JP2005096125A - インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法 - Google Patents

インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005096125A
JP2005096125A JP2003330106A JP2003330106A JP2005096125A JP 2005096125 A JP2005096125 A JP 2005096125A JP 2003330106 A JP2003330106 A JP 2003330106A JP 2003330106 A JP2003330106 A JP 2003330106A JP 2005096125 A JP2005096125 A JP 2005096125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
plate
cleaning
nozzle
nozzle plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003330106A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Isono
仁志 磯野
Kaoru Higuchi
馨 樋口
Takeshi Kaneda
剛士 家根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003330106A priority Critical patent/JP2005096125A/ja
Publication of JP2005096125A publication Critical patent/JP2005096125A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】 従来のインクジェット式記録装置では、ノズル板をクリーニングする際、ノズル面にワイパーやインク吸収体を当接させて行っていたので、ノズル板に傷をつけるという課題があった。
【解決手段】 ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41あるいはインク以外の溶液を満たした後に、ノズル板1とクリーニング板3との距離を離すことでインク41をクリーニング板3の方へ移動させることができる。このため、ノズル板1にダメージを与えることなく、ノズル板面をクリーニングすることができ、インク吐出曲がりあるいは不吐出のない良好吐出状態を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノズル板に形成されたノズル孔からインクを噴射して記録媒体上に記録(画像形成)を行うインクジェット式記録装置及びこのインクジェット式記録装置において実行されるノズルクリーニング方法に関するものである。
今日、インパクト印字装置に代わり、カラー化、多階調化に適したインクジェット方式等のノンインパクト印字装置が急速に普及している。なかでも、印字時のみに必要なインクを吐出させるドロップ・オン・デマンド型が、印字効率の良さ、低コスト化、低ランニングコスト化に有利であるなどの点から注目されており、サーマルジェット方式(例えば、特許文献1参照。)や、圧電素子を用いたカイザー方式(例えば、特許文献2参照。)が主流となっている。
このようなインクジェット方式のインクジェットヘッドは、インクを噴射するための複数のノズルが形成されているノズル板を有するが、そのノズルの孔周辺や孔内部にインク(例えば局部的に粘度が高くなったインク)や塵埃等が付着すると、インクの吐出方向が曲がってインク着弾位置にずれが生じたり、あるいは、吐出不能に陥る事がある。
そこで、このような吐出不良等を回復するための回復処理が実施され、ノズル板をワイパーでワイプする機構(例えば、特許文献3参照。)や、吸収体をノズル板に当接させる機構(例えば、特許文献4参照。)や、ワイピングシートをノズル板に接触させて移動させる機構(例えば、特許文献5参照。)がある。
また、ワイパーや吸収体やワイピングシートを使用しない方式として、ノズルよりインクを滴として吐出させずにノズル板上に濡れ広げ、そのインクを再びノズルから吸い込むことによってノズル板をクリーニングする回復処理も提案されている。(例えば、特許文献6参照。)
特公昭61−59914号公報 特公昭62−32112号公報 特開平5−229132号公報 特公平3−43066号公報 特開平11−221927号公報 特許第2783644号公報
しかしながら、従来の吐出不良の回復処理のうち、ノズル板をワイパーでワイプする機構(上記特許文献3)では、ワイパー部材の硬度、耐インク性能、ワイパーをノズル板に接触させる際の圧力を厳密に制御する必要があるばかりでなく、ワイパーのような別部材がノズル板に接触する限りは、ノズル板へのダメージを避けることができずに、インク吐出方向の曲がりや不吐出を生じるといういう問題があった。また、吸収体をノズル板に当接させる機構(上記特許文献4)では、拭き残したインク溜がノズル板上に生じてしまうことを防ぐことはできるが、乾燥の速いインクを使用する場合には、吸収体のノズル板に当接する部分が固まってしまい、ノズル板にダメージを与えることがあるという問題があった。また、ワイピングシートをノズル板に接触させて移動させる機構(上記特許文献5)では、ワイピングシートがノズル板に当接するので、ノズル板にダメージを与えることを避けることができないという問題があった。
そして、上記特許文献6では、上述したワイパーや吸収体やワイピングシートを使用した場合の問題を解決することは可能である。しかし、この文献に開示されている方法では、ノズルの極周辺部のみについてはクリーニングすることができるものの、ノズルより大きくインクが広がってしまった場合には、ノズル板にインク溜が生じるという問題があり、ノズル周辺でインクが濡れ広がる範囲を制御するのが難しいという問題があった。また、ノズル周辺に塵埃等が付着していた場合には、この塵埃をインクと一緒にノズルに吸い込むことになってしまいノズルに詰まりが生じるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクジェットヘッド部のノズル板をクリーニングするに際し、ノズル板にダメージを与えることなしにノズル板面をクリーニングすることができ、インク吐出曲がりや不吐出を生じさせず良好な吐出状態を得ることが可能なインクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法を提供することにある。
この発明の第1の局面に従うインクジェット式記録装置は、ノズル板のノズル孔からインクを噴射して記録媒体上に記録を行うインクジェットヘッド部と、前記インクジェットヘッド部にインクを供給するインクタンクと、前記インクジェットヘッド部の前記ノズル板をクリーニングするクリーニング機構とを備えたインクジェット式記録装置を前提とする。このインクジェット式記録装置において、前記クリーニング機構を、前記ノズル板との相対距離が変化するようにして前記ノズル板に対向する位置に配置されたクリーニング板により構成する。そして、クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる構成としている。
