JP2681306B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
食器洗浄機Info
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- JP2681306B2 JP2681306B2 JP2131979A JP13197990A JP2681306B2 JP 2681306 B2 JP2681306 B2 JP 2681306B2 JP 2131979 A JP2131979 A JP 2131979A JP 13197990 A JP13197990 A JP 13197990A JP 2681306 B2 JP2681306 B2 JP 2681306B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は例えば洗剤を混入させた温水を食器に吹付け
て汚れを洗い落すと共に、濯ぎ洗い後に温風乾燥させる
食器洗浄機に関する。
て汚れを洗い落すと共に、濯ぎ洗い後に温風乾燥させる
食器洗浄機に関する。
「従来の技術」 従来、洗浄水の噴射力を利用して噴水羽根を回転さ
せ、該羽根からの洗浄水によって食器を洗う技術があっ
た。
せ、該羽根からの洗浄水によって食器を洗う技術があっ
た。
「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、噴水羽根の回転力を発生させる洗浄
水の噴射方向を一定とし、噴水羽根を一方向に回転させ
るものであったから、洗浄水が供給されない死角部分が
食器に形成され、洗い残し並びに洗浄不足などの不具合
が生じ易い等の機能上の問題があった。
水の噴射方向を一定とし、噴水羽根を一方向に回転させ
るものであったから、洗浄水が供給されない死角部分が
食器に形成され、洗い残し並びに洗浄不足などの不具合
が生じ易い等の機能上の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本発明は、洗浄水を噴出する噴射ノズルを有
する噴水羽根を設け、洗浄水の噴射力を利用して噴水羽
根を回転させる食器洗浄機において、噴水羽根の端部で
回転方向に形成する弁室と、該弁室の一側壁中央部に開
設する給水口と、前記弁室に内挿させるボール弁と、前
記弁室の両端に弁座を介して連通させる洗浄水の噴射方
向が噴水羽根を回転させる方向とは逆方向でその噴射方
向が互に交差する正逆転用推進ノズルとを設け、前記弁
室は中間部底面を両側よりも高くなるように形成され、
前記給水口から弁室内への洗浄水の供給停止による噴水
羽根の回転停止時に慣性力によってボール弁が回転停止
前の弁座位置から他方の弁座位置へと移動し、噴水羽根
の回転力を発生させる洗浄水の噴射方向を自動的に切換
えて噴水羽根を正逆転させることを特徴とする。
する噴水羽根を設け、洗浄水の噴射力を利用して噴水羽
根を回転させる食器洗浄機において、噴水羽根の端部で
回転方向に形成する弁室と、該弁室の一側壁中央部に開
設する給水口と、前記弁室に内挿させるボール弁と、前
記弁室の両端に弁座を介して連通させる洗浄水の噴射方
向が噴水羽根を回転させる方向とは逆方向でその噴射方
向が互に交差する正逆転用推進ノズルとを設け、前記弁
室は中間部底面を両側よりも高くなるように形成され、
前記給水口から弁室内への洗浄水の供給停止による噴水
羽根の回転停止時に慣性力によってボール弁が回転停止
前の弁座位置から他方の弁座位置へと移動し、噴水羽根
の回転力を発生させる洗浄水の噴射方向を自動的に切換
えて噴水羽根を正逆転させることを特徴とする。
「作 用」 従って、噴水羽根の正逆転動作によって食器に対する
洗浄水の噴出方向が変更され、洗い残し並びに洗浄不足
などを低減させ得、洗浄時間の短縮並びに洗浄機能の向
上などを容易に図り得るものである。
洗浄水の噴出方向が変更され、洗い残し並びに洗浄不足
などを低減させ得、洗浄時間の短縮並びに洗浄機能の向
上などを容易に図り得るものである。
また、噴水羽根を正逆転動作させるための正逆転用推
進ノズルへの通水が、洗浄水の供給停止(羽根停止)ご
とに慣性力によって正転用推進ノズルを閉塞する弁座位
置と逆転用推進ノズルを閉塞する弁座位置に交互に移動
する構造の切換弁で行われるため、切換弁の切換動作が
