JPH09104325A - スプレー洗浄装置 - Google Patents

スプレー洗浄装置

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JPH09104325A
JPH09104325A JP28791695A JP28791695A JPH09104325A JP H09104325 A JPH09104325 A JP H09104325A JP 28791695 A JP28791695 A JP 28791695A JP 28791695 A JP28791695 A JP 28791695A JP H09104325 A JPH09104325 A JP H09104325A
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JP
Japan
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cleaning
brush
water
spray
tool
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JP28791695A
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English (en)
Inventor
Kimifumi Miyao
公文 宮尾
Hirofumi Miyazaki
浩文 宮崎
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MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレー銃4を用いたスプレー洗浄と洗浄ブ
ラシ洗浄具5を用いたブラシ洗浄とを所定のシーケンス
内で切り換えて実行可能としたスプレー洗浄装置におい
て、スプレー銃とブラシ洗浄具との持ち換えが容易で、
慣れない作業者にとっても安全で扱い易いスプレー洗浄
装置を提供する。 【構成】 スプレー洗浄とブラシ洗浄との切換に際し、
先行する洗浄動作を停止し持ち換えを促す音声報知をし
た後に、開始入力があれば次の洗浄動作を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高圧のスプレー洗浄
と洗浄ブラシを用いたブラシ洗浄とを所定のシーケンス
内で切り換えて実行可能としたスプレー洗浄装置に関
し、特にコイン洗車場等での自動車の洗浄に好適な装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のスプレー洗浄とブラ
シ洗浄とを実行可能にした装置として、実公平4−36
66号公報に記載の装置が知られている。ここでは、洗
浄水を高圧吐出させるスプレー銃と、先端に洗浄ブラシ
を備え洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具とを備え、
スプレー銃を用いた高圧のスプレー洗浄とブラシ洗浄具
を用いたブラシ洗浄とを一つのシーケンス内で切り換え
て実行可能としたものが開示されている。例えば、まず
水をスプレー銃より高圧吐出させてスプレー洗浄を可能
とし、引き続きブラシ洗浄具より洗剤水を低圧吐出させ
てブラシ洗浄を可能とし、更に続けてスプレー銃より水
を高圧吐出させてすすぎ洗浄を可能にする、といったよ
うに一連の洗浄動作の中で工程に応じスプレー銃とブラ
シ洗浄具とを持ち換えて作業するようにしたものが知ら
れている。
【0003】また、例えば特公平1−17890号公報
に見られるように、ブラシ洗浄具に途中でエアーを混入
させ起泡させた洗剤水を供給するようにした装置が知ら
れている。すなわち、洗剤水を起泡させて被洗浄面への
付着性を高め、ブラシの作用と併せて洗剤を洗浄面へ有
効に作用させようとしたものが知られている。
【0004】更に、例えば特公平2−36422号公報
に見られるように、水や洗剤水といった洗浄水を圧送す
る本体装置と、該本体装置から圧送される洗浄水を高圧
吐出させるスプレー銃を設けた複数の端末装置とからな
り、各端末装置で高圧のスプレー洗浄を可能にした装置
が知られている。こうした装置は、現在、コイン洗車場
向けに広く使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来の装置では、所定のシーケンスに従ってスプレー洗浄
とブラシ洗浄とが自動的に切り換えられてしまい、作業
者はこれに合わせてタイミング良くスプレー銃とブラシ
洗浄具とを持ち換えなければならず、慣れない作業者に
とって扱いが難しいという欠点があった。特に、ブラシ
洗浄からスプレー洗浄に切り換えられる場合には、素早
く持ち換えないとスプレー銃を持たないうちに高圧水が
スプレーされ、作業者や周囲に水を跳ねかけたりスプレ
ーの反動でスプレー銃がおどってしまう等の不都合が生
じていた。
【0006】また、ブラシ洗浄具へ起泡洗剤を供給する
に際し、十分な濃度の洗剤が供給され、またエアーの混
入が安定するまでには多少の時間を要するため、供給当