このインクジェット式記録装置においては、クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板とノズル板との距離が離れるので、前記ノズル板はインク以外に接触することがない。つまり、前記ノズル板に付着した微小なインクや塵埃等を、前記クリーニング板の方へ、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に満たされたインクと供に移動させて除去することができるので、ノズル板を傷つけることがなく、良好な吐出状態が得られる状態を維持しながら前記ノズル板をクリーニングすることができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力を付与して前記ノズル孔よりインクを供給して前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たすようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力を付与して前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たすので、クリーニング時にインクジェットヘッド内部やノズル内に混入していた気泡や、微小な塵埃を排出することができるだけでなく、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に満たすインクの量を必要最低限に制御することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、予め前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う面にインクが供給されており、前記クリーニング板と前記ノズル板とが近接して前記クリーニング板に供給されているインクが前記ノズル板に接触することで、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たすようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板に予めインクが供給されているので、クリーニングに要する時間を短縮することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、予め前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う面に供給されているインクが、記録のためのインクを吐出するノズル以外の経路から供給されるようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、予め前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う面に供給されているインクが、記録のためのインクを吐出するノズル以外の経路から供給されるので、クリーニングに要する時間を短縮することができるだけでなく、必要なインク量を供給するまでの時間を短縮することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板とを近接させた後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に、記録のためのインクを吐出するノズル以外の経路からインクを供給することで前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たすようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板とを近接させた後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に、記録のためのインクを吐出するノズル以外の経路からインクを供給するので、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に満たすインクの量を必要最小量にすることができ、クリーニングに必要なインクの消費を減らすことができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板にインク以外の溶液が供給されるようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板にインク以外の溶液を供給するので、供給する溶液の表面張力を適宜選択することで、ノズルをクリーニングする能力を向上させたり、乾燥しにくい溶液を使用することで、クリーニング板にインクが固着することを防止することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態になる前に前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与されるようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング時に前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態になる前に前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与されているので、クリーニング板とノズル板との間にインクが満たされた瞬間において、ノズル内、ひいては、インクジェットヘッド内にインクが逆流することがなく、塵埃等がインクジェットヘッド内に混入することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態になる前に前記インクジェットヘッド内のインクに付与されている正の圧力を、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさに設定している。
このインクジェット式記録装置においては、インクジェットヘッド内のインクに付与されている正の圧力が、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさであるので、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態になる前に、ノズルからインクが流出することがなく、インクの消費量を低減することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態で前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与されるようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態で前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与されているので、前記クリーニング板とノズル板との間のインクに含まれるノズル板から離脱した塵埃や外部環境から混入した塵埃を、ノズル内、ひいては、インクジェットヘッド内にインクとともに逆流させることがなく、塵埃等がインクジェットヘッド内に混入することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態で前記インクジェットヘッド内のインクに付与されている正の圧力を、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさに設定している。
