JP3807061B2 - ハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からm−ハロゲン化エチルベンゼンを分離回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハロゲン化エチルベンゼンは農薬等の重要な中間体として知られている。特にm−クロロエチルベンゼン(以下、クロロエチルベンゼンをCEBと略す)、または、m−ブロモエチルベンゼン(以下、ブロモエチルベンゼンをBEBと略す)はp−,o−体とは異なった異性体の特異的な生理活性を有する農薬の原料として期待されている。CEBまたはBEBは主にエチルベンゼンの核塩素化および臭素化反応によって製造されるが、この反応はオルト・パラ配向性が非常に強いため、m−異性体は少量しか生成しない。そこでエチルベンゼンの核ハロゲン化反応によって得られるm−ハロゲン化エチルベンゼン含有量の少ないハロゲン化エチルベンゼンの異性体混合物を塩化アルミニウムなどの触媒で異性化しm−ハロゲン化エチルベンゼンの含有量の多い異性体混合物をつくり、これからm−ハロゲン化エチルベンゼンを分離することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらのハロゲン化エチルベンゼン異性体間の沸点の差は小さく非常に高段数を有する精密蒸留塔が必要であり、m−ハロゲン化エチルベンゼンを純度よく効率的に分離することはこれまで困難であった。
【0004】
また本発明にかかるハロゲン化エチルベンゼンとは構造が異なるクロロトルエン異性体を分離する方法としては、特公昭37−5155号にX型ゼオライトを吸着剤とした吸着分離方法が、また特開昭57−31627、35528、91933号には、Kイオン交換Y型ゼオライトを吸着剤とした吸着分離方法がそれぞれ開示されているが、m−体とp−体の吸着分離能はあるがm−体とo−体の吸着分離能がなく、m−クロロトルエンをエクストラクト成分またはラフィネ−ト成分として単独で分離することはできない。さらに特開昭58−131923号、特開昭59−176223号には、それぞれAgおよびKイオン交換Y型ゼオライト、NaおよびCuイオン交換Y型ゼオライトを吸着剤としたm−クロロトルエンの分離法が開示されており、この方法によるとm−クロロトルエンがラフィネ−ト成分として分離される。しかし、本発明者らの検討によれば、、これまでの吸着剤のほとんどはm−CEBを分離することはできなかった。このように、これまでハロゲン化エチルベンゼンの吸着分離方法については全く知られていなかったし、試みるという発想すら全くなかった。。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、かかる問題を解決するために鋭意検討した結果、ハロゲン化エチルベンゼン、特にCEBおよびBEBの異性体混合物から特定のゼオライトと含む吸着剤と脱着剤を用いて吸着分離を行うことにより、ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からm−体を効率良く分離できることを見いだし本発明に到達した。すなわち本発明はハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からナトリウムを含み、かつ銀カチオンを含まないか銀カチオンをイオン交換サイトの10%未満含むX型ゼオライトを含む吸着剤またはナトリウムを含むY型ゼオライトを含む吸着剤、および脱着剤としてキシレン、トリメチルベンゼン又はその混合物を用いてm−ハロゲン化エチルベンゼンをエクストラクト成分として分離することを特徴とするハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法、およびハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からバリウムを含み、かつ銀カチオンをイオン交換サイトの10%以上含むX型ゼオライトを含む吸着剤、および脱着剤としてクロロトルエン、ジクロロトルエン、キシレン、またはその混合物を用いてm−ハロゲン化エチルベンゼンをラフィネート成分として分離することを特徴とするハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法に関するものである。
【0007】
