JPH1137005A - 筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置 - Google Patents

筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置

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JPH1137005A
JPH1137005A JP9189576A JP18957697A JPH1137005A JP H1137005 A JPH1137005 A JP H1137005A JP 9189576 A JP9189576 A JP 9189576A JP 18957697 A JP18957697 A JP 18957697A JP H1137005 A JPH1137005 A JP H1137005A
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fuel
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧燃料系の燃圧制御手段に燃圧信号を出力
して、実燃圧を目標燃圧値と一致させるようにフィード
バック制御するものにおいて、始動時の燃圧調整と目標
燃圧変化時等の過渡時の燃圧制御性を向上させると共
に、燃料供給系、配管系に混入する異物等を排除できる
筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置を提供する。 【解決手段】 燃料ポンプ、燃料噴射弁、前記燃料ポン
プと前記燃料噴射弁とを接続する配管系、及び、該配管
系に配置されて該配管系から燃料を排出することで燃圧
を調整する燃圧レギュレータとを備えた筒内噴射エンジ
ンの燃料圧力制御装置において、前記燃料圧力制御装置
は、基本Duty値算出手段、目標燃圧演算手段、実燃
圧算出手段、燃圧補正量算出手段、基本Duty値補正
手段、及び、出力Duty値演算手段とを備え、前記燃
圧レギュレータは、エンジンの始動時から所定時間、配
管系からの燃料の排出を停止するべく制御され、エンジ
ンの始動時から所定時間経過後、一定時間の間、燃料の
排出開口を一定に保持制御され、その後実燃圧が目標燃
圧になるようにフィードバック制御されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒内噴射エンジン
の燃料圧力制御装置に係り、特に、始動から定常に至る
までの燃料圧力、定常から過渡状態移行時の燃料圧力制
御、及び、燃料カット時の燃料圧力制御において良好な
筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の筒内噴射エンジンの燃料圧力制御
装置は、エンジンにより駆動される高圧燃料ポンプを備
えると共に、該高圧燃料ポンプの上流側に、低圧燃料ポ
ンプを備え、エンジンの各燃焼室に設置された高圧燃料
噴射弁を介して高圧燃料を直接燃焼室に噴射するように
構成されている。そして、高圧燃料噴射弁の配管部の燃
料圧力(燃圧)は、エンジン速度に対応した最適な燃圧
を求めて目標値とし、該目標値に対して燃圧検出手段で
検出された実燃圧値が一致するように、燃圧調整手段を
フィードバック制御するようにされている。
【0003】しかし、前記の筒内噴射エンジンの燃料圧
力制御装置は、常に燃圧をフィードバック制御するもの
であるので、燃料ポンプをエンジンで駆動するものにお
いては、該燃料ポンプの吐出圧が、エンジンのクランキ
ング回転数や燃焼状態に大きく影響されて、特に、始動
時には燃圧のフィードバック制御がしずらく、仮に、フ
ィードバック制御を行っても、ハンテング等が生じてか
えって燃圧制御が不安定になるとの不具合あった。
【0004】このような不具合を改良した筒内噴射エン
ジンの燃料圧力制御装置として、例えば、特開平5−1
49168号公報に所載の技術が提案されている。該技
術は、高圧燃料ポンプをエンジンで駆動し、該ポンプの
吐出圧の不安定な始動時と通常運転の条件とで、燃圧制
御の方式を変更して行うものであり、高圧燃料系の燃圧
レギュレータに実燃圧信号を出力して、実燃圧値を目標
燃圧値と一致させるようにフィードバック制御する制御
系において、エンジン始動を判断する始動判断手段と、
該エンジンの始動時には目標燃圧値に応じた制御量の燃
圧信号を出力する燃圧制御量算出手段とを備えたもので
ある。
【0005】そして、前記燃料圧力制御装置において
は、通常運転時、即ち、エンジンの回転に基づくポンプ
の吐出圧が安定する時にのみ、燃圧をフィードバック制
御し、ポンプ吐出圧が不安定な始動時には、固定の制御
量である目標燃圧値にのみ応じた燃圧信号で燃圧をフィ
