JP6686912B2 - 記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙のような記録媒体にインクを吐出するインク吐出ノズルを有する記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置に関するものである。
ファクシミリ、複写機、プリンターのような記録装置として、インクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置が、高精細な画像を形成できることから広く用いられている。
このようなインクジェット記録装置では、画像記録のためのインク滴と共に吐出される微小なインク滴(以下、ミストと称する)や、インク滴が記録媒体に付着した際に発生する跳ね返りミストが、記録ヘッドのインク吐出面に付着して固化する。インク吐出面のミストが徐々に増加しインク吐出ノズルに重なると、インクの直進性の悪化(飛翔曲がり)や不吐出等が発生して記録ヘッドの印字性能が低下する。
インク吐出面には、インクの付着性を低下させるために撥水膜が形成されている場合が多い。しかし、水系の顔料インクを使用する場合、ゴム製のワイパーによるワイピング動作を繰り返すと顔料粒子が研磨材として作用し、徐々に撥水膜が削れていく。そのため、インク吐出面にミストが付着し易くなりインク吐出面を清潔に保てなくなる。
そこで、インク吐出面に付着したミストをクリーニングする方法が種々考案されており、例えば特許文献1には、記録ヘッドのインク吐出面を清浄化するために、インク吐出面のうちの複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域の外側(ワイパーのワイピング方向上流側)の部分に、クリーニング液供給口を複数個設けたインクジェット記録装置が開示されている。このインクジェット記録装置では、クリーニング液供給口からクリーニング液を供給した後、ワイパーをクリーニング液供給口よりも外側からインク吐出面に沿って移動させることによって、ワイパーでクリーニング液を保持しながらインク吐出面を拭くことができる。このようにして、記録ヘッドの回復処理を行うことができる。
特開2007−83496号公報
特許文献1のようにインク吐出面にクリーニング液を供給する場合、インク吐出面の幅方向においてクリーニング液が供給されない部分があると、インク吐出面とブレード(ワイパー)との間にクリーニング液が存在しない領域が発生する。この状態でワイピング動作を行うと、インク吐出面とブレードとの摩擦が大きくなってブレードおよびインク吐出面にダメージを与えてしまうという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、クリーニング液をインク吐出面の幅方向全域に均一に供給することが可能な記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、インク吐出面と、クリーニング液供給面と、を備えた記録ヘッドである。インク吐出面は、記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含む。クリーニング液供給面は、ノズル領域に対してインク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側に設けられ、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口する。クリーニング液供給面には、少なくともクリーニング液供給口を含む領域に、インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域がワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されている。
本発明の第1の構成によれば、クリーニング液供給口から供給されたクリーニング液は親水性領域に広がった状態で保持され、クリーニング液供給面の幅方向全域にクリーニング液が均一に供給される。これにより、ワイパーの幅方向全域にクリーニング液を接触させてクリーニング液供給面に連続するインク吐出面の幅方向全域を容易に且つ均一にクリーニングすることができる。従って、長期間に亘ってインクの直進性の悪化(飛翔曲がり)や不吐出等の発生を抑制して画像品質を維持することができる。また、インク吐出面とワイパーとの摩擦によるインク吐出面の撥水膜の剥がれやワイパーの欠損も抑制することができる。さらに、クリーニング液が親水性領域に沿って広がって保持されるため、クリーニング液同士が合一化して大きな液滴になるのを抑制することができ、クリーニング液供給面からのクリーニング液の落下によるクリーニング液のロスを低減することができる。
