JP2005320964A - ディーゼル機関の噴射量制御装置 - Google Patents

ディーゼル機関の噴射量制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パイロット噴射等の微小噴射を補正するための噴射量学習に要する学習時間を短縮できること。
【解決手段】ECUは、アイドリング運転時の無負荷噴射量に相当する噴射指令値を略均等にn回に分割してインジェクタにn回の燃料噴射を指令し、それによって発生する機関回転速度が目標回転速度と一致するように、インジェクタの噴射指令値を補正するための噴射量学習を実施する。また、ECUは、アイドリング運転時の噴射圧力水準を変更して、異なる複数の噴射圧力水準の基で、噴射指令値の補正量を算出して記憶するための学習制御を複数回繰り返し実施する。この時、1回目の学習制御により算出された積分補正量が、2回目の学習時における積分補正量の初期値に設定される。その結果、1回目のフィードバック補正の時より、見込み補正量を小さくできるので、2回目以降の学習制御に要する時間を短縮できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼル機関において、例えば、パイロット噴射やポスト噴射等の微小な噴射量精度を向上させるために噴射量学習を実施する噴射量制御装置に関する。
従来、ディーゼル機関では、燃焼騒音の低減やNOx等を抑制する手段として、メイン噴射に先立って少量の燃料を噴射する、所謂パイロット噴射を実施する方法が知られている。しかし、パイロット噴射は、その噴射量が主に5mm3 /st以下と非常に小さいため、インジェクタの指令噴射量(TQパルス幅)に対する噴射量ずれや、インジェクタの経時劣化などによって、パイロット噴射が消失したり、過大となることがあり、パイロット噴射の効果を十分に発揮できないという課題があった。
これに対し、特許文献1には、インジェクタの指令噴射量と実際の噴射量とのバラツキを定量的に把握して、パイロット噴射量を学習補正する方法が開示されている。具体的には、アイドル運転での燃料噴射圧力を複数の異なる圧力水準に変更して、各圧力水準毎にパイロット噴射量等の微小噴射量を補正する噴射量学習を繰り返し実施するものである。噴射量学習は、アイドル運転時の指令噴射量を略均等にn回に分割してインジェクタに指令し、n回の分割噴射によって得られる機関回転速度等を基に、FCCB補正(気筒間噴射量補正制御)およびISC補正(アイドル回転速度制御)を実施して、インジェクタのTQパルス幅に対する実噴射量のずれを補正している。
特開2003−254139号公報
ところが、上記の特許文献1に開示された方法では、アイドル運転時に圧力水準を変更する際に、略同一の噴射量を維持して圧力変更前のアイドル回転数を維持するように調整される。この調整時における噴射圧力及び噴射パルスなどの過渡的な変更に伴い、燃焼状態についても過渡的な変化を生じてしまうため、狙いの機関速度に安定するまでに時間を要することになる。これを複数回実施する場合、初回の負荷変化時に補正した積分補正量をリセットして、毎回の積分補正量を算出するため、学習トータル時間も長く設定する必要があった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、パイロット噴射量等の微小噴射量を補正するための噴射量学習に要する学習時間を短縮できるディーゼル機関の噴射量制御装置を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、噴射指令値に従って燃料を噴射するインジェクタを備えたディーゼル機関の噴射量制御装置において、アイドリング運転時の無負荷噴射量に相当する噴射指令値を略均等にn回に分割してインジェクタにn回の燃料噴射を指令する噴射指令手段と、n回の燃料噴射によって発生する機関回転速度(実回転速度と呼ぶ)が、アイドリング運転時の目標回転速度と一致するように、実回転速度と目標回転速度との偏差に応じた補正量を求め、この補正量を基に噴射指令値をフィードバック補正する噴射指令値補正手段とを有し、アイドリング運転時の噴射圧力水準を変更して、異なる複数の噴射圧力水準の基で、補正量を算出して記憶するための学習制御を複数回繰り返し実施すると共に、各噴射圧力水準毎に、1回目の学習制御によって算出された補正量のうち、積分項に関する補正量(積分補正量と呼ぶ)を、2回目以降の学習制御における積分補正量の初期値に設定して補正量を算出することを特徴とする。