ードフォード制御することで、燃圧制御の安定化を図っ
たものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記提案の
燃料圧力制御装置の技術は、燃料噴射弁近傍の配管内の
燃圧が一番変動する状態時、即ち、始動時にフィードバ
ック制御を停止させる構成となっているが、低温時のエ
ンジン始動等では、駆動電源であるバッテリの電圧が低
下し、フィードフォワード制御であっても、その駆動が
不安定となることがあり、固定の制御量である目標燃圧
値にのみ応じた燃圧信号で、燃料噴射弁近傍の配管内の
燃圧をフィードフォード制御しても、始動時の燃圧制御
の安定化を確実にすることはできない。そして、始動時
には、燃料噴射弁近傍の配管内の燃圧をできるだけ早く
昇圧させて、事後の制御を行うことが必要であるが、前
記提案技術は、この点の配慮がなされていない。
【0007】また、燃圧フィードバック制御において
は、過渡時等の運転条件が急に変化することによるエン
ジンの目標燃圧が変化する場合の制御についても考慮し
て制御を行うが必要がある。即ち、目標燃圧が急激に変
化する時、例えば、瞬間的に燃圧が増加し、その後減少
するような状態の場合は、フィードバック操作量が適切
に与えられず、実燃圧のオーバーシュート、アンダーシ
ュートなどを生じることがあり、過渡時の制御性に問題
がある。前記提案技術は、目標燃圧が急激に変化した場
合の制御の詳細については、考慮されておらず、前記フ
ィードフォワード制御量である基準制御量の設定方法に
ついても詳細が開示されていない。
【0008】更に、この種の燃料圧力制御装置において
は、燃料配管あるいは燃圧制御手段であるレギュレータ
の内部に摩耗粉あるいはゴミ等の異物が入り、この異物
が配管・制御機器に不具合を発生させる場合があるの
で、該異物等を排除する必要がある。本発明は、このよ
うな問題に鑑みてなされたものであって、その目的とす
るところは、高圧燃料系の燃圧制御手段に燃圧信号を出
力して、実燃圧を目標燃圧値と一致させるようにフィー
ドバック制御するものにおいて、始動時の燃圧調整と目
標燃圧変化時等の過渡時の燃圧制御性を向上させると共
に、燃料供給系、配管系に混入する異物等を排除できる
筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置は、
第1に、燃料ポンプ、燃料噴射弁、前記燃料ポンプと前
記燃料噴射弁とを接続する配管系、及び、該配管系に配
置されて該配管系から燃料を排出することで燃圧を調整
する燃圧レギュレータとを備え、前記燃圧レギュレータ
は、エンジンの始動時から所定時間、配管系からの燃料
の排出を停止するべく制御され、また、前記配管系の最
高圧力は、該配管系に別途配備したレギュレータによっ
て調整されることを特徴としている。
【0010】また、前記燃料圧力制御装置の具体的態様
としては、該制御装置が、基本Duty値算出手段、目
標燃圧算出手段、実燃圧算出手段、燃圧補正量算出手
段、基本Duty値補正手段、及び、出力Duty値演
算手段とを備え、前記出力演算手段が、エンジンの始動
状態が検出された時から所定時間、前記燃圧レギュレー
タへの出力Duty値を零に制御することを特徴してい
る。
【0011】前記の如き構成によって、本発明は、始動
時の制御において、燃圧レギュレータに制御量を与えず
に配管系からの燃料の排出を停止するべく制御すること
によって、燃料配管系からの燃料の流出を無くした燃料
状態に保って、燃料ポンプからの吐出燃料を速やかに配
管内に供給して該配管内の昇圧を早くすることができる
と共に、電源電圧等の影響を回避することができ、始動
時の安定した燃料噴射を行うことがである。即ち、始動
時には、燃料配管系は、燃料噴射弁から噴射される噴射
に必要な燃料のみが排出されるだけで、前記配管系が閉
鎖空間として形成される。該閉鎖空間は、燃圧レギュレ
ータの圧力制御開口面積を閉じることで達成でき、電気
的なエネルギーを用いずに燃圧調整が達成できるので電
源電圧等の影響を回避でき、且つ、配管内の昇圧を最も
早い状態にすることができる。
【0012】また、前記燃料圧力制御装置は、基本Du
ty値演算手段で、エンジンの負荷信号とエンジン回転
数に基づき基本Duty値を演算し、燃圧補正量算出手
段で、目標燃圧と実燃圧とに基づき燃圧制御偏差とDu
ty値補正量を算出すると共にフィードバック制御許可
判定とを行う。前記基本Duty値は、前記Duty値
補正量で補正されて出力Duty値演算手段に入力し、
該出力Duty値演算手段で、始動時、バッテリー電
圧、もしくは、燃料カット等の信号に基づき、前記燃圧
レギュレータの閉鎖、フィードフォワード制御、もしく
は、フィードバック制御を選択的に実施する。
【0013】更に、本発明に係る筒内噴射エンジンの燃
