JP6269402B2 - 洗車機 - Google Patents

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Description

本発明は、被洗浄車両を洗浄する回転ブラシを備えた洗車機に関する。
給油所等に設置される従来の洗車機は特許文献1に開示される。洗車機は搬送装置及び洗車機本体を備えている。搬送装置はプッシュローラ式のコンベアにより形成され、被洗浄車両を搬送する。洗車機本体はスタンド部、天井部、移動体及びサイドブラシ(回転ブラシ)を有している。
スタンド部は左右に対向して設けられ、天井部はスタンド部の上端を連結する。これにより、洗車機本体は門型に形成され、被洗浄車両を跨いで地面に固定されている。
移動体は洗車機本体の上部に設けられ、洗車機本体の入口近傍から出口近傍まで前後方向に移動する。サイドブラシは移動体の下部に左右一対で設けられ、移動体に対して左右方向に移動可能に取り付けられる。これにより、サイドブラシは左右方向及び前後方向に移動することができる。
被洗浄車両はギアをニュートラルにして所定の位置に停止する。搬送装置により被洗浄車両が搬送されて被洗浄車両の洗車が開始されると、移動体は搬送方向に移動するとともにサイドブラシが接近した状態から左右方向に離れる方向に移動しながら被洗浄車両の前面を洗浄する。
各サイドブラシが被洗浄車両の略車幅まで離れると、サイドブラシの左右方向の移動は停止する。その後、サイドブラシは略車幅の停止位置を保つことにより被洗浄車両の側面全体が洗浄される。
サイドブラシが被洗浄車両の後面の位置に配されると、サイドブラシが互いに離れた状態から接近する状態に移動することにより、被洗浄車両の後面が洗浄される。
被洗浄車両の後面の洗浄が終了すると、次の被洗浄車両の洗浄が開始される。
特開平8−11683号公報 特開2003−104176号公報
被洗浄車両の前面を洗浄する際、異常停止や一時停止を行うと移動体及び搬送装置が停止する。しかしながら、上記従来の洗車機によると、被洗浄車両のギアがニュートラルのため、駄走で被洗浄車両がサイドブラシを強く押圧する。これにより、被洗浄車両が傷ついたり、サイドブラシが破損することがあるという問題があった。
本発明は、被洗浄車及び回転ブラシの破損を防止できる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、搬送装置により被洗浄車両を洗車機本体の入口から出口に向かって搬送して被洗浄車両を洗浄する洗車機において、前記洗車機本体が被洗浄車両の前後面を洗浄する際に被洗浄車両とともに前後方向に移動する回転ブラシを備え、前記回転ブラシが被洗浄車両の前面を洗浄中に前記搬送装置が一時停止した際に前記回転ブラシが被洗浄車両の前方に所定距離移動して退避することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記搬送装置が被洗浄車両の搬送を再開すると、前記回転ブラシは退避した位置で待機し、被洗浄車両の前面が前記回転ブラシによる洗浄される位置に配置された際に前記回転ブラシの前進が再開されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記回転ブラシの傾きを検知する傾斜検知センサを設け、前記回転ブラシの傾きが所定値を超えた際に前記回転ブラシの前進が再開されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記回転ブラシが前後方向及び左右方向に移動する左右一対のサイドブラシであることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗車機本体が前記サイドブラシを設けた側面洗浄装置と、上下方向に移動するトップブラシを設けた上面洗浄装置とを備えるとともに、前記側面洗浄装置及び前記上面洗浄装置によって異なる被洗浄車両が同時に洗浄され、前記トップブラシにより被洗浄車両の運転席の略垂直な後壁を洗浄する際に前記搬送装置が一時停止されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、人体を検出する人体センサを備え、前記人体センサが人体検出した際に前記搬送装置が一時停止することを特徴とする。
本発明によると、洗車機本体が被洗浄車両の前後面を洗浄する際に被洗浄車両とともに前後方向に移動する回転ブラシを備え、回転ブラシが被洗浄車両の前面を洗浄中に搬送装置が一時停止した際に回転ブラシが被洗浄車両の前方に所定距離移動して退避する。これにより、被洗浄車両が回転ブラシを強く押圧することを回避して回転ブラシ及び被洗浄車両の破損を防止することができる。
