JP2014200933A - スクリーン印刷機及びスクリーンマスクのクリーニング装置 - Google Patents

スクリーン印刷機及びスクリーンマスクのクリーニング装置 Download PDF

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【課題】スクリーンマスクの下面に付着したペーストを確実に除去することができるスクリーン印刷機及びスクリーンマスクのクリーニング装置を提供する。
【解決手段】上面の中央部を頂部50c,51cとした凸形状の本体部を有する緩衝部材50,51をノズル21の上面に形成された溝部に装着する。クリーニング動作においては、スクリーンマスク12の下方に位置合わせしたノズル21を上昇させることにより、クリーニングペーパー23をスクリーンマスク12の下面に押し付けながらスクリーンマスク12を所定の高さまで持ち上げる。このとき、まず緩衝部材50,51の頂部50c,51cがスクリーンマスク12の下面中央に当接し、その後、緩衝部材50,51の突出面の形状に倣ってスクリーンマスク12が下面中央から両側に向かって順次撓みながら持ち上げられる。この状態でノズル21をクリーニング方向に水平移動させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、スクリーンマスクを介して基板にクリーム半田等のペーストを印刷するスクリーン印刷機、及びスクリーンマスクの下面に付着したペーストを除去するスクリーンマスクのクリーニング装置に関するものである。
電子部品実装工程において、基板上にクリーム半田や導電性ペースト等のペーストを印刷する方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法は、印刷対象部位に応じてパターン孔が設けられた可撓性のスクリーンマスクを基板の下面に当接させ、スクリーンマスク上にペーストを供給してスキージを摺動させることにより、パターン孔を介して基板上にペーストを印刷するものである。
印刷作業時においては、スクリーンマスクの下面側に印刷部位からはみ出したペーストが付着し、又は基板上に完全に転写されなかったペーストがパターン孔に残留するなどの汚損が発生する。このようなペーストによる汚損は後続の基板への正常な印刷を妨げるため、印刷作業時における所定のタイミングでこれらのペーストを除去するためのクリーニングを行う必要がある。そのため、シート状の拭き取り材を介して上面が水平な細長形状の吸引ノズルによってスクリーンマスクを下方から一定量持ち上げ、この状態で拭き取り材を押し当てながら摺動させることによりスクリーンマスクの下面をクリーニングするクリーニング装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−193577号公報
良好なクリーニング作業を実現するため、吸引ノズルを上昇させてスクリーンマスクを持ち上げる際には両部材の間に高い密着性が要求される。しかしながら、このようなスクリーンマスクを吸引ノズルによって下方から持ち上げようとした場合、吸引ノズルの長手方向における両端の角部のみが接触した状態のままスクリーンマスクを持ち上げてしまうといった事態が発生し得る。かかる場合、スクリーンマスクの下面と吸引ノズルの上面との間には隙間が生じてマスクプレートの下面に付着したペーストを十分に除去することができないという問題が生じていた。
そこで本発明は、スクリーンマスクの下面に付着したペーストを確実に除去することができるスクリーン印刷機及びスクリーンマスクのクリーニング装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明は、パターン孔が形成された可撓性のスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスク上でスキージを摺動させることにより前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷機であって、前記スクリーンマスクの下面に付着したペーストをクリーニングペーパーによって除去するスクリーンマスクのクリーニング装置を備え、前記スクリーンマスクのクリーニング装置は、前記クリーニングペーパーを前記スクリーンマスクに押し付ける押し付け面を有するクリーニングヘッドと、前記クリーニングヘッドを前記スクリーンマスクに対して昇降させるヘッド昇降機構とを備え、前記押し付け面は、両側から中央に向かうにしたがって盛り上がる凸部を有する。
また請求項4記載の本発明は、パターン孔が形成された可撓性のスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスク上でスキージを摺動させることによって前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷機に備えられ、前記スクリーンマスクの下面に付着したペーストをクリーニングペーパーによって除去するスクリーンマスクのクリーニング装置であって、前記クリーニングペーパーを前記スクリーンマスクに押し付ける押し付け面を有するクリーニングヘッドと、前記クリーニングヘッド前記スクリーンマスクに対して昇降させるヘッド昇降機構とを備え、 前記押し付け面は、両側から中央に向かうにしたがって盛り上がる凸部を有する。
