JP2017065144A - 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法 - Google Patents

液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイパーブレードがノズル孔やノズル孔周辺の吐出面に形成した濡れ性制御層を破壊することが無い液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法を提供する。【解決手段】液体噴射装置1は、開口するノズル孔4から液滴を吐出する吐出面5を有する液体噴射ヘッド2と、吐出面5を摺動するワイパーブレード3と、を備え、吐出面5は水平面hに対して傾斜し、ワイパーブレード3は、ノズル孔4が開口するノズル領域Rbの吐出面5から離間し、ノズル領域Rbよりも下方に位置する端部領域Raに接触する。【選択図】図1

Description

本発明は、液体噴射ヘッドから被記録媒体に液滴を噴射して記録する液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法に関する。
近年、記録紙等にインク滴を吐出して文字や図形を記録する、或いは素子基板の表面に液体材料を吐出して機能性薄膜を形成するインクジェット方式の液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置が利用されている。この方式は、インクや液体材料などの液体を液体タンクから供給管を介して液体噴射ヘッドのチャンネルに供給し、チャンネルの液体に圧力を印加してチャンネルに連通するノズル孔から液滴として吐出する。液滴の吐出の際には、液体噴射ヘッドや被記録媒体を移動させて文字や図形を記録する、或いは所定形状の機能性薄膜や三次元構造を形成する。
液体噴射ヘッドの液滴吐出面にはノズルプレートが設置され、ノズルプレートに形成されるノズル孔から液滴を吐出する。しかし、液滴吐出後やノズル孔等のクリーニング実行後にノズルプレートの表面、特にノズル孔近傍の表面に不要な液体が残留し、ノズル孔から吐出する液滴の飛翔を阻害して正常な吐出ができなくなる。そのため、液体噴射装置には液体噴射ヘッドの吐出面をワイプするワイプ機構を設け、ノズルプレートの表面、特にノズル孔近傍の表面に残留する液体を除去している。ワイプ機構は、先端部にゴムベラや不織布などでできたワイパーを設け、このワイパーでノズルプレートの表面をなぞって残留する液体を除去する。
例えば、特許文献1には、液体噴射ヘッドを加圧パージによりクリーニングする構成が記載されている。ノズルプレート面の周縁部に液体侵入防止パッドを当接させ、ノズルプレート面の中央部を保湿キャップにより覆う。そして、液体噴射ヘッドの内部の液体を加圧してノズル孔から液体を排出させ、ノズル孔やノズルプレート面のクリーニングを行う。特に、ノズルプレート面の周縁部とヘッドモジュール指示部材との隙間に液体侵入防止パッドを当接させて、クリーニング時にこの隙間に液体が侵入しないようにする。
特開2015−80913号公報
しかし、上記ワイパーでノズルプレートをなぞるとゴムベラの先端がノズルプレートの表面に接触し、接触時にノズル孔の開口部を傷つける、或いはノズルプレートの表面に設けた撥液性膜を破壊することがある。特許文献1には、ノズル面の周縁部に液体侵入防止パッドを当接させることは記載されるが、ノズル面に対して液体侵入防止パッドを摺動させて液体を除去することや、ノズル孔近傍の表面に残留する液体を除去する構成については記載されていない。
本発明の液体噴射装置は、開口するノズル孔から液滴を吐出する吐出面を有する液体噴射ヘッドと、前記吐出面を摺動する上記ワイパーブレードと、を備え、前記吐出面は水平面に対して傾斜し、前記ワイパーブレードは、前記吐出面の前記ノズル孔が開口するノズル領域から離間し、前記吐出面の前記ノズル領域よりも下方に位置する端部領域に接触することとした。
また、前記吐出面は水平面に対し傾斜角が5°〜60°の範囲で傾斜することとした。