本発明の記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置の構造を示す概略図 図1に示すインクジェット記録装置の第1搬送ユニットおよび記録部を上方から見た平面図 記録部のラインヘッドを構成する記録ヘッドの図 本発明の第1実施形態に係る記録ヘッドをインク吐出面側から見た図 第1実施形態の記録ヘッド周辺を斜め下方から見た斜視図 第1実施形態の記録ヘッドのクリーニング液供給部材を斜め下方から見た斜視図 第1実施形態の記録ヘッドのクリーニング液供給部材を下方から見た平面図 インク吐出面と親水性領域の境界付近においてクリーニング液が保持される様子を示す側面図 第1実施形態の記録ヘッド周辺を斜め上方から見た斜視図 メンテナンスユニットを記録部の下方に配置した状態を示す側面図 ワイパーを記録ヘッドの下方に配置した状態を示す側面図 クリーニング液がクリーニング液供給面に保持される様子をワイパーの拭き取り方向下流側から見た側面断面図 図11の状態からワイパーを上昇させクリーニング液供給部材に圧接させた状態を示す側面図 図13の状態からワイパーをクリーニング液供給部材に圧接させた状態で矢印A方向に移動させた状態を示す側面図 図14の状態からワイパーをさらに矢印A方向に移動させた状態を示す側面図 図15の状態からワイパーをさらに矢印A方向に移動させた後、ワイパーを下降させインク吐出面から離間させた状態を示す側面図 本発明の第2実施形態に係る記録ヘッドのクリーニング液供給部材を下方から見た平面図 本発明の第3実施形態に係る記録ヘッドのクリーニング液供給部材を下方から見た平面図 本発明の第4実施形態に係る記録ヘッドのクリーニング液供給部材を下方から見た平面図 本発明の第5実施形態に係る記録ヘッドのクリーニング液供給部材を下方から見た平面図 第5実施形態の記録ヘッドにおいて、クリーニング液がクリーニング液供給面に保持される様子をワイパーの拭き取り方向下流側から見た側面断面図 本発明の第6実施形態に係る記録ヘッドのクリーニング液供給部材を下方から見た側面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の記録ヘッド17a〜17cを備えたインクジェット記録装置100の構造を示す概略図であり、図2は、図1に示すインクジェット記録装置100の第1搬送ユニット5および記録部9を上方から見た図である。図1に示すように、インクジェット記録装置100の左側部には用紙S(記録媒体)を収容する給紙トレイ2が設けられており、この給紙トレイ2の一端部には収容された用紙Sを、最上位の用紙Sから順に一枚ずつ後述する第1搬送ユニット5へ搬送(給紙)するための給紙ローラー3と、給紙ローラー3に圧接されて従動回転する従動ローラー4とが設けられている。
用紙搬送方向(矢印X方向)に対し給紙ローラー3および従動ローラー4の下流側(図1の右側)には、第1搬送ユニット5および記録部9が配置されている。第1搬送ユニット5は、第1駆動ローラー6と、第1従動ローラー7と、第1駆動ローラー6および第1従動ローラー7に掛け渡された第1搬送ベルト8とを含む構成であり、インクジェット記録装置100の制御部110からの制御信号により第1駆動ローラー6が時計回り方向に回転駆動されることにより、第1搬送ベルト8に保持された用紙Sが矢印X方向に搬送される。
記録部9は、ヘッドハウジング10と、ヘッドハウジング10に保持されたラインヘッド11C、11M、11Y、および11Kを備えている。これらのラインヘッド11C〜11Kは、第1搬送ベルト8の搬送面に対して所定の間隔(例えば1mm)が形成されるような高さに支持され、図2に示すように、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向(図2の上下方向)に沿って複数(ここでは3個)の記録ヘッド17a〜17cが千鳥状に配列されている。
図3は、記録部9のラインヘッド11C〜11Kを構成する記録ヘッド17a〜17cの側面図であり、図4は、記録ヘッド17a〜17cをインク吐出面F1側から見た平面図であり、図5は、記録ヘッド17a周辺を斜め下方から見た斜視図である。なお、記録ヘッド17a〜17cは同一の形状および構成であるため、図3および図4では記録ヘッド17a〜17cを一つの図で示している。図3および図4に示すように、記録ヘッド17a〜17cのヘッド部18のインク吐出面F1には、インク吐出ノズル18a(図2参照)が多数配列されたノズル領域R1が設けられている。ヘッド部18の少なくともインク吐出面F1は、例えばSUS(ステンレス鋼)によって形成されている。インク吐出面F1は、フッ素系、シリコン系の撥水剤を塗布することにより撥水加工が施されており、ここでは水に対する接触角が113°となっている。
各ラインヘッド11C〜11Kを構成する記録ヘッド17a〜17cには、それぞれインクタンク(図示せず)に貯留されている4色(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)のインクがラインヘッド11C〜11Kの色毎に供給される。
各記録ヘッド17a〜17cは、制御部110(図1参照)からの制御信号により外部コンピューターから受信した画像データに応じて、第1搬送ベルト8の搬送面に吸着保持されて搬送される用紙Sに向かってインク吐出ノズル18aからインクを吐出する。これにより、第1搬送ベルト8上の用紙Sにはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクが重ね合わされたカラー画像が形成される。また、記録ヘッド17a〜17cには、クリーニング液を供給するクリーニング液供給部材60が設けられている。
