JP3284825B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JP3284825B2 JP13629395A JP13629395A JP3284825B2 JP 3284825 B2 JP3284825 B2 JP 3284825B2 JP 13629395 A JP13629395 A JP 13629395A JP 13629395 A JP13629395 A JP 13629395A JP 3284825 B2 JP3284825 B2 JP 3284825B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等の乗員室と
荷室とを区画した自動車に関し、乗員室と荷室との間に
設けられた隔壁を開放可能に構成した自動車の車体構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラック等の貨物自動車では、
運転手等が乗る乗員室の後部側に荷物を載せる荷室が設
けられている。荷室は、上方空間を外部に開放したもの
と、上方空間を外部と仕切ったものがある。上方空間を
外部に開放したものは、いわゆる荷台として各種の貨物
の積載に利用され、上方空間を外部と仕切ったものは、
冷凍車等の貨物室として用いられている。図13は上方
空間を外部に開放した荷室、いわゆる荷台を備えた貨物
自動車を示したものである。この貨物自動車では、運転
手等が乗る乗員室100と荷物等を載せる荷台101と
の間は、乗員室100の後部壁面、いわゆるキャビンバ
ックパネルを構成する隔壁102によって分離されてい
る。この隔壁102は、乗員室の一部を構成するよう
に、通常、乗員室100のサイドボデイパネル、ルーフ
パネルなどと一体的に形成されている。このような荷台
101を備えた貨物自動車では、乗員室100からの後
方視界を確保するため、隔壁102の上部側には、通
常、ガラス製のバックウインド103が設けられてい
る。
【0003】ところで、荷台101を備えた貨物自動車
の中の一部の車種では、乗員室100の開放感の向上、
あるいは換気性能の向上のため、隔壁102に設けられ
たバックウインド103を開放可能にしたものがある。
図14に示した貨物自動車は、隔壁102の上部側に設
けられたバックウインド103を下部側にスライド可能
に構成したものである。この貨物自動車では、バックウ
インド103を隔壁102の下部側内に収納して、上部
の開口部分104を開放するようにしたものである。
【0004】一方、図15に示した貨物自動車は、隔壁
102の上部側に設けられたバックウインドを横方向に
4分割とし、両側に固定式のウインドガラス105,1
05を配置し、中央部のウインドガラス106,106
を引き戸式にして左右に開閉可能に構成したものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
貨物自動車等は、スライド式のものは開放部分にバック
ウインド103の一部が飛び出したり、引き戸式のもの
は開放感が劣るという欠点がある。
【0006】本発明は上記課題を解決し、後部視界を確
保することができるとともに、開放感の向上を図ること
ができる自動車の車体構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、乗員室と荷室との間に、隔壁を設けた自動車
の車体構造において、上記隔壁の少なくとも上部側隔壁
を該上部側隔壁の上端部を中心に荷台側に向けて回動可
能に構成するとともに上記乗員室のルーフ内のルーフパ
ネル下面に車体の前後方向に凹部を形成し、この凹部の
内側にガイドレールを設けるとともにこのガイドレール
にガイドされて凹部内を移動するガイド部材を上記上部
側隔壁の外面に設けたことにある。また、本発明は、
記上部側隔壁を開閉可能に支持するヒンジ部材を上記ル
ーフ内に車体の前後方向に移動可能に配設し、このヒン
ジ部材をルーフ部の前端と後端位置でロックするロック
機構をルーフ部に設け、上記ルーフ部の後端位置でヒン
ジ部材をロックして、上部側隔壁を開放位置で固定する
とともに、上記ルーフ部の前端位置でヒンジ部材をロッ
