JPH101033A - 洗車装置 - Google Patents
洗車装置Info
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- JPH101033A JPH101033A JP7051597A JP7051597A JPH101033A JP H101033 A JPH101033 A JP H101033A JP 7051597 A JP7051597 A JP 7051597A JP 7051597 A JP7051597 A JP 7051597A JP H101033 A JPH101033 A JP H101033A
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンベアに沿って液剤放出ノズル、洗浄ブラ
シおよびブロワノズル等を配置し、自動車が移動するに
伴って同車体を自動洗浄するタイプの洗車装置におい
て、設置する現場で複雑で手間のかかる配線作業をする
必要がない装置を得る。 【構成】 複数のユニットに分割可能とし、前記各ユニ
ットには被制御機器を制御するユニット制御手段を備
え、このユニット制御手段は共通のシステムバスを介し
て相互に接続される。システムバスには操作入力の内容
とコンベアの移動距離とが送出され、各ユニット制御手
段では、これに基づいて被制御機器を制御する。
シおよびブロワノズル等を配置し、自動車が移動するに
伴って同車体を自動洗浄するタイプの洗車装置におい
て、設置する現場で複雑で手間のかかる配線作業をする
必要がない装置を得る。 【構成】 複数のユニットに分割可能とし、前記各ユニ
ットには被制御機器を制御するユニット制御手段を備
え、このユニット制御手段は共通のシステムバスを介し
て相互に接続される。システムバスには操作入力の内容
とコンベアの移動距離とが送出され、各ユニット制御手
段では、これに基づいて被制御機器を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車をコンベヤに
よって搬送し、これに伴い自動車の車体を自動洗浄する
タイプの洗車装置に関する。
よって搬送し、これに伴い自動車の車体を自動洗浄する
タイプの洗車装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のコンベヤ式の装置は、
比較的大型でコンベヤに沿って細長い形状を有し、通常
の輸送手段では自由に移動できないため、例えば特開昭
４９−５１７７５号公報に見られるように、複数のユニ
ットに分割できるよう構成して現地で組み上げるよう構
成された装置が知られている。
比較的大型でコンベヤに沿って細長い形状を有し、通常
の輸送手段では自由に移動できないため、例えば特開昭
４９−５１７７５号公報に見られるように、複数のユニ
ットに分割できるよう構成して現地で組み上げるよう構
成された装置が知られている。
【０００３】ところで、上記のような従来の装置では、
その構造物自体は分割されたユニットを現地で組み上げ
ることによって容易に完成させることができるが、各ユ
ニットを連動させるよう電気的な接続工事を併せて行わ
なければならず、装置完成には複雑でかつ長時間の作業
を要する不便があった。
その構造物自体は分割されたユニットを現地で組み上げ
ることによって容易に完成させることができるが、各ユ
ニットを連動させるよう電気的な接続工事を併せて行わ
なければならず、装置完成には複雑でかつ長時間の作業
を要する不便があった。
【０００４】この点について第１図の従来例を基に説明
する。１は洗車装置本体、２はコンベヤである。洗車装
置本体１は、第１の洗浄ユニットａ、第２の洗浄ユニッ
トｂ、ワックスユニットｃおよび乾燥ユニットｄに分割
できるように構成されている。
する。１は洗車装置本体、２はコンベヤである。洗車装
置本体１は、第１の洗浄ユニットａ、第２の洗浄ユニッ
トｂ、ワックスユニットｃおよび乾燥ユニットｄに分割
できるように構成されている。
【０００５】前記第１の洗浄ユニットａには、清水を放
出するリンスノズル３、洗剤水を放出する洗剤ノズル４
および一対のサイドブラシ５・５が設けられ、前記第２
の洗浄ユニットｂには、一対のロッカーブラシ６・６お
よびトップブラシ７設けられている。前記ワックスユニ
ットｃには、清水を放出するリンスノズル８・９、ワッ
クス水を放出するワックスノズル１０、一対のサイドブ
ラシ１１・１１およびトップブラシ１２が設けられ、前
記乾燥ユニットｄには、ブロワ１３・１３およびブロワ
ノズル１４・１５・１５が設けられている。
出するリンスノズル３、洗剤水を放出する洗剤ノズル４
および一対のサイドブラシ５・５が設けられ、前記第２
の洗浄ユニットｂには、一対のロッカーブラシ６・６お
よびトップブラシ７設けられている。前記ワックスユニ
