JPH0278564A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

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JPH0278564A
JPH0278564A JP1159719A JP15971989A JPH0278564A JP H0278564 A JPH0278564 A JP H0278564A JP 1159719 A JP1159719 A JP 1159719A JP 15971989 A JP15971989 A JP 15971989A JP H0278564 A JPH0278564 A JP H0278564A
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JP
Japan
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recording head
inkjet recording
head
plate member
ink
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JP1159719A
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English (en)
Inventor
Akio Saito
斎藤 昭男
Kazuaki Masuda
益田 和明
Toshio Kashino
俊雄 樫野
Takashi Watanabe
隆 渡辺
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14467Multiple feed channels per ink chamber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/21Line printing

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吐出口からインクを吐出し被記録媒体に対し
て画像の記録を行なうインクジェット記録ヘッドに関し
、特に前記吐出口が形成された吐出[−1形成部材を備
えたインクジェット記録ヘッドに関J−るものである。
また、本発明は、前記吐出口形成部材を備えたインクジ
ェット記録ヘッドを具備したインクジェット記録装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
第1図は、インクジェット記録装置の外部構成の概略を
示した斜視図である。第1図において、1は所定の記録
信珍に基づいてインクを吐出し、所望の画像記録するイ
ンクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドと称す。)
、2は前記記録ヘッド1を乗せて記録行方向(主走査方
向)に走査移動するキャリッジである。前記キャリッジ
2は、ガイド軸3,4によって摺動可能に支持されてお
り、タイミングヘルド8に連動して主走査方向に往復運
動する。プーリ6.7に係合している前記タイミングヘ
ルド8は、プーリ7を介してキャリッジモータ5によフ
て駆動される。
記録紙9は、ペーパーパン10によってガイドされ、ピ
ンチローラで圧接させられている図示しない紙送りロー
ラーによって搬送される。この搬送は1紙送りモーター
16を駆動源として行なわれる。搬送された記録紙9は
、排紙ローラ13と拍車14とによりテンションを加え
られていて、・禅性部材で形成されろ紙押え板12によ
ってヒータ11に圧接させられているため、ヒータ11
に密着させられながら搬送される。ヘッド1により噴射
されたインクか付着した記録紙9は、ヒータ11によっ
て温められ、付着したインクはその水分が蒸発して記録
紙9に定着する。
15は回復系と呼ばれるユニットで、記録ヘッドIの吐
出口(図示せず)に付着した異物やwi度の高くなった
インクを除去することにより、Illl特出を正規の状
態に維持するものである。
また、回復系ユニット15の記録領域側には記録へラド
1の吐出口が形成された而と当移し、吐出口面に付着し
た異物やインク滴をクリーニングするためのクリーニン
グブに一ド17か設けられている。
前述のインクジェット記録装置に塔載された記録ヘッド
1は、第2図および第3図に示されるように、微細なイ
ンク吐出口27が複数形成された吐出口形成部材26(
以下、オリフィスプレートと称する。)と、1π「記吐
出口27に連通するインク路24が設けられたヘッド本
体29とから構成されている。そして、前記インク路2
4の一部には、吐出口27からインクを吐出させるため
に利用されるインク吐出エネルギー発生体(不図示)を
