JP2006255924A - 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 ノズルプレート表面の排液を好適に行い、ノズル孔の目詰まりや液滴量の変化、着弾位置ズレによる吐出不良を防止した液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】 液状体を吐出する複数のノズル孔18からなるノズル列1A,1Bが設けられたノズルプレート60と、ノズルプレート60に、ノズル列1A,1Bとは非平行に設けられた第1溝部16a,16b,16cと、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置の液滴吐出ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル孔からインク滴として被対象物に吐出させるが、ノズル孔からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、また塵埃のノズル近傍への付着、さらには気泡の混入などにより、吐出不良を起こす可能性がある。そのため、混入した気泡や増粘したインクを除去するためのポンプを有するインク吸引手段を備えるとともに、必要に応じて液滴吐出ヘッドのノズルプレート面を清掃するワイパー部材を有するワイピング手段を備えた液滴吐出装置が広く利用されている。
ところが、インク吸引後のノズルプレートには大量のインクが付着し、1回のワイピングではうまく清掃できないことがあった。さらに、ノズルプレート表面に撥液処理を施したとしても、時間の経過とともに、撥液機能の効果が薄れてしまい、ノズル孔付近に付着したインクや塵埃等の異物を除去することができず、吐出不良を引き起こす場合があった。
そこで、インク滴の吐出不良を防止するために、ノズルプレート表面のインクを除去する方法として以下に示す方法が提案されている。
(1)特許文献1に開示の発明では、ワイピング方向と垂直方向(ノズル列に平行方向)にトラップ溝を形成する方法が提案されている。これによれば、ワイピングブレードでノズルプレート表面をワイピングすることにより、ノズルプレート表面に付着したインクをトラップ溝に溜めることができ、ノズルプレート表面のインクを除去することができる。
(2)特許文献2に開示の発明では、ノズル孔の外周部に溝を形成する方法が提案されている。これによれば、特許文献1と同様に、ノズルプレート表面に付着したインクをノズル孔の外周部の溝に溜めることができ、ノズルプレート表面のインクを除去することができる。
特開平11−277756号公報 特開2004−17344号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示の発明では、溝がノズル列に対して平行に形成されるため、溝のインクが溢れた場合には溝に隣接(近接)するノズル列のノズル孔にインクが混入してしまうという問題があった。さらに、ワイピング手段によりノズルプレート表面をワイピングすることによってノズル列に平行に形成された溝部に廃液を収容することができない場合、溝部から溢れたインクがワイピング方向に形成されたノズル孔に混入してしまうという問題があった。これにより、ノズル孔の目詰まりや液滴量の変化、着弾位置ズレが発生し、吐出不良を引き起こすという問題が発生した。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノズルプレート表面の排液を好適に行い、ノズル孔の目詰まりや液滴量の変化、着弾位置ズレによる吐出不良を防止した液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、液状体を吐出する複数のノズル孔が所定方向に配列されてなるノズル列が設けられたノズルプレートと、前記ノズルプレートに、前記ノズル列とは非平行に設けられた第1溝部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、溝部はノズル列に対して非平行に設けられるため、ノズル列に対して平行に溝部を設けた場合と比較して、溝部の少なくとも一部は、ノズル列のノズル孔から離れた位置に形成される。従って、溝部に溜められた液状体が溢れた場合でも、溝部に溜められた液状体がノズル孔に混入するおそれが少なくなる。従って、ノズル孔を清浄に保つことで、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出ヘッドは、前記第1溝部が、屈曲部と湾曲部の少なくとも一方を有し、前記ノズル列の中央部からノズル列に対して垂直方向に離れた前記第1溝部の前記屈曲部又は前記湾曲部が設けられ、前記第1溝部の前記屈曲部又は前記湾曲部と前記ノズル列の中央部との距離は、前記第1溝部の端部と前記ノズル列の端部との距離と比較して離れていることも好ましい。