また、前記吐出面は、前記ノズル領域が液滴を吐出する方向に突出する凸形状を備えることとした。
また、前記吐出面の前記凸形状は曲面形状を有することとした。
また、前記吐出面は、複数の前記ノズル孔が配列するノズル列を備え、前記吐出面の法線が前記ノズル孔の配列する列方向に直交する方向に倒れるように、水平面に対して傾斜することとした。
また、 前記液体噴射ヘッドの下端部は前記列方向に直交する方向の断面が多角形状を有し、前記多角形状の頂部が前記吐出面を成すこととした。
また、前記ワイパーブレードを前記吐出面に対し前記列方向に相対移動させる可動手段を備えることとした。
また、前記ワイパーブレードは、前記吐出面を摺動する先端部が前記列方向に直交する方向に細長いこととした。
また、前記先端部は水平面に対し傾斜することとした。
また、前記先端部は前記列方向に直交する方向の中央が窪む凹形状を備えることとした。
また、前記液体噴射ヘッドが複数設置される設置板を有するキャリッジユニットを備え、前記設置板の板面は水平面と平行であることとした。
また、前記液体噴射ヘッドが複数設置される設置板を有するキャリッジユニットを備え、前記設置板の板面は水平面に対し傾斜することとした。
本発明の液体噴射ヘッドのクリーニング方法は、端部に液滴を吐出する吐出面を有する液体噴射ヘッドと、前記吐出面を摺動するワイパーブレードと、を備え、前記吐出面に付着する液体をクリーニングする液体噴射ヘッドのクリーニング方法であって、水平面に対し傾斜する前記吐出面の傾斜の下方に位置する端部領域に前記ワイパーブレードを接触させる接触工程と、前記ワイパーブレードを前記吐出面の傾斜の下側に位置する領域に沿って相対的に移動させる摺動工程と、を備えることとした。
本発明による液体噴射装置は、開口するノズル孔から液滴を吐出する吐出面を有する液体噴射ヘッドと、吐出面を摺動するワイパーブレードと、を備え、吐出面は水平面に対して傾斜し、ワイパーブレードは、吐出面のノズル孔が開口するノズル領域から離間し、吐出面のノズル領域よりも下方に位置する端部領域に接触する。これにより、ワイパーブレードが、ノズル孔や、ノズル孔が開口する領域の吐出面に形成される濡れ性制御層を破壊することがない。
本発明の第一実施形態に係る液体噴射装置の説明図である。 本発明の第二実施形態に係る液体噴射装置の説明図である。 本発明の第二実施形態に係る液体噴射装置の説明図である。 本発明の第三実施形態に係る液体噴射装置の説明図である。 本発明の第四実施形態に係る液体噴射装置の液体噴射ヘッドとワイパーブレードを横方向から見る側面模式図である。 本発明の第五実施形態に係る液体噴射装置の液体噴射ヘッドとワイパーブレードを横方向から見る側面模式図である。 本発明の第六実施形態に係る液体噴射装置の模式的な斜視図である。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る液体噴射装置1の説明図である。図1(a)は、液体噴射装置1の液体噴射ヘッド2とワイパーブレード3を横方向から見る側面模式図であり、本発明の基本構成を表す。図1(b)は図1(a)の変形例を表す。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図1に示すように、液体噴射装置1は、開口するノズル孔4から液滴を吐出する吐出面5を有する液体噴射ヘッド2と、吐出面5を摺動するワイパーブレード3とを備える。吐出面5は、その法線がy方向に倒れるように水平面h(xy平面)に対して傾斜角θで傾斜する。ワイパーブレード3は、吐出面5のノズル孔4が開口するノズル領域Rb(以下、単にノズル領域Rbと言う)から離間し、吐出面5のノズル領域Rbよりも下方(重力g方向、−z方向)に位置する端部領域Raに接触する。そして、図示しない可動手段は、ワイパーブレード3を吐出面5の端部領域Raに沿って相対的に移動(x方向に相対的に移動)し、ワイパーブレード3の先端部9が吐出面5の端部領域Raを摺動して端部領域Raに流れ込んで残留する余分な液体Iを?き取る。