本発明によれば、押し付け面は、両側から中央に向かうにしたがって盛り上がる凸部を有するので、スクリーンマスクの下面と押し付け面との間に隙間が生じる事態を防止してスクリーンマスクとノズルの密着性を向上させ、その結果、スクリーンマスクの下面に付着するペーストを確実にクリーニングペーパーに付着させて除去することができる。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の側面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の正面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の平面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)本発明の一実施の形態におけるクリーニングユニットの平面図(b)本発明の一実施の形態におけるクリーニングユニットの側面図 (a)(c)本発明の一実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの平面図(b)(d)本発明の一実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの断面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの斜視図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の動作説明図 (a)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの平面図(b)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの断面図 (a)(b)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの斜視図(c)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの断面図 本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの断面図 (a)(b)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するクリーニングヘッドの斜視図 (a)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの平面図(b)(c)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの断面図 (a)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの平面図(b)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの正面図(c)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの斜視図 (d)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの正面図 (a)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの平面図(b)本発明のその他の実施の形態におけるクリーニングユニットを構成するノズルの断面図
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず図1、図2及び図3を参照して、スクリーン印刷機の構造を説明する。図1において、スクリーン印刷機は基板位置決め部1の上方にスクリーン印刷部11を配設して構成されている。基板位置決め部1はY軸テーブル2、X軸テーブル3及びθ軸テーブル4を段積みし、更にその上に第1のZ軸テーブル5、第2のZ軸テーブル6を組み合わせて構成されている。
第1のZ軸テーブル5の構成を説明する。θ軸テーブル4の上面に設けられた水平なベースプレート4aの上面側には、同様に水平なベースプレート5aが昇降ガイド機構(図示省略)によって昇降自在に保持されている。ベースプレート5aは、複数の送りねじ5cをモータ5bによってベルト5dを介して回転駆動する構成のZ軸昇降機構によって昇降する。