本発明の第1実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機の側面洗浄装置を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機の移動体を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機の移動体を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機のサイドブラシの洗車の状態を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機のサイドブラシの洗車の状態を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機のサイドブラシの一時停止状態を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機のサイドブラシの一時停止状態を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機のトップブラシの洗車の状態を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機のサイドブラシの洗車の状態を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機のサイドブラシの洗車の状態を示す上面図 本発明の第2実施形態の洗車機を示す側面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態の洗車機WAを示す側面図である。洗車機WAは地面Gに敷設して被洗浄車両CA(図3参照)を前方の搬送方向Dに搬送する搬送装置60を備えている。また、洗車機WAは洗車機本体1を有し、洗車機本体1は搬送方向Dに向かって順に配置される検知装置(上面洗浄装置)150、側面洗浄装置2及び乾燥装置100を備えている。
洗車機本体1の前方にはリモートパネル170が設置されている。リモートパネル170は被洗浄車両CA(図3参照)の搬送前の進入経路S上に配され、洗車条件の設定を行う。リモートパネル170には複数のボタンが設けられており、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等の液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、フロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパー有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定も行うことができる。
上面洗浄装置150は被洗浄車両CAを跨ぐように門型に形成され、車両検知センサ155、車両検知センサ156、人体センサ158、タンク収納部157、分配配管部151及びトップブラシ161を有している。車両検知センサ155は上面洗浄装置150の上部に配され、車両検知センサ156は上面洗浄装置150の両側部に配される。これらのセンサは上面洗浄装置150に進入する被洗浄車両CAの外面形状を検知する。人体センサ158は上面洗浄装置150の後面に設けられ、上面洗浄装置150と側面洗浄装置2とを横切るユーザを検出する。これらのセンサは光電センサや超音波センサ等から形成されている。
タンク収納部157は洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納する。分配配管部151はタンク収納部157の上方に設けられ、市水及び各貯液タンクからの液剤を分配する。分配配管部151には浄水ノズル、洗剤ノズル、ワックスノズル(不図示)がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して接続される。
浄水ノズルは被洗浄車両CAに対して市水を噴射し、洗剤ノズルはシャンプーなどの洗浄液を噴射し、ワックスノズルは被洗浄車両CAに対してワックスを噴射する。
トップブラシ161は上面洗浄装置150の出口側に設けられている。トップブラシ161は上下に移動し、洗浄用の駆動モータ(不図示)によって被洗浄車両CAの上面に沿って被洗浄車両CAの上面を洗浄する。
側面洗浄装置2はサイドブラシ5を有している。サイドブラシ5は詳細を後述するように被洗浄車両CAの前後面及び両側面を洗浄する。
乾燥装置100は被洗浄車両CAを跨ぐように門型に形成され、気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア101が設けられる。ブロア101にはトップ送風ノズル102及びサイド送風ノズル103が接続される。トップ送風ノズル102は中央上部に設けられ、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。サイド送風ノズル103は両側部に設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。これにより、トップ送風ノズル102及びサイド送風ノズル103の送風によって洗浄後の被洗浄車両CAを乾燥させることができる。