このインクジェット式記録装置においては、インクジェットヘッド内のインクに付与されている正の圧力が、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさであるので、前記クリーニング板とノズル板との間のインクに含まれるノズル板から離脱した塵埃や外部環境から混入した塵埃を、ノズル内、ひいては、インクジェットヘッド内にインクとともに逆流させることがなく、塵埃等がインクジェットヘッド内に混入することがないだけでなく、ノズルからの不要なインクの流出を低減することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力を付与する構成としている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング時に前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与されているので、前記クリーニング板とノズル板との間のインクに含まれるノズル板から離脱した塵埃や外部環境から混入した塵埃を、ノズル内、ひいては、インクジェットヘッド内にインクとともに逆流させることがなく、塵埃等がインクジェットヘッド内に混入することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング時に前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に前記インクジェットヘッド内のインクに付与されている前記正の圧力を、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさに設定している。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に前記インクジェットヘッド内のインクに付与されている前記正の圧力が、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさであるので、インクがノズル板から離れてクリーニング板の方へ移動する際に、前記クリーニング板とノズル板との間のインクに含まれるノズル板から離脱した塵埃や外部環境から混入した塵埃を、ノズル内、ひいては、インクジェットヘッド内にインクとともに逆流させることがなく、しかも、前記正の圧力が、前記ノズルにインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさであるので、前記ノズルからインクが必要以上に流出することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板が水平から傾いて離れるようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板が水平から傾いて離れるので、前記ノズル板から前記クリーニング板にインクが移動する際に、ノズル板を一方向にインクが移動することになり、前記ノズル板にインクが残留することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板が前記ノズル板と平行に移動して離れるようにしている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板が前記ノズル板と平行に移動して離れるので、前記ノズル板から前記クリーニング板にインクが移動する際に、ノズル板を一方向にインクが移動することになり、前記ノズル板にインクが残留することがない。しかも、前記クリーニング板を傾けるための特別な機構は必要なく、クリーニング機構をシンプルにすることができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされている時の前記クリーニング板と前記ノズル板との間を5mm以下に設定している。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされている時の前記クリーニング板と前記ノズル板との間が5mm以下であるので、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に満たされるインクの量を少なくすることができ、インクの消費量を低減することができる。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う表面におけるインクに対しての接触角を、前記ノズル板のインクに対する接触角より小さく設定している。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う表面のインクに対しての接触角が、前記ノズル板のインクに対する接触角より小さいので、前記クリーニング板の方が、前記ノズル板よりもインクに対して良く濡れる。その結果、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板と前記ノズルとの間に満たされていたインクが前記クリーニング板の方へ容易に移動し、前記ノズル板にインクが残留することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板と前記ノズル板との隙間にインクが満たされている時に、前記ノズル板を含む前記インクジェットヘッドのインクに濡れる部分に撥水処理が施されている。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との隙間にインクが満たされている時に、前記ノズル板を含む前記インクジェットヘッドのインクに濡れる部分に撥水処理が施されているので、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板と前記ノズルとの間に満たされていたインクが前記クリーニング板の方へ容易に移動し、前記ノズル板を含むインクに濡れていた部分にインクが残留することがない。
この発明の好ましい実施態様によれば、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れた後に、ノズル板のノズル孔以外の領域に接触する吸収体を有する。
このインクジェット式記録装置においては、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れた後に、ノズル板のノズル孔以外の領域に接触する吸収体を有するので、たとえノズル板のノズル孔以外の部分にインクが残留してしまっても、吸収体を接触させることで除去することができる。しかも、前記吸収体は、ノズル孔以外の部分で接触するので、ノズル孔にダメージを与えることがない。
この発明の第2の局面に従うノズルクリーニング方法は、インクジェット式記録装置のノズル板と、前記ノズル板に対向する位置に配置されたクリーニング板との間がインク、あるいはインクを含む溶液、あるいはインク以外の溶液で満たされた状態を経た後、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離を離して前記ノズル板と前記クリーニング板との間に満たされていたインク、あるいはインクを含む溶液、あるいはインク以外の溶液を前記クリーニング板の方へ移動させることで、ノズル板をクリーニングする。
このクリーニング方法においては、ノズル板には、インク、あるいはインクを含む溶液、あるいはインク以外の溶液に触れるだけであるので、ノズル板にダメージを加えることがない。また、ノズル板に付着していたインクや塵埃を、インク、あるいはインクを含む溶液、あるいはインク以外の溶液と一緒にクリーニング板の方へ移動させることができるので、吐出曲がりや不吐出のない良好な状態に、ノズル板を回復することができる。
以上説明したように、本発明のインクジェットヘッド式記録装置及びノズルクリーニング方法によれば、ノズル板とクリーニング板との間にインクあるいはインク以外の溶液を満たした後に、ノズル板とクリーニング板との距離を離すことでインクをクリーニング板の方へ移動させることができるので、ノズル板にダメージを与えることなく、ノズル板面をクリーニングすることができ、吐出曲がりあるいは不吐出のない良好吐出状態を得ることができる。