ベースプレート5aには垂直フレーム5eが立設されており、垂直フレーム5eの上端部には基板搬送機構8が保持されている。基板搬送機構8は基板搬送方向(図1において紙面垂直方向であるX方向)に平行に配設された2条の搬送レールを備えており、これらの搬送レールによって印刷対象の基板10の両端部を支持して搬送する。第1のZ軸テーブル5を駆動することにより、基板搬送機構8によって保持された状態の基板10を、基板搬送機構8とともに後述するスクリーン印刷部11に対して昇降させることができる。図2、図3に示すように、基板搬送機構8は上流側(図2、図3において左側)および下流側に延出し、上流側から搬入された基板10は基板搬送機構8によって搬送され、さらに基板位置決め部1によって位置決めされる。そして後述するスクリーン印刷部11によって印刷が行われた後の基板10は、基板搬送機構8によって下流側に搬出される。
第2のZ軸テーブル6の構成を説明する。基板搬送機構8とベースプレート5aの中間には、水平なベースプレート6aが昇降ガイド機構(図示省略)に沿って昇降自在に配設されている。ベースプレート6aは、複数の送りねじ6cをモータ6bによってベルト6dを介して回転駆動する構成のZ軸昇降機構によって昇降する。ベースプレート6aの上面には、上面に基板10を保持する下受け面が設けられた基板下受部7が配設されている。
第2のZ軸テーブル6を駆動することにより、基板下受部7は基板搬送機構8に保持された状態の基板10に対して昇降する。そして基板下受部7の下受け面が基板10の下面に当接することにより、基板下受部7は基板10を下面側から支持する。基板搬送機構8の上面にはクランプ機構9が配設されている。クランプ機構9は、左右対向して配置された2つのクランプ部材9aを備えており、一方側のクランプ部材9aを駆動機構9bによって進退させることにより、基板10を両側からクランプして固定する。
次に、スクリーン印刷部11について説明する。図1及び図2において、マスク枠12aには可撓性を有するスクリーンマスク12が展張されており、またスクリーンマスク12には基板10において印刷対象となる電極10aの形状・位置(図3参照)に対応して、複数のパターン孔12bが形成されている。このスクリーンマスク12上には、ペースト供給機構(図示省略)によってクリーム半田や導電性ペースト等のペーストPが供給される。
スクリーンマスク12上にはスキージユニット13が配設されている。スキージユニット13は、水平なプレート14にスキージ16を昇降させるスキージ昇降機構15を配設した構成となっている。スキージ昇降機構15を駆動することによりスキージ16は昇降し、スクリーンマスク12の上面に当接する。
図2において、縦フレーム25上に配置されたブラケット26上にはガイドレール27がY方向に配設されており、ガイドレール27にスライド自在に嵌合したスライダ28は、プレート14の両端に結合されている。これにより、スキージユニット13はX方向と直交するY方向にスライド自在となっている。プレート14は、ナット30、送りねじ29および送りねじ29を回転駆動するスキージ移動用モータ(図示省略)より成るスキージ移動手段によりY方向に水平移動する。
図1において、スクリーンマスク12の下方にはカメラヘッドユニット17及びスクリーンマスク12のクリーニング装置としてのクリーニングユニット18が配設されている。本実施の形態においては、カメラヘッドユニット17とクリーニングユニット18はX軸テーブル19(図2参照)に装着されてY方向に一体的に移動する構成となっている。なお、クリーニングユニット18については後に詳しく説明する。
カメラヘッドユニット17は、基板10を上方から撮像するための基板認識カメラ17aと、スクリーンマスク12を下面側から撮像するためのマスク認識カメラ17bとを備えている。カメラヘッドユニット17をY方向に水平移動させることによって基板10とスクリーンマスク12の認識を同時に行うことができる。
図2において、縦フレーム25上にはガイドレール31がY方向に配設されており、ガイドレール31にスライド自在に嵌合したスライダ32は、X軸テーブル19にブラケット19aを介して結合されている。これにより、X軸テーブル19はY方向にスライド自在となっている。X軸テーブル19は、ナット34、送りねじ33および送りねじ33を回転駆動する移動用モータ(図示省略)より成るY軸移動機構20によりY方向に水平移動する。このようにX軸テーブル19及びY軸移動機構20は、カメラヘッドユニット17及びクリーニングユニット18を一体的に水平移動させるユニット移動機構を構成する。
カメラヘッドユニット17による基板10やスクリーンマスク12の認識を行わず、またクリーニングユニット18によるクリーニングを行わないときには、図4(a)に示すように、カメラヘッドユニット17、クリーニングユニット18はともに基板位置決め部1の上方から側方に退避する。そして各ユニットによる所定の動作を実行する際には、図4(b)に示すように、カメラヘッドユニット17及びクリーニングユニット18をスクリーンマスク12の下方に進出させる(矢印a)。
