JP2006218748A - インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置及びワイピング方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置及びワイピング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 乾燥した状態でノズル面がワイピングされることによるノズル面の傷の発生を防止する。
【解決手段】 印字用のノズル16よりもワイパーブレード18の移動方向上流側に、ワイピング用のダミーノズル44を設ける。印字用のノズル16の周囲には撥水処理層46が形成され、ダミーノズル44の周囲には親水処理層48が形成されている。ワイピングを行う際には、ダミーノズル44の圧電素子61に、ダミーノズル44からインク滴が吐出せず、かつ、インクがダミーノズル面48Aに溢れるような駆動電圧の電圧波形を印加する。これにより、(A)図に示すように、ダミーノズル44から溢れたインク82がダミーノズル面48Aに付着する。その直後に、ワイパーブレード18を矢印A方向に移動させることで、(C)図に示すように、ワイパーブレード18とノズル面46Aとの接触部が濡れた状態となり、ノズル面46Aが傷つくのを防止できる。また、ノズル面46Aの固着物を除去できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、インク滴を吐出する複数のノズルを備えたインクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置、及びノズル面のワイピング方法に関する。
従来、複数のノズルからインク滴を吐出し、用紙等の記録媒体に印字を行うインクジェット記録装置は、小型で安価、静寂性等の種々の利点があり、広く市販されている。特に、圧電素子を用いて圧力室内の圧力を変化させてインク滴を吐出するピエゾインクジェット方式の記録装置は、高速印字、高解像度が得られる等、多くの利点を有している。
このようなインクジェット記録装置においては、インクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)に対してワイパーによってワイピングを行う際、ワイパーもしくは記録ヘッド表面が乾いている状態でワイピングを行うと(ドライワイピング)、ノズル表面を傷つけることが懸念される。また、ドライワイピングでは、記録ヘッド表面に付着している固着物を除去しきれないという問題もある。一方、気泡巻き込みやインク増粘からの回復のためにインク吸引を行った直後にワイピングを行う場合は、ノズル表面には大量のインクが残留しているため、ワイパーが乾いている状態でワイピングを行ってもウエットワイピングとなり問題は無い。
例えば、一部のノズルで吐出不良が発生してそのノズル周囲が汚れてしまい、結果として吐出方向不良が発生するような状況においては、インクの吸引は必要ではなく、ワイピングのみを行うことで吐出状態が回復することがある。この際、不良ノズルからある程度距離の離れたノズル周囲にはインクによる汚れは発生していないため、このままワイピングを行うと、これらのノズルではドライワイピングとなり都合が悪い。これを回避するためには、(1)不良ノズルのみワイピングを行う、(2)ワイパー自体を濡らす、(3)吸引を行いノズル面全体を濡らす、(4)吐出を行いながらワイピングを行うことでワイパーを濡らす、といった手法が考えられる。
しかし、(1)の手法は、不良ノズルの特定手法の確立や特定ノズルのみをワイピングするための機構が必要となり、現実的ではない。(2)の手法は、ワイパー自体を濡らすための機構が新たに必要となり好ましくない。(3)の手法は、特に新たな機構を必要としないが、インク消費量が増大してしまうため好ましくない。(4)の手法は、吐出したインク滴によって装置内を汚してしまうという欠点がある。
一方、ノズル周囲に付着したインクを除去するための手段として、例えば、インクが吐出せずにノズル周囲に広がる波形の電圧を印加して、ノズル周囲に付着したインクミストと溢れさせたインクを合体させ、背圧や表面張力を利用してインクをノズル内部に吸引する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載の手法では、ワイパーによる記録ヘッドのワイピングを行わないため、ノズル周囲しかきれいにならない。また、紙粉などのインク以外の汚れがノズル内部に吸収されてしまうという欠点がある。
