JPH1086739A - 車両の車椅子用昇降装置 - Google Patents

車両の車椅子用昇降装置

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JPH1086739A
JPH1086739A JP24443096A JP24443096A JPH1086739A JP H1086739 A JPH1086739 A JP H1086739A JP 24443096 A JP24443096 A JP 24443096A JP 24443096 A JP24443096 A JP 24443096A JP H1086739 A JPH1086739 A JP H1086739A
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治 福井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックドア開口部からの荷物の積み降ろし
と、スロープ折り畳み時の作業性が良好な車両の車椅子
用昇降装置を提供すること。 【解決手段】 傾斜床部12の後端部に回動可能に支持
されている第1スロープ91と、その先端部に回動可能
に支持された第2スロープ92と、その先端部に回動可
能に支持された第3スロープ93を備えた折り畳みスロ
ープ9が、折り畳み状態で車室内に収納可能であると共
に、展開状態でバックドア開口部10を通して車室外に
引き出し可能に構成され、第2スロープ92に一端部が
回動可能に支持されていると共に傾斜床部12に他端部
が回動可能に支持されているスロープ用リンク94が第
1スロープ91と略平行に設けられ、スロープ用リンク
94と第1スロープ91と傾斜床部12と第2スロープ
92の一部でリンク機構が構成され、リンク機構が、第
2スロープ92を収納位置と引き出し位置との間で略平
行移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、車両のバックド
ア開口部から車椅子のまま昇降可能にするための車両の
車椅子用昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、車両に装備されていて車椅子を
昇降可能な昇降装置としては、例えば、特開平7−11
7553号公報に記載されているようなものが知られて
いる。この昇降装置は、車両の側部開口部に車椅子を積
載可能なプラットホームが設けられており、このプラッ
トホームを、昇降機構によって、地面に近接した高さ位
置から車体のフロアとほぼ同じ高さ位置まで昇降させる
ことができると共に、回動機構によって、車室外から車
室内まで水平移動させることができるようになってい
る。ところが、この昇降装置は、アクチュエータやシリ
ンダ等の駆動装置が必要であるために、装置が大掛かり
になってコストが非常に高くなる。
【0003】これに対し、駆動装置を用いずに車椅子を
昇降できる簡易な装置として、例えば、図13〜図15
に示すようなものがある。この昇降装置は、車体のフロ
ア後端部近傍位置に基端部が回動可能に支持されている
第1スロープA1と、その第1スロープA1の先端部に
基端部が回動可能に支持されている第2スロープA2か
らなる2つ折式の折り畳みスロープAを備えたもので、
この折り畳みスロープAが、使用時には、図13に示す
ように、車体のバックドア開口部Bから車室外に引き出
し、展開状態で車体のフロアCと車両後方の地面との間
に架け渡すことができるようになっており、収納時に
は、図15に示すように、バックドアDと平行になるよ
うにほぼ垂直に立てた状態で2つ折にして車室内に収納
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような従来の車両の車椅子用昇降装置にあっては、折り
畳みスロープAの収納時、車両のバックドア開口部Bの
開口面積が折り畳みスロープAによって小さくなってし
まうため、車両に車椅子を積載せずに荷物等を積載する
場合、この折り畳みスロープAが邪魔になって、バック
ドア開口部Bを通しての荷物の積み下しが非常に行い難
いという問題があった。なお、折り畳みスロープを折り
畳み状態で車室内側に倒すことも考えられるが、リヤバ
ンパEが車幅方向に3分割されていて、その真ん中の部
分が第1スロープA1に固定されていたために、折り畳
みスロープAを車室内側に倒すとリヤバンパEの一部が
車室内側にずれてしまう。
【0005】また、この従来の昇降装置では、第1スロ
ープA1と第2スロープA2が軸部材を介して連結され