図1に戻って、用紙搬送方向に対し第1搬送ユニット5の下流側(図1の右側)には第2搬送ユニット12が配置されている。第2搬送ユニット12は、第2駆動ローラー13と、第2従動ローラー14と、第2駆動ローラー13および第2従動ローラー14に掛け渡された第2搬送ベルト15とを含む構成であり、第2駆動ローラー13が時計回り方向に回転駆動されることにより、第2搬送ベルト15に保持された用紙Sが矢印X方向に搬送される。
記録部9にてインク画像が記録された用紙Sは第2搬送ユニット12へと送られ、第2搬送ユニット12を通過する間に用紙Sの表面に吐出されたインクが乾燥される。また、第2搬送ユニット12の下方にはメンテナンスユニット19およびキャップユニット90が配置されている。メンテナンスユニット19は、後述するワイパー35による拭き取り動作を実行する際に記録部9の下方に移動する。そして、記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給口60aからクリーニング液を供給し、ワイパー35を用いてクリーニング液を塗り広げながらインク吐出面F1(図3参照)を拭き取り、拭き取られたクリーニング液を回収する。キャップユニット90は、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面F1をキャッピングする際に記録部9の下方に水平移動し、さらに上方に移動して記録ヘッド17a〜17cのヘッド部18に装着される。
また、用紙搬送方向に対し第2搬送ユニット12の下流側には、画像が記録された用紙Sをインクジェット記録装置100の外部へ排出する排出ローラー対16が設けられており、排出ローラー対16の下流側には、インクジェット記録装置100の外部へ排出された用紙Sが積載される排出トレイ(図示せず)が設けられている。
メンテナンスユニット19は、インク吐出面F1に沿って移動可能な複数のワイパー35(図11参照)と、複数のワイパー35が固定された略矩形状のキャリッジ(図示せず)と、キャリッジを支持する支持フレーム(図示せず)とで構成されている。キャリッジ(図示せず)は支持フレーム(図示せず)に対し矢印AA′方向に摺動可能に支持される。
ワイパー35は、各記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給口60a(図7参照)から供給されたクリーニング液を拭き取るための弾性部材(例えばEPDMからなるゴム製の部材)である。ワイパー35は、クリーニング液供給部材60のワイピング方向上流側の部分(ここでは、傾斜面62)に圧接され、キャリッジ(図示せず)の移動によりクリーニング液供給面F2およびインク吐出面F1を所定方向(矢印A方向)にワイピングする。
図6は、第1実施形態の記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60を斜め下方から見た斜視図であり、図7は、クリーニング液供給部材60を下方から見た平面図である。クリーニング液供給部材60は樹脂またはSUSによって形成されており、ヘッド部18に対して後述するワイパー35のワイピング方向上流側(図3の右側)に隣接して配置されている。クリーニング液供給部材60は、クリーニング液を供給するクリーニング液供給口60aが配列されたクリーニング液供給面F2を有する。なお、クリーニング液供給部材60にはインク吐出面F1よりも弱い撥水加工が施されており、クリーニング液供給部材60の水に対する接触角は95°以下となっている。
図3、図5および図6に示すように、クリーニング液供給部材60のクリーニング液供給面F2に対してワイピング方向上流側(図3の右側)の部分には、傾斜面62が形成されている。クリーニング液供給面F2のワイピング方向下流側(図3の左側)の部分は、薄板状に形成されており、ヘッド部18のインク吐出面F1の端部に重なって配置されている。なお、図5および後述する図11では、理解を容易にするために、一部の記録ヘッド17a〜17cのみを図示している。
図6および図7に示すように、クリーニング液供給口60aはワイピング方向(矢印A方向)およびワイピング方向と直交するヘッド幅方向(矢印BB′方向)に所定のピッチで多数千鳥状に配置されている。
また、クリーニング液供給面F2の全域に亘って、インク吐出面F1およびクリーニング液供給部材60の他の部分(例えば傾斜面62)に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域F3(図6、7のハッチング領域)が形成されている。親水性領域F3を形成する方法としては、クリーニング液供給面F2に撥水剤を塗布しない方法、クリーニング液供給面F2を粗面化する方法、或いは撥水剤に代えてクリーニング液供給面F2に親水性のコート剤を塗布する方法等が挙げられる。親水性のコート剤としては、酸化チタン系、ポリシリケート系の塗布剤等が挙げられる。
なお、図6および図7では、独立したクリーニング液供給口60aが所定のピッチで複数個配置されているが、独立したクリーニング液供給口60aに代えて、複数個のクリーニング液供給口60aが集合したノズル群を所定のピッチで複数群配置してもよい。
