JP3073203B1 - 輪転印刷機ロ―ラの洗浄方法および装置 - Google Patents

輪転印刷機ロ―ラの洗浄方法および装置

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Abstract

【要約】 【課題】 輪転印刷機のローラ洗浄を一括で同時に洗浄
することによって洗浄作業の効率化を実現する。 【解決手段】 輪転印刷機に紙通しせずにインキローラ
からブランケット胴に至るローラ群を胴入れして緩動運
転をなす。インキローラ群に洗浄液を供給することによ
りブランケット胴に至る接触ローラ間に洗浄液を巡回さ
せた後、前記インキローラ群の一部にドクターを当接さ
せることにより前記洗浄液とともにローラに付着した汚
れを掻き取り除去する洗浄作業を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輪転印刷機のローラ
洗浄方法および装置に係り、インキローラからブランケ
ット胴に至るローラ群を一挙に洗浄するための方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に輪転印刷機のローラは定期的に洗
浄する作業を必要としている。輪転印刷機のローラには
版胴やブランケット胴の他に、版胴へのインキ供給をな
すインキローラ、水付けローラなどがあり、これらが全
て定期的に洗浄されている。
【0003】ところで、ブランケット胴の洗浄には専用
の洗浄装置を用いている。この種の洗浄装置はブランケ
ット胴の表面に洗浄布やブラシを押し付けることができ
るようにし、洗浄布やブラシに洗浄液を塗布して間接的
に洗浄液でブランケット胴を濡らすか、直接ブランケッ
ト胴に洗浄液を塗布する構造とされ、洗浄布やブラシで
汚れを払拭・掻き取りによってブランケット胴表面を洗
浄し、除去した汚れは洗浄ユニット内に収容する構成を
採用している。このような洗浄装置によりブランケット
胴の洗浄を行なう場合には、ブランケット胴を胴抜きし
た状態で行なうのが一般的である。
【0004】また、インキローラの洗浄においても、ブ
ランケット胴の洗浄とは別途に行なうようにしている。
この方法は、通常、インキ付けローラを版胴から離反さ
せることによりインキローラ群を版胴から切り離し、ま
たインキ元ローラも同様に切り離して、インキローラ群
のみの接触状態を保っておく。そして、インキローラ群
の一つのローラに洗浄液を塗布し、インキローラ群に洗
浄液を巡回させ、充分にインキが溶けてからインキロー
ラ群の一つの付帯しているドクタを接触させ、インキ溶
解洗浄液を掻き取って廃棄するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の洗浄
装置を用いたブランケット胴の洗浄方法では、洗浄ユニ
ット内部に洗浄液の噴射手段を設け、また除去した汚れ
も洗浄ユニット内部に収容しなければならない。このた
め、洗浄装置は洗浄液の液垂れを防止する機構が必須で
あり、また回収した汚れの収容機構も必要であり、頻繁
なメンテナンス作業を要するものであった。更に、洗浄
布を用いて払拭洗浄する方法では、洗浄布に汚れが付着
するので、これを消耗品として交換するコストがかかる
とともに、使用済みの洗浄布や洗浄廃液を産業廃棄物と
して処理する必要があった。また、後者のインキローラ
洗浄では、ブランケット胴の洗浄作業と同時期に作業を
行なう必要性があるが、ブランケット胴の洗浄作業方法
の違いから、両者は全く独立した作業となって洗浄作業
効率が極めて悪いという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に着目してな
されたもので、輪転印刷機のローラ洗浄を一括で同時に
洗浄することによって洗浄作業の効率化を実現できる方
式の洗浄方法および装置を提供することを目的とする。
特に新聞印刷用輪転機のローラ洗浄に好適な方法および
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、本発明に係る輪転印刷機ローラの洗浄方法は、 輪転