クして上部側隔壁をルーフ内に収納し、かつヒンジ部材
を上記ルーフ部の後端位置に移動させて上記上部側隔壁
を乗員室と荷室間を仕切る位置に位置させてなることに
ある。さらに、本発明は、上記ヒンジ部材に係合するピ
ン部を上記ロック機構に形成し、該ピン部の先端に斜面
を形成したことにある。またさらに、本発明は、上記隔
壁を上下に分割し、下部側隔壁を下端部を中心に荷室側
に向けて開放可能に構成した自動車の車体構造におい
て、上記下部側隔壁の乗員室側の隔壁面に、シートクッ
ションの下面を固定して乗員室の座席の後部側に折り畳
み式シートを収納し、この下部側隔壁の両側部に回転軸
を設けるとともに、下部側隔壁の開放時に、該回転軸を
中心に下部側隔壁を荷室側に回動して上記折り畳み式シ
ートを荷室側に展開し、該折り畳み式シートの展開位置
で荷室側に設けられたロック機構によって上記下部側隔
壁を固定するとともに、上記折り畳み式シートのシート
バックを起こして後部座席として利用可能にしたことに
ある。
【0008】
【作用】隔壁を上部側と下部側に分割して開放する場
合、上部側隔壁は上端を中心に回動する。同様に下部側
隔壁は下端を中心に回動する。そして、上端を中心に回
動した上部側隔壁はそのまま固定して屋根代わりに利用
するか、乗員室のルーフ内に収納する方法がある。一
方、荷室を後部席として利用する場合は、乗員室の座席
の後部側と隔壁との間に格納されていた折り畳み式シー
トを隔壁とともに荷室側に展開する。この場合、下部側
隔壁が左右の観音開きの形式では、下部側隔壁を左右に
開くことにより、折り畳み式シートを引き出す。また、
隔壁が左右に分割されている形式では、隔壁を左右に開
くことにより、折り畳み式シートを引き出す。これによ
り、荷室側を後部座席として利用することができる。荷
室をそのまま荷室として、利用する場合には、乗員室の
後部側に折り畳み式シートを格納して、隔壁を閉じ、後
部側を荷室として利用する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は上方空間を外部に開放した荷
室、いわゆる荷台を備えた貨物自動車に適用した実施例
を示したもので、隔壁を上下に分割して、これら上部側
隔壁および下部側隔壁を荷室側に開放できるようにした
形式の自動車の車体構造を示す側面図である。図2は隔
壁を閉じた状態の貨物自動車を示す斜視図、図3は隔壁
を開放した状態の貨物自動車を示す斜視図である。
【0010】図1ないし図3において、1はトラック等
の貨物自動車で、この貨物自動車1は、乗員室2の後部
側に荷室としての荷台3が設けられている。乗員室2の
後部壁面を構成するキャビンバックパネル4には、開放
可能な隔壁5が設けられており、この隔壁5を必要に応
じて開放することにより、乗員室2または荷台3の拡大
を図れるようにしている。
【0011】上記隔壁5は車体後方、すなわち荷台3側
に向けて開放可能な上部側隔壁6と下部側隔壁7で構成
されており、上部側隔壁6にはガラス製のバックウイン
ド8を採用したものである。このバックウインド8は上
端部をキャビンバックパネル4に形成された開口部9の
上端部に一対のヒンジ10を介して回動可能に支持され
ている。このヒンジ10は、図4ないし図6に示すよう
に、ルーフ11内に車体の前後方向に沿って摺動可能に
設けられたヒンジ部材10aと、バックウインド8の上
端部にネジ12によって固定されたヒンジ部材10b
と、ヒンジ部材10a,10b相互間を回動可能に連結
したヒンジ軸10cとで構成されている。上記ヒンジ部
材10aはルーフ11を構成するルーフパネル13とル
ーフインナパネル14との間に摺動可能に配置されてお
り、ルーフガイドレール15に沿ってヒンジ部材10b
をルーフ11内に案内するものである。
【0012】ルーフインナパネル14の下面にはバック
ウインド8を開放位置で略水平状態にロックできるよう
にロック装置16が設けられている。このロック装置1
6は、ルーフインナパネル14に固定された固定部17
と、固定部17に対して回動可能に支持されるとともに
図示しないバネによって弾性的にルーフインナパネル1
4側に附勢された可動部18とで構成されており、可動
部18に設けられたピン部19をルーフインナパネル1