以下、本発明による実施の形態を図1から図5を用いて詳細に説明する。
<実施例1>
図1(a)から(f)は、本発明の第1の実施例に係るインクジェットヘッド式記録装置のクリーニング機構を示した図である。図1を参照して、1はノズル板、2はノズル孔、3はクリーニング板、4はインク、5はノズル板表面に付着したインクや塵埃を示している。
ノズル板1は、その表面が撥水処理を施されており、クリーニング板3の上面(ノズル板1に対向する面)は、インクに対する接触角がノズル板1のインクに対する接触角よりも小さい材質であれば、ステンレス等の金属材料の他、インク材料に侵されない材質のうちの何を用いてもよい。
図1(a)に示すように、インクジェット式記録装置では、ノズルからインクの吐出動作を行うと、微小なインク滴(ミストやサテライト)や、外部環境からの塵埃がノズル板1に付着してインク吐出方向の曲がりや不吐出現象を引き起こすことがある。
図1(b)から(f)では、本発明で示すところのインクジェットヘッド式記録装置で、ノズル板1に付着したインク滴や塵埃5を除去することができるインクジェットヘッド式記録装置を、その動作を時間の変化を追って示している。以下、これら図に沿って、本発明によるところのインクジェットヘッド式記録装置のクリーニング動作について説明する。
図1(b)において、ノズル板1と対向する位置にクリーニング板3が近接している。尚、この両者を近接させる機構としては既存のインクヘッドキャッピング機構と同様の昇降機構を採用することができる。また、ノズル板1を昇降(インクジェットヘッド部全体を昇降)させてもよいし、クリーニング板3を昇降させるようにしてもよい。
図1(c)は、ノズル板1とクリーニング板3とが近接した状態で、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク(クリーニングに寄与するインク)41が満たされた状態を示している。尚、本実施例では、ノズル板1とクリーニング板3とを近接させた状態で、インクジェットヘッド内のインク4に正の圧力を付与することにより、ノズルよりインク41を流出させて、図1(c)の状態を実現している。
次に、図1(d)および(e)に示すように、クリーニグ板3を傾けながらノズル板1より離す(図中下側に移動させる)ことで、ノズル板1とクリーニング板3との間に満たされていたインク41は、ノズル板表面を矢印で示す方向に移動しながらクリーニング板3の方へ移動する。ノズル板1とクリーニング板3の間で、両者に接触していたインク41は、最終的には全てクリーニング板3の方へ移動し、図1(f)に示すように、ノズル板1に付着していたインク滴や塵埃5等を除去することができる。
このように、本発明によるところのインクジェットヘッド式記録装置では、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41を満たした後に、ノズル板1とクリーニング板3との距離を離すことでインク41をクリーニング板3の方へ移動させることができるので、ノズル板1にダメージを与えることなく、広い範囲でノズル板面をクリーニングすることができ、吐出曲がりあるいは不吐出のない良好吐出状態を得ることができる。
尚、本実施例では、図1(b)に示すノズル板1とクリーニング板3とが近接している時の両者の距離を3mmに設定したが、この距離が離れすぎると、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41を満たす際にインク量が多く必要となり無駄になるので、両者の距離は5mm以下にすることが好ましい。さらに、本実施例では、ノズル板1のインクに対する接触角が、クリーニング板3のインクに対する接触角よりも大きいので、クリーニング板3の方がノズル板1よりもインクに濡れやす。その結果、ノズル板1とクリーニング板3との間に満たされたインク41をクリーニング板3の方に効率よく移動させることができる。さらに、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41が満たされる前後の状態及びインク41がクリーニング板3の方へ移動している時の状態の、それぞれの状態あるいは、複数の任意の状態で、インクヘッド内のインク4に正の圧力を付与することも好適に用いることができる。この場合、インクヘッド内のインク4に正の圧力が付与されているので、ノズル板1とクリーニング板3との間に満たされたインク41に塵埃等の異物が存在していても、インク41がノズル内ひいてはインクヘッド内へ逆流することがないので、塵埃5によってノズルの詰まりが生じてしまうことがない。さらに、インクヘッド内のインクに付与される圧力を、ノズルに形成されるメニスカスが凸になる大きさにすることにより、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41が満たされている時に、不必要なインクがノズル孔2から流出することを防止することができる。
<実施例2>
図2は、本発明の第2の実施例に係るインクジェットヘッド式記録装置のクリーニング機構を示した図で、ノズル板1とクリーニング板3との間に満たされるインク41が、予めクリーニング板3(クリーニング板3の上面)に供給されている以外は、実施例1で示したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
図2(a)に示すように、本実施例では、ノズル板1とクリーニング板3とが近接する前に、クリーニング板3の上にインク41が予め供給されている。クリーニング板3の上に予め供給されているインク41の量は、ノズル板1とクリーニング板3が近接した時に、ノズル板1とクリーニング板3の間をインク41で満たすことができる量であればよい。ノズル板1とクリーニング板3が近接すると、図2(b)に示すように、インク41はノズル板1とクリーニング板3との間で互いに濡れ広がるようになり、両者の間を満たす。図2(c)以下については、実施例1の図1(c)以下と同様であるので、詳細な説明は省略する。
このように、本実施例によるところのインクジェットヘッド式記録装置では、クリーニング板3に予めインク41が供給されているので、クリーニングに要する時間を短縮することができ、実施例1と同様に、ノズル板1に付着していたインク滴や塵埃5等を除去することができて吐出曲がりや不吐出がない良好なノズル板1の状態を得ることができる。尚、本実施例では、クリーニング板3に予め供給されているインク41は、インクジェットヘッド内のインク4にノズルからインク41が流出する程度の正の圧力を付与することでノズルから滴下させて供給したが、専用の供給経路を設けてクリーニング板3の上に予め供給してもよい。その場合には、インク以外の溶液を供給することが可能となり、供給する溶液の表面張力を適宜選択することで、ノズルをクリーニングする能力を向上させたり、乾燥しにくい溶液を供給することで、クリーニング板3にインク41が固着することを防止することもできる。
<実施例3>
図3は、本発明の第3の実施例に係るインクジェットヘッド式記録装置のクリーニング機構を示した図で、ノズル板1とクリーニング板3とを近接させた状態で、ノズル以外のインク供給経路6からノズル板1とクリーニング板3との間にインク41を供給して、ノズル板1とクリーニング板3との間をインク41で満たす以外は、実施例1で示したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
