JPH0885424A - 洗車装置付きカーポート - Google Patents

洗車装置付きカーポート

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JPH0885424A
JPH0885424A JP22134794A JP22134794A JPH0885424A JP H0885424 A JPH0885424 A JP H0885424A JP 22134794 A JP22134794 A JP 22134794A JP 22134794 A JP22134794 A JP 22134794A JP H0885424 A JPH0885424 A JP H0885424A
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JP
Japan
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water
opening
pump
closing valve
carport
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Withdrawn
Application number
JP22134794A
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English (en)
Inventor
Masayuki Miyaji
政幸 宮地
Hiroshi Inoue
博司 井上
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NIPPON OODAA ALUM KK
Original Assignee
NIPPON OODAA ALUM KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーポートの屋根下面から、給水ラインと同
じラインで液体洗剤や液体ワックスを噴射可能にするこ
と。 【構成】 カーポート1の屋根3の下面の複数箇所に噴
射ノズル6を設置する。水道管12に接続された水タン
ク16から、ポンプ22によって水を吸い上げ、給水ラ
イン20を通じて噴射ノズル6から洗浄水を噴射する。
ポンプ22の吸入側に液体洗剤貯溜タンク24と液体ワ
ックス貯溜タンク26を接続し、第2開閉バルブ30を
開けると液体洗剤がポンプ22の吸引負圧力で給水ライ
ン20に吸い込まれ、適度に希釈されて噴射ノズル6か
ら噴射される。第3開閉バルブ32を開けると液体ワッ
クスが同様に噴射ノズル6から噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄水、液体洗剤又は液
体ワックスを、カーポートに収容される自動車に向けて
噴射可能な洗車装置付きカーポートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅の屋外に設置されるカーポート
は、複数本のアルミニウム製の支柱や桟でパネル状の屋
根を支持した構造のものが普及している。このようなカ
ーポートには、自動車を風雨や日光から守る機能と共
に、カーポート内での洗車作業を便利にする簡単な洗車
機能を備えたものがある(実開平5−7863号、実開
平5−49533号)。
【0003】従来の洗車機能付カーポートは、屋根の下
面の複数箇所に噴射ノズルを設置し、この噴射ノズルか
らカーポート内の自動車に向けて水道水を噴射するよう
にしたもので、噴射ノズルから水道水を噴射させて自動
車のボディ全体を平均的に濡らした後、水道水の噴射を
止めて自動車ボディをブラシ等で洗うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような洗車機能
付カーポートは、人が水道ホースを手に持って自動車を
水洗いするのに比べて手間や労力が少なく、カーポート
内での自動車の水洗作業を便利なものにする。
【0005】しかし、自動車を水洗いするだけでは十分
に汚れが落ちないので、実際の洗車作業では自動車を洗
剤を使用して洗った後に噴射ノズルからの水で洗剤を洗
い流し、その後必要に応じてワックス塗布を行ってい
る。
