JPH11126647A - 環状パッキン及び環状パッキンの取付構造 - Google Patents

環状パッキン及び環状パッキンの取付構造

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JPH11126647A
JPH11126647A JP9288851A JP28885197A JPH11126647A JP H11126647 A JPH11126647 A JP H11126647A JP 9288851 A JP9288851 A JP 9288851A JP 28885197 A JP28885197 A JP 28885197A JP H11126647 A JPH11126647 A JP H11126647A
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JP
Japan
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mounting
packing
seal end
face
hole
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Pending
Application number
JP9288851A
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English (en)
Inventor
Shigemi Hashizawa
茂美 橋澤
Minoru Masuda
穣 増田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/061Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with positioning means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け、取り外し作業が容易となる環状パ
ッキン及び環状パッキンの取付構造の提供。 【解決手段】 本発明は、シール端面26に設けられた
環状のパッキン収容溝29内に収容される環状のパッキ
ン本体11と、このパッキン本体11から一体に突設さ
れた取付突起12と、この取付突起12に設けられてシ
ール端面26の裏面側に突設された引掛ピン32が挿入
される引掛ピン用穴17と、引掛ピン用穴17より先端
側に設けられて取付突起12を引っ張る取付工具33が
挿入される取付工具用穴18とで環状パッキン10を構
成し、取付工具33によりパッキン10をシール端面2
6に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール端面と取付
面との間に設けられる環状パッキン及びこの環状パッキ
ンをシール端面に取り付ける環状パッキンの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】シール端面と、このシール端面が接合さ
れる取付面との間に設けられる環状のパッキンは、パッ
キンのシール面がシール端面より所定の高さ分突設した
状態で、シール端面に設けたパッキン収容溝に収容され
ている。
【0003】そして、シール端面と取付面とを接合する
と、シール端面と取付面との間で押圧挟持されて取付面
に密着当接し、シール端面と取付面との間をシールす
る。
【0004】ところが、パッキン収容溝内にパッキンを
収容しただけでは、パッキンのパッキン収容溝内への係
止力が弱いので、シール端面と取付面との接合作業時
に、パッキン収容溝から不用意に外れてしまうという問
題を有している。
【0005】そこで、図7に示すように、矩形環状のパ
ッキン本体1の一側に係止突起2、2をそれぞれ設け
て、この係止突起2、2の先端部に設けた半球状頭部
3、3をハウジングの係止孔に係止するパッキン4(実
開平5ー17956号公報)や、図8に示すように、パ
ッキン本体5から突起6を突設し、ハウジング7に設け
た取付孔8内に挿入することでハウジング7に取り付け
るパッキン9が提案されている。
【0006】このように、係止突起2を係止孔に係止し
たり、突起6を取付孔8内に挿入することによって、パ
ッキンの不用意なはずれや移動、脱落が防止され、パッ
キンを正規な位置に位置決めることにより、確実な防水
性能が得られるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パッキンを