次に、スクリーン印刷部11による印刷動作について説明する。なお、スクリーン印刷機を構成する各機構は、当該スクリーン印刷機に備えられた処理演算機能を有する制御部(図示省略)によって作動制御される。まず基板搬送機構8によって基板10が印刷位置に搬入されると、制御部は第2のZ軸テーブル6を駆動して基板下受部7を上昇させ、基板10の下面を下受けする。そしてこの状態で基板位置決め部1を駆動して基板10をスクリーンマスク12に対して位置合わせする。この後、制御部は第1のZ軸テーブル5を駆動して基板10を基板搬送機構8とともに上昇させてスクリーンマスク12の下面に当接させ、次いで基板10をクランプ機構9によってクランプする。これにより、スキージユニット13によるスキージングにおいて、基板10の水平位置が固定される。そしてこの状態で、制御部はペーストPが供給されたスクリーンマスク12上でスキージ16を摺動させることにより、パターン孔12bを介して基板10にペーストPを印刷する。
以上説明したように、本実施の形態におけるスクリーン印刷機は、パターン孔12bが形成された可撓性のスクリーンマスク12の下面に基板10を当接させ、スクリーンマスク12上でスキージ16を摺動させることによりパターン孔12bを介して基板10にペーストPを印刷する機能を有する。
次に、図5、図6及び図7を参照してクリーニングユニット18(スクリーンマスク12のクリーニング装置)の構造を説明する。図5(b)は、図5(a)に示すクリーニングユニット18のA−A断面を示している。また図6(b)、(d)は、図6(a)、(c)に示すノズル21のB−B断面、C−C断面をそれぞれ示している。クリーニングユニット18はスクリーンマスク12の下面をクリーニングする機能を有しており、水平なユニットベース18aに未使用のクリーニングペーパー23を巻回したペーパーロール22Aと、使用済みのクリーニングペーパーを巻回したペーパーロール22Bの間に、X方向に伸びたクリーニングヘッドとしての細長形状のノズル21を配設した構成となっている。以下、X方向を「長手方向」と称し、長手方向と直交するY方向を「幅方向」と称する。
ユニットベース18aに立設された支持ブラケット18b、18cには、ペーパーロール22A、22Bをそれぞれ貫通するロール支持軸40A、40Bが軸支される。支持ブラケット18cにはロール支持軸40Bと同軸位置にモータ41が配置されており、ロール支持軸40Bにはカップリング部材42を介してモータ41の回転軸が結合されている。モータ41を駆動することにより、ロール支持軸40Bが巻き取り方向に回転して、クリーニングペーパー23がペーパーロール22Bに巻き取られる。これによりペーパーロール22Aからクリーニングペーパー23が引き出され、引き出されたクリーニングペーパー23はガイドローラ35によって導かれてノズル21の上面を周回し、ペーパーロール22Bに回収される。
図5(b)及び図7(a)、(b)において、ノズル21の下面には長手方向に伸びた板状のプレート53が固着しており、ノズル21の下面から長手方向に延出した両側の所定箇所には孔部53aが形成されている。また、ノズル21の長手方向における両側の下方位置には、ヘッド(ノズル)昇降機構36が配設されている(図8も併せて参照)。ヘッド昇降機構36は上下方向に突没自在なロッド36aを有しており、孔部53aを介してネジ(図示省略)をロッド36aの上端部に螺合させることによって、ノズル21とヘッド昇降機構36を結合させることができる。
ヘッド昇降機構36を駆動することにより、ノズル21(クリーニングヘッド)はスクリーンマスク12に対して昇降する(矢印b)。図5(b)に示す通常状態では、ノズル21は下降状態にある。そして、スクリーンマスク12の下面を清掃するクリーニング時には、ヘッド昇降機構36を駆動してノズル21を上昇させ、クリーニングペーパー23をスクリーンマスク12の下面に押し付ける。
図6(a)、(b)において、ノズル21の上面には長手方向の長さをL1とし、幅方向の長さをW1とし、上下方向の高さ(深さ)をH1とした溝部21aが形成されている。この溝部21aの底面には真空吸引機構37(図5(b)参照)と連通した吸引口21bが所定の範囲に亘って複数形成されている。また、溝部21aの底面の長手方向における両側の位置には、吸引口21bが形成されていない水平部21cが長手方向に長さL2に亘って形成されている。この水平部21cの中央部には、複数(2つ)のネジ穴21dが長手方向に所定のピッチで形成されている。
図6(c)、(d)及び図7(a)、(b)において、溝部21aには長手方向に伸びた弾性の素材(例えばスポンジや低反発ゴム)からなる2つの緩衝部材50,50がそれぞれ溝部21aの縁部に沿った状態で着脱自在に装着される。緩衝部材50の幅方向の長さW2は、W1>W2+W2となるように設定されている。したがって、2つの緩衝部材50,50を溝部21aに装着した場合、両部材の間には平面視して幅方向に長さW3(=W1−W2×2)の隙間が生じる。これにより、隙間W3から吸引口21bの少なくとも一部を露出させ、クリーニングペーパー23の吸引を阻害しないようになっている。また、ネジ穴21dは隙間W3に位置するよう形成されている。なお、吸引口21bに替えて長手方向に伸びた1つの吸引口を溝部21aの底面に形成するようにしてもよい。