ているのみであったために、スロープ折り畳み時の折り
畳みスロープAの動作が安定しない。つまり、第2スロ
ープA2を持ち上げた時に、図15に示すように、折り
畳みスロープAが第1スロープA1と第2スロープA2
との間で折れ曲がった正しい状態になるとは限らず、第
2スロープA2を持ち上げた時の力の入れ具合によって
は、第1スロープA1と第2スロープA2との間が真っ
直ぐに伸びたままの状態で持ち上がったりして、スロー
プ折り畳み時の作業性が非常に悪いという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、バックドア開口部から荷物を積み降ろしする際
に、車室内に収納されている折り畳みスロープが邪魔に
なることがなく、しかも、スロープ折り畳み時の作業性
が良好な車両の車椅子用昇降装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明では、車体のフロア後端部近
傍位置に基端部が回動可能に支持されている第1スロー
プと、その第1スロープの先端部に基端部が回動可能に
支持されている第2スロープと、を備えた折り畳みスロ
ープが設けられ、この折り畳みスロープが、折り畳み状
態で車室内に収納可能であると共に、展開状態で車体の
バックドア開口部を通して車室外に引き出してフロア後
端部と車両後方の地面との間に斜めに架け渡し可能に構
成されている車椅子用昇降装置において、前記第2スロ
ープに一端部が回動可能に支持されていると共に車体の
フロア後端部近傍位置に他端部が回動可能に支持されて
いるスロープ用リンクが前記第1スロープと略平行に設
けられ、このスロープ用リンクと前記第1スロープと車
体ならびに第2スロープの一部でリンク機構が構成さ
れ、前記リンク機構が、前記第2スロープを収納位置と
引き出し位置との間で略平行移動させるように構成し
た。
【0008】請求項2記載の発明では、前記リンク機構
を、スロープ折畳状態では第2スロープを水平に配置さ
せるるように構成した。
【0009】請求項3記載の発明では、車体のフロア後
部に、フロア前部よりも低い低床部が設けられ、この低
床部に前記折り畳みスロープが設けられ、スロープ折り
畳み状態において第2スロープの表面がフロア前部と略
同じ高さに配置させるように構成した。
【0010】請求項4記載の発明では、前記第2スロー
プの先端部に第3スロープの基端部が回動可能に支持さ
れていて、前記第3スロープと前記第2スロープを対向
させた状態で折り畳み可能である構成とした。
【0011】請求項5記載の発明では、前記第2スロー
プに、スロープ折り畳み状態でバックドアのロックと係
合可能なドア用ストライカが設けられている構成とし
た。
【0012】請求項6記載の発明では、車室後部の右側
部と左側部の少なくとも一方に、車体側壁に沿って折り
畳み可能であると共に、スロープ折り畳み状態で折り畳
みスロープの上に展開可能な折り畳みシートが設けら
れ、前記第2スロープに、折り畳みシート展開状態で折
り畳みシートのロックと係合可能なシート用ストライカ
が設けられている構成とした。
【0013】請求項7記載の発明では、前記車体のフロ
ア後端部の後方位置に、車幅方向に分割可能なリヤバン
パが設けられており、このリヤバンパの少なくとも折り
畳みスロープと重なる部分を構成しているバンパ部材
が、車体に回動可能に支持されていると共にバンパ用リ
ンクを介して前記第1スロープと連結されており、前記
バンパ部材の回動中心が前記フロア後端部よりも低い位
置に設けられている構成とした。
【0014】
【作用】 請求項1記載の発明では、車室外に引き出さ
れている折り畳みスロープを車室内に収納するにあたり
第2スロープを持ち上げると、その第2スロープは、リ
ンク機構によって移動方向が平行に規制されているの
で、力の入れ具合に関係なく、必ず、展開状態での角度
をほぼ保ったまま車体前方に平行移動する。一方、第1
スロープは、基端部の回動中心を支点にして徐々に起き
上がり、垂直に立ち上がった後は車体フロア側に倒れ込
むようにして回動する。つまり、折り畳みスロープは、
第2スロープを持ち上げることにより第1スロープと第
2スロープとの間で確実に折れ曲がり、その折れ曲がり
部の角度が徐々に小さくなっていって折り畳まれる。こ
のように、リンク機構を設けたことによって、折り畳み
スロープの折り畳み時の動作が安定するので、力の入れ
具合を加減することなく、楽に折り畳みスロープを折り
畳むことができる。
【0015】また、スロープ折り畳み状態では、第1ス
ロープが車体フロア側に倒れ込んだ状態になっていると
