JPH0351028Y2 - - Google Patents

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JPH0351028Y2
JPH0351028Y2 JP1986009280U JP928086U JPH0351028Y2 JP H0351028 Y2 JPH0351028 Y2 JP H0351028Y2 JP 1986009280 U JP1986009280 U JP 1986009280U JP 928086 U JP928086 U JP 928086U JP H0351028 Y2 JPH0351028 Y2 JP H0351028Y2
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brush
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washing
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、スプレーノズルを有した洗浄銃よ
り車体に向けて洗浄水を噴出させ、自動車の車体
を洗浄する装置に関する。
[従来技術およびその問題点] 一般に、この種の装置では車体に向けて洗浄水
を噴出させ、車体面の汚れを洗浄水の水圧によつ
て洗い落とす方式で行なわれていた。こうした噴
水圧による洗浄だけでは、砂や泥等の比較的落ち
易い汚れであればきれいにすることができるが、
車体にこびり付いた油や水あか等の汚れまでは落
とすことができなかつた。従つて、こうした洗い
残した汚れは、洗車ブラシや布等でこすり落とす
必要があり、使用者にとつてきわめて不都合なも
のであつた。
これに対し、例えば特開昭58−161644号公報に
見られるように洗車ブラシを用いて洗車するよう
にした装置が知られている。しかしこうした装置
では、砂や泥等の汚れまでもブラシで擦つて落と
すこととなり、汚れを車体に押し付けて細かなキ
ズを付けてしまう危険があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、先端部に洗車ブラシとスプレーノ
ズルとを設けた洗浄銃と、前記スプレーノズルか
らの洗浄水噴出圧を可変する手段と、所定のシー
ケンスに従つて前記可変手段を制御する手段とを
備え、洗浄水を高圧で噴出するスプレー洗浄と、
洗浄水を低圧で噴出させてのブラシ洗浄とを可能
として、洗い残しや車体にキズを付ける心配のな
い装置を提供しようとするものである。
[実施例] 以下、その具体例を図面を基に説明する。
第1図は本考案一実施例の構成説明図で、洗車
機本体1内には貯水槽2、液剤槽3,4及びポン
プ5等を備えている。
貯水槽2は通常の水道等の水源とフロート弁6
を介して接続し、一定レベルの貯水を行なうと同
時に、温度調節器7により通電制御される温水ヒ
ーター8を備え、必要に応じて所定水温まで貯え
た水を加熱する。
液剤槽3,4は洗車に使用する液剤を収容する
もので、本例では液剤槽3に洗剤液、液剤槽4に
ワツクス液をそれぞれ貯えている。
ポンプ5は、その吸入側を電磁弁9、エゼクタ
10を介て貯水槽2と接続し、吐出側をホース1
1を介して洗浄銃12と接続している。エゼクタ
10には液剤槽3,4とそれぞれ電磁弁13,1
4及び流量調節弁15,16を介して接続する液
剤管路が接続され、液剤槽の液剤はこのエゼクタ
10より吸引されて、貯水槽2からの洗浄水と混
合される。
19はポンプ5の吐出側と吸入側とを電磁弁2
0を介して接続する帰還管路で、電磁弁20が開
弁されると、ポンプ5より吐出される洗浄水の一
部がポンプ吸入側へ帰還し、前記洗浄銃12にお
ける洗浄水の噴出圧が低減される。
洗浄銃12は、その先端部に洗車ブラシ17と
スプレーノズル18とを備えている。洗浄銃本体
21は中空管状に形成され、ポンプ5よりホース
11を介して圧送される洗浄水はこの内部を通つ
てスプレーノズル18へ至つている。
スプレーノズル18は、洗浄銃本体21の先端
に所定角度にわたり回動可能に形成された支持腕
22により支持されており、通常は本体21に対
し洗車ブラシ17と同様な角度(90゜〜130゜)に
保持され、前記帰還管路19の電磁弁20が閉じ
た状態で成される高圧噴水時には、本体21と平
行に近い角度(130゜〜180゜)にしてスプレー洗浄
し易いように調節できる。
洗車ブラシ17は洗浄銃本体21に対し適宜角
度(90゜〜130゜)を有し、取り外し可能に取り付
けられている。
第2図は上記実施例の回路例を示し、30は洗
車機本体1に設けられる操作ボード、31は該操
作ボード30における操作入力に応じ各部を制御
動作させる制御部である。
32は操作ボード30における選択スイツチ
で、「ワツクス洗車」・「ノーマル洗車」・「水洗車」
の3種類の洗車作業を選択できる。33は洗車開
始ボタンで、このボタンを押すと、その押された
時点で選択スイツチにおいて設定されている洗車
作業を開始することができるもので、押されると
同時にポンプ5が駆動され電磁弁9が開弁されて
スプレー洗浄が開始する。
34,35,36は前記選択スイツチ32で設
定される3種類の洗車に応じてそれぞれプログラ
ムされた時限制御を行なうシーケンス回路、3
7,38,39は該シーケンス回路の動作要求信
号に応じて各部の動作を行なう駆動回路である。