図6(d)及び図7(a)において、緩衝部材50は薄肉部50aと本体部(厚肉部)50bから成る。薄肉部50aは、本体部50bの長手方向における両側に水平部21cと対応する長さL2に亘ってそれぞれ形成されている。また、その高さ(厚み)は溝部21aの高さH1よりも低く設定されている。
緩衝部材50をノズル21に固定するには、板状部材としての薄いプレート51を複数(ここでは2つ)用意し、薄肉部50aを水平部21cとプレート51によって上下から挟み込む。プレート51には複数(2つ)の孔部51a(図7(a)参照)が2つのネジ穴21dと等ピッチで形成されており、薄肉部50aを挟み込んだ状態でネジ52をネジ穴21dに孔部51aを介して螺合させる。このようにして緩衝部材50をノズル21に固定した状態において、プレート51とネジ52は溝部21a内に収容される(図6(d)参照)。上記構成において、プレート51及びネジ52は、緩衝部材50をノズル21に固定する固定手段となっている。
図6(d)に示すように、本体部50bの上面は緩衝部材50をノズル21に装着した状態において、長手方向と直交する方向からみて両側から中央に向かうにしたがって緩やかに盛り上がり(図6(d)に示す矢印c)、さらに所定の位置からノズル21の上面よりも上方に突出している。すなわち、本体部50bの上面はその中央位置を頂部50cとした凸形状(緩やかな曲面形状)となっている。そして、本体部50bの上面のうちノズル21の上面から上方に突出した突出面50dと、突出面50dを避けたノズル21の両側の上面21eは、クリーニングペーパー23をスクリーンマスク12に押し付ける押し付け面となっている。また押し付け面の一部は、ノズル21(クリーニングヘッド)に着脱自在に取り付けられる押し付け部材としての緩衝部材50の上面に形成されている。
本実施の形態におけるクリーニングユニット18は以上のような構成から成り、次に図8を参照してクリーニング動作について説明する。なお、各機構の作動制御は前述したスクリーン印刷機に備えられた制御部によってなされる。また、便宜上、図8ではクリーニングペーパー23の図示を省略する(図8(c)に示す部分拡大図のみ図示する)。図8は、スクリーン印刷を終えた後のスクリーン印刷機の正面図(一部)を示している。以下に説明するクリーニング動作は、スクリーン印刷後のスクリーンマスク12の下面に付着したペーストPや、基板10上に完全に転写されずにパターン孔12bに残留したペーストPの除去を目的とする。
まず図8(a)に示すように、制御部はクリーニングユニット18を退避位置からスクリーンマスク12の下方に移動(矢印d)させて位置合わせを行う(ST1:位置合わせ工程)。具体的には、スクリーンマスク12の中心を垂直に通る線分T上にノズル21の中央位置、すなわち緩衝部材50の上面の頂部50cが位置するようにクリーニングユニット18を位置合わせする。
次に図8(b)に示すように、制御部はノズル21を上昇させて(矢印e1)、クリーニングペーパー23を介して緩衝部材50の上面をスクリーンマスク12の下面に当接させる。そして図8(c)に示すように、制御部はノズル21をさらに上昇させることによって(矢印e2)、押し付け面を介してクリーニングペーパー23をスクリーンマスク12の下面に押し付けながらスクリーンマスク12を所定の高さまで持ち上げる(ST2:押し付け工程)。
ここで、スクリーンマスク12と緩衝部材50の当接について詳しく説明する。ノズル21を上昇させたとき、まずスクリーンマスク12と最も距離が近い緩衝部材50の頂部50cがクリーニングペーパー23を介してスクリーンマスク12の下面中央に当接する。そしてノズル21をさらに上昇させると、緩衝部材50の突出面50dの形状(緩曲面)に倣ってスクリーンマスク12が撓み、下面中央から両側に向かって順次当接しながら持ち上げられる。
すなわち、上面に緩やかな曲面を有する緩衝部材50を用いてスクリーンマスク12を持ち上げることで、スクリーンマスク12の下面と緩衝部材50の上面との間には隙間が生じず、クリーニングペーパー23を介して緩衝部材50及びノズル21の押し付け面の全体をスクリーンマスク12の下面に密着させることができる(図8(c)参照)。また、経時劣化等によりスクリーンマスク12の下面に生じた凹凸を緩衝部材50の表面で吸収することができ、スクリーンマスク12とノズル21の密着性を向上させることができる。
スクリーンマスク12を所定の高さまで持ち上げたならば、制御部は真空吸引機構37を作動させることにより吸引口21bを介してスクリーンマスク12の下面を吸引する。そして、吸引を維持しつつクリーニングペーパー23をスクリーンマスク12の下面に押し付けた状態で、ノズル21をクリーニング方向(Y方向)に水平移動させる。これにより、スクリーンマスク12の下面やパターン孔12bに付着するペーストPはクリーニングペーパー23に拭き取り除去(すなわちクリーニング)される(ST3:ペースト除去工程)。このように、X軸テーブル19及びY軸移動機構20より成るユニット移動機構は、クリーニングユニット18を水平移動させることによりノズル21をスクリーンマスク12の下面においてクリーニング方向へ移動させるノズル移動手段となっている。
