JP5347324B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
上記の構成によると、非吐出領域において、ワイパーブレードが第1の当接位置から第2の当接位置に移動するため、吐出面から掻き寄せたインクをインク除去手段によって効率的に除去することが可能である。従って、吐出面及びインクジェット記録装置の他の部分にインクが残留したり飛散することを抑止でき、インクジェット記録装置の性能悪化を防止することが可能である。また、吐出領域から掻き寄せたインクは、非吐出領域において除去されるため、インクと共に掻き寄せられた異物等が吐出口に侵入する事態を回避できる。従って、吐出口の吐出特性が変化しないため、インクジェット記録装置の性能悪化を防止することが可能である。また、インク除去終端動作においてインク除去手段が吐出面に近づいたときに、少なくとも、孔の開口の一部が吐出面と同じ高さとなることによって、吐出領域から掻き寄せたインクが毛管力によって孔内に誘導される。従って、非吐出領域またはインクジェット記録装置の他の部分にインクが残留したり飛散することを抑止でき、インクジェット記録装置の性能悪化を防止することが可能である。
上記の構成によると、非吐出領域において、ワイパーブレードが第1の当接位置から第2の当接位置に移動するため、吐出面から掻き寄せたインクをインク除去手段によって効率的に除去することが可能である。従って、吐出面及びインクジェット記録装置の他の部分にインクが残留したり飛散することを抑止でき、インクジェット記録装置の性能悪化を防止することが可能である。また、吐出領域から掻き寄せたインクは、非吐出領域において除去されるため、インクと共に掻き寄せられた異物等が吐出口に侵入する事態を回避できる。従って、吐出口の吐出特性が変化しないため、インクジェット記録装置の性能悪化を防止することが可能である。また、インク除去終端動作においてインク除去手段が吐出面に近づいたときに、少なくとも、多孔質体の先端が吐出面と同じ高さとなることによって、多孔質体が吐出領域から掻き寄せたインクに接触し、当該インクを効率的に吸収し除去することが可能である。従って、非吐出領域またはインクジェット記録装置の他の部分にインクが残留したり飛散することを抑止でき、インクジェット記録装置の性能悪化を防止することが可能である。
フレーム4は、図2及び図3に示すように、プリンタ1に設けられた一対の昇降機構51により、鉛直方向に移動可能に支持されている。一対の昇降機構51は、副走査方向に関して4つのインクジェットヘッド2を挟んで両側に配置されている。各昇降機構51は、フレーム4を鉛直方向に移動させる駆動源としてのヘッドモータ52と、ヘッドモータ52の軸に固定されたピニオンギヤ53と、ピニオンギヤ53と噛合するラックギヤ54と、ピニオンギヤ53との間にラックギヤ54を挟む位置に配置されたガイド56とを含む。
次に、インクジェットヘッド2に対してメンテナンスを行うためのメンテナンスユニット70について説明する。メンテナンスとは、インクジェットヘッド2からインクを強制的に吐出するパージ、後述するクリーニング、及び、必要に応じて吐出面3aをキャップで覆うキャッピングである。
次に、図4を参照し、本発明の第1の実施形態に係るインクジェットプリンタ1のワイパー72について詳細に説明する。図4(a)は、ワイパー72及び取り付け部材78の正面図、即ち、図3中左側からワイパー72及び取り付け部材78を見た図である。図4(b)は、ワイパー72及び取り付け部材78の側面図である。
2 インクジェットヘッド
3 ヘッド本
3a 吐出面
70 メンテナンスユニット
72 ワイパー
72a 溝
73 スポンジ
172 ワイパー
172a 孔
172b 開口
173 スポンジ
272 ワイパー
273 スポンジ
Claims (6)
- インクを吐出する吐出口が複数形成された吐出領域と、前記吐出口が形成されていない非吐出領域とを含む吐出面を有するインクジェットヘッドと、
一方向に移動して前記吐出面を払拭する弾性体のワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードと一体に移動可能に配置されており、前記吐出面に近づくことで前記ワイパーブレードの前記一方向下流側の面に集められたインクを除去するインク除去手段と、
前記吐出面に直交する直交方向に関して、少なくとも、前記ワイパーブレードが前記吐出面を払拭する第1の当接位置と、前記インク除去手段が前記第1の当接位置よりも前記吐出面に近づく第2の当接位置との間で、前記ワイパーブレードを前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる第1の移動機構と、
前記ワイパーブレードを、前記吐出面に沿って、前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる第2の移動機構と、
前記ワイパーブレードが前記第1の当接位置で前記吐出面に当接しつつ前記吐出領域から前記非吐出領域へと移動して前記吐出面の払拭動作が行われるように、前記第1の移動機構及び前記第2の移動機構を制御し、前記非吐出領域において、前記ワイパーブレードが前記第1の当接位置から前記第2の当接位置に変位することで、前記インク除去手段が前記吐出面に近づくインク除去終端動作が行われるように前記第1の移動機構を制御した後に、前記ワイパーブレードと前記インクジェットヘッドとを前記直交方向に関して相対移動させて、前記非吐出領域から前記ワイパーブレードが離隔するように、前記第1移動機構を制御するワイピング制御手段とを備えており、
前記インク除去手段が、前記一方向に移動する前記ワイパーブレードの下流側表面に設けられた溝であって、
前記ワイピング制御手段は、前記インク除去終端動作において前記インク除去手段が前記吐出面に近づいたときに、少なくとも前記溝の開放端の一部が前記吐出面と同じ高さとなるように前記第1の移動機構を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - インクを吐出する吐出口が複数形成された吐出領域と、前記吐出口が形成されていない非吐出領域とを含む吐出面を有するインクジェットヘッドと、