図3(b)に示すように、本実施例では、ノズル板1とクリーニング板3を近接させた後に、クリーニング板3の上にノズル以外のインク供給経路6よりインク41をノズル板1とクリーニング板3との間に供給する。この際、供給されたインク41は、ノズル板1とクリーニング板3との間へ、毛細管現象で侵入していくので、容易に図3(c)に示すように、ノズル板1とクリーニング板3との間をインク41で満たすことができる。
図3(c)以下については、実施例1の図1(c)以下と同様であるので、詳細な説明は省略する。このように、本実施例によるところのインクジェットヘッド式記録装置では、ノズル板1とクリーニング板3を近接させた後に、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41を供給するので、必要以上のインク41を供給することがなく、インク41の消費量を低減することができる。さらに、インク41以外の溶液を供給することも可能となり、供給する溶液の表面張力を適宜選択することで、ノズルをクリーニングする能力を向上させたり、乾燥しにくい溶液を供給することで、クリーニング板3に不要なインクが固着することを防止することもできる。
<実施例4>
図4は、本発明の第4の実施例に係るインクジェットヘッド式記録装置のクリーニング機構を示した図で、本実施例では、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41が満たされた後、クリーニング板3の移動方法が異なる以外は、実施例1で示したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
図4(a)に示すように、ノズル板1とクリーニング板3との間がインク41で満たされた後、図4(b)で示すように、クリーニング板3を図の左方向へ平行に移動させる。その結果、ノズル板1とクリーニング板3との間に満たされていたインク41は、ノズル板表面を矢印で示す方向に移動しながらクリーニング板3の方へ移動する。ノズル板1とクリーニング板3との間で、両者に接触していたインク41は、最終的には全てクリーニング板3の方へ移動し、図4(d)に示すように、ノズル板1に付着していたインク滴や塵埃等を除去することができ、吐出曲がりや不吐出がない良好なノズル板1の状態を得ることができる。尚、本実施例では、クリーニング板3を移動させたが、ノズル板1の方を移動させても同様であることは言うまでも無い。このように、本実施例では、クリーニング板3を平行に移動させるので、特別な機構の必要がない。
<実施例5>
図5は、本発明の第5の実施例に係るインクジェットヘッド式記録装置のクリーニング機構を示した図で、本実施例では、ノズル板1とクリーニング板3とが離れた後に、ノズル以外の領域に吸収体が接触する以外は実施例1で示したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
図5(a)は、図1(f)に示すノズル板1とクリーニング板3とが離れた後のノズル板1の様子を示したもので、ノズル板1の外周部にインク滴8が残留してしまった状態を示している。
本発明によるところのインクジェットヘッド式記録装置では、ノズル板1とクリーニング板3との間にインク41を満たした後に、ノズル板1とクリーニング板3とを離すことによりインク41をクリーニング板3の方へ移動させてノズル板1をクリーニングする際、インク4はノズル板1面上をどちらか一方に移動しながらクリーニング板3の方へ移動するので、ノズル板1の端部に微小なインク8が残留する場合がある。本実施例では、ノズル板1の端部に残留したインク8を吸着除去するために、図5(b)で示すような、ノズルの孔以外の領域の外周部にのみ接触する吸収体7が設けられている第2のクリーニング板30が、ノズル板1の下に配置されている。この第2のクリーニング板30は、クリーニング板3がノズル板1から離れた後、ノズル板1を別の場所に移動してノズル板1の下に配置してもよく、クリーニング板3と場所を入れ替えるようにして配置されてもよい。第2のクリーニング板30を上方へ移動させることで、吸収体7をノズル板1の外周部に当接させることで、図5(c)、(d)に示すように、ノズル板1の端部に残留していたインク8を除去することができる。尚、吸収体7には、スポンジ、不織布など、インクを吸収することができる多孔質体であれば何を用いてもよい。
このように、本実施例によるところのインクジェットヘッド式記録装置では、ノズル板1のノズル孔2以外の領域にインク8が残留しても、吸収体7を当接させることで除去することができるとともに、吸収体7がノズル孔2には触れないので、吐出に一番重要なノズル孔2を傷つけることがない。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施例を示すインクジェット式記録装置のノズル板付近を示した断面図である。 本発明の第2の実施例を示すインクジェット式記録装置のノズル板付近を示した断面図である。 本発明の第3の実施例を示すインクジェット式記録装置のノズル板付近を示した断面図である。 本発明の第4の実施例を示すインクジェット式記録装置のノズル板付近を示した断面図である。 本発明の第5の実施例を示すインクジェット式記録装置のノズル板付近を示した断面図である。
符号の説明
1 ノズル板
2 ノズル孔
3 クリーニング板
4 インク
5 付着したインク滴あるいは塵埃
6 インク供給経路
7 吸収体

Claims (19)

  1. ノズル板のノズル孔からインクを噴射して記録媒体上に記録を行うインクジェットヘッド部と、前記インクジェットヘッド部にインクを供給するインクタンクと、前記インクジェットヘッド部のノズル板をクリーニングするクリーニング機構とを備えたインクジェット式記録装置であって、
    前記クリーニング機構が、前記ノズル板との相対距離が変化するようにして前記ノズル板に対向する位置に配置されたクリーニング板から構成されており、クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる構成とされていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 前記クリーニング時に、前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力を付与して前記ノズル孔よりインクを供給して前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たす構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記クリーニング時に、予め前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う面にインクが供給されており、前記クリーニング板と前記ノズル板とが近接して前記クリーニング板に供給されているインクが前記ノズル板に接触することで、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たす構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 前記クリーニング時に、予め前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う面に供給されているインクが、記録のためのインクを吐出するノズル以外の経路から供給される構成となっていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板とを近接させた後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間に、記録のためのインクを吐出するノズル以外の経路からインクを供給することで前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクを満たす構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  6. 前記クリーニング板にインク以外の溶液が供給される構成とされていることを特徴とする請求項3〜5のうち何れか一つに記載のインクジェット式記録装置。