一般的に、ノズル列の両端における数個のノズル孔は液状体が吐出されない「休止ノズル」に設定され、他のノズルはインクが吐出される「吐出ノズル」に設定される。これにより、ノズル列中央部付近は、ノズル列端部付近と比較してノズルプレートに付着する液状体が多い。
本発明によれば、溝部に設けられた屈曲部又は湾曲部が、他の溝部部分と比較してノズル列ら離れた位置に形成される。従って、ノズル列中央部付近の液状体が溝部の屈曲部又は湾曲部に溜められ、この液状体が溢れた場合でも、溝部の屈曲部又は湾曲部はノズル列から離れた位置に形成されるため、液状体がノズル孔に混入することはない。従って、ノズル孔を清浄に保つことで、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出ヘッドは、前記第1溝部に、前記ノズル列に対して垂直方向に延びる第2溝部が接続され、前記第2溝部の底面は前記第1溝部の底面よりも深いことも好ましい。
この構成によれば、第1溝部に溜められた液状体は、底面が第1溝部よりも深く設けられた第2溝部に誘導され溜められる。また、第2溝部は、ノズル列に対して垂直方向に延して設けられるため第2溝部の一端はノズル列に近接するが、他端方向に向かうにつれノズル列から離れる。従って、液状体を第2溝部に溜めることにより、液状体をノズル列から離れた位置に溜めることができ、ノズル孔を清浄に保つことで、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出ヘッドは、前記第2溝部の溝幅が前記第1溝部の溝幅よりも広いことも好ましい。
この構成によれば、第1溝部に溜められた液状体が溢れそうになった場合、液状体は第1溝部の溝幅よりも幅広の第2溝部に流動され溜められる。また、第2溝部は、ノズル列に対して垂直方向に延して設けられるため第2溝部の一端はノズル列に近接するが、他端方向に向かうにつれノズル列から離れる。従って、液状体を第2溝部に溜めることにより、液状体をノズル列から離れた位置に溜めることができ、ノズル孔を清浄に保つことで、吐出不良を防止することができる。
本発明の液滴吐出装置は、液状体を吐出する複数のノズル孔からなるノズル列が設けられたノズルプレートと、前記ノズルプレート表面を所定方向に移動可能なワイピング手段と、を備え、前記ノズル列が前記ワイピング方向と略垂直に設けられており、前記ノズルプレートには、前記ノズル列と非平行となる溝部が設けられたことを特徴とする。
この構成によれば、ノズルプレートに付着した液状体は、ワイピング手段により溝部に溜められる。これにより、溝部はノズル列と非平行に設けられているため、平行に設けられる場合と比較してノズル列から離れる方向に液状体を溜めることができ、ノズルプレート表面から不要な廃液を排出することができる。従って、ノズル孔への液状体の付着を回避することができ、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出装置は、前記ノズルプレートに前記ワイピング手段のワイピング方向に対して平行な溝部が設けられたことも好ましい。
この構成によれば、溝部は、ノズル列に対して垂直方向に延在して設けられるため溝部の一端はノズル列に近接するが、他端方向に向かうにつれノズル列から離れる。従って、液状体を溝部に溜めることにより、液状体をノズル列から離した位置に溜めることができ、ノズル孔を清浄に保つことで、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出装置は、前記溝部が屈曲部と湾曲部の少なくとも一方を有することも好ましい。
この構成によれば、ノズル列から離れる方向に液状体を溜めることができる。従って、ノズル孔を清浄に保つことで、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出装置は、前記ノズル列が同一又は異なる色の液状体を吐出する2列のノズル列から構成され、前記ノズルプレート表面には、前記2列のノズル列間を境界として第1領域と第2領域とが設けられ、前記ワイピング手段が、前記ノズルプレート表面上を一定方向に移動するものとされ、前記第1領域に設けられた前記溝部のパターンと、前記第2領域に設けられた前記溝部のパターンとは非対称であることも好ましい。