【0006】そのため、従来は洗車機能が付いているカ
ーポートでも自動車の洗剤による洗浄とワックス塗布
は、手作業で行わねばならないという不便さがあった。
【0007】本発明の目的は、液体洗剤(及び液体ワッ
クス)を噴射可能な洗車装置付カーポートを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗車装置付きカ
ーポートは、カーポートに収容される自動車に向けて配
設された複数の噴射ノズルに給水ラインを通じて洗浄水
を供給するポンプと、前記ポンプの吐出側に配設された
第1開閉バルブと、前記ポンプの吸入側に接続された液
体洗剤貯溜タンクと、前記液体洗剤貯溜タンクの出口側
に配設された第2開閉バルブとを有する。またワックス
塗布が必要なタイプでは、前記ポンプの吸入側に第3開
閉バルブを介して液体ワックス貯溜タンクがさらに接続
される。
【0009】
【作用】第1開閉バルブを開くと洗浄水が給水ラインを
通じて噴射ノズルに供給され、この噴射ノズルからカー
ポート内に収容された自動車に向けて勢いよく洗浄水が
噴射される。この状態で第2開閉バルブを開くと、液体
洗剤貯溜タンク内の液体洗剤原液がポンプの吸入負圧に
よって給水ラインを流れる洗浄水に混入して適度な濃度
に希釈され、噴射ノズルから噴射される。洗剤が噴射さ
れている間又は第1開閉バルブを閉めた後に、ブラシ掛
けなどで自動車ボディの汚れを落とす。その後、第2開
閉バルブを閉めて第1開閉バルブだけを開き、自動車ボ
ディ表面に残った洗剤を洗い流す。通常の洗車作業では
第1開閉バルブを閉めた後自動車ボディ表面の水滴を拭
き取って作業を終了する。ワックス塗布が必要な場合は
自動車ボディ表面の洗剤を洗い流した後、第1開閉バル
ブと第3開閉バルブを開く。これにより液体ワックス貯
溜タンク内の液体ワックス原液がポンプの吸入負圧によ
って給水ラインを流れる洗浄水に混入して適度な濃度に
希釈され、噴射ノズルから噴射される。適量のワックス
が塗布された後第1開閉バルブと第3開閉バルブを閉
じ、自動車ボディ表面のワックス液を拭き取って作業を
終了する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1及び図2に1台の自動車7を収容する
洗車装置付カーポート1を示す。このカーポート1は左
右各3本、合計で6本の支柱2によって円弧状の屋根3
を支持する。屋根3は、左右の樋4aと格子状に組み込
まれた複数本の垂木4bで屋根材5を支持している。支
柱2と樋4a及び垂木4bは、例えばアルミニウム製の
パイプで構成され、屋根材5はアクリル樹脂等で構成さ
れる。
【0012】カーポート1は、屋根3の下面の複数箇所
に取付けた噴射ノズル6から水道水8を自動車7に向け
て噴射する洗車機構10を装備する。洗車機構10は図
3の配管図のように水道管12からの水をフロート装置
14によって一定水位で貯める水タンク16と、水タン
ク16内の水18を給水ライン20を通じて噴射ノズル
6へ供給するポンプ22と、ポンプ22の吸入側に接続
された液体洗剤貯溜タンク24及び液体ワックス貯溜タ
ンク26とを有する。各タンク24、26の上端は大気
と連通する孔付きの蓋24a、26aで覆われている。
ポンプ22の吐出側には開閉式の第1開閉バルブ28が
配設され、洗剤とワックスの各貯溜タンク24,26の
出口側には第2開閉バルブ30と第3開閉バルブ32が
それぞれ配設されている。
【0013】給水ライン20は、例えば水タンク16か
らカーポート1の1本の支柱2及び樋4aへと配管さ
れ、樋4aの部所から分岐した3本の分岐管20aが垂
木4bに沿って配管される。分岐管20aには夫々3箇
所に噴射ノズル6が接続される。給水ライン20と分岐
管20aは、パイプ状の支柱2や樋4a、垂木4bに挿
入可能なホース類で構成する。
【0014】屋根3の下面に設置される噴射ノズル6の
総数及び配列数は、各噴射ノズル6から下方に噴射され
る水がカーポート1内に収容された自動車7のボディ全
体に平均的に噴き付けられるように決められる。例え
ば、噴射ノズル6は、図1及び図2に示すように、屋根
3の前後端部と中央部の下面に3列で設置される。なお
噴射ノズル6は屋根3の下面に横並びで配設する代わり