図8は、インク吐出面F1と親水性領域F3の境界付近においてクリーニング液23が保持される様子を示す側面断面図である。親水性領域F3の水に対する接触角が90°以上である場合、水性のクリーニング液23は表面張力によって親水性領域F3からインク吐出面F1側に張り出す(図8の破線で表示)。そのため、振動や衝撃によってクリーニング液23がインク吐出面F1側に流れ易くなる。後述する記録ヘッド17a〜17cの回復動作を行わないときにクリーニング液23がインク吐出面F1側に流れると、インク吐出ノズル18aからのインクの飛翔性に悪影響を与えるおそれがある。
一方、親水性領域F3の水に対する接触角が90°未満である場合、水性のクリーニング液23は親水性領域F3からインク吐出面F1側に張り出さない(図8の実線で表示)。従って、親水性領域F3の水に対する接触角は90°未満であることが好ましい。なお、ほとんどの液体は水に比べて表面張力が小さいため、親水性領域F3の水に対する接触角を90°未満とすることで、他の液体をベースとするクリーニング液23を使用する場合においてもクリーニング液23が親水性領域F3からインク吐出面F1側に流れるおそれがなくなる。
図5および図9に示すように、クリーニング液供給部材60には、クリーニング液23が通過するチューブからなる供給路70の下流端が接続されている。供給路70の上流端は、クリーニング液供給機構(図示せず)に接続されている。クリーニング液供給機構は、クリーニング液23を収容するタンク(図示せず)と、タンクから供給路70にクリーニング液23を汲み上げるポンプ(図示せず)と、によって構成されている。
供給路70は、上流端では1本の経路によって構成されているが、下流側に向かって分岐を繰り返し、12本の経路に分岐している。12本の経路は、記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60にそれぞれ接続されている。
このインクジェット記録装置100では、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面F1を清浄にするために、長期間停止後の印字開始時および印字動作の合間には、全ての記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給口60a(図11参照)からクリーニング液23をクリーニング供給面F2に供給し、後述するワイパー35によりインク吐出面F1を拭き取る記録ヘッド17a〜17cの回復動作を実行し、次の印字動作に備える。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置100における、メンテナンスユニット19を用いた記録ヘッド17a〜17cの回復動作について説明する。なお、以下で説明する記録ヘッド17a〜17cの回復動作は、制御部110(図1参照)からの制御信号に基づいて記録ヘッド17a〜17c、メンテナンスユニット19等の動作を制御することによって実行される。
記録ヘッド17a〜17cの回復動作を行う場合、先ず、図10に示すように、記録部9の下方に位置する第1搬送ユニット5を下降させる。そして、第2搬送ユニット12の下方に配置されたメンテナンスユニット19を水平移動させて記録部9と第1搬送ユニット5との間に配置する。この状態では、メンテナンスユニット19のワイパー35(図11参照)は記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面F1およびクリーニング液供給面F2(図11参照)よりも下方に配置されている。
(クリーニング液供給動作)
ワイピング動作(後述の拭き取り動作)に先立って、図11に示すように、制御部110(図1参照)からの制御信号によってクリーニング液23が記録ヘッド17a〜17cに供給される。供給されたクリーニング液23はクリーニング液供給口60a(図7参照)からクリーニング液供給面F2に所定量だけ吐出される。
ここで、図7に示すように、クリーニング液供給面F2の全域に亘って親水性領域F3が形成されているため、図12に示すように、クリーニング液23は親水性領域F3(クリーニング液供給面F2)の幅方向(矢印BB′方向)の全域に広がった状態で保持される。
(インク押出動作)
また、ワイピング動作(後述の拭き取り動作)に先立って、図11に示すように、制御部110(図1参照)によってインク22が記録ヘッド17に供給される。供給されたインク22はインク吐出ノズル18aから強制的に押出(パージ)される。このパージ動作により、インク吐出ノズル18a内の増粘インク、異物や気泡がインク吐出ノズル18aから排出される。このとき、パージインク22はインク吐出ノズル18aの存在するノズル領域R1の形状に沿ってインク吐出面F1に押出される。なお、図では、理解を容易にするために、インク(パージインク)22にハッチングを施している。
(拭き取り動作)
図13に示すように、制御部110からの制御信号によってワイパー35を上昇させて記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60の傾斜面62に所定の圧力で接触させる。