4に形成された孔20を通してルーフ11内に出没させ
るようにしている。このピン部19は上記ヒンジ部材1
0aに設けられた凹部21に係合してヒンジ部材10a
をその位置でロックするようにしたものである(図5参
照)。ロック装置16によって開放位置で固定されたバ
ックウインド8は可動部18を回動させてピン部19を
凹部21から解除した状態で、バックウインド8をルー
フ11内に押し込むことによって、ルーフ11内に格納
される(図6参照)。このとき、ヒンジ部材10bにネ
ジ12によって留められたガイド部材23がルーフガイ
ドレール15に沿って摺動し、バックウインド8をルー
フ11内に案内するものである。上記ルーフパネル13
の下面には図7および図8に示すように、ルーフガイド
レール15に対応する車体前後方向に沿って左右一対の
凹部13aが形成されており、この凹部13a内に沿っ
てガイド部材23が移動するものである。ガイド部材2
3は側面にガイド溝23aが形成されており、このガイ
ド溝23aがルーフガイドレール15に係合して摺動す
るものである。ガイド部材23はヒンジ部材10bと車
幅方向にずらして設けられており、ヒンジ部材10bは
上面がルーフパネル13下面にガイドされて摺動するも
のである。ルーフ11内に収納されたバックウインド8
は、ロック装置16と同様な構造のロック装置16′に
よってその位置を保持されるものである。
【0013】一方、下部側隔壁7は、シートクッション
パネルを兼ねるもので、図9に示すように、アウタパネ
ル24とインナパネル25で構成されている。この下部
側隔壁7は、キャビンバックパネル4に形成された開口
部9の両側部下端部に設けられた回転軸26を介して荷
台3側に倒れるように回動可能に軸支されている。この
下部側隔壁7は、インナパネル25の上端に設けられた
ストライカ27を上部側隔壁6の下部側に設けられたロ
ック装置28に係止されて固定されるものである。
【0014】下部側隔壁7のインナパネル25には、シ
ートクッション29およびシートバック30からなる折
り畳み式シート31がシートクッション29の裏面を介
して固定されている。この折り畳み式シート31はシー
トバック30を折り畳んだ状態で、乗員室2のフロント
シート32の後部側に収納されている。
【0015】この折り畳み式シート31は、図10に示
すように、下部側隔壁7を荷台3側に倒すことで、荷台
3上にリヤシートがセットされるものである。このと
き、インナパネル25に設けられたストライカ27を荷
台3上の荷室フロア33に設けられたロック装置34に
よってロックして折り畳み式シート31を固定する。
【0016】上記回転軸26の位置は荷室フロア33面
よりも所定高さH高く設定されており、シートクッショ
ン29を前上がりに構成している。35はアウタパネル
24とインナパネル25のフランジ部に装着されたウェ
ザーストリップである。
【0017】上記構成による自動車の車体構造による
と、荷台3を広く使う場合には、図9に示すように、上
部側隔壁6(バックウインド8)と下部側隔壁7を閉じ
て荷台3をそのまま使用する。このとき、荷台3よりも
長い、長尺のもの、例えば鋼材等を載せるときには、下
部側隔壁7を後方に倒して乗員室2の内部と荷台3とが
連続するようにして使用する。これによって、荷台3の
長さ方向の寸法Lを拡大することができるので、長尺物
の積載が可能になる。
【0018】次に、荷台3を乗員室として使用したいと
きには、図10に示すように、上部側隔壁6(バックウ
インド8)を荷台3側に回動して後部を開放し、下部側
隔壁7を後方に倒す。上部側隔壁6(バックウインド
8)は開放位置でロックして屋根の一部として使用して
も良く、ルーフ11内に収納して上部を開放しても良
い。一方、下部側隔壁7とともに荷台3上に倒された折
り畳み式シート31はストライカ27をロック装置34
によって固定し、シートバック30を起こしてリヤシー
トを構成する。これによって、フロントシート32の後
部側にリヤシートを設けることができる。この場合、リ
ヤシートの後方が荷台スペースMとなる。
【0019】図11および図12は、ロック装置16お
よびロック装置16′の他の実施例であり、図4と同一