吐出面5は水平面hに対し傾斜角θが5°〜60°の範囲で傾斜することが好ましい。傾斜角θが5°を下回ると、吐出面5に付着した液滴が重力gによって端部領域Raに流れ難くなる。液滴がノズル孔4の周辺の吐出面5に残留すると、吐出液滴と残留液滴が衝突又は合体して吐出方向が変化し、着弾位置の制御が困難となる。また、吐出面5が吐出液体の色を異にするノズル孔4を含む場合に、ノズル孔4の周辺に液滴が付着すると混色し、記録品質が低下する。また、傾斜角θが60°を超えると、被記録媒体を水平に設置する場合にノズル孔4と被記録媒体との間の距離が大きくなって液滴の着弾位置の制御が難しくなる。
このように、ワイパーブレード3は、吐出面5のノズル領域Rbから離間するので、ノズル孔4やノズル領域Rbに形成される濡れ性制御層、例えば撥液性膜を破壊することが無い。また、吐出面5が傾斜するので、吐出面5に付着した液体は端部領域Raに流れ下る。そのため、ノズル領域Rbに液体が溜まり難く、端部領域Raに溜まった液体はワイパーブレード3により容易に?き取ることができる。更に、液体噴射ヘッド2の吐出面5を傾斜角θ傾けるだけなので、既存の液体噴射装置を利用することができる。
具体的に説明する。液体噴射ヘッド2は、ノズル孔4を備えるノズルプレート21、ノズル孔4に連通する圧力室27、圧力室27に充填される液体を瞬間的に加圧する図示しないアクチュエータ、圧力室27に液体を供給する図示しない液体供給室等を備える。アクチュエータは、発熱素子や圧電体素子を使用することができ、圧電体素子を用いる場合はピエゾ効果を利用する。例えば、分極処理を施した圧電体基板に複数の溝を形成し、溝と溝の間を仕切る隔壁の表面に駆動電極を形成する。この駆動電極に電界を印加して隔壁を変形させることにより、溝により構成する圧力室27に充填した液体に圧力波を生成し、この圧力波が圧力室27に連通するノズル孔4に到達して液滴が吐出される。
ノズルプレート21はポリイミドなどの合成樹脂材料や金属材料を使用することができる。濡れ性制御層として、ノズルプレート21の表面に濡れ性の低い撥液性膜や濡れ性の高い親液性膜を形成することができる。また、ノズルプレート21の表面を処理して濡れ性制御層を形成することができる。ノズル孔4は直径が略30μmである。ノズル領域Rbはノズル孔4からの距離が1mm〜2mmの範囲である。従って、端部領域Raは、重力g方向の下方に位置するノズル孔4の下方側1mm〜2mmから、吐出面5の下方側の端部までの範囲となる。ノズル領域Rbに余分な液体Iが残留しなければ、ノズル孔4から吐出する液滴の飛翔に悪影響を及ぼさない。なお、複数のノズル孔4が配列してノズル列6を構成する場合、ノズル列6の列方向は吐出面5の法線が倒れるy方向に直交するように配置する。これにより、各ノズル孔4と水平面hとの間の距離が一定となる。
ワイパーブレード3は、少なくとも吐出面5に接触する先端部9に弾性体材料を使用する。例えばゴムベラを使用することができる。また、ゴムの他に吸液性のスポンジや、コットン、化学繊維等を使用することができる。液体噴射ヘッド2のクリーニングは、まず、液体噴射ヘッド2を記録領域からメンテナンス領域に退避させる。次に、液体噴射ヘッド2の圧力室27の液体を加圧し、ノズル孔4から液体を排出する。又は、液体噴射ヘッド2の吐出面5に液受部材を設置し、液受部材の側から吸引してノズル孔4や圧力室27の液体を排出する。この際に、吐出面5には液体が大量に付着する。この場合でも吐出面5は水平面hに対して傾斜しているので、吐出面5に付着した液体は端部領域Raに流れ下り、端部領域Raに溜まった液体をワイパーブレード3により掻き取る。
(変形例1)
図1(b)に示すように、液体噴射ヘッド2の吐出面5は第一実施形態の吐出面5と同じ形状を有する。ワイパーブレード3の先端部9は水平面hに対し吐出面5と同程度の傾斜角θでy方向に傾斜する。また、ワイパーブレード3のy方向の幅Wbは第一実施形態よりも狭く、例えば、端部領域Raのy方向の幅Lと同程度とすることができる。ワイパーブレード3の先端部9を傾斜させることにより、先端部9と吐出面5の端部領域Raとの間の接触面積が拡大し、余分な液体Iを?き取る効率が向上する。そして、ワイパーブレード3はノズル領域Rbとは接触しないので、ノズル孔4やノズル孔4周辺の吐出面5に形成される濡れ性制御層を破壊することが無い。