被洗浄車両CAは搬送装置60の搬送により上面洗浄装置150、側面洗浄装置2及び乾燥装置100を順に通過する。この時、一の被洗浄車両CAが上面洗浄装置150から退出すると後続の被洗浄車両CAが上面洗浄装置150に進入する。これにより、上面洗浄装置150、側面洗浄装置2及び乾燥装置100においてそれぞれ異なる被洗浄車両CAの洗浄及び乾燥が同時に行われる。
図2は側面洗浄装置2の正面図を示している。側面洗浄装置2は左右の対向するスタンド部3と、スタンド部3の上端を連結する天井部4とを有して門型に形成される。側面洗浄装置2は浄水ノズル、洗剤ノズル、ワックスノズル(いずれも不図示)、案内部31、移動体30、サイドブラシ5及び傾斜検知センサ17を有している。
浄水ノズルは分配配管部151(図1参照)に接続され、浄水ノズルから被洗浄車両CAに対して市水を噴射する。また、洗剤ノズルからは洗剤が噴射され、ワックスノズルからワックスや撥水剤が噴射される。
案内部31は左右一対に設けられ、前後方向に延びて形成されている。案内部31上には移動体30が設けられる。移動体30は駆動モータの駆動により案内部31の案内によって前後方向に移動することができる。
移動体30には左右方向に延びるレール32が設けられている。レール32には左右一対のサイドブラシ5が吊り下げられている。それぞれのサイドブラシ5は駆動モータ(不図示)の駆動によりレール32の案内によって左右方向に移動することができる。これにより、サイドブラシ5は被洗浄車両CAの前後面及び両側面を洗浄することができる。
傾斜検知センサ17はサイドブラシ5の上部に設けられ、サイドブラシ5の上下に延びる回転軸5a(図10参照)が傾斜しているか否かを検知する。
搬送装置60はリモートパネル170と上面洗浄装置150との間から乾燥装置100の後方まで前後方向に延びて形成され、両スタンド部3間の地面Gに左右方向の一方に偏って敷設される。
図3、図4は搬送装置60の側面断面図及び上面図を示している。搬送装置60は地面Gを掘下げた前後方向に延びる溝部61内に、駆動モータ62により周回する連結部材64が配される。溝部61の上面は地面Gと同一面のカバーにより覆われる。連結部材64には所定の間隔で搬送ローラー63が設けられる。搬送ローラー63はカバーに開口する前後に延びる開口部61aから突出し、左右方向に延びて形成される。
搬送装置60上に前輪CA1を乗り上げた被洗浄車両CAはギアをニュートラル状態にして停止される。駆動モータ62が駆動されると、前輪CA1が搬送ローラー63により前方に押圧される。これにより、被洗浄車両CAが搬送方向Dに搬送される。
上記構成の洗車機WAにおいて、被洗浄車両CAはリモートパネル170の面前の所定の停車位置で停止し、ユーザは被洗浄車両CAから所望の洗車条件の設定を行う。そして、被洗浄車両CAは上面洗浄装置150の入口側から搬送装置60上に乗り上げる。その後、ユーザは被洗浄車両CAのギアをニュートラルにして降車する。なお、本発明の洗車機WAでは連続して複数の被洗浄車両CAを同時に洗車する連続洗車型を想定している。
搬送装置60上に被洗浄車両CA(図4参照)が乗り上げたことを検知すると、被洗浄車両CAは搬送装置60によって搬送方向D(図1参照)に一定の速度(本実施形態では8m/分)で搬送される。被洗浄車両CAが上面洗浄装置150に進入すると、上面洗浄装置150は洗車設定に応じて被洗浄車両CAに対してそれぞれのノズルから市水、洗剤及びワックスを噴射する。
被洗浄車両CAがトップブラシ161の下方に搬送されると、トップブラシ161による洗浄が開始される。そして、トップブラシ161が被洗浄車両CAの上面に沿って移動し、被洗浄車両CAの上面を洗浄する。
図5、図6はサイドブラシ5による被洗浄車両CAの洗車の状態を示す上面図である。搬送装置60によって被洗浄車両CAは一定の速度で側面洗浄装置2の入口15から出口16に向って前方に搬送されている。被洗浄車両CAが側面洗浄装置2に進入すると、側面洗浄装置2は洗車設定に応じて被洗浄車両CAに対してそれぞれのノズルから市水、洗剤及びワックスを噴射する。
図5に示すように、被洗浄車両CAが側面洗浄装置2の前後方向の略中央部まで搬送されるとき、移動体30は案内部31の略中央部に配されている。この時、サイドブラシ5は互いに接近した状態に配され、この状態から被洗浄車両CAの前面の洗浄を開始する。
次に図6に示すように、移動体30は搬送方向Dに被洗浄車両CAと同じ速度(8m/分)で移動する。この時、サイドブラシ5は左右方向に互いに離れる方向に移動することで、被洗浄車両CAの前面全体を洗浄する。
この時、人体センサ158が人体を検出する場合や図9に示すように後続の被洗浄車両CAの形状によっては搬送装置60が一時停止する。
図9はトップブラシ161により後続の被洗浄車両CAの運転席の後壁CA2の洗浄状態を示す側面図である。トップブラシ161は上下方向の移動しかできないため、軽トラックなどの被洗浄車両CAの略垂直に形成される後壁CA2の洗浄時には搬送装置60が一時停止される。なお、手動により搬送装置60が一時停止される場合もある。
