JPS59199642A - 2,6−ジクロルトルエンの分離方法 - Google Patents
2,6−ジクロルトルエンの分離方法Info
- Publication number
- JPS59199642A JPS59199642A JP58073855A JP7385583A JPS59199642A JP S59199642 A JPS59199642 A JP S59199642A JP 58073855 A JP58073855 A JP 58073855A JP 7385583 A JP7385583 A JP 7385583A JP S59199642 A JPS59199642 A JP S59199642A
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- JP
- Japan
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- dct
- solvent
- adsorption
- adsorbent
- separation
- Prior art date
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- Granted
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C25/00—Compounds containing at least one halogen atom bound to a six-membered aromatic ring
- C07C25/02—Monocyclic aromatic halogenated hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/38—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C17/389—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by adsorption on solids
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ジクロルトルエン異性体混合物からの2,6
−ジクロルトルエン(以下ジクロルトルエンをDCTと
略す)の吸着分離方法に関するものであり、特に、2,
6−および/あるいは2.5−DCTを含むDCT異性
体混合物から2.6−DCTを効果的に分離回収する方
法に関するものである。
−ジクロルトルエン(以下ジクロルトルエンをDCTと
略す)の吸着分離方法に関するものであり、特に、2,
6−および/あるいは2.5−DCTを含むDCT異性
体混合物から2.6−DCTを効果的に分離回収する方
法に関するものである。
2.6−DCTは染料、医薬、農薬等の重要な中間体で
あるが、DCT異性体間の沸点が似通っているため、D
CT異性体混合物から2.6−DCTを精留により回収
することは非常に困難である。
あるが、DCT異性体間の沸点が似通っているため、D
CT異性体混合物から2.6−DCTを精留により回収
することは非常に困難である。
このため、工業的には例えば、p−トルエンスルホン酸
をジ塩素化した後、脱スルホン化して2.6−DCTを
製造しているが、高純度のものか得られにくくかつ経済
的なプロセスとは言い難い。
をジ塩素化した後、脱スルホン化して2.6−DCTを
製造しているが、高純度のものか得られにくくかつ経済
的なプロセスとは言い難い。
本発明者らは、例えばクロルトルエンの核塩素化によっ
て得られるDCT異性体混合物から2.6−DCTをゼ
オライト系吸着剤を用いて分離回収する方法に関し研究
してきた。
て得られるDCT異性体混合物から2.6−DCTをゼ
オライト系吸着剤を用いて分離回収する方法に関し研究