本発明は、特にハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物がクロロエチルベンゼン異性体混合物およびブロモエチルベンゼン異性体混合物である場合有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明で使用されるX型ゼオライトおよびY型ゼオライトはフォ−ジャサイト型ゼオライトであり、これは次式で示される結晶性アルミノシリケ−トである。
【0010】
0.9±0.2M2/n O:Al2 O3 :xSiO2 :yH2 O
ここで、Mはカチオンを示し、nはその原子価を表す。フォ−ジャサイト型ゼオライトでは上式のxは通常2〜6の範囲である。フォ−ジャサイト型ゼオライトは、xが2〜3を有するX型ゼオライトとxが3〜6を有するY型ゼオライトに区別される。またyは水和の程度により異なる。
【0011】
本発明では、特定のX型ゼオライトと特定のY型ゼオライトが用いられる。即ち、カチオンMとしてアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属を含むX型ゼオライトまたはカチオンMとしてナトリウムを含むY型ゼオライトが用いられる。
【0012】
フォ−ジャサイト型ゼオライトは通常、カチオンMがナトリウムを含む型で得られるが、このカチオンはイオン交換により様々なカチオンに置き換えることができる。カチオン交換の方法は通常、目的のカチオンを含む化合物、例えば塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩、水酸化物などの水溶液にゼオライトを接触させることにより実施される。イオン交換量はカチオンの種類により異なるが水溶液の濃度などにより任意に設定することができる。イオン交換後には十分に水洗し、交換されて水溶液中に溶出したナトリウムイオンや例えば塩素イオン、硝酸イオンなどを除去する。
【0013】
本発明において、m−ハロゲン化エチルベンゼンをエクストラクト成分として分離する場合、アルカリ金属カチオンを含み、かつ銀カチオンを含まないか銀カチオンをイオン交換サイトの10%未満含むX型ゼオライト、およびナトリウムを含むY型ゼオライトが用いられる。アルカリ金属として具体的にはナトリウムである。
【0014】
本発明において、m−ハロゲン化エチルベンゼンをラフィネート成分として分離する場合、アルカリ土類金属カチオンを含み、かつ銀カチオンをイオン交換サイトの10%以上含むX型ゼオライトが好ましく用いられる。アルカリ土類金属としては、Baである。
【0015】
これらはフォ−ジャサイト型ゼオライトのナトリウムをバリウムでイオン交換後、ゼオライトのナトリウムカチオンサイトの10%〜70%を銀でイオン交換して得られる。好ましくは10%〜40%である。銀カチオンを含まない場合および10%未満ではm−ハロゲン化エチルベンゼンはエクストラクト成分として分離される。
【0016】
なお、吸着剤はゼオライトのみを固めたものでも、アルミナ、粘土などのバインダ−と共に造粒したものでも良い。
【0017】
吸着剤は、使用する前に予めゼオライト中の結晶水を除去する。通常は200〜600℃で加熱することにより、結晶水をほとんど除去することができる。
【0018】
本発明の吸着剤を用いて、CEB異性体混合物を吸着分離するための吸着分離技術は、いわゆるクロマト分取法であってもよいし、またこれを連続化した疑似移動床による吸着分離方法でもよい。
【0019】
疑似移動床による連続的吸着分離技術は基本的操作として、次に示す吸着操作、濃縮操作、脱着操作を連続的に循環して実施される。
【0020】
(1)吸着操作:ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物を含む原料供給物が、本発明の吸着剤と接触して最強吸着成分が選択的に吸着される。最強吸着成分はエクストラクト成分として後で述べる脱着剤とともに回収される。
【0021】
(2)濃縮操作:弱吸着成分を多く含むラフィネ−トはさらに吸着剤と接触させられ最強吸着成分が選択的に吸着されて、ラフィネ−ト中の弱吸着成分が高純度化される。
【0022】
(3)脱着操作:高純度化された弱吸着成分はラフィネ−トとして回収される一方、最強吸着成分は脱着剤によって吸着剤から追出され、脱着剤をともなってエクストラクト成分として回収される。
【0023】
上記吸着分離方法に使用される脱着剤としては、次のとおりである。m−ハロゲン化エチルベンゼンをエクストラクト成分として分離する場合には、キシレン、トリメチルベンゼン又はその混合物を脱着剤として用いる。m−ハロゲン化エチルベンゼンをラフィネート成分として分離する場合には、クロロトルエン、ジクロロトルエン、キシレン、またはその混合物を脱着剤として用いる。