ットｃには、清水を放出するリンスノズル８・９、ワッ
クス水を放出するワックスノズル１０、一対のサイドブ
ラシ１１・１１およびトップブラシ１２が設けられ、前
記乾燥ユニットｄには、ブロワ１３・１３およびブロワ
ノズル１４・１５・１５が設けられている。
【０００６】各ユニットａ〜ｄには、前記液剤放出ノズ
ル３・４・８・９・１０の各管路を開閉する電磁弁、ブ
ラシやブロワを駆動するモータ、ブラシやブロワノズル
を移動させるエアシリンダ等の作動装置といった各種被
制御機器が備えられ、これらの被制御機器への通電操作
を行うリレーボード１６ａ〜１６ｄが設けられている。
２０は前記コンベヤ２をはじめ各種被制御機器を所定
のシーケンスに従って制御する制御部で、各部への制御
信号をそれぞれ信号線を介して前記リレーボード１６ａ
〜１６ｄへ送信する。
ル３・４・８・９・１０の各管路を開閉する電磁弁、ブ
ラシやブロワを駆動するモータ、ブラシやブロワノズル
を移動させるエアシリンダ等の作動装置といった各種被
制御機器が備えられ、これらの被制御機器への通電操作
を行うリレーボード１６ａ〜１６ｄが設けられている。
２０は前記コンベヤ２をはじめ各種被制御機器を所定
のシーケンスに従って制御する制御部で、各部への制御
信号をそれぞれ信号線を介して前記リレーボード１６ａ
〜１６ｄへ送信する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記構成からなる従来
の装置では、その組立てに際して、各ユニットを結合し
て装置本体１を組み上げた後、前記制御部２０とリレー
ボード１６ａ・１６ｄとを前記被制御機器の数だけ信号
線で接続しなければならず、複雑で手間のかかる作業を
強いられていた。また、リレーボードとの接続に限ら
ず、車体検知装置、近接スイッチ、過負荷検知器等の装
置本体各部に備えられる多数のセンサーとの接続作業も
しなければならず、構造物の組み上げが比較的短時間で
完了したとしても、装置の完成を見るまでには長時間を
要する結果となっていた。
の装置では、その組立てに際して、各ユニットを結合し
て装置本体１を組み上げた後、前記制御部２０とリレー
ボード１６ａ・１６ｄとを前記被制御機器の数だけ信号
線で接続しなければならず、複雑で手間のかかる作業を
強いられていた。また、リレーボードとの接続に限ら
ず、車体検知装置、近接スイッチ、過負荷検知器等の装
置本体各部に備えられる多数のセンサーとの接続作業も
しなければならず、構造物の組み上げが比較的短時間で
完了したとしても、装置の完成を見るまでには長時間を
要する結果となっていた。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動車を移
動させるコンベアと、該コンベアに沿って液剤放出ノズ
ル、洗浄ブラシおよびブロワノズル等を配置した装置本
体とを備え、装置本体内を自動車が移動するに伴って同
車体を自動洗浄するタイプの洗車装置において、前記装
置本体を前記コンベアと略直交する方向に複数のユニッ
トに分割可能とすると共に、前記各ユニットにおける前
記液剤放出ノズル、洗浄ブラシまたはブロワノズルとい
った被制御機器を制御するユニット制御手段をユニット
毎に備え、このユニット制御手段は共通のシステムバス
を介して相互に接続してあり、前記装置本体の入口部に
あって洗車コース指定や車種指定といった操作入力を受
け付ける操作ボードと、コンベアに付設されその駆動に
伴う移動距離を検出する手段とを備えて、前記操作入力
の内容とコンベアの移動距離とが前記システムバスに送
出され、前記各ユニット制御手段では、前記システムバ
スを介して与えられる操作入力の内容とコンベアの移動
距離とに基づいて前記被制御機器を制御する構成とし
て、上記問題点の解決をはかったものである。
動させるコンベアと、該コンベアに沿って液剤放出ノズ
ル、洗浄ブラシおよびブロワノズル等を配置した装置本
体とを備え、装置本体内を自動車が移動するに伴って同
車体を自動洗浄するタイプの洗車装置において、前記装
置本体を前記コンベアと略直交する方向に複数のユニッ
トに分割可能とすると共に、前記各ユニットにおける前
記液剤放出ノズル、洗浄ブラシまたはブロワノズルとい
った被制御機器を制御するユニット制御手段をユニット
毎に備え、このユニット制御手段は共通のシステムバス
を介して相互に接続してあり、前記装置本体の入口部に
あって洗車コース指定や車種指定といった操作入力を受
け付ける操作ボードと、コンベアに付設されその駆動に
伴う移動距離を検出する手段とを備えて、前記操作入力
の内容とコンベアの移動距離とが前記システムバスに送
出され、前記各ユニット制御手段では、前記システムバ
スを介して与えられる操作入力の内容とコンベアの移動
距離とに基づいて前記被制御機器を制御する構成とし