例えばワイピング手段が第1領域から第2領域に移動する場合、第1領域及び第2領域のそれぞれに、ワイピング方向に対して広がる方向に延在する非対称な溝部を設ける。これにより、ワイピング手段が第1領域のノズル列を通過する場合、液状体はノズル列から離れた溝部に溜められるためノズル列に液状体が付着することはない。また、溝部の屈曲部又は湾曲部に溜められた液状体は、ワイピング手段により溝部の屈曲部又は局部から端部方向に付勢されるため、溝部の中央部から液状体が溢れることもない。一方、ワイピング手段が第2領域のノズル列を通過する場合、液状体はノズル列から離れる方向に溜められるためノズル列に液状体が付着することはない。
また本発明の液滴吐出装置は、前記ノズル列が異なる色の液状体を吐出する2列のノズル列から構成され、前記ノズルプレート表面には、前記2列のノズル列間を境界として第1領域と第2領域とが設けられ、前記ワイピング手段が、前記境界を基準として前記第1領域と前記第2領域とで互いに反対方向に移動するものとされ、前記第1領域に設けられた前記溝部のパターンと、前記第2領域に設けられた前記溝部のパターンとは対称であることも好ましい。
本発明では、ワイピング手段は、第1領域と第2領域とでは互いに反対方向に移動する。そのため、例えば第1領域にノズル列にインクが混入しないような溝部パターンを設けた場合、同様にして第2領域に第1領域と対称な溝部パターンを設けることにより両領域におけるインクの混入を同時に防止することができる。これにより、各領域のノズル列へのインクの混入を回避することで、隣接するノズル列間の混色を防止することができる。
また本発明の液滴吐出装置は、前記ノズルプレートの前記第1領域と前記第2領域の少なくとも一方に、前記ワイピング方向に対して所定角度で傾斜して延びる第1溝部と、前記ノズル列付近から前記ワイピング方向に対して平行に延びる第2溝部とが設けられ、
前記第2溝部の底面は前記第1溝部の底面よりも深いことも好ましい。
この構成によれば、第2溝部の底面は第1溝部の底面よりも深いため、第1溝部に流入した液状体を第2溝部に誘導させて第2溝部に溜めることができる。これにより、第2溝部は、ワイピング方向に対して垂直方向に形成されるため、ノズル列から離れた方向に液状体を溜めることができる。従って、ノズル孔への液状体の付着を回避することができ、吐出不良を防止することができる。
また本発明の液滴吐出装置は、前記第2溝部の溝幅が前記第1溝部の溝幅よりも広いことも好ましい。
この構成によれば、第2溝部の溝幅は第1溝部の溝幅より広いため、第1溝部が溢れそうになった場合でも第2溝部に流動させて溜めることができる。これにより、第1溝部は、ワイピング方向に対して垂直方向に形成されるため、ノズル列から離れた方向に液状体を溜めることができる。従って、ノズル孔への液状体の付着を回避することで、吐出不良を防止することができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(液滴吐出装置)
図1は、液滴吐出装置90の一例を示す概略構成図である。この液滴吐出装置90は、ベース31、基板移動手段32、ヘッド移動手段33、液滴吐出ヘッド34、液供給手段35、制御装置40等を有して構成されたものである。ベース31は、その上に前記基板移動手段32、ヘッド移動手段33を設置したものである。なお、図1においてワイピングブレードについては図示を省略している。
基板移動手段32は、ベース31上に設けられたもので、Y軸方向に沿って配置されたガイドレール36を有したものである。この基板移動手段32は、例えばリニアモータ(図示せず)により、スライダ37をガイドレール36に沿って移動させるよう構成されたものである。
スライダ37上にはステージ39が固定されている。よって、基板移動手段32がステージ39の移動軸となる。このステージ39は、基板を位置決めし保持するためのものである。すなわち、このステージ39は、公知の吸着保持手段(図示せず)を有し、この吸着保持手段を作動させることにより、基板をステージ39の上に吸着保持するようになっている。基板は、例えばステージ39の位置決めピン(図示せず)により、ステージ39上の所定位置に正確に位置決めされ、保持されるようになっている。
ステージ39上の基板に対し、その両側、すなわち後述する液滴吐出ヘッド34の移動方向(X軸方向)での両側には、液滴吐出ヘッド34にフラッシングを行わせるためのフラッシングエリア(図示省略)が設けられている。
ヘッド移動手段33は、ベース31の後部側に立てられた一対の架台33a、33aと、これら架台33a、33a上に設けられた走行路33bとを備えてなるもので、該走行路33bをX軸方向、すなわち前記の基板移動手段32のY軸方向と直交する方向に沿って配置したものである。走行路33bは、架台33a、33a間に渡された保持板33cと、この保持板33c上に設けられた一対のガイドレール33d、33dとを有して形成されたもので、ガイドレール33d、33dの長さ方向に液滴吐出ヘッド34を搭載するキャリッジ42を移動可能に保持したものである。キャリッジ42は、リニアモータ(図示せず)等の作動によってガイドレール33d、33d上を走行し、これにより液滴吐出ヘッド34をX軸方向に移動させるよう構成されたものである。