備えている。
例えば、エネルギー発生体として熱エネルギーを発生す
る熱エネルギー発生素子か用いられる場合、熱エネルギ
ーによって生成する気泡により生ずる急激な圧力変化を
利用して吐出口からインクか吐出される。
そして、記録ヘッドlはインクジェット記録装置にJM
−aされるために、第3図に示されるように、ヘッド支
持体32と前面プレートホルダー30とか組み付けられ
ヘッド本体29と前面ブ”レートホルダー30の間は、
封止剤31で封止された構成とされる。
このような構成の記録ヘッド1において吐出口か形成さ
れたオリフィスプレート26としては、ヘッド本体29
の結合面と路間しか、あるいはわずかに小さい面積を有
するものが用いられていた。
この記録ヘッド1をインクジェット記録装置に塔載して
記録を行った場合、吐出口面に対してインク滴や異物が
付着することかあり、インクの吐出特性を劣化させる原
因となっていた。この原因を除くために、前述したよう
にインクジェット記録装置に設けられているクリーニン
グブレード17を吐出口面に当接して吐出口面をクリー
ニングすることが行なわれていた。
しかしながら、第4図(a)乃至第4図((J に示さ
れるように、記録動作を終えた記録ヘッド1が回復ユニ
ット15やクリーニングブレード17が備えられた領域
に移動してきた際に行なわれるクリーニング動作によっ
て、記録ヘッドの吐出口面を形成しているオリフィスプ
レート26がダメージを受けることがあった。
すなわち、吐出口面のクリーニング動作によって、吐出
口面を形成しているオリフィスプレートとクリーニング
ブレード17とが当接する端部においてオリフィスプレ
ート26をヘッド本体29との接合面に強度の機械的圧
力が加わることになる。
このクリーニング動作が繰り返されことによって、第4
図(b)および第4図(C)に示されるようにオリフィ
スプレート26かヘッド本体29との接合端部において
はがれが生じたり、オリフィスプレート26とヘッド本
体29とを接合し、オリフィスプレート26の側面部分
を覆っている接合剤Qはがれが生じてしまう。
このようにオリフィスプレートや接合剤がはがれてしま
うとインクの吐出の精度に悪影響を与え、記録画像のみ
だれを生じるおそれがる。
また、第3図に示されるように、記録ヘッド1は、オリ
フィスプレート26の保護、電気配線部へのインクの回
り込み防止や、ノズル内泡抱き込みや吐出不良の解消等
のために行なわれる回復操作に利用されるノズル吸引キ
ャップ機構(回復ユニット)の受は面となる前面プレー
トホルダー30を有する構成をしている。この場合、前
述の機能を十分に発揮させるため前記前面プレートホル
ダー30のヘッド本体29が装着される開口とヘッド本
体29との隙間を漏れなく対重固定する必要がある。
しかしながら、記録ヘッド1の吐出口面をクリーニング
する際にクリーニングブレード17が前面プレートホル
ダー30と当接することによる機械的圧力が加わり前面
プレートホルダー30の位置ズレを生じるおそれがある
。また、前面プレートホルダー30の位置ズレが生した
場合、部面プレートホルダー30とヘッド本体29との
間に隙間かでき、回復操作を行うに際して密閉された空
間を形成することができず十分な回復操作が行なえない
ことがおこり得る。さらに、前述のように隙間が生じた
場合には、その隙間を介して記録へラド1の前面に付着
したインクがヘッド本体後方に回り込むおそれもある。
ヘッド本体の後方にインクが回り込みインクジェット記
録装置と記録ヘラl” 1とその電気的接続部に到達し
た場合には、電気的な接続不良を引き起こすことになり
所望の記録を行うことができなくなってしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は前記従来例の欠点に鑑みなされたものであり、
繰返しのクリーニング動作によってもオリフスプレート
がヘッド本体からはがれを生じることなく、インクの吐
出特性の低下を招くことのないインクジェット記録ヘッ
ドを提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、繰返しのクリーニング動作によっ
ても前面プレートホルダーの位置ズレを生じることなく
、信頼性の高い回復操作が達成でき、電気的接続の信頼
性にも優れたインクジェット記録ヘッドを提供すること
である。
また、本発明の目的は、前述の優れた特性を有する記録
ヘッドを塔載することで優れた記録特性を満足するイン
クジェット記録装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、インクを吐出する吐出口が設けられたプレー
ト部材が、ヘッド本体の該吐出口に連通ずるインク路が
設けられた面に覆設されてなるインクジェット記録ヘッ
ドであって、該ヘッド本体の該プレート部材に覆われる