印刷機に紙通しせずにインキローラからブランケット胴
に至るローラ群を胴入れして緩動運転をなし、既存の洗
浄液供給手段から前記インキローラ群に洗浄液を供給す
ることによりブランケット胴に至る接触ローラ間に洗浄
液を巡回させ、当該洗浄液が行き渡ったタイミングで前
記ローラ群を昇速させ、前記インキローラ群の一部にド
クターを当接させることにより前記洗浄液とともにロー
ラに付着した汚れを掻き取り除去する洗浄作業を繰り返
すことを特徴としてなるものである。
【0009】この方法において、前記接触ローラ間への
洗浄液巡回中にブランケット胴に乾式のブラシ洗浄機を
接触させて付着汚れを掻き起こす作業を併用するように
し、また、前記洗浄液は溶剤と水とのエマルジョンとし
て供給するように構成すればよい。
【0010】本発明に係る輪転印刷機のローラ洗浄装置
は、輪転印刷機のインキローラ群におけるローラに対し
洗浄液を供給する既存の洗浄液供給手段と、前記インキ
ローラ群におけるローラに対して接離可能とされたドク
ター手段と、洗浄モードの入力により前記インキローラ
群からインキ元ローラの切り離し処理を行なわせた後に
ブランケット胴ローラを胴入れして緩動運転を行なわ
せ、前記洗浄液供給手段への洗浄液噴射指令を出力し、
洗浄液が行き渡ったタイミングで前記インキローラ群を
昇速させた後に前記ドクター手段をローラ接触位置に駆
動させる制御をなす制御コントローラを備えて構成した
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る輪転印刷機
のローラ洗浄方法および装置の具体的実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は実施形態に係る洗浄
装置を備えた輪転機の要部構成である。この輪転機は両
面印刷をなす装置構成とされ、図示しないローラ紙から
繰り出される印刷ウェブをその走行ラインW(図中破線
で示す)に沿って走行させ、一対のブランケット胴10
により両面印刷を施すようにしている。各ブランケット
胴10には版胴12が転接されると共に、この版胴12
には水着けローラ14Aと一対のインキ着けローラ16
Aが転接され、印刷作業に際して版胴12の画線部にイ
ンキ着けを、非画線部に水着けをなし、ブランケット胴
10のゴム面に画線を転写する。水着けローラ14Aに
は元ローラ14Bが転接され、インキ着けローラ16A
には、インキ供給源側のインキ元ローラ16Sから順次
インキを練り込みながら送り込む練り込みローラ群16
Bの終端ローラが転接されている。
【0012】前記一対のブランケット胴10は、印刷作
業時には互いに走行ラインWを通る印刷ウェブを挟んで
圧接される胴入れ位置(図中実線)と、非印刷時に印刷
ウェブと版胴12から離反した胴抜き位置(図中鎖線)
の2つの位置を取り得るようになっている。これは図示
しないアクチュエータにより、ブランケット胴10を矢
印A(胴入れ)、B(胴抜き)方向に移動させて行なわ
せる。また、同様に、インキ元ローラ16Sは矢印C方
向に移動して練り込みローラ群16Bから切り離しがで
きるように構成されている。
【0013】このような輪転機におけるブランケット胴
10を洗浄するための装置は次のように構成されてい
る。まず、練り込みローラ群16Bを構成している一部
のローラ16Baに向けて洗浄液を供給する洗浄液供給
手段として噴射ノズル24を設けている。この噴射ノズ
ル24はローラ幅方向に沿って複数配列され、ローラ全
体に均一に洗浄液を噴射供給するように構成されてい
る。この洗浄液噴射ノズル24に代えて洗浄液を直接ロ
ーラ上に塗布供給する手段を用いることもできる。これ
は例えば、ローラ16Baの幅方向に沿って配列された
塗布スポンジを設け、塗布スポンジの内部に洗浄液供給
管を挿入させた構成とし、洗浄液を内部から供給するこ
とでスポンジを洗浄液で含浸させ、これをローラ16B
aの表面に押し付けることで塗布するようにすればよ
い。また、ノズルタイプに限らずローラタイプを用いる