ここで、このキャリッジ42は、ガイドレール33d、33dの長さ方向、すなわちX軸方向に例えば1μm単位で移動が可能になっており、このような移動は制御装置40によって制御されるようになっている。
液滴吐出ヘッド34は、前記キャリッジ42に取付部43を介して回動可能に取り付けられたものである。取付部43にはモータ44が設けられており、液滴吐出ヘッド34はその支持軸(図示せず)がモータ44に連結している。このような構成のもとに、液滴吐出ヘッド34はその周方向に回動可能となっている。また、モータ44も前記制御装置40に接続されており、これによって液滴吐出ヘッド34はその周方向への回動も、制御装置40によって制御されるようになっている。
ここで、液滴吐出ヘッド34は、図2(a)に示すように例えばステンレス製のノズルプレート60と振動板13とを備え、両者を仕切部材(リザーバプレート)14を介して接合したものである。ノズルプレート60と振動板13との間には、仕切部材14によって複数の空間15と液溜まり74とが形成されている。各空間15と液溜まり74の内部は液状体で満たされており、各空間15と液溜まり74とは供給口62を介して連通したものとなっている。また、ノズルプレート60には、空間15から液状体を噴射するためのノズル孔18が縦横に整列させられた状態で複数形成されている。一方、振動板13には、液溜まり74に液状体を供給するための孔19が形成されている。
また、振動板13の空間15に対向する面と反対側の面上には、図2(b)に示すように圧電素子(ピエゾ素子)64が接合されている。この圧電素子64は、一対の電極66を有し、これら電極66、66間に通電されると外側に突出するようにして撓曲するよう構成されたものである。そして、このような構成のもとに圧電素子64が接合されている振動板13は、圧電素子64と一体になって同時に外側へ撓曲するようになっており、これによって空間15の容積が増大するようになっている。従って、増大した容積分に相当する液状体が、液溜まり74から供給口62を介して空間15内に流入する。また、このような状態から圧電素子64への通電を解除すると、圧電素子64と振動板13はともに元の形状に戻る。従って、空間15も元の容積に戻ることから、空間15内部の液状体の圧力が上昇し、ノズル孔18から基板に向けて液状体のインク72が吐出される。
なお、このような構成からなる液滴吐出ヘッド34は、その底面形状が略矩形状のもので、ノズル孔18を例えば縦×横が2×180となるように整列配置させたものである。ここで、図1では液滴吐出ヘッド34を一つしか示していないが、本発明の液滴吐出装置90はこれに限定されることなく、液滴吐出ヘッド34を複数備えていてもよく、例えば12台の液滴吐出ヘッド34を並列した状態に備えるようにしてもよい。
また、液滴吐出ヘッド34としては、前記の圧電素子64を用いたピエゾジェットタイプ以外にも、例えばエネルギー発生素子として電気熱変換体を用いる方式などを採用することができる。
液供給手段35は、液滴吐出ヘッド34に液状体を供給する液供給源45と、この液供給源45から液滴吐出ヘッド34に液を送るための液供給チューブ46とからなるものである。
制御装置40は、装置全体の制御を行うマイクロプロセッサ等のCPUや、各種信号の入出力機能を有するコンピュータなどによって構成されたもので、液滴吐出ヘッド34による吐出動作、及び基板移動手段32による移動動作を制御するものとなっている。
(ノズルプレート)
図3は、液滴吐出ヘッドのノズルプレート60の吐出面70を模式的に示した拡大図であり、図4は、液滴吐出ヘッドのA−A’線に沿った断面図である。
ノズルプレート60の吐出面70には、インク(液状体)を吐出する複数のノズル孔18からなる2列のノズル列1A,1BがY軸方向に沿って形成されている。本実施形態において、2列のノズル列1A,1Bは互いに異なる色のインクを吐出するノズル孔18が設けられたものであり、例えば、ノズル列1Aのノズル孔18はC(シアン)のインクを吐出し、ノズル列1Bのノズル孔18はB(黒色)のインクを吐出する。但し、各ノズル列1A、1Bの両端における数個のノズル孔18はインクが吐出されない「休止ノズル」に設定され、他のノズルはインクが吐出される「吐出ノズル」に設定されている。また、ノズルプレート60の吐出面70には、吐出面70に付着したインクを除去するため撥液処理が施されている。なお、ノズル列1A,1Bは同一の色を吐出しても良い。