初は起泡されない洗剤水が洗浄具の先からボタボタと流
れ落ちる状態が生じてしまい、作業者がうっかり洗浄ブ
ラシを上にして洗浄具を持ち上げると、着衣を濡らす等
の不都合を生じる欠点があった。また、従来の装置のよ
うにブラシ洗浄の工程に入ってから起泡洗剤の作成を開
始したのでは、上記のようにブラシ洗浄具より直ぐに起
泡洗剤が吐出されないため、開始直後からブラシ洗浄を
開始することができない。こうした工程の切換動作から
実際に洗剤が吐出されるまでの遅れは、前記特公平1−
17890号公報の装置のように、一つの洗浄具を操作
するだけで一連の洗浄シーケンスを終えるようにしたも
のでは、常時洗浄具から水や洗剤水が吐出されており作
業者にとってそれ程気にならないが、スプレー銃からブ
ラシ洗浄具に持ち換えて作業する場合には、ブラシ洗浄
具に持ち換えて洗剤が吐出されてくるまで待っていなけ
ればならず、その間作業が中断されるという不合理があ
った。
【0007】なお、特公平2−36422号公報に見ら
れる洗車場向けの装置においても、スプレー洗浄の他に
ブラシ洗浄をも可能にした装置が望まれている。こうし
た洗車場向け装置を実公平4−3666号公報のような
ブラシ洗浄可能に改良するために、まず本体装置と複数
の端末装置とを高圧送水管路の他に主に起泡洗剤水を給
送する低圧送水管路で接続することが考えられる。しか
し、低圧低圧管路により極めて長い距離にわたり起泡洗
剤を給送することになり、起泡して圧縮性をもった洗剤
水が端末装置で吐出されるまでに長時間を要する欠点が
ある。また、既存の洗車場向け装置に適用するに際し、
低圧送水管路の追加に加え本体装置側にも起泡用管路等
を追加する必要があり大掛かりな工事を必要とし、極め
て高価なものとなる問題があった。
【0008】従って、この発明の第1の課題とするとこ
ろは、スプレー銃とブラシ洗浄具との持ち換えが容易
で、慣れない作業者にとっても安全で扱い易いスプレー
洗浄装置を提供することにある。また、この発明の第2
の課題とするところは、ブラシ洗浄具から常に適正な起
泡洗剤を吐出でき、またスプレー銃からブラシ洗浄具に
持ち換えても作業が中断されることの少ないスプレー洗
浄装置を提供することにある。更に、この発明の第3の
課題とするところは、送水管路が長くても迅速な起泡洗
剤の吐出ができ、また既存の装置に対しても容易にブラ
シ洗浄が可能なように改良でき、コイン洗車場向けに好
適な装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、水または洗
剤水(以下洗浄水という)を高圧吐出させるスプレー銃
と、先端に洗浄ブラシを備え洗浄水を低圧吐出させるブ
ラシ洗浄具とを備え、高圧のスプレー洗浄と前記洗浄ブ
ラシを用いたブラシ洗浄とを所定のシーケンス内で切り
換えて実行可能としたスプレー洗浄装置において、洗浄
の開始入力を行う手段と、前記スプレー銃とブラシ洗浄
具との持ち換えを促す報知手段と、前記開始入力手段か
らの信号に応じて前記シーケンスを実行しスプレー洗浄
とブラシ洗浄とを切換制御する手段とを備え、該制御手
段では、スプレー洗浄とブラシ洗浄との切換に際し、先
行する洗浄動作を停止し前記報知手段において持ち換え
を促す報知をした後に、前記開始入力手段への入力があ
れば次の洗浄動作を開始するよう制御することを特徴と
し上記第1の課題の解決をはかったものである。
【0010】ここで、スプレー洗浄およびブラシ洗浄の
各工程の実行時間をカウントする手段と、前記シーケン
スの実行中に洗浄動作が停止されている時間をカウント
する手段とを備え、前記制御手段は、前記実行時間カウ
ント手段で与える時間データに基づいて、スプレー洗浄
とブラシ洗浄とを切り換えるタイミングおよびシーケン
ス終了のタイミングを検知するものとし、前記停止時間
カウント手段で与える時間データが所定時間に達するま
では、洗浄動作停止中における実行時間カウント手段の
カウントを停止させ、停止時間が所定時間に達した後は
洗浄動作停止中も実行時間カウント手段のカウントを継
続させるように制御すれば良い。
【0011】更に、前記スプレー銃およびブラシ洗浄具
をそれぞれ支持する手段と、該支持手段にスプレー銃ま
たはブラシ洗浄具が支持されているか否かを検出する手
段とを備え、前記制御手段では、前記開始入力手段から
の信号と前記検出手段からの信号に応じて前記シーケン
スを実行しスプレー洗浄とブラシ洗浄とを切換制御する
ようにしても良い。
【0012】また、この発明は、水または洗剤水(以下
洗浄水という)を高圧吐出させるスプレー銃と、先端に
洗浄ブラシを備え洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具
とを備え、高圧のスプレー洗浄と前記洗浄ブラシを用い
たブラシ洗浄とを所定のシーケンス内で切り換えて実行
可能としたスプレー洗浄装置において、前記ブラシ洗浄
具へ洗浄水を送る送水管路と、該送水管路へエアーを導
入して洗浄水を起泡させるエアー管路と、前記送水管路
から分岐し送水管路の洗浄水をブラシ洗浄具以外の排水
口へ送る排水管路と、前記送水管路の洗浄水をブラシ洗
