JPH0229006Y2 - - Google Patents

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JPH0229006Y2
JPH0229006Y2 JP1985070086U JP7008685U JPH0229006Y2 JP H0229006 Y2 JPH0229006 Y2 JP H0229006Y2 JP 1985070086 U JP1985070086 U JP 1985070086U JP 7008685 U JP7008685 U JP 7008685U JP H0229006 Y2 JPH0229006 Y2 JP H0229006Y2
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water
pressure pump
pressure
low
car wash
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洗車装置の給水回路にかゝり、特にタ
ンクと高圧ポンプとの間の回路に低圧ポンプを設
けた洗車装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来から用いられている門型自動洗車装置にお
いては、第2図に示すように洗車用に使われる水
道水などを一定量貯えるためにフロートバルブa
などを備えた水タンクbと、この水タンクbから
の給水回路cに連結され、モータdなどの駆動に
より回転し、洗車される自動車をスプレー洗浄す
るための高圧ポンプeとを備えている。
しかしながら、この場合の高圧ポンプeの水圧
は、水タンクbからの距離や、水タンクbの高さ
Hおよび高圧ポンプeの設置場所によつて制約を
受けるので、洗車にスプレーするのに必要な40〜
45Kg/cm2の圧力に達しないことがあり、またそれ
以下の低圧で使用したいことがあつても、吐出側
が一方向のみに限定されている関係上、所望の圧
力に下げて使用することが困難であつた。
〔考案の目的〕
本考案はこれに鑑み、高圧ポンプの吐出圧を使
用時一定範囲内の40〜45Kg/cm2に維持させるとと
もに、低圧の吐出水を必要とする場合は低圧で吐
出せしめ得るようにした洗車装置を提供して、従
来技術のもつ欠点の解消を計ることを目的として
なされたものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するための本考案においては、
門型自動洗車装置において、洗車水のタンクと、
このタンクからの水の供給によつて高圧洗浄水を
吐出させる高圧ポンプとの間の回路途中に、上流
側には低圧ポンプを、下流側には方向切換弁を設
け、前記低圧ポンプの吐出水を、洗車の工程に応
じて前記方向切換弁により低圧吐出管側または前
記高圧ポンプの吸込側の何れか一方に切換えるよ
うにしたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を第1図に示す実施例を参照して
説明する。
本考案にかゝる洗車装置の洗浄回路は、水タン
ク1と高圧ポンプ2との間の回路3の上流側に設
けた低圧ポンプ4と、下流側に設けた方向切換弁
5とにより構成されている。
前記水タンク1は、洗車するための水を水道な
どにより一定量貯えておくものであり、タンク1
内には水量を調整するためフロートバルブ6が設
けられていて、水タンク1の水位が減少するとフ
ロートバルブ6が作動し、水道水をタンク1内へ
導入するようになつている。
前記低圧ポンプ4は、この実施例では前記タン
ク1内に設けられ、このポンプ4が作動すると約
3Kg/cm2の圧力水が吐出するようになつている。
前回路3には、高圧ポンプ2の手前に方向切換
弁5が本実施例では別体の電磁弁5a,5bとし
て設けられており、電磁弁5aは低圧洗浄水の吐
出管7の手前に連結され、電磁弁5bは前記高圧
ポンプ2の吸込側の回路3の途中に設けられてい
る。前記電磁弁5a,5bは給水作動中常に一方
は開き、他方は閉じた状態におかれるようになつ
ている。
前記高圧ポンプ2は電動モータ8によつて駆動
され、約40〜45Kg/cm2の吐出水を高圧洗浄水とし
て使用するようになつている。
本考案はこのように構成されているので、これ
を適用した門型自動洗車装置を使用して洗車する
場合の洗車例のいくつかについて説明する。
最初に門型自動洗車装置を2往復させて洗車を
完了するブラシレスタイプの場合は、第3図に示
すように1回目の前進時に低圧洗浄水の吐出管7
の電磁弁5aを閉じて、高圧ポンプ2の吸込側の
電磁弁5bを開くと、水タンク1内の水は、低圧
ポンプ4によつて回路3に吐出され、さらに高圧
ポンプ2の吸込側へ入つた水は、モータ8によつ
て駆動される高圧ポンプ2から高圧洗浄水となつ
て被洗浄車両に対し吐出し、かつ同時にアニオン
系界面活性剤を主成分とする洗剤を高圧で吐出し
て被洗浄車両の汚れを遊離しやすくする。
後退時には、前記洗剤の吸込、吐出を停止し、
高圧ポンプ2より水のみによる洗浄水を吐出し被
洗浄車両を洗浄する。
2回目の前進時には、電磁弁5aを開き、5b
を閉じて高圧ポンプ2の駆動を停止し、低圧ポン
プ4の吐出管7から吐出水を使つて泡状洗剤を吐
出しながら、カチオン系界面活性剤を主成分とす
るワツクスを吐出し、かつ最後部より水のみによ
る洗浄水をリンスとして吐出し、余分なワツクス
液をすすぎ落す。
後退時には洗車装置に搭載している送風機を回
転せしめて被洗浄車両の車体上に残存する水滴を
除去して乾燥させ、洗車完了となる。
つぎに低速で回転可能なフエルトブラシを使用
し、3往復によつて洗車を完了させる場合は、第
4図に示すように1回目の前進時に上記と同様に
電磁弁5aを閉じ、5bを開いて高圧ポンプ2の