これら駆動回路37,38,39のうち、37は
電磁弁14,20を開いてワツクス混合液を低圧
で吐出させるワツクス工程回路、38は電磁弁1
3,20を開いて洗剤混合液を低圧で吐出させる
洗剤工程回路、39は電磁弁20を開いて洗浄水
を低圧で噴出させる水洗工程回路である。
以上の構成から成る本実施例の洗車動作を第3
図を基に説明する。尚、図中の〇印はその機器が
通常状態にあることを示している。
「ワツクス洗車」では、前記ボタン33により
洗車が開始されると、ポンプ5が駆動し電磁弁9
が開いて高圧スプレーを行ない車体の砂・泥等を
落とす(1)。続いて洗剤工程回路38を動作して低
圧で洗剤水を噴出し使用者は洗車ブラシ17で車
体をこするようにして汚れを落とす(2)。次に再び
(1)同様高圧スプレーを行ない前工程で車体に付い
た洗剤等を流し落とす(3)。次にワツクス工程回路
37を動作して低圧でワツクス液を噴出し、使用
者はブラシ17を用いて車体をなぞりワツクスが
けを行なう(4)。最後に再度高圧スプレーして、車
体に残つた余分なワツクス分を流して終了する
(5)。
「ノーマル洗車」は、前記ワツクス洗車のワツ
クス工程を除いて行なうもので、まず洗車開始に
伴ない高圧スプレーによるすすぎ工程を行なう
(1)。次に低圧で洗剤液を噴出させてブラシ17を
使用する洗剤工程を行なう(2)。最後に再び高圧ス
プレーによりすすぎ工程を行なう(3)。
「水洗洗車」は、洗剤を用いずにノーマル洗車
を行なうもので、まず高圧スプレーによるすすぎ
工程を行なう(1)。次に水洗工程回路39を動作し
て低圧で水を噴出しブラシを使用する水洗工程を
行なう(2)。最後に再びすすぎ工程を行なう(3)。
以上のように、本実施例では高圧のスプレー洗
浄により車をすすぎ、砂・泥等を落としてブラシ
を用いるようにしているので、ブラツシングによ
り車に傷を付けることがない。
しかもノズルからの噴水はブラシを並行した方
向に成されるので、ノズルにおける噴水の反力が
ブラシの車体に対する押し付け力と逆の方向に働
くため、車体とブラシ間に過度な摩擦力が生じる
のを防止し、車体を保護すると共に、ブラツシン
グの摩擦が軽減され、極めて軽いスムーズな操作
でブラシ洗浄できるよう構成されている。
またブラシは洗浄銃の柄に対し角度を有してお
り、自動動車の屋根部も無理なく洗え、またワツ
クスがけもブラシを用いて行なうので、ムラなく
有効にワツクスを塗布できる。
更にブラシはノズルよりも洗浄銃の柄側に付い
ているので、ブラシ使用時も水が使用者側に飛び
散つて来ることがなく快適な使用ができると云つ
た多くの利点がある。
[考案の効果] この考案は以上のように構成されるもので、ス
プレー洗浄と共に洗車ブラシによるブラシ洗浄を
可能としたので、スプレーだけでは落とせなかつ
たこびり付いた汚れまでも落とすことができる。
また洗浄水の噴出圧を変えて、スプレー洗浄時
は高圧スプレーで効果的に汚れを落とし、ブラシ
洗浄時は低圧にしてブラシの操作をし易くするこ
とができる。
更に、洗浄水の噴出圧を所定のシーケンスによ
り切り換えて、高圧スプレーにより車体の砂・泥
を落とし、続いてブラシ洗浄して残つた汚れを落
とすといつたように、連続して所要の動作をさせ
ることができ、車体に傷を残すことなく効果の高
い洗浄が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成説明図。第2
図は同実施例の制御系を示す回路図。第3図は同
実施例の洗車動作を示す洗車工程説明図。 1は洗車機本体、12は洗浄銃、17は洗車ブ
ラシ、18はスプレーノズル、19,20は噴出
圧可変手段たる帰還管路および電磁弁、31は制
御手段たる制御部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に洗車ブラシとスプレーノズルとを設け
    た洗浄銃と、前記スプレーノズルからの洗浄水噴
    出圧を可変する手段と、所定のシーケンスに従つ
    て前記可変手段を制御する手段とを備え、洗浄水
    を高圧で噴出するスプレー洗浄と、洗浄水を低圧
    で噴出させてのブラシ洗浄とを可能としたことを
    特徴とするスプレー洗車機。
JP1986009280U 1986-01-24 1986-01-24 Expired JPH0351028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986009280U JPH0351028Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JP1986009280U JPH0351028Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JPS62123286U JPS62123286U (ja) 1987-08-05
JPH0351028Y2 true JPH0351028Y2 (ja) 1991-10-31

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JP1986009280U Expired JPH0351028Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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