浄具へ送るか排水管路へ送るかいずれかに切り換える管
路切換手段と、前記シーケンスに従ってスプレー洗浄か
らブラシ洗浄へ切り換える際に、前記送水管路およびエ
アー管路を開く一方で、所定の期間だけ排水管路側へ初
期の起泡洗剤を排出させてからブラシ洗浄具へ起泡洗剤
を送るよう制御する手段とを備えることを特徴として、
上記第2の課題の解決をはかったものである。
【0013】ここで、前記制御手段ではブラシ洗浄の終
了後の所定時間だけブラシ洗浄具へすすぎ水を送るよう
制御することが望ましい。
【0014】またこの発明は、送水管路へ水または洗剤
水(以下洗浄水という)を切り換えて圧送する本体装置
と、該本体装置と送水管路を介して接続し、洗浄水を高
圧吐出させるスプレー銃と、先端に洗浄ブラシを備え洗
浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具とを、それぞれ設け
た複数の端末装置とからなり、各端末装置で高圧のスプ
レー洗浄と前記洗浄ブラシを用いたブラシ洗浄とを所定
のシーケンス内で切り換えて実行可能としたスプレー洗
浄装置において、前記端末装置には、前記送水管路を分
岐させスプレー銃とブラシ洗浄具のそれぞれへ接続する
分岐管路と、該分岐管路のうちブラシ洗浄具へ至る管路
へ接続しエアーを導入して洗浄水を起泡させるエアー管
路とを備え、前記分岐管路およびエアー管路は前記シー
ケンスに従って開閉制御されることを特徴として、上記
第3の課題の解決をはかったものである。
【0015】ここで、本体装置ではブラシ洗浄の終了後
の所定時間だけ送水管路を介してブラシ洗浄具へすすぎ
水を送るようにすることが望ましい。
【0016】なお、スプレー銃へ凍結防止用の水を送る
凍結防止管路を備え、前記すすぎ水はこの凍結防止管路
より供給するようにしても良い。
【0017】
【作用】これにより、スプレー洗浄とブラシ洗浄との切
換に際し、先行する洗浄動作を停止し報知手段において
持ち換えを促す報知をするので、このタイミングをとら
えて作業者はスプレー銃とブラシ洗浄具との持ち換えを
すれば良く、この後、開始入力手段への入力を待って次
の洗浄動作を開始し、作業者の準備が整ったところで洗
浄を再開することができる。
【0018】ここで、スプレー洗浄とブラシ洗浄との切
換にあたり、先行する洗浄動作が終了し停止時間が所定
時間に達するまでは、洗浄動作の実行時間をカウントす
るのを停止させ、スプレー銃とブラシ洗浄具との持ち換
えに要した時間分だけ次の洗浄作業に食い込んで、結果
として作業時間が短縮されるのを防止できる。なお、停
止時間が通常持ち換えに要する所定時間を越えた場合に
は、洗浄動作停止中であっても洗浄実行中と同様に時間
カウントさせ、不要に作業を中断させて洗浄エリアを長
時間にわたり占拠されることを防止している。
【0019】なお、開始入力手段からの信号と、スプレ
ー銃およびブラシ洗浄具が所定の位置へ支持されている
か否かを検出する手段からの信号に応じて、シーケンス
を実行しスプレー洗浄とブラシ洗浄とを切換制御すれ
ば、スプレー銃とブラシ洗浄具が持ち換えられているこ
とを確認して洗浄を開始することができる。
【0020】また、スプレー洗浄からブラシ洗浄へ切り
換える際に、スプレー洗浄の終了後に洗剤水にエアーを
導入し所定の期間だけ排水管路側へ初期の起泡洗剤を排
出させ、この後にブラシ洗浄具へ起泡洗剤を送るよう制
御するので、初期の起泡されない洗剤水が洗浄具の先か
らボタボタと流れ落ちることがなく、ブラシ洗浄具から
常に適正な起泡洗剤が吐出されることになる。
【0021】更に、ブラシ洗浄の終了後の所定時間だけ
ブラシ洗浄具へすすぎ水を送るようにすれば、すすぎ水
によりブラシ洗浄具や接続管路に残留する起泡洗剤を押
し流すことができ、吐出口や管路に洗剤分がいつまでも
残留して固化し管路詰りを生じるといった不都合を解消
できる。
【0022】また、洗浄水を圧送する本体装置とスプレ
ー銃およびブラシ洗浄具を備えた複数の端末装置からな
る装置の場合には、端末装置において送水管路を分岐さ
せスプレー銃とブラシ洗浄具のそれぞれへ接続するもの
とし、この分岐させたうちブラシ洗浄具へ至る管路へエ
アーを導入して洗浄水を起泡させるようにすることによ
り、ブラシ洗浄具の位置する端末装置において洗剤を起
泡させるから、本体装置からの送水管路がいくら長くて
も実際に起泡洗剤を送る管路は短くて良く、ブラシ洗浄
具から迅速に起泡洗剤の吐出ができる。しかも、既存の
装置に対しても実施する場合には、実施したい端末装置
に分岐管路やエアー管路を追加すれば良く、その追加管
路も送水管路に比較して極めて短いもので良い。
【0023】なお、ここでもブラシ洗浄の終了後の所定
時間だけ送水管路を介してブラシ洗浄具へすすぎ水を送
るようにすれば、管路詰りを生じる不都合を解消でき
る。
【0024】
【実施例】以下その実施例について図面をもとに説明す
る。図1は本発明一実施例の構成説明図で、ここでは、
送水管路31〜33へ水または洗剤水等(以下総称して洗
浄水という)を切り換えて圧送する本体装置1と、該本
体装置1と送水管路31〜33を介して接続し、洗浄水を