ことも可能であり、任意の洗浄液供給手段を用いること
ができる。
【0014】また、前記練り込みローラ群16Bを構成
している他のローラ16Bbに対して接離可能とされた
ドクター手段26を設けている。これは、具体的には、
図2に示しているように、ローラ16Bbに直接接する
ドクターブレード27と、当該ドクターブレード27に
よりローラ表面から掻き落とされる汚れを含んだ洗浄液
を収容するタンク28とを有している。ドクターブレー
ド27はタンク28の1辺に沿って開口から上方に向け
て突出されており、ローラ16Bbへの当接状態が、ロ
ーラ接線方向にほぼ倣うように設定されている。タンク
28には昇降駆動用のエアシリンダ29が両端部に取り
付けられている。このエアシリンダ29を作動させるこ
とで、タンク28とともにドクターブレード27を昇降
させ、ローラ16Bbへの掻き落とし接触状態と、ロー
ラ16Bbから離反させた非作業状態のいずれかの位置
を取り得るようにしている。
【0015】なお、実施形態では、ブランケット胴10
の表面に転接可能な乾式のブラシ手段18を備えてい
る。これはブランケット胴10の回転軸と平行な回転軸
を有するブラシローラ20を有し、これはモータにより
回転駆動可能とされて、ケーシング22に収容されてい
る。ケーシング22はブランケット胴10に対面する部
位に窓を開口させており、この窓からブラシローラ20
の一部を臨ませている。このブラシ手段18をブランケ
ット胴10に対して前後に移動させることで、ブラシロ
ーラ20がブランケット胴10に転接して胴表面を掻き
あげることができる。また、図示していないが、ケーシ
ング22の内部にはスクレーパが内蔵され、回転するブ
ラシローラ20の繊維に付着した汚れを取り除くことが
できるようにしている。
【0016】更に、この洗浄装置は前記ブランケット胴
10およびインキ元ローラ16Sを胴入れ位置若しくは
胴抜き位置に移動するタイミング、前記乾式ブラシ手段
18をブランケット胴に転接させタイミング、並びに前
記洗浄液噴射ノズル24やドクター手段26を作動させ
るタイミングと噴射時間をそれぞれ設定する制御手段3
0を備えている。この制御手段30は制御盤32と操作
盤34とを有し、操作盤34への洗浄作業開始指令によ
り予めプログラムされたシーケンスに沿って制御盤34
が各種の電磁開閉弁などのドライバ36を開閉操作させ
るようにしている。このように、制御手段30は、基本
的に洗浄装置を構成している各電磁弁を制御対象として
いるが、上述のように輪転機のブランケット胴10の胴
入れ・胴抜きのための電磁弁の信号、緩動速度を判断す
るための輪転機の回転速度信号、およびインキ元ローラ
16Sの胴入れ・胴抜きなども制御するようにしてい
る。
【0017】このような洗浄装置を用いた洗浄方法は次
のように行われる。まず、輪転機へのウェブ供給を停止
し、紙通ししないままで輪転機のブランケット胴10を
胴入れせずに緩動運転させる。これは操作盤34により
緩動運転モードを選択すれば良い。次いで洗浄プログラ
ムをスタートさせ、ブランケット胴10の胴入れ状態と
するとともに、インキ元ローラ16Sを練り込みローラ
群16Bから切り離す。これにより、インキ元ローラ1
6Sを除いたインキローラ群16、版胴12、ブランケ
ット胴10が全て転接状態となる。
【0018】次いで洗浄液供給用の噴射ノズル24を動
作させ、インキローラ16Baに洗浄液を噴射供給す
る。この洗浄液の供給により、洗浄液は接触状態にある
インキローラ群16、版胴12、ブランケット胴10の
全てに行き渡り、洗浄液がこれらの接触状態にあるロー
ラ群を巡回する。洗浄液が充分に巡回して各ローラに付
着しているインキや汚れが膨潤するまでの時間を予めタ
イマなどにより設定しておき、この設定時間が経過した
後に、ドクター手段26を上昇駆動させてローラ16B
bに接触させ、汚れの溶解している洗浄液を表面から掻
き落とすようにする。この間、接触ローラ群は緩動運転
しているので、接触ローラ群中に残留している洗浄液は
徐々にタンク28に収容されながら減少し、最終的に表