ノズルプレート60の吐出面70には、2列のノズル列1A,1B間の境界50に沿って分割された第1領域70aと第2領域70bとが設けられている。第1領域70aは、ワイピングブレード82が図中左方向(Y軸方向)に走査する領域であり、第2領域70bは、ワイピング手段が図中右方向(Y軸方向)に走査する領域である。つまり、ワイピング手段は、境界50を基準として第1領域70aと第2領域70bとでノズルプレート60の吐出面70を反対方向に走査する。これにより、第1領域70aをワイピングしたワイピングブレード82は第2領域70bへ侵入しないため、C(シアン)とB(黒色)との混色を防止することができる。なお、ワイピングブレード82は、ノズル列1A,1Bに対して垂直方向(ワイピング方向)に移動するものとする。
第1領域70aと第2領域70bには、ノズルプレート60の吐出面70に付着したインク(廃液)を溜めるための所定パターンからなる複数の溝部が形成されている。本実施形態では、第1領域70aに形成される溝部パターンは、第2領域70bに形成される溝部パターンに対して対称となっている。
次に、第1領域70aに形成される溝部について詳細に説明する。なお、第2領域70bに形成される溝部のパターンは、第1領域70aに形成される溝部のパターンと対称であるため、説明を省略する。
第1溝部16aは、中央部に屈曲部12を有してノズル列1Aに沿ってくの字状に形成されている。第1溝部16aの屈曲部12とノズル列1Aの中央部1cとの距離W3は、第1溝部16aの端部12bとノズル列1Aの端部1eとの距離W4と比較して長くなるように形成されており、第1溝部16aの屈曲部12の方がノズル列1Aから離れるようになっている。第1溝部16aの屈曲部12から端部方向に延在するそれぞれの溝部は、ワイピング方向に対して角度θが15度から75度の傾斜となるように形成される。より好ましくは、ワイピング方向に対して角度θが20度から70度の傾斜となるように形成される。
本実施形態では、ノズル列1Aの端部に位置するノズル孔18は、インクを吐出しない「休止ノズル」となっている。そのため、ノズル列1Aの中央部付近のノズルプレート60の吐出面70には、ノズル列1Aの端部付近のノズルプレート60の吐出面70と比較して多くのインクが付着する。従って、本実施形態によれば、第1溝部16aをノズル列1Aに沿って平行に形成する場合と比較して、第1溝部16aの屈曲部12はノズル列1Aから離れるため、第1溝部16aからインクが溢れた場合でも、ノズル列1Aのノズル孔18にインクが混入しないようになっている。
第2溝部10aは、ノズル列1Aの中央部付近からワイピング方向に対して平行に延在して形成されるとともに、第2溝部10aの一端は第1溝部16aの屈曲部12に接続されている。また、第2溝部10bは、ノズル列1Aの両端部付近からワイピング方向に対して平行に延在して形成されるとともに、第1溝部16aの両端部にそれぞれ接続されている。本実施形態において第2溝部10bは、第1領域70aと第2領域70bとに跨って形成され、第1領域70aと第2領域70bとの溝部を互いに接続するものである。これにより、第1領域70aの溝部に溜められたインクが溢れそうになった場合、第2溝部10bを介して溢れそうになったインクを第2領域70bに流動させて循環できるようになっている。
第2溝部10aと第2溝部10bのノズル列1Aとの反対側の他端には、上述した第1溝部16aと同様の屈曲部12を有する第1溝部16cが接続されて形成されている。具体的には、第2溝部10aの他端には、第1溝部16cの屈曲部12が接続され、上側及び下側の第2溝部10bの他端には、第1溝部16cの端部がそれぞれ接続されている。同様にして、第1溝部16aと第1溝部16cとの間には、第1溝部16bが形成され、第1溝部16は第1領域70aに3列設けられている。このように、本実施形態では、第2溝部10と第1溝部16とで平面視平行四辺形の格子状の溝部が形成され、溝部に流入したインクが、互いの溝部内を循環することができるようになっている。
図3に示すように、第2溝部10aの溝幅W2は、第1溝部16aの溝幅W1よりも広くなるように形成されている。また、図4に示すように、第2溝部10aの底面80aの深さd2は、第1溝部16aの底面80aの深さd1よりも深くなるように形成されている。これにより、第2溝部10aに流入したインクを第1溝部16a方向に流動させて溜めることができるようになっている。また、第1溝部16a及び第2溝部10aの内壁面80bは、吐出面70に対して略垂直となるように形成されている。