高圧吐出させるスプレー銃4と、先端に洗浄ブラシ6を
備え洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具5とを、適宜
設けた複数(本例では3台)の端末装置21〜23とから
なり、各端末装置21〜23で高圧のスプレー洗浄と前記
洗浄ブラシ6を用いたブラシ洗浄とを実行可能とした、
コイン洗車場向けのスプレー洗浄装置を例示している。
【0025】本体装置1は、給水管路7より送られる水
を貯える水タンク8と、高圧スプレー用の洗剤液(低発
泡タイプ)を使用濃度に希釈した洗剤水を貯える洗剤水
タンク9と、ブラシ洗浄用の洗剤液(高発泡タイプ)を
貯える洗剤原液タンク10と、ワックス液を貯えるワッ
クスタンク11と、送水管路3へ洗浄水を圧送する高圧
ポンプ12とを備えている。
【0026】13は水タンク8に貯えた水を電磁弁14
を介して高圧ポンプ12吸込側へ送る水管路、15は洗
剤水タンク9の洗剤水をやはり電磁弁16を介して高圧
ポンプ12吸込側へ送る洗剤水管路、17は電磁弁18
を開くことにより高圧ポンプ12吐出側の送水管路31
の洗浄水の一部を水管路13へ帰還させ送水管路31
水圧および水量を低下させる帰還管路、19は洗剤原液
タンク10およびワックスタンク11とそれぞれ電磁弁
20,21を介して接続し貯えた液剤を帰還管路17に
設けた混合器22へ送る液剤管路、23は高圧ポンプ1
3より低圧で送水する低圧ポンプ24を備え水タンク8
の水を電磁弁25,26を介して送水管路31側へ送出
する凍結防止管路である。
【0027】凍結防止管路23は、低圧ポンプ24の下
流で分岐して一方が液剤管路19へ他方が送水管路31
へ接続し、液剤管路19へ至る管路は主に液剤管路19
のクリーニング用に設けられており、管路19内で洗剤
原液とワックス液とが混合固化され管路詰りが生じるの
を防止する目的を持つ。なお、図1では主に一つの端末
装置21へ接続する管路だけを示しているが、高圧ポン
プ12および各管路13,15,17,19,23はい
ずれも端末装置21〜23に対応した数だけ設けられる。
また、27はエアー管路で、空圧源28のエアー(圧縮
空気)をブラシ洗浄具5を備えた端末装置21,22へ供
給する。
【0028】30は制御部で、端末装置21〜23に設け
られる端末制御部311〜313とデータ伝送ライン29
を介して接続され、端末装置21〜23で受け付けた洗車
入力に応じて高圧ポンプ12,低圧ポンプ24および電
磁弁14,16,18,20,21,25,26等を制
御し洗車動作を与える。制御部30で与える洗浄動作
は、予めプログラムされたシーケンスに従って実行さ
れ、例えば「スプレー洗浄2分〜ブラシ洗浄4分〜スプ
レー洗浄2分」といったように、スプレー銃4を使用し
たスプレー洗浄とブラシ洗浄具5を使用したブラシ洗浄
とを所定時間づつ組み合わせ、一連の動作として与えら
れる。
【0029】なお、こうした洗浄動作としては例えば下
記7種類のシーケンス(Aコース〜Gコース)が制御部
30に設定されており、このうち各端末で実行可能な4
種類を端末制御部311〜313にそれぞれ登録し、端末
毎に実行させるようにすれば良い。すなわち、スプレー
洗浄とブラシ洗浄とが実施可能な端末装置21ではA,
C,E,Fコースを、同じく端末装置22ではA,C,
E,Gコースを、またスプレー洗浄のみが可能な端末装
置23ではA,B,C,Dコースを実施可能にする、と
いったように端末ごとに作業メニューを変えて使用する
ことができる。
【0030】Aコース:スプレー洗浄(水,2分)〜ス
プレー洗浄(洗剤,3分)〜スプレー洗浄(水,1分3
0秒) Bコース:スプレー洗浄(水,1分30秒)〜スプレー
洗浄(洗剤,2分)〜スプレー洗浄(水,1分) Cコース:スプレー洗浄(水,4分) Dコース:スプレー洗浄(水,2分)〜スプレー洗浄
(洗剤,3分)〜スプレー洗浄(水,1分)〜低圧スプ
レー(ワックス,1分) Eコース:スプレー洗浄(水,2分)〜ブラシ洗浄(洗
剤,4分)〜スプレー洗浄(水,2分) Fコース:スプレー洗浄(水,2分)〜ブラシ洗浄(洗
剤,4分)〜スプレー洗浄(水,2分)〜低圧スプレー
(ワックス,2分) Gコース:スプレー洗浄(水,2分)〜ブラシ洗浄(洗
剤,4分)〜スプレー洗浄(水,2分)〜ブラシワック
ス(ワックス,2分)
【0031】上記シーケンスにおいて、括弧内は本体装
置1より送水管路3へ送り出される洗浄水(水,洗剤
水,ワックス水のいずれか)と、その工程が継続される
時間とが示されている。上記「スプレー洗浄」とはスプ
レー銃4より高圧スプレーさせることを指し、「低圧ス
プレー」とは前記帰還管路17を開いてスプレー銃4よ
り低圧スプレーさせることを指し、「ブラシ洗浄」とは
ブラシ洗浄具5より洗浄水を低圧吐出させることを指
し、「ブラシワックス」とはブラシ洗浄具5よりワック
ス水を低圧吐出させてブラシを用いたワックスがけを可
能にしたことを指している。
【0032】図2は上記実施例の要部構成の説明図で、
端末装置21の内部構成を示している。送水管路31から
の洗浄水は、三方電磁弁32により切り換えられて、洗