してきた。
かかる方法としては既にホージャサイト型ゼオライトを
用いるDCT異性体の吸着分離方法が米国特許第4.2
54゜062号で知られている。ところが上記公知例に
よって、DCT異性体混合物から2.6−DCTをエク
ストラクト成分すなわち強吸着成分として分離回収しよ
うとすると、2゜3−DCTおよび/あるいは2.5−
DCTのホージャサイト型ゼオライトに対する被吸着力
が2.6−DCTとほぼ等しいかあるいは2.6−DC
Tよシもむしろ強いので、高純度の2.6−DCTを分
離回収することは実質的に不可能である。
用いるDCT異性体の吸着分離方法が米国特許第4.2
54゜062号で知られている。ところが上記公知例に
よって、DCT異性体混合物から2.6−DCTをエク
ストラクト成分すなわち強吸着成分として分離回収しよ
うとすると、2゜3−DCTおよび/あるいは2.5−
DCTのホージャサイト型ゼオライトに対する被吸着力
が2.6−DCTとほぼ等しいかあるいは2.6−DC
Tよシもむしろ強いので、高純度の2.6−DCTを分
離回収することは実質的に不可能である。
そこで本発明者らは、2./)−DCTを高純度で分離
回収する方法、特に2,3−および/あるいは2.5−
DCTを含むDCT異性体混合物から2,6−DCTを
高純度で分離する方法に関し鋭意研究した結果、以下の
発明に到達した。
回収する方法、特に2,3−および/あるいは2.5−
DCTを含むDCT異性体混合物から2,6−DCTを
高純度で分離する方法に関し鋭意研究した結果、以下の
発明に到達した。
す々わち本発明は、ジクロルトルエン異性体混合物から
、2.6−ジクロルトルエンを吸着分離するに際して、
ホー弁サイト型ゼオライト系吸着剤を用い、かつ溶媒と
してベンゼン置換体化合物を存在させ2,6−ジクロル
トルエンをエクストラクト成分として分離回収すること
を特依とする2゜6−ジクロルトルエンの分離方法を提
供するものである。
、2.6−ジクロルトルエンを吸着分離するに際して、
ホー弁サイト型ゼオライト系吸着剤を用い、かつ溶媒と
してベンゼン置換体化合物を存在させ2,6−ジクロル
トルエンをエクストラクト成分として分離回収すること
を特依とする2゜6−ジクロルトルエンの分離方法を提
供するものである。
本発明方法は、2,3−および/あるいは2,5−ジク
ロルトルエンを含む異性体混合物、特に2,6−ジクロ
ルトルエンを含む異性体混合物から2,6−ジクロルト
ルエンを分離回収する際に特に効果的な方法であるが、
もちろん上記異性体を含ま々い流体混合物から分離する
方法にも適用できる。
ロルトルエンを含む異性体混合物、特に2,6−ジクロ
ルトルエンを含む異性体混合物から2,6−ジクロルト
ルエンを分離回収する際に特に効果的な方法であるが、
もちろん上記異性体を含ま々い流体混合物から分離する
方法にも適用できる。
本発明に用いられる吸着分離技術としては、いわゆるク
ロマト分取法であってもよいし、擬似移動床方式による
連続的吸着分離方法でもよい。
ロマト分取法であってもよいし、擬似移動床方式による
連続的吸着分離方法でもよい。
擬似移動床による連続的吸着分離技術は、吸着剤を充て
んした複数個の吸着室を用いて、基本的操作として次に
示す吸着操作、#縮操作、脱着操作、脱着剤の回収操作
を連続的に循環して実施される。
んした複数個の吸着室を用いて、基本的操作として次に
示す吸着操作、#縮操作、脱着操作、脱着剤の回収操作
を連続的に循環して実施される。
(1)吸着操作:原料混合物が吸着剤床と接触し強吸着
成分が選択的に吸着される。残りの弱吸着成分はラフィ
ネート流れとして脱着剤とともに吸着剤床から抜き出さ
れる。
成分が選択的に吸着される。残りの弱吸着成分はラフィ
ネート流れとして脱着剤とともに吸着剤床から抜き出さ
れる。
(2)濃縮操作二強吸着成分を選択的に吸着した吸着剤
は後で述べるエクストラクトの一部と接触させられ、吸