料圧力制御装置は、第2には、前記燃圧レギュレータ
が、エンジンの始動時から所定時間経過後、一定時間の
間、燃料の排出開口を一定に保持制御され、その後実燃
圧が目標燃圧になるようにフィードバック制御されるこ
とを特徴とし、前記出力Duty演算手段が、エンジン
の始動状態が検出された時から所定時間経過後に、一定
時間の間、前記燃圧レギュレータへの出力Duty値を
一定に制御し、その後、前記燃圧補正量算出手段による
実燃圧が目標燃圧になるようなフィードバック制御を実
行することを特徴としている。
【0014】そして、本発明の前記構成の具体的な好ま
しい態様としては、前記フィードバック制御への移行
が、運転条件により決定される基準制御量を与えて、そ
の状態で目標燃料圧力と実燃料圧力が所定範囲にあっ
て、且つ、所定時間継続された時に移行することを特徴
とし、前記運転条件により決定される目標燃料圧力が所
定量変化した場合には、フィードバック制御を停止し、
停止時点のフィードバック量とその時の運転条件で決定
される基準制御量とで燃圧制御を行うことを特徴として
いる。
【0015】前記の如き構成によって、本発明は、目標
燃料圧力が急激に変化する時、例えば、該燃圧が瞬間的
に増加し、その後減少するような状態の場合には、基準
Duty値(基準制御量)のフィードフォワードで制御
し、バラツキ等を吸収するためにフィードバック停止時
のフィードバック量を加えることで対応することで、過
渡時の制御性を向上させることができると共に、次のフ
ィードバックスタート時には、配管系内の燃料が安定し
ている状態からスタートできるので、実燃圧の収束性を
向上させることができる。
【0016】また、フィードバックスタート時に実燃料
圧力が、所定の範囲にあるか否かを判定し、所定範囲以
外にあるときには何らかの異常が発生していることを検
出してフィードバックを禁止することができる。ここ
で、所定範囲内にあるか否かは、燃圧レギュレータの温
度、電圧、径時劣化等に基づいてバラツク最大偏差で決
定する。
【0017】更にまた、本発明に係る筒内噴射エンジン
の燃料圧力制御装置は、第3には、前記燃圧レギュレー
タが、前記燃料噴射弁の無噴射を含む最小噴射制御条件
下で、配管系からの燃料の排出を最大にするべく制御さ
れることを特徴とし、前記出力演算手段が、前記燃料噴
射弁の無噴射を含む最小噴射制御条件下で、前記燃圧レ
ギュレータへの出力Duty値を100%に制御するこ
とを特徴としている。
【0018】そして、本発明の前記構成の具体的な好ま
しい他の態様としては、無噴射を含む最小噴射量制御条
件が解除される時は、フイードバック制御に基づく算出
燃圧制御量に所定制御量を加算して制御することを特徴
としている。前記の如き構成によって、本発明は、前記
燃料噴射弁の無噴射を含む最小噴射制御条件下、例え
ば、アクセル解除時に、前記燃圧レギュレータの制御開
口面積を最大状態にすることができ、配管系あるいは燃
圧レギュレータ内部に発生する摩耗粉、ゴミ等の異物を
積極的に排除することができる。
【0019】通常、運転状態で最大開口面積状態を形成
すると、配管系内からの排出量が増大し、圧力状態が所
定値以下になるが、燃料カット状態であれば、配管系内
の圧力が低下しても影響はない。更に、リカバー時に
は、所定の設定圧力に速やかに戻すことが必要であるの
で、所定量の制御オフセット量を与えて燃圧制御を行
い、燃圧の早期安定を可能にしている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の筒内噴
射エンジンの燃料圧力制御装置の一実施形態ついて詳細
に説明する。図1は、本実施形態の筒内噴射エンジンの
燃料圧力制御装置を含むエンジンシステムの全体構成を
示したもので、図1において、エンジン507の各気筒
には、ピストン507a、シリンダ507b、及び前記
ピストン507aとシリンダ507bとで形成される燃
焼室507cがあり、該燃焼室507cの上部に吸気管
501と排気管519とが接続されている。
【0021】前記エンジン507に吸入する空気は、エ
アクリーナ502の入口部502aから取り入れられ、
エアフローセンサ503を通り、吸気流量を制御するス
ロットル弁505aが収容されたスロットルボディ50
5を通り、コレクタ506に入る。該コレクタ506で
吸気は、エンジン507の各シリンダ507bに接続さ
れた各吸気管501に分配され、シリンダ507b内に
導かれる。また、スロットル弁505aは、モータ52
2により開弁・閉弁が可能となっており、前記燃焼室5
07cからの燃焼排ガスは、前記排気管502aと触媒
装置520を介して排出される。
【0022】他方、ガソリンなどの燃料は、燃料タンク
514から燃料ポンプ510により1次加圧されて配管
541に供給され、更に燃料ポンプ511により2次加