面乾燥状態に至る。
【0019】前記洗浄液を接触ローラ群に巡回させてい
る最中にブラシローラ20をブランケット胴10の表面
に転接させることができる。これにより、胴表面上のイ
ンキ・紙粉などの汚れはこびり付き状態から掻き起こさ
れる。このブラシローラ20による作業は基本的には汚
れを除去するのではなく、汚れの掻き起こしであり、こ
びりついた汚れが巡回している洗浄液に溶解させ易くす
るためである。したがって、ブランケット胴10による
作業はブランケット胴の汚れ具合によって選択的に補助
作業に供するように設定すればよく、ブラシローラ20
の回転数も少なくてよい。ブラシローラ20の転接位置
から掻き起こされた汚れは、ローラ間を巡回し、前記ド
クター手段26によって掻き落とされて、除去される。
洗浄液には溶剤と水とのエマルジョン構成としておくこ
とにより、インキの溶解と同時に特にブランケット胴1
0に付着している紙粉の除去機能をもたせることができ
る。
【0020】その後は、再度洗浄液の供給とドクター手
段26による掻き取り作業を適宜必要回数繰り返すこと
で、高い洗浄効果を得ることができる。洗浄液の供給と
ドクター手段26により掻き取りを繰り返して洗浄作業
を終了する場合は、洗浄液噴射ノズル24の停止、ドク
ター手段26の待避、ブランケット胴10表面からブラ
シローラ20を離脱させ、ブラシ手段18の内部に設け
たスクレーパにより、ブラシ上に付着した汚れ成分を掻
き落とし、ケーシング22内の受皿に溜めてその回転を
止め、更にブランケット胴10を胴抜きして洗浄工程を
終了する。
【0021】具体的処理を実施した場合のフローチャー
トを図3に示す。 (ステップ100)印刷後、印刷用紙を切ってインキロ
ーラ洗浄の準備をする。この時点では、ブランケット胴
・インキ着けローラ・水着けローラは「脱」の状態とす
る。 (ステップ120)輪転機を「緩動(7〜10rpm)」で
運転し、ブランケット胴・インキ着けローラを各々胴入
れ・ローラ着にする。 (ステップ140)その後、インキローラへ洗浄液を供
給する。このとき水着けローラも洗浄する場合は、これ
もローラ着にする。 (ステップ160、180)インキローラ・ブランケッ
ト胴へ洗浄液が充分に行き渡ったタイミングで、輪転機
を昇速させ60〜125rpm程度にする。 (ステップ200)この時点でインキローラ洗浄用ドク
ターブレードを「着」にして、インキローラ上の溶解し
たインキ、ブランケット上で浮き上がった汚れ成分をド
クターの受け皿に回収する。 (ステップ220、240)各ローラ・ブランケット胴
が清浄になった時点で洗浄終了し、胴抜き・ローラ脱に
して終了となる。
【0022】なお、ブラシローラ式のブランケット洗浄
装置を使用する場合は、上記ステップ180のタイミン
グでブラシローラでの掻き取りをスタートさせ、ステッ
プ200〜ステップ240の間で終了させることにな
る。このような実施形態によれば、洗浄対象ローラを胴
入れ状態にして相互に転接させた上で緩動運転し,溶剤
と水のエマルジョンからなる洗浄液を転接ローラ群に供
給することにより、ローラ間を巡回させて各ローラにお
ける汚れを溶解させ、その後にドクター手段の当接操作
により洗浄液とともに汚れを除去することができる。こ
れにより、インキローラからブランケット胴に至るロー
ラ群を一挙に洗浄することができ、この洗浄作業には,
ブランケット胴10のための専用の洗浄装置は不要とな
るし、インキローラ群とブランケット胴の同時洗浄が可
能となる。
【0023】また、発生した汚れは洗浄液とともに一括
回収できるので、専用のブランケット洗浄装置における
汚れが転写した不織布の処分をインキローラ洗浄汚れと
別途に処分しなければならないなどの非効率的な面が改
善される。更に、本実施形態に依れば、洗浄布(不織
布)などの消耗品が不要であるため、洗浄液以外にはラ
ンニングコストがかからず、全体的なコスト低減に寄与
する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輪転印刷機に紙通しせずにインキローラからブランケッ