特開平3−293140号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ワイパーブレードを摺擦するノズル面にインクを溢れさせることでウエットワイピングを実現し、記録ヘッド表面の傷の発生を防止すると共に、固着物を除去することを可能とするインクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置及びワイピング方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係るインクジェット記録ヘッドは、インク滴を吐出する複数のノズルを備えたインクジェット記録ヘッドであって、前記ノズルが形成されたノズル面をワイパーブレードでワイピングする際に、インクが前記ノズル面に溢れ出て、ワイパーブレードが濡れた状態でワイピングを行うウエット状態形成手段を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、ノズル面をワイパーブレードでワイピングする際に、ウエット状態形成手段によってインクがノズル面に溢れ出ることで、ワイパーブレードを摺擦したときにワイパーブレードとノズル面との接触部が濡れた状態(ウエット状態)となる。これにより、ウエット状態でノズル面をワイピングすることが可能となり、乾いた状態(ドライ状態)でワイピングを行う場合と比べて、摩擦によりノズル面が傷つくことが軽減される。また、ウエット状態でワイピングを行うことで、ノズル面に付着した固着物を除去することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ウエット状態形成手段は、印字を行うときにインク滴を吐出する印字用のノズルよりも前記ワイパーブレードの移動方向上流側に配設されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、ウエット状態形成手段が印字用のノズルよりもワイパーブレードの移動方向上流側に配設されているので、ワイパーブレードが移動することで、ウエット状態形成手段によって溢れたインクで印字用のノズル面が濡れた状態(ウエット状態)となり、ドライ状態でノズル面がワイピングされることを防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ウエット状態形成手段は、印字では使用しないダミーノズルから構成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、ウエット状態形成手段は、印字では使用しないダミーノズルから構成されており、印字用のノズルと同じ構造であるため、新たな構造のものを配設する場合と比較して駆動が容易である。また、ダミーノズルからインクをダミー噴射してリフレッシュさせることで、インクの固化によりダミーノズルが閉塞するのを防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、ワイピングを行う直前に、前記ダミーノズルからインクが吐出せず、かつ、ダミーノズル面にインクが溢れるような駆動波形を駆動素子に印加することによって、前記ダミーノズル面にインクを溢れさせることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、ワイピングを行う直前に、ダミーノズルからインクが吐出せず、かつ、ダミーノズル面にインクが溢れるような駆動波形を駆動素子に印加することで、ダミーノズル面にインクを溢れさせることが可能となる。この状態でワイパーブレードを移動することで、ワイパーブレードとノズル面との接触部が濡れた状態となり、ウエット状態でワイピングすることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ダミーノズルの周囲の前記ダミーノズル面に、低撥水処理層、非撥水処理層又は親水処理層が形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、ダミーノズルの周囲のダミーノズル面に、低撥水処理層、非撥水処理層又は親水処理層が形成されており、ダミーノズルから溢れたインクがダミーノズル面に留まりやすく、ウエット状態を容易に形成できる。