確実且つ迅速に行われ、しかも洗浄水の供給再開時には
既に切換弁の切換が完了していて羽根の始動が迅速に行
われる。従って噴水羽根は確実且つ迅速に回転方向が切
換わって正逆転動作し、洗浄水の供給を停止させる時間
ロスを短くできて、洗浄性能の向上を図ることができる
ものである。
進ノズルへの通水が、洗浄水の供給停止(羽根停止)ご
とに慣性力によって正転用推進ノズルを閉塞する弁座位
置と逆転用推進ノズルを閉塞する弁座位置に交互に移動
する構造の切換弁で行われるため、切換弁の切換動作が
確実且つ迅速に行われ、しかも洗浄水の供給再開時には
既に切換弁の切換が完了していて羽根の始動が迅速に行
われる。従って噴水羽根は確実且つ迅速に回転方向が切
換わって正逆転動作し、洗浄水の供給を停止させる時間
ロスを短くできて、洗浄性能の向上を図ることができる
ものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は要部説明図、第2図は側面断面図であり、洗浄槽
(1)を一体形成する合成樹脂製本体ケース(2)と、
本体ケース(2)の後側及び左右両側に連設固定する側
面カバー(3)と、上面側内面に格子形の突条(4)…
を有する単一の板状体でドアを形成する上蓋である蓋カ
バー(5)とを備え、上面と前面に蓋カバー(5)を延
設させ、洗浄槽(1)及び各カバー(3)(5)により
四角箱形の洗浄室(6)を形成すると共に、上面後端縁
の支軸部(7)を中心に蓋カバー(5)を開閉自在と
し、洗浄槽(1)両側のガイドレール(8)を介して食
器を入れる棚状体(9)を出入自在に設置させる。
1図は要部説明図、第2図は側面断面図であり、洗浄槽
(1)を一体形成する合成樹脂製本体ケース(2)と、
本体ケース(2)の後側及び左右両側に連設固定する側
面カバー(3)と、上面側内面に格子形の突条(4)…
を有する単一の板状体でドアを形成する上蓋である蓋カ
バー(5)とを備え、上面と前面に蓋カバー(5)を延
設させ、洗浄槽(1)及び各カバー(3)(5)により
四角箱形の洗浄室(6)を形成すると共に、上面後端縁
の支軸部(7)を中心に蓋カバー(5)を開閉自在と
し、洗浄槽(1)両側のガイドレール(8)を介して食
器を入れる棚状体(9)を出入自在に設置させる。
また、洗浄槽(1)底部に給水口(10)を開口させ、
給水ソレノイド(11)を有する給水バルブ(12)を給水
口(10)に設けると共に、上水道に連通させる給水ホー
ス(13)に前記バルブ(12)を介して給水口(10)を接
続させ、前記バルブ(12)を開閉させて洗浄槽(1)内
に適量の水を供給するように構成している。
給水ソレノイド(11)を有する給水バルブ(12)を給水
口(10)に設けると共に、上水道に連通させる給水ホー
ス(13)に前記バルブ(12)を介して給水口(10)を接
続させ、前記バルブ(12)を開閉させて洗浄槽(1)内
に適量の水を供給するように構成している。
また、洗浄槽(1)底部に貯水タンク(14)を形成
し、該タンク(14)底部に取水ケース(15)を固設さ
せ、タンク(14)と取水ケース(15)を渦巻防止用の格
子板(16)を介して連通させ、また前記タンク(14)に
ヒータ(17)を内設させる。
し、該タンク(14)底部に取水ケース(15)を固設さ
せ、タンク(14)と取水ケース(15)を渦巻防止用の格
子板(16)を介して連通させ、また前記タンク(14)に
ヒータ(17)を内設させる。
また、洗浄槽(1)の底部略中央に中空の導水軸(1
8)を固設させ、複数の噴射ノズル(19)…を有する噴
水羽根(20)を導水軸(18)上端に回転自在に取付ける
と共に、送水羽根(21)を内蔵した送水ポンプ(22)を
洗浄槽(1)底部下面側に設置し、前記ポンプ(22)の
正転吐出口(23)を導水軸(18)下端に連通接続させ、
また前記ポンプ(22)の逆転吐出口(24)に排水パイプ
(25)を接続させ、下水道に連通させる排水ホース(2
6)に逆止バルブ体(27)及び二次側排水パイプ(28)
を介して前記排水パイプ(25)を接続させる一方、前記
取水ケース(15)に連通させる吸水パイプ(29)を送水
ポンプ(22)の吸水側に接続させるもので、送水ポンプ
(22)の正転によってタンク(14)の水を正転吐出口