て、上記問題点の解決をはかったものである。
【０００９】なお、前記各ユニット制御手段では被制御
機器への出力内容および接続されるセンサからの入力内
容を前記システムバスへ送出し、この出力内容および入
力内容に基づいて洗車の進み具合および異常発生個所を
報知する洗車モニタを前記システムバスへ接続してある
ことが望ましい。
機器への出力内容および接続されるセンサからの入力内
容を前記システムバスへ送出し、この出力内容および入
力内容に基づいて洗車の進み具合および異常発生個所を
報知する洗車モニタを前記システムバスへ接続してある
ことが望ましい。
【００１０】ここで、システムバスとは、各種データや
制御信号等をシリアル伝送する共通線を意味している。
制御信号等をシリアル伝送する共通線を意味している。
【００１１】
【作用】これにより、コンベアに沿って分割された各ユ
ニットを連結し、各ユニット制御手段をシステムバスで
接続すれば洗車装置全体の制御系が構築される。また、
操作ボードにおける洗車コース指定および車種指定とい
った操作入力の内容および移動距離がシステムバスを介
して各制御手段で共有されるから、操作入力の内容に応
じた洗浄動作を自動車の移動に応じて実行可能となり、
１台の洗車装置として統制のとれたタイミングで制御す
ることができる。
ニットを連結し、各ユニット制御手段をシステムバスで
接続すれば洗車装置全体の制御系が構築される。また、
操作ボードにおける洗車コース指定および車種指定とい
った操作入力の内容および移動距離がシステムバスを介
して各制御手段で共有されるから、操作入力の内容に応
じた洗浄動作を自動車の移動に応じて実行可能となり、
１台の洗車装置として統制のとれたタイミングで制御す
ることができる。
【００１２】
【実施例】以下その実施例を第２図以降の図面を用いて
説明する。第２図は第１図と同様な構造の洗車装置に本
発明を適用した例を示す平面説明図である。
説明する。第２図は第１図と同様な構造の洗車装置に本
発明を適用した例を示す平面説明図である。
【００１３】３０は中央制御部、３１ａ〜３１ｄは各ユ
ニットに設けられるユニット制御部、３２は中央制御部
３１と接続する操作ボードである。３３はこれら各制御
部を接続するケーブルで、各種データおよび制御信号等
を伝送するシステムバスとして機能する。従って、各ユ
ニット制御部３１ａ〜３１ｄは、中央制御部３０と前記
システムバス３３を介して制御信号の授受を行い、この
制御信号に基づいてリレーボード１６ａ〜１６ｄへ信号
出力し、そのユニットにおける被制御機器への通電制御
を行う。
ニットに設けられるユニット制御部、３２は中央制御部
３１と接続する操作ボードである。３３はこれら各制御
部を接続するケーブルで、各種データおよび制御信号等
を伝送するシステムバスとして機能する。従って、各ユ
ニット制御部３１ａ〜３１ｄは、中央制御部３０と前記
システムバス３３を介して制御信号の授受を行い、この
制御信号に基づいてリレーボード１６ａ〜１６ｄへ信号
出力し、そのユニットにおける被制御機器への通電制御
を行う。
【００１４】コンベヤ２は、装置本体１の後方に駆動モ
ータ３４を備え、乾燥ユニットｄのユニット制御部３１
ｄにおいて制御されている。３５は前記駆動モータ３４
の伝動部に取り付けられるロータリーエンコーダで、コ
ンベヤ２が単位距離を移動する毎にパルス出力するもの
で、このパルス信号はユニット制御部３１ｄにおいてカ
ウントされ、コンベヤ２の移動距離の検出に用いられ
る。
ータ３４を備え、乾燥ユニットｄのユニット制御部３１
ｄにおいて制御されている。３５は前記駆動モータ３４
の伝動部に取り付けられるロータリーエンコーダで、コ
ンベヤ２が単位距離を移動する毎にパルス出力するもの
で、このパルス信号はユニット制御部３１ｄにおいてカ
ウントされ、コンベヤ２の移動距離の検出に用いられ
る。
【００１５】３６は装置本体１の入口部に設けられる車
体検知器で、公知の光電スイッチよりなり、自動車の装
置内入場を検知する。
体検知器で、公知の光電スイッチよりなり、自動車の装
置内入場を検知する。
【００１６】第３図は上記実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。中央制御部３０は、ユニット制御部３１ａ
〜３１ｄとの伝送制御を行うメインボード３０1と、操
作ボード３２における入力を受け付けるサブボード３０
2とからなっている。一方のユニット制御部３１ａ〜３
１ｄは、中央制御部３０とシステムバス３３を介して接
続するメインボード３１1、リレーボード１６ａ〜１６
ｄへ信号出力する出力ボード３１2および各部センサー
からの検知入力等を受け付ける入力ボード３１3をそれ
ぞれ備えている。
ク図である。中央制御部３０は、ユニット制御部３１ａ