【0026】
特にm−CEBの分離では、p−キシレン、1,2,4−トリメチルベンゼン、m−クロロトルエン、3,4−ジクロロトルエンが好ましい。また、m−BEBの分離では、p−キシレン、3,4−ジクロロトルエンが好ましい。これらの脱着剤は、単独でも混合して用いても良い。
【0027】
吸着分離方法の操作条件としては、温度は室温から350℃、好ましくは50〜250℃であり、また圧力は大気圧から4MPa、好ましくは大気圧から3MPaである。本発明の吸着分離方法は気相でも実施されうるが、操作温度を低くして原料供給物または脱着剤の好ましくない副反応を減じるために液相で実施するのが好ましい。
【0028】
【実施例】
以下に、本発明を実施例を持って説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0029】
実施例では吸着剤の吸着特性を次式(1)の吸着選択率(α)をもって表す。
【0030】
【数1】
ここで、o,m,pはそれぞれo−,m−,p−ハロゲン化エチルベンゼンを示し、Aは吸着相、Uは吸着相と平衡にある液相を示す。
【0031】
上式におけるα値が1より大きければ大きい程、m−ハロゲン化エチルベンゼンがo−およびp−ハロゲン化エチルベンゼンに比べより吸着されにくく、1より小さければm−ハロゲン化エチルベンゼンがo−およびp−ハロゲン化エチルベンゼンに比べより吸着されやすい。即ち、m−ハロゲン化エチルベンゼンを分離回収するのに適した吸着剤は、α(o/m)、α(p/m)ともに1より大きいか、または1より小さく、0に近いものが好ましい。
【0032】
(吸着剤調製)
吸着剤1
ナトリウムタイプX型ゼオライト(以下NaXと表す。)(東ソ−(株)製・ゼオラムF−9粉末品)100重量部にバインダ−としてアルミナゾル(日産化学200番;Al2 O3 =10wt%)をアルミナ換算で15重量部添加してO.15〜0.5mmφに造粒されたNaX型ゼオライトを120℃で乾燥後、500℃で焼成した。
【0033】
吸着剤2
ナトリウムタイプY型ゼオライト(以下NaYと表す。)(東ソ−(株)製・ゼオラムNa−5.1Y粉末品)100重量部にバインダ−としてアルミナゾル(日産化学200番;Al2 O3 =10wt%)をアルミナ換算で15重量部添加してO.15〜0.5mmφに造粒されたNaY型ゼオライトを120℃で乾燥後、500℃で焼成した。
【0034】
吸着剤3:Ag−BaX
吸着剤1を10wt%硝酸バリウム水溶液を用いて(固液比3.0l/kg)85℃で1時間のイオン交換処理を6回行い、蒸留水で十分洗浄後、NaXのNaカチオンサイトの40%に相当する銀に換算した硝酸銀水溶液を用いて(固液比3.0l/kg)室温で30分放置して85℃で1時間のイオン交換処理を行い、蒸留水で十分洗浄後、120℃で乾燥後、500℃で焼成した。
【0035】
吸着剤4:Ag−NaX
吸着剤1をNaXのNaカチオンサイトの5%に相当する銀に換算した硝酸銀水溶液を用いて(固液比3.0l/kg)室温で30分放置して85℃で1時間のイオン交換処理を行い、蒸留水で十分洗浄後、120℃で乾燥後、500℃で焼成した。
【0036】
吸着剤5:Ag−KY
吸着剤2を10wt%硝酸カリウム水溶液を用いて(固液比3.0l/kg)85℃で1時間のイオン交換処理を10回行い、蒸留水で十分洗浄後、NaYのNaカチオンサイトの30%に相当する銀に換算した硝酸銀水溶液を用いて(固液比3.0l/kg)室温で30分放置して85℃で1時間のイオン交換処理を行い、蒸留水で十分洗浄後、120℃で乾燥後、500℃で焼成した。
【0037】
(吸着実験)
実施例1〜7(なお、実施例2,4〜7は比較用データである)
吸着剤1の各種脱着剤におけるCEB異性体間の吸着選択性を測定した。
【0038】
測定方法は、内容積5mlのオ−トクレ−ブに液相混合物3gと500℃で焼成した吸着剤1.5gを充填し130℃で1時間、ときどき攪拌しながら放置した。仕込んだ液相混合物の組成は、n−ノナン:脱着剤:CEB(o:m:p=37%:44%:19%) =8%:60%:32%である。n−ノナンはガスクロマトグラフィー法での内標物質として添加したもので上記実験下では実質的に吸着に不活性な物質である。
【0039】
該吸着剤と接触させた後の液相混合物の組成をガスクロマトグラフにより分析し、(1)式を用いてCEB異性体間の吸着選択率を求めた。結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