浄銃4へ至る第1の分岐管路33とブラシ洗浄具5へ至
る第2の分岐管路34とのいずれか一方へ送られる。第
2の分岐管路34において、洗浄水は、更に三方電磁弁
35により切り換えられて、ブラシ洗浄具5へ送られる
か排水管路36により装置外へ排出される。エアー管路
28は、第2の分岐管路34の三方電磁弁32,35間
に接続され、電磁弁37を開くことにより第2の分岐管
路34へ送られる洗浄水にエアーを導入させる。40,
42はスプレー銃4およびブラシ洗浄具5をそれぞれ端
末装置に支持させるアーム、41,43はアーム40,
42に対しスプレー銃4またはブラシ洗浄具5が支持さ
れているか否かを検出するマイクロスイッチである。ア
ーム40,42はスプレー銃4およびブラシ洗浄具5の
支持荷重に応じ所定角度だけ回動可能に形成され、マイ
クロスイッチ41,43はこのアームの回動を検出す
る。
【0033】端末制御部311には、洗車料金の投入,
作業メニュー(前記Aコース〜Gコースのいずれか)の
選択および洗車開始入力をはじめとする洗車入力を受け
付ける操作部38と、作業者に対し音声案内をする音声
報知部39とが接続されている。操作部38で洗車入力
を受け付けると、端末制御部311ではマイクロスイッ
チ41,43の状態を確認してから受け付けた前記作業
メニューを含む洗車要求データを制御部30へ出力し、
これに基づき本体装置1では洗車動作を行う。洗車が始
まると制御部30から端末制御部311へ制御信号が出
力され、端末制御部311ではこの制御信号に応じて三
方電磁弁32,35および電磁弁37を制御する。音声
報知部39は、洗車動作に伴い所定のタイミングで音声
案内を発生させ、作業者が正しく作業できるよう支援す
る。
【0034】図3は上記実施例における洗浄動作の一例
を示すタイムチャート図で、この図を用いて実施例の動
作を説明する。ここでは前記Eコースのように「スプレ
ー洗浄〜ブラシ洗浄〜スプレー洗浄」の順でシーケンス
が設定された洗車動作を例としている。
【0035】洗車料金の投入および作業メニューの選
択をはじめとする洗車入力があると、音声報知部39よ
り「スプレー銃を持ち開始入力してください」(報知
a)と音声報知し、これに対し操作部38において開始
入力があれば、音声報知部39より「洗車が始まります
/スプレー銃を車に向けてください。」(報知b)と音
声報知する。洗車入力があると、電磁弁14が開き一定
時間t1遅れて高圧ポンプ12が駆動されスプレー洗浄
が開始される。遅れ時間t1は、ポンプの駆動に伴う圧
力が電磁弁の開閉に影響を及ぼさないように考慮したも
ので、確実な弁の開閉を可能にしている。このスプレー
洗浄開始に際し、端末装置では開始入力があった時点で
マイクロスイッチ41の状態を確認し、スプレー銃がア
ーム40から外されていれば洗浄開始準備状態にあると
判断して本体装置へ洗車要求データを出力するが、スプ
レー銃4が外されていない場合は音声報知部39より
「スプレー銃を持ってから再度開始入力してください」
と音声報知して、スプレー銃4が外されるまで待機状態
となる。
【0036】こうしてスプレー洗浄が行われ実行時間
がプログラムされた所定時間に近づくと音声報知部39
より「スプレーが停止します」(報知c)と音声報知
し、所定時間に達すると電磁弁18が開弁され、スプレ
ーの吐出圧が低下されスプレー洗浄を終了する。電磁弁
18の開弁と同時に電磁弁20が開弁され、送水管路3
1側へタンク10の洗剤液を希釈した洗剤水が送られ、
所定の短時間(5〜10秒)の後に高圧ポンプ12が停
止され電磁弁14が閉じられて、スプレー銃4からのス
プレーが停止する。スプレー洗浄の停止時に電磁弁18
を開くのは、高圧スプレー状態からいきなりポンプ12
を停止するとスプレー銃4に強い反動が生じるため、ま
ず電磁弁18を開き吐出圧を低下させてからポンプ12
を止めるようにし、スプレー銃の操作性を向上させる目
的がある。また、電磁弁18と共に電磁弁20を開き、
次のブラシ洗浄工程に備えて送水管路31へ洗剤水を送
り出しておくことにより、ブラシ洗浄工程の開始と同時
にブラシ洗浄具5より洗剤水が吐出されることになる。
【0037】スプレー洗浄が終了すると、音声報知部
39より「ブラシ洗浄具に持ち変えてください」(報知
d)と音声報知し、この後更に「開始入力してくださ
い」(報知e)と音声出力する。この報知eと同時期に
三方電磁弁32をブラシ洗浄具5側の管路34を開くよ
うに切り換えておき、開始入力があると、まずマイクロ
スイッチ42の状態を確認し、ブラシ洗浄具5がアーム
42より外されていれば電磁弁14,37を開き、報知
部39からは「ブラシ洗浄具より洗剤が出ます」(報知
e)と報知し、前記遅れ時間t1後にポンプ12を駆動
する。なお、マイクロスイッチ42でブラシ洗浄具5が
外されていないと検知されれば、「ブラシ洗浄具を持っ
てから再度開始入力してください」と報知し洗浄具が外
されるのを待つ。ポンプ12が駆動されると、ステップ
で電磁弁18,20が開かれているため、送水管路3
1に洗剤水が低圧で送られ管路34へもたらされる。管