請求項6に記載の発明は、請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ダミーノズルは、前記印字用のノズル列長さと同じ長さに並んだ複数のダミーノズルからなるノズル列で構成されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、ダミーノズルは、印字用のノズル列長さと同じ長さに並んだ複数のダミーノズルからなるノズル列で構成されているので、ダミーノズルからインクを溢れさせてワイパーブレードを移動することで、印字用のノズル列全体をウエット状態でワイピングすることが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ダミーノズルのノズル間のピッチは、前記印字用のノズル間のピッチと等しいか、これよりも長く設定されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明では、ダミーノズルのノズル間のピッチは、印字用のノズル間のピッチと等しいか、これよりも長く設定されており、印字用のノズル列全体をウエット状態でワイピングすることができる。また、ダミーノズルのノズル間のピッチよりも印字用のノズル間のピッチよりも長く設定することで、高密度にダミーノズルを配列する必要がなく、コストを低減できる。
請求項8に記載の発明は、請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ダミーノズルと印字で使用するノズルからインクを吐出させる駆動機構の電気配線を共通とすることを特徴としている。
請求項8に記載の発明では、ダミーノズルと印字用のノズルからインクを吐出させる駆動機構の電気配線を共通とすることで、低コスト化が可能となる。
請求項9に記載の発明に係るインクジェット記録装置は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドを有することを特徴としている。
請求項9に記載の発明では、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドを備えているので、ウエット状態形成手段によってインクがノズル面に溢れ出ることで、ワイパーブレードとノズル面との接触部が濡れた状態となり、ウエット状態でワイピングすることが可能となる。
請求項10に記載の発明は、インクジェット記録ヘッドのノズル面にワイパーブレードを摺擦してワイピングするワイピング方法であって、印字用のノズルよりもワイパーブレードの移動方向上流側に配置したダミーノズルに対して、ワイピングを行う直前に、前記ダミーノズルからインク滴が吐出せず、かつ、インクがダミーノズル面に溢れるような駆動波形を駆動素子に印加し、その直後に前記ワイパーブレードを移動して、前記ダミーノズル面に溢れ出たインクによって前記ワイパーブレードが濡れた状態で前記ノズル面のワイピングを行うことを特徴としている。
請求項10に記載の発明では、ワイパーブレードの移動方向上流側にダミーノズルが配置されており、ワイピングを行う直前に、ダミーノズルからインク滴が吐出せず、かつ、インクがダミーノズル面に溢れるような駆動波形を駆動素子に印加する。これにより、ダミーノズルからダミーノズル面にインクが溢れ出る。その直後にワイパーブレードを移動することで、ダミーノズル面に溢れ出たインクによってワイパーブレードとノズル面との接触部が濡れた状態となる。これにより、ウエット状態でノズル面をワイピングすることが可能となり、摩擦によりノズル面が傷つくことが軽減されると共に、ノズル面に付着した固着物が除去される。
本発明によれば、ウエット状態形成手段によってワイパーブレードが濡れた状態でノズル面をワイピングすることができるため、ノズル面が傷つくことを防止できると共に、ノズル面に付着した固着物を除去できる。
以下、本発明のインクジェット記録ヘッドの最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の一実施形態であるインクジェット記録ヘッド12が搭載されたインクジェット記録装置10の概略構成が示されている。
図1に示すように、インクジェット記録装置10は、記録媒体としての用紙Pが搬送可能となっている。この用紙Pの搬送路の上部には、用紙Pの最大幅よりも幅広のインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)12が備えられている。この記録ヘッド12は、複数の単位ヘッド14で構成されており、搬送される用紙Pの上流側と下流側とで千鳥状に配置されている。
図2〜図4に示すように、単位ヘッド14の底面(用紙Pとの対向面)には、複数のノズル16からなるノズル列が複数配設されており、これらのノズル16から画像情報に応じたインク滴が吐出される。したがって、画像記録が完了した用紙P上では、記録ヘッド12の上流側に位置する単位ヘッド14Aによって記録された領域と、記録ヘッド12の下流側に位置する単位ヘッド14Bによって記録された領域とが、用紙Pの幅方向に沿って交互に並ぶこととなる。
ここで、搬送される用紙Pの幅方向で隣り合う単位ヘッド14A、14B同士では、単位ヘッド14A、14Bの端部が互いにオーバーラップするように配置されており、印字領域内で印字できない領域が発生しないようにしている。