上記の構成によれば、2回目以降の学習制御を行う際に、1回目の学習制御によって算出された積分補正量を見込んだ状態でフィードバック補正を実施できるので、1回目のフィードバック補正の時より、見込み補正量(比例項に関する補正量)を小さくできる。その結果、機関回転速度が安定するまでの収束時間が短縮されるので、2回目以降の学習制御に要する時間を短縮できる。これにより、学習トータル時間を短縮できることから、出荷時の生産性を向上でき、且つ市場での学習範囲を拡大できる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したディーゼル機関の噴射量制御装置において、噴射指令値補正手段は、各噴射圧力水準毎に、複数回の学習制御により算出された複数回分の補正量のうち、それぞれ最小値を用いて噴射指令値を補正することを特徴とする。
例えば、車両に搭載される電気負荷等の作動により燃料消費量が増加したり、ディーゼル機関の燃焼が不安定な状態で補正量を算出すると、異常な補正量が算出されて誤学習となる恐れがある。これに対し、複数回分の補正量のうち、最小値を用いて噴射指令値を補正することで、誤学習による過剰な噴射量補正を防止できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図2はディーゼル機関1のシステム構成図である。
本実施例のディーゼル機関1は、以下に説明する蓄圧式燃料噴射システム、EGR装置、および可変容量型のターボ過給機等を搭載する。
蓄圧式燃料噴射システムは、噴射圧力に相当する高圧燃料を蓄圧するコモンレール2と、図示しない燃料タンクより汲み上げた燃料を加圧してコモンレール2に圧送する燃料供給ポンプ3と、コモンレール2に蓄圧された高圧燃料をディーゼル機関1の気筒内に噴射するインジェクタ4等を有し、燃料供給ポンプ3およびインジェクタ4の動作が電子制御ユニット(以下ECU5と呼ぶ)により電子制御される。
EGR装置は、ディーゼル機関1より排出される排気ガスの一部(EGRガスと呼ぶ)を吸気側へ還流させるシステムであり、ディーゼル機関1の吸気通路6と排気通路7とを連通するEGR通路8と、このEGR通路8に設けられるEGRバルブ9と、このEGRバルブ9を駆動するアクチュエータ10等より構成され、ディーゼル機関1の運転状態に応じて設定される所定のEGR率が得られるように、上記のECU5によりアクチュエータ10を介してEGRバルブ9の開度が電子制御される。なお、EGR通路8には、例えば、機関冷却水との熱交換によってEGRガスを冷却する水冷式のEGRクーラ11が設けられている。
ターボ過給機は、排気通路7に設けられる排気タービン12と、吸気通路6に設けられるコンプレッサ13とで構成され、ディーゼル機関1の排気エネルギを受けて排気タービン12が回転することにより、その排気タービン12と同軸に連結されたコンプレッサ13が回転して、吸入空気を加圧するものである。また、排気タービン12の周囲には、多数のノズルベーン(図示せず)が配置され、このノズルベーンの開度(ベーン開度と呼ぶ)に応じてタービン効率が変化し、その結果、コンプレッサ13による過給状態が変化する。
ノズルベーンは、デューティ制御可能な電磁弁14を介して、バキュームポンプ(図示せず)に接続される負圧アクチュエータ15により駆動されて、ベーン開度を可変する。具体的には、ベーン開度が閉側になる程、過給圧が上昇し、ベーン開度が開側になる程、過給圧が低下する。電磁弁14は、上記のECU5により電子制御され、バキュームポンプより負圧アクチュエータ15に供給される負圧と大気圧との導入割合を調整する。
吸気通路6の上流端には、吸入空気を濾過するエアクリーナ16が設けられ、このエアクリーナ16の下流側に吸入空気量(以下、吸気量と呼ぶ)を計測するエアフロメータ17が設けられている。また、コンプレッサ13の下流には、コンプレッサ13によって加圧された空気を冷却するためのインタークーラ18が設けられ、さらに、インタークーラ18の下流には、吸気量を調整するための吸気絞り弁19が配設されている。この吸気絞り弁19は、ECU5より出力される制御信号を受けて作動するアクチュエータ20によって弁開度が調整される。
ECU5は、図2に示す各種センサ類(NEセンサ21、アクセル開度センサ22、水温センサ23、吸気圧センサ24、圧力センサ25、エアフロメータ17等)で検出されたセンサ情報を入力し、これらのセンサ情報を基に、燃料供給ポンプ3より吐出される燃料圧送量、インジェクタ4の噴射時期と噴射量、EGR率、および過給圧等を制御する。 NEセンサ21は、ディーゼル機関1のクランク軸1aが1回転する間に複数のパルス信号を出力する。ECU5では、NEセンサ21より出力されたパルス信号の時間間隔を計測することで、機関回転速度(図1(c)に示すエンジン回転速度)を検出する。
アクセル開度センサ22は、アクセルペダル26の踏込み量よりアクセル開度を検出して、検出結果をECU5に出力する。
