッド2に追従
してこれと一体に移動する空気圧式除去手段としての前
記の如く構成された第2残渣除去手段Bからの高速噴流
から生じる強大な圧力によって開孔S2内の残渣R2は
スクリーン版Sの上面側に図9に示すように吹き飛ばさ
れて効率的に除去されるので、スクリーン版の汚れはき
れいに清掃される。また、溶剤の使用によって濡れたス
クリーン版も前記高速噴流の作用によって急速に乾燥さ
せることが可能となる。
【0021】残渣R1及びR2がいずれも軟弱な状態に
あるときは、溶剤の使用は不必要であり、また、清掃シ
ート3の使用も不必要である。
【0022】本発明に係るスクリーン版清掃装置は叙上
の如く構成されているので、これによれば、スクリーン
版の下面に付着したペースト残渣のみならず、そのパタ
ーン開孔の内側面に付着した残渣をも該開口が微細な場
合でも極めて能率的かつ効果的に除去清掃することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例としての清掃装置の要
部をロータの駆動機構を省略して示す斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】同上装置の背面図である。
【図4】同上装置の側面図である。
【図5】図3のC−C線により切断すると共に、清掃シ
ートを装着した状態を示す側面図である。
【図6】第2残渣除去手段の全体斜視図である。
【図7】ノズルを除去し、ロータの全体を示す斜視図で
ある。
【図8】第2残渣除去手段の要部の断面図である。
【図9】同上装置の一使用態様を示す側面図である。
【符号の説明】
A 第1残渣除去手段 B 第2残渣除去手段 S スクリーン版 S1 スクリーン版下面 S2 パターン開孔 R1 スクリーン版下面に付着した残渣 R2 パターン開孔に付着した残渣 3 清掃シート 5 溶剤含浸手段 7 ロータ 7A 筒壁 7B 螺旋状空気吸出し孔 8 ロータの駆動機構 8A 空気モータ 11 空気噴出ノズル 11A 空気噴出口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物に対しスクリーン版を介して印
    刷ペーストを印刷するスクリーン印刷機におけるスクリ
    ーン版清掃装置であって、スクリーン版の下面に直接、
    又は清掃シートを介して間接的に接触した状態で移動さ
    せると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着し
    た印刷ペーストの残渣を摺動除去し得るように構成した
    第1の残渣除去手段と、該第1残渣除去手段と一体に移
    動し、該スクリーン版のパターン開孔の内側面に付着し
    た印刷ペーストの残渣を該スクリーン版の下方から空気
    を噴射しその噴流により除去し得るように構成した第2
    の残渣除去手段とを具備するスクリーン版清掃装置にお
    いて、前記第2残渣除去手段がその筒壁に螺旋状の空気
    吹出し孔を穿設した中空円筒状のロータと、該ロータを
    回転駆動する駆動機構と、該ロータの一端からその内部
    に圧縮空気を給送する送気回路と、該ロータの筒壁の外
    側に該筒壁外周面との間に環状の間隙を形成した態様で
    配設されていて、該ロータの回転に伴ってその螺旋状空
    気吹き出し孔から吹き出される空気を前記スクリーン版
    下面に向けて噴出させる単一又は複数個のスリット状の
    空気噴出口を有する中空円筒状の空気噴射ノズルとから
    なつていることを特徴とするスクリーン版清掃装置。
  2. 【請求項2】 被印刷物に対しスクリーン版を介して印
    刷ペーストを印刷するスクリーン印刷機におけるスクリ
    ーン版清掃装置であって、スクリーン版の下面に直接、
    又は清掃シートを介して間接的に接触した状態で移動さ
    せると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着し
    た印刷ペーストの残渣を摺動除去し得るように構成した
    第1の残渣除去手段と、該第1残渣除去手段と一体に移
    動し、該スクリーン版のパターン開孔の内側面に付着し