なお、緩衝部材50及びノズル21の押し付け面は、前述のとおりクリーニングペーパー23を介してスクリーンマスク12の下面と良好に密着しているので、クリーニングペーパー23をスクリーンマスク12の下面に押し付けた状態を維持したままクリーニングを行うことができる。その結果、スクリーンマスク12の下面やパターン孔12bに付着するペーストPをクリーニングペーパーに確実に付着させて除去することができる。
以上説明したように、本実施の形態におけるクリーニングユニット18は、スクリーンマスク12の下面に付着したペーストPをクリーニングペーパー23によって拭き取って除去する機能を有する。また、緩衝部材50はノズル21を構成する一つの要素として用いられる。そして、ノズル21(クリーニングヘッド)は、クリーニングペーパー23をスクリーンマスク12に押し付ける押し付け面を有する第1の押し付け部材となっており、緩衝部材50は同様にスクリーンマスク12に押し付ける押し付け面を有する第2の押し付け部材となっている。
また、ノズル21の押し付け面は、両側から中央(ノズル21の上面の所定の位置から中央側)に向かうにしたがって盛り上がった形状の凸部(緩やかな曲面)を有する。換言すれば、ノズル21の押し付け面は、ノズル21の上昇によってクリーニングペーパー23を介してスクリーンマスク12を下方から押し上げる際、当該スクリーンマスク12の下面の略中央から側方に向かって順次当接する形状を有している。
また本実施の形態においては、プレート51のサイズを変更することによって緩衝部材50の押し付け面の長手方向における長さを変更することができる。図9(a)、(b)は、プレート51の長手方向の長さL2よりもL3だけ長いプレート51Aを用いて緩衝部材50をノズル21に固定した例を示している。弾性の素材から成る緩衝部材50は外からの押圧を受けることによって変形する。したがって、緩衝部材50をプレート51Aによって上方から押し付けた際、押圧が作用した部分は押し潰される。そしてこの状態でネジ52を介して固定することにより、押し付け面(突出面50d)の長手方向における長さを変更したノズル21が完成する。このように、様々なサイズの板状部材を用いて緩衝部材50の押さえ量を変化させることによって、緩衝部材50の押し付け面のサイズを変更することができる。これにより、スクリーンマスク12の下面のクリーニング範囲に応じて緩衝部材50の押し付け面のサイズを変更することができる。
また、図10(a)、(b)、(c)に示すように、緩衝部材50とは形状が異なる緩衝部材60を用いてもよい。すなわち、緩衝部材60は長手方向における全体の厚み(高さ)が一定となっており、且つノズル21に装着した状態においてその全体がノズル21の上面よりも上方に突出している。つまり、緩衝部材60には緩衝部材50の薄肉部50aに相当する部位が形成されていない。また、緩衝部材60の上面の中央部には長手方向に沿って伸びた開口部60aが形成されている。吸引口21bの一部はこの開口部60aから露出し、これによりスクリーンマスク12を下方から吸引する。
緩衝部材60の上面を緩やかな曲面形状とするには、前述したプレート51を2つ用いる。すなわち、緩衝部材60の両側を水平部21cとプレート51によって上下から挟み込み、プレート51によって緩衝部材60を水平部21cに押し付ける。プレート51によって押し付けられた緩衝部材60の部位は押し潰され、この状態で開口部60aを介してネジ52をネジ穴21dに螺合させる。これにより緩衝部材60の上面を、両側から中央に向かうにしたがって緩やかに盛り上がり、さらに所定の位置からノズル21の上面よりも上方に突出した緩やかな曲面に成型することができる。なお、緩衝部材60の両側をテープ(図示省略)によって押し潰しながら当該テープをノズル21に巻き付けて固定するようにしてもよい。
また、緩衝部材50に替えて図11に示す1つの緩衝部材70を用いてもよい。この緩衝部材70は、薄肉部70aと本体部70bから成る。本体部70bの上面は、緩衝部材70をノズル21に装着した状態において、長手方向と直交する方向からみて両側から中央に向かうにしたがって緩やかに盛り上がり(隆起し)、且つ所定の位置からノズル21の上面よりも上方に突出した隆起部70cと、隆起部70cの中央側における終端70c1から水平方向に伸びた水平部70dによって構成される。換言すれば、緩衝部材70は本体部70bの上面の両端の角部を曲加工したものであって、押し付け面の一部を水平に成型して成る。緩衝部材70をこのように成型することで、緩衝部材70の両端の角部のみが接触した状態のままスクリーンマスク12を持ち上げ、スクリーンマスク12と緩衝部材70との間に隙間が発生するといった事態を抑制することができる。