図7、図8は被洗浄車両CAの洗車を一時停止した状態を示す上面図、側面図である。サイドブラシ5が被洗浄車両CAの前面を洗浄中に搬送装置60が一時停止した際にサイドブラシ5は回転を停止するとともに被洗浄車両CAの前方に200mm離れた位置に退避する。この時、被洗浄車両CAはギアをニュートラルにしているため、搬送ローラー63から前輪CA1が離れて所定距離S2だけ搬送方向Dに駄走する。しかしながら、サイドブラシ5が前方に退避されているため、被洗浄車両CAが停止した位置では被洗浄車両CAとサイドブラシ5とが所定距離S1だけ離れている。これにより、被洗浄車両CAがサイドブラシ5を強く押圧することを回避できる。
サイドブラシ5は前方で待機した状態で一時停止が解除されると、搬送装置60が被洗浄車両CAの搬送を再開する。搬送ローラー63が退避距離(200mm)だけ周回すると、サイドブラシ5と被洗浄車両CAとが被洗浄車両CAの前面がサイドブラシ5による洗浄される位置に配置されたと判断され、サイドブラシ5の回転及び搬送方向Dの移動が再開する。
図10はサイドブラシ5により被洗浄車両CAの前面を洗浄する状態を示す側面図である。被洗浄車両CAの前面とサイドブラシ5とが接触すると、サイドブラシ5は移動体30に吊り下げられているためにサイドブラシ5の回転軸5aは所定角度θだけ傾斜する。このため、傾斜検知センサ17が所定値を超えた角度θを検出した際に、サイドブラシ5の回転および搬送方向Dの移動を再開してもよい。
図11は被洗浄車両CAの側面の洗浄時の状態を示す上面図である。被洗浄車両CAの前面の終了が終わると、移動体30が搬送方向Dと反対の方向に移動してサイドブラシ5は被洗浄車両CAの側面の洗浄を開始する。そして、サイドブラシ5により被洗浄車両CAの側面全体を洗浄することができる。その後、移動体30が搬送方向Dに移動し、サイドブラシ5が近接するように移動することにより、被洗浄車両CAの後面の洗浄を行う。サイドブラシ5が被洗浄車両CAの後面の洗浄を終えた際には移動体30は洗浄開始時と同じように案内部31の略中央部に配されている。
その後、被洗浄車両CAは乾燥装置100に搬送され、トップ送風ノズル102及びサイド送風ノズル103から空気が送出されて、被洗浄車両CAの乾燥が行われ洗車が終了する。また、被洗浄車両CAの洗車に続き、後続の被洗浄車両CAが連続して行われる。
また、サイドブラシ5が被洗浄車両CAの後面を洗浄中に一時停止が解除されると、サイドブラシ5と搬送装置60とが同じ速度で搬送方向Dに移動する。これにより、搬送ローラー63が前輪CA1に当接して搬送が再開され、サイドブラシ5と被洗浄車両CAとが洗浄可能な距離に保たれて洗浄が再開される。この時、傾斜検知センサ17に基づいてサイドブラシ5と被洗浄車両CAとが接触していることを検出してもよい。
本実施形態によると、洗車機本体1が被洗浄車両CAの前後面を洗浄する際に被洗浄車両CAとともに前後方向に移動するサイドブラシ5を備え、サイドブラシ5が被洗浄車両CAの前面を洗浄中に搬送装置60が一時停止した際にサイドブラシ5が被洗浄車両CAの前方に所定距離移動して退避する。これにより、サイドブラシ5が被洗浄車両CAを押圧することなく、サイドブラシ5及び被洗浄車両CAの破損を防止することができる。また、被洗浄車両CAが搬送装置60により移動しながら前面を洗浄されるため、上面洗浄装置150や乾燥装置100に配される被洗浄車両CAの搬送が停止されない。このため、洗車機WAの洗車時間を短縮することができる。
また、搬送装置60が被洗浄車両CAの搬送を再開すると、サイドブラシ5は退避した位置で待機し、被洗浄車両CAの前面がサイドブラシ5による洗浄される位置に配置された際にサイドブラシ5の前進が再開される。このため、サイドブラシ5の移動制御を簡単に行うことができる。
サイドブラシ5の傾きを検知する傾斜検知センサ17を設け、サイドブラシ5の傾きが所定値を超えた際にサイドブラシ5の前進が再開されるため、確実にサイドブラシ5による洗浄を行うことができる。
また、人体を検出する人体センサ158の検出結果に応じて搬送装置60が一時停止するため、事故を未然に防ぐ洗車機WAを提供することができる。
(第2実施形態)
図11は第2実施形態の洗車機WAの洗車機本体1を示す側面図である。説明の便宜上、前述の図1〜11を示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では洗車機本体1は上面洗浄装置150、側面洗浄装置2及び乾燥装置100が一体に形成される。これにより、洗車機WAを小型化することができる。また、トップブラシ161及びサイドブラシ5の構成が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