着剤上に残存している弱吸着成分が追い出され、強吸着
成分が高純度化される。
は後で述べるエクストラクトの一部と接触させられ、吸
着剤上に残存している弱吸着成分が追い出され、強吸着
成分が高純度化される。
(3)脱着操作:高純度化された強吸着成分を含む吸着
剤床は脱着剤と接触させられ、高純度の強吸着成分が脱
着剤とともにエクストラクト流れとして吸着剤床から抜
き出されろう (4)回収操作:脱着剤を含む吸着剤床はラフィネート
流れの一部と接触させられ脱着剤が吸着剤床から抜出さ
れる0本発明の溶媒であるベンゼン置換化合物を、上記
吸着分離技術に用いる場合には、DCT異性体の原料混
合物中にこれを添加してもよいし、クロマト分則の展開
剤中、あるいは擬似移動床方式での脱着剤中にこれを添
加してもよい。
剤床は脱着剤と接触させられ、高純度の強吸着成分が脱
着剤とともにエクストラクト流れとして吸着剤床から抜
き出されろう (4)回収操作:脱着剤を含む吸着剤床はラフィネート
流れの一部と接触させられ脱着剤が吸着剤床から抜出さ
れる0本発明の溶媒であるベンゼン置換化合物を、上記
吸着分離技術に用いる場合には、DCT異性体の原料混
合物中にこれを添加してもよいし、クロマト分則の展開
剤中、あるいは擬似移動床方式での脱着剤中にこれを添
加してもよい。
さらには、展開剤あるいは脱着剤として使用してもよい
。
。
吸着分離系内での溶媒の濃度
DCT異性体+溶媒
は、5wt%以上、好ましくは15wt%以上である。
本発明の溶媒を脱着剤として用いる場合には、分離系内
での局所的な溶媒濃度が15wt%以下になら々いよう
に原料混合物と脱着剤の供給比をVhTiすることが好
ましい。
での局所的な溶媒濃度が15wt%以下になら々いよう
に原料混合物と脱着剤の供給比をVhTiすることが好
ましい。
本発明の溶媒としてはベンゼン置換体化合物が用いられ
る。具体的Kld )ルエン、キシレン、クロルベンゼ
ン、クロルトルエン、エチルトルエン、クロルキシレン
、トリノチルベンゼン、ジクロルベンゼン、トリクロル
ベンゼン、ジエチルベンゼンの低級アルキル基、ハロゲ
ン等が1個以上核置換したベンゼン等が挙けられるが、
勿論これに限定されない。特に好ましい溶媒は、0−キ
シレン、n−キシレン、p−キシレン、0−クロルトル
エン、p−クロルトルエン、1,2.3− )ジエチル
ベンゼン、1,2.4− )ジエチルベンゼンである。
る。具体的Kld )ルエン、キシレン、クロルベンゼ
ン、クロルトルエン、エチルトルエン、クロルキシレン
、トリノチルベンゼン、ジクロルベンゼン、トリクロル
ベンゼン、ジエチルベンゼンの低級アルキル基、ハロゲ
ン等が1個以上核置換したベンゼン等が挙けられるが、
勿論これに限定されない。特に好ましい溶媒は、0−キ
シレン、n−キシレン、p−キシレン、0−クロルトル
エン、p−クロルトルエン、1,2.3− )ジエチル
ベンゼン、1,2.4− )ジエチルベンゼンである。
本発明のベンゼン置換体化合物は、1秒でも2秒以上混
合して使用しても良い。
合して使用しても良い。
本発明の方法に使用されるホージャザイト型ゼオライト
とは次式で示される結晶性アルミノシリケートである。
とは次式で示される結晶性アルミノシリケートである。
0.9±0.2 M2/110 : Al2O3: x
si02 : yH20ここで、Mはカチオンを示し、
nはその原子価を表す。上式のホージャサイト型やゼオ
ライトはXおよびY型に分類され、X型はx = 2.
5±0.5であり、Y型はx=3〜6でサイト型やゼオ
ライトを脱アルミ処理してもよい。このうち峙に好まし
いのはX型ゼオライトでを)る。Mは任意のカチオンで
あるが、通常ナトリウムであるものが入手される。
si02 : yH20ここで、Mはカチオンを示し、
nはその原子価を表す。上式のホージャサイト型やゼオ
ライトはXおよびY型に分類され、X型はx = 2.