実施例8,9
吸着剤2を使用した以外は実施例1と同様にして行った。結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
実施例10〜12
吸着剤3を使用した以外は実施例1と同様にして行った。結果を表3に示す。
【0044】
【表3】
【0045】
実施例13(比較用データ)
吸着剤4を使用した以外は実施例1と同様にして行った。結果を表4に示す。
【0046】
【表4】
【0047】
実施例14
吸着剤1を使用してBEB異性体間の吸着選択性を測定した。測定方法は、実施例1と同様にして行った。仕込んだ液相混合物の組成は、n−ノナン:脱着剤:BEB(o:m:p=34%:40%:26%) =13%:46%:41%である。結果を表5に示す。
【0048】
【表5】
【0049】
実施例15
吸着剤3を使用してBEB異性体間の吸着選択性を測定した。測定方法は、実施例1と同様にして行った。仕込んだ液相混合物の組成は、n−ノナン:脱着剤:BEB(o:m:p=34%:40%:26%) =13%:46%:41%である。結果を表6に示す。
【0050】
【表6】
【0051】
実施例16
吸着剤1を使用し、脱着剤にキシレンを用いて実施例1と同様にして行った。CEBの吸着特性の結果を表7に示す。
【0052】
【表7】
【0053】
比較例1
吸着剤5を使用し、脱着剤に3,4−ジクロロトルエンを用いて実施例1と同様にして行った。クロロトルエンとCEBの吸着特性を比較し、結果を表8に示す。
【0054】
【表8】
【0055】
実施例17
吸着剤1を、長さ1m、内径4.75mmのステンレスカラムに充填し、130℃のオイルバス中において脱着剤であるp−キシレンを約1.8ml/min.の流量で流した。パラキシレンを流している状態で分離原料であるCEB(o:m:p=37%:44%:19% ):n−ノナン=4:1(重量比)からなる異性体混合物、約1.6mlをカラム入り口に導入した。n−ノナンは流出時間の基準として使用するものであり、他の成分と比較してその吸着は事実上無視できる。カラム出口から流出してくる液を流出時間毎にガスクロマトグラフにより分析して図1に示す流出曲線を得た。
【0056】
【発明の効果】
本発明により、ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からフォ−ジャサイト型ゼオライトを吸着剤として用いることによりm−ハロゲン化エチルベンゼンを効率良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例17における各成分の流出量の時間変化を示す図である。
Claims (4)
- ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からナトリウムを含み、かつ銀カチオンを含まないか銀カチオンをイオン交換サイトの10%未満含むX型ゼオライトを含む吸着剤またはナトリウムを含むY型ゼオライトを含む吸着剤、および脱着剤としてキシレン、トリメチルベンゼン又はその混合物を用いてm−ハロゲン化エチルベンゼンをエクストラクト成分として分離することを特徴とするハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法。
- ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物からバリウムを含み、かつ銀カチオンをイオン交換サイトの10%以上含むX型ゼオライトを含む吸着剤、および脱着剤としてクロロトルエン、ジクロロトルエン、キシレン、またはその混合物を用いてm−ハロゲン化エチルベンゼンをラフィネート成分として分離することを特徴とするハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法。
- ハロゲンが塩素および/または臭素であることを特徴とする請求項1または2記載のハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法。
- ハロゲン化エチルベンゼン異性体混合物がクロロエチルベンゼン異性体混合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のハロゲン化エチルベンゼン異性体の分離方法。
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