共に、第2スロープも展開状態での角度をほぼ保った状
態になっているので、スロープ折り畳み状態でもバック
ドア開口部の開口面積を広く確保することができる。
【0016】請求項2記載の発明では、リンク機構の動
作に基づいてスロープ折畳状態では第2スロープが水平
となるため、この第2スロープの上に荷物を積載するな
どのように第2スロープをフロアの一部として利用する
ことができる。
【0017】請求項3記載の発明では、車体のフロア後
部に、フロア前部よりも低い低床部が設けられ、この低
床部に前記折り畳みスロープが設けられ、スロープ折り
畳み状態において第2スロープの表面がフロア前部と略
同じ高さに配置されるように構成されているので、スロ
ープ折り畳み状態では、フロア前部と第2スロープとの
間に段差がなくなり、第2スロープをよりいっそうフロ
アとして利用しやすくなる。
【0018】請求項4記載の発明では、第2スロープの
先端部に第3スロープの基端部が回動可能に支持されて
いて、折り畳みスロープが3つに折り畳み可能であるの
で、折り畳み状態でのスロープ前後方向の寸法が大きく
ならないようにしながら、2つ折の場合よりも、展開開
態でのスロープの長さを大きく確保し、折り畳みスロー
プの傾斜角度を小さくすることができる。
【0019】請求項5記載の発明では、第2スロープに
ドア用ストライカが設けられているので、折り畳みスロ
ープを折り畳んでバックドアを閉じる時、バックドアの
ロックを第2スロープのドア用ストライカと係合させる
ことによりバックドアを閉位置にロックすることができ
る。
【0020】請求項6記載の発明では、車体後部に折り
畳みシートが設けられているので、車椅子を車載しない
場合には、この折り畳みシートを展開することができ
る。しかも、第2スロープにシート用ストライカが設け
られているので、折り畳みスロープを折り畳んで折り畳
みシートを展開する時、折り畳みシートのロックを第2
スロープのシート用ストライカと係合させることにより
折り畳みシートを展開した状態にロックすることができ
る。
【0021】請求項7記載の発明では、折り畳みスロー
プを展開させる時、リヤバンパの少なくとも折り畳みス
ロープと重なる部分を構成しているバンパ部材が、フロ
ア後端部よりも低い位置を中心に回動するので、スロー
プ展開時には、前記バンパ部材がフロア後端部よりも低
い位置まで移動する。つまり、第1スロープの回動中心
をリヤバンパの上面よりも低い位置に設け、それによ
り、展開状態での折り畳みスロープの傾斜角度を小さく
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】 まず、図1〜図12に基づい
て、実施の形態1の車両の車椅子用昇降装置について詳
述する。図1は実施の形態の車両の車椅子用昇降装置の
斜視図、図2は実施の形態の車両の車椅子用昇降装置の
側面図、図3〜図9は実施の形態の車椅子用昇降装置を
装備した車両の側面図、図10ならびに図11は実施の
形態の車椅子用昇降装置を装備した車両の平面図、図1
2は実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車両の背
面図である。
【0023】図中1は車体のフロアで、このフロア1に
は、運転席(図示省略)ならびに助手席2の他、図9〜
図11に示すように、助手席2の後方に2列目シート3
が設置されている。また、この2列目シート3の右側方
には折り畳みシート4が設けられており、この折り畳み
シート4は、車体の右側の側壁5に取り付けられてい
る。なお、この折り畳みシート4は、シートバック41
をシートクッション42側に倒した後、シートクッショ
ン42を車体前後方向の水平軸を中心に回動させること
により、車体の右側の側壁5に沿って折り畳むことがで
きるようになっている。また、前記2列目シート3の後
方と前記2列目の折り畳みシート4の後方には、それぞ
れ3列目の折り畳みシート6,7が設けられており、こ
れらの折り畳みシート6,7も、シートバック61,7
1をシートクッション62,72側に倒した後、シート
クッション62,72を車体前後方向の水平軸を中心に
回動させることにより、図12に示すように、車体の側
壁5に沿って折り畳むことができるようになっている。
【0024】また、図3〜図9に示すように、前記フロ
ア1には、2列目シート3が取り付けられている部分を
境にして後側が前側よりも約10cm低くなっており、その
低くなった部分(以下、低床部11とする)のリヤタイ
ヤ8よりも後側には、後下がりの傾斜床部12が設けら
れている。
【0025】図中9は車椅子28が走行できる幅の折り
