JPH1081201A - 機関始動制御装置 - Google Patents

機関始動制御装置

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JPH1081201A
JPH1081201A JP24038696A JP24038696A JPH1081201A JP H1081201 A JPH1081201 A JP H1081201A JP 24038696 A JP24038696 A JP 24038696A JP 24038696 A JP24038696 A JP 24038696A JP H1081201 A JPH1081201 A JP H1081201A
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JP
Japan
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key
code
engine
vehicle
unique code
Prior art date
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Application number
JP24038696A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Hayashi
和彦 林
Naoki Toyofuku
直樹 豊福
Takayoshi Masutani
孝好 増谷
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH1081201A publication Critical patent/JPH1081201A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/24Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難防止等の安全性を確保しつつ、正規の車
両用キーによるエンジン等の機関始動に加え、遠隔地か
らエンジン等の機関を始動させる。 【解決手段】 リモートスイッチ52でエンジン40の
始動を指示すると、リモートエンジンスタート装置54
は受信器66で受信し、キースイッチ28とイグニッシ
ョンスイッチ30のオン信号を出力する。イモビライザ
ECU12は、問合信号(TXCT)を出力し、リモー
トエンジンスタート装置54は増幅回路70を介して返
信信号(RXCK)、及びトランスポンダに記録された
キーコード(CODE)を出力する。イモビライザEC
U12は、EEPROM20に記憶された正規コード内
にキーコードが含まれているとき、機関始動を許可す
る。従って、イグニッションキーが未挿入でも、安全性
を確保しつつエンジンを始動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機関始動制御装置
にかかり、特に、エンジン等の機関を始動させる機関始
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両では、開閉可能なドアに
車両用キーによって解除可能なロック装置が備えられて
いる。また、車両の機関としてのエンジンの始動は、正
規のイグニッションキーによってのみ可能としている。
このような車両に対して、類似キーでエンジンを始動さ
せたときの盗難を防止するために、イグニッションキー
がキーシリンダに装填されたことと連動して、正規のイ
グニションキーが使用されないときにエンジンの始動を
禁止する車両用盗難防止装置が知られている(自動車技
術事例集/発行番号95603:日本自動車工業会知的
財産部会1995.12.1発行)。
【0003】ところで、近年、イグニッションキーを用
いることなく、車両の外からワイヤレスでエンジンを始
動させることが可能なワイヤレス始動装置が実用化され
ている。ところが、このワイヤレス始動装置によって車
両の外からワイヤレスでエンジンを始動させてエンジン
が動作中のとき、変速装置が走行可能なレンジやニュー
トラルレンジである場合には、車両が移動することがあ
る。
【0004】このような問題を解消するため、イグニッ
ションキーがキーシリンダに装填されずにワイヤレスで
エンジンを始動させた場合に車両の移動等によってエン
ジンを停止させるエンジン制御装置が提案されている
(実開平6−71325号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記正
規のイグニションキーが使用されずにエンジンが始動さ
れたときにその始動を禁止する車両用盗難防止装置を備
えた車両について、上記ワイヤレス始動装置を装備させ
て、車両の外からワイヤレスでエンジンを始動させよう
とすると、正規のイグニションキーが使用されていない
ので、エンジンの始動が禁止され、車両の外からワイヤ
レスでエンジンを始動させることができない、という問
題がある。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、盗難防止
等の安全性を確保しつつ、正規の車両用キーによるエン
ジン等の機関始動に加え、遠隔地からエンジン等の機関