路34では、三方電磁弁報35が通常は排水管路36側
へ開かれているので、エアー管路27からのエアーが導
入され起泡された洗剤水が排水管路36へ排出される。
所定の待機時間t2が経過すると、三方電磁弁35が切
り換えられて起泡洗剤水がブラシ洗浄具5側へ送られ、
ブラシ洗浄が開始される。ここで、開始当初の短時間の
間は起泡洗剤が排水管路34へ排出されるため、洗剤濃
度やエアーの混合が安定しないまま洗浄具5より吐出さ
れ、エアー圧で洗剤が飛散したり洗剤がボタボタと垂れ
落ちて作業者の着衣を濡らす等の不都合がなく、ある程
度安定状態になってから洗浄具5側へ送られることとな
り、スムーズにブラシ洗浄へ移行することができる。
【0038】こうしてブラシ洗浄が行われ実行時間が
プログラムされた所定時間に近づくと音声報知部39よ
り「ブラシ洗浄が終了します」(報知f)と音声報知
し、所定時間に達するとポンプ12が停止されブラシ洗
浄が終了する。この終了と同時に、低圧ポンプ24が駆
動され電磁弁25が開弁され管路のクリーニングが行わ
れる。端末では三方電磁弁35が排水管路36側へ切り
換えられ電磁弁37が閉じられるため、低圧ポンプ24
からの水は各管路に残留した洗剤水を押し流して排水管
路4へ排出される。この管路クリーニング中、凍結防止
管路23では、まず電磁弁25だけが開かれ液剤管路1
9を経由して帰還管路17へ低圧水を送ることにより液
剤管路19のクリーニングを行い、遅れて電磁弁26を
開いて低圧水の多くを直接送水管路31へ送るように操
作される。管路クリーニング開始後遅れ時間t1をおい
て電磁弁14が閉じられ、更に帰還管路17のクリーニ
ングが済んだと思われるタイミングで電磁弁18が閉じ
られる。
【0039】この後所定のクリーニング時間t3(約
30秒)が経過すると、ポンプ24が停止され電磁弁2
5,26が閉じられ、同時に三方電磁弁32を切り換え
てスプレー銃4側の管路を開く。この間に報知部39で
は「スプレー銃に持ち変えてください」(報知g)と報
知し、更に管路クリーニングが終わると「スプレー銃を
持ち開始入力してください」(報知a)と報知する。こ
の後、開始入力があれば、やはりマイクロスイッチ41
の状態をチェックしスプレー銃4が外されていることを
確認し、音声報知部39より「洗車が始まります/スプ
レー銃を車に向けてください」(報知b)と音声報知す
ると共に、電磁弁14が開き遅れ時間t1後に高圧ポン
プ12が駆動されスプレー洗浄が開始される。
【0040】こうしてスプレー洗浄が行われ実行時間
がプログラムされた所定時間に近づくと音声報知部39
より「スプレーが停止します」(報知c)と音声報知
し、所定時間に達するとポンプ12が停止されスプレー
洗浄を終了する。洗浄終了すると「スプレー銃を元に戻
してください」(報知h)と報知し、これに対しスプレ
ー銃4がアーム40に戻されれば「ありがとうございま
した」と音声出力する。またポンプ停止から遅れ時間t
1後には電磁弁14が閉じ、一連の動作を終了する。
【0041】このように、スプレー洗浄とブラシ洗浄と
の切換に際しては、必ず先行する動作を停止してから次
の動作の開始入力があるまで工程の進行が停止されるか
ら、作業者はそれぞれのペースでスプレー銃4とブラシ
洗浄具5とを持ち変えて準備することができる。また慣
れない作業者に対しても、的確なタイミングで音声によ
る作業指示が与えられるため、迷うことなくスプレー銃
4とブラシ洗浄具5とを持ち変えることができる。な
お、各洗浄動作の開始時には、使用すべきスプレー銃4
もしくはブラシ洗浄具5が外されていることを確認して
洗浄を開始するから、作業者がスプレー銃4やブラシ洗
浄具5を手に持たないうちに洗浄水を吐出させて、付近
の作業者の着衣等を濡らしてしまうといった不都合を防
止している。更に、スプレー洗浄からブラシ洗浄に切り
換える際に、ブラシ洗浄が開始される前から送水管路側
へ洗剤が送出されるようにし、長い送水管路を介して水
と洗剤水とを切り換える場合に生じる管路遅れを解消
し、ブラシ洗浄開始と同時に素早く洗剤水が吐出される
よう配慮している。しかも、ブラシ洗浄開始にあたり、
所定期間だけ初期の起泡洗剤を排出管路へ排出させてか
らブラシ洗浄具へ洗剤を送るから、初期の起泡されない
洗剤水が垂れ落ちる等の不都合を解消できる。
【0042】図4は制御部30におけるプログラム要部
を示すフローチャート図で、この図を用いて洗浄動作中
の時間制御について説明する。なお、図中の括弧付き数
字(1)〜(10)はステップ番号を示し、以下の説明
との対比に使用する。
【0043】端末において洗車入力を受け付け開始入力
があると、端末で受け付けた作業メニューに応じタイマ
T1へ最初の工程の時間をセットし、タイマ2へはその
作業メニュー中に認められている所定の停止時間をセッ
トして、洗浄を開始する(1)。洗浄作業中、タイマT
1を減算カウントし(2)、最初の工程の時間が経過し
T1=0となると(3)、洗浄動作がこれで終了となる
のか否かを確認し(4)、終了でなく次の実行すべき作
業工程があると認められれば、実行中の工程を停止し次
の工程へ切り換えるべく処理をし(5)、次の工程の時