次に、ワイピングブレード82(ワイピング手段)により、第1領域70aをワイピング方向(図中左方向)に沿ってワイピングした場合について説明する。ワイピングブレード82は、ノズルプレート60の吐出面70上を摺動することにより廃液を除去して吐出面上を清掃するものであり、可撓性のワイパー部材により構成されている。また、ワイピングブレード82は、回動可能なロール表面に布が巻かれたものを用いても良い。
ワイピングブレード82は、第1領域70aの表面をワイピング方向(図中左方向)に沿って走査する。この走査により、ワイピングブレード82は、第1溝部16aの両端部上から屈曲部12上を通過する。これに伴い、ワイピングブレード82によって集められた吐出面70上のインクは、第1溝部16aの端部から第1溝部16aの中央部に溜められる。ここで、第2溝部10a及び第2溝部10bの底面は、第1溝部16aの底面よりも深く形成されるとともに、溝幅は広く形成されている。従って、第1溝部16aに溜められたインクは、第1溝部16aに接続された第2溝部10a及び第2溝部10b方向に誘導され、第2溝部10a及び第2溝部10bに流入する。
同様にして、ワイピングブレードはノズルプレート60の吐出面70上を走査し、2列目、3列目の第1溝部16b,16cを通過する。本実施形態では、第1溝部16aが複数列の構成となっているため、前列の第1溝部16aに溜められなかったインクを後列の第1溝部16bによって溜めることができるようになっている。
本実施形態によれば、第1溝部16は屈曲部12を有するため他の溝部部分と比較してノズル列1Aから離れた位置に形成される。従って、ノズル列1A中央部付近のインクが溝部の屈曲部12に溜められ、このインクが溢れた場合でも、第1溝部16の屈曲部12はノズル列1Aから離れた位置に形成されるため、インクがノズル孔18に混入するおそれが少なくなる。従って、ノズル孔の目詰まりノズル孔の目詰まりや液滴量の変化、着弾位置ズレを回避することで、吐出不良を防止することができる。
また本実施形態によれば、第2溝部10は第1溝部16よりも底面が深くかつ幅広に形成されるため、第1溝部16に溜められたインクが溢れそうになった場合、インクは第2溝部10に流動(誘導)され溜められる。また、第2溝部10は、ノズル列1Aに対して垂直方向に延して設けられるため第2溝部10の一端はノズル列1Aに近接するが、他端方向に向かうにつれノズル列1Aから離れる。従って、インクを第2溝部10に溜めることにより、インクをノズル列1Aから離れた位置に溜めることができ、ノズルプレート表面から不要な廃液を排出することができる。従って、ノズル孔への液状体の付着を回避することができ、吐出不良を防止することができる。
さらに本実施形態では、第1領域70aと第2領域70bとで溝部パターンが対称となっている。これにより、第1領域70aにノズル列1Aにインクが混入しないような溝部パターンを設け、同様にして第2領域70bに第1領域70aと対称な溝部パターンを設けることにより両領域におけるインクの混入を同時に防止することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本実施形態について詳細に説明する。
上記実施形態では、ワイピングブレードは、2列のノズル列の境界50を基準として互いに反対方向に移動した。これに対し、本実施形態では、ワイピングブレードが一方向に移動する点において異なる。なお、本実施形態では、ワイピングブレード82は第1領域から第2領域に移動するものとする。また、その他の液滴吐出装置等の基本構成は、上記第1実施形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
まず、第1領域に形成される溝部について説明する。
図5は、液滴吐出ヘッドのノズルプレート60の吐出面70を模式的示した拡大図である。溝部20aは、中央部に屈曲部30を有してノズル列1Aに沿ってくの字状に形成されている。溝部20aの屈曲部30とノズル列1Aの中央部1cとの距離W5は、溝部20aの端部30bとノズル列1Aの端部1eとの距離W6と比較して長くなるように形成されており、溝部20aの屈曲部30の方がノズル列1Aから離れるようになっている。溝部20aの屈曲部30から端部方向に延在する溝部は、ノズル列1Aに対して角度θが15度から75度の傾斜となるように形成される。より好ましくは、角度θが20度から70度の傾斜となるように形成される。そして、第1領域70aには、溝部20aから所定間隔をあけて、溝部20aと同様の形状からなる溝部20bが形成されている。
次に、第2領域に形成される溝部について説明する。