シール端面に取り付ける際に、係止突起2を係止孔に係
止したり、突起6を取付孔8内に挿入する場合、係止突
起2を係止孔に位置決めしたり、突起6を取付孔8に位
置決めた後に、パッキン9を押圧しなければならないの
で、パッキンの取付作業に手間がかかり、取付作業性が
悪いという問題を有している。
【0008】また、メンテナンス等により、パッキンを
シール端面から取り外す場合、係止孔から係止突起2を
抜き出したり、あるいは、取付孔8から突起6を抜き出
す作業に手間がかかり、取り外し作業性が悪いという問
題を有している。
【0009】さらに、パッキンをシール端面に取り付け
る作業スペースが狭い場合には、パッキンの取り付け、
取り外し作業がさらに困難なものとなる。
【0010】そこで、本発明は、取り付け、取り外し作
業が容易となる環状パッキン及び環状パッキンの取付構
造の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ケース一側のシール端面とこの
シール端面と接合される取付面との間に設けられてシー
ル端面と取付面との間をシールする環状パッキンであっ
て、前記シール端面に設けられた環状のパッキン収容溝
内に収容される環状のパッキン本体と、このパッキン本
体から一体に突設された取付突起と、この取付突起に設
けられて前記シール端面の裏面側に突設された引掛ピン
が挿入される引掛ピン用穴と、引掛ピン用穴より先端側
に設けられて取付突起を引っ張る取付工具が挿入される
取付工具用穴とを有することを特徴としている。
【0012】この環状パッキンをシール端面に取り付け
るには、パッキン本体をシール端面のパッキン収容溝内
に挿入し、取付突起の引張り工具用穴に引張り工具を挿
入して引っ張り、シール端面の裏面側の引掛ピンを引掛
ピン用穴に挿入する。次に、シール端面に取り付けられ
た状態から環状パッキンを取り外す場合には、取付工具
用穴に取付工具を挿入して取付突起を引っ張ることによ
り引掛ピンを引掛ピン用穴から抜き出し、パッキン本体
をパッキン収容溝内から外す。
【0013】この場合、取付突起に設けた取付工具用穴
に取付工具を挿入して、引掛ピンを引掛ピン用穴内に挿
入したり、外したりすることでパッキンの取り付け、取
り外しを容易に行うことができる。さらに、取付作業ス
ペースが狭い場合であっても、取付工具を用いて、取付
突起の取付工具用穴に挿入し、取付工具を操作すること
によりパッキンの取り付け、取り外しを容易に行うこと
ができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記取付突起が前記環状のパッキン本体の周方
向に複数設けられていることを特徴としている。
【0015】この環状パッキンでは、取付突起がパッキ
ン本体の周方向に複数設けられているので、シール端面
にパッキンを強固に取り付けることができる。
【0016】請求項3の発明は、機器の取付面と接合さ
れるシール端面を備えたケースの前記シール端面に、環
状のパッキン本体と、このパッキン本体から取付突起が
突設された環状のパッキンを取り付ける環状パッキンの
取付構造であって、前記シール端面に前記パッキン本体
が収容されるパッキン収容溝を設け、このシール端面の
裏面側に前記パッキン収容溝と連通して前記パッキン収
容溝内に収容されたパッキン本体から突設された前記取
付突起が突出する取付凹部を設け、この取付凹部の内壁
から引掛ピンを突設し、前記取付突起に前記引掛ピンが
挿入されて前記環状パッキンが前記シール端面に取り付
けられる引掛ピン用穴を設け、前記取付突起を引っ張っ
て引掛ピン用穴内に前記引掛ピンを挿入させる取付工具
が挿入される取付工具用穴を前記引掛ピン用穴より先端
側に設けたことを特徴としている。
【0017】この環状パッキンの取付構造では、パッキ
ン本体をシール端面のパッキン収容溝内に収容し、取付
突起をシール端面の裏面側の取付凹部側に突出させる。
次に、取付工具を取付突起の取付工具用穴に挿入し、引
っ張ることにより引掛ピンを取付突起の引掛ピン用穴に
挿入することで、パッキンがシール端面に取り付けられ
る。また、シール端面にパッキンが取り付けられた状態
からパッキンを外す場合には、取付突起の取付工具用穴
内に取付工具を挿入して引っ張ることにより、引掛ピン
を取付突起の引掛ピン用穴内から抜き出し、パッキン本
体をパッキン収容溝内から取り外す。
【0018】この場合、取付突起に設けた取付工具用穴
に取付工具を挿入して、引掛ピンを引掛ピン用穴内に挿