このように、単位ヘッド14A、14Bを用紙Pの幅方向に沿って並べ、印字領域を構成することで、記録ヘッド12は用紙Pの幅方向に沿って移動する必要はなく、用紙Pの移動によって用紙Pの全面に画像が形成されるため、高い生産性を得ることができる。
また、図1に示すように、記録ヘッド12の下方部には、単位ヘッド14のノズル16が形成された面(図3中のノズル面46A)をワイピングするゴム製のワイパーブレード18が配設されている。このワイパーブレード18は先端面が水平となっており、先端側が露出した状態で箱状のワイパーホルダ20内に収容されている。
ワイパーホルダ20の両側底面からは、支持片20A、20Bがそれぞれ記録ヘッド12の幅方向に沿って張り出しており、先端部がベルト22、24に固定されている。ベルト22は、プーリ26、28に巻き掛けられた状態で、用紙Pの搬送方向と平行に配置され、ベルト24は、図示を省略したプーリと、プーリ30に巻き掛けられた状態で、用紙Pの搬送方向と平行に配置されている。そして、プーリ26とプーリ30はシャフト32によって連結され、プーリ28と図示しないプーリはシャフト34によって連結されている。
プーリ28には、ギア36が連結されている。このギア36は、モータ38に連結されたギア40と噛合っており、モータ38が駆動すると、ギア40、36を介してプーリ28に駆動力が伝達されるようになっている。そして、この駆動力によってプーリ28が回転すると、シャフト34を介して図示しないプーリが回転すると共に、ベルト22、24を介してプーリ26、30が回転する。このとき、ベルト22、24は用紙Pの移動方向と平行に移動するため、支持片20A、20B及びワイパーホルダ20を介してワイパーブレード18が矢印A方向に沿って移動可能となる。
また、ワイパーブレード18は、図示しない退避機構によって、記録ヘッド12との対向部から退避可能となっており、ワイピングを行うときのみ記録ヘッド12に当接可能に構成されている。
なお、ワイパーブレード18は、記録ヘッド12の幅方向の全幅に形成されているが、複数の単位ヘッド14ごとに区切って複数のワイパーブレードを幅方向に配設し、複数のワイパーブレードをそれぞれ駆動して各単位ヘッド14をワイピングするように構成してもよい。
図3及び図4に示すように、単位ヘッド14には、ノズルプレート50に複数のノズル16からなるノズル列17が複数形成されている。また、ノズルプレート50には、ノズル列17のワイパーブレード18の移動方向(矢印A方向)上流側に、複数のダミーノズル44からなるダミーノズル列45が1列形成されている。ダミーノズル列45のダミーノズル44間のピッチは、ノズル列17のノズル16間のピッチよりも長く設定されている。また、ノズルプレート50の複数のノズル16の周囲には、撥水処理層46が形成されている。ノズルプレート50の複数のダミーノズル44の周囲には、親水処理層48が形成されている。撥水処理層46は、例えば、フッ素樹脂などを被覆したものである。フッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP )、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレンなどが用いられる。親水処理層48は、例えば、ポリビニルアルコールなどを被覆したものである。なお、本実施形態では、親水処理層48が形成されているが、これに代えて、撥水処理をしない非撥水性層、撥水能力を弱めた低撥水処理層などを形成してもよい。これにより、ダミーノズル44から溢れたインクがダミーノズル面48Aに留まりやすくなる。
図3に示すように、単位ヘッド14は、複数のノズル16及びダミーノズル44が形成されたノズルプレート50の上方に、流路形成プレート52と、連通孔プレート54と、圧力室プレート56と、振動板58とが位置合わせして積層され、接着剤などの接合手段によって接合されている。
流路形成プレート52には、ノズル16又はダミーノズル44と通じる複数の連通孔62が形成されており、連通孔プレート54には、複数の連通孔64が形成されている。これらのノズル16又はダミーノズル44、連通孔62、及び連通孔64は互いに連通し、圧力室プレート56に形成された圧力室66に繋がっている。
一方、流路形成プレート52には、複数のインクプール68が形成されており、図示しないインク供給口からインクが供給されるようになっている。また、連通孔プレート54には、インクプール68と連結するように複数の供給孔70が形成されている。これらのインクプール68、供給孔70及び圧力室66は、流路形成プレート52と連通孔プレート54と圧力室プレート56が積層された状態で連通している。