ワイパー35の先端がクリーニング液供給部材60の傾斜面62に圧接した状態から、ワイパー35をクリーニング液供給面F2に沿ってノズル領域R1の方向(矢印A方向)に移動させる。これにより、ワイパー35は、図14に示すようにクリーニング液23を拭き取った後、クリーニング液23を保持した状態でノズル領域R1の方向に移動する。
そして、図15に示すように、ワイパー35は、クリーニング液23およびパージインク22を保持した状態を維持しながらインク吐出面F1を左方向(矢印A方向)に移動する。このとき、クリーニング液23およびパージインク22によって、インク吐出面F1に付着して固化したインク滴(廃インク)が溶解し、ワイパー35によって拭き取られる。そして、ワイパー35は、さらに左方向(矢印A方向)に移動し、ノズル領域R1に対してクリーニング液供給部材60とは反対側の端部に到達すると、左方向への移動が停止される。なお、ワイパー35によって拭き取られたクリーニング液23および廃インクは、メンテナンスユニット19に設けられたクリーニング液回収トレイ(不図示)に回収される。
(離間動作)
拭き取り動作の実行後、図16に示すように、ワイパー35を下降させてインク吐出面F1から離間させる。
最後に、記録部9と第1搬送ユニット5との間に配置されたメンテナンスユニット19を水平移動させて第2搬送ユニット12の下方に配置し、第1搬送ユニット5を所定の位置まで上昇させる。このようにして、記録ヘッド17a〜17cの回復動作を終了する。
本実施形態では、上記のように、ノズル領域R1に対してワイピング方向(矢印A方向)の上流側には、クリーニング液23を供給する複数のクリーニング液供給口60aが設けられている。これにより、クリーニング液供給口60aからクリーニング液23を供給した後、ワイパー35をクリーニング液供給口60aよりもワイピング方向上流側からインク吐出面F1に沿って移動させることによって、ワイパー35でクリーニング液23を保持しながらインク吐出面F1を拭くことができる。このため、インク吐出面F1を清浄化することができる。
また、クリーニング液供給面F2の全域に親水性領域F3が形成されており、クリーニング液供給口60aから供給されたクリーニング液23は親水性領域F3に広がった状態で保持される。これにより、クリーニング液供給面F2の幅方向(矢印BB′方向)全域にクリーニング液が均一に供給されるため、ワイパー35の幅方向全域にクリーニング液を接触させることができる。従って、クリーニング液供給面F2に連続するインク吐出面F1の幅方向全域を容易に且つ均一にクリーニングすることができ、長期間に亘ってインクの直進性の悪化(飛翔曲がり)や不吐出等の発生を抑制して画像品質を維持することができる。また、インク吐出面F1とワイパー35との摩擦によるインク吐出面F1の撥水膜の剥がれやワイパー35の欠損も抑制することができる。
また、クリーニング液23が親水性領域F3に沿って広がって保持されるため、クリーニング液23同士が合一化して大きな液滴になるのを抑制することができる。このため、クリーニング液23がクリーニング液供給面F2から落下するのを抑制することができるので、クリーニング液23のロスを低減することができる。
前述したように、クリーニング液供給部材60にはインク吐出面F1よりも弱い撥水加工が施されているため、クリーニング液供給面F2の親水性はインク吐出面F1に比べて若干高くなっている。本実施形態では、クリーニング液供給面F2に撥水剤を塗布しない、クリーニング液供給面F2の粗面化、或いはクリーニング液供給面F2に親水性のコート剤を塗布する等の親水性加工を施すことにより、クリーニング液供給面F2の親水性をさらに高めた親水性領域F3を形成している。即ち、インク吐出面F1の水に対する接触角をθ1、クリーニング液供給面F2(クリーニング液供給部材60)の水に対する接触角をθ2、親水性領域F3の水に対する接触角をθ3とすると、θ1>θ2>θ3の関係が成り立つ。
図17は、本発明の第2実施形態に係る記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60を下方から見た図である。本実施形態では、図17に示すように親水性領域F3がワイパー35の移動方向(矢印AA′方向)においてクリーニング液供給面F2のクリーニング液供給口60aを含む領域に、幅方向全域に亘って連続する帯状に形成されている。クリーニング液供給部材60の他の部分の構成は図6および図7に示した第1実施形態と同様である。
本実施形態の構成によれば、親水性領域F3がクリーニング液供給面F2の一部のみに形成されるため、クリーニング液供給部材60の加工が容易となる。また、クリーニング液23がワイパー35の移動方向(矢印AA′方向)に集約されて保持されるため、クリーニング液23の供給量を少なくしてもクリーニング液供給面F2の幅方向全域にクリーニング液23が広がり易くなる。さらに、親水性領域F3とインク吐出面F1との間にクリーニング液供給面F2が介在するため、親水性領域F3からインク吐出面F1へのクリーニング液23の漏出をより確実に防ぐことができる。
図18は、本発明の第3実施形態に係る記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60を下方から見た図である。本実施形態では、図18に示すようにクリーニング液供給面F2の幅方向(矢印BB′方向)の両端部において親水性領域F3がワイパー35の移動方向(矢印AA′方向)に長く形成されている。クリーニング液供給部材60の他の部分の構成は第1、第2実施形態と同様である。