を始動させることが可能な機関始動制御装置を得ること
が目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の機関始動制御装置は、車両に
属する正規の車両用キーであることを表す固有コードを
予め記録したキー手段から出力された該固有コードを入
力するための固有コード入力手段と、遠隔地から前記車
両の機関の始動が指示されたときに前記正規の車両用キ
ーに記録されるべき固有コードに相当するキーコードを
固有コードとして入力すると共に、該指示された機関の
始動を要求する要求信号を入力するための信号入力手段
と、前記車両に属する正規の車両用キー及び正規の車両
用キーに相当するキーであることを表す正規コードを複
数記憶するコード記憶手段と、前記信号入力手段及び固
有コード入力手段の何れか一方から入力された固有コー
ドが前記コード記憶手段に記憶された正規コードに含ま
れているか否かを判断し、判断結果に基づいて、前記機
関の始動の許可・不許可を制御する機関始動許可手段
と、を備えている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の機関始動制御装置において、前記信号入力手段は、遠
隔地から車両の機関の始動を指示するための遠隔操作手
段と、前記車両に搭載されかつ該車両に属する正規の車
両用キーに記録されるべき固有コードに相当するキーコ
ードを固有コードとして出力すると共に、前記遠隔操作
手段によって指示された機関の始動を要求する要求信号
を出力する機関始動要求手段とからなることを特徴とす
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の機関始動制御装置において、前記信号入力手
段は、前記車両に搭載されかつ該車両に属する正規の車
両用キーに記録されるべき固有コードに相当するキーコ
ードを記憶するキーコード記憶手段を備え、前記キーコ
ード記憶手段に記憶されたキーコードを出力することを
特徴とする。
【0010】請求項1の発明では、固有コード入力手段
によって、車両に属する正規の車両用キーであることを
表す固有コードを予め記録した車両用キー等のキー手段
から出力された固有コードが入力される。この車両に対
して遠隔地から車両の機関の始動が指示されたときに、
信号入力手段には、キーコードが固有コードとして入力
される。このキーコードは、正規の車両用キーに記録さ
れるべき固有コードに相当する。また、信号入力手段に
は、遠隔地から指示された機関の始動を要求する要求信
号が入力される。車両に対して遠隔地から車両の機関の
始動を指示するための装置としては、リモートエンジン
スタータ等のワイヤレス始動装置がある。従って、例え
ばワイヤレス始動装置により遠隔地から車両の機関の始
動が指示されたときには、信号入力手段に、正規の車両
用キーに記録された固有コードに相当するキーコードが
入力される。これら信号入力手段及び固有コード入力手
段の何れか一方から入力された固有コードがコード記憶
手段に記憶された正規コードに含まれているときには、
正規の車両用キーによる機関の始動要求または遠隔地か
ら車両の機関の始動の要求である。機関始動許可手段
は、入力された固有コードが正規コードに含まれている
か否かを判断し、判断結果に基づいて、固有コードが正
規コードに含まれているときには正規のコードであるた
め機関の始動を許可する。一方、固有コードが正規コー
ドに含まれないときには機関始動許可手段が機関の始動
を不許可とする。このように、遠隔地から車両の機関の
始動が指示されたときに正規の車両用キーに記録される
べき固有コードに相当するキーコードが正規コードに含
まれているときに、機関始動許可手段が機関の始動を許
可できるため、盗難防止等の安全性を確保しつつ、遠隔
地からエンジン等の機関を始動させるワイヤレス始動装
置等の機関始動要求手段を備えることを可能とする機関
始動制御装置を提供することができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、ワイヤレスリ
モコン等の遠隔操作手段によって、遠隔地から車両の機
関の始動が指示される。この遠隔操作手段による指示に
より、機関始動要求手段が作用する。この機関始動要求
手段は車両に搭載されかつ該車両に属する正規の車両用
キーに記録されるべき固有コードに相当するキーコード
を固有コードとして入力させる。これと共に、機関始動
要求手段は、遠隔操作手段により指示された機関の始動
を要求する要求信号を入力させる。従って、遠隔地から
は車両の機関の始動を指示するのみでよく、遠隔操作手
段を簡単かつ容易に構成できる。このため、盗難防止等
の安全性を確保しつつ、簡単かつ容易に構成で遠隔地か
ら機関の始動を指示できる。
【0012】また、前記信号入力手段は、請求項3にも
記載したように、前記車両に搭載されかつ該車両に属す
る正規の車両用キーに記録されるべき固有コードに相当
するキーコードを記憶するキーコード記憶手段を備え、
前記キーコード記憶手段に記憶されたキーコードを出力
することができる。このようにキーコードを記憶するこ
とによって、車両に属する正規の車両用キーに記録され
るべき固有コードに相当するキーコードを出力すること