また、振動板58の上部には、各圧力室66の上方に圧電素子60が取り付けられている。また、ダミーノズル44の圧力室66の上方に圧電素子61が取り付けられている。圧電素子60及び圧電素子61は、それぞれ図2に示す駆動ユニット72に設けられた回路基板(図示せず)に接続されており、回路基板(図示せず)から駆動電圧が印加されるように構成されている。また、圧電素子61の電気配線は共通となっており、すべてのダミーノズル44(図4参照)を一度に駆動するように構成されている。
このような記録ヘッド12では、図3に示すように、インクプール68から供給孔70、圧力室66、連通孔64、連通孔62、ノズル16又はダミーノズル44へと連続するインクの通路が形成されており、インクプール68に貯留されたインクは、供給孔70を経て圧力室66内に充填される。そして、回路基板(図示せず)から各圧電素子60に駆動電圧を印加すると、圧電素子60とともに振動板58が撓み変形し、圧力室66を膨張又は圧縮させる。これによって圧力室66に体積変化が生じると、圧力室66内に圧力波が発生する。この圧力波の作用によってインクが運動し、ノズル16から外部へインク滴が吐出される。
このインクジェット記録装置10では、ワイパーブレード18でワイピングを行う際、ワイピングの開始前に回路基板(図示せず)からダミーノズル44の圧電素子61に、インク滴が吐出せず、かつ、インクがダミーノズル面48Aに溢れるような状態となる電圧波形(駆動波形)の駆動電圧を印加する。その直後に駆動ユニット72(図2参照)は図1に示すモータ38を回転させ、ワイパーブレード18を矢印A方向に移動させてダミーノズル面48A及びノズル面46Aのワイピングを行う。
図5には、このワイピングの際にダミーノズル44の圧電素子61に印加する駆動電圧の電圧波形(駆動波形)の一例が示されている。また、図6及び図7には、この駆動電圧が圧電素子61に印加された際のダミーノズル44のインクの挙動及びワイピング動作が順に示されている。
図5から分かるようにこの電圧波形は三角波であり、ダミーノズル44の圧力室66を収縮させる方向へと電圧を上昇させ、次いで、圧力室66を膨張させる方向へと電圧を降下させる。ここで、この電圧波形の立ち上げ時間(上昇部分の時間)と立ち下げ時間(降下部分の時間)は、圧力室66の固有周期よりも長く設定されている。また、電圧波形の最大電位差は、ノズル17からインクを吐出ときの電圧波形の電位差の1/2倍から1倍までの範囲に設定されており、電圧波形の印加周波数は、ノズル17からインクを吐出ときの電圧波形の印加周波数の1/2倍から1倍までの範囲に設定されている。これにより、ダミーノズル44からインク滴が吐出せず、かつ、インクがダミーノズル面48Aに溢れるような状態を形成することが可能となる。
次に、上記インクジェット記録装置10の作用であって、本実施形態のワイピング方法について説明する。
図6(A)に示すように、インクの吸引を行わず、ノズル面46Aが乾いた状態では、ノズル面46Aにインクミストによる汚れが付着又は固着している。ワイピングを行うときは、ダミーノズル44の圧電素子61(図3参照)に図5に示す駆動電圧を印加する。この駆動電圧は、ダミーノズル44からインク滴が吐出しない程度でインクが溢れるような電圧波形に設定されており、図6(B)に示すように、ダミーノズル44の周囲のダミーノズル面48Aにインク溢れ(Face Flood)80が発生する。ダミーノズル44の周囲には、親水処理層48が形成されており、図6(C)に示すように、ダミーノズル44から溢れたインク82がダミーノズル面48Aに留まりやすい。
そして、駆動電圧を印加した直後に、図7(A)に示すように、モータ38(図1参照)を回転させてワイパーブレード18を矢印A方向に移動させ、ダミーノズル面48Aのワイピングを行う。
このワイピングによって、図7(B)に示すように、ダミーノズル44から溢れたインク82がワイパーブレード18で掻き取られ、インクがワイパーブレード18の先端部に溜まる。この状態でワイパーブレード18を矢印A方向に移動させることで、図7(C)に示すように、ワイパーブレード18とノズル面46Aとの接触部がウエット状態でノズル面46Aがワイピングされる。このため、ノズル面46Aがドライ状態でワイピングされることがなく、摩擦によりノズル面46Aが傷つくことを防止できる。また、ノズル面46Aの汚れなどの固着物を除去することができる。
このインクジェット記録装置10では、ダミーノズル44の開口部でインクが固化しないように、定期的にダミー噴射を行う。ダミー噴射を印字用のノズル16の噴射と同じタイミングで行うことで、ダミー噴射を行う時間をわざわざ設ける必要がない。
また、ダミーノズル44のピッチをノズル16のピッチよりも長く設定しても、ワイパーブレード18とノズル面46Aとの接触部をウエット状態にすることができるため、両者を同ピッチに設定する場合に比べてダミーノズル44を高密度にする必要がなく、コストを低減できる。