5±0.5であり、Y型はx=3〜6でサイト型やゼオ
ライトを脱アルミ処理してもよい。このうち峙に好まし
いのはX型ゼオライトでを)る。Mは任意のカチオンで
あるが、通常ナトリウムであるものが入手される。
本発明に使用する場合に1、このカチオンは本質的にけ
いづれでもよいが好壕しくは1価の全屈、プロトン、お
よびアンモニウムイオンから選はれた少なくとも1わの
カチオンである。特に好壕しくけナトリウム、銀1・た
けセシウムである。
いづれでもよいが好壕しくは1価の全屈、プロトン、お
よびアンモニウムイオンから選はれた少なくとも1わの
カチオンである。特に好壕しくけナトリウム、銀1・た
けセシウムである。
これらカチオンのイオン交換法は結晶性アルミノシリケ
ートの製造に関する知識を有する当業者には広く知られ
ており、通常はゼオライトに加えようとする1棟又はそ
れ以上のカチオンの可溶性塩の水溶液にそのゼオライト
を接触させることによって実施されうる。
j・吸着分離するための
操作条件として、温度は室温から350℃、好ましくは
50〜250℃であり、圧力は大気圧から50に9/−
・G好寸しくは大気圧から40 K9殉−Gである。さ
らに分離すべき物質の状態は気相でも液相でもよいが操
作湿度を低くして、原料混合物あるいは溶媒、脱着剤の
好ましく々い副反応を抑えるために液相で実施するのが
好ましいう ホージャサイト型ゼオライト系吸着剤のみを用いたので
はDCT異性体混合物から2.6−DCTをエクストラ
クト成分として分肺回収することが不可能だが、本発明
の溶媒を用いることによp高純度の2.6−DCTを分
離回収することが可能となるという囲動を示す。
ートの製造に関する知識を有する当業者には広く知られ
ており、通常はゼオライトに加えようとする1棟又はそ
れ以上のカチオンの可溶性塩の水溶液にそのゼオライト
を接触させることによって実施されうる。
j・吸着分離するための
操作条件として、温度は室温から350℃、好ましくは
50〜250℃であり、圧力は大気圧から50に9/−
・G好寸しくは大気圧から40 K9殉−Gである。さ
らに分離すべき物質の状態は気相でも液相でもよいが操
作湿度を低くして、原料混合物あるいは溶媒、脱着剤の
好ましく々い副反応を抑えるために液相で実施するのが
好ましいう ホージャサイト型ゼオライト系吸着剤のみを用いたので
はDCT異性体混合物から2.6−DCTをエクストラ
クト成分として分肺回収することが不可能だが、本発明
の溶媒を用いることによp高純度の2.6−DCTを分
離回収することが可能となるという囲動を示す。
次に本発明の方法を実施例をあげて説明する。実施例で
は吸着剤の吸着特性を次式の吸着選択率αでもって表わ
す。
は吸着剤の吸着特性を次式の吸着選択率αでもって表わ
す。
ここで、Xは2.6−DCT以外のDCT異性体のどれ
か1つを示し、Sは吸着相、Lは吸着相と平衡状態にあ
る液相を示す。
か1つを示し、Sは吸着相、Lは吸着相と平衡状態にあ
る液相を示す。
上式に示した2、6−DCTの他のDCT異性体に対す
るα値がすべて1より犬であれば、2.6−DCTをエ
クストラクト成分す々わち強吸着成分として分離回収す
ることができる。α値が1に近い物質は2.6−DCT
と分離することが困難である。α値が1か1より小さい
物質は2,6−DCTとともにエクストラクト成分中に
流出し、結果として高純度の2.6−DCTを得ること
ができない。
るα値がすべて1より犬であれば、2.6−DCTをエ
クストラクト成分す々わち強吸着成分として分離回収す
ることができる。α値が1に近い物質は2.6−DCT
と分離することが困難である。α値が1か1より小さい
物質は2,6−DCTとともにエクストラクト成分中に
流出し、結果として高純度の2.6−DCTを得ること
ができない。
実施例 1
Na−X型(sto!!/A1203=2.5 )ゼオ
ライトの粉末に、バインダーとしてアルミナンルをAl
2O3換算で15wt%添加し押し出し成型によ#)2
4〜32メツシユの造粒品を得る。この造粒品を100
℃で乾燥後、500℃で1時m)焼成しNa−X型吸着
剤を調製した。
ライトの粉末に、バインダーとしてアルミナンルをAl
2O3換算で15wt%添加し押し出し成型によ#)2
4〜32メツシユの造粒品を得る。この造粒品を100
℃で乾燥後、500℃で1時m)焼成しNa−X型吸着
剤を調製した。
次いで、該吸着剤を各種の硝酸塩水溶液でイオン交換処
理した。イオン交換条件は固液比5で約90℃である。
理した。イオン交換条件は固液比5で約90℃である。
イオン交換後の吸着剤の乾燥、炉、成条件はNa−X型
と同じである。
と同じである。
上記の吸着剤のDCT異性体間の吸着選択率を測定する
ために、内容J’l’j 5 ml!のオートクレーブ