(第二実施形態)
図2及び図3は、本発明の第二実施形態に係る液体噴射装置1の説明図である。図2は、液体噴射ヘッド2を吐出面5側から見る模式的な斜視図であり、図3は、メンテナンス部12に退避したキャリッジユニット10の側面模式図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図2及び図3に示すように、液体噴射ヘッド2は、重力g方向(−z方向)の最下部に位置し、複数のノズル孔4が開口する2列のノズル列6a、6bを有するノズルプレート21と、ノズルプレート21が接着されるノズルキャップ22とを備える。液体噴射ヘッド2は、更に、ノズルキャップ22が固定されるベース部材23と、ベース部材23をキャリッジユニット10の設置板11に固定する固定部24と、ベース部材23に固定され重力g方向の上部に位置する起立部26とを備える。固定部24はベース部材23の長手方向(x方向)の両端部に位置する。ノズルキャップ22は、各ノズル孔4に連通する図示しない複数の圧力室27と、各圧力室27に充填される液体に圧力波を生成するアクチュエータを備える図示しない圧電体基板を保持する。起立部26は、アクチュエータを駆動するドライバーIC、圧力室に液体を供給又は排出する流路部材、圧電体素子やドライバーICからの熱を放出する放熱板等を備える。
ノズルプレート21はx方向に細長い矩形形状を有する。ノズルプレート21の吐出面5は、複数のノズル孔4が配列するノズル列6a、6bを備える。ノズル列6aのノズル孔4とノズル列6bのノズル孔4は千鳥足状に設置される。各固定部24はy方向に2つの取付孔25を備え、取付孔25に固定ボルト29を通してキャリッジユニット10の設置板11に固定する。固定の際には、吐出面5をノズル列6a、6bの複数のノズル孔4が配列する列方向(x方向)に直交するy方向に倒れるように傾斜させる。吐出面5の端部領域Ra及びノズル領域Rbは第一実施形態と同様である。なお、本実施形態はノズルプレート21に2列のノズル列6を備えるが、一列のノズル列6を設けてもよいし、更に多数のノズル列6を設けてもよい。なお、ノズル列6aとノズル列6bは十分接近しており、水平面hに平行な非記録媒体に液滴を吐出する場合に、2つのノズル列6a、6bと被記録媒体との間の距離差が記録品質に影響しないものとする。
図3(a)に示すように、キャリッジユニット10はその設置板11に4つの液体噴射ヘッド2を備える。設置板11は4つの貫通孔11aを備え、各貫通孔11aは長方形の開口形状を有する。各液体噴射ヘッド2は、ノズルキャップ22が貫通孔11aに挿入され、取付孔25に通した固定ボルト29によりキャリッジユニット10の設置板11に固定される。
固定部24は、吐出面5が短手方向(y方向)に傾斜するように設置板11に固定される。具体的には、吐出面5は、その法線がノズル列6の列方向(x方向)に直交するy方向に倒れるように傾斜する。つまり、設置板11の板面を水平面hとして、吐出面5は設置板11の板面に対して傾斜角θで傾斜する。傾斜は、固定部24の2つの取付孔25のうち、一方の取付孔25の固定部24と設置板11の間にスペーサ28を挿入し、固定ボルト29によって固定部24を設置板11に固定する。
メンテナンス部12は、吐出面5に付着した液体やノズル孔4のクリーニング時に排出される液体を受ける受け部12aと、ワイパーブレード3を支持するブレード台12bと、ブレード台12bを上下方向(z方向)や列方向(x方向)に移動させる可動手段8とを備える。クリーニングは、図示しない駆動手段により受け部12aを設置板11に当接させ、図示しない圧力室の液体を加圧し、或いは、受け部12aの内部を減圧して受け部12aに液体を排出させて行う。そして、ワイパーブレード3の先端部9を吐出面5の端部領域Raに接触させ、列方向(x方向)に移動させて、端部領域Raに溜まった余分な液体Iを掻き取る。なお、本発明において、受け部12aの上端を設置板11に当接させることは必須要件ではなく、受け部12aの上端を吐出面5に当接させてもよいし、受け部12aと設置板11や吐出面5とが離間してもよい。