圧されて配管542に供給される。該配管542は、イ
ンジェクタ509が配置されている燃料系配管である。
前記燃料ポンプ510で1次加圧されて配管541供給
された燃料は、燃圧レギュレータ512により一定の圧
力(例えば3kg/cm2)に調圧されると共に、前記燃料ポ
ンプ511によってより高い圧力に2次加圧されて前記
配管542に供給される。該配管542に供給された燃
料は、燃圧レギュレータ513により一定の圧力(例え
ば70kg/m2)に調圧されて、エンジン507のそれぞ
れのシリンダ507bに設けられているインジェクタ5
09からシリンダ507bの中に噴射される。
【0023】また、燃料ポンプ#511からインジェク
タ509の間の配管542内の燃料圧力は、基本的には
燃圧レギュレータ513で制御されているが、この燃圧
レギュレータ513への操作量が与えられないとき、あ
るいは、制御系が制御できなくなった時には、機械的な
レギュレータ540で調整される構成となっている。イ
ンジェクタ509から噴射された燃料は、点火コイル5
22で高電圧化された点火信号により点火コイル508
で着火される。
【0024】又、前記エアフローセンサ503からは、
吸気流量を示す信号が出力され、コントロールユニット
515に入力されるようになっている。スロットルボデ
ィ505には、スロットル弁505aの開度を検出する
スロットルセンサ504が取り付けており、その出力信
号もコントロールユニット515に入力されるようにな
っている。
【0025】次に、エンジン507のカムシャフト軸
(図示省略)に取り付けられたクランク角センサ516
は、クランク軸の回転位置を表す基準角信号REFと回
転信号(回転数)検出用の角度信号POSとを出力し、
これらの信号もコントロールユニット515に入力され
るようになっている。排気管519の触媒装置520の
上流には、A/Fセンサ518が配置されると共に、ア
クセル開度センサ521もエンジン507に装備され、
これらの信号もコントロールユニット515に入力され
るようになっている。
【0026】コントロールユニット515の主要部は、
図2に示すように、MPU、ROM、RAM及びA/D
変換器を含むI/OLSI等で構成し、エンジンの運転
状態を検出する前記各種のセンサ等からの信号を入力と
して取り込み、所定の演算処理を実行し、この演算結果
として算定された各種の制御信号を出力し、前記インジ
ェクタ509や点火コイル522に所定の制御信号を供
給し、燃料供給量制御と点火時期制御とを実行するもの
である。
【0027】特に、圧力制御に関しては、燃圧センサ5
23で配管542内の圧力を検出して燃圧レギュレー
タ、即ち、可変プレッシャ/レギュレータ(可変P/R
eg)513へ制御信号を出力する。図3は、前記可変
P/reg513の縦断面を示したものである。配管5
42内の燃料が図3中のIN側より前記可変P/reg
513内に入り、図3中のOUT側の配管541aに排
出されて前記配管541に戻る構造となっている。前記
可変P/reg513に前記コントロールユニット51
5から制御信号が与えられない時には、前記可変P/r
eg513のボール弁体701はバネ702で弁座70
0に押し付けられており、前記配管542のIN側から
の燃料は、前記配管541a側には排出されず、前記配
管542からの燃料排出はなく、該配管542内の圧力
状態は、前記燃料ポンプ#511の吐出量とインジェク
タ509で噴射される量だけで決定される。但し、該配
管542内の最高圧力は、機械的なレギュレータ540
で制限される構造となっている。
【0028】前記可変P/reg513による前記ボー
ル弁体701の制御操作量は、前記コントロールユニッ
ト515から電磁コイル703にDuty信号として与
えられるDuty値によって調整される。即ち、電磁コ
イル703の平均電流によって前記ボール弁体701を
支持しているプランジャ704の吸引力を制御し、前記
弁座700からの逃がし燃料量を制御することで、配管
542内の実圧力を目標燃料圧力に制御するものであ
る。図4は、前記可変P/reg513の基本特性を表
したものであり、縦軸の燃圧は配管542内の圧力で示
している、例えば、Duty値が0%、即ち、制御操作
量なしの状態は、配管542からの逃がし燃料がなく圧
力は高くなる。しかし、機械的なレギュレータ540で
その上限が規制される。Duty値が大きくなれば、配
管542内からの逃がし量が多くなり燃圧が低下するこ
とを示している。
【0029】図5は、前記可変P/Reg513の電圧
特性の代表例を示したものであり、同一Duty値であ
っても、駆動電圧が変化することで駆動電流値が変化す
るので、燃圧特性が図5のように変化することを示して
いる。図6は、前記筒内噴射エンジンにおいて、コント