  7. 前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態になる前に前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与される構成となっていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  8. 前記正の圧力が、前記ノズル孔にインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさに設定されていることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット式記録装置。
  9. 前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態で前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与される構成となっていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  10. 前記正の圧力が、前記ノズル孔にインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさに設定されていることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット式記録装置。
  11. 前記クリーニング時に、前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされた状態を経た後に、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記インクジェットヘッド内のインクに正の圧力が付与される構成となっていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  12. 前記正の圧力が、前記ノズル孔にインク吐出方向が凸となるメニスカスが形成される大きさに設定されていることを特徴とする請求項11に記載のインクジェット式記録装置。
  13. 前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板が水平から傾いて離れるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  14. 前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れる時に、前記クリーニング板が前記ノズル板と平行に移動して離れるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  15. 前記クリーニング板と前記ノズル板との間にインクが満たされている時の前記クリーニング板と前記ノズル板との間が5mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  16. 前記クリーニング板の前記ノズル板と向き合う表面におけるインクに対しての接触角が、前記ノズル板のインクに対する接触角より小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  17. 前記クリーニング板と前記ノズル板との隙間にインクが満たされている時に、前記ノズル板を含む前記インクジェットヘッドのインクに濡れる部分に撥水処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  18. 前記クリーニング板と前記ノズル板との距離が離れた後に、ノズル板のノズル孔以外の領域に接触する吸収体を有していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  19. インクジェット式記録装置のノズル板と、前記ノズル板に対向する位置に配置されたクリーニング板との間がインク、あるいはインクを含む溶液、あるいはインク以外の溶液で満たされた状態を経た後、前記クリーニング板と前記ノズル板との距離を離して前記ノズル板と前記クリーニング板との間に満たされていたインク、あるいはインクを含む溶液、あるいはインク以外の溶液を前記クリーニング板の方へ移動させることで、ノズル板をクリーニングすることを特徴とするノズルクリーニング方法。
JP2003330106A 2003-09-22 2003-09-22 インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法 Pending JP2005096125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003330106A JP2005096125A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003330106A JP2005096125A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005096125A true JP2005096125A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34459175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003330106A Pending JP2005096125A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005096125A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007041754A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-19 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing particulates from a printhead using a rotating roller
AU2006201204B2 (en) * 2005-10-11 2008-09-04 Memjet Technology Limited Method of removing particulates from a printhead using a rotating roller
JP2008273144A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Sharp Corp インクジェットヘッドのメンテナンス装置およびインクジェットヘッドのメンテナンス方法