第1および第2実施形態では、クリーニング液供給口60aから供給されたクリーニング液23は、合一化することにより図12に示すように大きな液滴となってクリーニング液供給面F2の幅方向の中央部に集まる。本実施形態の構成によれば、クリーニング液供給面F2の幅方向の両端部において親水性領域F3の面積が広くなっているため、クリーニング液供給面F2の幅方向の両端部にもクリーニング液23が広がり易くなる。従って、第1および第2実施形態に比べてクリーニング液供給面F2の幅方向全域に亘ってクリーニング液23をより均一に供給することができる。
図19は、本発明の第4実施形態に係る記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60を下方から見た図である。本実施形態では、図19に示すように親水性領域F3がワイピング方向(矢印A方向)の上流側から下流側に向かって幅広となる台形状に形成されている。クリーニング液供給部材60の他の部分の構成は第1〜第3実施形態と同様である。
本実施形態の構成によれば、クリーニング液供給口60aから供給されたクリーニング液23は、ワイピング動作の直前において親水性領域F3の上流側(右側)に保持されており、クリーニング液供給面F2の幅方向の両端部までは広がっていない。そして、ワイパー35によるワイピング動作によってクリーニング液23が親水性領域F3の形状に沿って上流側から下流側に向かって広げられていく。これにより、ワイピング動作の開始直後にクリーニング液23がワイパー35によってクリーニング液供給面F2の幅方向外側へ押し出されるのを抑制することができ、クリーニング液23をインク吐出面F1のクリーニングに無駄なく使用することができる。
図20は、本発明の第5実施形態に係る記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60を下方から見た図であり、図21は、第5実施形態の記録ヘッド17a〜17cにおいて、クリーニング液23がクリーニング液供給面F2に保持される様子をワイパー35の拭き取り方向下流側から見た図である。本実施形態では、図20に示すようにクリーニング液供給面F2の幅方向(矢印BB′方向)に沿って独立した3つの親水性領域F31、F32、F33が形成されている。クリーニング液供給部材60の他の部分の構成は第1〜第4実施形態と同様である。
本実施形態の構成によれば、クリーニング液供給面F2の幅方向に3つの親水性領域F31〜F33を独立して形成することにより、図21に示すようにクリーニング液供給口60aから供給されたクリーニング液23が親水性領域F31〜F33に分割して保持される。これにより、図12に示したようにクリーニング液23が幅方向中央に偏って保持されず、クリーニング液23を幅方向の全域に略均一に供給することができる。
図22は、本発明の第6実施形態に係る記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60を下方から見た図である。本実施形態では、第5実施形態と同様にクリーニング液供給面F2の幅方向(矢印BB′方向)に沿って独立した3つの親水性領域F31、F32、F33が形成されている。また、幅方向中央部の親水性領域F32はワイピング方向の上流側(図22の右側)にずらして形成されており、幅方向両端部の親水性領域F31、F33はワイピング方向の下流側(図22の左側)にずらして形成されている。クリーニング液供給部材60の他の部分の構成は第1〜第5実施形態と同様である。
本実施形態の構成によれば、第5実施形態と同様にクリーニング液23が親水性領域F31〜F33に分割して保持されるため、クリーニング液23を幅方向の全域に略均一に供給することができる。また、幅方向中央部の親水性領域F32がワイピング方向の上流側に、幅方向両端部の親水性領域F31、F33がワイピング方向の下流側にずれているため、ワイパー35によるワイピング動作によってクリーニング液23が親水性領域F32から親水性領域F31、F33に向かって広げられていく。これにより、第4実施形態と同様にワイピング動作の開始直後にクリーニング液23がワイパー35によってクリーニング液供給面F2の幅方向外側へ押し出されるのを抑制することができ、クリーニング液23をインク吐出面F1のクリーニングに無駄なく使用することができる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、クリーニング液供給口60aが開口するクリーニング液供給部材60をヘッド部18とは別体で設けた例について示したが、本発明はこれに限らない。クリーニング液供給部材60を設けず、クリーニング液供給口60aをヘッド部18に設けてもよい。また、クリーニング液供給口60aの配列やピッチも任意に設定することができる。
また、上記第5、第6実施形態では、クリーニング液供給面F2の幅方向に沿って3つの親水性領域F31〜F33を形成したが、2つ、或いは4つ以上の親水性領域を独立して形成してもよい。