ト胴に至るローラ群を胴入れして緩動運転をなし、既存
の洗浄液供給手段から前記インキローラ群に洗浄液を供
給することによりブランケット胴に至る接触ローラ間に
洗浄液を巡回させ、当該洗浄液が行き渡ったタイミング
で前記ローラ群を昇速させ、前記インキローラ群の一部
にドクターを当接させることにより前記洗浄液とともに
ローラに付着した汚れを掻き取り除去する洗浄作業を繰
り返すことから、輪転印刷機のローラ洗浄を一括で同時
に洗浄することができ、洗浄作業の効率化を実現できる
とともに、特に新聞印刷用輪転機のローラ洗浄に好適な
方法および装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る洗浄装置を備えた輪転印刷機の
印刷ローラ部分を示す断面図である。
【図2】ドクター手段の説明図である。
【図3】洗浄方法のフローチャートである。
【符号の説明】
10 ブランケット胴 12 版胴 14A 水着けローラ 14B 水元ローラ 16A インキ着けローラ 16B インキローラ群 16S インキ元ローラ 18 ブラシ手段 20 ブラシローラ 22 ケーシング 24 噴射ノズル 26 ドクター手段 27 ドクターブレード 28 タンク 29 エアシリンダ 30 制御手段 32 制御盤 34 操作盤 36 ドライバ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−92566(JP,A) 特開 平4−229273(JP,A) 特開 平5−193125(JP,A) 特開 平7−40530(JP,A) 特開 平8−150704(JP,A) 実開 平5−74842(JP,U) 特表 平8−501588(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 35/00 - 35/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷機に紙通しせずにインキローラ
    からブランケット胴に至るローラ群を胴入れして緩動運
    転をなし、既存の洗浄液供給手段から前記インキローラ
    群に洗浄液を供給することによりブランケット胴に至る
    接触ローラ間に洗浄液を巡回させ、当該洗浄液が行き渡
    ったタイミングで前記ローラ群を昇速させ、前記インキ
    ローラ群の一部にドクターを当接させることにより前記
    洗浄液とともにローラに付着した汚れを掻き取り除去す
    る洗浄作業を繰り返すことを特徴とする輪転印刷機ロー
    ラの洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液の巡回中にブランケット胴に
    乾式のブラシ洗浄機を接触させて付着汚れを掻き起こす
    作業を併用してなることを特徴とする請求項1に記載の
    輪転印刷機ローラの洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液は溶剤と水とのエマルジョン
    として供給されることを特徴とする請求項1または請求
    項2のいずれかに記載の輪転印刷機ローラの洗浄方法。
  4. 【請求項4】 輪転印刷機のインキローラ群におけるロ
    ーラに対し洗浄液を供給する既存の洗浄液供給手段と、
    前記インキローラ群におけるローラに対して接離可能と
    されたドクター手段と、洗浄モードの入力により前記イ
    ンキローラ群からインキ元ローラの切り離し処理を行な
    わせた後にブランケット胴ローラを胴入れして緩動運転
    を行なわせ、前記洗浄液供給手段への洗浄液噴射指令を
    出力し、洗浄液が行き渡ったタイミングで前記インキロ
    ーラ群を昇速させた後に前記ドクター手段をローラ接触
    位置に駆動させる制御をなす制御コントローラを備えて
    なることを特徴とする輪転印刷機のローラ洗浄装置。
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