(23)から洗浄室(6)内に送出する一方、給水ポンプ
(22)の逆転によってタンク(14)の水を逆転吐出口
(24)から下水道に排出させるように構成している。
8)を固設させ、複数の噴射ノズル(19)…を有する噴
水羽根(20)を導水軸(18)上端に回転自在に取付ける
と共に、送水羽根(21)を内蔵した送水ポンプ(22)を
洗浄槽(1)底部下面側に設置し、前記ポンプ(22)の
正転吐出口(23)を導水軸(18)下端に連通接続させ、
また前記ポンプ(22)の逆転吐出口(24)に排水パイプ
(25)を接続させ、下水道に連通させる排水ホース(2
6)に逆止バルブ体(27)及び二次側排水パイプ(28)
を介して前記排水パイプ(25)を接続させる一方、前記
取水ケース(15)に連通させる吸水パイプ(29)を送水
ポンプ(22)の吸水側に接続させるもので、送水ポンプ
(22)の正転によってタンク(14)の水を正転吐出口
(23)から洗浄室(6)内に送出する一方、給水ポンプ
(22)の逆転によってタンク(14)の水を逆転吐出口
(24)から下水道に排出させるように構成している。
さらに、第4図から明らかなように、排水パイプ(2
5)の出口側をバネ(30)圧で閉じる逆止弁(31)を前
記逆止バルブ体(27)に設けると共に、送水羽根(21)
の正転によって閉じ作動し逆転によって開き作動する排
水弁(32)を逆転吐出口(24)に設け、また排水パイプ
(25)中間と吸水パイプ(29)中間とを、これらパイプ
(25)(29)よりも小径の復流パイプ(33)により接続
する。
5)の出口側をバネ(30)圧で閉じる逆止弁(31)を前
記逆止バルブ体(27)に設けると共に、送水羽根(21)
の正転によって閉じ作動し逆転によって開き作動する排
水弁(32)を逆転吐出口(24)に設け、また排水パイプ
(25)中間と吸水パイプ(29)中間とを、これらパイプ
(25)(29)よりも小径の復流パイプ(33)により接続
する。
さらに、第3図から明らかなように、前記送水ポンプ
(25)を正逆回転させる洗浄モータ(34)を備えると共
に、乾燥ソレノイド(35)を有する吸気バルブ(36)を
介して吸水パイプ(29)に吸気パイプ(37)を連通接続
させ、貯水タンク(14)の水を排水後で吸気バルブ(3
6)を開動したとき、吸気パイプ(37)及び吸水パイプ
(29)を介して送水ポンプ(22)に空気を吸込むと共
に、正転吐出口(23)及び噴水羽根(20)を介して送水
ポンプ(22)からの圧風を洗浄室(6)内に送込むもの
で、送水ポンプ(22)の空運転により圧風を前記噴水羽
根(20)から洗浄室(6)内に導出させて食器を乾燥さ
せるように構成している。
(25)を正逆回転させる洗浄モータ(34)を備えると共
に、乾燥ソレノイド(35)を有する吸気バルブ(36)を
介して吸水パイプ(29)に吸気パイプ(37)を連通接続
させ、貯水タンク(14)の水を排水後で吸気バルブ(3
6)を開動したとき、吸気パイプ(37)及び吸水パイプ
(29)を介して送水ポンプ(22)に空気を吸込むと共
に、正転吐出口(23)及び噴水羽根(20)を介して送水
ポンプ(22)からの圧風を洗浄室(6)内に送込むもの
で、送水ポンプ(22)の空運転により圧風を前記噴水羽
根(20)から洗浄室(6)内に導出させて食器を乾燥さ
せるように構成している。
また、前記モータ(34)の回転軸(38)他端側に送風
ファン(39)を設け、該ファン(39)によって吸気パイ
プ(37)に外気を送り込み、送水ポンプ(22)の送風作
用を補助するように構成している。
ファン(39)を設け、該ファン(39)によって吸気パイ
プ(37)に外気を送り込み、送水ポンプ(22)の送風作
用を補助するように構成している。
さらに、第1図及び第3図などに示す如く、噴水羽根
(20)の端部に正逆転用の推進ノズル(40)(41)を設
けると共に、噴水羽根(20)を正逆転させる手段である
ボール弁(42)を内挿させる弁室(43)を前記羽根(2
0)に形成するもので、導水軸(18)の軸芯を中心とす
る円周上で羽根(20)の回転方向に弁室(43)を延設さ
せ、図1から明らかなように、洗浄水の噴射方向が噴水
羽根(20)を回転させる方向とは逆方向でその噴射方向
が互に交差する前記各推進ノズル(40)(41)を弁室