間をタイマT1へセットする(6)。
【0044】ここで、端末において開始入力があったか
否かを確認し(7)、開始入力がなければタイマT2を
減算カウントし(9)、開始入力があればステップ
(2)へ移行しタイマT1を減算カウントする。タイマ
T2の減算カウントに伴い所定の停止時間が経過しT2
=0となると(8)、開始入力の有無すなわち洗浄動作
中か停止中かにかかわらずステップ(2)においてタイ
マT1が減算される。
【0045】こうして洗浄作業が進行しステップ(4)
において一連の作業が終了したと判断されれば、洗浄作
業終了の処理をし(10)、処理を終了する。
【0046】このように、工程の切り換えに際し、所定
の停止時間T2の間だけ作業時間T1をカウントするこ
となく作業を停止させることができるので、スプレー銃
4とブラシ洗浄具5との持ち変えに時間を要しても作業
時間が短縮されてしまうことがない。また、所定の停止
時間T2を越えて作業が中断された場合には、停止中で
あっても作業時間T1をカウントするものとし、必要以
上に作業が中断されて端末および端末の洗車エリアを長
時間にわたり占拠されるのを防止し、装置の有効利用が
はかれるようにしている。
【0047】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々
の実施態様が考えられる。実施例としてコイン洗車場向
けの装置に適用した例を示したが、例えば、本体装置に
1組のスプレー銃とブラシ洗浄具を備えた汎用の洗浄装
置にも適用可能であることは自明である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、スプレー銃とブラシ洗浄具との持ち変えが容易で、
慣れない作業者にとっても安全で扱い易いスプレー洗浄
装置が得られる。また、ブラシ洗浄具から常に適正な起
泡洗剤が吐出されスムーズなブラシ洗浄を可能にした装
置が得られる。しかも、コイン洗車場装置のように本体
装置から端末装置まで長い配管で洗浄水が送られるよう
な場合にも、端末装置において洗剤水を起泡させるの
で、迅速な起泡洗剤の吐出ができ、また端末装置に洗剤
を起泡させる配管等を追加するだけで既存の高圧スプレ
ー専用の装置にも実施が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の構成説明図である。
【図2】実施例要部の構成説明図である。
【図3】実施例の一動作例を示すタイムチャート図であ
る。
【図4】実施例のプログラム要部を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 本体装置 21〜23 端末装置 31〜33 送水管路 4 スプレー銃 5 ブラシ洗浄具 6 洗浄ブラシ 7 給水管路 8 水タンク 9 洗剤水タンク 10 洗剤原液タンク 11 ワックスタンク 12 高圧ポンプ 13 水管路 14,16,18,20,21,25,26,37 電
磁弁 15 洗剤水管路 17 帰還管路 19 液剤管路 23 凍結防止管路 24 低圧ポンプ 27 エアー管路 28 空圧源 29 データ伝送ライン 30 制御部 311〜313 端末制御部 32,35 三方電磁弁 33 第1の分岐管路 34 第2の分岐管路 36 排水管路 38 操作部 39 音声出力部 40,42 支持手段たるアーム 41,43 検出手段たるマイクロスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水または洗剤水(以下洗浄水という)を
    高圧吐出させるスプレー銃と、先端に洗浄ブラシを備え
    洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具とを備え、高圧の
    スプレー洗浄と前記洗浄ブラシを用いたブラシ洗浄とを
    所定のシーケンス内で切り換えて実行可能としたスプレ
    ー洗浄装置において、 洗浄の開始入力を行う手段と、前記スプレー銃とブラシ
    洗浄具との持ち換えを促す報知手段と、前記開始入力手
    段からの信号に応じて前記シーケンスを実行しスプレー
    洗浄とブラシ洗浄とを切換制御する手段とを備え、該制
    御手段では、スプレー洗浄とブラシ洗浄との切換に際
    し、先行する洗浄動作を停止し前記報知手段において持
    ち換えを促す報知をした後に、前記開始入力手段への入
    力があれば次の洗浄動作を開始するよう制御することを
    特徴としたスプレー洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスプレー洗浄装置におい
    て、スプレー洗浄およびブラシ洗浄の各工程の実行時間
    をカウントする手段と、前記シーケンスの実行中に洗浄
    動作が停止されている時間をカウントする手段とを備
    え、前記制御手段は、前記実行時間カウント手段で与え
    る時間データに基づいて、スプレー洗浄とブラシ洗浄と
    を切り換えるタイミングおよびシーケンス終了のタイミ
