JP6852764B2 - 記録ヘッド及びそれを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置100の左側部には用紙S(記録媒体)を収容する給紙トレイ2が設けられており、この給紙トレイ2の一端部には収容された用紙Sを、最上位の用紙Sから順に一枚ずつ後述する第1搬送ユニット5へと搬送給紙するための給紙ローラー3と、給紙ローラー3に圧接され従動回転する従動ローラー4とが設けられている。
ワイピング動作(後述の拭き取り動作)に先立って、図12に示すように、制御部110(図1参照)によってクリーニング液23が記録ヘッド17a〜17cに供給される。供給されたクリーニング液23はクリーニング液供給口60a(図9参照)から所定量だけ供給される。このとき、図9に示すように、各供給口群Gにおいてクリーニング液23同士は接触して合一化され、隣接する供給口群Gの間においてクリーニング液23同士は合一化されない。すなわち、本実施形態では、クリーニング液23は、4つに分割された状態になる。なお、図12〜図15では、クリーニング液23および後述するインク22にハッチングを施している。
また、ワイピング動作(後述の拭き取り動作)に先立って、図12に示すように、制御部110(図1参照)によってインク22が記録ヘッド17a〜17cに供給される。供給されたインク22はインク吐出ノズル18aから強制的に押出(パージ)される。このパージ動作により、インク吐出ノズル18a内の増粘インク、異物や気泡がインク吐出ノズル18aから排出される。このとき、パージインク22はインク吐出ノズル18aの存在するインク吐出領域R1の形状に沿ってインク吐出面F1に押出される。
制御部110は図13に示すように、ワイパー35を上昇させて記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60の傾斜面62に所定の圧力で接触させる。
拭き取り動作の実行後、図16に示すように、制御部110はワイパー35を下降させてインク吐出面F1から離間させる。
本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置100では、図17に示すように、クリーニング液供給口60aは、2個以上(ここでは3個)のクリーニング液供給口60aからなる供給口群Gを複数(ここでは7個)構成している。図18に示すように、各供給口群Gにおいて、クリーニング液供給口60aは、ワイピング方向(矢印A方向)に第1のピッチP1で配置される複数(ここでは2つ)の供給口列D1を構成している。また、各供給口群Gにおいて、クリーニング液供給口60aは、千鳥状に配置されている。供給口群Gは、ワイピング方向(矢印A方向)に第1のピッチP1よりも大きい第2のピッチP2で配置される複数(ここでは2つ)の供給口群列D2(図17参照)を構成している。また、供給口群Gは、千鳥状に配置されている。
18a インク吐出ノズル
22 インク
23 クリーニング液
35 ワイパー
60a クリーニング液供給口
100 インクジェット記録装置
D1 供給口列
D2 供給口群列
F1 インク吐出面
G 供給口群
L1、L2 中心間距離
P1 第1のピッチ
P2 第2のピッチ
R1 インク吐出領域
R2 クリーニング液供給領域
S 用紙(記録媒体)
Claims (14)
- 記録媒体上に同じインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側の、前記ワインピング方向と直交する幅方向において前記インク吐出領域の幅の範囲内には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上に同じインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側の、前記ワインピング方向と直交する幅方向において前記インク吐出領域の幅の範囲内には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、前記第1の距離は0.8mm以下であり、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記ワイピング方向と直交する幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されており、前記第2の距離は2mm以上であることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上に同じインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側の、前記ワインピング方向と直交する幅方向において前記インク吐出領域の幅の範囲内には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、前記クリーニング液供給口は、千鳥状に配置されており、かつ、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記ワイピング方向と直交する幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されており、
前記供給口群の中に、前記ワイピング方向に第2のピッチずれて配置されている前記供給口群があることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上に同じインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側に位置する、前記インク吐出面と繋がっているクリーニング液供給面には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記ワイピング方向と直交する幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側に位置する、前記インク吐出面と繋がっているクリーニング液供給面には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記ワインピング方向と直交する幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、前記第1の距離は0.8mm以下であり、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するインク吐出領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記インク吐出領域に対して、前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側に位置する、前記インク吐出面と繋がっているクリーニング液供給面には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給領域が設けられており、
前記クリーニング液供給口は、2個以上の前記クリーニング液供給口からなる供給口群を複数構成しており、
前記供給口群は、前記ワインピング方向と直交する幅方向に独立して配置されており、
前記各供給口群において、前記クリーニング液供給口は、千鳥状に配置されており、かつ、隣接する前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、第1の距離に設定されており、
隣接する前記供給口群の間において、最近接配置された前記クリーニング液供給口同士の中心間距離は、前記第1の距離よりも大きい第2の距離に設定されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 前記クリーニング液供給領域が設けられているクリーニング液供給面と、前記インク吐出面とが繋がっていることを特徴とする請求項1、2および4のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
- 前記各供給口群において、前記クリーニング液供給口は、前記ワイピング方向に第1のピッチで配置される複数の供給口列を構成していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
- 前記各供給口群において、前記クリーニング液供給口は、千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
- 前記供給口群は、前記ワイピング方向に第2のピッチで配置される複数の供給口群列を構成していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
- 前記供給口群は、千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の記録ヘッド。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の記録ヘッドを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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JP2019154487A JP6852764B2 (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | 記録ヘッド及びそれを備えたインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019154487A JP6852764B2 (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | 記録ヘッド及びそれを備えたインクジェット記録装置 |
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JP2016238216A Division JP6579091B2 (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 記録ヘッド及びそれを備えたインクジェット記録装置 |
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JP2019154487A Active JP6852764B2 (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | 記録ヘッド及びそれを備えたインクジェット記録装置 |
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JP2006247956A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置及びワイピング方法 |
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