入したり、外したりすることでパッキンの取り付け、取
り外しを容易に行うことができる。さらに、取付作業ス
ペースが狭い場合であっても、取付工具を用いて、取付
突起の取付工具用穴に挿入し、取付工具を操作すること
によりパッキンの取り付け、取り外しを容易に行うこと
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る環状パッキン
及び環状パッキンの取付構造の実施形態について説明す
る。図1は、本実施形態の環状パッキン10を示し、図
2及び図3は環状パッキン10が取り付けられるシール
端面26を有するケース19を示す。
【0020】図1(a)に示すように、環状のパッキン
10は、環状のパッキン本体11と、この環状のパッキ
ン本体11の両側に設けられた取付突起12、12とか
らなる。パッキン本体11は、図1(c)に示すよう
に、菱形状断面に形成され、上下の角部がシール面1
3、13となっている。取付突起12は、図1(b)に
示すように、パッキン本体11から突設された根元部1
4と、この根元部14より先端側で根元部14より幅広
の取付部15と、先端部に設けられた引掛部16とで形
成されている。取付部15の略中心には、引掛ピン用穴
17が貫通形成され、引掛部16には引掛ピン用穴17
より小径で取付工具(図6参照)33の先端部34が挿
入される取付工具用穴18が貫通形成されている。この
環状のパッキン10は、ケース19のシール端面26に
取り付けられて、取付面(図3参照)24との間で押圧
挟持される。
【0021】ケース19は、図2及び図3に示すよう
に、全体形状が筒状で、下ケース20と、この下ケース
20に一体に組み付けられる上ケース21と、上ケース
21の上部開口21aを閉鎖して下ケース20と上ケー
ス21とで囲まれる内部を密封する蓋ケース22とで構
成されている。そして、上ケース21には、機器(イン
バータケース)23の取付面24にネジ止め固定される
固定部25が設けられている。この固定部25の機器2
3側にシール端面26が形成され、両側には、取付凹部
27、27がそれぞれ形成されている。また、固定部2
5のシール端面26の中心部分からは、機器23内に挿
入される挿入部28が突設されている。
【0022】図3及び図4に示すように、シール端面2
6には、挿入部28の周囲にパッキン本体11が収容さ
れる環状のパッキン収容溝29が形成されている。この
パッキン収容溝29の内部はその両側において、シール
端面26の裏面側の取付凹部27に向けて開口部30を
介して連通されている。そして、取付凹部27とパッキ
ン収容溝29とを連通する開口部30を挿通して、パッ
キン10の取付突起12が取付凹部27側へ挿通され
る。
【0023】図5に示すように、取付凹部27の内壁3
1、すなわちシール端面26の裏面側には、引掛ピン3
2が突設されている。この引掛ピン32は、取付凹部2
7に挿通された取付突起12の引掛ピン用孔17内に挿
入される。また、引掛ピン32が引掛ピン用穴17内に
挿入された状態では、パッキン本体11がパッキン収容
溝29内に収容され、このパッキン本体11から突設さ
れた取付突起12が取付凹部27の内壁31上に当接す
る。従って、このパッキン10のシール端面26への取
付状態では、パッキン10には応力が付与されることは
なく、自然な状態でシール端面26に取り付けられてい
る。
【0024】次に、環状のパッキン10のシール端面2
6への取付手順について説明する。図1(a)に示す環
状のパッキン本体11を、シール端面26のパッキン収
容溝29内に挿入すると同時に、両側の取付突起12を
開口部30から取付凹部27内にそれぞれ挿通させる。
この状態では、図6に示すように、取付突起12は、引
掛ピン32に当接して、取付凹部27内で傾斜してい
る。
【0025】この状態から、棒状で先端部が略直角に屈
曲された取付工具33の先端部34を取付工具用穴18
内に挿入する。そして、取付工具33を斜め上方に引っ
張ると共に、シール端面26の裏面側、すなわち取付凹
部27の内壁31側へ回動させて、図5に示すように、
引掛ピン32を引掛ピン用穴17内に挿入する。この状
態では、取付突起12はパッキン本体11に対して引っ
張られておらず、パッキン10には応力が付与されてい
ない自然な状態となっている。
【0026】また、取付突起12の先端部側は、取付凹
部27内に位置し、取付凹部27の内壁31に当接して
いる。以上により、パッキン10がシール端面26に取