が容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は正規
のイグニションキーが使用されないときにエンジン等の
機関始動を禁止するイモビライザ(Imobilizer)電子制
御装置(以下、イモビライザECUという)を備えた車
両用盗難防止装置に本発明の機関始動制御装置を適用し
たものである。
【0014】図1に示すように、本実施の形態の車両用
盗難防止装置10は、機関始動許可手段としてのイモビ
ライザECU12を備えている。なお、本実施の形態で
は、このイモビライザECU12は、エンジン40を駆
動するための信号を出力する電子制御式燃料噴射装置
(所謂EFi)のECUを兼ねている。
【0015】イモビライザECU12は、キー手段とし
てのイグニッションキーがキーシリンダに装填されたこ
とと連動して正規のイグニションキーが使用されないと
きにエンジンの始動を禁止(車両用盗難防止)するもの
であり、CPU14、RAM16、ROM18、入出力
ポート(I/O)22、からなるマイクロコンピュータ
で構成され、各々はコマンドやデータの授受が可能なよ
うにバス24によって接続されている。また、イモビラ
イザECU12は車両用キーの固有コード等の正規コー
ドを記憶(詳細は後述)するコード記憶手段としてのE
EPROM20を備えており、バス24に接続されてい
る。なお、ROM18には、イモビライザECU12に
おいて実行される後述する処理ルーチンが記憶されてい
る。
【0016】上記イモビライザECU12の入出力ポー
ト22には、イモビライザECU12の動作状態を表示
するためのLED等のステータスディスプレイ31が接
続されている。
【0017】また、イモビライザECU12の入出力ポ
ート22には、信号線80A,80B,80Cの各々の
一端が接続されており、信号線80A,80B,80C
の各々の他端は固有コード入力手段としての増幅回路
(Amp)24に接続されている。信号線80Aはイモ
ビライザECU12から増幅回路24に問合信号(TX
CT)を出力するための信号線であり、信号線80Bは
増幅回路24からの返信信号(RXCK)をイモビライ
ザECU12に入力させるための信号線であり、信号線
80Cは増幅回路24からの固有コード(CODE)を
入力させるための信号線である。
【0018】増幅回路24は、イグニッションキー32
に対する電波信号の授受のためにイモビライザECU1
2からの信号を増幅またはイグニッションキー32から
の信号を増幅するためのものであり、増幅回路24自体
の動作状態を禁止状態にするための禁止スイッチ26を
備えている。増幅回路24の禁止状態とは、実質的に増
幅回路24が動作しない状態をいい、増幅回路24への
電源供給を遮断すること等により行うことができる。こ
の禁止スイッチ26は制御端26Sを備えており、制御
端26Sに禁止信号Gが入力されることによって作動し
て増幅回路24自体の動作を禁止する。
【0019】また、増幅回路24には、イグニッション
キー32に対して信号を送受信するためのアンテナ22
が接続されている。これらの増幅回路24とアンテナ2
2とは固有コード入力手段を構成する。アンテナ22
は、イグニッションキー32を挿入するための図示しな
いキーシリンダに取り付けられている。図示しないキー
シリンダは、周知のようにイグニッションキー32の挿
入後には回転が可能であり、アクセサリ機器の電源をオ
ンオフするためのアクセサリスイッチ、点火プラグ等の
電源をオンオフするためのイグニッションスイッチ、ス
タータモータの電源をオンオフするためのスタータスイ
ッチ等の各種スイッチが内蔵されている。このイグニッ
ションスイッチ(IGSW)30は、一端30Aがイモ
ビライザECU12の入出力ポート22に接続されかつ
他端がバッテリー電源に接続されており、イグニッショ
ンスイッチ30がオンされると入出力ポート22にハイ
レベル信号が入力される。また、本実施の形態では、イ
グニッションキー32が挿入されたことを検出するキー
スイッチ(KSW)28が図示しないキーシリンダに取
り付けられている。このキースイッチ28は一端28A
がイモビライザECU12の入出力ポート22に接続さ
れかつ他端がバッテリー電源に接続されており、キース
イッチ28がオンすると入出力ポート22にハイレベル
信号が入力される。
【0020】ここで、車両に搭載されたエンジン40に
は、エンジン40を点火制御する点火制御装置44及び
エンジン40への燃料供給を制御する燃料噴射装置46
が接続されており、これらの点火制御装置44及び燃料
噴射装置46はイモビライザECU12の入出力ポート
22に接続されている。また、エンジン40には、エン
ジン40の回転数NEを検出する回転数検出装置48が
取り付けられており、回転数検出装置48はイモビライ
ザECU12の入出力ポート22に接続されている。さ
らに、エンジン40には、スタータモータ38が接続さ
れており、このスタータモータ38はリレー42を介し
てバッテリー電源に接続されている。このリレー42
は、スイッチ42A及びコイル42Bから構成され、ス
イッチ42Aの一端がバッテリー電源に接続され、他端
がスタータモータ38を介して設定されている。このス
イッチ42Aはコイル42Bの励磁によってオンオフさ