ロールユニット515で実行される制御ブロック図の構
成を示したものである。
【0030】基本Duty算出手段101は、エンジン
回転数Neとエンジンの負荷Tから可変P/reg51
3の基本Duty値を決定し、目標燃料圧力算出手段1
02は、前記基本Duty値算出手段101と同時に、
その運転条件でのエンジン回転数Neとエンジンの負荷
Tから目標燃料圧力を決定する。実燃圧算出手段103
では、前記燃圧センサ523からの入力値を基に燃圧変
換して実燃料圧力を決定する。
【0031】一方、燃圧補正量算出手段104は、前記
実燃圧と目標燃圧とを比較して制御偏差を算出し、該偏
差に基づいて補正量の算出を行う。同時に、前記燃圧補
正量算出手段104では、フィードバック制御を許可す
るか否かの判定を行う。リミッタ処理手段105では、
前記燃圧補正量算出手段104で算出した燃料の補正量
にリミッタ処理を施し、基本Duty値補正手段107
で前記基本Duty値算出手段101から出力された基
本Duty値を補正する。
【0032】出力Duty演算手段106は、エンジン
の運転状態が始動時あるいはF/C時等であるかの判定
を行うと共に、可変P/reg513が供給電圧の相違
により特性が異なることに対処するために前記補正Du
ty値を補正して出力し、出力制御手段である燃圧レギ
ュレータ513で制御量(=Duty信号)の出力を行
う。
【0033】次に、前記各制御手段の詳細な制御内容に
ついて説明する。 (1)基本Duty値算出手段101および目標燃圧算
出手段102について 図7は、目標燃圧マップ、図8は、基本Dutyマップ
を示し、基本Dutyマップは、フィードフォワード量
であり、次のような構成で設定されている。図7と図8
は、エンジン回転数とエンジンの負荷を軸としたマップ
であり、本実施形態では、負荷軸をトルクTで表わして
いるが、これに限定されるものではなく、負荷軸は、図
9に示すように、インジェクタ509から噴射される燃
料量qと相関を持っている。図7と図8の破線交点を考
えると、図9では、エンジン回転数N3、インジェクタ
509からの噴射量q2の動作点であることがわかる。
この状態を燃料を供給するポンプ#511を含めて考え
ると、図10のように、ポンプ回転数とポンプ吐出量と
の関係になる。本実施形態のポンプ511は、エンジン
で駆動されるために、ポンプ511から配管542系に
吐出される燃料量は、図10に示すように、エンジンの
回転数に比例した特性になるので、エンジンの回転数N
3がきまると吐出量はQとなる。
【0034】図11は、前記可変P/reg513の特
性を示したものである。燃圧Psetは、前記P/Re
g513からの戻し(=逃がし量)量をQretとする
と、一義的に決定される。図11の場合には、おおよそ
57%付近である。ここで配管542系を燃圧Pset
にする場合には、ポンプ#511の吐出流量Qから噴射
量q3(全気筒分)を差し引いた量を逃がせばよいこと
になる。従って、動作点N3、T3の点を考えると、基
本Duty値は、ポンプ511の吐出量と噴射量の関係
で決定されることになる。 (2)燃圧補正量算出手段104(フィードバック制
御)について 該燃圧補正量算出手段104は、燃料量の制御偏差、補
正量の算出を行うと同時に、以下に説明するF/Bの許
可判定を行う。図12は、始動からの状態変化を示した
ものである。図中(A)は、始動が終了した状態である
が、この状態はまだ実燃圧が安定しておらず、この状態
から直ちに、フィードバック制御F/Bを実行すると不
安定になるために一定時間(期間)、(A)から(B)
までの間、燃圧が安定するのを待つ時間を設けている。
この時間では、基本Duty値のみを出力し、配管54
2内の実燃圧力が安定し、所定範囲内に所定時間継続さ
れるのを待って、フィードバック制御F/Bの許可を実
行させる。ここでは(B)でフィードバック制御F/B
が許可された状態を示している。
【0035】また、該制御は、フィードバック制御F/
Bが停止されて、次のフィードバック制御F/Bが開始
される時にも実施している。即ち、フィードバック制御
F/Bが停止されるのは、目標燃圧が変化したとき等の
配管542内の燃圧が、不安定なときであり、配管54
2内の燃圧安定を待つことでは同じである。前記制御フ
ローを図13に示す。ステップ1001でF/B制御開
始フラグがセットされているかを判定し、セットされて
いれば、ステップ1002でF/B制御が許可された状
態で、燃圧が所定範囲か、即ち、本実施形態では、燃圧
がLow<燃圧<Highかを判定し、ステップ100
3で所定時間経過したかを判定して、ステップ1004
でF/B制御を最終的に許可する構成にしている。この
方法は配管542内の燃圧安定を待って、F/B制御を
正確に行うことができる。特に、始動終了後は、図14