り付けられる。
【0027】次に、図5に示す状態から、パッキン10
を取り外すには、取付突起12の先端部を取付凹部27
の内壁31から離れる方向へ回動させる。この作業は、
取付工具33の先端部34を取付突起12の先端部に引
っかけることで行っても良く、他の棒状の工具で行って
も良い。取付突起12を取付凹部27の内壁31から離
れる方向へ回動させると、図6に示すように、引掛ピン
32が引掛ピン用穴17内から抜き出て、引掛ピン32
に取付突起12が当接して傾斜した状態となる。
【0028】この状態から、パッキン本体11をシール
端面26のパッキン収容溝29内から抜き出すと、取付
突起12は、取付凹部27から開口部30を通ってパッ
キン収容溝29内に入り、パッキン収容溝29から抜き
出る。以上により、パッキン10をシール端面26から
取り外すことができる。
【0029】本実施形態によれば、取付突起12に設け
た取付工具用穴18に取付工具33を挿入し、この取付
工具33を操作することで、引掛ピン32を引掛ピン用
穴17内に容易に挿入することができ、パッキン10の
シール端面26への取付作業性を向上することができ
る。
【0030】また、取付突起12を取付工具等で操作す
ることにより、引掛ピン32を引掛ピン用穴17内から
容易に抜き出すことができ、パッキン10のシール端面
26からの取り外し作業性を向上することができる。
【0031】さらに、取付作業スペースが狭い場合であ
っても、すなわち取付凹部27が狭い空間で作業者の指
等が入りにくくても、取付工具33を用いて、取付突起
12の取付工具用穴18に挿入し、取付工具33を操作
することによりパッキンの取り付け、取り外しを容易に
行うことができる。
【0032】また、本実施形態のパッキン10の保持構
造では、パッキン本体11に一体に設けた取付突起12
を引掛ピン32に引っかけているので、パッキン本体1
1がシール端面26のパッキン収容溝29内から不用意
に脱落することがなく、パッキン10をシール端面26
に強固に取り付けることができる。
【0033】また、シール端面26に強固の取り付けら
れたパッキン10をシール端面26から取り外す場合に
は、取付工具33を用いて容易に取り外すことができ
る。
【0034】また、本実施形態のパッキン10の保持構
造では、シール端面26にパッキン10が取り付けられ
た状態では、パッキン10には応力が付与されることは
なく、自然な状態でシール端面26に取り付けられるの
で、取付面24との間で押圧挟持された状態で、取付面
24に対して均一に押圧されるので、高い防水性能を維
持することができる。
【0035】さらに、本実施形態では、取付突起12を
パッキン本体11の対応する両側に設けたことにより、
より確実にシール端面26にパッキン10を取り付ける
ことができ、パッキン10のパッキン収容溝29内から
の不用意な脱落を確実に防止することができる。
【0036】また、従来のように、係止突起を係止孔内
に係止するための押圧力不要で、しかも、引掛ピン32
が引掛ピン用穴17に挿入されているか否かを外部から
目視で容易に確認することができるので、パッキン10
をシール端面26に対して正規な状態で容易に、かつ確
実に取り付けることができる。
【0037】また、本実施形態のパッキン10では、環
状のパッキン本体11の外周から板状で引掛ピン用穴1
7と取付工具用孔18とを設けた取付突起12を一体成
形しているだけなので、形状が簡単で製造コストが高く
つくことがない。
【0038】さらに、本実施形態では、シール端面26
の裏面側に取付工具33の先端部を挿入し操作すること
ができる取付凹部27を設けただけなので、シール端面
26が設けられたケースの形状も簡単な形状とすること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、取付突起に設けた取付工具用穴に取付工具を挿入
して、引掛ピンを引掛ピン用穴内に挿入したり、外した
りすることでパッキンの取り付け、取り外しを容易に行
うことができる。
【0040】また、取付作業スペースが狭い場合であっ
ても、取付工具を用いて、取付突起の取付工具用穴に挿
入し、取付工具を操作することによりパッキンの取り付
け、取り外しを容易に行うことができる。
【0041】請求項2の発明によれば、取付突起がパッ
キン本体の周方向に複数設けられているので、シール端
面にパッキンを強固に取り付けることができる。
【0042】請求項3の発明によれば、取付突起に設け