れるものであり、コイル42Bは一端が信号線86を介
してイモビライザECU12の入出力ポート22に接続
され、他端が接地されている。
【0021】本実施の形態のイグニッションキー32
は、図示を省略した車両の正規の車両用キーであること
を表す固有コードを記録したトランスポンダ36が内蔵
されている。このトランスポンダ36は、図示を省略し
た電源回路、固有コード記録部、読取部、及び送信部を
含んで構成されている。また、トランスポンダ36には
キーアンテナ34が接続されている。このトランスポン
ダ36は、外部から所定の電波を受信すると、この電波
をキーアンテナ34で受信し、電源回路に供給する。電
源回路は受信電波から電力を得て、内部回路に電力を供
給する。そして、固有コード記録部に記録された固有コ
ードを読み取り、読み取った固有コードを送信回路を介
してキーアンテナ34から送信する。
【0022】上記構成によるアンテナ22が接続された
増幅器24、イモビライザECU12、及び回転数検出
装置48によって、本実施の形態の車両用盗難防止装置
を構成している。
【0023】上記の車両用盗難防止装置は、信号入力手
段としてのハーネス50を備えている。このハーネス5
0は車両用盗難防止装置に機関始動要求手段としてのリ
モートエンジンスタート装置54を接続するための端子
群であり、複数の端子50A〜50Gを備えている。こ
のハーネス50の端子50Aは禁止スイッチ26の制御
端26Sに接続されている。また、端子50B,50
C,50Dの各々は、信号線80C,80B,80Aに
接続されている。端子50Eは信号線82を介してキー
スイッチ28の一端28Aに接続され、端子50Fは信
号線84を介してイグニッションスイッチ30の一端3
0Aに接続されている。さらに、端子50Gは信号線8
6に接続されている。
【0024】このハーネス50には、リモートエンジン
スタート装置54が接続される。リモートエンジンスタ
ート装置54は、イグニッションキーを用いることなく
遠隔地から遠隔操作手段としてのリモートスイッチ52
を用いて機関としてのエンジン40を始動するためのも
のであり、CPU56、RAM58、ROM60、入出
力ポート(I/O)62、からなるマイクロコンピュー
タで構成され、各々はコマンドやデータの授受が可能な
ようにバス64によって接続されている。なお、ROM
60には、リモートスイッチ52からの機関始動指示信
号の受信により実行される、後述する処理ルーチンが記
憶されている。また、リモートスイッチ52は、指示ス
イッチ52A及び図示しない送信回路等を備えており、
指示スイッチ52Aを押圧することによって、リモート
スイッチ52からエンジン40を始動するための指示信
号が送信される。
【0025】このリモートエンジンスタート装置54
は、上記説明したイグニッションキー32に内蔵された
トランスポンダ36と同様の構成のキーコード記憶手段
としてのリモートトランスポンダ72を備えている。こ
のリモートトランスポンダ72には、イグニッションキ
ー32に記録された固有コードに相当するキーコードが
予め記録されている。リモートトランスポンダ72は、
上記で説明した増幅回路24と同様の構成の増幅回路7
0に接続されている。この増幅回路70は、装置内部の
入出力側が入出力ポート62に接続されており、装置外
部への3つの入出力側がハーネス50の端子50B、5
0C、50Dに接続される。
【0026】また、リモートエンジンスタート装置54
の入出力ポート62には、機関始動指示信号を遠隔地か
ら送信するリモートスイッチ52からの信号を受信する
ための受信器66が接続されている。また、この入出力
ポート22には、ドライバ68を介して、ハーネス50
の端子50Aが接続される。さらに入出力ポート22に
は、ドライバ74、76、78を介して、ハーネス50
の端子50E、50F、50Gが接続される。
【0027】ここで、上記イモビライザECU12のE
EPROM20は、電気的に書き込み及び消去が可能な
ROMであり、車両用キーの固有コード等の正規コード
が記憶または更新される。このEEPROM20には、
図2に示すように、3コの固有コードが記憶できるよう
に容量が確保されている。番号1の固有コードCODE
_Aは、マスターキーであるイグニッションキー32に
記録された固有コードを格納するためのものであり、製
造時等に予め記録されている。なお、この固有コードC
ODE_Aは、初期登録処理により記録するようにして
もよい。番号2の固有コードCODE_B、及び番号3
の固有コードCODE_Cは、ユーザによってサブキー
や後述するリモートエンジンスタート装置54のキーコ
ードを追加登録を可能とするために、予備のコードの記
憶用として用意されたものである。なお、本実施の形態
では、EEPROM20に正規コードとして3つのコー
ドを記憶可能としているが、2つまたは4つ以上のコー
ドを記憶するようにしてもよい。
【0028】次に、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、イモビライザECU12において実行されるEEP
ROM20への固有コードの登録処理を説明する。本実
施の形態では、マスターキーであるイグニッションキー
32を用いて行う登録処理を説明する。