部分は同符号を付して示してある。この場合、ロック装
置16およびロック装置16′はピン部19の先端を斜
面19aに形成したものである。これにより、ヒンジ部
材10aの移動に伴ってヒンジ部材10aに斜面19a
が当接してピン部19がバネ36に抗して徐々に押し込
まれヒンジ部材10aの凹部21に自然に係合する。そ
して、ピン部19を解除する場合は、可動部18を手で
引っ張ってピン部19を凹部21から解除して、ヒンジ
部材10aのを移動する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
の車体構造によれば、以下のような効果を奏する。
【0021】請求項1において、乗員室と荷室との間
に、隔壁を設けた自動車の車体構造において、上記隔壁
の少なくとも上部側隔壁を該上部側隔壁の上端部を中心
に荷台側に向けて回動可能に構成するとともに上記乗員
室のルーフ内のルーフパネル下面に車体の前後方向に凹
部を形成し、この凹部の内側にガイドレールを設けると
ともにこのガイドレールにガイドされて凹部内を移動す
るガイド部材を上記上部側隔壁の外面に設けたので、ガ
イドレールが設けられた部分のルーフパネルの剛性を向
上することができる。請求項2において、上記上部側隔
壁を開閉可能に支持するヒンジ部材を上記ルーフ内に車
体の前後方向に移動可能に配設し、このヒンジ部材をル
ーフ部の前端と後端位置でロックするロック機構をルー
フ部に設け、上記ルーフ部の後端位置でヒンジ部材をロ
ックして、上部側隔壁を開放位置で固定するとともに、
上記ルーフ部の前端位置でヒンジ部材をロックして上部
側隔壁をルーフ内に収納し、かつヒンジ部材を上記ルー
フ部の後端位置に移動させて上記上部側隔壁を乗員室と
荷室間を仕切る位置に位置させたので、必要に応じて隔
壁を開放状態に保持、またはルーフ内に収納することが
できる。請求項3において、上記ヒンジ部材に係合する
ピン部を上記ロック機構に形成し、該ピン部の先端に斜
面を形成したので、ヒンジ部材の移動に伴ってヒンジ部
材に斜面が当接してピン部がバネに抗して徐々に押し込
まれヒンジ部材の凹部に自然に係合する。請求項4にお
いて、上記隔壁を上下に分割し、下部側隔壁を下端部を
中心に荷室側に向けて開放可能に構成した自動車の車体
構造において、上記下部側隔壁の乗員室側の隔壁面に、
シートクッションの下面を固定して乗員室の座席の後部
側に折り畳み式シートを収納し、この下部側隔壁の両側
部に回転軸を設けるとともに、下部側隔壁の開放時に、
該回転軸を中心に下部側隔壁を荷室側に回動して上記折
り畳み式シートを荷室側に展開し、該折り畳み式シート
の展開位置で荷室側に設けられたロック機構によって上
記下部側隔壁を固定するとともに、上記折り畳み式シー
トのシートバックを起こして後部座席として利用可能に
したので、フロントシートの後部側にリヤシートを設け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の車体構造の一実施例を一
部を切り欠いて示す概念図である。
【図2】図1の自動車を後方から見た斜視図である。
【図3】図2の自動車の上部側隔壁および下部側隔壁を
開放した状態の車体構造を示す斜視図である。
【図4】バックウインドを開放する場合の動作を示す図
2のA−A線断面図である。
【図5】バックウインドを開放位置で屋根代わりに使用
する状態を示す断面図である。
【図6】バックウインドをルーフに収納した状態を示す
断面図である。
【図7】バックウインドのガイド部とルーフ内の凹部お
よびガイドレールとの関係を示す斜視図である。
【図8】図7の部分拡大図である。
【図9】折り畳み式シートの格納状態を示す図2のB−
B線断面図である。
【図10】折り畳み式シートの展開状態を示す断面図で
ある。
【図11】ロック装置の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図12】図11の部分拡大図である。
【図13】従来のトラック等の貨物自動車を示す斜視図
である。
【図14】従来のトラック等の後部隔壁を示す斜視図で
ある。