畳みスロープで、この折り畳みスロープ9は、第1スロ
ープ91と第2スロープ92と第3スロープ93とスロ
ープ用リンク94を備えており、図8ならびに図9に示
すように、折り畳み状態で車室内に収納可能であると共
に、図3ならびに図4に示すように、展開状態で車体の
バックドア開口部10を通して車室外に引き出し可能に
構成されている。
【0026】前記第1スロープ91は、前記傾斜床部1
2の後端部に基端部が回動可能に支持されており、スロ
ープ収納時には前記傾斜床部12の上面に重なり、スロ
ープ引き出し時には前記傾斜床部12の延長上に配置さ
れる。
【0027】前記第2スロープ92は、前記第1スロー
プ91の先端部に基端部が回動可能に支持されており、
スロープ収納時には前記第1スロープ91の裏面に重な
り、スロープ引き出し時には前記第1スロープ91の延
長上に配置される。
【0028】前記第3スロープ93は前記第2スロープ
92に一端部が回動可能に支持されており、スロープ収
納時には前記第2スロープ92の表面に重なり、スロー
プ引き出し時には前記第2スロープ92の延長上に配置
される。また、この第3スロープ93は、前記第1スロ
ープ91ならびに第2スロープ92と比べて前後方向の
寸法が小さくなっており、前記第2スロープ92の表面
の前部と中部と後部のうち中部のみと重なるようになっ
ている。すなわち、折り畳みスロープ9の収納時でも、
第2スロープ92の表面の前部と後部は露出したままに
なる。
【0029】前記スロープ用リンク94は、前記第2ス
ロープ92の基端部に一端部が回動可能に支持されてい
ると共に前記傾斜床部12に他端部が回動可能に支持さ
れ、折り畳みスロープ9の左右両側に前記第1スロープ
91と略平行に設けられており、前記第1スロープ91
と車体ならびに第2スロープ92の一部と共に、前記第
2スロープ92を収納位置と引き出し位置との間で略平
行移動させるリンク機構を構成している。更に、このリ
ンク機構は、引き出し位置では傾斜している第2スロー
プ92を、収納位置ではフロア1前部と略同じ高さで水
平にする矯正機能を有している。
【0030】図中13はリヤバンパで、このリヤバンパ
13は、折り畳みスロープ9と重なる部分を構成してい
る中央のバンパ部材131と、その左右のバンパ部材
(図示省略)とに3分割されており、低床部11と略同
じ高さに設けられている。そして、左右のバンパ部材は
車体に固定されており、中央のバンパ部材131は、車
体に回動可能に支持されていると共に、バンパ用リンク
14を介して前記第1スロープ91に連結されている。
また、前記バンパ部材131の回動中心aは、傾斜床部
12の後端部よりも更に低い位置に設けられており、折
り畳みスロープ9を展開させる時、バンパ部材131が
フロア1後端部よりも低い位置まで移動するようになっ
ている。
【0031】図中15はドア用ストライカで、このドア
用ストライカ15は、前記第2スロープ92の表面の、
スロープ折り畳み状態でバックドア16のロックと係合
可能な位置に設けられている。
【0032】図中17はシート用ストライカで、このシ
ート用ストライカ17は、前記第2スロープ92の表面
の、3列目の折り畳みシート6,7のロック63,73
と係合可能な位置に設けられている。
【0033】また、第2スロープ92の左右両側部に
は、サイドプレート18が取り付けられており、このサ
イドプレート18には、低床部11に設けられているス
ロープ用ストライカ19と係合して折り畳みスロープ9
を折り畳み状態に固定するロック20と、このロック2
0のロック状態を解除するレバー21を備えたハンドル
22と、低床部11に設けられているガイドプレート2
3と係合して折り畳みスロープ9の収納軌跡をガイドす
るガイドピン24とが設けられている。なお、このサイ
ドプレート18は、スロープ折り畳み状態では、スロー
プ用リンク94の上方に配置される。また、この第2ス
ロープ92の先端部裏面には、スロープ展開状態で地面
に接する脚部材25が幅方向全長に亘って設けられてい
る。
【0034】更に、第1スロープ91とフロア1との間
にはトーションバー26ならびにガスステー27が設け
られており、これらによって、スロープ展開時ならびに
スロープ折り畳み時に必要な操作力が軽減されている。
【0035】このように、本実施の形態の折り畳みスロ
ープ9は、第1スロープ91の回動中心がリヤバンパ1
3の上面よりも低い位置に設けられているので、従来の
ようにリヤバンパ13が折り畳みスロープ9に固定され
ていたものと比べると、折り畳みスロープ9の傾斜角度