JP2009045795A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Fujifilm Corp メンテナンス装置及び液体吐出装置並びにノズル面メンテナンス方法
JP2009139665A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toray Eng Co Ltd インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法
US7695093B2 (en) 2005-10-11 2010-04-13 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing flooded ink from a printhead using a disposable sheet
US7841694B2 (en) 2006-12-14 2010-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer and purging method
US7984963B2 (en) 2005-10-11 2011-07-26 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead purging system with hammer action
JP2012140018A (ja) * 2012-04-27 2012-07-26 Fujifilm Corp 液体吐出装置
JP2013037787A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Gigaphoton Inc ターゲット供給装置、そのノズルのクリーニング機構、および、そのノズルのクリーニング方法
JP2013082131A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Ricoh Co Ltd ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置
KR101460156B1 (ko) * 2008-01-25 2014-11-10 삼성전자주식회사 압전 방식 전압 발생기를 구비한 액적 토출 장치, 및 이를이용한 액적 토출 방법

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7758174B2 (en) 2005-10-11 2010-07-20 Silverbrook Research Pty Ltd Ink supply system comprising air compressor and in-line valve
US7604334B2 (en) 2005-10-11 2009-10-20 Silverbrook Research Pty Ltd Ink supply system with hammer mechanism for variable purge volume/pressure
AU2006201204B2 (en) * 2005-10-11 2008-09-04 Memjet Technology Limited Method of removing particulates from a printhead using a rotating roller
WO2007041754A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-19 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing particulates from a printhead using a rotating roller
US8419161B2 (en) 2005-10-11 2013-04-16 Zamtec Ltd Non-contact method of removing flooded ink from printhead face
US7530663B2 (en) 2005-10-11 2009-05-12 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing particulates from a printhead using a rotating roller
US8382262B2 (en) 2005-10-11 2013-02-26 Zamtec Ltd Inkjet printerwith active control of ink pressure
US7771028B2 (en) 2005-10-11 2010-08-10 Silverbrook Research Pty Ltd Ink supply system comprising pressure device and in-line valve
US7669957B2 (en) 2005-10-11 2010-03-02 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing flooded ink from a printhead using a rotating roller
EP1937480A4 (en) * 2005-10-11 2010-03-03 Silverbrook Res Pty Ltd METHOD FOR REMOVING PARTICLES FROM A PRINTING HEAD USING A ROTARY ROLL
US7695093B2 (en) 2005-10-11 2010-04-13 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing flooded ink from a printhead using a disposable sheet
US7695123B2 (en) 2005-10-11 2010-04-13 Silverbrook Research Pty Ltd Ink supply system with active pressure control
US7695098B2 (en) 2005-10-11 2010-04-13 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance system comprising disposable sheet feed
US7798600B2 (en) 2005-10-11 2010-09-21 Silverbrook Research Pty Ltd Method of purging a printhead using coordinated pressure device and in-line valve
US7708375B2 (en) 2005-10-11 2010-05-04 Silverbrook Research Pty Ltd Method of removing particulates from a printhead using a disposable sheet
US7722153B2 (en) 2005-10-11 2010-05-25 Silverbrook Research Pty Ltd Method of cleaning a printhead using cleaning liquid
US8109596B2 (en) 2005-10-11 2012-02-07 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance assembly comprising pair of transfer rollers