    ングを検知するものとし、前記停止時間カウント手段で
    与える時間データが所定時間に達するまでは、洗浄動作
    停止中における実行時間カウント手段のカウントを停止
    させ、停止時間が所定時間に達した後は洗浄動作停止中
    も実行時間カウント手段のカウントを継続させるように
    制御することを特徴としたスプレー洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスプレー洗浄装置におい
    て、前記スプレー銃およびブラシ洗浄具をそれぞれ支持
    する手段と、該支持手段にスプレー銃またはブラシ洗浄
    具が支持されているか否かを検出する手段とを備え、前
    記制御手段では、前記開始入力手段からの信号と前記検
    出手段からの信号に応じて前記シーケンスを実行しスプ
    レー洗浄とブラシ洗浄とを切換制御することを特徴とし
    たスプレー洗浄装置。
  4. 【請求項4】 水または洗剤水(以下洗浄水という)を
    高圧吐出させるスプレー銃と、先端に洗浄ブラシを備え
    洗浄水を低圧吐出させるブラシ洗浄具とを備え、高圧の
    スプレー洗浄と前記洗浄ブラシを用いたブラシ洗浄とを
    所定のシーケンス内で切り換えて実行可能としたスプレ
    ー洗浄装置において、 前記ブラシ洗浄具へ洗浄水を送る管路へエアーを導入し
    て洗浄水を起泡させるエアー管路と、前記洗浄水管路か
    ら分岐し洗浄水をブラシ洗浄具以外の排水口へ送る排水
    管路と、前記洗浄水管路の洗浄水をブラシ洗浄具へ送る
    か排水管路へ送るかいずれかに切り換える管路切換手段
    と、前記シーケンスに従ってスプレー洗浄からブラシ洗
    浄へ切り換える際には、前記洗浄水管路へ洗浄水を送る
    と共にエアー管路を開き、所定の期間だけ排水管路側へ
    初期の起泡洗剤を排出させてからブラシ洗浄具へ起泡洗
    剤を送るよう制御する手段とを備えることを特徴とした
    スプレー洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または4いずれかに記載のスプ
    レー洗浄装置において、前記制御手段ではブラシ洗浄の
    終了後の所定時間だけブラシ洗浄具へすすぎ水を送るよ
    う制御することを特徴としたスプレー洗浄装置。
  6. 【請求項6】 送水管路へ水または洗剤水(以下洗浄水
    という)を切り換えて圧送する本体装置と、該本体装置
    と送水管路を介して接続し、洗浄水を高圧吐出させるス
    プレー銃と、先端に洗浄ブラシを備え洗浄水を低圧吐出
    させるブラシ洗浄具とを、それぞれ設けた複数の端末装
    置とからなり、各端末装置で高圧のスプレー洗浄と前記
    洗浄ブラシを用いたブラシ洗浄とを所定のシーケンス内
    で切り換えて実行可能としたスプレー洗浄装置におい
    て、 前記端末装置には、前記送水管路を分岐させスプレー銃
    とブラシ洗浄具のそれぞれへ接続する分岐管路と、該分
    岐管路のうちブラシ洗浄具へ至る管路へ接続しエアーを
    導入して洗浄水を起泡させるエアー管路とを備え、前記
    分岐管路およびエアー管路は前記シーケンスに従って開
    閉制御されることを特徴としたスプレー洗浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のスプレー洗浄装置におい
    て、本体装置ではブラシ洗浄の終了後の所定時間だけ送
    水管路を介してブラシ洗浄具へすすぎ水を送ることを特
    徴としたスプレー洗浄装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のスプレー洗浄装置におい
    て、前記分岐管路のうちブラシ洗浄具へ至る管路を分岐
    し送水管路からの洗浄水をブラシ洗浄具以外の排水口へ
    送る排水管路と、前記送水管路の洗浄水をブラシ洗浄具
    へ送るか排水管路へ送るかいずれかに切り換える管路切
    換手段と、前記シーケンスに従ってスプレー洗浄からブ
    ラシ洗浄へ切り換える際に、ブラシ洗浄具側の分岐管路
    およびエアー管路を開く一方で、所定の期間だけ前記排
    水管路側へ初期の起泡洗剤を排出させてからブラシ洗浄
    具へ起泡洗剤を送るよう制御する手段とを備えたことを
    特徴とするスプレー洗浄装置。
  9. 【請求項9】 請求項5または7いずれかに記載のスプ
    レー洗浄装置において、スプレー銃へ凍結防止用の水を
    送る凍結防止管路を備え、前記すすぎ水はこの凍結防止
    管路より供給することを特徴としたスプレー洗浄装置。
JP28791695A 1995-10-09 1995-10-09 スプレー洗浄装置 Pending JPH09104325A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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