以下、本発明を応用したその他の実施の形態について説明する。なお、既に説明した部材と同一のものには同じ符号を付し、その説明を説明する。図12(a)、(b)は、ノズル21に替えて吸引口が形成されていないクリーニングヘッド21Aを用いた例を示す。すなわち、クリーニングヘッド21Aの上面には溝部21Aaが形成されており、この溝部21Aaに1つの緩衝部材80が装着される。なお、溝部21Aaの下面には吸引口が形成されていないため、緩衝部材80に吸引口の一部を露出させるための開口部を設ける必要はない。
緩衝部材80の幅方向の長さは溝部21Aaの幅方向の長さと略同一であり、緩衝部材50と同様に薄肉部80aと本体部80bから成る(各部位の具体的な形状は緩衝部材50の薄肉部50aと本体部50bと同一であるため、説明を省略する)。薄肉部80aには上下方向に貫通した複数(2つ)の孔部80cが形成されている。緩衝部材80をクリーニングヘッド21Aに固定するには、プレート51Aを複数(2つ)用意し、薄肉部80aを溝部21Aaの上面とプレート51Aによって上下から挟み込む。プレート51Aには孔部80cと等ピッチで形成された複数(2つ)の孔部51Aaが形成されており、溝部21Aaに同じく孔部80cと等ピッチで形成されたネジ穴21Abに、孔部80c,51Aaを介してネジ52Aを螺合させる。
クリーニングヘッド21Aを用いてクリーニングを行う際には、クリーニングヘッド21Aを上昇させることによってクリーニングペーパー23をスクリーンマスク12の下面に押し付け、この状態でスクリーンマスク12を所定の高さまで持ち上げる。そして、クリーニング方向にクリーニングヘッド21Aを移動させることによってスクリーンマスク12の下面に付着したペーストPを拭き取って除去する。すなわち、ここでのクリーニングはスクリーンマスク12の下面の吸引が行われないが、クリーニングヘッド21Aとスクリーンマスク12との間の密着性は本実施の形態と同様に良好なものとなる。
次に、図13(a)、(b)は、緩衝部材50に替えて、アルミニウム等の金属性の材料からなる当接部材90(押し付け部材)をノズル21Bに装着した例を示している。ノズル21Bの上面には長手方向の長さをL4とし、幅方向の長さをW4とし、上下方向の高さ(深さ)をH2とした溝部21Baが形成されている。この溝部21aの底面には、真空吸引機構(図示省略)と連通した吸引口21Bbが長手方向に伸びて形成されている。
溝部21Baには、長手方向に伸びた2つの当接部材90,90がそれぞれ溝部21Baの縁部に沿った状態で着脱自在に装着され、当接部材90は薄肉部90aと本体部90bから成る(形状は緩衝部材50の薄肉部50aと本体部50bと同一である)。当接部材90をノズル21Bに固定するには、薄肉部90aに形成された孔部(図示省略)を介してネジ52Bを溝部21Baに形成されたネジ穴(図示省略)に螺合させる。このようにして当接部材90をノズル21Bに固定した状態において、ネジ52Bは溝部21Ba内に収容される。
また、図13(c)は本体部90bの上面に厚みの薄い弾性の素材からなる緩衝部材91を、本体部90bの上面の形状に倣わせて貼り付けた例を示している。これによれば、前述のとおりスクリーンマスク12の下面の凹凸を緩衝部材91の表面で吸収することができ、スクリーンマスク12とノズル21Bの密着性が向上する。
次に、図14(a)、(b)、(c)は突出部100をノズルの上面に形成した例を示している。すなわち、ノズル21Cの上面には長手方向の縁部に沿って伸びる2つの突出部100,100が形成されている。この突出部100の幅方向の長さW5は、ノズル21Cの幅方向の長さをW6とした場合、W6>W5×2となるように設定される。また、ノズル21Bの上面であって突出部100,100の間には、真空吸引機構(図示省略)と連通し、且つ長手方向に伸びた吸引口21Caが形成されている。
突出部100の上面は、長手方向と直交する方向からみて所定の位置から中央に向かうにしたがって緩やかに盛り上がっており(矢印f)、上面の中央位置を頂部100aとした凸形状(緩やかな曲面)を成している。すなわちこの例では、突出部100を含むノズル21Cの上面が、クリーニングペーパー23をスクリーンマスク12に押し付ける押し付け面となっているとともに、ノズル21Cが押し付け部材となっている。なお、ノズル21Cの長手方向における両端部から中央に向かうにしたがって緩やかに盛り上がるように突出部100Aを形成してもよい(図14(d)参照)。また、突出部100の上面に図13(c)で示したものと同様の厚みの薄い緩衝部材(図示省略)を貼り付けてもよい。
次に、図15(a)、(b)は1つのスクリーンマスク12を用いて2枚の基板10にペーストPを同時にスクリーン印刷する形態のスクリーン印刷機に対応したノズル21Dを示している。すなわち、ノズル21Dの上面には溝部21Daが形成されている。この溝部21Daの底面の中央と両側の各位置には水平部(図示省略)が形成されているとともに、各水平部の間における溝部21Daの底面には長手方向に伸びた吸引口21Dbが形成されている。