【0029】イモビライザECU12に電源が供給され
たときに、図3の処理ルーチンが実行され、ステップ1
00へ進む。ステップ100では、回転数検出装置48
によって検出されたエンジン40の回転数NEを読み取
って、次のステップ102でNE<500(rpm)か
否かを判断する。NE<500であるときは車両は停止
状態であると判定してステップ102で肯定判断されて
ステップ104へ進む。一方、NE≧500であるとき
は車両は停止状態でないと判定してステップ102で否
定判断されてステップ116において終了処理がなされ
て本ルーチンを終了する。この終了処理はイモビライザ
ECU12の動作状態が登録処理完了であることをステ
ータスディスプレイ31の点滅表示させること等によっ
て行うことができる。なお、上記のステップ102の判
断はブレーキスイッチを検出して車両の停止状態を判断
するようにしてもよい。
【0030】ステップ104では、キースイッチ(KS
W)28からの信号レベルを読み取り、次のステップ1
06においてキースイッチ28がハイレベル信号を出力
したか否かを判断することにより、図示しないキーシリ
ンダに車両用キーが挿入されているか否かを判断する。
キーシリンダに車両用キーが挿入されていないときは、
以下の登録処理を実行できないので、ステップ116で
終了処理をした後に本ッルーチンを終了する。一方、キ
ーシリンダに車両用キーが挿入されているときはステッ
プ106で肯定判断され、次のステップ108へ進む。
【0031】次のステップ108では登録動作がなされ
たか否かを判断する。この登録動作は、固有コードの登
録処理への移行をユーザが指示するためのものであり、
例えばブレーキペダルの踏み込み・離脱を所定回数繰り
返す状態を採用できる。なお、このステップ108にお
ける登録動作がなされたか否かの判断時には、ステータ
スディスプレイ31の点灯表示させること等によってイ
モビライザECU12の動作状態が登録処理へ移行する
ことをユーザに認知させることが好ましい。ユーザによ
り登録動作がなされずにステップ108で否定判断され
たときにはステップ116で終了処理がなされて本ルー
チンを終了する。一方、登録動作がなされたときにはス
テップ108で肯定判断されてステップ110へ進む。
【0032】ステップ110では以下のようにしてコー
ド読取処理を行い、読み取ったコードを用いて次のステ
ップ112で挿入されたキーがマスターキーであること
を照合する照合処理がなされる。
【0033】コード読取処理は、まず、信号線80Aに
問合信号(TXCT)を出力して、増幅回路24に問合
信号が出力される。次に、増幅回路24から信号線80
Bに返信信号(RXCK)が出力され、イモビライザE
CU12に入力される。これと共に、増幅回路24から
は、信号線80Cにイグニッッションキー32に記録さ
れた固有コード(CODE)が出力される。これによ
り、イモビライザECU12にはイグニッッションキー
32に記録された固有コード(CODE)が入力され
る。ステップ110では、この入力された固有コード
(CODE)を読み取る処理である。
【0034】照合処理は、まず、イモビライザECU1
2のEEPROM20に記憶された正規コード(図2参
照)を読み取る。このEEPROM20には、番号1の
固有コードCODE_Aとして、マスターキーであるイ
グニッションキー32に記録された固有コードが格納さ
れている。従って、ステップ112では、EEPROM
20から読み取ったコードCODE_Aと、ステップ1
10で読み取った固有コード(CODE)とを比較し、
一致するか否かを判定することにより、照合し、一致す
るときに照合が正しくなされたものとして認証する。
【0035】次のステップ114ではステップ112の
照合結果に基づいて、すなわち認証されたか否かを判断
することによって、キーシリンダにマスターキーが挿入
されているか否かを判断する。ステップ112で認証さ
れなかったときはステップ114で否定判断され、ステ
ップ116で終了処理がなされた後に本ルーチンを終了
する。一方、ステップ112で認証されたときはステッ
プ118へ進む。
【0036】ステップ118では、登録処理中に他の機
関の始動を回避するため、機関始動を不許可、すなわ
ち、点火制御装置44及び燃料噴射装置46に対して始
動を禁止、または現状を維持することを表す信号を出力
する。次のステップ120では、マスターキーによる登
録処理へ移行し、追加登録する車両用キーに交換するこ
と、またはリモートエンジンスタート装置を登録するこ
とを促すため、ステータスディスプレイ31を所定時間
点滅表示させる。
【0037】次のステップ122では、上記ステップ1
10と同様に、コード読取処理を行う。このステップ1
22では、ステータスディスプレイ31が所定時間点滅
しているときに交換された車両用キー、または、リモー
トエンジンスタート装置のコードを読み取る。すなわ
ち、ステップ122のコード読取処理は、まず、信号線
80Aに問合信号(TXCT)を出力する。これによ
り、増幅回路24またはハーネス50を介してリモート
エンジンスタート装置の増幅回路70に問合信号が出力
される。次に、増幅回路24またはハーネス50を介し
てリモートエンジンスタート装置54の増幅回路70か