〜３１ｄとの伝送制御を行うメインボード３０1と、操
作ボード３２における入力を受け付けるサブボード３０
2とからなっている。一方のユニット制御部３１ａ〜３
１ｄは、中央制御部３０とシステムバス３３を介して接
続するメインボード３１1、リレーボード１６ａ〜１６
ｄへ信号出力する出力ボード３１2および各部センサー
からの検知入力等を受け付ける入力ボード３１3をそれ
ぞれ備えている。
【００１７】この両者間ではシステムバス３３を介して
ポーリング方式の伝送を行なっている。すなわち、中央
制御部３０は、通常ポーリングシーケンスを送信してユ
ニット制御部３１ａ〜３１ｄからの送信を促し、中央制
御部３０から送信データがある場合はセレクティングシ
ーケンスを送出してデータを送信する。
ポーリング方式の伝送を行なっている。すなわち、中央
制御部３０は、通常ポーリングシーケンスを送信してユ
ニット制御部３１ａ〜３１ｄからの送信を促し、中央制
御部３０から送信データがある場合はセレクティングシ
ーケンスを送出してデータを送信する。
【００１８】この伝送されるデータの内容について、中
央制御部３０では主に操作ボード３２におけるキー入力
のデータを送出し、ユニット制御部３１ａ〜３１ｄでは
各ユニットに設けられた被制御機器の動作状態および各
ユニットに配備されたセンサーからの検知信号を送出す
る。また特に、乾燥ユニット３１ｄからは前記ロータリ
ーエンコーダ３５のパルス出力に伴うコンベヤの移動距
離が送出され、各ユニット制御部ではこの移動距離デー
タに基づいて被制御機器の作動制御を行う。
央制御部３０では主に操作ボード３２におけるキー入力
のデータを送出し、ユニット制御部３１ａ〜３１ｄでは
各ユニットに設けられた被制御機器の動作状態および各
ユニットに配備されたセンサーからの検知信号を送出す
る。また特に、乾燥ユニット３１ｄからは前記ロータリ
ーエンコーダ３５のパルス出力に伴うコンベヤの移動距
離が送出され、各ユニット制御部ではこの移動距離デー
タに基づいて被制御機器の作動制御を行う。
【００１９】操作ボード３２は、ディスプレイ３７、キ
ー入力部３８およびコイン／カード受付部３９からなっ
ており、ディスプレイ３７におけるガイド表示に従っ
て、コインまたはカードを挿入して洗車料金の処理を行
い、希望の洗車をキー入力するようレイアウトされてい
る。キー入力部３８において、３８1は洗車コース指定
キー、３８2は車種指定キー、３８3は設定キーで、希望
の洗車コースを洗車コース指定キー３８1で指定し、ブ
ラシ等の回避動作が必要なタイプの自動車であれば車種
指定キー３８2で指定し、最後に設定キー３８3を押せば
良い。
ー入力部３８およびコイン／カード受付部３９からなっ
ており、ディスプレイ３７におけるガイド表示に従っ
て、コインまたはカードを挿入して洗車料金の処理を行
い、希望の洗車をキー入力するようレイアウトされてい
る。キー入力部３８において、３８1は洗車コース指定
キー、３８2は車種指定キー、３８3は設定キーで、希望
の洗車コースを洗車コース指定キー３８1で指定し、ブ
ラシ等の回避動作が必要なタイプの自動車であれば車種
指定キー３８2で指定し、最後に設定キー３８3を押せば
良い。
【００２０】４０は洗車モニタで、装置本体内のレイア
ウトに従って被制御機器毎にランプを配置し、作動中の
機器を点灯表示して洗車の進み具合を確認可能にすると
共に、各部センサーで異常を検知すると、その該当部分
を点滅表示して異常個所を報知するよう構成されてい
る。
ウトに従って被制御機器毎にランプを配置し、作動中の
機器を点灯表示して洗車の進み具合を確認可能にすると
共に、各部センサーで異常を検知すると、その該当部分
を点滅表示して異常個所を報知するよう構成されてい
る。
【００２１】次に、この実施例における動作を説明す
る。洗車に先立ち操作ボード３２において洗車入力を受
け付け、入力があれば、中央制御部３０ではその入力の
内容をシステムバス３３へ送出する。
る。洗車に先立ち操作ボード３２において洗車入力を受
け付け、入力があれば、中央制御部３０ではその入力の
内容をシステムバス３３へ送出する。
【００２２】この後、前記車体検知器３６で自動車の入
場を検知すると、中央制御部３０では洗車スタートを知
らせる信号をシステムバス３３へ送出する。
場を検知すると、中央制御部３０では洗車スタートを知
らせる信号をシステムバス３３へ送出する。
【００２３】この洗車スタート信号を受信すると、乾燥
ユニットｄのユニット制御部３１ｄでは、前記ロータリ
ーエンコーダー３５からのパルス信号のカウントを開始
し、カウントが進む毎にそのカウント値をシステムバス
３３へ送出する。
ユニットｄのユニット制御部３１ｄでは、前記ロータリ
ーエンコーダー３５からのパルス信号のカウントを開始
し、カウントが進む毎にそのカウント値をシステムバス
３３へ送出する。