を小さくすることができる。更に、本実施の形態の折り
畳みスロープ9は、スロープ展開時の長さを、第1スロ
ープ91と第2スロープ92と第3スロープ93とを連
続させた長さにすることができるので、折り畳み状態で
のスロープ前後方向の寸法が大きくならないようにしな
がら、従来の2つ折のものよりも展開開態での折り畳み
スロープ9の長さを大きく確保し、折り畳みスロープ9
の傾斜角度を小さくすることができる。したがって、折
り畳みスロープ9に沿って車椅子28を昇降させるのが
非常に楽である。
【0036】以下、図3〜図8に基づいて、車室外に引
き出されている折り畳みスロープ9を車室内に収納する
時の動作について説明する。
【0037】まず、折り畳みスロープ9を収納するにあ
たり、第3スロープ93を第2スロープ92の表面に重
ねるようにして折り畳む。
【0038】次に、第2スロープ92を第1スロープ9
1の裏面に重ねるようにして折り畳むが、この時、第2
スロープ92を持ち上げると、その第2スロープ92
は、リンク機構によって移動方向が平行に規制されてい
るので、力の入れ具合に関係なく、必ず、展開状態での
角度をほぼ保ったまま車体前方に平行移動する。一方、
第1スロープ91は、基端部の回動中心bを支点にして
徐々に起き上がり、垂直に立ち上がった後は車体フロア
1側に倒れ込むようにして回動する。つまり、折り畳み
スロープ9は、第2スロープ92を持ち上げることによ
り第1スロープ91と第2スロープ92との間で確実に
折れ曲がり、その折れ曲がり部の角度が徐々に小さくな
っていって完全に折り畳まれた状態となる。
【0039】この後、バックドア16を閉じるが、この
時、バックドア16のロックと第2スロープ92のドア
用ストライカ15とが係合してバックドア16は閉位置
にロックされる。
【0040】このように、スロープ用リンク94と第1
スロープ91とフロア1の傾斜床部12ならびに第2ス
ロープ92の一部で、第2スロープ92を収納位置と引
き出し位置との間で略平行移動させるリンク機構を構成
したことによって、折り畳みスロープ9の折り畳み時の
動作が安定するので、力の入れ具合を加減することな
く、楽に折り畳みスロープ9を折り畳むことができるよ
うになり、スロープ折り畳み時の作業性が良好になる。
【0041】また、スロープ折り畳み状態では、第1ス
ロープ91が車体フロア1側に倒れ込んだ状態になって
いると共に、第2スロープ92も展開状態での角度をほ
ぼ保った状態になっているので、スロープ折り畳み状態
でもバックドア開口部10の開口面積を広く確保するこ
とができ、バックドア開口部10から荷物を積み降ろし
する時の作業性もよい。
【0042】また、車椅子28を車載しない場合には、
図9ならびに図11に示すように、2列目の折り畳みシ
ート4を展開して人を載せることができると共に、3列
目の折り畳みシート6,7を展開して人を載せることも
できる。3列目の折り畳みシート6,7は、展開時、第
2スロープ92に設けられているシート用ストライカ1
7とロック63,73が係合するので、展開した状態に
ロックされる。
【0043】つまり、スロープ折り畳み状態において第
2スロープ92の表面がフロア1前部と略同じ高さで水
平になるように構成されていて、しかも、その第2スロ
ープ92の表面にドア用ストライカ15とシート用スト
ライカ17が設けられているので、バックドア16なら
びに3列目の折り畳みシート6,7は、折り畳みスロー
プ9を装備していない車両用のバックドアならびに折り
畳みシートと共通のものを採用することができ、それに
より、コストの削減を図ることができる。
【0044】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、3つに折り畳み可能な折り畳みスロー
プを採用したが、折り畳みスロープは2つ折りのものを
採用してもよい。
【0045】
【発明の効果】 以上説明したように、請求項1記載の
発明にあっては、スロープ用リンクと第1スロープと車
体ならびに第2スロープの一部で、第2スロープを収納
位置と引き出し位置との間で略平行移動させるリンク機
構を構成したので、折り畳みスロープの折り畳み時の動
作が安定してスロープ折り畳み時の作業性が良好にな
り、また、スロープ折り畳み状態でもバックドア開口部
の開口面積を広く確保することができるようになって、
バックドア開口部から荷物を積み降ろしする際に、車室
内に収納されている折り畳みスロープが邪魔にならない
という効果が得られる。
【0046】請求項2記載の発明にあっては、折り畳み
スロープの折り畳み時に、第2スロープが水平に配置さ