に示すように、ステップ2001で所定時間Tmax以
内の間は、固定Dutyフラグをたてて、ステップ20
02で、F/B制御の有無に関わらず、所定時間一定制
御量として燃圧の安定を図る。
【0036】図15は、目標燃圧が変化した場合の制御
フローを示したものである。ステップ3001で、目標
燃圧を目標燃圧算出手段102で負荷Tと回転数Neに
基づいて演算してステップ3002に進む、ステップ3
002で前回の目標と変化がある場合にはステップ30
03に進み、フィードバック制御F/Bを停止し、その
時点のF/B量を固定値として基本Duty値に与え、
ステップ3004で目標燃圧が変化している否かを判定
して、変化していなければ、ステップ3005でフィー
ドバック制御F/Bを開始して以後の制御を行うもので
ある。制御の状態としては、図12の(C)から(D)
であり、制御Duty値の変化は、基本Duty(=運
転条件)の変化で、F/B停止時のF/B量は、固定値
として扱っている。 (3)出力Duty演算手段106について 該出力Duty演算手段106は、始動、あるいは、F
/C信号等に基ずき、最終的な出力値を設定する構成で
ある。
【0037】まず、始動時の制御について説明する、図
3で可変P/reg513の構造を説明したが、前記コ
ントロールユニット515から制御量を与えない状態
は、配管542からの逃がし流量を制御する開口面積が
最小、即ち、ゼロの状態である。前記コントロールユニ
ット515では、図16の制御フローに示すように、ス
テップ4001で始動と判定した場合には、ステップ4
002に進み、該ステップ4002で出力Duty値を
強制的に0%を出力させる。このときの制御状態は、図
12おけるイグニッションスイッチが投入されてから
(A)までの時間であり、出力Duty値を0%に制御
している。この制御は、始動時の不安定な状態で、フィ
ードバック制御F/B等の制御を行わず、且つ、配管5
42内から余剰燃料の排出もない状態で始動を行わせる
ことができ、配管542内の圧力上昇を早くする役目も
持っている。図17は、始動判定の制御フローの一例を
示したものであり、ステップ5001でスタータスイッ
チがoffか否かを判定し、offの場合は始動終了と
判定する。あるいは、該スタータスイッチが入っていな
くとも、エンジン回転数がNset以上の時にも始動終
了と判定している。ステップ5003では、スタータス
イッチがONでエンジン回転数がNset以下の時、始
動開始フラグをセットする。
【0038】また、図18は、エンジンが停止する状態
の制御フローである。停止後は、エンジン再始動を考慮
して、配管542内の圧力を高い状態に保っておくこと
が望まれる。したがって、ステップ6001では、イグ
ニッションスイッチがOFFになってセルフシャフトし
ているかを判定し、ステップ6002ではセルフシャッ
トのオフ中であれば、即Duty値を0%としている、
また、ステップ6003では、イグニッションスイッチ
が、ON状態でエンストしているか否かを判定し、エン
スト時にも即再始動が考えられるために、該ステップ6
003でエンスト判定をしたら、ステップ6002で即
Duty値を0%として、配管542からの燃料排出を
なくして、配管内542の残圧の保持を行う構成にして
いる。ステップ6004では、セルフシャツトしておら
ず、かつ、エンスト中でもない場合に、出力Duty値
を0%をクリヤする。
【0039】この出力Duty値演算手段106では、
前記可変P/regの電圧特性の補正も行っており、図
19の制御フローに示すように、出力Duty値は、ス
テップ7001で演算Duty値に、バッテリ補正を行
っている。ここでの補正項VB/VBASEの定義につ
いて説明する。前記基本Duty算出手段101の基本
Duty値は、基準電圧VBASE状態の特性を持って
定義しており、その制御状態のバッテリ電圧VBで、出
力Duty値を補正するものである。
【0040】次に、F/C時の制御について、図20、
21に基づいて説明する。図20は、制御の概念を説明
したものであり、F/C信号に同期して、制御Duty
値を100%、即ち、可変P/regの開口面積最大状
態を作る。この状態では噴射量はゼロであり極端に云え
ば、配管542内の圧力状態は、特別な状態に制御する
必要はない。したがって、余剰燃料排出面積を最大にす
ることで、ポンプ#511から配出された摩耗粉、配管
542内へ流入したゴミ等を燃圧レギュレータ513を
介して排出させる。
【0041】Duty値が100%状態では、実燃圧
は、図20に示すように、目標値よりも低い状態になっ
ている。したがって、F/Cがリカバーされた時に、F
/C発生時と同じ制御量を与えても、実燃圧は、低い状
態にあり、目標値は、フィードバック制御F/Bで設定