面の面積より、該プレート・部材の該ヘッド本体とは反
対側の主表面の面積が大きいことを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッドである。
また、本発明は、インクを吐出する吐出口が設けられた
プレート部材が、ヘッド本体の該吐出口に連通ずるイン
ク路が設けられた面に覆設されてなるインクジェット記
録ヘッドと、該プレート部材に当接して該インクジェッ
ト記録ヘッドの前面を覆うキャッピング部材とを有する
インクジエ・ント記録装置であって、該ヘッド本体の該
プレート部材に覆われる面の面積より、該プレート部材
の該ヘッド本体とは反対側の主表面の面積が大きいこと
を特徴とするインクジェット記録装置である。
〔実 施 例〕
以−ド、本発明に係るインクシェッド記録ヘッドおよび
該記録ヘッドを具備したインクジェット記録装置につい
て図面に基づき説明する。
[実施例1] 第5図乃至第7図に本発明に係るインクジェット記録ヘ
ッドの一実施例を示す。
第5図は、エツジシュータ−タイプのシリアル型記録ヘ
ッドを一実施例として示した概略斜視図である。ここで
、ヘッド本体のプレート部材に覆われる面の面積より、
該プレート部材の該ヘッド本体とは反対側の主表面の面
積が大きい。すなわち、このインクジェット記録ヘッド
50は、ヘッド本体52に対して該ヘッド本体52との
接合がなされる側の面とは反対側の主表面51aの面積
が首記ヘッド本体52の接合面の面積よりも大きい吐出
口形成部材としてのオリフィスプレート51を接合して
構成される。
ここで前記オリフィスプレートは、第5図に示されるよ
うに、オリフィスプレートの厚さをt、ヘッド本体の吐
出[1配列方向と交差する方向の幅をWとしたときオリ
フィスプレートのブレードとの当たり方向の幅としてw
+2tよりも大きくすることが好ましい。オリフィスプ
レートの幅を最小限w+2tとすることで後述する効果
を得ることができる。
また、オリフィスプレートのブレードとの当たり方向と
交差する方向の高さhは、最小限ヘッド本体の吐出口配
列方向と平行な方向の高さと同じであればよい。
ll1r記オリフイスプレート51にはインクを吐出す
る吐出口53が複数設けられており、記録信号を記録ヘ
ッドに対して伝達する配線板54から送られる画像信号
に従って、所望の画像が記録されるようにインクが吐出
されるようになっている。
この記録ヘッド50は、インクの吐出に際しては、熱エ
ネルギーが利用されており、前記オリフィスプレートの
吐出口と連通ずるインク路内に該熱エネルギーを発生す
るための熱エネルギー発生素子を備えている。
そして、このインクの吐出には米国特許第472312
9号あるいは同4740796号に記載される原理が利
用されている。
また、本発明は、第6図、7g7図に示されるように、
サイドシュータ−タイプの記録ヘッドに対しても適用で
きる。
この記録ヘッドのヘッド本体52にはインク路を規定す
るためのインク路壁56が設けられ、それぞれのインク
路には前述した熱エネルギー発生素子55が設けられて
いる。第6図に示す記録ヘッド50は、それぞれの熱エ
ネルギー発生素子55に対応して吐出口53が形成され
たオリフィスプレート51がヘッド本体52に接合され
て構成されるものである。
また、第7図に示す記録ヘッド50は、第6図に示す記
録ヘッド50のオリフィスプレート51に設けられた吐
出孔53の代わりにスリット59を備えており1つのス
リット59に対して複数の熱エネルギー発生素子55に
対応する構成となっている。第7図に示される記録ヘッ
ドは、オリフィスプレート51に前述のスリット59が
形成される他インクの吐出特性を良好とするための補助
孔57やインクリザーバー58が設けられている。
以上のようにオリフィスプレートの主表面の面積をヘッ
ド本体との接合面の面積よりも大きく、望ましくは前面
プレートホルダーと同等の大きさにすることにより、オ
リフィスプレートが前面プレートホルダーを兼ねる様に
なり、それに伴なって従来必要であったヘッドと前面プ
レートホルダーの間の封止が不要となる。
そのため、インクが記録ヘッドの後方に回り込むことに
よって引き起こされる電気接続の不良が防止される。
また、前面プレートホルダーを兼ねることで。
従来ヘッド本体と前面プレートホルダーとの間にあった
隙間がなくなりその部分の封止が不要となるので回復操
作で要求される、記録ヘッドと回復ユニットとの間の密
閉性を確実なものとすることができる。
[実施例2] 第8図乃至第11図に本発明に係るインクジェット記録
ヘッドの他の実施例を示す。
第8図乃至第10図に示される記録ヘッドは前述の第5
図乃至第7図に示される記録ヘッドと略同様の基本構成
をしているので、詳細な説明は省略し、特徴的な部分に
ついて説明する。
本実施例においては、記録ヘッド50を構成するオリフ