【００２４】ユニット制御部３１ａ〜３１ｄでは、受信
した前記操作入力の内容に応じてそれぞれ登録されたシ
ーケンスプログラムを呼出し、前記パルス信号のカウン
ト値に基づいて同プログラムを実行する。また、これに
伴う出力ボード３１2および入力ボード３１3の各ポート
の内容をシステムバス３３へ送出する。
した前記操作入力の内容に応じてそれぞれ登録されたシ
ーケンスプログラムを呼出し、前記パルス信号のカウン
ト値に基づいて同プログラムを実行する。また、これに
伴う出力ボード３１2および入力ボード３１3の各ポート
の内容をシステムバス３３へ送出する。
【００２５】一方、中央制御部３０では各ユニット制御
部３１ａ〜３１ｄからの送信データに基づいて各部の動
作を洗車モニタ４０へ表示する。また、送信データに基
づき中央制御部３０で異常の発生を検出すると、異常停
止信号をシステムバス３３へ送出すると共に、洗車モニ
タ４０へその異常発生個所を表示する。
部３１ａ〜３１ｄからの送信データに基づいて各部の動
作を洗車モニタ４０へ表示する。また、送信データに基
づき中央制御部３０で異常の発生を検出すると、異常停
止信号をシステムバス３３へ送出すると共に、洗車モニ
タ４０へその異常発生個所を表示する。
【００２６】以上のように構成される実施例によれば、
洗車装置本体１を構成する各ユニットａ〜ｄは、システ
ムバス３３により相互に接続されて必要なデータの授受
が行えるので、従来のようにユニット間を多数の信号線
で接続する必要がない。従って、各ユニットａ〜ｄを、
ユニット毎の被制御機器とユニット制御部３１ａ〜３１
ｄとを接続した状態で出荷し、現地ではユニット制御部
３１ａ〜３１ｄをシステムバスとして機能するケーブル
３３で接続するだけで良い。
洗車装置本体１を構成する各ユニットａ〜ｄは、システ
ムバス３３により相互に接続されて必要なデータの授受
が行えるので、従来のようにユニット間を多数の信号線
で接続する必要がない。従って、各ユニットａ〜ｄを、
ユニット毎の被制御機器とユニット制御部３１ａ〜３１
ｄとを接続した状態で出荷し、現地ではユニット制御部
３１ａ〜３１ｄをシステムバスとして機能するケーブル
３３で接続するだけで良い。
【００２７】
【発明の効果】この発明は以上のように構成され、操作
ボードにおける洗車コース指定および車種指定といった
操作入力の内容および自動車の移動距離を、システムバ
スを介して各制御手段で共有させるから、操作入力の内
容に応じた洗浄動作を自動車の移動に応じて実行可能と
なり、１台の洗車装置として統制のとれたタイミングで
制御することができ、この結果、各ユニット制御手段を
システムバスで接続するだけの極めて簡単な作業で洗車
装置を完成できることとなり、従来のように装置を設置
する現場で複雑で手間のかかる配線作業をする必要がな
い。
ボードにおける洗車コース指定および車種指定といった
操作入力の内容および自動車の移動距離を、システムバ
スを介して各制御手段で共有させるから、操作入力の内
容に応じた洗浄動作を自動車の移動に応じて実行可能と
なり、１台の洗車装置として統制のとれたタイミングで
制御することができ、この結果、各ユニット制御手段を
システムバスで接続するだけの極めて簡単な作業で洗車
装置を完成できることとなり、従来のように装置を設置
する現場で複雑で手間のかかる配線作業をする必要がな
い。
【図１】従来例を示す平面説明図である。
【図２】本発明一実施例の説明図である。
【図３】実施例の制御系を示すブロック図である。
１ 洗車装置本体 ２ コンベヤ ３ 中央制御手段 ３１ａ〜３１ｄ ユニット制御手段 ３２ 操作ボード ３３ システムバス ３４ ロータリーエンコーダ ３５ 車体検知器 ４０ 洗車モニタ ａ〜ｄ 分割可能なユニット
Claims (2)
- 【請求項１】 自動車を移動させるコンベアと、該コン
ベアに沿って液剤放出ノズル、洗浄ブラシおよびブロワ
ノズル等を配置した装置本体とを備え、装置本体内を自
動車が移動するに伴って同車体を自動洗浄するタイプの
洗車装置において、前記装置本体を前記コンベアと略直
交する方向に複数のユニットに分割可能とすると共に、
前記各ユニットにおける前記液剤放出ノズル、洗浄ブラ
シまたはブロワノズルといった被制御機器を制御するユ
ニット制御手段をユニット毎に備え、このユニット制御
手段は共通のシステムバスを介して相互に接続してあ
り、前記装置本体の入口部にあって洗車コース指定や車
種指定といった操作入力を受け付ける操作ボードと、コ
ンベアに付設されその駆動に伴う移動距離を検出する手
段とを備えて、前記操作入力の内容とコンベアの移動距
離とが前記システムバスに送出され、前記各ユニット制
御手段では、前記システムバスを介して与えられる操作
入力の内容とコンベアの移動距離とに基づいて前記被制