内に阪脅゛i剤22およびDCT異性体混合物59を充
てんし、各種溶媒の存在下160℃で1時間ときどき攪
拌しながら放置した。仕込まれたDCT異性体混合物の
組成は 2.3−/2,4−/2,5−/2,6− D CT=
33/ 37/ 1s/ 12 wt比である。
ために、内容J’l’j 5 ml!のオートクレーブ
内に阪脅゛i剤22およびDCT異性体混合物59を充
てんし、各種溶媒の存在下160℃で1時間ときどき攪
拌しながら放置した。仕込まれたDCT異性体混合物の
組成は 2.3−/2,4−/2,5−/2,6− D CT=
33/ 37/ 1s/ 12 wt比である。
さらに、ガスクロマトグラフィー分析での基準物質とし
てDCT異性体混合物に対して20wt%のn−ノナン
を同時に仕込んだ、n−ノナンは上記吸着条件下では、
ゼオライトの吸着特性に関し実質上不活性々物質である
。
てDCT異性体混合物に対して20wt%のn−ノナン
を同時に仕込んだ、n−ノナンは上記吸着条件下では、
ゼオライトの吸着特性に関し実質上不活性々物質である
。
吸着剤と接触させた後の液相渭6合物の組成をガスクロ
マトグラフィーにより分相しDCT異性体間の吸着辺、
択率αを求めた。
マトグラフィーにより分相しDCT異性体間の吸着辺、
択率αを求めた。
結果を表1に示す。
表中、単一カチオン成分のみを示した吸着剤は、そのカ
チオンが吸着剤に含1れるカチオンの90当量チ以上を
占めていることを表ず。寸た、例えけ0.2 Ag −
Na−X と示したものはNa−X型吸着剤に含寸れ
るNaカチオンの20当量チを含む硝酸銀溶液でイオン
交換しブヒことを示す0衣中に示した溶媒濃度は仕込液
中の を示した。
チオンが吸着剤に含1れるカチオンの90当量チ以上を
占めていることを表ず。寸た、例えけ0.2 Ag −
Na−X と示したものはNa−X型吸着剤に含寸れ
るNaカチオンの20当量チを含む硝酸銀溶液でイオン
交換しブヒことを示す0衣中に示した溶媒濃度は仕込液
中の を示した。
本発明の溶媒の存在によって2.6−DCTをエクスト
ラクト成分として分離回収できることが表1から明らか
である。
ラクト成分として分離回収できることが表1から明らか
である。
表 1
表1(続き)
比較例 1
実施例1の方法で各種の硝酸塩水浴液でイオン交換した
吸着剤を調製した。この吸着剤を用い1、溶媒を使用し
てない以外は実施例1と同一の条f4でDCT異性体間
の吸着選択率を測定した。
吸着剤を調製した。この吸着剤を用い1、溶媒を使用し
てない以外は実施例1と同一の条f4でDCT異性体間
の吸着選択率を測定した。
結果を表2に示す2、
表2から明らかなように溶媒を使用しないときにはα2
,6−’72.3−?′iすべて1.0よシ小さい。す
なわちX型ゼオライト系吸着剤は2.6−DCTよりも
2.3−DCTを強く吸着する。従って、2,67DC
Tをエクストラクト成分として分離回収することができ
ない。さらに、Agカチオンを含んだ吸着剤以外はα2
,6−/2.5−が1.0に近く2、/+−DCTと2
.5−DCTを吸着分離することが非常に困難であるか
、実質上不可能である。Agカチオンを含む吸着剤は2
.6一体と2.5一体の分離を可能にするは妙すでなく
2.6一体と2,4一体との分離も他の吸着剤に比し容
易となる。
,6−’72.3−?′iすべて1.0よシ小さい。す
なわちX型ゼオライト系吸着剤は2.6−DCTよりも
2.3−DCTを強く吸着する。従って、2,67DC
Tをエクストラクト成分として分離回収することができ
ない。さらに、Agカチオンを含んだ吸着剤以外はα2
,6−/2.5−が1.0に近く2、/+−DCTと2
.5−DCTを吸着分離することが非常に困難であるか
、実質上不可能である。Agカチオンを含む吸着剤は2
.6一体と2.5一体の分離を可能にするは妙すでなく
2.6一体と2,4一体との分離も他の吸着剤に比し容
易となる。
実施例 2
3.4−DCTを含むDCT異性体間の吸着選択率を0
2Ag−Na−Xを用いて測定した。
2Ag−Na−Xを用いて測定した。
仕込んだDCT異性体混合物の組成は
2.6−/2.5−/2.4−/2.3−/3.4−の
等景況合物である。壕だ、溶媒の存在下での吸着選択率
も測定した。他の1111!定条件は実施例1と同じで
ある。
等景況合物である。壕だ、溶媒の存在下での吸着選択率
も測定した。他の1111!定条件は実施例1と同じで
ある。
結果を表3に示す。
表3からも、本発明の溶媒が存在し彦いときには6,4
−DCTと2.6−DCTとの分離がほとんど不可能で
あったものが、本発明の溶媒を添加すると2.6−DC
Tをエクストラクト成分として分離回収できることがわ
かる。
−DCTと2.6−DCTとの分離がほとんど不可能で