具体的には、図示しない制御部が、図示しない移動機構を駆動して、液体噴射ヘッド2をメンテナンス部12のワイパーブレード3の真上となる位置に移動させる(移動工程)。制御部は、可動手段8を駆動して、ワイパーブレード3の先端部9を水平面hに対し傾斜する吐出面5の端部領域Raに接触させる(接触工程)。更に、制御部は、可動手段8を駆動して、ワイパーブレード3を端部領域Raに沿って移動させる。本実施形態では、ワイパーブレード3を列方向であるx方向に移動して摺動させる(摺動工程)。
ワイパーブレード3は、吐出面5のノズル領域Rbから離間し、吐出面5の端部領域Raに接触する。そのため、ノズル領域Rbの吐出面5に形成される濡れ性制御層を破壊することが無く、また、端部領域Raに流れて溜まった余分な液体Iを効率よく掻き取ることができる。液体噴射ヘッド2のクリーニング終了後はキャリッジユニット10を移動させて同様の工程を他の液体噴射ヘッド2について順次繰り返す。なお、ワイパーブレード3をx方向やz方向へ移動させることに代えて、ワイパーブレード3を固定してキャリッジユニット10をx方向やz方向に移動させてもよい。また、一台のキャリッジユニット10に5個以上の液体噴射ヘッド2を搭載することができる。
このように、従来から使用されている液体噴射装置1の構成を大きく変更することなく、吐出面5に付着した余分な液体Iを効率よく掻き取ることができる。なお、液体噴射ヘッド2をノズル列6に直交するy方向に傾斜させても、各ノズル孔4と被記録媒体との間の距離は一定なので、記録品質は低下しない。
(変形例2)
図3(b)は第二実施形態の変形例を表す。本変形例2では、設置板11に対して個々の液体噴射ヘッド2を傾斜させて設置することに代えて、個々の液体噴射ヘッド2を設置板11の板面に垂直に設置し、設置板11の板面を水平面hに対して傾斜角θで傾斜させる。その他の構成は第二実施形態の構成と同様である。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
キャリッジユニット10の移動、メンテナンス部12の動作、クリーニング方法は第二実施形態と同様なので説明を省略する。なお、キャリッジユニット10をメンテナンス部12に移動させた後に、キャリッジユニット10の設置板11を傾斜させる。或いは、図示しない被記録媒体を設置板11の板面と同じ方向に傾斜させてもよい。つまり、被記録媒体は水平面hに対して傾斜角θで傾斜させる。これにより、各液体噴射ヘッド2の吐出面5と非記録媒体との間の距離が一定となり、記録品質の低下を防ぐことができる。
(第三実施形態)
図4は本発明の第三実施形態に係る液体噴射装置1の説明図である。図4(a)は液体噴射ヘッド2の吐出面5にワイパーブレード3の先端部9が接触する状態を表す側面模式図であり、図4(b)はその変形例を表す側面模式図である。第一実施形態と異なる点は、液体噴射ヘッド2の吐出面5が液滴吐出方向に突出する凸形状を有する点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図4(a)に示すように、液体噴射装置1は、開口するノズル孔4から液滴を吐出する吐出面5を有する液体噴射ヘッド2と、吐出面5を摺動するワイパーブレード3とを備える。吐出面5は、ノズル領域Rbが液滴吐出方向に突出する凸形状を備える。具体的には、吐出面5には複数のノズル孔4がx方向に配列してノズル列6を構成する。吐出面5はこのノズル列6に直交するy方向において液滴吐出方向に突出する曲面形状を有する。そして、ノズル領域Rbの吐出面5は水平面hに対して傾斜する。より詳しくは、ノズル領域Rbの吐出面5のy方向における中間地点のy方向の接線が水平面hに対してなす傾斜角θである。この傾斜角θは5°〜60°の範囲とするのが好ましい。なお、ノズル孔4の直径、ノズル領域Rb及び端部領域Raは第一実施形態と同様である。