吐出水を被洗浄車両に対し吐出し、後退時にアニ
オン系界面活性剤を主成分とする洗剤を高圧にて
吐出し、2回目の前進時に電磁弁5aを開き、5
bを閉じて低圧ポンプ4の吐出水で泡状洗剤を吐
出しながら、低速で回転するフエルトブラシによ
つて被洗浄車両をブラツシングし、後退時には電
磁弁5aを閉じ、5bを開いて高圧ポンプ2から
の吐出水で残つている泡状洗剤をすすぎ落す。
そして3回目の前進時に、再び低圧ポンプ4の
吐出水でカチオン系界面活性剤を主成分とするワ
ツクスを吐出し、かつ洗車装置の最後部より水の
みの洗浄水をリンスとして余分なワツクスをすす
ぎ落し、後退時に洗車装置に搭載している送風機
を回転せしめて被洗浄車両の車体上に残存する水
滴を除去して乾燥させ洗車を完了する。
この場合の低速にて回転可能なフエルトブラシ
の回転速度60〜80r.p.mであり、従来のポリプロ
ビレン製のブラシの場合の135〜145r.p.mに較べ
て遅く、傷もつきにくい。
以上はフエルトブラシを使用しての3往復の場
合であるが、フエルトブラシを使用しない3往復
の場合は上記2往復と同じような洗浄手順とな
る。
すなわち、第5図に示すように1回目の前進時
に高圧ポンプ2で吐出水を被洗浄車両に吐出し、
同時に洗剤を高圧にて吐出し、後退時に水のみの
高圧を吐出して被洗浄車両を洗浄する。
2回目の前進時と後退時は1回目の後退時と同
じとし、第3回の前進時に低圧ポンプ4の吐出管
7から吐出水を使つて泡状洗剤を吐出しながらワ
ツクスを吐出し、かつ最後部より水のみの洗浄水
をリンスとして吐出し、余分なワツクス液をすす
ぎ落す。
そして後退時に送風機を回転せしめて被洗浄車
両の車体上に残存する水滴を除去して乾燥させ洗
車を完了する。
以上のように本考案による給水回路は高圧ポン
プ2、および低圧ポンプ4の2通りの使いわけを
選択することにより多様な洗浄工程に対処するこ
とが可能となる。
なお、本実施例では電磁弁を低圧洗浄水側と高
圧ポンプの吸込側にそれぞれ別々に設けたが、2
方向切換弁1個を設けて、一方を使用時、他方を
止めるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、水タンクと高圧
ポンプとの回路途中に低圧ポンプと2個の電磁弁
を設けて、それぞれの電磁弁の開閉に応じて、低
圧ポンプのみの使用時と、高圧ポンプと併用時と
の2通りの使い方を可能としたから、ブラツシグ
タイプやブラツシングレスタイプでの門型自動洗
車装置を2往復および3往復させて車両を洗浄す
ることが可能になり、従来のように水タンクの距
離、および高さ、また高圧ポンプの設置場所によ
る圧力低下のおそれや、低圧で使用できない不具
合は全くなくなる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる洗車装置の一実施例を
示す側面図、第2図は従来の洗車装置の給水回路
の側面図、第3図は本考案を適用したブラシレス
タイプの2往復の洗車工程説明図、第4図は本考
案を適用したブランタイプの3往復の洗車工程説
明図、第5図は本考案を適用したブランレスタイ
プの3往復の洗車工程説明図である。 1……水タンク、2……高圧ポンプ、3……回
路、4……低圧ポンプ、5……方向切換弁、7…
…吐出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 門型自動洗車装置において、洗車水のタンク
    と、このタンクからの水の供給によつて高圧洗浄
    水を吐出させる高圧ポンプとの間の回路途中に、
    上流側には低圧ポンプを、下流側には方向切換弁
    を設け、前記低圧ポンプの吐出水を、洗車の工程
    に応じて前記方向切換弁により低圧吐出管側また
    は前記高圧ポンプの吸込側の何れか一方に切換え
    るようにしたことを特徴とする洗車装置。
JP1985070086U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0229006Y2 (ja)

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JP1985070086U JPH0229006Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JPS61186659U JPS61186659U (ja) 1986-11-20
JPH0229006Y2 true JPH0229006Y2 (ja) 1990-08-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4422080B2 (ja) * 2005-08-05 2010-02-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3606091A (en) * 1970-03-31 1971-09-20 Leo A Grisham Multi-pressure liquid dispenser system
JPS55156741A (en) * 1979-05-22 1980-12-06 Takeuchi Tekko Kk Car washing machine
US4327866A (en) * 1980-05-30 1982-05-04 Mason Claude C Differential pumping system

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JPS57199075U (ja) * 1981-06-13 1982-12-17

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