ィスプレート51が、ヘッド本体52を覆って曲部を有
している例を示している。この場合もオリフィスプレー
トの大きさは実施例1で示したものと同様の条件を満足
することが好ましい。
この実施例で示されるようにオリフィスプレートは、曲
部を有しているので、吐出口面(オリフィスプレートの
主表面)51aに付着した異物やインク滴をクリーニン
グする際、クリーニングブレードがオリフィスプレート
の端部とぶつかることがなく、しかも両者の当接力が徐
々に高くなるため、オリフィスプレート51に与える機
械的圧力がオリフィスプレート51の端部で低い状態と
なり、オリフィスプレートのはがれを防止することがで
きる。また、ヘッド全体にかかる衝撃力も低減できる。
したがって、オリフィスプレートのズレやはがれが防止
できるため、吐出口から吐出されるインクの吐出精度を
十分信頼性高く維持した状態を長期にわたって保うこと
ができる。
なお、オリフィスプレートに形成される曲部は、クリー
ニングブレードが当接する方向(各図中矢印Aで示され
る方向)と平行する方向に形成することで上述の各種の
優れた効果が得られる。
また、オリフィスプレートの曲部はクリーニングブレー
ドと当接する端部のみヘッド本体側に曲がっていてもよ
いし全体が湾曲した形状であってもよく、オリフィスプ
レートとクリーニングブレードとの当接力を前述のよう
に緩和できるような曲部であれば、他の各種形状をとり
つる。
さらに、本実施例では、ヘッド本体52の接合面の面積
より大きな主表面51aの面積を有するオリフィスプレ
ート51について、説明したが、第11図に示されるよ
うにヘッド本体52と略等しい面積の曲部を有したオリ
フィスプレート51であってもよい。
なお、ヘッド本体52の接合面の面積よりも大きな面積
を有する51aをもつ、オリフィスプレート51をヘッ
ド本体に接合することにより実施例1で示したと同様の
優れた効果を合わせて有することができる。
[実施例3] 第12図乃至第15図に本発明に係るインクジェット記
録ヘッドのさらに他の実施例を示す。
第12図乃至第15図に示される記録ヘッドは、前述し
た第5図乃至第11図に示される記録ヘッドと略同様の
基本構成をしているので詳細な説明は省略し、特徴的な
部分について説明する。
本実施例においては、オリフィスプレート51は、実施
例1に示されるのと同様の大きさの条件を満足すること
が好ましくその外周部分が外周部分以外の部分の厚みよ
りもytくなるように形成して、オリフィスプレート5
1の補強部51bとされる。
なお、補強部51bは、第15図に示されるように、オ
リフィスプレート51とは別体の補強部材として形成し
てオリフィスプレート51の外周部分に取付けてもよい
補強部材には樹脂または金属が好ましく用いられる。
このようにオリフィスプレート51の外周部分に補強部
51bを設けることにより、クリーニングの際にクリー
ニングブレードとの当接に対する強度が一層向上する。
補強部51bが形成されるオリフィスプレート51は、
実施例1および実施例2に示されるように平板であって
も、曲部を有した形状であってもよく、その大きさもヘ
ッド本体52の接合面と略同様の大きさであっても前面
プレートホルダーとしての機能を発揮できるような大き
さであってもよい。
なお、実施例1乃至実施例3に示される記録ヘッドのよ
うにオリフィスプレートを別体として接合剤でヘッド本
体と接合したちのであってもよいが、第18図にその一
例を示すようにオリフィスプレートとヘッド本体とを一
体的に形成したものであってもよい。
このようにオリフィスプレートとヘッド本体とを一体的
に形成することにより、両者間の接合の信頼性は一層高
まり、前述の効果がより一層優れたものとなる。
また、前述の実施例1乃至実施例3に示される記録ヘッ
ドとしては、インクジェット記録装置に対して、交換可
能なタイプの記録ヘッドに対しても通用することができ
る。
以−Fのように実施例1乃至実施例3に示した記録ヘッ
ドは、例えば第1図に示される様なインクジェット記録
装置に搭載され得る。
この装置の概略についてはすでに説明したので特に回復
操作およびクリーニング操作に関して説明を加える。
キャッピング部材はインクジェット記録ヘッドの前面を
覆う構造であればよい。
第1図において15は記録ヘッドの吐出不良等を解消し
たり、記録ヘッド不使用時に該記録ヘッドの吐出口側を
保護するためのキャップを兼ねた回復ユニットである。
この回復ユニットは、記録ヘッドの吐出口やインク路内
に残留しているインク吐出の不安定さ−を招く高粘度イ
ンクを排出させて正規の排出特性の状態を維持するため
に機能するものである。
また、17は、記録ヘッドの吐出口形成部材としてのオ
リフィスプレート51の主表面に付着した異物やインク
滴をクリーニングするためのクリーニングブレードであ
る。