溝部26は、円弧状の湾曲部を有してノズル列1Bに沿って形成されている。この溝部26は、円弧状の端部がノズル列1Bの端部から離れるように湾曲して形成される。また、溝部26の円弧状の内側には、溝部26からワイピング方向に沿って延在する直線状の溝部22が複数接続されている。このように第2領域70bには、第1領域70aと非対称の溝部パターンが形成されている。
次に、ワイピングブレード82により、第1領域70aから第2領域70bをワイピング方向(図中右方向)に沿ってワイピングした場合について説明する。ワイピングブレード82には、上記第1実施形態と同様のものを用いる。
ワイピングブレード82は、第1領域70aの吐出面70をワイピング方向に沿って走査する。この走査により、ワイピングブレード82は、溝部20aの屈曲部30上から端部上を通過する。これに伴い、ワイピングブレード82によって集められた吐出面70上のインクは、溝部20aの屈曲部30から端部に溜められる。このようにして、第1領域の吐出面70をワイピングする。本実施形態では、溝部が20a,20bの2列の構成となっているため、前列の溝部20aに収容できなかったインクを後列の溝部20bに溜めることができる。これにより、ワイピングブレードがノズル列1Aを通過するまでに、溝部20a及び溝部20bに第1領域70aのインク(廃液)を溜めることができるため、ノズル孔18にインクが混入することを回避することができる。
続けて、ワイピングブレード82は、第1領域70aの走査が終了した後、第2領域70bの走査を開始する。まず、ワイピングブレード82によって集められたインクは、円弧状に湾曲した溝部26に溜められる。そして、溝部26に溜められなかったインクの一部及びワイピングにより溝部26に付勢して流入されたインクの一部が、ノズル列1Bに対して垂直方向に延在する溝部22に溜められる。これにより、ノズル列1Bから離れる方向にインクを溜めることができる。
このようにして、ノズルプレートの吐出面70上をワイピングブレード82によりワイピングしてノズルプレートの吐出面70上をクリーニングする。
本実施形態によれば、第1領域70aに、ワイピング方向に対して広がる方向に屈曲部30を有する溝部20を形成するため、溝部20全体が一度にワイピングブレード82によってワイピングされることはない。つまり、溝部20の屈曲部30(中央部)上から端部上にかけてワイピングブレード82によってワイピングされる。従って、インクが溝部20の屈曲部30においてインクが溢れそうになった場合でも、インクはワイピングブレード82の走査とともに溝部20の端部方向に誘導され溜められる。一方、溝部20が、ノズル列1Aに沿って平行に形成された場合には、溝部20全体がワイピングブレード82によって一度にノズル列1Aのノズル孔を通過する。従って、インクがある溝部分において溢れそうになった場合でも、このインクを他の溝部部分に流動させることができず、ワイピングブレード82とともにインク列方向に走査されることになる。
また、第1領域70aにワイピング方向に対して閉じる方向に溝部20を構成した場合には、ワイピングにより付勢されたインクが溝部20の両端部から屈曲部30に流入するため、溝部20の屈曲部30においてインクが溢れる場合がある。これに対し、溝部20の屈曲部30から端部の溝部をワイピング方向に対して広がる方向に形成することで、溝部20からインクが溢れることはない。たとえインクが溢れたとしても溝部20の端部方向に延在して溢れるため、ノズル列1Aのノズル孔に影響を与えることはない。従って、ノズル孔18へのインクの付着を回避することができ、吐出不良を防止することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において上述した各例を組み合わせても良い。
例えば、上記実施形態では、溝部の底面は、ノズルプレートの吐出面に対して垂直となるように形成した。これに対し、溝部の底面を、ノズルプレートの吐出面に対して所定角度で傾斜させることも可能である。これにより、溝部に溜めたインクをノズル列とは離れる方向に効率的に排出することができる。
また、上記実施形態では、2列のノズル列が設けられたノズルプレートを用いたが、1列のノズル列を設けることも可能であるし、3列以上のノズル列を設けることも可能である。ここで、ノズルプレートに1列のノズル列を設け、ワイピング方向を一定にした場合には、溝部のパターンはワイピングブレードがノズル列に向かう側(上流側)の領域にのみ形成しても良い。
液滴吐出装置の概略構成を示す斜視図である。 (a)は液滴吐出ヘッドの概略構成を示す斜視図、(b)は断面図である。 第1実施形態に係るノズルプレート吐出面を示す平面図である。 同、ノズルプレート吐出面のA‐A’線に沿った断面図である。 第2実施形態に係るノズルプレートの吐出面を示す平面図である。