【図15】従来のトラック等の後部隔壁を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 貨物自動車 2 乗員室 3 荷台(荷室) 4 キャビンバックパネル 5 隔壁 6 上部側隔壁 7 下部側隔壁 8 バックウインド 9 開口部 10,50 ヒンジ 11 ルーフ 13 ルーフパネル 14 ルーフインナパネル 15 ルーフガイドレール 16,16′ ロック装置 19 ピン部 24 アウタパネル 25 インナパネル 26 回転軸 27 ストライカ 28 ロック装置 29 シートクッション 30 シートバック 31 折り畳み式シート 32 フロントシート 33 荷室フロア 34 ロック装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 昭宏 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (72)発明者 畔柳 清光 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (72)発明者 中川 一郎 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−92072(JP,U) 実開 昭62−12517(JP,U) 実開 昭64−16415(JP,U) 実開 昭62−22114(JP,U) 実開 平3−18263(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08 B60N 2/30 B62D 33/06 B60J 1/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員室と荷室との間に、隔壁を設けた自
    動車の車体構造において、上記隔壁の少なくとも上部側
    隔壁を該上部側隔壁の上端部を中心に荷台側に向けて回
    動可能に構成するとともに上記乗員室のルーフ内のルー
    フパネル下面に車体の前後方向に凹部を形成し、この凹
    部の内側にガイドレールを設けるとともにこのガイドレ
    ールにガイドされて凹部内を移動するガイド部材を上記
    上部側隔壁の外面に設けたことを特徴とする自動車の車
    体構造。
  2. 【請求項2】 上記上部側隔壁を開閉可能に支持するヒ
    ンジ部材を上記ルーフ内に車体の前後方向に移動可能に
    配設し、このヒンジ部材をルーフ部の前端と後端位置で
    ロックするロック機構をルーフ部に設け、上記ルーフ部
    の後端位置でヒンジ部材をロックして、上部側隔壁を開
    放位置で固定するとともに、上記ルーフ部の前端位置で
    ヒンジ部材をロックして上部側隔壁をルーフ内に収納
    し、かつヒンジ部材を上記ルーフ部の後端位置に移動さ
    せて上記上部側隔壁を乗員室と荷室間を仕切る位置に位
    置させてなる請求項1に記載の自動車の車体構造。
  3. 【請求項3】 上記ヒンジ部材に係合するピン部を上記
    ロック機構に形成し、該ピン部の先端に斜面を形成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動車の車体構造。
  4. 【請求項4】 上記隔壁を上下に分割し、下部側隔壁を
    下端部を中心に荷室側に向けて開放可能に構成した自動
    車の車体構造において、上記下部側隔壁の乗員室側の隔
    壁面に、シートクッションの下面を固定して乗員室の座
    席の後部側に折り畳み式シートを収納し、この下部側隔
    壁の両側部に回転軸を設けるとともに、下部側隔壁の開
    放時に、該回転軸を中心に下部側隔壁を荷室側に回動し
    て上記折り畳み式シートを荷室側に展開し、該折り畳み
    式シートの展開位置で荷室側に設けられたロック機構に
    よって上記下部側隔壁を固定するとともに、上記折り畳
    み式シートのシートバックを起こして後部座席として利
    用可能にしたことを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか1項に記載の自動車の車体構造。
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