ワイパーブレード3は、ノズル領域Rbの吐出面5から離間し、端部領域Raの吐出面5に接触する。ワイパーブレード3は、液体噴射ヘッド2に対してノズル列6の列方向、つまりx方向に相対的に移動して端部領域Raを摺動し、端部領域Raに流れ込んだ余分な液体Iを?き取る。本実施形態の液体噴射装置1では、第一実施形態の液体噴射装置1と比較して、ワイパーブレード3の先端部9の広い範囲が端部領域Raに接触し、余分な液体Iを?き取る効率が向上する。
(変形例3)
図4(b)に示すように、液体噴射ヘッド2の吐出面5は第三実施形態の吐出面5と同じ形状を有する。ワイパーブレード3の先端部9は、y方向に沿って中央部が窪む凹形状9aを有し、y方向の幅Wbが上記第三実施形態のワイパーブレード3の幅よりも狭く、例えば、端部領域Raのy方向の幅Lと同程度とすることができる。凹形状9aの曲面は吐出面5の凸形状の端部領域Raの曲面と略同じである。つまり、ワイパーブレード3の先端部9の凹形状9aは、ノズル列6の列方向に直交するy方向において液滴吐出方向に窪む曲面を有し、曲面の曲率は吐出面5の凸形状の端部領域Raの曲面と同程度の曲率を有する。その結果、ワイパーブレード3の先端部9と吐出面5の端部領域Raとの間の接触面積が拡大し、余分な液体Iを?き取る効率が向上する。また、本変形例3の場合も、ワイパーブレード3はノズル領域Rbの吐出面5から離間するので、ワイパーブレード3がノズル孔4やノズル孔4周辺の吐出面5に形成される濡れ性制御層を破壊することが無い。
(第四実施形態)
図5は本発明の第四実施形態に係る液体噴射装置1の液体噴射ヘッド2とワイパーブレード3を横方向から見る側面模式図である。第一実施形態の液体噴射装置1と異なる点は、液体噴射ヘッド2の下端面2bbはノズル列6に直交する方向の断面が多角形状を有する点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図5に示すように、液体噴射装置1は、開口するノズル孔4から液滴を吐出する吐出面5を有する液体噴射ヘッド2と、吐出面5を摺動するワイパーブレード3とを備える。液体噴射ヘッド2の下端部2bはノズル列6に直交する方向の断面が多角形状を有し、多角形状の頂部が吐出面5を成す。吐出面5は、複数のノズル孔4が配列するノズル列6を備える。具体的に、下端部2bはy方向の断面が台形形状を有し、台形形状の上底にノズルプレート21が位置し、ノズルプレート21の表面が吐出面5を成す。吐出面5は水平面hに対して傾斜角θで傾斜する。吐出面5はノズル領域Rbと端部領域Raを備える。ノズル領域Rb及び端部領域Raの各y方向の幅や傾斜角θの範囲は第一実施形態と同様である。また、台形形状の一方の脚に相当し重力g方向の下方に位置する下端面2bbは、吐出面5に対して傾斜角θで、又は、傾斜角θよりも小さい角度で傾斜する。即ち、台形形状の下方の脚に相当する下端面2bbは水平面hとほぼ平行であるか、水平面hに対して傾斜角θよりも小さい角度で傾斜する。
ワイパーブレード3は、吐出面5のノズル領域Rbから離間し、吐出面5の端部領域Raに接触する。更に、ワイパーブレード3は、下端面2bbが水平面hと平行な場合は下端面2bbに接触する。ワイパーブレード3は、吐出面5に対してx方向に相対的に移動して端部領域Raを摺動し、端部領域Raに流れ込んだ余分な液体Iを?き取る。第一実施形態の液体噴射装置1と比較して、余分な液体Iが吐出面5の端部領域Raから下端面2bbに濡れ広がる。そのため、ワイパーブレード3によって余分な液体Iを掻き取る効率が向上する。なお、本実施形態において、ノズルプレート21は台形形状の上底にのみ位置するが、これに代えて、ノズルプレート21を台形形状の両方の脚に相当する位置に延在させてもよい。この場合は、台形形状の下方の脚に相当する位置の吐出面5は端部領域Raに含まれることになる。
(第五実施形態)