されるために、遅れが発生する。本実施形態では、この
燃圧遅れを最小にするためにリカバーにあわせて、図2
0に示すように、フィードフォワード的にオフセット量
(記号OFFSET)を与える構成にしてある。
【0042】図21は、前記図20の制御を実際に実施
する制御フローを示したものである。ステップ8001
で、F/C信号(A点)が入ったか否かを判定し、入っ
ていれば、ステップ8002に進み、該ステップ800
2で出力Duty値を100%にフラグセットする。ス
テップ8003で、前記F/C信号が継続中か否かを判
定し、継続していなければ、ステップ8004に進み、
該ステップ8004で、リカバー時のDuty値(基本
Duty値、FC保持分Duty値、offset分D
uty値)を設定する。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置は、内燃機関
の各運転状態において、インジュクタ部分の配管内の燃
料圧力を安定した精度のよい状態に制御が可能である。
即ち、(1)始動時、燃圧レギュレータを閉鎖して、始
動時の制御を回避することで、燃圧の昇圧を早くでき、
安定した燃圧制御ができる。
【0044】また、(2)始動終了後、あるいは目標燃
圧変化時等の配管内圧力の不安定な状態時、フィードフ
ォワード制御とすることで、安定した燃圧制御ができ
る。更に、(3)燃料噴射弁の無噴射を含む最小噴射制
御時に、燃圧レギュレータの開口面積を最大とすること
で、配管内の異物の除去が効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の燃料圧力制御装置を備え
た筒内噴射エンジンの全体構成図。
【図2】図1の内燃機関の燃料圧力制御装置のコントロ
ールユニットの構成概念図。
【図3】図1の内燃機関の燃料圧力制御装置の燃圧レギ
ュレータの構造を示す図。
【図4】図3の燃圧レギュレータの特性図(1)。
【図5】図3の燃圧レギュレータの特性図(2)。
【図6】図1の燃料圧力制御装置の制御ブロックの基本
構成図。
【図7】図6の目標燃圧算出手段の目標燃圧マップ図。
【図8】図6の基本Duty値算出手段の基本Duty
マップ図。
【図9】図7と図8の目標燃圧マップと基本Dutyマ
ップとの関係図。
【図10】図1のエンジンに装着されたポンプの装着状
態でのポンプ特性図。
【図11】図3の燃圧レギュレータの制御特性図。
【図12】図1の筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置
の制御タイミングチャート図。
【図13】図1の燃料圧力制御装置のフィードバック制
御のフローチャート。
【図14】図1の燃料圧力制御装置の始動後の制御フロ
ーチャート。
【図15】図1の燃料圧力制御装置の目標燃圧が変化し
たときの制御フローチャート。
【図16】図1の燃料圧力制御装置の始動時の制御フロ
ーチャート。
【図17】図1の燃料圧力制御装置のスタートスイッチ
ON時の制御フローチャート。
【図18】図1の燃料圧力制御装置のエンジン停止時の
制御フローチャート。
【図19】図1の燃料圧力制御装置の燃圧レギュレータ
の電圧特性の補正時の制御フローチャート。
【図20】図1の燃料圧力制御装置のF/C時の制御状
態図。
【図21】図1の燃料圧力制御装置のF/C時の制御フ
ローチャート。
【符号の説明】
101 基本Duty値算出手段 102 目標燃圧算出手段 103 実燃圧算出手段 104 燃圧補正量算出手段 106 出力Duty値演算手段 107 基本Duty値補正手段 507 筒内噴射エンジン 508 点火プラグ 509 インジェクタ 510 燃料ポンプ(低圧) 511 燃料ポンプ(高圧) 512 燃圧レギュレータ(低圧) 513 可変燃圧レギュレータ(可変P/reg) 515 コントロールユニット 521 アクセル開度センサ 522 スロットル駆動用モータ 540 機械的なレギュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/14 330 F02D 41/14 330Z F02M 51/02 F02M 69/00 340R 69/00 340 F02N 17/08 Z F02N 17/08 F02M 51/02 S (72)発明者 寺西 隆夫 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ポンプ、燃料噴射弁、前記燃料ポン
    プと前記燃料噴射弁とを接続する配管系、及び、該配管
    系に配置されて該配管系から燃料を排出することで燃圧
    を調整する燃圧レギュレータとを備えた筒内噴射エンジ
    ンの燃料圧力制御装置において、 前記燃圧レギュレータは、エンジンの始動時から所定時
    間、配管系からの燃料の排出を停止するべく制御される