(43)の両端に弁座(44)(45)を介して連通させると
共に、弁室(43)の中間部底面を両側よりも高くし、弁
室(43)一側端部にボール弁(42)を移動保持させる。
(20)の端部に正逆転用の推進ノズル(40)(41)を設
けると共に、噴水羽根(20)を正逆転させる手段である
ボール弁(42)を内挿させる弁室(43)を前記羽根(2
0)に形成するもので、導水軸(18)の軸芯を中心とす
る円周上で羽根(20)の回転方向に弁室(43)を延設さ
せ、図1から明らかなように、洗浄水の噴射方向が噴水
羽根(20)を回転させる方向とは逆方向でその噴射方向
が互に交差する前記各推進ノズル(40)(41)を弁室
(43)の両端に弁座(44)(45)を介して連通させると
共に、弁室(43)の中間部底面を両側よりも高くし、弁
室(43)一側端部にボール弁(42)を移動保持させる。
また、噴射ノズル(19)と同様に導水軸(18)を介し
て吐出口(23)に連通させる給水口(46)を弁室(43)
に開設させ、ポンプ(22)からの水を噴射ノズル(19)
及び弁室(43)に圧送させ、その水圧によって回転方向
と逆側の弁座(45)または(44)にボール弁(42)を圧
着させ、他方の弁座(44)または(45)を介して推進ノ
ズル(40)または(41)に給水し、ノズル(40)または
(41)からの洗浄水の噴射力を利用して噴水羽根(20)
を回転させると共に、前記ポンプ(22)の給水を中止し
たとき、噴水羽根(20)が停止し、慣性力によってボー
ル弁(42)が回転方向に移動して他方の弁座(44)また
は(45)に当接し、再びポンプ(22)から給水すること
により他方の推進ノズル(41)または(40)から水が噴
出するもので、ポンプ(22)からの給水を一時的に中断
させることにより、各弁座(44)(45)間で交互にボー
ル弁(42)を移動させ、噴水羽根(20)の回転力を発生
させる洗浄水の噴射方向を自動的に切換え、各推進ノズ
ル(40)(41)を交互に使い分けて噴水羽根(20)を正
逆転させるように構成している。
て吐出口(23)に連通させる給水口(46)を弁室(43)
に開設させ、ポンプ(22)からの水を噴射ノズル(19)
及び弁室(43)に圧送させ、その水圧によって回転方向
と逆側の弁座(45)または(44)にボール弁(42)を圧
着させ、他方の弁座(44)または(45)を介して推進ノ
ズル(40)または(41)に給水し、ノズル(40)または
(41)からの洗浄水の噴射力を利用して噴水羽根(20)
を回転させると共に、前記ポンプ(22)の給水を中止し
たとき、噴水羽根(20)が停止し、慣性力によってボー
ル弁(42)が回転方向に移動して他方の弁座(44)また
は(45)に当接し、再びポンプ(22)から給水すること
により他方の推進ノズル(41)または(40)から水が噴
出するもので、ポンプ(22)からの給水を一時的に中断
させることにより、各弁座(44)(45)間で交互にボー
ル弁(42)を移動させ、噴水羽根(20)の回転力を発生
させる洗浄水の噴射方向を自動的に切換え、各推進ノズ
ル(40)(41)を交互に使い分けて噴水羽根(20)を正
逆転させるように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、蓋カバー(5)
を開閉して食器を並べた棚状体(9)を洗浄室(6)に
入れる一方、給水バルブ(12)を介して貯水タンク(1
4)に所定量の水を入れ、ヒータ(17)によってタンク
(14)内の水を加熱すると共に、送水ポンプ(22)の正
回転によってタンク(14)の水を噴水羽根(20)に送出
し、噴射ノズル(19)から水を洗浄室(6)上方に向け
て噴出させ、噴出した水が食器に当って汚れを洗い落す
一方、前記ポンプ(22)からの水が弁室(43)に供給さ
れ、第1図のボール弁(42)位置のとき、一方の弁座
(45)にボール弁(42)が水圧によって当接支持されて
この側の推進ノズル(41)が閉塞されると共に、もう一
方の弁座(44)を介して弁室(43)の水がこの側の推進
ノズル(40)から噴出し、該ノズル(40)からの水の噴
射力によって噴水羽根(20)を正回転させる。
を開閉して食器を並べた棚状体(9)を洗浄室(6)に
入れる一方、給水バルブ(12)を介して貯水タンク(1