なお、本実施形態では、ワイピング時の駆動電圧の電圧波形は図5に示す三角波であったが、これに限定するものではない。例えば台形波などでもよい。
以上のような実施形態のインクジェット記録装置は、用紙P上へ画像(文字を含む)を記録するものであったが、これに限定されるものではない。すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりする等、工業用的に用いられる液滴噴射装置全般に含まれる。
本発明の一実施形態に係る記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録装置を示す部分斜視図である。 図1に示すインクジェット記録装置の記録ヘッド及びワイパーブレードを示す部分構成図である。 図1に示すインクジェット記録装置の記録ヘッドを示す部分断面図である。 図1に示すインクジェット記録装置の記録ヘッドに形成されたノズル及びダミーノズルを示す平面図である。 ワイピング時にダミーノズルの圧電素子に印加する駆動電圧の電圧波形を示す図である。 ワイピング時のインクジェット記録装置の動作を説明する図である。 ワイピング時のインクジェット記録装置の動作を説明する図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置
12 記録ヘッド(インクジェット記録ヘッド)
14 単位ヘッド
16 ノズル
17 ノズル列
18 ワイパーブレード
20 ワイパーホルダ
44 ダミーノズル
45 ダミーノズル列
46A ノズル面
46 撥水処理層
48A ダミーノズル面
48 親水処理層
50 ノズルプレート
60 圧電素子
61 圧電素子
66 圧力室
72 駆動ユニット
80 インク溢れ
82 インク

Claims (10)

  1. インク滴を吐出する複数のノズルを備えたインクジェット記録ヘッドであって、
    前記ノズルが形成されたノズル面をワイパーブレードでワイピングする際に、インクが前記ノズル面に溢れ出て、ワイパーブレードが濡れた状態でワイピングを行うウエット状態形成手段を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記ウエット状態形成手段は、印字を行うときにインク滴を吐出する印字用のノズルよりも前記ワイパーブレードの移動方向上流側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記ウエット状態形成手段は、印字では使用しないダミーノズルから構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. ワイピングを行う直前に、前記ダミーノズルからインクが吐出せず、かつ、ダミーノズル面にインクが溢れるような駆動波形を駆動素子に印加することによって、前記ダミーノズル面にインクを溢れさせることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記ダミーノズルの周囲の前記ダミーノズル面に、低撥水処理層、非撥水処理層又は親水処理層が形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記ダミーノズルは、前記印字用のノズル列長さと同じ長さに並んだ複数のダミーノズルからなるノズル列で構成されていることを特徴とする請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記ダミーノズルのノズル間のピッチは、前記印字用のノズル間のピッチと等しいか、これよりも長く設定されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 前記ダミーノズルと印字で使用するノズルからインクを吐出させる駆動機構の電気配線を共通とすることを特徴とする請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. インクジェット記録ヘッドのノズル面にワイパーブレードを摺擦してワイピングするワイピング方法であって、
    印字用のノズルよりもワイパーブレードの移動方向上流側に配置したダミーノズルに対して、ワイピングを行う直前に、前記ダミーノズルからインク滴が吐出せず、かつ、インクがダミーノズル面に溢れるような駆動波形を駆動素子に印加し、
    その直後に前記ワイパーブレードを移動して、前記ダミーノズル面に溢れ出たインクによって前記ワイパーブレードが濡れた状態で前記ノズル面のワイピングを行うことを特徴とするワイピング方法。
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