れるようにリンク機構を構成したため、スロープ折り畳
み状態で第2スロープの上にも荷物を積載することがで
き、第2スロープをフロアの一部として利用することが
できるという効果が得られる。
【0047】請求項3記載の発明にあっては、スロープ
折り畳み状態において第2スロープの表面がフロア前部
と略同じ高さで水平になり第2スロープとフロア前部と
の間に段差がなくなり、装置の使い勝手がより向上する
という効果が得られる。
【0048】請求項4記載の発明にあっては、第2スロ
ープの先端部に第3スロープの基端部が回動可能に支持
されており、前記第3スロープと前記第2スロープを対
向させた状態で折り畳み可能であるので、折り畳みスロ
ープの収納面積が大きくならないようにしながら、折り
畳みスロープの傾斜角度を小さくして車椅子の昇降を楽
にすることができるという効果が得られる。
【0049】請求項5記載の発明にあっては、第2スロ
ープに、スロープ折り畳み状態でバックドアのロックと
係合可能なドア用ストライカが設けられているので、折
り畳みスロープを装備していない車両用のバックドアと
共通のバックドアを採用し、コストの削減を図ることが
できる。
【0050】請求項6記載の発明にあっては、車室後部
に折り畳みシートが設けられ、第2スロープに、折り畳
みシート展開状態で折り畳みシートのロックと係合可能
なシート用ストライカが設けられているので、折り畳み
スロープを装備していない車両に採用した折り畳みシー
トと共通の折り畳みシートを採用し、コストの削減を図
ることができる。
【0051】請求項7記載の発明にあっては、前記車体
のフロア後端部の後方位置に、車幅方向に分割可能なリ
ヤバンパが設けられており、このリヤバンパの少なくと
も折り畳みスロープと重なる部分を構成しているバンパ
部材が、車体に回動可能に支持されていると共にバンパ
用リンクを介して前記第1スロープと連結されており、
前記バンパ部材の回動中心が前記フロア後端部よりも低
い位置に設けられているので、展開状態での折り畳みス
ロープの傾斜角度を小さくして車椅子の昇降を楽にする
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の車両の車椅子用昇降装置の斜視
図である。
【図2】 実施の形態の車両の車椅子用昇降装置の側面
図である。
【図3】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、車椅子が車両に乗り込む途中の状態を示
している。
【図4】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、車椅子が車両に乗り込んだ状態を示して
いる。
【図5】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、スロープを折り畳む途中の状態を示して
いる。
【図6】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、スロープを折り畳む途中の状態を示して
いる。
【図7】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、スロープを折り畳む途中の状態を示して
いる。
【図8】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、スロープを折り畳んでバックドアを閉じ
た状態を示している。
【図9】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した車
両の側面図で、車椅子を車載せずに3列目の折り畳みシ
ートを使用した状態を示している。
【図10】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した
車両の平面図で、車椅子を車載した状態を示している。
【図11】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した
車両の平面図で、車椅子を車載せずに2,3列目の折り
畳みシートを使用した状態を示している。
【図12】 実施の形態の車椅子用昇降装置を装備した
車両の背面図で、車椅子を車載した状態を示している。
【図13】 従来の車椅子用昇降装置を装備した車両の
斜視図で、スロープを展開した状態を示している。
【図14】 従来の車椅子用昇降装置を装備した車両の
斜視図で、スロープを折り畳む途中の状態を示してい
る。
【図15】 従来の車椅子用昇降装置を装備した車両の
斜視図で、スロープを折り畳んだ状態を示している。