4)に所定量の水を入れ、ヒータ(17)によってタンク
(14)内の水を加熱すると共に、送水ポンプ(22)の正
回転によってタンク(14)の水を噴水羽根(20)に送出
し、噴射ノズル(19)から水を洗浄室(6)上方に向け
て噴出させ、噴出した水が食器に当って汚れを洗い落す
一方、前記ポンプ(22)からの水が弁室(43)に供給さ
れ、第1図のボール弁(42)位置のとき、一方の弁座
(45)にボール弁(42)が水圧によって当接支持されて
この側の推進ノズル(41)が閉塞されると共に、もう一
方の弁座(44)を介して弁室(43)の水がこの側の推進
ノズル(40)から噴出し、該ノズル(40)からの水の噴
射力によって噴水羽根(20)を正回転させる。
また、前記ポンプ(22)を停止させて給水を中止する
ことにより、噴水羽根(20)が停止し、動慣性力により
ボール弁(42)が他方の弁座(44)位置に移動するもの
で、ポンプ(22)の給水を再び開始させることにより、
ボール弁(42)が移動した側の弁座(44)に当接してノ
ズル(40)を閉塞すると共に、もう一方の弁座(45)を
介して推進ノズル(41)から水を噴出させ、該ノズル
(41)からの水の噴射力によって噴水羽根(20)を逆回
転させる。
ことにより、噴水羽根(20)が停止し、動慣性力により
ボール弁(42)が他方の弁座(44)位置に移動するもの
で、ポンプ(22)の給水を再び開始させることにより、
ボール弁(42)が移動した側の弁座(44)に当接してノ
ズル(40)を閉塞すると共に、もう一方の弁座(45)を
介して推進ノズル(41)から水を噴出させ、該ノズル
(41)からの水の噴射力によって噴水羽根(20)を逆回
転させる。
このように、ポンプ(22)の給水を中止し、噴水羽根
(20)を停止させ、ポンプ(22)の給水を再開させるこ
とにより、噴水羽根(20)を交互に正転及び逆転させる
ものである。
(20)を停止させ、ポンプ(22)の給水を再開させるこ
とにより、噴水羽根(20)を交互に正転及び逆転させる
ものである。
さらに、第5図は他の実施例を示すもので、正逆転用
の推進ノズル(40)(41)の各弁座(44)(45)の一方
に当接させる弁体(47)を設け、支点軸(48)を中心に
揺動させる弁体(47)に支点越えバネ(49)を連結させ
ると共に、前記バネ(49)を支点越え状態に張設させる
摺動子(50)を備え、各ノズル(40)(41)の水圧を利
用して摺動子(50)を往復移動させ、ポンプ(22)の給
水を止めたときに前記バネ(49)により弁体(47)を他
方の弁座(44)に当接させ、給水を再開したとき、水圧
によって弁体(47)が閉塞支持され、逆転側のノズル
(41)の水圧によって摺動子(50)が他方仮想線位置に
移動するもので、前記バネ(49)の作用方向を水圧によ
って切換え、給水及び中止及び給水再開を繰返すことに
よって各ノズル(40)(41)から交互に水を噴出させ、
噴水羽根(20)を交互に正転及び逆転させるものであ
る。
の推進ノズル(40)(41)の各弁座(44)(45)の一方
に当接させる弁体(47)を設け、支点軸(48)を中心に
揺動させる弁体(47)に支点越えバネ(49)を連結させ
ると共に、前記バネ(49)を支点越え状態に張設させる
摺動子(50)を備え、各ノズル(40)(41)の水圧を利
用して摺動子(50)を往復移動させ、ポンプ(22)の給
水を止めたときに前記バネ(49)により弁体(47)を他
方の弁座(44)に当接させ、給水を再開したとき、水圧
によって弁体(47)が閉塞支持され、逆転側のノズル
(41)の水圧によって摺動子(50)が他方仮想線位置に
移動するもので、前記バネ(49)の作用方向を水圧によ
って切換え、給水及び中止及び給水再開を繰返すことに
よって各ノズル(40)(41)から交互に水を噴出させ、
噴水羽根(20)を交互に正転及び逆転させるものであ
る。
また、正転及び逆転用の推進ノズル(40)(41)を夫
々設けたが、単一の推進ノズルを方向転換自在に設け、
慣性力または水圧によって単一の推進ノズルの開口方向
を管振り動作などによって変更させ、単一の推進ノズル
を正転または逆転方向に交互に開口させ、噴水羽根(2
0)を交互に正転及び逆転させることも容易に行えるも
のである。