図6は本発明の第五実施形態に係る液体噴射装置1の液体噴射ヘッド2とワイパーブレード3を横方向から見る側面模式図である。第一実施形態の液体噴射装置1と異なる点は、ワイパーブレード3の先端部9にV字状の凹部を有する点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図6に示すように、ワイパーブレード3の先端部9は、y方向に沿って中央部が窪む凹形状9aを有する。具体的には、先端部9がV字状に切り欠かれる溝から成る。この溝の側面は、吐出面5の端部領域Raと、端部領域Ra近傍の液体噴射ヘッド2の側面Fが接触する。吐出面5はy方向に傾斜し、吐出面5に付着した液滴は、重力g方向の下方である端部領域Raに流れるとともに、端部領域Ra近傍の側面Fにも付着する。従って、ワイパーブレード3を吐出面5の端部領域Raと端部領域Ra近傍の側面Fに接触させてx方向に摺動することによって、吐出面5の端部領域Raに流れ込んで側面Fに回り込む液体も?き取ることができ、余分な液体Iを?き取る効率が向上する。
(第六実施形態)
図7は本発明の第六実施形態に係る液体噴射装置1の模式的な斜視図である。液体噴射装置1は、液体噴射ヘッド2、2’を往復移動させる移動機構40と、液体噴射ヘッド2、2’に液体を供給し、液体噴射ヘッド2、2’から液体を排出する流路部35、35’と、流路部35、35’に連通する液体ポンプ33、33’及び液体タンク34、34’と、液体噴射ヘッド2、2’の液滴吐出面をクリーニングするためのメンテナンス部12とを備えている。メンテナンス部12に退避した液体噴射ヘッド2とワイパーブレード3については既に第一〜第六実施形態において説明している。
液体噴射装置1は、紙等の被記録媒体44を主走査方向に搬送する一対の搬送手段41、42と、被記録媒体44に液滴を吐出する液体噴射ヘッド2、2’と、液体噴射ヘッド2、2’を載置するキャリッジユニット10と、液体タンク34、34’に貯留した液体を流路部35、35’に押圧して供給する液体ポンプ33、33’と、液体噴射ヘッド2、2’を主走査方向と直交する副走査方向に走査する移動機構40と、を備えている。図示しない制御部は液体噴射ヘッド2、2’、移動機構40、搬送手段41、42、メンテナンス部12を制御して駆動する。
一対の搬送手段41、42は副走査方向に延び、ローラ面を接触しながら回転するグリッドローラとピンチローラを備えている。図示しないモータによりグリッドローラとピンチローラを軸周りに回転させてローラ間に挟み込んだ被記録媒体44を主走査方向に搬送する。移動機構40は、副走査方向に延びた一対のガイドレール36、37と、一対のガイドレール36、37に沿って摺動可能なキャリッジユニット10と、キャリッジユニット10を連結し副走査方向に移動させる無端ベルト38と、この無端ベルト38を図示しないプーリを介して周回させるモータ39とを備えている。
キャリッジユニット10は、複数の液体噴射ヘッド2、2’を載置し、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の液滴を吐出する。液体タンク34、34’は対応する色の液体を貯留し、液体ポンプ33、33’、流路部35、35’を介して液体噴射ヘッド2、2’に供給する。各液体噴射ヘッド2、2’は駆動信号に応じて各色の液滴を吐出する。液体噴射ヘッド2、2’から液滴を吐出させるタイミング、キャリッジユニット10を駆動するモータ39の回転及び被記録媒体44の搬送速度を制御することにより、被記録媒体44上に任意のパターンを記録することできる。メンテナンス時は、移動機構40がキャリッジユニット10をメンテナンス部12の位置に移動させる。メンテナンス部12は、図示しない受け部12aが液体噴射ヘッド2、2’の吐出面5又はキャリッジユニット10に当接し、吐出面5及びノズル孔4から残留液体を吸引する。次に、メンテナンス部12は、図示しないワイパーブレード3を液体噴射ヘッド2、2’の吐出面5に当接させ、吐出面5の長手方向である列方向(x方向)に摺動してワイピングを行い、液体噴射ヘッド2、2’の吐出面5をクリーニングする。
なお、本実施形態は、移動機構40がキャリッジユニット10と被記録媒体44を移動させて記録する液体噴射装置1であるが、これに代えて、キャリッジユニットを固定し、移動機構が被記録媒体やメンテナンス部を二次元的に移動させて記録する液体噴射装置であってもよい。つまり、移動機構は液体噴射ヘッドと被記録媒体、及び、液体噴射ヘッドとメンテナンス部とを相対的に移動させるものであればよい。