水温センサ23は、例えばサーミスタにより構成されて、ディーゼル機関1のウォータジャケット1bを流れる冷却水の温度を検出して、検出結果をECU5に出力する。
吸気圧センサ24は、吸気絞り弁19より下流側の吸気通路6に取り付けられ、吸気圧(過給圧)を検出して、検出結果をECU5に出力する。
圧力センサ25は、コモンレール2に取り付けられ、コモンレール2に蓄圧された燃料圧力(レール圧)を検出して、検出結果をECU5に出力する。
本実施例のECU5は、例えば、メイン噴射の前に実施されるパイロット噴射等の微小噴射に対する精度を向上させるために噴射量学習を実施する本発明の噴射量制御装置であり、その噴射量学習に係わる噴射指令手段および噴射指令値補正手段等の機能を有している。噴射指令手段は、アイドリング運転時の無負荷噴射量に相当する噴射指令値(インジェクタ4に指令されるTQパルス幅)を略均等にn回に分割してインジェクタ4にn回の燃料噴射を指令する機能を有する。なお、本実施例では、アイドリング運転時の無負荷噴射量に相当する噴射指令値を略均等にn回に分割することで、パイロット噴射等の微小噴射に相当する噴射指令値を求めている。
噴射指令値補正手段は、n回の燃料噴射によって発生する機関回転速度(実回転速度)が、アイドリング運転時の目標回転速度と一致するように、両者の偏差に応じた補正量を求め、この補正量を基に噴射指令値をフィードバック補正する機能を有する。
また、ECU5は、図1(a)に示すように、アイドリング運転時の噴射圧力水準を変更して、異なる複数の噴射圧力水準の基で、前記補正量を算出して記憶するための学習制御を複数回繰り返し実施することにより、学習精度を向上させている。なお、アイドリング時の無負荷噴射量は、図1(b)に示すように、噴射圧力水準に応じて変化する。
以下に、噴射量学習を実施するECU5の処理手順を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
ステップ10…学習回数Cを判定する。この学習回数Cは、例えば、図1に示すように、噴射圧力水準をA水準→B水準の2段階に変更する場合に、その2段階の噴射圧力水準の基で実施される学習制御を、再度A水準→B水準の2段階の基で繰り返し実施する場合の回数を表している。この判定で、学習回数C=1の場合(判定結果YES)は、ステップ12へ進み、学習回数C≠1の場合(判定結果NO)は、次のステップ11へ進む。
ステップ11…学習回数Cが2回目以降の場合は、図1(e)に示すように、1回目の学習時に算出された各噴射圧力水準毎の積分補正量を初期値に設定する。この積分補正量とは、アイドリング運転時の機関回転速度と目標回転速度との偏差に応じて求められる補正量のうち、積分項に関する補正量のことである(図1参照)。
ステップ12…学習回数Cが1回目の場合、つまり学習制御を初めて実施する場合は、先ず、学習実行条件が成立しているか否かを判定する。この学習実行条件には、ディーゼル機関1がアイドリング状態であること、及びアイドリング状態の機関回転速度が安定していること等が含まれる。この判定結果がYESの場合、つまり学習実行条件が成立している時は、次のステップ13へ進み、判定結果がNOの場合、つまり、学習実行条件が成立していない時は、ステップ10へ戻る。
ステップ13…学習時の運転条件を設定した後、その運転条件の基でインジェクタ4よりn回の燃料噴射を行い、以下に説明するFCCB補正及びISC補正を実施する。
本実施例の噴射量学習では、上記のように、パイロット噴射等の微小噴射に相当する噴射指令値を求めるために、アイドリング運転時の無負荷噴射量に相当する噴射指令値を略均等にn回に分割している。そこで、学習時の運転条件として、気筒毎の1燃焼行程中の噴射回数をn回に設定すると共に、アイドリング運転時の目標回転速度、目標噴射圧力(コモンレール圧)、及びn回の各噴射タイミング(または噴射インターバル)等の指令値を固定する。
FCCB補正とは、ディーゼル機関1の各気筒間の回転速度変動が平滑化するように、各気筒毎の噴射指令値を補正するもので、一般に気筒間噴射量補正制御と呼ばれる。
ISC補正とは、アイドリング運転時の機関回転速度が目標回転速度と一致するように、全気筒一律に噴射指令値をフィードバック補正するもので、一般にアイドル回転速度制御と呼ばれる。なお、FCCB補正およびISC補正に係わる具体的な制御内容は、本出願人による先願明細書(背景技術にて開示した特許文献1)に記載されている公知の技術である。