トップブラシ161は移動体30に取り付けられている。移動体30が前後方向に移動することにより、トップブラシ161は前後及び上下方向に移動して洗浄することができる。サイドブラシ5は洗車機本体1に取り付けられ、左右方向に移動することができる。
上記構成の洗車機WAにおいて、被洗浄車両CAはリモートパネル170の面前の所定の停車位置で停止し、ユーザは被洗浄車両CAから所望の洗車条件の設定を行う。そして、被洗浄車両CAは洗車機本体1の入口15側から搬送装置60上に乗り上げる。
被洗浄車両CAが搬送されると、各ノズルから市水や洗浄液が噴射され、移動体30が前後方向に移動しながらトップブラシ161による被洗浄車両CAの上面及び前後面の洗浄が開始されるとともにサイドブラシ5による側面の洗浄が行われる。この時、トップブラシ161は前後方向に移動できるので図9に示すような軽トラック等の被洗浄車両CAの後壁CA2の洗浄時には搬送装置60を一時停止する必要がない。
トップブラシ161が下降して被洗浄車両CAの前面を洗浄中に搬送装置60が一時停止した際にトップブラシ161は被洗浄車両CAの前方に退避する。この時、被洗浄車両CAが駄走しても、トップブラシ161は前方に退避されているため、被洗浄車両CAとトップブラシ161との接触を回避できる。
搬送装置60の一時停止が解除されると、トップブラシ161及びサイドブラシ5による洗浄が再開される。その後、トップ送風ノズル102及びサイド送風ノズル103により被洗浄車両CAの乾燥が行われる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に搬送装置60の一時停止時にトップブラシ161及び被洗浄車両CAの損傷を防止することができる。また、洗車機本体1が第1実施形態の上面洗浄装置150、側面洗浄装置2及び乾燥装置100が一体となって構成されているため、洗車機WAを小型化することができる。
また、本実施形態において、第1実施形態と同様に移動体30にサイドブラシ5を取り付けてサイドブラシ5が前後方向に移動する構成でもよい。
本発明によると、回転ブラシを備えた洗車機に利用することができる。
1 洗車機本体
2 側面洗浄装置
3 スタンド部
4 天井部
5 サイドブラシ
5a 回転軸
7A リモートパネル
11 浄水ノズル
12 浄水ノズル
15 入口
16 出口
17 傾斜検知センサ
30 移動体
31 案内部
32 レール
60 搬送装置
61 溝部
61a 開口部
62 駆動モータ
63 搬送ローラー
63a 押圧部
64 連結部材
100 乾燥装置
101 ブロア
102 トップ送風ノズル
103 サイド送風ノズル
150 上面洗浄装置
151 分配配管部
155 車両検知センサ
156 車両検知センサ
157 タンク収納部
158 人体センサ
161 トップブラシ
170 リモートパネル
G 地面
WA 洗車機
CA 被洗浄車両
CA1 前輪
CA2 後壁
D 搬送方向

Claims (6)

  1. 搬送装置により被洗浄車両を洗車機本体の入口から出口に向かって搬送して被洗浄車両を洗浄する洗車機において、
    前記洗車機本体が被洗浄車両の前後面を洗浄する際に被洗浄車両とともに前後方向に移動する回転ブラシを備え、
    前記回転ブラシが被洗浄車両の前面を洗浄中に前記搬送装置が一時停止した際に前記回転ブラシが被洗浄車両の前方に所定距離移動して退避し、前記搬送装置の一時停止により駄走して停止した被洗浄車両と前記回転ブラシとが離れていることを特徴とする洗車機。
  2. 前記搬送装置が被洗浄車両の搬送を再開すると、前記回転ブラシは退避した位置で待機し、被洗浄車両の前面が前記回転ブラシによる洗浄される位置に配置された際に前記回転ブラシの前進が再開されることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記回転ブラシの傾きを検知する傾斜検知センサを設け、前記回転ブラシの傾きが所定値を超えた際に前記回転ブラシの前進が再開されることを特徴とする請求項2に記載の洗車機。
  4. 前記回転ブラシが前後方向及び左右方向に移動する左右一対のサイドブラシであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗車機。
  5. 前記洗車機本体が前記サイドブラシを設けた側面洗浄装置と、上下方向に移動するトップブラシを設けた上面洗浄装置とを備えるとともに、前記側面洗浄装置及び前記上面洗浄装置によって異なる被洗浄車両が同時に洗浄され、前記トップブラシにより被洗浄車両の運転席の略垂直な後壁を洗浄する際に前記搬送装置が一時停止されることを特徴とする請求項4に記載の洗車機。
  6. 人体を検出する人体センサを備え、前記人体センサが人体検出した際に前記搬送装置が一時停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗車機。
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