符号の説明
1A,1B…ノズル列、 1c…ノズル列中央部、 1e…ノズル列端部、 12,30…屈曲部、 10(10a,10b)…第2溝部、 16(16a,16b,16c)…第1溝部、 18…ノズル孔、 20a,20b,22,26…溝部、 34…液滴吐出ヘッド、 60…ノズルプレート、 70…吐出面、 70a…第1領域、 70b…第2領域、 72…インク(液状体)

Claims (11)

  1. 液状体を吐出する複数のノズル孔が所定方向に配列されてなるノズル列が設けられたノズルプレートと、
    前記ノズルプレートに、前記ノズル列とは非平行に設けられた第1溝部と、
    を備えることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 前記第1溝部が、屈曲部と湾曲部の少なくとも一方を有し、
    前記ノズル列の中央部からノズル列に対して垂直方向に離れた前記第1溝部の前記屈曲部又は前記湾曲部が設けられ、
    前記第1溝部の前記屈曲部又は前記湾曲部と前記ノズル列の中央部との距離は、前記第1溝部の端部と前記ノズル列の端部との距離と比較して離れていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記第1溝部に、前記ノズル列に対して垂直方向に延びる第2溝部が接続され、
    前記第2溝部の底面は前記第1溝部の底面よりも深いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 前記第2溝部の溝幅は前記第1溝部の溝幅よりも広いことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 液状体を吐出する複数のノズル孔からなるノズル列が設けられたノズルプレートと、前記ノズルプレート表面を所定方向に移動可能なワイピング手段と、を備え、
    前記ノズル列が前記ワイピング方向と略垂直に設けられており、
    前記ノズルプレートには、前記ノズル列と非平行となる溝部が設けられたことを特徴とする液滴吐出装置。
  6. 前記ノズルプレートには、前記ワイピング手段のワイピング方向に対して平行な溝部が設けられたことを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記溝部が屈曲部と湾曲部の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の液滴吐出装置。
  8. 前記ノズル列が同一又は異なる色の液状体を吐出する2列のノズル列から構成され、
    前記ノズルプレート表面には、前記2列のノズル列間を境界として第1領域と第2領域とが設けられ、
    前記ワイピング手段が、前記ノズルプレート表面上を一定方向に移動するものとされ、前記第1領域に設けられた前記溝部のパターンと、前記第2領域に設けられた前記溝部のパターンとは非対称であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  9. 前記ノズル列が異なる色の液状体を吐出する2列のノズル列から構成され、
    前記ノズルプレート表面には、前記2列のノズル列間を境界として第1領域と第2領域とが設けられ、
    前記ワイピング手段が、前記境界を基準として前記第1領域と前記第2領域とで互いに反対方向に移動するものとされ、前記第1領域に設けられた前記溝部のパターンと、前記第2領域に設けられた前記溝部のパターンとは対称であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  10. 前記ノズルプレートの前記第1領域と前記第2領域の少なくとも一方には、前記ワイピング方向に対して所定角度で傾斜して延びる第1溝部と、前記ノズル列付近から前記ワイピング方向に対して平行に延びる第2溝部とが設けられ、
    前記第2溝部の底面は前記第1溝部の底面よりも深いことを特徴とする請求項9に記載の液滴吐出装置。
  11. 前記第2溝部の溝幅は前記第1溝部の溝幅よりも広いことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の液滴吐出装置。
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JP2018114666A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ヘッドクリーニング機構およびそれを備えたインクジェット記録装置

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