これらは、記録ヘッドのホームポジション(以下、HP
と称する。)とよばれる待機位置の領域に設けられてお
り、記録ヘッドの動作に関連して動作する。
例えば、クリーニングブレード17は記録ヘッドがHP
に移動する際あるいはHPから記録領域側に移動する際
に突出して吐出口面をクリーニングする。
また、回復ユニット15は、HPに位置した記録ヘッド
に所定時間記録信号が送られない場合にキャッピング動
作を行なったり、記録ヘッドからのインクの吐出不良か
生じた場合等必要に応じて記録ヘッドに当接し回復動作
を行う。この回復動作は、記録ヘッド内のインクを加圧
することで吐出不良を解消する方法と、回復ユニット側
に負圧を発生させて記録ヘッド内のインクを吸引するこ
とで吐出不良を解消する方法とがある。また回復ユニッ
トの記録ヘッドとの当接部には吸収体18を設けて前述
したクリーニングブレードのようなりリーニング機能を
もたせてもよい。
[実施例4] さらに本発明は、前述したシリアルタイプの記録ヘッド
および記録装置に限らず、第16図、第17図に示され
るようなフルラインタイプの記録ヘッドおよび記録装置
にも適用できる。
第16図はフルラインタイプの記録ヘッドに対して適用
した例である。基本的な構成は実施例1乃至実施例3に
おいて説明した記録ヘッドと同様である。
この記録ヘッドが搭載される記録装置の概略を第17図
に示す。第17図において、65は記録媒体を搬送する
ための搬送ベルトであり、この搬送ベルト65は搬送ロ
ーラ64の回転に伴なって記録媒体を搬送する。また1
5は回復ユニットであり、機能的には前述したシリアル
タイプの記録ヘッドが搭載された記録袋−と同様である
。この回復ユニット中60はクリーニングブレードであ
り、記録ヘッド50が回復ユニット15内に収納された
ところで、モータ62の回転で駆動されるベルト63と
ともに記録ヘッドの吐出口面51aを駆動走査してクリ
ーニング行なう。また、61は吸収体でありクリーニン
グブレード60のかわりに記録ヘッドの吐出口面51a
に当接してクリーニングを行なうために用いてもよい。
〔発明の効果) 以上の説明より明らかなように本発明に係る記録ヘッド
は、ヘッド本体のプレート部材に覆われる面の面積より
、プレート部材のヘッド本体とは反対側の主表面の面積
が大きくしているので、オリフィスプレートが前面プレ
ートホルダーを兼ねるようになり、それに伴なって従来
必要であったヘッドと前面プレートホルダーの間の封止
が不要となる。そのためインクが記録ヘッドの後方に回
り込むことによって引き起される電気接続の不良が防止
される。
また、オリフィスプレートが前面プレートホルダーを兼
ねることで、従来、ヘッド本体と前面プレートホルダー
との間にあった隙間がなくなりその部分の封止が不要と
なるので回復操作で要求される、記録ヘッドと回復ユニ
ットとの間の密閉性を確実なものとすることができる。
また、オリフィスプレートは、曲部を有しているので吐
出口面(オリフィスプレートの主表面)に付着した異物
やインク滴をクリーニングする際、クリーニングブレー
ドがオリフィスプレートの端部とぶつかることがなく、
しかも両者の当接力が徐々に高くなるため、オリフィス
プレートに与える機械的圧力がオリフィスプレートの端
部で低い状態となり、オリフィスプレートのはがれを防
止することができる。また、ヘッド全体にかかる衝撃力
も低減できる。
したがって、オリフィスプレートのズレやはがれが防止
できるため吐出口から吐出されるインクの吐出精度を十
分信頼性高く維持した状態を長期にわたって保つことが
できる。
さらに、オリフィスプレートの外周部分に補強部を設け
ることにより、クリーニングの際にクリーニングブレー
ドとの当接に対する強度が一層向上する。
したがって、これらの優れた特性を有するインクジェッ
ト記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録装置は、
特に優れた信頼性を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、インクジェット記録装置の概略を示す斜視図
である。 第2図は、従来のインクジェット記録ヘッドのヘッド本
体とオリフィスプレートとを分解して示す概略斜視図で
ある。 第3図は、従来のインクジェット記録ヘッドの概略を示
す斜視図である。 第4図(a)乃至第4図(C)は、インクジェット記録
ヘッドのクリーニングの様子、オリフィスツブレートの
はがれ、接合剤のはがれの状態を示す概略側面図である
。 第5図乃至第7図は、本発明に係るインクジェット記録
ヘッドの一実施例を示す概略斜視図である。 第8図乃至第11図は、本発明に係るインクジェット記
録ヘッドの他の実施例を示す概略斜視図である。 第12図乃至第15図は、本発明に係るインクジェット