一方向に移動して前記吐出面を払拭する弾性体のワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードと一体に移動可能に配置されており、前記吐出面に近づくことで前記ワイパーブレードの前記一方向下流側の面に集められたインクを除去するインク除去手段と、
前記吐出面に直交する直交方向に関して、少なくとも、前記ワイパーブレードが前記吐出面を払拭する第1の当接位置と、前記インク除去手段が前記第1の当接位置よりも前記吐出面に近づく第2の当接位置との間で、前記ワイパーブレードを前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる第1の移動機構と、
前記ワイパーブレードを、前記吐出面に沿って、前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる第2の移動機構と、
前記ワイパーブレードが前記第1の当接位置で前記吐出面に当接しつつ前記吐出領域から前記非吐出領域へと移動して前記吐出面の払拭動作が行われるように、前記第1の移動機構及び前記第2の移動機構を制御し、前記非吐出領域において、前記ワイパーブレードが前記第1の当接位置から前記第2の当接位置に変位することで、前記インク除去手段が前記吐出面に近づくインク除去終端動作が行われるように前記第1の移動機構を制御した後に、前記ワイパーブレードと前記インクジェットヘッドとを前記直交方向に関して相対移動させて、前記非吐出領域から前記ワイパーブレードが離隔するように、前記第1移動機構を制御するワイピング制御手段とを備えており、
前記インク除去手段が、前記一方向に移動する前記ワイパーブレードの下流側表面に開口を有するように設けられた孔であって、
前記ワイピング制御手段は、前記インク除去終端動作において前記インク除去手段が前記吐出面に近づいたときに、少なくとも、前記孔の開口の一部が前記吐出面と同じ高さとなるように前記第1の移動機構を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - インクを吐出する吐出口が複数形成された吐出領域と、前記吐出口が形成されていない非吐出領域とを含む吐出面を有するインクジェットヘッドと、
一方向に移動して前記吐出面を払拭する弾性体のワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードと一体に移動可能に配置されており、前記吐出面に近づくことで前記ワイパーブレードの前記一方向下流側の面に集められたインクを除去するインク除去手段と、
前記吐出面に直交する直交方向に関して、少なくとも、前記ワイパーブレードが前記吐出面を払拭する第1の当接位置と、前記インク除去手段が前記第1の当接位置よりも前記吐出面に近づく第2の当接位置との間で、前記ワイパーブレードを前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる第1の移動機構と、
前記ワイパーブレードを、前記吐出面に沿って、前記インクジェットヘッドに対して相対移動させる第2の移動機構と、
前記ワイパーブレードが前記第1の当接位置で前記吐出面に当接しつつ前記吐出領域から前記非吐出領域へと移動して前記吐出面の払拭動作が行われるように、前記第1の移動機構及び前記第2の移動機構を制御し、前記非吐出領域において、前記ワイパーブレードが前記第1の当接位置から前記第2の当接位置に変位することで、前記インク除去手段が前記吐出面に近づくインク除去終端動作が行われるように前記第1の移動機構を制御した後に、前記ワイパーブレードと前記インクジェットヘッドとを前記直交方向に関して相対移動させて、前記非吐出領域から前記ワイパーブレードが離隔するように、前記第1移動機構を制御するワイピング制御手段とを備えており、
前記インク除去手段が、前記一方向に移動する前記ワイパーブレードの下流側表面に固定された多孔質体であって、
前記ワイピング制御手段は、前記インク除去終端動作において前記インク除去手段が前記吐出面に近づいたときに、少なくとも、前記多孔質体の先端が前記吐出面と同じ高さとなるように前記第1の移動機構を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記ワイピング制御手段は、
前記非吐出領域において、前記インク除去終端動作が行われた後であって前記ワイパーブレードと前記インクジェットヘッドとが前記直交方向に関して相対移動する前に、前記ワイパーブレードが前記インクジェットヘッドに対して前記一方向に相対移動するように前記第2の移動機構を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記溝内のインクを吸引する吸引部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記孔内のインクを吸引する吸引部材をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
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JP2008122893A JP5347324B2 (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008122893A JP5347324B2 (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | インクジェット記録装置 |
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Family Applications (1)
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