また、上記各実施形態では、クリーニング液供給動作を、拭き取り動作の前に実行する例について示したが、ワイパー35が親水性領域F3に進入する前であれば、拭き取り動作と同時に実行してもよい。
17a〜17c 記録ヘッド
18a インク吐出ノズル
23 クリーニング液
35 ワイパー
60 クリーニング液供給部材
60a クリーニング液供給口
100 インクジェット記録装置
F1 インク吐出面
F2 クリーニング液供給面
F3、F31、F32、F33 親水性領域
R1 ノズル領域
S 用紙(記録媒体)

Claims (10)

  1. 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
    前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
    前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
    前記クリーニング液供給面に対して前記ワイピング方向上流側の部分に、前記ワイピング方向に向かって下向きに傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする記録ヘッド。
  2. 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
    前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
    前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
    前記親水性領域は、前記クリーニング液供給面の前記幅方向の両端部において前記幅方向の中央部よりも前記ワイピング方向に長く形成されていることを特徴とする記録ヘッド。
  3. 前記親水性領域は、前記ワイピング方向において前記クリーニング液供給面の前記クリーニング液供給口を含む領域に前記幅方向全域に亘って連続する帯状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッド。
  4. 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
    前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており
    前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
    前記親水性領域は、前記ワイピング方向において前記クリーニング液供給面の前記クリーニング液供給口を含む領域に前記幅方向全域に亘って連続する帯状に形成されており、
    前記親水性領域は、前記ワイピング方向の上流側から下流側に向かって幅広となる台形状に形成されていることを特徴とする記録ヘッド。
  5. 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
    前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
    前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
    前記クリーニング液供給面には、それぞれ独立した複数の前記親水性領域が前記クリーニング液供給面の幅方向に沿って形成されていることを特徴とする記録ヘッド。
  6. 複数の前記親水性領域のうち、前記クリーニング液供給面の前記幅方向中央部に位置する前記親水性領域は前記ワイピング方向の上流側にずらして形成されており、前記クリーニング液供給面の前記幅方向両端部に位置する前記親水性領域は前記ワイピング方向の下流側にずらして形成されていることを特徴とする請求項5に記載の記録ヘッド。
  7. 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
    前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
    前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
    前記クリーニング液供給面は、前記インク吐出面に隣接して配置されるクリーニング液供給部材に形成されており、前記インク吐出面の水に対する接触角をθ1、前記クリーニング液供給部材の水に対する接触角をθ2、前記親水性領域の水に対する接触角をθ3とするとき、θ1>θ2>θ3であることを特徴とする記録ヘッド。
  8. 前記親水性領域は、前記インク吐出面と所定の間隔を隔てて形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の記録ヘッド。
  9. 前記親水性領域の水に対する接触角が90°未満であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の記録ヘッド。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置
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