記録ヘッドのさらに他の実施例を示す概略斜視図である
。 第16図は、本発明に係るインクジェット記録ヘッドの
別の実施例を示す概略斜視図である。 第17図は、第16図に示すインクジェット記録ヘッド
を具備するインクジェット記録装置の一実施例を示す概
略斜視図である。 第18図は、本発明に係るインクジェット記録ヘッドの
さらに別の実施例を示す概略一部破断斜視図である。 1:記録ヘッド    2:キャリッジ3ニガイド軸 
     4ニガイド軸5:キャリッジモータ 6:ブ
ーリ 7:プーリ       8:タイミングベルト9二記
録紙      10:ベーバーパン11:ヒータ  
     12:紙押え板13:琲紙ローラ    1
4:拍車 15:回復系ユニット  16:紙送りモータ17:ク
リーニングブレード 18:吸収体 24:インク路 26:オリフィスプレート 27:吐出[1 29:ヘッド本体 :lO:iη面プレートホルダー 31:封止剤      32:ヘッド支持体50:記
録ヘッド 51ニオリフイスプレート 51a :主表面     51b=補強部52:ヘッ
ド本体    53:吐出口(吐出孔)54:配線板 55:熱エネルギー発生素子 56:インク路壁    57:補助孔58:インクリ
ザーパ゛−59ニスリット。 60:クリーニングブレード 61:吸収体      62:モータ63:ベルト 
     64:搬送ローラ65:搬送ベルト 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)インクを吐出する吐出口が設けられたプレート部
    材が、ヘッド本体の該吐出口に連通するインク路が設け
    られた面に覆設されてなるインクジェット記録ヘッドで
    あって、該ヘッド本体の該プレート部材に覆われる面の
    面積より、該プレート部材の該ヘッド本体とは反対側の
    主表面の面積が大きいことを特徴とするインクジェット
    記録ヘッド。 (2)前記プレート部材が、前記ヘッド本体の該吐出口
    に連通するインク路が設けられた面を覆って曲部を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録ヘッド。(3)熱エネルギー発生素子を有し、該熱エ
    ネルギー発生素子が発生する熱エネルギーによって生成
    する気泡により生ずる急激な圧力変化を利用して前記吐
    出口からインクを吐出することを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェット記録ヘッド。 (4)前記吐出口が複数個設けられ、前記熱エネルギー
    発生素子が該複数個の吐出口のそれぞれに対応して複数
    個設けられたことを特徴とする請求項3に記載のインク
    ジェット記録ヘッド。 (5)前記熱エネルギー発生素子が前記吐出口の1つに
    対して複数個設けられたことを特徴とする請求項3に記
    載のインクジェット記録ヘッド。 (6)前記プレート部材の外周部分の厚さが、該外周部
    分以外の部分の厚さより厚いことを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録ヘッド。 (7)前記プレート部材の外周部分に、樹脂または金属
    からなる補強部材が設けられたことを特徴とする請求項
    1に記載のインクジェット記録ヘッド。 (8)別体として形成された前記プレート部材および前
    記ヘッド本体が接合されてなることを特徴とする請求項
    1に記載のインクジェット記録ヘッド。 (9)前記プレート部材および前記ヘッド本体が一体的
    に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録ヘッド。 (10)インクを吐出する吐出口が設けられたプレート
    部材が、ヘッド本体の該吐出口に連通するインク路が設
    けられた面に覆設されてなるインクジェット記録ヘッド
    と、該プレート部材に当接して該インクジェット記録ヘ
    ッドの前面を覆うキャッピング部材とを有するインクジ
    ェット記録装置であって、該ヘッド本体の該プレート部
    材に覆われる面の面積より、該プレート部材の該ヘッド
    本体とは反対側の主表面の面積が大きいことを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
JP1159719A 1988-06-30 1989-06-23 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Pending JPH0278564A (ja)

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