に、自動車7の周囲の1箇所又は複数箇所で垂直方向に
連設し、自動車7の横方向から水、液体洗剤ないし液体
ワックスを噴射させてもよい。
【0015】次に図3の洗車機構10による洗車作業例
を説明する。
【0016】まず第2開閉バルブ30と第3開閉バルブ
32を閉じた状態で第1開閉バルブ28を開くと、水タ
ンク16内の水18が各噴射ノズル6から自動車7に向
けて噴射され、自動車7の水洗いが行われる。また、第
1開閉バルブ28を開き、次に第2開閉バルブ30を開
くと、液体洗剤貯溜タンク24とポンプ22の吸入側の
給水ライン20とが連通され、ポンプ22の吸入負圧に
よって液体洗剤貯溜タンク24内の液体洗剤原液が給水
ライン20に吸い出され、水タンク16からの水と合流
して噴射ノズル6から噴射される。
【0017】液体洗剤を所望の時間(約5〜10秒)だ
け噴射させた後、第2開閉バルブ30を閉じ、次に第1
開閉バルブ28を閉じて噴射を止め、自動車7のボディ
に洗剤が残っている間にブラシ掛けなどで自動車7の汚
れを落とす。
【0018】次に第1開閉バルブ28だけを開き、噴射
ノズル6から水を噴射させて自動車7のボディに残って
いる洗剤を洗い流す。この水洗いを所望時間(約60〜
90秒)行った後、第1開閉バルブ28を閉じる。洗剤
洗いと水洗いだけの場合は、その後水滴を拭き取って作
業を終了する。
【0019】次に、ワックス塗布が必要な場合は第1開
閉バルブ28を開いてから、第3バルブ32を開く。こ
れにより液体ワックス貯溜タンク26とポンプ22の吸
入側の給水ライン20とが連通され、液体ワックス原液
がポンプ22の吸入負圧によって給水ライン20に吸い
出され、水タンク16からの水と合流して適度に希釈さ
れ、噴射ノズル6から噴射される。これにより自動車7
のボディにワックスが塗布される。第3バルブ32を所
望時間(約5〜10秒)だけ開いた後に閉じ、その後第
1開閉バルブ28を閉じる。そして、自動車7のボディ
に付着した液体ワックスを拭き取ってワックス塗布を終
了する。
【0020】以上のように、カーポート1内で手作業で
行う洗車作業は、簡単なブラシ掛けと水滴や液体ワック
スの拭き取りだけでよく、液体洗剤や水、あるいは液体
ワックスを自動車7のボディにかける作業は噴射ノズル
6から自動でなされる。
【0021】
【発明の効果】本発明は前述の如く、ポンプによって洗
浄水を圧送するので、噴射ノズルから水を勢いよく噴射
できて自動車ボディの汚れを効率的に落とすことができ
るだけでなく、ポンプの吸入側に液体洗剤貯溜タンク又
は液体ワックス貯溜タンクをバルブ操作にて選択的に連
通させるだけで洗浄水に洗剤又はワックスを混入させる
ことができ、洗剤かけ、水洗い又はワックス塗布が自動
で行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す洗車装置付きカーポー
トの側面図。
【図2】カーポートの正面図。
【図3】洗車装置の配管図。
【符号の説明】
1 カーポート 3 屋根 6 噴射ノズル 7 自動車 8 洗浄水 10 洗車機構 12 水道管 16 水タンク 20 給水ライン 22 ポンプ 24 液体洗剤貯溜タンク 26 液体ワックス貯溜タンク 28 第1開閉バルブ 30 第2開閉バルブ 32 第3開閉バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーポートに収容される自動車に向けて
    配設された複数の噴射ノズルに給水ラインを通じて洗浄
    水を供給するポンプと、 前記ポンプの吐出側に配設された第1開閉バルブと、 前記ポンプの吸入側に接続された液体洗剤貯溜タンク
    と、 前記液体洗剤貯溜タンクの出口側に配設された第2開閉
    バルブとを有する洗車装置付きカーポート。
  2. 【請求項2】 前記ポンプの吸入側に第3開閉バルブを
    介して液体ワックス貯溜タンクがさらに接続されてなる
    請求項1記載の洗車装置付きカーポート。
JP22134794A 1994-09-16 1994-09-16 洗車装置付きカーポート Withdrawn JPH0885424A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011120