あったものが、本発明の溶媒を添加すると2.6−DC
Tをエクストラクト成分として分離回収できることがわ
かる。
表 6
特許出願人 東 し 株 式 会 社゛j
代理人 弁理士 斉藤武彦 7
〃 〃 川瀬良治′、2
Claims (1)
- ジクロルトルエン異性体混合物から、2,6−ジクロル
トルエンを吸着分離するに際して、吸着剤としてホージ
ャサイト型ゼオライト系吸着剤を用い、かつベンゼン置
換体化合物の存在下に2,6−ジクロルトルエンをエク
ストラクト成分として分離回収することを特徴とする2
、6−ジクロルトルエンの分離方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58073855A JPS59199642A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 2,6−ジクロルトルエンの分離方法 |
EP84302846A EP0125077B1 (en) | 1983-04-28 | 1984-04-27 | Adsorptive separation process |
DE90202602T DE3486207T2 (de) | 1983-04-28 | 1984-04-27 | Verfahren zur Abtrennung von 2-Chlor-m-xylol. |
EP87200465A EP0246673B1 (en) | 1983-04-28 | 1984-04-27 | Process for separating a chlorotoluene isomer |
DE8484302846T DE3478809D1 (en) | 1983-04-28 | 1984-04-27 | Adsorptive separation process |
EP90202602A EP0412623B1 (en) | 1983-04-28 | 1984-04-27 | Process for separating 2-chloro-m-xylene |
DE8787200465T DE3485064D1 (de) | 1983-04-28 | 1984-04-27 | Verfahren zur abtrennung eines chlortoluolisomers. |
US06/848,839 US4774371A (en) | 1983-04-28 | 1986-04-03 | Adsorptive separation process |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58073855A JPS59199642A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 2,6−ジクロルトルエンの分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59199642A true JPS59199642A (ja) | 1984-11-12 |
JPH0145457B2 JPH0145457B2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=13530183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58073855A Granted JPS59199642A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 2,6−ジクロルトルエンの分離方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4774371A (ja) |
EP (3) | EP0125077B1 (ja) |
JP (1) | JPS59199642A (ja) |
DE (3) | DE3486207T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001131094A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-05-15 | Toray Ind Inc | 芳香族化合物異性体の製造方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122433A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Toray Ind Inc | 3,5−キシレノ−ルの分離回収方法 |
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