1 液体噴射装置
2 液体噴射ヘッド、21 ノズルプレート、22 ノズルキャップ、
23 ベース部材、24 固定部、25 取付孔、26 起立部、27 圧力室、28 スペーサ、29 固定ボルト、2b 下端部、2bb 下端面
3 ワイパーブレード
4 ノズル孔
5 吐出面
6 ノズル列
8 可動手段
9 先端部、9a 凹形状
10 キャリッジユニット
11 設置面、11a 貫通孔
12 メンテナンス部、12a 受け部、12b ブレード台
Ra 端部領域、Rb ノズル領域、I 余分な液体
h 水平面、F 側面

Claims (13)

  1. 開口するノズル孔から液滴を吐出する吐出面を有する液体噴射ヘッドと、
    前記吐出面を摺動するワイパーブレードと、を備え、
    前記吐出面は水平面に対して傾斜し、前記ワイパーブレードは、前記吐出面の前記ノズル孔が開口するノズル領域から離間し、前記吐出面の前記ノズル領域よりも下方に位置する端部領域に接触する液体噴射装置。
  2. 前記吐出面は水平面に対し傾斜角が5°〜60°の範囲で傾斜する請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記吐出面は、前記ノズル領域が液滴を吐出する方向に突出する凸形状を備える請求項1又は2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記吐出面の前記凸形状は曲面形状を有する請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記吐出面は、複数の前記ノズル孔が配列するノズル列を備え、前記吐出面の法線が前記ノズル孔の配列する列方向に直交する方向に倒れるように、水平面に対して傾斜する請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記液体噴射ヘッドの下端部は前記列方向に直交する方向の断面が多角形状を有し、前記多角形状の頂部が前記吐出面を成す請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 前記ワイパーブレードを前記吐出面に対し前記列方向に相対移動させる可動手段を備える請求項5又は6に記載の液体噴射装置。
  8. 前記ワイパーブレードは、前記吐出面を摺動する先端部が前記列方向に直交する方向に細長い請求項5〜7のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  9. 前記先端部は水平面に対し傾斜する請求項8に記載の液体噴射装置。
  10. 前記先端部は前記列方向に直交する方向の中央が窪む凹形状を備える請求項8又は9に記載の液体噴射装置。
  11. 前記液体噴射ヘッドが複数設置される設置板を有するキャリッジユニットを備え、
    前記設置板の板面は水平面と平行である請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  12. 前記液体噴射ヘッドが複数設置される設置板を有するキャリッジユニットを備え、
    前記設置板の板面は水平面に対し傾斜する請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  13. 端部に液滴を吐出する吐出面を有する液体噴射ヘッドと、前記吐出面を摺動するワイパーブレードと、を備え、前記吐出面に付着する液体をクリーニングする液体噴射ヘッドのクリーニング方法であって、
    水平面に対し傾斜する前記吐出面の傾斜の下方に位置する端部領域に前記ワイパーブレードを接触させる接触工程と、
    前記ワイパーブレードを前記吐出面の傾斜の下側に位置する領域に沿って相対的に移動させる摺動工程と、を備える液体噴射ヘッドのクリーニング方法。
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