ら信号線80Bに返信信号(RXCK)が出力され、イ
モビライザECU12に入力される。これと共に、増幅
回路24またはハーネス50を介してリモートエンジン
スタート装置の増幅回路70からは、信号線80Cにイ
グニッッションキー32に記録された固有コード(CO
DE)または固有コードに相当するキーコード(COD
E)が出力される。なお、リモートエンジンスタート装
置54では後述する処理によってキーコードが固有コー
ドとして出力される。
【0038】次のステップ124では、信号線80Cを
介してコードが入力されたか否かを判断し、否定判断の
ときはステップ126において所定時間を経過したか否
かを判断し、所定時間内のときはステップ122へ戻る
と共に、所定時間を経過したときはステップ116で終
了処理をして本ルーチンを終了する。
【0039】一方、ステップ124で肯定判断されたと
きには、ステップ128において登録処理がなされる。
この登録処理は、イモビライザECU12のEEPRO
M20に予め用意された予備のコードの記憶用の領域で
かつ空き領域に、読み取ったコードを書き込む。このス
テップ128において、予備のコードの記憶用の領域に
全てコードが登録されており空き領域がないときは最終
コード(番号3のコード)を書き換える。次のステップ
130では、登録が完了したことを表示するため、ステ
ータスディスプレイ31を所定時間点灯させて、ステッ
プ104へ戻る。なお、このステップ130では、再
度、他の車両用キーを登録するときにはマスターキーの
挿入が必要であるため、マスターキーの再度挿入(キー
の交換)を促す表示を兼ねることが好ましい。
【0040】このようにして、EEPROM20にイグ
ニッションキー21の他のキーの固有コードまたはリモ
ートエンジンスタート装置54のキーコードを正規コー
ドとして記憶できる。
【0041】次に、リモートエンジンスタート装置54
の作動を説明する。リモートエンジンスタート装置54
は電源供給がなされると、図4の処理ルーチンが実行さ
れる。ユーザがリモートスイッチ52の指示スイッチ5
2Aを押圧することによって、リモートスイッチ52か
らエンジン40を始動するための指示信号が送信され
る。この信号を受信するまでステップ200で受信器6
6を読み取り、信号を受信しステップ202で肯定判断
されると、次のステップ204において禁止信号を出力
する。この禁止信号は、増幅回路24自体の動作を禁止
するための禁止信号Gであり、ドライバ68及びハーネ
ス50の端子50Aを介して禁止スイッチ26の制御端
26Sに出力される。この制御端26Sに禁止信号Gが
入力されることによって増幅回路24は動作が禁止され
る。従って、イモビライザECU12に対して信号授受
が可能な装置はリモートエンジンスタート装置54のみ
となる。
【0042】次のステップ206では、キースイッチ
(KSW)28がオンされたことに相当するKWEオン
信号を信号線82へ出力する。次のステップ208で
は、イモビライザECU12からの信号が受信されたか
否かを判断し、信号受信があるときは次のステップ20
8へ進む。このステップ208では信号線80Aからの
問合信号(TXCT)がハーネス50の端子50Dを介
して増幅回路70に入力されたか否かを判断することに
よってなされる。
【0043】次のステップ210では、キーコードを出
力する。すなわち、増幅回路70がイモビライザECU
12からの問合信号(TXCT)を受信すると、トラン
スポンダ72へ出力し、トランスポンダ72はキーコー
ド記録部に記録された固有コードに相当するキーコード
を読み取り、読み取った固有コードを増幅回路70へ送
信する。このトランスポンダ72は、イグニッションキ
ー32に内蔵されたトランスポンダ36と同様の構成の
ものであり、キーコード記録部を備えて、正規の車両用
キーであることを表す固有コードに相当するキーコード
が格納されている。従って、増幅回路70は、上記説明
した増幅回路24と同様に、増幅回路70から信号線8
0Bに返信信号(RXCK)が出力され、イモビライザ
ECU12に入力される。これと共に、増幅回路70か
らは、信号線80Cにトランスポンダ72に記録された
キーコード(CODE)が出力される。これにより、イ
モビライザECU12にはイグニッッションキー32に
記録された固有コードに相当するキーコード(COD
E)が入力されることになる。
【0044】次に、ステップ212において、イグニッ
ションキー32によるイグニッションスイッチ30をオ
ンしたことに相当するハイレベルのIGSWオン信号を
信号線84へ出力し、次のステップ214で要求信号と
してのスタータ始動信号を信号線86へ出力する。これ
によって、リレー42が作動、すなわちコイル42Bが
励磁されてスイッチ42Aが接続することで、バッテリ
ー電源からスタータモータ38への電力供給が開始され
る。これによってスタータモータ38が動作して、エン
ジン40が始動される。
【0045】なお、登録処理(図3)のときはステップ
212及びステップ214の信号出力がなされても、機
関始動が禁止されているので、機関始動がなされること
はない。
【0046】次に、EEPROM20への固有コードの
登録処理(図3)がなされた後のイモビライザECU1
2で実行される処理を説明する。