御機器を制御することを特徴とした洗車装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の洗車装置において、前記
各ユニット制御手段では被制御機器への出力内容および
接続されるセンサからの入力内容を前記システムバスへ
送出し、この出力内容および入力内容に基づいて洗車の
進み具合および異常発生個所を報知する洗車モニタを前
記システムバスへ接続してあることを特徴とする洗車装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9070515A JP2878230B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 洗車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9070515A JP2878230B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 洗車装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1229885A Division JP2986811B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 洗車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101033A true JPH101033A (ja) | 1998-01-06 |
| JP2878230B2 JP2878230B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=13433753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9070515A Expired - Fee Related JP2878230B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 洗車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2878230B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4951775A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-05-20 | ||
| JPS61135900A (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-23 | 株式会社日立製作所 | 洗浄装置の教示方式 |
| JPS61205535A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | M K Seiko Kk | 洗車機 |
| JPS61271158A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Mk Seiko Co Ltd | 洗車システム |
| JPS6386692U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-06 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP9070515A patent/JP2878230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4951775A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-05-20 | ||
| JPS61135900A (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-23 | 株式会社日立製作所 | 洗浄装置の教示方式 |
| JPS61205535A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | M K Seiko Kk | 洗車機 |
| JPS61271158A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Mk Seiko Co Ltd | 洗車システム |
| JPS6386692U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2878230B2 (ja) | 1999-04-05 |
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