【符号の説明】
1 フロア 11 低床部 12 傾斜床部 2 助手席 3 2列目シート 4 2列目の折り畳みシート 5 車体の側壁 6,7 3列目の折り畳みシート 63,73 ロック 8 リヤタイヤ 9 折り畳みスロープ 91 第1スロープ 92 第2スロープ 93 第3スロープ 94 スロープ用リンク 10 バックドア開口部 13 リヤバンパ 131 バンパ部材 14 バンパ用リンク 15 ドア用ストライカ 16 バックドア 17 シート用ストライカ 19 スロープ用ストライカ 28 車椅子 a バンパ部材の回転中心 b 第1スロープの回転中心

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロア後端部近傍位置に基端部が
    回動可能に支持されている第1スロープと、その第1ス
    ロープの先端部に基端部が回動可能に支持されている第
    2スロープと、を備えた折り畳みスロープが設けられ、
    この折り畳みスロープが、折り畳み状態で車室内に収納
    可能であると共に、展開状態で車体のバックドア開口部
    を通して車室外に引き出してフロア後端部と車両後方の
    地面との間に斜めに架け渡し可能に構成されている車椅
    子用昇降装置において、 前記第2スロープに一端部が回動可能に支持されている
    と共に車体のフロア後端部近傍位置に他端部が回動可能
    に支持されているスロープ用リンクが前記第1スロープ
    と略平行に設けられ、このスロープ用リンクと前記第1
    スロープと車体ならびに第2スロープの一部でリンク機
    構が構成され、 前記リンク機構が、前記第2スロープを収納位置と引き
    出し位置との間で略平行移動させるように構成されてい
    ることを特徴とする車両の車椅子用昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構が、スロープ折り畳み状
    態では第2スロープを水平に配置させるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の車両の車椅子用
    昇降装置。
  3. 【請求項3】 車体のフロア後部に、フロア前部よりも
    低い低床部が設けられ、この低床部に前記折り畳みスロ
    ープが設けられ、前記リンク機構はスロープ折り畳み状
    態で第2スロープの表面をフロア前部と同じ高さに配置
    させるよう構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の車両の車椅子用昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記第2スロープの先端部に第3スロー
    プの基端部が回動可能に支持されており、前記第3スロ
    ープと前記第2スロープを対向させた状態で折り畳み可
    能であることを特徴とする請求項1ないし3記載の車両
    の車椅子用昇降装置。
  5. 【請求項5】 前記第2スロープに、スロープ折り畳み
    状態でバックドアのロックと係合可能なドア用ストライ
    カが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4
    記載の車両の車椅子用昇降装置。
  6. 【請求項6】 車室後部の右側部と左側部の少なくとも
    一方に、車体側壁に沿って折り畳み可能であると共に、
    スロープ折り畳み状態で折り畳みスロープの上に展開可
    能な折り畳みシートが設けられ、前記第2スロープに、
    折り畳みシート展開状態で折り畳みシートのロックと係
    合可能なシート用ストライカが設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし5記載の車両の車椅子用昇降装
    置。
  7. 【請求項7】 前記車体のフロア後端部の後方位置に、
    車幅方向に分割可能なリヤバンパが設けられており、こ
    のリヤバンパの少なくとも折り畳みスロープと重なる部
    分を構成しているバンパ部材が、車体に回動可能に支持
    されていると共にバンパ用リンクを介して前記第1スロ
    ープと連結されており、前記バンパ部材の回動中心が前
    記フロア後端部よりも低い位置に設けられていることを
    特徴とする請求項1ないし6記載の車両の車椅子用昇降
    装置。
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