【0047】イモビライザECU12に電源が供給され
かつエンジン40の停止状態であるときに、図5の処理
ルーチンが実行され、ステップ300へ進む。ステップ
300では、信号線82からの信号を読み取ることによ
って、キースイッチ(KSW)28がオンされたまたは
キースイッチ28がオンされたことに相当するKWEオ
ン信号が出力されたか否かを判断し、肯定判断されると
ステップ302へ進む。ステップ302では、上記図3
のステップ122と同様にコード読取処理を実行する。
すなわち、まず、信号線80Aに問合信号(TXCT)
を出力し、増幅回路24またはリモートエンジンスター
ト装置の増幅回路70に問合信号を出力する。次に、増
幅回路24またはリモートエンジンスタート装置54の
増幅回路70から信号線80Bに返信信号(RXCK)
が出力され、イモビライザECU12に入力される。こ
れと共に、増幅回路24またはリモートエンジンスター
ト装置の増幅回路70から、信号線80Cにイグニッッ
ションキー32に記録された固有コードまたは固有コー
ドに相当するキーコードが入力される。
【0048】次のステップ304では、コードが入力さ
れたか否かを判断する。コード入力がないときは正規コ
ードが記録されていない車両用キーまたはリモートエン
ジンスタート装置による機関(エンジン)始動指示であ
ると判定し、ステップ304で否定判断され、次のステ
ップ314で機関始動不許可処理がなされ、本ルーチン
を終了する。このステップ314の処理は、点火制御装
置44及び燃料噴射装置46に対して始動を禁止、また
は現状から停止状態へ移行することを表す信号を出力す
る処理である。一方、ステップ302でコード入力があ
るときは、ステップ304で肯定判断され、ステップ3
06へ進む。
【0049】ステップ306では、EEPROM20に
記憶された正規コード(図2)を読み取り、次のステッ
プ308で入力コードと正規コードとを照合する。すな
わち、EEPROM20には、番号1の固有コードCO
DE_Aとして、イグニッションキー32に記録された
固有コード、そして予備としてサブキーの固有コードや
リモートエンジンスタート装置54に記録されたキーコ
ードが格納されている。従って、ステップ308では、
EEPROM20から読み取ったコードCODE_A〜
CODE_Cと、ステップ302で読み取った固有コー
ド(CODE)とを比較し、一致するコードが存在する
か否かを判定することにより、照合し、一致するコード
があるときに照合が正しくなされたものとして認証す
る。
【0050】次のステップ310ではステップ308の
照合結果に基づいて、すなわち認証されたか否かを判断
することによって、正規コードに入力されたコードが含
まれているか否かを判断する。ステップ308で認証さ
れなかったときはステップ310で否定判断され、ステ
ップ314で機関始動不許可処理がなされた後に本ルー
チンを終了する。一方、ステップ308で認証されたと
きはステップ312へ進み、機関始動許可処理がなさ
れ、本ルーチンを終了する。この機関始動許可処理は、
点火制御装置44及び燃料噴射装置46に対して始動を
要求、または始動を開始することを表す信号を出力する
処理である。
【0051】このように、本実施の形態では、リモート
スイッチによってエンジン始動を指示させるためのリモ
ートエンジンスタート装置54は、予めイグニッション
キーに記録されている固有コードに相当するキーコード
が記録されたトランスポンダを備えている。また、正規
のイグニションキーが使用されないときにエンジン等の
機関始動を禁止するイモビライザECU12は、複数の
固有コードを記憶可能なEEPROM20を備えてい
る。このEEPROM20には、登録処理によって、イ
グニッションキーの固有コードの記憶に加えて、リモー
トエンジンスタート装置54に記憶されたキーコード
を、正規の車両用キーの固有コードに相当する正規コー
ドとして登録することができる。従って、車両の盗難防
止等を目的として、正規コードの車両用キーによるエン
ジン始動要求についてのみエンジンを始動するように許
可するイモビライザECU12には、リモートエンジン
スタート装置54のキーコードが正規コードとして記憶
されているので、イグニッションキーや正規の車両用キ
ーがキーシリンダに挿入されていなくても、エンジン始
動を開始することができる。このため、遠隔地から機関
を始動させるためのリモートエンジンスタート装置54
を装備した車両であっても、盗難防止等の安全性を確保
することができる。
【0052】なお、上記実施の形態は、ハーネスによっ
てイモビライザECUにリモートエンジンスタート装置
を接続するようにしたが、製造時に直接接続してもよ
く、増幅回路24側に接続するようにしてもよい。
【0053】また、本実施の形態の車両用盗難防止装置
は、ハーネスによってイモビライザECUにリモートエ
ンジンスタート装置を接続することが可能であるため、
リモートエンジンスタート装置単品を製造後容易に搭載
することが可能となる。また、リモートエンジンスター
ト装置が未接続の場合であっても、イモビライザECU
は従来と同様の処理によって正規コードが記録された車
両用キーによる機関始動要求に対してのみ、機関始動を
行うことができるので、安全性を確保することができ