    ことを特徴とする筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 燃料ポンプ、燃料噴射弁、前記燃料ポン
    プと前記燃料噴射弁とを接続する配管系、及び、該配管
    系に配置されて該配管系から燃料を排出することで燃圧
    を調整する燃圧レギュレータとを備えた筒内噴射エンジ
    ンの燃料圧力制御装置において、 前記燃料圧力制御装置は、基本Duty値算出手段、目
    標燃圧算出手段、実燃圧算出手段、燃圧補正量算出手
    段、基本Duty値補正手段、及び、出力Duty値演
    算手段とを備え、 前記出力Duty値演算手段は、エンジンの始動状態が
    検出された時から所定時間、前記燃圧レギュレータへの
    出力Duty値を零に制御することを特徴とする筒内噴
    射エンジンの燃料圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記配管系の最高圧力は、該配管系に別
    途配備したレギュレータによって調整されることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の筒内噴射エンジンの燃料
    圧力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記燃圧レギュレータは、エンジンの始
    動時から所定時間経過後、一定時間の間、燃料の排出開
    口を一定に保持制御され、その後実燃圧が目標燃圧にな
    るようにフィードバック制御されることを特徴とする請
    求項1に記載の筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記出力Duty値演算手段は、エンジ
    ンの始動状態が検出された時から所定時間経過後に、一
    定時間の間、前記燃圧レギュレータへの出力Duty値
    を一定に制御し、その後、前記燃圧補正量算出手段によ
    る実燃圧が目標燃圧になるようなフィードバック制御を
    実行することを特徴とする請求項2に記載の筒内噴射エ
    ンジンの燃料圧力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記フィードバック制御への移行は、運
    転条件により決定される基準制御量を与えて、その状態
    で目標燃料圧力と実燃料圧力が所定範囲にあって、且
    つ、所定時間継続された時に移行することを特徴とする
    請求項4又は5に記載の筒内噴射エンジンの燃料圧力制
    御装置。
  7. 【請求項7】 運転条件により決定される目標燃料圧力
    が所定量変化した場合には、フィードバック制御を停止
    し、停止時点のフィードバック量とその時の運転条件で
    決定される基準制御量とで燃圧制御を行うことを特徴と
    する請求項4又は5に記載の筒内噴射エンジンの燃料圧
    力制御装置。
  8. 【請求項8】 燃料ポンプ、燃料噴射弁、前記燃料ポン
    プと前記燃料噴射弁とを接続する配管系、及び、該配管
    系に配置されて該配管系から燃料を排出することで燃圧
    を調整する燃圧レギュレータとを備えた筒内噴射エンジ
    ンの燃料圧力制御装置において、 前記燃圧レギュレータは、前記燃料噴射弁の無噴射を含
    む最小噴射制御条件下で、配管系からの燃料の排出を最
    大とするべく制御されることを特徴とする筒内噴射エン
    ジンの燃料圧力制御装置。
  9. 【請求項9】 燃料ポンプ、燃料噴射弁、前記燃料ポン
    プと前記燃料噴射弁とを接続する配管系、及び、該配管
    系に配置されて該配管系から燃料を排出することで燃圧
    を調整する燃圧レギュレータとを備えた筒内噴射エンジ
    ンの燃料圧力制御装置において、 前記燃料圧力制御装置は、基本Duty値算出手段、目
    標燃圧算出手段、実燃圧算出手段、燃圧補正量算出手
    段、基本Duty値補正手段、及び、出力Duty値演
    算手段とを備え、 前記出力Duty値演算手段は、前記燃料噴射弁の無噴
    射を含む最小噴射制御条件下で、前記燃圧レギュレータ
    への出力Duty値を100%に制御することを特徴と
    する筒内噴射エンジンの燃料圧力制御装置。
  10. 【請求項10】 無噴射を含む最小噴射量制御条件が解
    除される時は、フイードバック制御に基づく算出燃圧制
    御量に所定制御量を加算して制御することを特徴とする
    請求項8又は9に記載の筒内噴射エンジンの燃料圧力制
    御装置。
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