た取付工具用穴に取付工具を挿入して、引掛ピンを引掛
ピン用穴内に挿入したり、外したりすることでパッキン
の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
【0043】また、取付作業スペースが狭い場合であっ
ても、取付工具を用いて、取付突起の取付工具用穴に挿
入し、取付工具を操作することによりパッキンの取り付
け、取り外しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパッキンを示し、(a)は
平面図、(b)は(a)のb部を拡大した平面図、
(c)は(b)のc−c線に沿って切断した断面図であ
る。
【図2】図1に示すパッキンが取り付けられるシール端
面を有するケースを示す斜視図である。
【図3】図1に示すパッキンが取り付けられるシール端
面を有するケースと、このケースが取り付けられる相手
機器を示す断面図である。
【図4】図1に示すパッキンが取り付けられるシール端
面を有するケースを示し、図3のIV−IV線に沿って
切断した断面図である。
【図5】図4の一部を拡大した断面図である。
【図6】引掛ピンを引掛ピン用穴内に取付工具を用いて
挿入しようとする状態を示す断面図である。
【図7】従来のパッキンの保持構造が適用されたパッキ
ンを示す斜視図である。
【図8】従来の他のパッキンの保持構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 環状のパッキン 11 環状のパッキン本体 12 取付突起 17 引掛ピン用穴 18 取付工具用穴 19 ケース 24 取付面 26 シール端面 29 パッキン収容溝 32 引掛ピン 33 取付工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース一側のシール端面とこのシール端
    面と接合される取付面との間に設けられてシール端面と
    取付面との間をシールする環状パッキンであって、前記
    シール端面に設けられた環状のパッキン収容溝内に収容
    される環状のパッキン本体と、このパッキン本体から一
    体に突設された取付突起と、この取付突起に設けられて
    前記シール端面の裏面側に突設された引掛ピンが挿入さ
    れる引掛ピン用穴と、引掛ピン用穴より先端側に設けら
    れて取付突起を引っ張る取付工具が挿入される取付工具
    用穴とを有することを特徴とする環状パッキン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記取付
    突起が前記環状のパッキン本体の周方向に複数設けられ
    ていることを特徴とする環状パッキン。
  3. 【請求項3】 機器の取付面と接合されるシール端面を
    備えたケースの前記シール端面に、環状のパッキン本体
    と、このパッキン本体から取付突起が突設された環状の
    パッキンを取り付ける環状パッキンの取付構造であっ
    て、前記シール端面に前記パッキン本体が収容されるパ
    ッキン収容溝を設け、シール端面の裏面側に前記パッキ
    ン収容溝と連通して前記パッキン収容溝内に収容された
    パッキン本体から突設された前記取付突起が突出する取
    付凹部を設け、この取付凹部の内壁から引掛ピンを突設
    し、前記取付突起に前記引掛ピンが挿入されて前記環状
    パッキンが前記シール端面に取り付けられる引掛ピン用
    穴を設け、前記取付突起を引っ張って引掛ピン用穴内に
    前記引掛ピンを挿入させる取付工具が挿入される取付工
    具用穴を前記引掛ピン用穴より先端側に設けたことを特
    徴とする環状パッキンの取付構造。
JP9288851A 1997-10-21 1997-10-21 環状パッキン及び環状パッキンの取付構造 Pending JPH11126647A (ja)

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DE19848552A DE19848552B8 (de) 1997-10-21 1998-10-21 Dichtung, dazugehörige Befestigungsstrukur sowie Befestigungshilfswerkzeug zum Befestigen der Dichtung

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