る。
【0054】さらに、リモートエンジンスタート装置に
備えられたリモートトランスポンダは、固有コードに相
当するキーコードを予め記録された例について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、書き換え
可能な磁気カード等の記憶媒体に記憶するようにしても
よい。また、正規コードとして登録されたマスターキー
やサブキーをリモートエンジンスタート装置用に用いる
ようにしてもよい。この場合、盗難等をさけるため、キ
ーシリンダに相当するキー格納部を設けることが好まし
い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、遠隔地から前記車両の機関の始動が指示
されたときに正規の車両用キーに記録されるべき固有コ
ードに相当するキーコードを固有コードとして予めコー
ド記憶手段に記憶されると共に、この固有コードが記憶
された正規コードに含まれているときに、機関始動許可
手段が機関の始動を許可できるため、盗難防止等の安全
性を確保しつつ、遠隔地からエンジン等の機関を始動さ
せることができる、という効果がある。
【0056】請求項2に記載した発明によれば、遠隔操
作手段による遠隔地からの機関の始動の指示により正規
の車両用キーに記録されるべき固有コードに相当するキ
ーコードを機関始動要求手段が出力するので、記憶され
た正規コードにそのキーコードに相当する固有コードが
含まれているとき、機関始動許可手段が機関の始動を許
可でき、盗難防止等の安全性を確保しつつ、機関を始動
させることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる車両用盗難防止装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】正規コードとして記憶される固有コードを示す
イメージ図である。
【図3】車両用盗難防止装置で参照する正規コードの登
録処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】リモートエンジンスタート装置の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図5】イモビライザECUの処理の流れを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 車両用盗難防止装置 12 イモビライザECU 20 EEPROM 24 増幅回路 50 ハーネス 54 リモートエンジンスタート装置 70 増幅回路 72 トランスポンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 345 F02D 45/00 345L F02N 15/00 F02N 15/00 D F02P 11/04 301 F02P 11/04 301C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に属する正規の車両用キーであるこ
    とを表す固有コードを予め記録したキー手段から出力さ
    れた該固有コードを入力するための固有コード入力手段
    と、 遠隔地から前記車両の機関の始動が指示されたときに前
    記正規の車両用キーに記録されるべき固有コードに相当
    するキーコードを固有コードとして入力すると共に、該
    指示された機関の始動を要求する要求信号を入力するた
    めの信号入力手段と、 前記車両に属する正規の車両用キー及び正規の車両用キ
    ーに相当するキーであることを表す正規コードを複数記
    憶するコード記憶手段と、 前記信号入力手段及び固有コード入力手段の何れか一方
    から入力された固有コードが前記コード記憶手段に記憶
    された正規コードに含まれているか否かを判断し、判断
    結果に基づいて、前記機関の始動の許可・不許可を制御
    する機関始動許可手段と、 を備えた機関始動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記信号入力手段は、遠隔地から車両の
    機関の始動を指示するための遠隔操作手段と、前記車両
    に搭載されかつ該車両に属する正規の車両用キーに記録
    されるべき固有コードに相当するキーコードを固有コー
    ドとして出力すると共に、前記遠隔操作手段によって指
    示された機関の始動を要求する機関始動要求手段とから
    なることを特徴とする請求項1に記載の機関始動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記信号入力手段は、前記車両に搭載さ
    れかつ該車両に属する正規の車両用キーに記録されるべ
    き固有コードに相当するキーコードを記憶するキーコー
    ド記憶手段を備え、前記キーコード記憶手段に記憶され
    たキーコードを出力することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の機関始動制御装置。
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