溝部21Daには長手方向に伸びた弾性の素材からなる緩衝部材110,110がそれぞれ溝部21Daの縁部に沿った状態で着脱自在に装着される。この緩衝部材110は薄肉部110aと本体部110bから成り、薄肉部110aは水平部と対応する位置に複数形成されている(これらの詳細な説明は省略する)。
緩衝部材110をノズル21Dに固定するには、プレート51Dを複数(3つ)用意し、薄肉部110aを水平部とプレート51Dによって挟み込む。この状態で、プレート51Dに形成された孔部(図示省略)を介してネジ52Dを水平部に形成されたネジ穴(図示省略)に螺合させる。なお、プレート51Dのサイズを変更することによって本体部110bの押し付け面をクリーニング範囲に適したサイズに変更することができる。
以上のように、本発明は様々な実施の形態が存在するが、これまで説明したものに限定されるものではない。要は、クリーニングヘッドの押し付け面が、両側から中央に向かうにしたがって盛り上がる凸部(緩やかな曲面形状)を有していればよい。
また、ノズルに備えられる押し付け部材の数は1又は2以上であってもよい。また、ノズルの溝部に水平部を設けず吸引口にネジを螺合させて緩衝部材をノズルに固定させるようにしてもよく、押し付け部材をクリーニングヘッドに固定するための手段は任意である。また、一つのノズル昇降機構を用いてノズルの昇降を行うようにしてもよい。さらに、クリーニングユニットをカメラヘッドユニットと分離させて独立して移動させるようにしてもよい。
本発明によれば、スクリーンマスクの下面に付着したペーストを確実にクリーニングペーパーに付着させて除去することができ、基板にクリーム半田や導電性ペースト等のペーストを印刷するスクリーン印刷の分野に有用である。
10 基板
12 スクリーンマスク
12b パターン孔
16 スキージ
18 クリーニングユニット(スクリーンマスクのクリーニング装置)
21,21B,21C,21D ノズル
21A クリーニングヘッド
21b 吸引口
21e 上面(押し付け面)
23 クリーニングペーパー
36 ヘッド昇降機構
50,60,70,80,110 緩衝部材(押し付け部材)
50d 突出面(押し付け面)
90 当接部材(押し付け部材)
100 突出部
P ペースト

Claims (6)

  1. パターン孔が形成された可撓性のスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスク上でスキージを摺動させることにより前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷機であって、前記スクリーンマスクの下面に付着したペーストをクリーニングペーパーによって除去するスクリーンマスクのクリーニング装置を備え、
    前記スクリーンマスクのクリーニング装置は、
    前記クリーニングペーパーを前記スクリーンマスクに押し付ける押し付け面を有するクリーニングヘッドと、
    前記クリーニングヘッドを前記スクリーンマスクに対して昇降させるヘッド昇降機構とを備え、
    前記押し付け面は、両側から中央に向かうにしたがって盛り上がる凸部を有することを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 前記押し付け面は、前記クリーニングヘッドに着脱自在に取り付けられる押し付け部材の上面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷機。
  3. 前記クリーニングヘッドは、吸引口が形成されたノズルであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン印刷機。
  4. パターン孔が形成された可撓性のスクリーンマスクの下面に基板を当接させ、前記スクリーンマスク上でスキージを摺動させることによって前記パターン孔を介して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷機に備えられ、前記スクリーンマスクの下面に付着したペーストをクリーニングペーパーによって除去するスクリーンマスクのクリーニング装置であって、
    前記クリーニングペーパーを前記スクリーンマスクに押し付ける押し付け面を有するクリーニングヘッドと、
    前記クリーニングヘッド前記スクリーンマスクに対して昇降させるヘッド昇降機構とを備え、
    前記押し付け面は、両側から中央に向かうにしたがって盛り上がる凸部を有することを特徴とするスクリーンマスクのクリーニング装置。
  5. 前記押し付け面は、前記クリーニングヘッドに着脱自在に取り付けられる押し付け部材の上面に形成されていることを特徴とする請求項4記載のスクリーンマスクのクリーニング装置。
  6. 前記クリーニングヘッドは、吸引口が形成されたノズルであることを特徴とする請求項4又は5に記載のスクリーンマスクのクリーニング装置。
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