ステップ14…学習中にディーゼル機関1が安定して運転されているか否かを判定する。ここでは、機関回転速度を基に判定する。この判定結果がNOの場合、つまり、ディーゼル機関1の運転状態が不安定である(例えば、機関回転速度が所定の範囲を超えて変動している)場合は、本処理を終了する。判定結果がYESの場合、つまり、ディーゼル機関1の運転状態が安定している場合は、次のステップ15へ進む。
ステップ15…再度、学習回数Cを判定する。学習回数C=1の場合(判定結果YES)は、次のステップ16へ進み、学習回数C≠1の場合(判定結果NO)は、ステップ17へ進む。
ステップ16…学習回数Cが1回目の場合は、ステップ13で実施されたISC補正において算出される積分補正量をECU5のメモリ(例えばEEPROM)に記憶する。
ステップ17…FCCB補正およびISC補正により求められた各補正量を前回の学習値に加算して今回の仮学習値を算出する。
ステップ18…学習回数Cが設定回数Nに達したか否かを判定する。ここで、学習回数C=Nの場合(判定結果YES)は、次のステップ19へ進み、学習回数C≠Nの場合(判定結果NO)は、ステップ10へ戻る。
ステップ19…N回分の仮学習値の中から最終学習値を算出してECU5のメモリ(例えばEEPROM)に記憶した後、本処理を終了する。ここでは、N回分の仮学習値のうち、最小値を最終学習値とする。
(実施例1の効果)
上記実施例に記載したディーゼル機関1の噴射量学習では、噴射圧力水準を変更しながら複数の学習補正値を持ち、この学習補正値のうち積分補正量について、1回目のデータを2回目の初期値に採用することで、噴射量の変化量を吸収でき、回転変化が抑えられるため、積分補正量が安定するための時間が短縮される。つまり、2回目以降の学習制御を行う際に、1回目の学習制御によって算出された積分補正量を見込んだ状態でフィードバック補正を実施できる。
上記の結果、図1(d)に示すように、1回目のフィードバック補正による見込み補正量a1、b1(比例項に関する補正量)より、2回目のフィードバック補正による見込み補正量a2、b2を小さくできる。これにより、図1(c)に示すように、機関回転速度(エンジン回転速度)が安定するまでの収束時間がt1からt2へと短縮されるので、2回目以降の学習制御に要する時間を短縮できる(図1(f)参照)。
更に、図1において説明すると、1回目の学習制御では、見込み補正量が大きくなるため、A水準での学習時間A1およびB水準での学習時間B1が長くなるのに対し、2回目の学習制御では、1回目の学習制御によって算出された積分補正量を初期値に設定することで、見込み補正量が小さくなるため、A水準での学習時間A2およびB水準での学習時間B2が1回目の学習制御と比較して短縮される。これにより、学習トータル時間を短縮できることから、出荷時の生産性を向上でき、且つ市場での学習範囲を拡大できる。
また、上記実施例では、N回分の仮学習値のうち、最小値を最終学習値として噴射指令値を補正するので、誤学習による過剰な噴射量補正を防止できる。
噴射量学習のタイムチャートである。 ディーゼル機関のシステム構成図である。 噴射量学習を実施するECUの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ディーゼル機関
4 インジェクタ
5 ECU(噴射量制御装置)

Claims (2)

  1. 噴射指令値に従って燃料を噴射するインジェクタを備えたディーゼル機関の噴射量制御装置において、
    アイドリング運転時の無負荷噴射量に相当する噴射指令値を略均等にn回に分割して前記インジェクタにn回の燃料噴射を指令する噴射指令手段と、
    前記n回の燃料噴射によって発生する機関回転速度(実回転速度と呼ぶ)が、アイドリング運転時の目標回転速度と一致するように、前記実回転速度と前記目標回転速度との偏差に応じた補正量を求め、この補正量を基に前記噴射指令値をフィードバック補正する噴射指令値補正手段とを有し、
    前記アイドリング運転時の噴射圧力水準を変更して、異なる複数の噴射圧力水準の基で、前記補正量を算出して記憶するための学習制御を複数回繰り返し実施すると共に、各噴射圧力水準毎に、1回目の前記学習制御によって算出された前記補正量のうち、積分項に関する補正量(積分補正量と呼ぶ)を、2回目以降の前記学習制御における積分補正量の初期値に設定して前記補正量を算出することを特徴とするディーゼル機関の噴射量制御装置。
  2. 請求項1に記載したディーゼル機関の噴射量制御装置において、
    前記噴射指令値補正手段は、各噴射圧力水準毎に、複数回の前記学習制御により算出された複数回分の前記補正量のうち、それぞれ最小値を用いて前記噴射指令値を補正することを特徴とするディーゼル機関の噴射量制御装置。
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