々設けたが、単一の推進ノズルを方向転換自在に設け、
慣性力または水圧によって単一の推進ノズルの開口方向
を管振り動作などによって変更させ、単一の推進ノズル
を正転または逆転方向に交互に開口させ、噴水羽根(2
0)を交互に正転及び逆転させることも容易に行えるも
のである。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、洗浄水を噴
出する噴射ノズル(19)を有する噴水羽根(20)を設
け、洗浄水の噴射力を利用して噴水羽根(20)を回転さ
せる食器洗浄機において、噴水羽根(20)の端部で回転
方向に形成する弁室(43)と、該弁室(43)の一側壁中
央部に開設する給水口(46)と、前記弁室(43)に内挿
させるボール弁(42)と、前記弁室(43)の両端に弁座
(44)(45)を介して連通させる洗浄水の噴射方向が噴
水羽根(20)を回転させる方向とは逆方向でその噴射方
向が互に交差する正逆転用推進ノズル(40)(41)とを
設け、前記弁室(43)は中間部底面を両側よりも高くな
るように形成され、前記給水口(46)から弁室(43)内
への洗浄水の供給停止による噴水羽根(20)の回転停止
時に慣性力によってボール弁(42)が回転停止前の弁座
位置から他方の弁座位置へと移動し、噴水羽根(20)の
回転力を発生させる洗浄水の噴射方向を自動的に切換え
て噴水羽根(20)を正逆転させるもので、噴水羽根(2
0)の正逆転動作によって食器に対する洗浄水の噴射方
向が変更され、洗い残し並びに洗浄不足などを低減させ
ることにより、洗浄時間の短縮並びに洗浄機能の向上な
どを容易に図ることができるものである。
出する噴射ノズル(19)を有する噴水羽根(20)を設
け、洗浄水の噴射力を利用して噴水羽根(20)を回転さ
せる食器洗浄機において、噴水羽根(20)の端部で回転
方向に形成する弁室(43)と、該弁室(43)の一側壁中
央部に開設する給水口(46)と、前記弁室(43)に内挿
させるボール弁(42)と、前記弁室(43)の両端に弁座
(44)(45)を介して連通させる洗浄水の噴射方向が噴
水羽根(20)を回転させる方向とは逆方向でその噴射方
向が互に交差する正逆転用推進ノズル(40)(41)とを
設け、前記弁室(43)は中間部底面を両側よりも高くな
るように形成され、前記給水口(46)から弁室(43)内
への洗浄水の供給停止による噴水羽根(20)の回転停止
時に慣性力によってボール弁(42)が回転停止前の弁座
位置から他方の弁座位置へと移動し、噴水羽根(20)の
回転力を発生させる洗浄水の噴射方向を自動的に切換え
て噴水羽根(20)を正逆転させるもので、噴水羽根(2
0)の正逆転動作によって食器に対する洗浄水の噴射方
向が変更され、洗い残し並びに洗浄不足などを低減させ
ることにより、洗浄時間の短縮並びに洗浄機能の向上な
どを容易に図ることができるものである。
また、噴水羽根(20)を正逆転動作させるための正逆
転用推進ノズル(40)(41)への通水が、洗浄水の供給
停止(羽根停止)ごとに慣性力によって正転用推進ノズ
ル(40)を閉塞する弁座(44)位置と逆転用推進ノズル
(41)を閉塞する弁座(45)位置に交互に移動する構造
の切換弁で行われるため、切換弁の切換動作が確実且つ
迅速に行われ、しかも洗浄水の供給再開時には既に切換
弁の切換が完了していて羽根(20)の始動が迅速に行わ
れる。従って噴水羽根(20)は確実且つ迅速に回転方向
が切換わって正逆転動作し、洗浄水の供給を停止させる
時間ロスを短くできて、洗浄性能の向上を図ることがで
きるものである。
転用推進ノズル(40)(41)への通水が、洗浄水の供給
停止(羽根停止)ごとに慣性力によって正転用推進ノズ
ル(40)を閉塞する弁座(44)位置と逆転用推進ノズル
(41)を閉塞する弁座(45)位置に交互に移動する構造
の切換弁で行われるため、切換弁の切換動作が確実且つ
迅速に行われ、しかも洗浄水の供給再開時には既に切換
弁の切換が完了していて羽根(20)の始動が迅速に行わ
れる。従って噴水羽根(20)は確実且つ迅速に回転方向
が切換わって正逆転動作し、洗浄水の供給を停止させる
時間ロスを短くできて、洗浄性能の向上を図ることがで
きるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す要部説明図、第2図は