    た印刷ペーストの残渣を該スクリーン版の下方から空気
    を噴射しその噴流により除去し得るように構成した第2
    の残渣除去手段とを具備するスクリーン版清掃装置にお
    いて、前記第1残渣除去手段を前記第2残渣除去手段の
    移動方向前方に後者と所定の間隔をおいて配設したこ
    と、及び前記第2残渣除去手段がその筒壁に螺旋状の空
    気吹出し孔を穿設した中空円筒状のロータと、該ロータ
    を回転駆動する駆動機構と、該ロータの一端からその内
    部に圧縮空気を給送する送気回路と、該ロータの筒壁の
    外側に該筒壁外周面との間に環状の間隙を形成した態様
    で配設されていて、該ロータの回転に伴ってその螺旋状
    空気吹出し孔から吹き出される空気を前記スクリーン版
    下面に向けて噴出させる単一又は複数個のスリット状の
    空気噴出口を有する中空円筒状の空気噴射ノズルとから
    なつていることを特徴とするスクリーン版清掃装置
  3. 【請求項3】 被印刷物に対しスクリーン版を介して印
    刷ペーストを印刷するスクリーン印刷機におけるスクリ
    ーン版清掃装置であって、スクリーン版の下面に清掃シ
    ートを介して間接的に接触した状態で移動させると、そ
    の移動に伴って該スクリーン版下面に付着した印刷ペー
    ストの残渣を摺動除去し得るように構成した第1の残渣
    除去手段と、該第1残渣除去手段と一体に移動し、該ス
    クリーン版のパターン開孔の内側面に付着した印刷ペー
    ストの残渣を該スクリーン版の下方から空気を噴射しそ
    の噴流により除去し得るように構成した第2の残渣除去
    手段とを具備するスクリーン版清掃装置において、前記
    第1残渣除去手段を前記第2残渣除去手段の移動方向前
    方に後者と所定の間隔をおいて配設すると共に、、該第
    1残渣除去手段に前記清掃シートに溶剤を塗布する溶剤
    塗布手段を一体に設けたこと、及び前記第2残渣除去手
    段がその筒壁に螺旋状の空気吹出し孔を穿設した中空円
    筒状のロータと、該ロータを回転駆動する駆動機構と、
    該ロータの一端からその内部に圧縮空気を給送する送気
    回路と、該ロータの筒壁の外側に該筒壁外周面との間に
    環状の間隙を形成した態様で配設されていて、該ロータ
    の回転に伴ってその螺旋状空気吹出し孔から吹き出され
    る空気を前記スクリーン版下面に向けて噴出させる単一
    又は複数個のスリット状の空気噴出口を有する中空円筒
    状の空気噴射ノズルとからなつていることを特徴とする
    スクリーン版清掃装置
  4. 【請求項4】 清掃シートがロール紙又は柔軟な繊維か
    らなる不織布であることを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載のスクリーン版清掃装置。
  5. 【請求項5】 被印刷物がプリント回路基板であること
    及び印刷用ペーストが半田合金粉末とその結合媒体とし
    ての液状フラックスとを練り合わせてクリーム状にした
    半田ペーストであることを特徴とする請求項1から4ま
    でのいずれか1項に記載のスクリーン版清掃装置。
  6. 【請求項6】 半田合金粉末が鉛を含まない合金粉末か
    らなっていることを特徴とする請求項5に記載のスクリ
    ーン版清掃装置。
  7. 【請求項7】 請求項3から6までのいずれか1項に記
    載のスクリーン版清掃装置において、前記ロータと、前
    記駆動機構と、前記送気回路と、前記空気噴射ノズルと
    からなる前記第2残渣除去手段が溶剤の付着したスクリ
    ーン版を噴出空気流によって乾燥させる乾燥手段として
    の機能を併有することを特徴とするスクリーン版清掃装
    置。
  8. 【請求項8】 前記駆動機構の動力源が前記送気回路に
    接続された空気モーターであることを特徴とするスクリ
    ーン版清掃装置。
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