EP1937480A1 (en) * 2005-10-11 2008-07-02 Silverbrook Research Pty. Ltd Method of removing particulates from a printhead using a rotating roller
US7703882B2 (en) 2005-10-11 2010-04-27 Silverbrook Research Pty Ltd Method of purging using purging ink and printing using printing ink from an inkjet printhead
US8104870B2 (en) 2005-10-11 2012-01-31 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance method with purging, ink removal and printing steps
US7857435B2 (en) 2005-10-11 2010-12-28 Silverbrook Research Pty Ltd Method of purging printhead using hammer mechanism
US7971959B2 (en) 2005-10-11 2011-07-05 Silverbrook Research Pty Ltd Inkjet printer employing disposable sheet for printhead maintenance
US7984963B2 (en) 2005-10-11 2011-07-26 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead purging system with hammer action
US8075090B2 (en) 2005-10-11 2011-12-13 Silverbrook Research Pty Ltd Method of maintaining inkjet printhead using non-contact roller
US7841694B2 (en) 2006-12-14 2010-11-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer and purging method
JP2008273144A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Sharp Corp インクジェットヘッドのメンテナンス装置およびインクジェットヘッドのメンテナンス方法
US8182062B2 (en) 2007-08-17 2012-05-22 Fujifilm Corporation Maintenance apparatus, liquid ejection apparatus and nozzle surface maintenance method
JP2009045795A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Fujifilm Corp メンテナンス装置及び液体吐出装置並びにノズル面メンテナンス方法
JP2009139665A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toray Eng Co Ltd インクジェットヘッドの塗布液除去装置及び塗布液除去方法並びにカラーフィルタの製造方法
KR101460156B1 (ko) * 2008-01-25 2014-11-10 삼성전자주식회사 압전 방식 전압 발생기를 구비한 액적 토출 장치, 및 이를이용한 액적 토출 방법
JP2013037787A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Gigaphoton Inc ターゲット供給装置、そのノズルのクリーニング機構、および、そのノズルのクリーニング方法
JP2013082131A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Ricoh Co Ltd ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置
JP2012140018A (ja) * 2012-04-27 2012-07-26 Fujifilm Corp 液体吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3941104B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2008049535A (ja) 液体吐出装置および液体吐出面の清掃方法
JP4975667B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH07205434A (ja) 固定ワイパーブレードアセンブリ
JP3332503B2 (ja) 改善されたインク吐出口面を備えたインクジェットヘッド、該インクジェットを備えたインクジェット装置及び該インクジェットヘッドの製造方法
JP2004268359A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP4403379B2 (ja) インクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置及び該清掃装置を備えたプリンタ
JP2005096125A (ja) インクジェット式記録装置及びノズルクリーニング方法
JP6244656B2 (ja) 液体吐出装置
KR20110011618A (ko) 액체 분사 헤드, 액체 분사 기록 장치 및 액체 분사 헤드의 액체 충전 방법
US9421778B2 (en) Liquid discharge apparatus
JP4451513B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2009034903A (ja) インクジェット記録装置およびヘッドメンテナンス方法
JP2006123240A (ja) 液体塗布装置のノズルクリーニング装置およびノズルクリーニング方法
JP4947009B2 (ja) 液体吐出装置
JPH03136854A (ja) インクジェット記録装置及び記録ヘッドユニット
JP2017065144A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法
JP2006043963A (ja) 液体塗布装置のクリーニングユニット及びクリーニング方法
JP6859617B2 (ja) 液体噴射装置
JP2006255924A (ja) 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JPH0584930A (ja) インクジエツト記録ヘツド
JP2005231283A (ja) 金属粒子を含むインクのインクジェットヘッドのクリーニング方法
JP2001199076A (ja) インクジェット記録装置
JP2005342991A (ja) 液体噴射装置および液体噴射ヘッドの液体吸収装置
JP2014024258A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060808