断面側面図、第3図及び第4図は部分説明図、第5図は
他の実施例を示す説明図である。 (19)……噴射ノズル (20)……噴水羽根 (40)……正転用推進ノズル (41)……逆転用推進ノズル (42)……ボール弁 (43)……弁室 (44)(45)……弁座 (46)……給水口
断面側面図、第3図及び第4図は部分説明図、第5図は
他の実施例を示す説明図である。 (19)……噴射ノズル (20)……噴水羽根 (40)……正転用推進ノズル (41)……逆転用推進ノズル (42)……ボール弁 (43)……弁室 (44)(45)……弁座 (46)……給水口
Claims (1)
- 【請求項1】洗浄水を噴出する噴射ノズル(19)を有す
る噴水羽根(20)を設け、洗浄水の噴射力を利用して噴
水羽根(20)を回転させる食器洗浄機において、噴水羽
根(20)の端部で回転方向に形成する弁室(43)と、該
弁室(43)の一側壁中央部に開設する給水口(46)と、
前記弁室(43)に内挿させるボール弁(42)と、前記弁
室(43)の両端に弁座(44)(45)を介して連通させる
洗浄水の噴射方向が噴水羽根(20)を回転させる方向と
は逆方向でその噴射方向が互に交差する正逆転用推進ノ
ズル(40)(41)とを設け、前記弁室(43)は中間部底
面を両側よりも高くなるように形成され、前記給水口
(46)から弁室(43)内への洗浄水の供給停止による噴
水羽根(20)の回転停止時に慣性力によっボール弁(4
2)が回転停止前の弁座位置から他方の弁座位置へと移
動し、噴水羽根(20)の回転力を発生させる洗浄水の噴
射方向を自動的に切換えて噴水羽根(20)を正逆転させ
ることを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2131979A JP2681306B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2131979A JP2681306B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 食器洗浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426409A JPH0426409A (ja) | 1992-01-29 |
JP2681306B2 true JP2681306B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=15070708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2131979A Expired - Lifetime JP2681306B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681306B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR960010942B1 (ko) * | 1993-12-01 | 1996-08-14 | 엘지전자 주식회사 | 식기세척기의 스프레이암 회전장치 |
DE19931875A1 (de) * | 1999-07-09 | 2001-01-11 | Winterhalter Gastronom Gmbh | Reinigungssystem |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944751A (ja) * | 1972-08-31 | 1974-04-27 | ||
JPS4944395A (ja) * | 1972-09-01 | 1974-04-26 |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP2131979A patent/JP2681306B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426409A (ja) | 1992-01-29 |
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